2020年03月01日公開
2020年03月01日更新
【ナルト】はたけサクモははたけカカシの父親!強さ・技や人物像は?
国民的大人気漫画『NARUTO-ナルト-』をご存知でしょうか?忍者の世界を描いた『NARUTO-ナルト-』は日本国内のみならず、世界中で”忍者ブーム”を巻き起こした大ヒット作品となっています。今回は『NARUTO-ナルト-』に登場するはたけカカシの父親であるはたけサクモについてご紹介します。はたけサクモは「木ノ葉の白い牙」と呼ばれる程の実力者ですが、ある悲しい出来事によって命を落としました。そんなはたけサクモの強さや技、穢土転生についてもご紹介します。
はたけサクモははたけカカシの父親
ナルトの作品情報
『NARUTO-ナルト-』の作品情報です。『NARUTO-ナルト-』は岸本斉史先生によって1999年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されました。2014年の連載終了までに全700話が掲載され、全72巻の単行本が発売されています。
ナルトの概要
『NARUTO-ナルト-』の概要です。『NARUTO-ナルト-』は忍者の世界を描いた作品で、忍術や体術などを使って忍達が命懸けの戦いを繰り広げていく様を描いたアクション漫画です。『NARUTO-ナルト-』は「週刊少年ジャンプ」の看板作品である『ワンピース』と並んで世界的に愛される作品となりました。
2002年にはテレビアニメ化され、第一部である全85話終了後には第二部として続編も制作され、『NARUTO-ナルト-疾風伝』として長期に渡る放送で愛されています。アニメ放映も世界80ヵ国以上で行われており、単行本のシリーズ累計発行部数は2019年5月時点で2億5000万部を突破する世界的ヒット作品となっています。
ナルトのあらすじ
『NARUTO-ナルト-』のあらすじです。『NARUTO-ナルト-』は里一番の落ちこぼれであるうずまきナルトが火影を目指していくストーリーとなっています。うずまきナルトは忍を目指している少年ですが、アカデミー一番の落ちこぼれで問題児でした。しかしナルトはある重大な秘密を抱えていました。
ナルトの体内にはナルトの父親である4代目火影が自らの命と引き換えに、木ノ葉隠れの里を襲った最強の敵・九尾を封じ込めていました。ナルトはその事を知らないまま、下忍として奮闘していきます。立派な忍となって火影になる為にナルトは信頼できる仲間達と共に数々の敵と命懸けの戦いを繰り広げ、里の危機を救っていきます。
はたけサクモのプロフィール
はたけカカシの父親であるはたけサクモのプロフィールです。はたけサクモは9月3日生まれのO型です。身長は181㎝と大柄で、優しく仲間想いな性格をしていました。はたけサクモは「木ノ葉の白い牙」という異名を持っており、伝説の三忍すらも凌ぐ程の実力を有していたと言われています。
はたけサクモは第二次忍界大戦後で活躍後に、妻との間にカカシを授かりました。しかしはたけサクモの妻はカカシを産んで間も無く亡くなっています。その為、はたけサクモは男手一つでカカシを育て上げました。はたけサクモの指導の甲斐もあって、カカシは忍としての才能を発揮していきました。6歳で中忍試験に合格するという偉業も成し遂げました。しかし、カカシが7歳の時にはたけサクモは自殺しています。
穢土転生されなかったはたけサクモ
『NARUTO-ナルト-』には死者を蘇らす事ができる穢土転生という禁術が存在します。穢土転生では英雄として亡くなっていった歴代の火影などが蘇っていますが、はたけサクモは穢土転生されませんでした。名の知れている実力者を選んで蘇らせていた穢土転生ですが、名を馳せていた忍でも蘇る事がない忍は多い為、はたけサクモも選抜に漏れたと言われています。
そして憶測として、穢土転生の術者である薬師カブトが「木ノ葉の白い牙」の功績を知らず、カカシを侮っていたカブトがカカシの父親も同時に侮っていたのではないかと言われています。さらに、死後の世界でカカシと再会した事でサクモ自身が抱いていた現世への未練が消滅し、穢土転生が適用できなくなったのではないかとも言われていました。
はたけサクモの強さと技
部隊長を務める強さ
はたけサクモの強さについてご紹介します。はたけサクモは里随一の実力者で、任務で隊を率いる部隊長を務める事も多い上忍でした。その実力は計り知れず、第二次忍界大戦では数々の功績を挙げたのではないかと言われています。
その証拠にはたけサクモによって家族を殺され、恨みを抱いているキャラクターも登場し、特に砂隠れの里のサソリは両親をサクモに殺された事で、抜け忍となり三代目風影を傀儡人形にするなど様々な悲劇を起こしました。その遠因となるのが、サクモの行動である事から多くの忍に影響を与えた強さを有していると言われています。
二つ名から伺える強さ
はたけサクモの強さについては、はたけサクモの二つ名からも伺う事ができます。はたけサクモは白い光を放つチャクラを刀に宿す事で戦っていました。この姿からはたけサクモは「木ノ葉の白い牙」と呼ばれるようになりました。はたけサクモのように物にチャクラを宿す事で、その物自体の能力を向上する事ができると言われています。
はたけ一族はカカシの逸材ぶりを見る限り、かなりの強さを誇る一族であると言われています。その中でもはたけサクモは木ノ葉の英雄として名が知られている事から、群を抜いた強さを誇っていたと推測されていました。
カカシと同じ技は使えた?
はたけサクモはカカシの父親ですが、カカシと同じ技を使う事ができたのでしょうか?実はサクモの技は本編ではほとんど明かされていません。その為、カカシの代表技である「千鳥」のような技を使用したかは不明だと言われています。サクモの使用した技についてはファンの間で様々な憶測がなされていました。
親子であり、カカシを育てた人物である事からはたけサクモも風や雷などを用いた技を使用していた可能性は高いと言われています。そしてサクモはカカシのように写輪眼を移植してはいない為、カカシの様にコピー技は使用する事ができなかったと考えられています。
はたけサクモの人物像
仲間の命を大切にした忍者
はたけサクモは「木ノ葉の白い牙」として大活躍していた人物です。そしてとても穏やかで優しい性格をしていた事が分かっています。そんなはたけサクモは誰よりも「仲間の命を大切にする」忍であったと言われています。その教えはカカシにも受け継がれており、カカシが「仲間を助けるのが自分の流儀」と発言するシーンも描かれています。
究極の二択で判断を下せた部隊長
はたけサクモは部隊長として隊を率いて敵陣地に乗り込んだ際に、「仲間の命」と「任務遂行」の究極の選択を迫られました。誰よりも仲間を大切にしていたはたけサクモは忍の絶対である「任務遂行」を手放し、「仲間の命」を救う事を選びました。はたけサクモらしい選択でしたが、後にこの出来事が悲劇を呼ぶ事になりました。
前述した様に「任務遂行」は忍の世界では”絶対”です。それは命に換えても成し遂げなければならないとされていました。はたけサクモは「任務遂行」を中断した事で、仲間である忍や、里中の人間から誹謗・中傷されるようになりました。「木ノ葉の英雄」として里に尽力してきたはたけサクモに対して、執拗に行われた中傷行為はやがてサクモの精神を病ませ、後に自殺まで追い込みました。
はたけサクモに関する感想や評価
はたけサクモさん顔が良くて唸ってる そら息子が息子だし はたけ一族業が深い
— おく (@2964_KO) July 11, 2019
こちらははたけサクモの顔が好きだという方の投稿です。はたけサクモはカカシによく似た風貌をしており、銀髪に白い肌の優しげな人物として描かれています。はたけカカシは『NARUTO-ナルト-』の中でも人気のあるキャラクターである事から、よく似たサクモも人気が高くなっています。
そしてはたけサクモさんすごく優しそうないいおとーさんって感じだ。ミナトにちょい似てるかも。サクモのお話も読みてぇよな。
— いおりん (@melhime1202) February 8, 2020
こちらははたけサクモがいい父親に見えるという方の投稿です。はたけサクモは妻を若くして亡くし、残された幼いカカシを男手一つで立派な忍へと育て上げました。その姿はナルトの父親であるミナトに通づるものがあるようで、はたけサクモのエピソードが読みたいという方も多いようです。
今日ははたけサクモ(白い牙)誕生日
— 千騎 ナルトファン (@KAZUKInarutofan) September 3, 2017
任務より仲間の命を優先し仲間を助けた木の葉の英雄
おめでとうございます㊗️ pic.twitter.com/KC37HAN6et
こちらははたけサクモの誕生日である9月3日を祝っている方の投稿です。はたけサクモは誰よりも強く、優しい忍で優しさ故に仲間の命を優先して死んでいった英雄として語り継がれています。当初サクモの行動を中傷していた人々も、今ではサクモを英雄として崇め、語り継いでいるようです。
はたけサクモははたけカカシの父親まとめ
はたけカカシの父親であるはたけサクモに関するまとめいかがだったでしょうか?『NARUTO-ナルト-』の中でも人気のあるキャラクターであるはたけカカシですが、カカシの父親についてのエピソードが明かされた際には、境遇の過酷さに多くの反響が寄せられていました。
はたけサクモは伝説の三忍すらも凌ぐ程の強さを持っていながら、仲間の命を天秤にかけられた事で自分の名誉を捨ててしまう優しさを持った忍であると言われています。そんな「木ノ葉の英雄」であるはたけサクモも登場する『NARUTO-ナルト-』をまだご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?