ハンターハンター・ジャイロの正体とは?登場回から伏線を考察!

ハンターハンターで登場するジャイロについて、登場回から考察していきます。ジャイロは、ハンターハンターのキメラアント編で登場しましたが、謎が多い人物です。ジャイロの人物像や、正体はだれなのか、ハンターハンターのラスボスになるのかなどを紹介し、考察していきます。

ハンターハンター・ジャイロの正体とは?登場回から伏線を考察!のイメージ

目次

  1. ハンターハンターにおいてジャイロはどんな人物か
  2. ハンターハンターのジャイロの生い立ちについて
  3. ハンターハンターにおいてNGLとはなにか
  4. ハンターハンター・キメラアント編でおかれたジャイロに関する伏線とそれについての考察
  5. ハンターハンターにおいてジャイロの正体とは
  6. ハンターハンターでジャイロの今後についての考察
  7. ジャイロはハンターハンターのラスボスになりえるのか
  8. ハンターハンター・ジャイロについてのまとめ

ハンターハンターにおいてジャイロはどんな人物か

ジャイロは、ハンターハンターのキメラアント編で登場し、NGL(ネオグリーンライフ自治国)の創立者、そして、影の王として知られることになります。作中でゴン達と出会うことはなく、キメラアントにより殺されてしまいます。

そして、ゴン達がNGLへ行くための割符をめぐって決闘をしている中、キメラアントに転生したジャイロは誰の命令を受けることもなく、ゴン達のいる街にいました。キメラアントとなったジャイロの姿は描かれましたが、フードを被っており、顔の特徴などは描かれていませんでした。

ハンターハンターのジャイロの生い立ちについて

ジャイロはハンターハンターのコミック20巻で登場し、物語の一部で彼の幼少の頃の様子が描かれています。ジャイロはある飯場(はんば)で生まれ、12歳になるまで父子家庭で育ってきました。父親に様々なことを教え込まれましたが、言葉よりもレンガ積みのような労働に必要なことを先に叩き込まれ、小さい頃から無賃労働を強いられてきました。

父親はジャイロにひどい虐待をしていましたが、その頃のジャイロにとっては、父親がすべてで、神のように慕っていました。その理由としては、5歳のときに高熱でうなされていたところを徹夜で看病してくれたことと、今まで家から出て行けと言われたことがなかったことがあります。そして、無口な父親が唯一ジャイロに言った言葉を、ジャイロは宝物のように大切に守りました。

しかし、ジャイロが12歳になったとき、年上の青年が、父親がジャイロにどう思っているのかを話してしまい、それを知ってしまったジャイロは、父親を殺してしまいます。その9年後にNGLを設立し、さらにその9年後には、国家となり、ジャイロはNGLの王となりました。

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ハンターハンターにおいてNGLとはなにか

先にも記述しましたが、ジャイロは21歳でNGLを設立し、その9年後には一つの国となりました。ジャイロはNGLの王となり、国の名の通り、機械を頼ることなく、自然の中で自給自足の生活を送るということを目的としている。しかし裏では、ジャイロの陰謀により、麻薬「D2(ディーディー)」の製造と密売がおこなわれています。

国の地下に工場をつくり、麻薬の原料となるビラ畑が国内で育てられています。しかし、麻薬については一般の構成員には知られされておらず、上層部のみがその情報を持っています。一般の構成員は純粋な自然との共存のために生活を送っています。

ハンターハンター・キメラアント編後のNGL

NGL自治国はキメラアントに襲われ、壊滅状態になります。そして、国際保安維持機構の暫定統治を受けることになったので、廃国となってしまいます。その後、NGLの地域はハンター協会により管理されるようになりました。

ハンターハンター・キメラアント編でおかれたジャイロに関する伏線とそれについての考察

ハンターハンターのキメラアント編ではジャイロに関する伏線がいくつかおかれており、いずれも今後のハンターハンターの物語に関係する可能性のあるものです。

ジャイロはゴンと出会うのか

1つ目の伏線は、ハンターハンター・キメラアント編の序盤で、ゴンとキルア、ナックルとシュートが割符をめぐって決闘をしているとき、キメラアントに転生したジャイロはゴン達と同じ街にいました。この時点で、ゴン達とジャイロが直接出会う可能性があると考察できます。しかし、次の話でジャイロはその街から去っていきます。

その中で「結局 ジャイロはゴンと出会うことなくこの街を去りどこかへ消えた」「それが互いにとって幸運だったのか否かは2人が出会うまでわからない」(コミックス20巻)とあります。このことから、将来ゴンとジャイロは出会う可能性があるようにうかがえます。

流星街に向かうウェルフィン達

ハンターハンターのキメラアント編終盤で、ウェルフィンはビゼフとヒナと共に流星街へジャイロを探しに向かいます。これが2つ目の伏線となります。ハンターハンターの物語では、確かな根拠を挙げないまま3人は流星街に向かいますが、なぜ流星街にジャイロがいると思ったのでしょうか。

まず、ハンターハンターの物語中にある流星街には、廃棄物の処理場となっている地域に多数の人が暮らしています。その街は、幻影旅団の故郷とされており、ハンターハンター・キメラアント編で幻影旅団はキメラアントを退治します。ジャイロはそういった目的を達成しやすい地域で再びNGLのような組織を設立させるか、幻影旅団との接触を試みようとするために流星街に向かったと考察することができます。

ジャイロという名前の由来

ジャイロという名前にも伏線のようなものがあり、これまでに登場したハンターハンターのキャラクターの名前で、ナックル、シュート、パームといった野球の変化球にちなんだ分類の中に、ジャイロも含まれます。

他にも、ハンターハンターのキャラクターの名前には、様々なものにちなんだ名前の者が多くいます。ジャイロボールは魔球とも呼ばれ、この名前が今後のハンターハンターの物語に大きく影響を与えるような伏線としておかれている可能性があります。

9という数字について

ハンターハンター・キメラアント編の序盤のジャイロの生い立ちを確認すると、ジャイロが12歳の頃に父親を殺して飯場を後にしてから、9年後にNGLを設立し、さらにその9年後には国となりました。このように9という数字にも伏線があると考えられ、NGLが国となってからさらに9年後に、ジャイロが何か動きを見せる可能性があります。「999」はエンジェルナンバーと呼ばれ、その意味は「使命に取り掛かりましょう」です。

これは、ライトワーカーと呼ばれる地球のヒールに携わる者たちへのメッセージですが、エンジェルナンバーの意味がハンターハンターの中に取り込まれているとしたら、ジャイロは自身の使命である悪意をばらまくことを、再び本格的に取り掛かることを意味するということになります。

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ハンターハンターにおいてジャイロの正体とは

ジャイロはハンターハンター・キメラアント編の序盤で少しだけ姿を見せることはありましたが、フード付きの防寒着を身に着けているため、顔などの特徴はわかりません。また、その後の話では姿を見せることはなく、ハンターハンター・キメラアント編の後では話題として挙がることも今のところはありません。ジャイロの正体の説明の一つに、メレオロン説が挙げられます。

メレオロンがジャイロの正体であると説明する根拠は、外見的な様子が似ている事とメレオロンもフード付きの上着を着ている事があります。しかし、これはあくまで仮設であり、メレオロンの本名はジェイルであるので、この説は正しいとは言えません。この他にも様々な理由から、ジャイロの正体が色々な人物に特定されますが、結局のところ、ハンターハンターの物語の中では、ジャイロの正体は未だわかっていません。

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ハンターハンターでジャイロの今後についての考察

ジャイロの目的は、世界に悪意をばらまくことです。その目的のために、まずNGLを設立し、裏で影の王として麻薬の製造を行わせていました。しかし、キメラアントの襲撃によりそれは破綻し、ジャイロはキメラアントに殺されてしまいます。

その後キメラアントに転生したジャイロは、女王蟻の命令を聞くことなく、自らの意思で一人どこかへと行ってしまい、ハンターハンターの物語の中で行方を知ることはできません。その後ジャイロはどこで何をしているのでしょうか。他のハンターハンターのキャラクターからの発言などから誰かと接触する可能性を考察していきます。

パリストンと手を組む可能性

ハンターハンター・暗黒大陸編の序盤で、ネテロ会長の後継者を決めるための選挙でパリストンが初登場します。パリストンはキメラアントの騒動が終わる頃、キメラアントの繭を5000個回収していました。その繭を利用して、世界中にキメラアントをばらまこうと企んででいます。

これは、ジャイロが世界中に悪意をばらまくという思惑と似たものがあるので、ジャイロとパリストンが接触し、手を組むようになる可能性が考えることができます。

幻影旅団の1人になる可能性

ハンターハンター・暗黒大陸編で、ヒソカとクロロが対決します。結果はクロロが勝ちましたが、ヒソカはその後すぐに幻影旅団へ復讐を開始します。コルトピとシャルナーク殺した後、残り10人とヒソカは呟きます。しかし、今まで出てきた幻影旅団のメンバーと、残り人数を確認してみると、残り人数は9人で1人足りません。このことから、ジャイロが残りの1人である可能性が挙げられます。

この根拠としては、ジャイロが流星街に向かったとすると、クロロも流星街へ長老に会いに行っていたので、接触していた可能性が高いからです。しかし、ハンターハンターの物語では、この残りの1人は明かされておらず、イルミの可能性もあると囁かれているので、ジャイロが幻影旅団の1人になるかは定かではありません。

ジャイロはハンターハンターのラスボスになりえるのか

ハンターハンターの物語は、まだ完結はしていませんが、今まで出てきたハンターハンターのキャラクターの中でラスボスとなり得る人物がいる可能性があります。ジャイロは、ハンターハンター・キメラアント編で目立った行動を起こすことはなく、正体を現すことなく姿を消してしまい、様々な伏線が張られていたことから、ラスボスの1人として考えることができます。

また、ラスボスとなる場合は、先にも記述したように誰かと手を組むようになる可能性があります。しかし、あくまでラスボス候補の一人として挙げられるだけで、他にも様々なラスボスの有力候補がいます。そして、ハンターハンターはまだまだ物語が続くので、誰がラスボスになるかは、わかりません。

ハンターハンター・ジャイロについてのまとめ

ジャイロは、ハンターハンター・キメラアント編で初登場しましたが、姿を現したときは既にキメラアントによって殺され、ジャイロ自身もキメラアントとして転生している状態でした。ハンターハンターの物語中に正体を明かすことなく、伏線を残し、どこかへ姿をくらまします。そして、ハンターハンターの物語では、キメラアント編以降登場することはありませんでした。

しかし、ハンターハンターはまだ完結してはいないので、今後の物語で出てくる可能性があり、そのときに正体や、ラスボスになる可能性を改めて知ることができます。今まで様々な考察ができますが、ハンターハンターの物語は続いているので、ジャイロに関しては今後どうなっていくのかはわかりません。

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