2020年07月26日公開
2022年11月09日更新
【ハイキュー】月島蛍の名言・名エピソード一覧まとめ!毒舌なセリフも紹介
青春スポーツ漫画「ハイキュー」に登場する月島蛍の名言集や名エピソードを一覧にして紹介します。月島蛍は毒舌なセリフを吐くキャラクターですが、多くの名言を残しており人気のキャラクターです。本記事では毒舌でありながらも多くの名言を残した月島蛍にスポットをあて、さらには兄の明光の名言も一緒にまとめています。さらに烏野高校男子バレー部に所属する月島蛍のアニメ声優を務めた内山昂輝さんも紹介していきます。「ハイキュー」に欠かせない人気キャラクター、月島蛍の魅力を存分にご堪能ください。
目次
月島蛍とは?
月島蛍は「ハイキュー」に登場する人気キャラクターです。漫画「ハイキュー」の主な舞台である烏野高校男子バレー部に所属し、主人公・日向翔陽に対していつも毒舌な口調の同級生です。主人公・日向翔陽の同級生として共に練習に励み、切磋琢磨していくキャラクターなので登場回数も非常に多くなっています。
クールな性格なので、あまり口数の多いキャラクターではありませんが、月島蛍は数々のセリフのなかで多くの名言を残しています。本記事では月島蛍の名言・名エピソードを一覧にしてまとめ、毒舌なセリフも紹介していきます。
ハイキューの作品情報
ハイキューの概要
「ハイキュー」は週刊少年ジャンプで連載が始まった漫画で、バレーボールに青春をささげた男子高校生たちを描いています。作者の古舘春一さんによって「ハイキュー」は描かれ、連載開始当初から多くのファンを獲得し、瞬く間に大ヒット作品となります。アニメ化・映画化・舞台化など多くのメディアミックスを展開している大ヒットコンテンツです。
ハイキューのあらすじ
烏野高校男子バレーの「小さな巨人」に憧れ、バレーボールを始めた日向翔陽 (ひなたしょうよう)。しかし中学では男子バレー部は同好会でしかなく一人練習を続ける日々でした。そして中学3年の時、初めて公式戦に出場。敵は強豪校で「コートの王様」と呼ばれる天才・影山がいました。結果は日向の惨敗でしたが、日向の超人的な運動神経に驚いた影山は「お前は3年間何やってたんだ!? 」と日向に憤りをぶつけるのでした。
月島蛍のプロフィール
- 名前:月島蛍(つきしまけい)
- 誕生日:9月27日生まれ
- 身長:188.3から190.1cmに成長
- 体重:68.4kg
- ジャンプ最高到達点:332から334cmに成長
- 所属:烏野高校1年生・男子バレーボール部
- ポジション:ミドルブロッカー
- 好物:ショートケーキ
- 性格:冷静で毒舌
月島蛍の名セリフや名エピソード・名言集~毒舌編~
月島蛍の名言①「無理に決まってんじゃん…」
ここからは、月島蛍の名セリフや名エピソード・名言集~毒舌編~を紹介していきます。名言集を見れば、月島蛍がどのようなキャラであるかより深く理解できるでしょう。それでは早速、気になる名言集~毒舌編~を見ていきましょう。
最初に紹介する月島蛍の名言は「無理に決まってんじゃん…」です。この月島蛍のなげやりなセリフは、漫画「ハイキュー」の73話で登場しました。漫画「ハイキュー」の73話で東京遠征が決まります。その遠征前の練習で監督の烏養がMBの日向と月島蛍を呼びました。そして二人に白鳥沢の牛島に対抗できるようなブロッカーになってもらうと言います。
烏養の言葉に日向はやる気を見せましたが、月島蛍はやる気があまりない様子。「無理に決まってんじゃん…」というセリフはその時にでた言葉です。熱血スポーツ漫画ではあまり見ることのない、やる気が感じられないセリフです。まだバレーボールに本気になる前の月島蛍らしいセリフです。しかし月島蛍は白鳥沢との試合でバレーボールにハマり、本気になります。このセリフは月島蛍が開花するための伏線ともいえるでしょう。
ハァ。(ウシワカとか無理に決まってんじゃん…)
月島蛍の名言②「カッコ悪…」
続いて紹介する月島蛍の名言は「カッコ悪い」です。たった一言のセリフですが、この発言が月島蛍の成長のキーワードになります。月島蛍は小学生の頃、兄の明光に憧れていました。明光はバレーボールが上手く、月島蛍の自慢のお兄ちゃんでした。しかし、明光は進学した高校のバレーボール部ではベンチに入る事すらできない選手でした。努力家でしたが、上には上の選手がいたのです。
そんな事を知らない月島蛍は兄がエースだと信じ続けていました。しかし、内緒で見に行った試合で明光がベンチに入る事すらできない、ただの応援部員だったことを知ります。その時に月島蛍は大きなショックを受け「カッコ悪い」と言ってしまいます。このセリフは後に投げやりな態度の月島蛍に対して親友の山口が本気で訴えたときのセリフ「最近のツッキーはかっこ悪いよ!!」とリンクしています。
月島蛍の名言③「止めなくてもいいんですか…」
続いて紹介するセリフは「止めなくてもいいんですか…」です。梟谷との練習試合の時、烏養は月島に相手のエースのスパイクは手に当てるだけでもいいといった旨の指示を出します。止めなくてもいいから手に当てろという指示に対して、月島蛍が反論したときに言ったセリフです。いつもはやる気をみせない月島蛍の意識が徐々に変わり始めたことが分かる名言です。
「止めなくてもいいんですか」
月島蛍の名言④「自分で言うのはともかく…」
最後に紹介するのは「自分で言うのはともかく…」というセリフです。いつも「無理」とあきらめたような言葉を口にする月島でしたが、人から言われるのは嫌な様子です。月島の負けず嫌いな性格が垣間見えるシーンです。周りからの影響はもちろんの事、この負けず嫌いな性格も合わさって月島蛍が覚醒するシーンへと繋がっていきます。
・・・自分で言うのはともかく 他人に『無理』って言われると腹立つよね 君はとくに
月島蛍の名セリフや名エピソード・名言集~白鳥沢戦~
月島蛍の名言①「負けると思ったんだ…」
ここからは、月島蛍の名セリフや名エピソード・名言集~白鳥沢戦~を紹介していきます。白鳥沢戦は月島蛍が覚醒する試合です。上記で紹介した月島の毒舌なセリフとやる気の見えない態度は、この白鳥沢戦を機に一変します。では早速、月島蛍の白鳥沢戦の名セリフや名エピソードをご覧ください。
最初に紹介する名言は「負けると思ったんだ…」です。月島蛍は白鳥沢との試合の中で、牛島のスパイクをブロックするポジションとなります。牛島は白鳥沢の絶対的エースであり、月島蛍の格上の選手でした。試合の中で月島は突き指をしてしまい、より一層弱腰になってしまいます。そんな中リベロの西谷が懸命に牛島の強烈なスパイクをレシーブしようと果敢に挑む姿をみて月島蛍も考えを改め始め、以下のセリフをいうのでした。
さっき僕は怯んだのか…? いや…負けると思ったんだ。 それが当然であるように。
月島蛍の名言②「一人時間差…」
続いて紹介するのは月島蛍の名言「一人時間差…」です。敵の一人時間差攻撃に翻弄されていた日向。しかし月島蛍は冷静に一人時間差攻撃に対応していきます。そして月島蛍は相手にむかって以下のセリフを言うのでした。
一人時間差 うちの野生児は騙せても僕には通じないんでよろしくどうぞ
月島蛍の名言③「ほんの僅か…」
白鳥沢の絶対的エース牛島をブロックで止めるため、月山蛍はじっとチャンスをうかがっていました。そしてそのチャンスが訪れた瞬間、渾身のブロックで牛島に挑みます。チャンスを待ち続けた月山蛍の冷静さと執念が分かる名シーン・名言です。月島蛍が開花した場面であり、ファンからも人気の高いシーンです。
ほんの僅か、いらだちと焦りを含んだ綻びを、まってたよ。
月島蛍の名言④「ブロックとは…」
最後に紹介する月島蛍のセリフは「ブロックとは…」です。このセリフは白鳥沢との試合中、天童に「ブロックは読みと嗅覚ダヨ?」と言われ、それに対する返事になります。感覚でブロックする天童に対して、冷静かつ分析でブロックする月島蛍。真逆の二人の価値観がぶつかり合った名シーンでした。
ブロックとはシステムです
月島蛍の兄・明光の名セリフや名エピソード・名言集~
月島明光の名言①「気が済むまで…」
ここからは、月島蛍の兄・明光の名セリフや名エピソード・名言集~を紹介していきます。月島蛍の兄・明光は月島蛍という人物を知る上で、欠かせない重要なキャラクターです。月島蛍の兄・明光の名セリフや名エピソード・名言集を見れば、月島蛍がなぜ現在のような性格になったのか、深く理解できるはずです。それでは早速、気になる名言集・月島蛍の兄・明光編を見ていきましょう。
最初に紹介する月島明光の名言は「気が済むまで…」です。明光は烏野高校排球部を引退後もバレーボールを続けます。その理由は高校でのバレーボールに悔いが残っているからでした。中学ではスパイクをきめる快感や歓声の誇らしさを知りました。しかし高校では試合に出ることができず悔しさをかみしめました。悔しいままでは終われない、明光は気が済むまで本気でやり続けることを選んだのでした。
気が済むまで 本気でやれる場所にいたい
月島明光の名言②「うちの弟はね…」
次に紹介する月島明光の名言は「うちの弟はね…」です。烏野と白鳥沢との試合を観戦していた時に明光が言ったセリフです。「蛍は自分の力を信じてない」と分析している明光。そのうえで、自信や感覚に頼るのではなく冷静に分析したうえで行動するのだと、弟の蛍を褒めていました。兄である明光だからこそ蛍の長所が見えていたようです。
うちの弟はね、がっかりするほど冷静なんです。信じるのは目の前の情報だけ
月島明光の名言③「蛍がちゃんとチームに…」
最後に紹介する月島明光の名言は「蛍がちゃんとチームに…」です。明光が弟の蛍のことをどれだけ心配して大切に思っているかが分かるシーンです。敵のブロックを止めた直後明光は号泣しているのですが、その理由は弟がチームに溶け込んで立派に成長している姿を見たからでした。深い兄弟愛が分かる微笑ましいエピソードでファンからも人気があるワンシーンです。
蛍がちゃんとチームに溶け込んでいる…!
月島蛍のアニメ声優
内山昂輝のプロフィール
ここまで月島蛍の名言集を多数紹介してきました。月島の魅力が十分に伝わったことでしょう。続いてはそんな月島蛍の声優を担当し、今回紹介した名言集の数々に声をのせた人物を紹介します。毒舌で名言を多く残した月島蛍の声優を担当したのは、一体誰なのでしょうか?
ハイキューの人気キャラクター月島蛍の声優を担当したのは内山昂輝(うちやまこうき)さん。内山昂輝さんは1990年8月16日生まれで劇団ひまわりに所属しています。埼玉県出身の声優、俳優です。活動開始は2001年からです。2005年に出演した「キングダム ハーツII」のロクサス役で注目を集めました。これを機に声優としての活動が多くなっていきます。
内山昂輝さんは第5回声優アワード新人男優賞受賞、東京アニメアワード2015にてアニメオブザイヤー声優賞を受賞しています。声優として評価の高い人物です。
内山昂輝の主な出演作品
ここからは内山昂輝さんの主な出演作品を紹介します。「君と僕。」の浅羽悠太、「ソウルイーター」の結城夏野、「遊☆戯☆王ZEXAL」の天城カイト、「貧乏神が!」の石蕗恵汰、「神さまのいない日曜日」のアリス・カラー、「六花の勇者」ゴルドフ、「ニセコイ」の一条楽、「虹色デイズ」の直江剛、「絶園のテンペスト」の滝川吉野、「僕のヒーローアカデミア」の死柄木弔「バッテリー」の原田巧、などです。
さらに2020年10月から始まる新アニメ「呪術廻戦」の狗巻棘、そして「池袋ウエストゲートパーク」のタカシも担当することとなっています。「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプで連載中の大人気作品で、「池袋ウエストゲートパーク」は2000年にTOKIOの長瀬智也さん主演でドラマ化された大ヒット作品です。どちらも注目度の高い作品で、ますます内山昂輝さんに注目が集まっています!
月島蛍の名言に関する感想や評価
「僕はカルーアミルクしか飲まない。カルーアミルクをバカにする人間とも飲まない」名言だよ月島蛍くん…カルーアミルク一緒に飲もうね。。。あとゴディバミルクもそれ系統で美味しかったから良かったら飲んでね
— 一香 (@stilllu1ka) March 8, 2020
月島蛍の名言に関する感想や評価を紹介していきます。冷静で毒舌な月島蛍が甘党なことに対して、「可愛い!」と思うファンが多いようです。「カルーアミルク」に対して絶大な信頼を寄せる月島が可愛いといったツイートが多数ありました。
「1年4組、月島蛍」ってセリフかわいすぎませんか?????
— たまこむ (@inazumakurama) August 21, 2019
こちらは月島蛍のセリフが可愛い!と言った感想です。月島蛍はどこか冷静でやる気が見えないキャラクターで、少し大人びた印象の人物です。しかし高校生らしいセリフを言ったときには、まだあどけない10代の青年だと感じられ、そこに魅力を感じるファンがいるようです。
ばばぁ(私)はここで毎回号泣する
— nagisa (@2jigenwo_sakebu) June 15, 2020
セリフないのに泣けるって凄くない?
ツッキー推しててよかった#ハイキュー#月島蛍#山口忠#ハイキュー好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/NYdopEPCc8
月島と山口のワンシーンで涙したという感想がありました。このシーンは二人の今までの苦労や青春の日々が走馬灯のように描かれました。セリフのないシーンでしたが、心打たれた読者が多かったようです。
月島蛍の名言集まとめ
いかがでしたか?この記事では漫画「ハイキュー」に登場する月島の名言や毒舌なセリフについてまとめていきました。月島は当初は冷静でどこかバレーボールに本気で取り組まない冷めた印象でしたが、物語が進むにつれて成長していき、チームに欠かせないメンバーの一人となりました。兄の明光を誰よりも慕っていた月島蛍でしたが、明光の報われなかった姿を見てしまいショックを受けた過去がありました。
しかし兄の明光は誰よりも強い心を持っており、努力し続けることを怠りませんでした。弟を失望させてしまったことを悔いていますが、弟のことを誰よりも信じている優しい兄です。ぜひ漫画・アニメ『ハイキュー!!』を見て、月島兄弟2人の絆を確かめてみてください。