【ハイキュー】田中龍之介の声優は？烏野高校次期エースの活躍と名言を紹介

怖い見た目によらず人の良い先輩として後輩からも慕われている田中龍之介は、バレープレイヤーとしては非常に高い能力を持っていました。しかし、技術的、身体的に特筆するような能力は持っていなかったのです。それでも次期エース候補として名が挙がっているのは、チームを支えることができる彼の鋼鉄のメンタルでした。どんなに追い込まれた状況でも威勢よく声を発することができる彼はチームを導く力があったのです。

お調子者の田中龍之介は、美人と評判のマネージャーを務めている清水潔子に対して一目惚れしてしまったために、初対面でプロポーズをしてしまいます。その後も諦めずアプローチし続けた強い精神力によって結婚することになったようです。そこで、男前なかっこいい彼の声をアニメ版において担当した声優の林勇さんや烏野高校の次期エースと言われている田中龍之介の活躍や魅力的な名言、姉の冴子についてもご紹介します。

第43巻（2020年5月の時点）まで単行本で刊行さている「ハイキュー!!」は、週刊少年ジャンプで2012年2月～2020年7月まで連載予定の漫画となっています。かつてミドルブロッカー（中学・高校時代）だった岩手県出身の漫画家である古舘春一さんによって描かれたハイキューは、第1期（全25話+OAD）のテレビアニメが毎日放送やTBS系列によって2014年4月～9月にかけてが放送され話題となりました。

ハイキューでは男子高生がバレーボールを通してさまざまな挫折や葛藤と向き合いながら仲間との友情を築きながら成長していく劇的な青春が情熱的に描かれています。漫画やテレビ、ゲームなどさまざまに展開しているハイキューはテレビアニメは第1期に引き続き第2期～第4期まで2015年10月～2020年4月に渡って放送されています。第4期の2クールは2020年10月から放送予定です。

烏野高校にはかつて小さな巨人と呼ばれエースとして活躍していた小柄な少年の姿がありました。テレビ中継で彼の姿に影響された日向翔陽は小柄な自分でも彼のようになりたいと考えるようになります。憧れの烏野高校に入学した彼は因縁の相手である天才セッターと呼ばれている影山飛雄と再会しいがみ合うようになりました。チームとして戦うことができない2人は頭を冷やすように一旦練習に参加できなくなってしまったのです。

強面で丸坊主姿の田中龍之介は、荒い話し方をしていたために一見怖そうに見えますが、お調子者で人の良い先輩として後輩からも慕われていました。面倒見がよく人情に厚い性格だった故に、入部当初からいがみ合って練習禁止となってしまった後輩で負けず嫌いの日向翔陽や人とのコミュニケーションが得意でない影山飛雄らを気に掛けて世話をしてあげていたのです。

• 名前：田中龍之介（たなかりゅうのすけ）
• 誕生日：3月3日
• 学校・学年：烏野高校2年1組
• 体重：68.8kg
• 身長：177.2cm→178.2cm
• 部活：排球部（バレーボール部）
• ポジション：ウィングスパイカー（WS）
• テレビアニメ版CV（声優）：林勇
• VOMIC版CV（声優）：本橋大輔
• 好物：メロンパン

切り込み隊長としての素質が十分な田中龍之介は、技術的、身体的な能力はそれほど特質したものはありませんでしたが、非常にメンタルが強かったのです。そのため、チームが精神的にボロボロの時にも威勢よく声を掛けることができるエースとしての素質を兼ね備えていました。鋼鉄のメンタルと称されている彼は、烏野の士気をあげることができる貴重な存在であり精神面を大きく支えている偉大なプレイヤーだったのです。

面倒見がよい田中龍之介の姉として登場している冴子は、弟同様に人情に厚く弟を愛していました。かわいい弟のかっこよさを理解する女子が少なすぎると嘆くほど溺愛していたのです。姉御肌な性格の姉の冴子のアニメ版の声優は小松由佳さんが担当しています。負けず嫌いな性格で前髪にメッシュを入れている西谷夕からも姐さんと呼ばれ慕われていました。周辺の人からは容姿は姉弟共にそっくりだと言われています。

• 名前：田中冴子（たなかさえこ）
• 誕生日：5月5日
• 血液型：不明
• 年齢：21歳
• 好物：ホームランバー
• 体重：48.8kg
• 身長：155.2kg
• CV（声優）：小松由佳
• 姉弟：田中龍之介（弟）
• 出身校：烏野高校→大学生

勇ましくかっこいい雰囲気の田中龍之介の姉である冴子は、弟と同じ烏野高校出身のためかつて排球部において小さな巨人と言われていたエースとは同級生でした。しかし、彼とは同じクラスになったことはなく、たまに顔を合わせた程度のようです。弟が困っている際には学校へ赴き後輩であるコミュニケーション能力が乏しい影山や負けず嫌いな性格の日向らを東京まで車で送るなどしています。

ハイキューの最終章では、高校を卒業したかつてのメンバー達がプロの道へ進んだ小柄でありながら強烈なバネを持つ日向や黒髪でかっこいい影山らの応援に駆け付けます。その際に突然登場して周囲を驚かせたのが、かつて丸坊主で強面の田中龍之介と黒髪眼鏡美人として他校からも多くの声がかかっていた清水潔子です。結婚して田中潔子として登場していました。黒タイツを穿かず笑顔で現れた彼女は雰囲気もガラッと変わっています。

初対面で即結婚のプロポーズをして撃沈していた田中龍之介ですが、その後も地道にアプローチを続け最終的には結婚まで進展しました。学生当時は彼のアプローチには一切興味を示さずにガン無視していた彼女ですが、バレーボールの選手としては一目置いていたようです。仲間を思いやる優しい気持ちや人情に厚い義理堅い性格に少しずつ惹かれたのかもしれません。

メロンパンが大好きな田中龍之介のアニメ版の声を担当したのは声優の林勇さんです。林勇さんは、声優以外に歌手としても活動をされています。声優の林勇さんは、5歳の頃から劇団ひまわりに所属して子役としてテレビのCMやドラマなどに出演して活躍していました。小学校の頃は学校に通いながら芸能活動をしています。また、サッカーのクラブチームにも所属しており忙しい毎日を送っていたようです。

• 名前：林勇（はやしゆう）
• 血液型：AB型
• 生年月日：1983年4月2日
• 出身地：神奈川県座間市
• 所属事務所：賢プロダクション
• 職業：声優、歌手
• 声優デビュー：1994年
• 身長：164㎝
• 体重：52kg

林勇さんは中学生になると部活のバスケットボールに集中するためにいったん芸能活動を休止しています。国際科・英語科の高校に進学してからは再び芸能活動を再開しました。めったに怒ることがない林勇さんは高校時代は部活をせずに日焼けサロンに通っては肌を焼いていたようです。麻婆豆腐作りが趣味の林勇さんは四川の辛い麻婆豆腐を好みファンクラブのイベントでもメニューとして販売していました。

スタイル抜群の冴子を姉に持っている人情に厚い性格の田中龍之介のアニメ版の声優を務めている林勇さんは、劇団ひまわりに5歳から入団して子役として芸能活動をスタートしています。子役として活動していた頃から洋楽の吹き替え作品に多数出演していました。500万円の宝くじを父親が当てたことがきっかけとなって、劇団ひまわりに所属したそうです。高校卒業後は日本工学院専門学校に通って大好きな音楽を学びます。

子役として劇団ひまわりに所属して活動したいた林勇さんは、幼少期から歌手になるのが夢だったそうです。卒業後は作曲家としてメジャーで活動していましたが、こおろぎ（興梠俊一）さんとの出会いによってカナデモノを結成して数々のライブ活動や楽曲の制作をしています。2013年には音楽プロデューサーである太田雅友さんと出会ったことによって「SCREEN mode」というユニットを結成し活動をスタートしました。

久保田利伸さんやMr.Children、ブルーノマーズらを好きなアーティストとあげている林勇さんは、音楽のルーツはR&BやSOULと語っています。声優の林勇さんのテレビアニメにおいての主な出演作品としては、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所のロージー/草野次郎役やこの世の果てで恋を唄う少女YU-NOの有馬たくや役、せいぜいがんばれ!魔法少女くるみの鈴木キヨシ役、劇場アニメにおいてはカッタ君物語の野村翔役があります。

アニメ版で時にかっこいい名言を放っている田中龍之介は、バレープレイヤーとしては高い能力を持っていますが飛び抜けた才能があったわけではありません。しかし、彼こそが次期エースと言われていました。その理由は不屈の精神です。鋼鉄のメンタルを持っている彼はどのようなピンチの状況でも大きな声を張り上げてチームを引っ張っていける強いメンタルを持っていました。このメンタルは姉の冴子からも高い評価を得ています。

エースになるとどうしても目立つ存在となります。そのため、必要以上にマークされ本来の力が発揮できない状況に追い込まれることが多いです。そんな時にエースとしての素質が問われるのですが、不屈の精神を持っている彼はそのプレッシャーを自らの力に変えることができる強いメンタルを持っていました。姉の冴子が溺愛せずにはいられない鋼鉄のメンタルを持っている彼は崖っぷちに追い込まれた時こそ力を発揮しています。

アニメ版において鋼鉄のメンタルを持っている田中龍之介は青葉城西戦においてピンチに陥りますが、次期エースとしてのかっこいい活躍を見せていました。インターハイの予選3回戦に臨んだ彼らの前には県内のトッププレイヤーが存在している青葉城西が立ちはだかります。第1セットから全ての動きを読み切った青葉城西は得点を重ね殺人的なサーブを放つことができるセッターの及川徹がサーブを放ちました。

彼は烏野の中で一番レシーブが弱い田中龍之介を必要以上に狙って攻撃をしてきたのです。姉の冴子が見守る中、かろうじてサーブに反応して対処するものの攻撃に結び付けることができないでいました。やっと攻撃できたと感じた際には全てブロックされてしまいます。レシーブミスの失点や全てブロックされてしまう田中はどんどん精神的に追い詰められていきました。

度重なる失点によって監督はタイムを取ります。精神的に追い詰められている田中に声を掛けようとした瞬間彼はかっこいい名言をチームメイトに放ち、失った流れは自分で取り返すと宣言したのです。県内トップの実力を持っている及川に追い込まれた田中でしたが、アニメ版において見事に復活していく姿が描かれています。次期エースと言われる彼の鋼鉄のメンタルを見せつける試合となったのです。

小柄でありながら自分のポジションに誇りを持っている西谷夕とお調子者の田中龍之介は同級生であり、かなり個性的な2人だったために周囲を常に盛り立てる存在でした。しかし、いつもやりすぎてしまうため問題児の2人としても扱われていたのです。眼鏡美人でマネージャーの清水潔子に対しても懲りずに果敢にアプローチしていた2人はいつもガン無視されているコンビでもありました。最終的にはガン無視でさえも喜んでいます。

2人は常に大騒ぎをして周囲を混乱に巻き込んでいますが素晴らしいプレイヤーでもありました。リベロとしての能力が高い西谷夕は彼の姉である冴子のことは姐さんと呼んで慕っていたのです。気が合う2人はいつもコンビとして扱われることが多く大騒ぎをしては主将を務めている澤村大地に怒られることもよくありました。かっこいい名言をアニメで放っている田中にとっては、良き理解者でもあったようです。

姉の冴子に溺愛されている田中は、インターハイ予選で青城城西との戦いの際に県内のトッププレイヤーの及川によって追い込まれ厳しい試合を強いられていました。レシーブが苦手な田中を必要以上に狙って強烈なサーブを放ってくる及川によって崩され、攻撃をした際には必要以上にマークされブロックされて失点を重ねるという試合展開となっていたのです。

ミスを連発している田中に対してチームメンバーも彼にどのように声をかけていいのか悩んでいました。そんな際に自分を戒めるように放った名言が上記のセリフとなっています。自分のミスで失った得点や流れは自ら取り返すというかっこいい名言を放ち彼は仲間を逆に引っ張っていきました。鋼鉄のメンタルを持っている彼はこの強い精神力を持っているからこそ次期エースとして周囲から認められるようになります。

強面で周囲からは怖がられる雰囲気の田中ですが、非常に仲間思いな人情に厚い性格をしていました。そのため、練習試合の直前に対戦相手である青葉城西の選手らが、烏野高校を軽く扱うような発言をした際に放たれた名言が下記の言葉となっています。

口が悪い彼ですが、曲がったことが大嫌いな性格の彼はこの名言の前後には仲間たちを気遣うようなセリフも多く放っていました。お調子者で問題児の彼ですが、義理堅く面倒見がよい人の良さがにじみ出ている名言でもあります。

姉の冴子に溺愛されている田中でしたが、春高で多くのトッププレイヤーと対戦していくうちに自分は平凡な選手であることを自覚するようになります。春高の2日目平凡な自分に気付いてしまった田中ですが、平凡だからこそ下を向いて落ち込んでいる暇はないと下記のようなかっこいい名言を放っていました。普通であれば平凡な自分の実力を知って落ち込み撃沈してしまう選手が多いです。

鋼鉄のメンタルを持っている彼は、平凡な選手であることを認めた上でだからこそ下を向いている暇はないといい放っていました。このポジティブな名言に誰もが勇気をもらって前進しようと感じたようです。飛び抜けた才能がない田中が監督や選手からも次期エースとして認められているのはこの誰も持ち得ていない鋼鉄のメンタルを持っているからでした。彼の強い精神力は最後の最後で素晴らしい威力を発揮することになります。

稲荷崎戦において姉の冴子に溺愛されている人情に厚い田中は、調子が良すぎるという自分の調子をしっかりと観察することができました。試合もクライマックスに近づいてきた際には、このままだと強引なプレーをしそうで危険だと感じた田中は、セッターを務めている影山に向かって自分に対するトスの数を減らすように話します。しかし、彼の力が必要だと感じた影山は彼の要求は聞かず、トスを上げ続けました。

自分を信頼していることが伝わる彼が上げてくれたトスに応えようと放たれた名言が上記のセリフとなっています。この言葉は自分自身に放ったセリフとなっていますが、調子が良すぎる自分の状況をしっかりと見極めながらも仲間の信頼に応えようとした彼は、その後素晴らしいストレートを放ち相手コートを見事に打ち抜くことに成功しました。お互いに信頼し合う強い絆を感じた名シーンでもあります。

勇ましくかっこいい田中の声を担当した声優の林勇さんはその他にもたくさんのキャラクターの声を担当しています。その中でも特に人気があったキャラクターをご紹介しましょう。文豪ストレイドッグスではチャラ付いた外見と好戦的な性格を持っている立原道造の声を担当しています。彼は、黒蜥蜴という格闘派組織の十人長として活躍していました。

ジョジョの奇妙な冒険においてはジョージア州出身の黒人の少年であるスモーキー・ブラウン役を演じています。チンピラとして生きていた彼は、黒人というだけで周囲から酷い扱いをして育ちますが、友達となった心優しいジョセフとの出会いによって次第に心を開いていくようになりました。

声優の林勇さんは、チア男子!!においては100kgある体重を何とかしたいと考えて男子チアに入った遠野浩司役を演じています。いつもニコニコしている穏やかな性格の彼は周囲からは「トン」と呼ばれていました。100kgを越える体重を何とかしたいとスポーツ未経験の彼は男子チアに入ることで多くの仲間と一緒に大きく成長していきます。

その他のテレビアニメのキャラクターといしては黒子のバスケにおいて明るい性格の荻原シゲヒロ役を演じています。バスケが大好きな彼は、勝利よりも大切なものがあるといい放ちマイペースな性格を持っていました。天然な性格の彼は異常なまでに影が薄い黒子にバスケを教えており、親の転勤によって別れた後もお互いにバスケを続け全中で再会することを誓っていたのです。

面倒見がよい性格の田中の声を担当した林勇さんが大好きという人はかなりいました。彼はかなり歌が上手くてずっと聴いていられると感想を寄せている人もいます。ディズニーにめっちゃ出ていたりユニット組んで歌っていたりする姿もヤバいと高い評価を得ていました。彼の声に感動していつまでも歌を聴いたり、アニメを見たりしている人も多くいるようです。

どうして声優の林勇さんはあんなにも歌が上手なのかと感想を寄せている人もいました。声優でありSCREEN modeのボーカルを務めている彼は非常に才能に富んでいると高く評価している人もいます。歌が上手で歌手や声優としても活躍している彼を応援しているファンの人もたくさんいるようで、彼の才能に感動している人もいました。

メロンパンが大好きな坊主頭の田中の声を担当した林勇さんに対して、彼の義理堅い面倒見がよい性格を見事に表現してくれてありがとうございますというような感想を寄せている人もいました。お調子者でありながら人情に厚い彼は大好きなマネージャーの清水潔子の心も掴み結婚することができたのでしょう。

姉の冴子に溺愛されている田中龍之介の声を担当したのは数々のテレビアニメや劇場アニメなどでも活躍している声優の林勇さんです。人情に厚い田中はメロンパンが大好きな鋼鉄のメンタルを持っているバレープレイヤーでした。

ミスを連発しても自ら流れを取り戻して絶対に勝つという強い精神を持っていたために次期エースとして多くの人に信頼されています。声優の林勇さんはそのキャラクターを見事に演じ切っていると高い評価を得ていました。