【約束のネバーランド】Λ(ラムダ)7214の目的とは?新農園出身の食用児たちは?

約束のネバーランドでも特異な存在としてそして終盤を盛り上げる形で活躍したのがΛ(ラムダ)7214です。出荷されたはずのノーマンが生きていた新しい農園であり約束のネバーランド作中では既に潰されながらもその存在感を放っています。今回は約束のネバーランドに登場したΛ(ラムダ)7214について新しく設立された目的やその計画についても含めてラムダとはどんな農園だったのかをまとめて紹介していきます。

【約束のネバーランド】Λ(ラムダ)7214の目的とは?新農園出身の食用児たちは?のイメージ

目次

  1. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214とは?
  2. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214の目的
  3. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214の新農園出身の食用児たち
  4. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214・ラートリー一家を考察
  5. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214のその他の謎を考察
  6. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214に関する感想や評価
  7. 約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214まとめ

約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214とは?

約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報

Λ(ラムダ)7214について紹介する前にΛ(ラムダ)7214が登場する約束のネバーランドについても簡単に紹介していきます。

約束のネバーランド(約ネバ)の概要

約束のネバーランドとは2016年から週刊少年ジャンプにて原作白井カイウ先生、作画出水ぽすか先生のタッグで連載された脱出劇をテーマとしたダーク・ファンタジー作品です。通称約ネバと略される約束のネバーランドはジャンプの中でも特に低年齢層に共感され読者層を獲得。結果として高い人気を集める作品になっています。

また一見するとジャンプらしくない作品とされながらも見方を変えたジャンプらしい作品という構成が高い評価を集める作品でもあり、「第63回小学館漫画賞少年向け部門」「マンガ新聞大賞2017大賞」「このマンガがすごいオトコ版1位」など数々の漫画賞を受賞しています。メディアミックス展開も盛んに行われアニメ化や小説化、実写映画化に海外ではドラマシリーズとしても展開されるなどしています。

約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ

通称ハウスと呼ばれる孤児院「グレイスフィールド」ではママと呼ばれるシスターの元、孤児院の敷地内から出る事は許されないながらも0歳から11歳までの子供達がのびのびと育てられていました。ある時里親に出される事になった子供の忘れ物を届けようと敷地に唯一ある門に向かうとそこには「鬼」おり子供達は孤児院が実は鬼達の農園である事に気づきます。こうして子供達は孤児院を脱出するべく策を巡らせる事になります。

Λ(ラムダ)7214とは?

Λ(ラムダ)7214とは約束のネバーランド作中にて名前だけが先行し情報が登場した新しい農園であり、グレイスフィールドから出荷されてしまったノーマンが生きていた農園でもあります。

ノーマンがGFよりも高度なテストを受けている

出荷されて死亡したと思われていたノーマンはΛ(ラムダ)7214で生存しており、そこで農園の中でも最上位に位置しテストも難しいと言われるグレイスフィールドよりもさらに高度なテストを受けていました。グレイスフィールドでも常時満点を叩き出し続ける天才児であったノーマンですが、Λ(ラムダ)7214で出されるより高度なテストでも常に満点を叩き出し続けている様子が描かれています。

ノーマンはここで生存する為に表向きは従順を装いテストに励む姿が描かれ、生存説が確定する形になりました。

2031年5月以降に建設された

Λ(ラムダ)7214が初登場したのはミネルヴァが残した過去の情報の中で、ミネルヴァが情報を残した2031年5月時点ではまだ建設予定の段階であり運用されていませんでした。それがノーマンが出荷された2045年時点には既にある程度成果を出し、運用実績がある程に運用されていました。ちなみにこの農園には上流貴族でありGPを運営していたバイヨンが出資した事も明らかになっています。

TVアニメ「約束のネバーランド」公式サイト

約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214の目的

目的①特別な子のレベルを更に高める

Λ(ラムダ)7214の目的の1つとは子供達の中でも特別な能力を持っている子供達のレベルを更に高める事です。ノーマンがΛ(ラムダ)7214に送られたのもこれが理由で、Λ(ラムダ)7214にはΛ(ラムダ)7214出身以外の子供達以外にもノーマンのように他の農園で生まれた特別な子も送られてきます。ノーマンがより高度なテストを受けている事を考えるとそれぞれの子供達の能力に合わせた教育がされているのではないかと推察されます。

上記でも紹介したようにノーマンはグレイスフィールドよりもさらに高いレベルのテストを受けていますがそのテストも日々難しく更新されている事が明らかになっています。この事からもノーマンのレベルを維持しようとしているのではなくより高める方向で進めている計画なのだという事が明らかになっていると言えます。

目的②特別な子の能力を量産

上記の目的と同時に行われていると考えられるのがその能力の分析と量産化計画ではないかと考察されます。例えばノーマンが何故常にフルスコアを出せる天才児なのかが解明でき、それを他の子の教育にも落とし込めれば子供達全体のレベルが上がる事になるからです。上記のように個人を高めるだけでは農園=食肉としてはいつかは限界を迎えてしまう為、量産化を行うのは必須だと考えられます。

実際約束のネバーランド作中に登場するΛ(ラムダ)7214出身の子供達の能力は頭の良さだけに突出しておらず、戦闘能力に秀でた子供もいる事を考えると扱っている能力の幅はかなり広いものだと考察されています。

目的③全ての能力に秀でた子供を育てる

Λ(ラムダ)7214で研究されているのはノーマンだけではありません。Λ(ラムダ)7214の形式的には農園である為その他にも子供達が多くいた事が明らかになっています。それらの子供達の能力をそれぞれに高めている事を考えると最終的な目的はそれらの子供達の能力を分析しつくした結果の教育をする事で全ての能力に秀でた子供を育てる計画なのではないだろうかと推察できます。

目的④クローンを作っている

上記のような教育に反映される方法ももちろん目的の1つと考えられますが教育するという事はそれだけ年数がかかるので長期的な計画になります。もっと短期的に量産する事を考えればクローンを作りだす計画が目的でもおかしくありません。ノーマンの脳からクローンが作り出せるようになれば皆がノーマンクラスの脳を持つ事になります。

鬼は人間を食べる事で知性を保っている事、その能力が反映される事も明らかになっている事から常にノーマンクラスの脳を食べる事ができればより鬼としての種族全体のレベルが上がる事にも繋がるので鬼としてもクローンを作る意味は十分にあると考えられます。

目的⑤鬼に対する武器を作る

ここまでの目的だけなら鬼側にとって都合の良い計画ですがΛ(ラムダ)7214の研究員は人間の大人が務めており、鬼の姿は見られません。また約束のネバーランド作中に登場するΛ(ラムダ)7214出身の子供達の中には身体能力の向上などを目的とされた子もいます。この事から或いはΛ(ラムダ)7214には人間が鬼を倒す為の武器として子供達を育てるといった真の計画があったのではないかとも考察されます。

そんな計画の一端が現れていると考えられるのがΛ(ラムダ)7214出身の子供達の異常な程の鬼に対しての感情にあります。彼らの鬼に対しての憎しみの感情は経験が違うとはいえエマのような鬼も救いたいと考える事をよしとできず、憎しみのあまりに発作を起こしてしまう程です。これらの発作や感情操作も鬼に対しての兵器として育てられた影響も受けているのではないかと考察されているのです。

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約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214の新農園出身の食用児たち

新農園出身の食用児たち①ノーマン

約束のネバーランドの主人公の1人とも言われるノーマンはグレイスフィールドからΛ(ラムダ)7214に移されて生存していました。Λ(ラムダ)7214脱獄の首謀者でもあり、その後もリーダーとして活動しています。Λ(ラムダ)7214脱獄後はミネルヴァの名前を利用した事も相まって狂信的とも言える程の求心力とリーダーシップを発揮しており、またかなり現実主義な性格に変貌を遂げています。

新農園出身の食用児たち②アダム

アダムとはΛ(ラムダ)7214農園出身者の中でも1人先行して約束のネバーランド作中に登場したキャラクターで登場したのはゴールディ・ポンドで、ゴールディ・ポンドの出資者であるパイヨンに試供品としてΛ(ラムダ)7214から送られゴールディ・ポンドに放たれていました。Λ(ラムダ)7214での影響からかなり大柄で人間離れした体型をしている一方で知能レベルはかなり低い様子が描かれています。

アダムは自身が上手く話せない事も相まってΛ(ラムダ)7214出身なのか、他の農園から移されたのか等不明で、ゴールディ・ポンドではアジトの門番を担当。レウウィスの攻撃をまともに受けても軽症で住む程の高い耐久力を持ち合わせています。

新農園出身の食用児たち③ザジ

ザジとは脱獄後のノーマンの腹心の1人で紙袋を顔にかぶった人物です。生粋のΛ(ラムダ)7214出身者で二刀流で戦うなど身体能力に優れる反面、言葉も上手く話せず意思の疎通がしっかりと取れるのはノーマンだけです。その知能レベルは敵味方の判断すら出来ない程で、約束のネバーランド作中ではエマを斬り殺そうとした事もあります。

新農園出身の食用児たち④シスロ

シスロとはノーマンの腹心の1人である少年で、元々はグッドウィル=リッジの出身でΛ(ラムダ)7214に送られました。ノーマンのお陰で今も生き残っていると考えており神に見えると語る程にノーマンの事が大好きです。その戦闘能力は量産農園の鬼を軽々と倒してしまえる程で腹心の中ではバーバラよりも戦闘能力は高い描写があります。

新農園出身の食用児たち⑤バーバラ

バーバラはノーマン腹心の中の紅一点でシスロと同じくグッドウィル=リッジからΛ(ラムダ)7214に来た少女です。シスロとはグッドウィル=リッジ時代にも同じプラントの出身で一緒にラムダに送られてきました。自分達が鬼の食料だった事に反抗するように鬼の肉を食べてるのが特徴的である他、鬼退治の歌として桃太郎の歌を口ずさんでいたりします。

新農園出身の食用児たち⑥ヴィンセント

ヴィンセントとはノーマンの腹心の1人の中でも頭脳派でノーマンと共にΛ(ラムダ)7214脱獄計画を共謀した存在です。ノーマンの腹心の中でも見た目だけは成人しているかのように1人突出しています。元々はグローリー=ベルの出身でした

。Λ(ラムダ)7214ではノーマン同様にテストを受ける日々を送っていた事が明らかになっており、Λ(ラムダ)7214時代からノーマンとやりとりをしていた事も相まって腹心の中でも特にノーマンが大好きです。ちなみにΛ(ラムダ)7214内ではルービックキューブに隠した手紙でノーマンとやり取りをしていました。

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約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214・ラートリー一家を考察

黒幕はラートリー一家?

上記でも紹介したようにΛ(ラムダ)7214の運営には人間も多く関わっている事からその黒幕は人間と鬼の調停役であるラートリー家なのではないかとする考察もあります。出荷されたノーマンがグレイスフィールドで会ったのもピーター・ラートリーである事、ピーターが研究を手伝ってほしいと言っていた事、その後Λ(ラムダ)7214にいる事が描かれた事がその裏付けなのではないかとも考察されています。

ラートリー一家は全員金髪?

調停役であるラートリー家は白人で金髪が特徴的な一族です。そしてΛ(ラムダ)7214の子供達も多くの子供達は同じ特徴を持っていました。これもラートリー家が関係している証拠なのではないかとする考察もあります。Λ(ラムダ)7214の子供達にはラートリー家の遺伝子が使用されているのではないかと考察されます。

農園のママ達は子供を生む経験こそしていますがそれはあくまでも母性に芽生えさせる為であり、全ての子供が通常通り、体内受精しているとも限らず、体外受精で育てられると考えるなら遺伝子情報はかなり限られた物が使用されていても不思議ではありません。

ジンやハヤトも金髪?

Λ(ラムダ)7214の子供達に金髪が多いという特徴はΛ(ラムダ)7214に連なる系列の農園にも同じ特徴があると言えます。Λ(ラムダ)7214系列の農園出身であるハヤトも金髪、ジンは前髪こそ黒髪ですがポニーテールにしている後ろ髪は金髪です。遺伝子操作をしている事を考えればジンのような特徴的な髪型になるのも頷けるので或いは新型農園にまでラートリー家の遺伝子が使用されている可能性は十分にあります。

GFは様々な民族がいた?

全ての農園でラートリー家の遺伝子が使われているかと言うとそういうわけでもなく、グレイスフィールドには様々な民族の子供達がいました。フィルのような黒人系の子供もいるのです。この事から全ての子供がラートリー家というわけではなく、それぞれの農園の本部かどこかに複数の人間の一族の遺伝子があるのではないかと考察されます。

ただ仮に人間の遺伝子情報を鬼に渡しているのもラートリー家だとすればその中にラートリー家の遺伝子を混ぜる可能性もあるのではないかと考察されます。

ノーマンはラートリー一家?

仮に各農園にラートリー家が自身の遺伝子をバラ撒いているのだと過程すると出荷されたノーマンがピーター・ラートリーに引き取られる事になったのも或いはノーマンがラートリー家の出身なのではないかとも考察されています。ピーター自身の遺伝子であるかどうかはわかりませんが、ミネルヴァやそれ以前のラートリー家の遺伝子が使われた説などもあるのではないかと考察されています。

また或いはΛ(ラムダ)7214での初期のクローン実験の結果がノーマンだったのではないか説などもあります。様々な可能性がありますがノーマンがラートリー家の血筋を引いている可能性もあります。

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約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214のその他の謎を考察

考察①ピーター・ラートリーの関わり

ラートリー家全体としての関わりは上記で紹介した通りですが、現ラートリー家の当主であるピーター・ラートリーがΛ(ラムダ)7214にどこまで関わっているのかはまた別の話です。ノーマン出荷時に自ら迎えに来てΛ(ラムダ)7214に送っている事から少なくとも一切関わりがないとは考えられず、Λ(ラムダ)7214での計画を進める人間もいる事から比較的密接に関わっているのではないかと考察されています。

ピーターは鬼の世界の子供達が人間の世界に渡る事を何よりも嫌っており妨害をしています。しかしこれは人間から鬼への約束を破った事にしたくないからではないかとも言えるのです。上記でも紹介したようにΛ(ラムダ)7214の真の目的が対鬼兵器として子供を育てるという計画にあるのであればそのような子供達に鬼を駆逐させる事で長くラートリー家が務める鬼との調停役という役割を終わらせようとしているのではないかとも考察出来ます。

考察②鬼がかかわっている?

問題はこの新型農園に鬼がどこまで関与しているかです。Λ(ラムダ)7214は他の農園と同じく運営は人間によって行われています。とはいっても鬼の世界にある事に変わりはなく、運営資金には上流貴族であるパイヨンも出資しているなど鬼が関わっている事も確かです。鬼の関わりがある故に表向きはより上質な食料を育てる為の研究機関という目的で運営し真の計画を鬼から隠しているという見方も出来るのです。

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約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214に関する感想や評価

ここからは既に約束のネバーランドを視聴した人のΛ(ラムダ)7214の仕組みやΛ(ラムダ)7214出身者に関しての感想を紹介していきます。Λ(ラムダ)7214は後から語られるような形での登場であり、約束のネバーランド本編では既にノーマン達によって潰されてしまった後だったのが少し残念とする声も多いです。情報がかなり断片的で確定的な情報が少なく、考察や妄想で補うしかない部分が強いのが難点とされています。

加えてΛ(ラムダ)7214側のストーリーは回想だけという事も相まってラムダ出身者の活躍が結果として少なくなってしまったとする声も見られます。特徴的な能力や性質を持っているだけにもっと活躍が描かれても良かったとする声が多いです。

またΛ(ラムダ)7214での目的や真の計画などが断片的に描かれる一方で具体的にどのような事が行われていたのかについてはさらに情報が少ないです。薬を常用しなければいけないΛ(ラムダ)7214出身者の状態やトラウマによる発作など明らかに常軌を逸した実験が行われていた事は推察出来ますが具体的な内容に関しては上手く隠されているという声も多いです。

Λ(ラムダ)7214での話も含めて約束のネバーランドにはエマ達グレイスフィールド組が直接関わらないエピソードに関しては回想などで済ませているパターンも多く、本編としては内容が凝縮されていて良かったという声が多い一方で、外伝や別媒体でも良いのでちゃんとしたエピソード化してほしいという声も多くなっています。

特にΛ(ラムダ)7214での生活に関して、日常的な部分は難しくとも脱獄劇などを見てみたいという声は非常に多いです。本編では物語も終盤だっただけに触れられなかった部分にもΛ(ラムダ)7214を中心とした物語であれば目的や計画などにも触れられるのではないかと期待されています。

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約束のネバーランドのΛ(ラムダ)7214まとめ

Λ(ラムダ)7214とは約束のネバーランドの鬼の世界に存在する農園のうち、研究機関としての側面が強い新型の農園です。グレイスフィールドから出荷されたノーマンが生きていた場所でもあり、ノーマンを始め特別な力を持った子供達に対して様々な研究や実験が行われていた場所でもあります。約束のネバーランド本編では既にノーマン達によって壊滅しており、主に彼らの話の中で登場する形でした。

そのような形式から本来の目的や計画などは不明点も多く作中の様々な描写から考察が行われている状態です。ただ紛れもなくΛ(ラムダ)7214の存在は約束のネバーランドの終盤に欠かす事ができないものになっているとも言えます。まだ約束のネバーランドの視聴していないという人はΛ(ラムダ)7214やΛ(ラムダ)7214の出身者の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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