2020年06月29日公開
2020年06月29日更新
【鬼滅の刃】最終回(205話)のあらすじをネタバレ!子孫や生まれ変わりが登場?
最終回を迎えた鬼滅の刃のあらすじなどを、ネタバレと共に紹介しています。映画の公開も控えている鬼滅の刃ですが、最終回の205話には賛否両論の感想が浮上しています。あらすじだけでなく多くのキャラクターのその後に関するネタバレも含まれます。現代に登場したという生まれ変わりや子孫達は、果たしてどのような生活をしているのでしょうか?アニメ2期に関する情報や1期最終回のネタバレなどもまとめています。
目次
鬼滅の刃とは?
人気絶頂の中で原作が最終回を迎えることとなった鬼滅の刃ですが、週刊少年ジャンプでの連載をリアルタイムに追いかけていなかったという人は、最終回の205話のあらすじについて知らないはずです。今回はそんな鬼滅の刃の205話について、気になるあらすじをネタバレと共に紹介します。気になるキャラクターがどうなったのかはもちろん、鬼滅の刃という物語のラストについて知りたくない人は、ネタバレにご注意ください。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃の205話のあらすじネタバレを紹介する前に、まずは鬼滅の刃という作品に関する基本的な情報を紹介します。鬼滅の刃は吾峠呼世晴先生によるダーク・ファンタジー作品で、週刊少年ジャンプにて2016年から2020年まで連載されていました。原作コミックは2020年6月現在までに20巻が刊行されており、7月3日には最新刊となる21巻が特装版と同時発売を予定されています。漫画本編は全205話での完結となりました。
鬼滅の刃はスピンオフ作品や小説などが発売されているほか、2020年には東京と神戸にて舞台公演も行われました。テレビアニメ化もされており、原作7巻までの内容にあたる「竈門炭治郎 立志編」が2019年6月より2クール構成で放送されました。物語の続編にあたる「無限列車編」は劇場版作品として2020年10月16日に公開が予定されており、連載終了後もまだまだファンからの期待が高い作品です。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼滅の刃は、主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)を中心として描かれる大正時代の物語です。父親を失ってから母親と弟妹たちを養うため、炭治郎は炭焼きをしながら細々と生活をしていました。ある日仕事のために家を離れていた炭治郎は、帰り着いた先で鬼によって家族が惨殺された現場を目撃します。唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)も鬼と化しており、理性を失った禰豆子によって炭治郎は命の危機に瀕します。
襲い掛かってくる禰豆子と対峙する中で、炭治郎は禰豆子の中にまだ人間の意識が残っていることに気がつきました。そんな炭治郎を救ってくれた剣士の冨岡義勇(とみおか ぎゆう)の紹介を受けて、炭治郎は鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)という人物を訪ねます。鱗滝のもとで修業を続けた炭治郎は、命がけの試験を経て「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊を果たし、禰豆子を人間に戻すための方法を探すことを決意します。
鬼滅の刃の最終回(205話)のあらすじネタバレ
息つく間もない激闘の末に最終回を迎えた鬼滅の刃ですが、勝敗の行方を知っていても205話の詳細なあらすじについては、あまりよく知らない人もいるかもしれません。続いては鬼滅の刃の最終回となる、205話に関するあらすじをネタバレと共に紹介します。完全なあらすじネタバレになっているので、コミックスが発売されるまで205話のネタバレを知りたくないという人は以降の内容の閲覧にはくれぐれもご注意ください。
あらすじネタバレ①炭治郎とカナヲ似の兄弟
鬼滅の刃の205話では、冒頭からカラーページで炭治郎とカナヲによく似たキャラクターが登場します。いずれも男の子の兄弟で、炭治郎に似た弟が竈門炭彦(すみひこ)、カナヲに似た兄がカナタという名前です。竈門という苗字であることから、二人は炭治郎の子孫であることがわかります。またカナタがカナヲに似ていることから、無惨との死闘の後には炭治郎とカナヲが結ばれたのだろうということがわかります。
あらすじネタバレ②タイトル「幾星霜を煌めく命」
鬼滅の刃の最終回となる205話のタイトルは、「幾星霜を煌めく命」でした。幾星霜とは長い年月を表す言葉であり、鬼滅の刃の最終回は時代が流れた現代の物語であることがわかります。無惨との戦いで命を落とした人々が、勝利を得たことで蘇るはずはありません。しかし別の命として生まれ変わり再び出会うことができるという、大切にされてきた「繋がり」というものが平和な現代の中で表現される最終回になりました。
あらすじネタバレ③現代のキャラたち
見開きのカラー扉絵には、主要なキャラクター達の子孫と思われる現代の5名の姿が描かれています。冒頭で登場した二人のほかに、禰豆子にそっくりな女の子のキャラクターと、こちらも善逸にそっくりな黒髪のキャラクターが同じ制服を着て歩いています。その後ろには伊之助によく似たキャラクターが、4人の背中を見つめる姿も描かれています。現代のキャラたちはそれぞれに、近しい場所で生活をしているらしいことがわかります。
あらすじネタバレ④燈子の怒り
物語の舞台となっているのは現代の東京で、禰豆子によく似た女性キャラクターの我妻燈子が、テスト勉強をさぼって本を読んでいる弟に怒りをぶつけています。大人しい女性ばかりであるという家系の中で、燈子だけが突然変異のように気の強いキャラクターであることも言及されています。我妻という苗字を見てわかるように、彼女は善逸と禰豆子が結ばれて生まれた子孫であるらしいことがわかります。
あらすじネタバレ⑤泣く善照
そんな燈子の弟は、善逸によく似た見た目をしている善照というキャラクターです。「善逸伝」と書かれた小説を読んで涙を流す善照の姿は、髪の色を黒くした善逸そのものです。この善逸伝は、曾祖父が書き残したものであるとされています。この曾祖父が善逸であると考えられることから、最終回の205話では鬼滅の刃のキャラクター達の、ひ孫にあたるキャラクターの物語が描かれていると考えられます。
あらすじネタバレ⑥善照は輪廻転生を信じている?
善逸伝を読んでかつての善逸たちの死闘を知った善照は、燈子に輪廻転生を信じるかと問い掛けます。怒りのまま取り合わない燈子に対して、善照は輪廻転生を信じると話します。鬼滅の刃の最終回までの間に、悲しい運命を辿ったキャラクターも多い中で、善照は登場人物達が転生した世界の中で幸せに暮らしているのだと言いました。その幸せな世界こそが、205話で描かれている現代の物語なのだと察することができます。
あらすじネタバレ⑦宇髄天元の子孫が登場?
そんな善照の話を真面目に聞き入れない燈子は、スマホを手にニュースを読んでいました。その内容は日本人の体操選手が金メダルを獲得したというものですが、その選手の名前は宇髄天満と記載されていました。苗字と見た目からも宇髄天元の子孫であることがわかり、ニュース内の画像でしか登場はしていないものの、善照によってかなり挑発的な性格をした人物であると言及されています。
あらすじネタバレ⑧伊之助に似ている男性
そんな天満のニュースに続いて、善逸の目に留まったのは美人の学者についての情報を取り上げたものでした。その人物は伊之助にそっくりな見た目をしており、嘴平青葉という名前が記載されています。青葉はその見た目から伊之助の子孫であることは明らかですが、名前に「青」が含まれていることから、神崎アオイと結ばれたのではないかと考察されています。性格は伊之助と正反対の大人しそうな印象を受けるキャラクターです。
あらすじネタバレ⑨青い彼岸花
そんな青葉は、青い彼岸花の研究に関わる植物学者であることがわかっています。青い彼岸花とはかつて無惨が投与されたという薬の元となった植物で、人間を鬼に変えてしまうことができる薬とされていました。現代で青葉がこの彼岸花を発見し、1年のうち2~3日という短期間、日中に花を咲かせる植物だったことが判明しています。しかしうっかりミスにより全て枯らしてしまい、非難の記事がニュースになっていました。
鬼と戦っていた時代の中では、無惨がこの青い彼岸花を探していたこともわかっています。しかし長い年月をかけても見つけることができなかったのは、鬼が太陽の下で活動することができない中で、青い彼岸花はごく短い期間の日中にしか咲かない植物だったためではないかとも考えられています。
あらすじネタバレ⑩鬼は生まれない世界になった?
205話の物語の中で、鬼らしき姿は登場することはありませんでした。善逸伝は曾祖父の書いた嘘小説だと燈子が断言していたことからも、鬼という存在自体が現代では架空のものとなっており、無惨を倒したことによって鬼は生まれない世界になっているのではないかと考えられます。
あらすじネタバレ⑪カナタと燈子はラブラブ?
善照に対しては冷たい態度を取っていた燈子ですが、登校中にカナタに出会うと態度が一変します。ハートを飛ばしながら歩み寄ってきた燈子に対して、カナタは髪型を褒めたり「地球で一番可愛い」など歯の浮くセリフを次々と口にしています。それに対して燈子もまたハートを飛ばしながらカナタがかっこいいと褒め返しており、カナタと燈子は恋愛関係にあるのではないかということが見て取れます。
あらすじネタバレ⑫パルクール
冒頭でカナタに起こされていたものの結局寝過ごしていた炭彦は、目を覚ますと遅刻寸前の時間が迫っています。おもむろに窓から身を乗り出したかと思うと、身軽な動きで地上まで下りて走り出します。パルクールを駆使してパトカーまでもを飛び越えた炭彦は、道行く少女達に「ランニングマン」というあだ名までつけられていました。このことからも、いつも遅刻寸前で街の中を駆け抜けている様子が窺えます。
あらすじネタバレ⑬里子と和巳と後藤と竹内
一方で登校する生徒達の中には、見知った姿がいくつも登場しています。登校中にスマホで女性の姿を見ていた後藤はやってきた竹内に声を掛けられます。その後ろではかつて鬼に食べられてしまった被害者の一人である、里子の姿もありました。和巳に挨拶をしていることから、婚約者であった二人も無事に現代に生まれ変わりを果たしているということがわかります。
あらすじネタバレ⑭愈史郎は絵師になった?
鬼である愈史郎は、転生ではなくずっと生き続けて現代を過ごしていると考えられます。画家として有名になった愈史郎は、「珠世」という名前の女性だけを描き続けていることで知られていました。その肩には茶々丸の姿もあり、二人が共に生き続けてきたことがわかります。無惨によって命を落としてしまった珠世ですが、その姿を忘れないために愈史郎は彼女を描き続けているのではないかとの感想も見られました。
あらすじネタバレ⑮パトカーに追われる炭彦と桃寿郎
遅刻寸前の炭彦は、学校の近くで桃寿郎と合流します。煉獄桃寿郎という名前と見た目からわかるように、彼は煉獄杏寿郎の生まれ変わった姿か、あるいは千寿郎の血筋のキャラクターなのではないかと考えられています。パトカーに追われながらもマイペースな二人は学校までの道のりを走り続け、目の前で閉められたにも関わらずその校門の上を軽々飛び越えると、呆然とする教師を尻目にそのまま登校していきました。
あらすじネタバレ⑯平和な時代
その後カメラはベンチに座って食事をしている青葉のところへと移り、青い彼岸花を枯らしてしまった一件によって、研究所をクビになってしまいそうな状況だと明かされます。しかしそんな状況でも青葉は現代の平和さを感じ取っており、山奥に篭って暮らしたいとこぼしていました。
あらすじネタバレ⑰ラストシーンの集合写真
その後竈門家には学校、あるいは警察から電話がかかってきており、炭彦に関する苦情であることを受けた母親が謝罪をする場面で物語は終わりとなりました。その家の中に飾られた写真のひとつには、見知ったキャラクター達の集合写真が見られます。みんなが笑顔で映るその写真はまさに平和な現代に繋がるような一枚となっており、無惨を倒したことで本当に平和が訪れたのだということを感じ取れる集合写真でした。
鬼滅の刃のキャラの子孫や生まれ変わりが登場?
最終回が現代に飛ぶという驚きの結末を迎えた鬼滅の刃ですが、ラストに登場したキャラクターはまだまだこれだけではありません。続いてはあらすじの中で紹介しきれなかった、お馴染みのキャラクター達の生まれ変わりや子孫の姿についても、順番にネタバレを紹介します。鬼滅の刃の本編では悲しい死を迎えてしまったキャラクター達も、平和な現代では幸せそうな姿を見せてくれていました。
時透無一郎と時透有一郎の生まれ変わりが登場?
燈子と善照が登校している途中に、双子の赤ん坊を連れた母親の姿を見かけます。こちらは特に名前などは明かされていませんが、よく見ると双子は時透無一郎と時透有一郎に似ていることがわかります。いずれも本編では命を落としてしまったキャラクターですが、現代では双子として生まれ変わっていたようです。登場しているのは顔だけなので、こちらは性別などについても不明です。
胡蝶カナエと胡蝶しのぶの生まれ変わりが登場?
同じく燈子と善照が登校している最中に、別の学校の女子生徒とすれ違います。鶺鴒(せきれい)女学院に通っているという二人の女子生徒は、名前こそ出ていないものの、その見た目は明らかに胡蝶カナエと胡蝶しのぶの二人です。いずれも鬼の犠牲となってしまった二人ですが、現代で生まれ変わったことによって仲良く暮らしていることがわかりました。
悲鳴嶼行冥の生まれ変わりが登場?
再び登校の途中で、カナタと合流した二人は幼稚園のそばを通りかかります。園内ではかなり大柄な体格をした男性の保育士が子どもの相手をしており、その姿を見て善照が驚く姿が見られました。保育士は後ろ姿だけで顔が映ることはありませんでしたが、その後ろ姿は明らかに悲鳴嶼行冥にそっくりであったことから、悲鳴嶼行冥の生まれ変わりだとわかります。
伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の生まれ変わりが登場?
三人の生活圏内には、夫婦が切り盛りをする定食屋があることがわかります。学校帰りに立ち寄ることを提案する燈子に対し、渋るカナタは以前に善照が定食屋の奥さんの胸を見つめたことから、旦那に攻撃された一件を明かします。ヘビの置物があるというこの定食屋の夫婦は、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の生まれ変わりでした。来世で結ばれることを約束して命を落とした二人が、その約束を現代で果たしていたことがわかります。
鱗滝左近次と桑島慈悟郎の生まれ変わりが登場?
パルクールを駆使して登校していた炭彦は、他人の家の庭に着地をして走り出します。その家の庭に面した縁側では、二人の老人が将棋を楽しんでいる最中でした。炭彦を怒る様子からもそれが毎朝のことだとわかりますが、この二人は鱗滝左近次と桑島慈悟郎であることがわかります。姿は変化していないものの、二人は愈史郎のように鬼ではないため、かつての姿のまま生き続けているわけではないはずです。
産屋敷輝利哉は生きていた?
その家の中に設置されたテレビからは、とあるニュースが流れていました。その内容はとある人物が日本最高齢記録を更新したとされるもので、紹介された苗字は産屋敷だったのです。下の名前は明かされていませんが、恐らく無惨と戦闘をしていた際に8歳だった輝利哉が生き続けており、現代まで歳を重ねていたのではないかと考えられます。これによって病により短命だった産屋敷一族の呪いも解かれたことがわかります。
不死川実弥と不死川玄弥の生まれ変わりが登場?
炭彦が飛び越えたパトカーの中にも、ファンが見慣れたキャラクター達の姿がありました。警察として仕事をしていたのは、不死川実弥と玄弥の兄弟の生まれ変わりだったのです。現代では兄弟として生まれ変わっているかは不明ですが、恐らく玄弥と思われる方が実弥に対して「先輩」と呼びかけていることから、兄弟ではない可能性もあるのかもしれません。
冨岡義勇の子孫?錆兎と真菰の生まれ変わり?
息を荒くしながら走る炭彦は、三人の小学生のそばを通り過ぎます。その小学生の一人は「義一」と呼ばれており、見た目からも冨岡義勇の子孫なのではないかと予想されています。さらに義一と共にいた二人の男女は、いずれも鬼に殺されてしまった錆兎と真菰によく似た姿をしており、二人の生まれ変わりなのではないかと考えられます。狐面のオモチャのような物を持っていますが、これはかつて身に着けていた面を彷彿とさせます。
村田の生まれ変わりが登場?
危険登校の常習犯であるという炭彦達を校内に入れないために、一人の教師が校門を閉める指示を出します。この教師は名前こそ出ていないものの、その見た目から村田の子孫、あるいは生まれ変わりといえる人物です。かつても苦労人として活躍していた村田ですが、平和になった現代においても苦労人という立ち位置は変わらないようです。
鬼滅の刃の最終回の巻末コメント
人気が加速し続ける中で最終回を迎えた鬼滅の刃ですが、連載が終了してしまったことを悲しんだファンも多かったはずです。続いては連載をしていた週刊少年ジャンプに載せられた、作者の巻末コメントについても紹介します。物語だけでなく作品に夢中になり続けていた人であれば、毎回の巻末コメントも楽しみのひとつであったという人も多いはずです。鬼滅の刃の最終回に、巻末にはどのようなコメントが残されていたのでしょうか?
鬼滅の刃の作者の最終回の巻末コメント
205話が掲載された24号の巻末コメントには、短いながらに感謝の言葉が掲載されていました。吾峠呼世晴先生にとっては初の連載作品でもあり、鬼滅の刃は特に思い入れの深い作品でもあったはずです。連載終了後に作者の性別が女性であったことも判明し、驚いたファンの間でこちらも話題となりました。
鬼滅の刃に対する他の作品の作者の最終回の巻末コメント
そんな鬼滅の刃の最終回を惜しんでいたのは、ファンだけではありませんでした。同じく週刊少年ジャンプで連載を続けている複数の作家もまた、鬼滅の刃の最終回に対して巻末コメントを残してくれていました。約束のネバーランドの出水ぽすか先生からは「今日は凄い日だ」、僕のヒーローアカデミアの堀越耕平先生からは「伝説だ!」などといったコメントが掲載されています。
鬼滅の刃の最終回の続編や次回作
惜しまれながらも全205話という連載を終えた鬼滅の刃ですが、物語の続編や吾峠呼世晴先生の次回作について、気になっているファンも多いようです。続いては続編の可能性についてや、新たな作品に関する情報の有無を順番に紹介します。鬼滅の刃という作品によって吾峠呼世晴先生を知った人も多いはずですし、次回作が決定しているのであれば引き続き新作を応援したいファンも多いのではないでしょうか?
鬼滅の刃の続編はある?
鬼滅の刃本編で登場していたキャラクター達が、子孫や生まれ変わりという形で現代に登場した最終回だからこそ、現代版の鬼滅の刃を続編として読みたいと感じた人もいるようです。引き続き連載されるのであれば喜ぶファンも多いはずですが、205話のラストには「次回作にご期待ください」と書かれていたことからも、鬼滅の刃というタイトルで続編が制作される可能性は残念ながら低いと考えられます。
ただし205話の掲載と同時に、劇場版の公開が控えている無限列車編のメインキャラクターの一人である、「煉獄杏寿郎」の物語を描いたスピンオフ作品の掲載が決定しています。こちらは原作者の吾峠呼世晴先生ではなく、過去にもスピンオフ作品を担当した平野稜二先生によって描かれることが決定しています。連載自体は終了してしまったものの、鬼滅の刃の世界はまだまだ続いていきそうです。
鬼滅の刃の作者の次回作は?
鬼滅の刃の連載は終了してしまったものの、吾峠呼世晴先生の描く新たな作品は今後も登場していくことが予想されます。そんな吾峠呼世晴先生の次回作についても気になるところですが、連載が終了したばかりの現在は、まだ次回作に関する情報などは公開されていないようです。既に新たな構想が練られている段階かもしれませんし、鬼滅の刃で吾峠呼世晴先生のファンになったという人は、気長に情報を待ちましょう。
鬼滅の刃のアニメ最終回や2期は?
鬼滅の刃の人気を底上げするきっかけとなったのが、多くの人気声優を起用したテレビアニメ化です。アニメで作品を知ったというファンも多いはずですが、続いてはテレビアニメ版の鬼滅の刃について、最終回のあらすじや2期の可能性などについてを順番に紹介します。まだアニメを視聴していないという人は、こちらもネタバレが含まれますのでご注意ください。
鬼滅の刃のアニメ最終回あらすじ
2019年に放送されたアニメは、2クールで全26話構成の作品でした。26話のタイトルは「新たなる任務」で、「全集中・常中」を会得するために炭治郎たちは修業を続けていました。一方で無惨は女装をした姿で現れ、招集した下弦の鬼たちを理不尽な理由で次々に処刑していきます。唯一生き残った鬼は回答が気に入られ、無惨の血を与えられました。続いて炭治郎は、しのぶの推薦によって無限列車での任務を与えられることとなります。
鬼滅の刃のアニメ2期の可能性
鬼滅の刃は既に原作が完結していることもあり、アニメを制作する場合でもストックは十分にある作品だとわかります。コミックスが大幅に売り上げを伸ばしていることを考えても、これだけの人気作品のアニメ続編を制作しない理由はないはずです。1期の円盤の売り上げと共に、劇場版の人気なども併せて制作される可能性は十分にあるタイトルだと考えられます。
鬼滅の刃のアニメ2期の内容はどこまで?
テレビアニメの1期は無限列車編の手前での終了となりましたが、その続きとなる無限列車編が劇場版として公開されることが決定しました。これにより、アニメ2期が放送される場合には無限列車編の次にあたる遊郭編からのスタートが予想されます。刀鍛冶屋編までを2クール構成として、その後はアニメ3期、もしくは再びの劇場版として公開される可能性もあると予想されています。いずれもufotableが手掛ける可能性が高そうです。
鬼滅の刃のアニメ2期の放送はいつ?
アニメ2期の放送に期待が高まる鬼滅の刃ですが、本編の最終回以降は特にアニメに関する情報は公開されていません。予想される時期としては劇場版の公開が終了した後のタイミングとなる2021年の春クール、もしくは劇場版の公開と同時に2期の情報が公開されるのではないかと考えられます。戦闘の描写も多いことから、放送の時間帯は深夜の可能性が高いかもしれません。
鬼滅の刃の最終回に関する感想や評価
予想外ともいえる最終回を迎えた鬼滅の刃ですが、ファンの間ではその内容に賛否両論の感想が出ていたことはご存じでしょうか?続いては鬼滅の刃の205話を読んだファンの、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。人気の高い作品であっただけに、最終回の流れについては様々な感想が浮上しているようです。その多くが急展開についていけなかったためか、好意的な感想ばかりではありませんでした。
鬼滅の刃の最終話、
— Lily (@Lilyinblack1) June 27, 2020
銀魂みたいに現状変わらないまま終わった方が良かったんじゃないかな。カップリングにしちゃうと
好きなキャラへのLoveや夢の部分壊されちゃう感じ。伊之助が大好きな私の中では204話は皆んなお疲れ様で最終回は消しておいてる。じゃなきゃ、失恋みたいに落ちるから心に良くない。
多くの男女キャラクターが結ばれたことを示唆する最終回であったことから、無理矢理にカップルを成立させたのではないか?とモヤモヤする感想も観られました。本編の中で特定の人物に好意を向けているキャラクターもいましたが、それ以外にも近しい人物達が次々にカップルとなっていたことがわかる現代の様子に、違和感を覚えたという感想もありました。204話が最終回のような内容であったことも一因となっているようです。
鬼化や蜘蛛化が治ったり。確かに現実離れしてる所も多かったけど生死観と欠損のシビアさだけは一貫してたと思ったんだけど。転生も蜘蛛化側だと思えれば良かったんだけど。あまりにもご都合主義で納得できてない。鬼滅最終回から一か月たったけどまだ無理
— gugugu (@KU3hCS33RETCLjR) June 27, 2020
多くのキャラクターが犠牲になり、つらい展開を繰り返してきた作品であったからこそ、ご都合主義ともいえる最終回の展開に納得がいかないままだという感想も多いようです。ファンタジー作品である一方で、怪我の回復度合いなどは現実に近い部分も多く、だからこそ命がけのやり取りにハラハラしてしまう作品でもありました。物語としてのハッピーエンドが、必ずしも読者の目にもハッピーエンドに映るとは限らないのかもしれません。
鬼滅の刃、最終回まで読み終わった。めっちゃ面白かった。
— 粟 (@scottlefacial) June 26, 2020
登場人物死にまくってビックリした。
純粋に最終回までを読んで、面白かったという感想を持ったファンもいたようです。204話までの展開では多くの主要キャラクターも命を落としてきたことから、こんなにも大人数が死んでしまうのかと驚きの感想もありました。特に最終決戦では主要人物の多くが命を落としたり、身体の一部を失うような大怪我を負う死闘が繰り広げられました。自身の推しキャラの生死だけを見守り続けていたという感想もありました。
鬼滅の最終回を読み直したことにより「また通しで読みたいな」と思い今更面白かったことに気付きました🙂
— たまご (@abcdegg100) June 25, 2020
毎月2冊ずつ買ってもらっている入間くんを1冊にして毎月1冊ずつ単行本買ってもらおうかな...2年かかる(笑)
最終回を読んだことで、鬼滅の刃という作品を読み返したくなったという感想もありました。1話ごとに面白さのある作品ですが、通して読むことで物語の勢いや驚きもより強く感じられる作品でもあり、完結したことでまとめ読みしたくなったファンも多かったはずです。特に無惨との最終決戦に関しては、1話ごとに読み進めていくと中弛みをしているように思えたとの感想もあり、まとめて読むと違った感想が出てくるかもしれません。
鬼滅の最終回、はじめ読んだときは正直うーんそっか…と思ったけど、今はあの結末が一番のような気がする。
— マトン (@matonde029) June 28, 2020
鬼滅の物語には「先祖代々」や「自分を犠牲にしても他の者を守る」という一貫した軸があった。だから無惨を倒したあと大正時代で物語が終わらずに、鬼殺隊が命をかけてまで守った現代の幸せを
始めは否定的な感想を抱いたものの、読み終えてから時間が経ったことで、感じ方が変わったという感想もありました。周囲に同様の感想が多いとそちらの感想に引っ張られてしまう人もいるようですが、改めて物語全体を通して見た時にこのように感想が変化することもあるのかもしれません。ネタバレを知って終わり方が不満だったという人も、一度は夢中になった作品だからこそ改めて読み返してみる必要があるのかもしれません。
鬼滅の刃の最終回ネタバレまとめ
鬼滅の刃の最終回についてのあらすじなどを、ネタバレと共に紹介しました。コミックス派でもネタバレは知っておきたかったという人も、改めてどういった終わり方をした作品だったのか理解できたのではないでしょうか?現代でみんなが幸せに暮らしているという結末には賛否両論ですが、酷い目に遭った多くのキャラクターが幸せになれた終わり方は素直に良かったという感想を持った人も多かったようです。
原作は終了してしまったものの、劇場版の公開も控えておりまだまだ鬼滅の刃ブームは収まりそうにありません。話題になって名前だけは知っていたものの、これまで作品に触れたことがなかったという人は、この機会に漫画やアニメに触れてみるのも良いタイミングなのではないでしょうか?一気読みするとさらに物語の勢いや面白さを実感できる作品です。