2020年07月06日公開
2020年07月06日更新
【進撃の巨人】クリスタ(ヒストリア)は死亡する?今後や巨人化する可能性も考察
進撃の巨人では馬術に長けている美しい容姿のクリスタ(ヒストリア)の姿を見ることができます。彼女には本名を名乗ることができない辛い過去があったのです。居場所がなく第104期訓練兵団に入団させられたクリスタ(ヒストリア)は、死亡フラグが立っていると噂されるようになりました。そこで、進撃の巨人で死亡フラグが立っていると噂されているクリスタ(ヒストリア)の今後や巨人化する可能性、本名であるヒストリア・レイスを名乗れなかった理由などを考察していきます。
目次
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)とは?
進撃の巨人において10番で第104期訓練兵団を卒業することができたクリスタ(ヒストリア)は、頭脳も優秀で馬術に長けていましたが、体力は人並み以下であったためにその評価を聞いた時には非常に驚いていました。彼女が10番で卒業することができたことには裏があり、彼女を憲兵団に志願できるようにするために周囲の仲間を蹴落としていたユミルのおかげだったのです。
進撃の巨人で巨人化の力を持っていたユミルは、女神のように美しいクリスタ(ヒストリア)の過酷な境遇や第104期訓練兵団に入団させられていた理由を知っていたため、偽善者扱いしながらも陰で助けていました。そこで、死亡フラグが立っていると噂されているクリスタ(ヒストリア)の今後や巨人化する可能性、父親との関係、かわいい魅力なども一緒に考察していきます。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人の概要
人間と人を捕食する巨人とのダーク・ファンタジーが描かれている「進撃の巨人(しんげきのきょじん)」は、1億部(2019年12月の時点)の世界累計発行部数を誇る漫画となっています。大分県日田市出身の漫画家である諫山創(いさやまはじめ)さんによって描かれた進撃の巨人は、漫画の他にもさまざまな関連作品が制作・販売されました。別冊少年マガジンによって2009年10月号から連載がスタートし、現在も連載中です。
また、第31巻(2020年4月の時点)まで単行本で刊行されました。コーエーテクモゲームスによってゲームとして発売された進撃の巨人(2016年2月18日)も大好評で、進撃の巨人2(2018年3月15日)も発売されることになります。巨人が中心となった世界が描かれている進撃の巨人は、週刊少年マガジンでも2度特別編が掲載されています。テレビアニメが放送後はさらに話題となり、海外でも各国で出版されるようになりました。
進撃の巨人のあらすじ
大昔から存在しているマーレと巨人を誕生させたことで大きな力を得ることができたエルディア帝国は、長きに渡って支配したりされたりを繰り返してきました。巨人の力を内部工作によって手に入れたマーレは、巨人大戦によって勝利を収めます。何年にも渡って9つの巨人の奪い合いによって戦いは繰り広げられていきました。巨人によって母親を捕食されたエレンは、巨人の力をいくつも手に入れて戦うようになります。
クリスタのプロフィール
女神のように可愛らしい少女のクリスタ(ヒストリア)は、第104期訓練兵団において10番に卒業しています。金髪碧眼の彼女は、見た目が可愛らしく美しいだけではありませんでした。仲間を大切に思い、体調を崩したり怪我をしたりした場合は、自分の食料を分け与えたり、手当をしたり献身的に介抱をしていたのです。兵士としての実力を持ちながら、温かい心も持っていたためにまさに女神のような存在でした。
- 本名:ヒストリア・レイス
- 異名:クリスタ・レンズ
- 誕生日:1月15日
- 年齢:15歳(第104期訓練兵団へ入団:12歳)
- 体重:42kg
- 身長:145㎝
- 出身地:不明
- 血液型:不明
- CV(声優):三上枝織
温和な性格の彼女は女神や神様と呼ぶ人も多く、多くの仲間から慕われていたのです。可愛らしく気品が溢れているクリスタ(ヒストリア)でしたが、彼女には辛くて悲しい壮絶な過去がありました。第104期訓練兵団中では圧倒的な人気を誇っていた彼女は男性はもちろん、女性からも人気があります。しかし、仲間のユミルや無鉄砲な性格のエレンからは偽善的だと思われており少し避けられていたようです。
クリスタの本名はヒストリア・レイス
進撃の巨人で第104期訓練兵団に入団して活躍しているクリスタ・レンズの本名は「ヒストリア・レイス」ということが明らかとなりました。彼女は自分の本名を名乗ることができない、ある秘密を公に話すことができるという特別な一族の直系でした。しかし、正当な血筋ではなく妾の子だったために虐げられて育ちます。そのため、自分の本名を名乗ることを許されなかったのです。
進撃の巨人で3年前に起きた一族においての後継者争いに巻き込まれてしまったクリスタ(ヒストリア・レイス)は、邪魔者扱いされるようになります。また、彼女が唯一生き延びるために許された道は、兵団に入団して戦うことでした。彼女のこれらの内容は壁教関係者によって語られた彼女の境遇でしたが、事実は少し異なっていたようです。その事実は第52話によって明らかになりますが、より悲惨で暗い境遇だったのです。
「ヒストリア・レイス」という本名を語ることを許されなかった彼女は、クリスタ・レンズという偽名を与えられます。一族から放逐されてからは本名のヒストリア・レイスという名は名乗ることなく、クリスタ・レンズとして生きるようになりました。第10巻においては彼女の悲惨な過去と奪われた本名に関して明らかとなります。彼女が必要以上に献身的に振舞うのは自分の存在を認めてほしいという思いがあるからかもしれません。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)の現在や死亡する可能性
王家の血を引く者でありながら妾の子として誕生したクリスタ(ヒストリア・レイス)は、王位継承者争いに巻き込まれたことで死亡フラグが立ちましたが、父親であり国王のロッドの気まぐれによって追放という形で命を繋ぐことができました。兵団に入団して巨人化した人間たちと戦うことで生きることを許されていたのです。誰からも必要とされず愛されなかった彼女は自分を犠牲にするかのように献身的に振舞っていました。
出典: https://gamy.jp
しかし、正妻の娘であるフリーダをはじめ多くの王家の血を引く者が、医者であるグリシャの策略によって死亡してしまったためにかつては邪魔者扱いされ死亡フラグが立った娘のクリスタを国王は呼び戻し、彼女に巨人化を促して始祖の巨人の継承をさせようと考えます。道具として呼び戻された彼女でしたが、初めて必要とされたことに喜びを感じて父親のいう通りにしようとしました。
しかし、兵団で心を許すことができたユミルの言葉が彼女の脳裏をよぎり、彼女は自分自身の道を歩む決意をします。もう誰にも自分自身を殺させないために彼女は巨人化し父親を倒し、女王に即位したのです。一見平和が訪れたかに思われましたがすぐに彼女には死亡フラグが立ってしまいます。実際には彼女の他にも王家の血を引く者がいるかもしれないと考察されたからです。そこで彼女の現在とフラグについて考察していきます。
クリスタ(ヒストリア)の4年後の現在
代々受け継がれてきたレイス家の思想を守るためであれば実の娘でも道具として扱う父親であり国王のロッドを自らの手で倒したクリスタ(ヒストリア・レイス)は、自分のささやかな使命を全うするために女王に即位しています。民衆から多くの支持を集めるようになった彼女は巨人化した無知の巨人となった父親を自らの手で倒したことで代々受け継がれてきたレイス家の危険な思想を絶つことができました。
しかし、そんな心優しいクリスタ(ヒストリア・レイス)には死亡フラグが立つようになります。死亡フラグが立ってしまった彼女は女王に即位した後、壁の内側の世界に住んでいる困窮者や孤児などを徹底的に調べるように伝え、壁の内側の世界で困窮者や孤児となってしまっている人々を牧場に集めたのです。彼らの面倒は全て自ら見るようになり、女王として人々を地道に救っていきました。
女王に即位したことで命の危険が常に付きまとうようになった彼女には死亡フラグが立つようになりますが、自分の使命を見付けた彼女に恐れるものは何もなくなります。女王に即位してから4年後には「牛飼いの女神様」と呼ばれるようになり、内面も女神のようになった彼女は多くの人から心から尊敬され慕われるようになったのです。常にフラグが立つようになった彼女でしたが以前よりも充実した人生を送るようになりました。
クリスタ(ヒストリア)の死亡する可能性やフラグ
進撃の巨人で父親であり国王のロッドを倒すことができたクリスタ(ヒストリア・レイス)は女王に即位してかつての自分のように虐げられて生きている人々を救おうと奮闘します。また、長年継承され続けてきた巨人の継承を終わらせない限り平和は訪れないと考えてもいたようです。彼女にとっては巨人の駆除と同時に困窮者や孤児の救済が課題となっていきました。
王家の血を受け継ぐ者が彼女のみの場合はフラグは立つ可能性は低いでしょう。しかし、彼女の代わりとなる王家の血を引く者が存在するのであれば死亡フラグは即座に立つと考察することができます。正妻の娘であるフリーダはレイス家の長女であり後継者として期待されていました。彼女と巨人によって捕食されてしまったエレンの心優しかった母親の顔は非常に似ています。
また、巨人によって死亡したカルラを母親に持つエレンと王家の血を引く正妻の娘であるフリーダもよく似ていました。この3人はよく似ているのです。そのため、彼の母親であるカルラが王家の血を引く1人であると考察することもできるでしょう。その場合は女王に即位したクリスタ(ヒストリア・レイス)の代替えは同期で仲間だったエレンということになり、彼女の死亡フラグが立ちやすくなるのです。
進撃の巨人で、もしも巨人によって死亡してしまったカルラが王家の血を引く者であったとしたら、その息子である意志の強さを持っているエレンも王家の血を引く者と考察することができます。そのため、王家の血を引く者はクリスタ(ヒストリア・レイス)だけではなくなり、彼女の代替えがいるため猪突猛進な性格のエレンを支持する者が現れた場合は死亡フラグが立ってしまうことになるのです。
また、志を持って女王に即位したクリスタ(ヒストリア・レイス)ですが、彼女の思いも無駄になってしまうと考察することができます。同期であり仲間だったエレンが巨人化する力を持ちさらに座標の力を持つレイス家の血筋だとしたら、彼は巨人の頂点に立つことさえ可能となります。そこに目を付けられて利用された場合は女王に即位した彼女の死亡フラグは決定的となってしまうと考察することができるのです。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)の今後や巨人化する可能性
クリスタ(ヒストリア)の今後
壁の内側の世界で唯一の王家の血を引く者となったクリスタ(ヒストリア・レイス)は、始祖の巨人の力を発動することができる人間となります。そのため今後巨人化するのでは?命が狙われるのでは?と死亡フラグが立つようになります。しかし、巨人化する力を継承するということは父親であり国王のロッドが話していたように代々受け継がれてきたレイス家の思想を受け継ぐということになります。
壁の内側の世界の人類は外の世界のマーレをはじめ同じ種族であるエルディア人にも恨まれていました。そのため、外の世界を全て敵に回しているため女王に即位したクリスタ(ヒストリア・レイス)の命は常に危険にさらされていると考察することができます。科学技術を持つ強大な勢力に恨まれていると考察することができる内側の世界が平和に暮らせるようになるには始祖の巨人の力は王家の血を引く者が受け継がないことが重要です。
女王に即位したクリスタ(ヒストリア・レイス)ではなく、王家の血を引いていないエレンがそのまま始祖の巨人の力を継承し続け、全ての巨人の力を操ることができる力を手に入れることが大切だと考察することができます。巨人化することで始祖の巨人の力を簡単に手に入れることができる身分となりましたが、長きに渡って繰り返された悲劇を終わらせるには王家の血を引く者が継承してはいけないと考察することができるのです。
始祖の巨人の力を持っており強い意志を秘めているエレンが、エルディア人を操作したり巨人化した人間を操ったりできたのは、王家の血を引く者であったダイナが巨人化し、その戦いにおいて彼女に触れた時でした。その時に彼は巨人化した全ての巨人を自在に操ることができたのです。彼は、王家の血を引く者であるクリスタ(ヒストリア・レイス)が巨人化した姿に触れることでその力を操ることができると考察できます。
始祖の巨人の力を継承したエレンが始祖の巨人の本来の力を使用するには、王家の血を引く者が巨人化した姿に触れることが必要です。つまり女王に即位した心優しいヒストリア・レイス)が巨人化する必要があるということになります。そのため、彼がその力を発動する際には、彼女は巨人化する必要があるのかもしれません。
クリスタ(ヒストリア)の巨人化の可能性
進撃の巨人で壁の内側の世界で女王に即位したクリスタ(ヒストリア・レイス)が、悲劇を繰り返さないために巨人化するということは今後あるのでしょうか?女王に即位した現在彼女の死亡フラグは立ち続けることになりますが、それは仕方ないでしょう。現段階では、始祖の巨人の力を継承したエレンがその力を発揮するには、王家の血を引く者が巨人化してその者に触れるということが必要と考察することができます。
しかし、今後彼女が巨人化する可能性はほとんどないと考察することができるでしょう。それは、彼女が女王に即位した1年後に、「不戦の契り」を出し抜く方法を見付けたと異母兄であるジークが話していたからです。詳細は明らかになっていませんが、王家の血を引いている眼鏡をかけているジークが異母弟であるエレンに力を貸すのであれば、彼女が巨人化する必要はなくなります。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)の父
進撃の巨人で本名を名乗ることを許されずに兵団に入団したクリスタ(ヒストリア・レイス)の実の父親は壁内の国家においての真の王(ロッド・レイス)だったのです。多くの民が国王だと信じて崇めている者は偽物でした。普段は田舎の貴族を装っていた何の変哲もない男性こそが真の国王だったのです。壁の内側で実質的な権力を持っている真の国王を父親に持つ彼女は、王族の血を引く人間でした。
出典: https://frequ.jp
しかし、幼かった彼女はそんなことを一切知らされていなかったのです。母親はレンス家の使用人として働いていたために母親の実家である小さな牧場で誕生しました。幼かったクリスタは牧場の手伝いをしながら育ちます。しかし、母親はもちろん、祖父母とも必要最低限の会話しか許されませんでした。明るく無邪気な子供だった彼女は母親に抱きつきじゃれますが、母親は怯えた顔で娘を投げ飛ばします。
その際に母親は実の娘を殺す勇気があればと口走りました。その言葉によって彼女は誰にも愛されてないことを悟ります。さらにこの土地に暮らしている全ての人が自分を疎ましく思っていることに気が付いてしまったのです。孤独になってしまった彼女ですが、異母姉であるフリーダ・レイスだけは彼女を人間として扱い、本を読んであげたり読み書きを教えたりしていたのです。彼女が献身的なのはその本がモデルとなっていました。
ヒストリアの父はロッド・レイス
進撃の巨人で実の父親に会ったことがなかったクリスタ(ヒストリア・レイス)でしたが、10歳の時に実の父親であり真の国王であるロッド・レイスに会うことになります。いらない子供として育てられた彼女は母親の愛をもらうことを許されず父親であるロッド・レイスとも会ったことがありませんでした。しかし、ウォール・マリアの壁が崩された845年に、中央憲兵によって母親は殺され自分も殺されそうになります。
しかし、父親であり国王のロッド・レイスによって本名を名乗らず名前を変えて遥か遠くの場所で生活するという条件で彼女は命を救われました。レイスの領土から追放されてから5年の月日が経ち、国王は中央憲兵を使用して猪突猛進な性格のエレンと心優しいクリスタを拉致させて自分の前に連れてこさせます。父親であり国王であるロッドがこれまでの仕打ちを娘のクリスタに謝り彼女を抱きしめました。
彼女はやっと父親に愛してもらうことができたと喜び涙を流します。これまで誰にも愛されてこなかった彼女はその喜びをかみしめていました。しかし、父親であり国王の彼が娘に接触したのは、子供を大切に思う気持ちが目覚め、本心から今までのことを償おうと思ったからではありません。代々受け継がれてきたレンス家を残すために始祖の巨人の力を手に入れて彼女に継がせるためだったのです。
その当時始祖の巨人の力を手に入れていたのはぶっきらぼうな性格のエレンでした。始祖の巨人の力は全ての巨人の記憶を操作したり、自在に操ったりすることができる力となっていたために本来は王家である誰かが受け継ぐことが重要だったのです。それによって全ての巨人やエルディア人を支配することが可能となります。しかし、巨人となるのが嫌だった国王は自分の娘にその力を引き継がせようと考えました。
本来であれば正妻の娘であるフリーダやその他の子供たちに継がせるつもりでした。しかし、医者であり始祖の巨人の力を手に入れたエレンの父親であるグリシャによって正妻の子供たちは全て死亡してしまいます。そのため、王族の血を受け継いでいるのは心優しいクリスタのみとなってしまったのです。それらの理由から国王は自分の利益のために娘である彼女に始祖の巨人の力を手に入れるようにそそのかします。
ヒストリアと父との決別
進撃の巨人で自分の母親を殺した中央憲兵のケニー・アッカーマンによって実の父親であり国王の本心を知ったクリスタ(ヒストリア・レイス)でしたが、今まで誰にも必要とされず愛されずに生きたきた彼女にとっては父親の話を信じたいという気持ちの方が強く働いたと考察することができます。そのため、仲間であったエレンを巨人となって父親の望み通り喰おうとしました。
しかし、その瞬間に彼女の脳裏にはかつて自分の本音をぶつけることができたユミルの放った言葉や記憶が浮かびあがります。その瞬間に彼女は自らの本当の望みを理解し自分を利用しようとしている父親であり国王であるロッド・レイスを投げ飛ばしました。これ以上自分自身を殺されてたまるかという気持ちが沸き起こったのです。代々受け継がれてきている思想に染まっている父親の望む人形にはならないと誓います。
彼女が自分の意志で行動することができた瞬間でもありました。巨人化することを拒んだ彼女は、自分の父親の罪を知り、自分の存在が罪深いと嘆いているエレンの姿に自分のかつての姿を見出すことができたのです。自分自身を否定し、自分はいらない存在だと涙を流すエレンの姿を見た彼女は自分の使命に気付くことができました。彼を自分の命に代えても助け出そうとします。
自分の存在を否定して自らの命を絶とうとする人間にそんなことはないと伝えていける人間になりたいと思うようになったのです。かつて自暴自棄になっている自分の存在を認め、受け入れてくれた心優しい異母姉のフリーダや親友となったユミルのように自分もなりたいと心から思えるようになりました。父親に嫌われたくなくて、父親に愛してほしくて彼の人形になろうとした彼女でしたが目を覚ますことができたのです。
誰かに必要とされたい一心で仲間で同期だったエレンを一度は巨人化して捕食しようとした彼女でしたが、自分自身の使命を見付けることができた彼女は、自分らしく胸を張って生きるために父親との決別を心に決め実行します。自分の願いが叶わなかった父親であり国王のロッドは、巨人化して力ずくで何とかしようとしますが、勇ましくなった彼女は巨人化した国王であり父親であるロッドを倒すことに成功しました。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)のかわいい魅力
かわいい魅力①美しい容姿
進撃の巨人で美しい金髪と青い瞳を持ったクリスタ(ヒストリア)は、第104期訓練兵団の中でも美少女として注目を集めるようになります。容姿が整っていることに加えて、困っている人や負傷している人を献身的にサポートする姿勢があるため、周囲からは女神や神と呼ばれるようになります。彼女が自分の気持ちを押し殺してまで献身的に振舞うのは辛かった過去が影響していると考察することができるでしょう。
小柄で温和な性格のクリスタ(ヒストリア)は、個性豊かで強い女性が多い中ではひと際目立つ存在だったのです。冷静沈着な性格のアルミンでさえも、彼女に関して説明する時などはかわいい、背が低いという言葉を使用して冷静にコメントしていました。第104期訓練兵団の中では男性をはじめ女性からも人気のあるモテキャラだったようです。
かわいい魅力②女神のような優しさ
女神のように美しい姿を持ったクリスタ(ヒストリア)は、第104期訓練兵団において兵士として訓練を受け戦っていましたが、彼女の本当の姿は王家の血を引く者の1人だったのです。金髪の美しい髪に透き通るような青い瞳を持った彼女は女神のような美しさと同時に優しさも持っていました。
そのため、困っている人がいたり、夕食を抜かれた人がいたりした時には自分の食事を分け与えたり、助けてあげたりするという優しい心を持っていたのです。しかし、これはかつて誰からも愛されず相手にされなかった彼女の唯一の生き方でもありました。
彼女は異母姉であったフリーダが読んでくれた本の心優しい主人公を演じていたのです。しかし、数々の試練を乗り越え女王に即位した彼女は死亡フラグが立ちますが本当の意味での女神のような優しい心を手に入れることができるようになりました。
かわいい魅力③ユミルとの関係
周囲に献身的に振舞っているクリスタ(ヒストリア)の姿を興味深く見ている人物がいました。かつて乞食として生活し、ユミルという名前を付けられてから周囲に祀られるようになった彼女は、彼女の本当の姿を見抜いていたのです。それは自分もかつて良い人間を演じていたから見抜くことができたと考察することができます。彼女がどうしたら周囲から認めてもらえるか慰めてもらえるか考えながら行動していたことを見抜いていました。
初めは打算的で自分の心の奥底を突き刺してくるようなユミルの存在が嫌だったクリスタ(ヒストリア)ですが、次第に本心を彼女にだけは語れるようになります。偽りの自分を演じてきたユミルは、自分と同じような境遇で育った彼女を見ることで客観的に自分自身を見つめることができたのでしょう。
そのため、自分が死にそうになった時には、自分の本名を名乗って生きるようにとクリスタに伝えます。親友であるユミルの言葉があったからこそ、彼女は父親に利用されそうになった時もそれを払いのけて自分自身を大切にすることができたのです。彼女にとって初めて自分を受け入れてくれたユミルの存在はいつの間にかかけがえのない親友となっていました。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)の声優
三上枝織のプロフィール
献身的な振る舞いをすることができるクリスタ(ヒストリア)の声を担当したのは声優の三上枝織さんです。ソフトテニス部に中学で所属していた彼女は、高校では放送委員長を務めたり茶華道部に所属したりしていました。2007年に上京した彼女は、東京アナウンス学院に入学して、同年の11月には「智一・美樹のラジオビッグバン」というラジオのレギュラーを務めます。
- 名前:三上枝織(みかみしおり)
- 愛称:しおりん、みかしー
- 血液型:O型
- 生年月日:1989年1月6日
- 出身地:青森県
- 所属事務所:青二プロダクション
- 職業:声優
- 声優デビュー:2008年
- 身長:160㎝
2008年には第2回声優アワード新人発掘オーディションにおいて7社からのオファーを獲得することができました。東京アナウンス学院に在学中でしたが、青二プロダクションに所属することになり声優デビューをします。その後は数々の役を演じ、2012年には第6回声優アワードにおいて新人女優賞を受賞しました。
三上枝織の主な出演作品
声優の三上枝織さんの主な出演作品には、さきいか君の貝柱ちゃん役やゆるゆりの赤座あかり役、シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜のエアリィ・アーデット役、甘城ブリリアントパークのコボリー役、てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼうの有栖川凛役、俺を好きなのはお前だけかよのあすなろ(羽立桧菜)役、ふらいんぐうぃっちの石渡那央役などがあります。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)に関する感想や評価
進撃の巨人で一番好きなキャラは
— 🐘モンモス🐘 (@monmosu3150) June 28, 2020
ヒストリアです。(クリスタ)
みんなは❓ pic.twitter.com/o6u4HjGZ6e
進撃の巨人で一番好きなキャラクターは面倒見がよく美しくかわいいクリスタ(ヒストリア)だとあげている人はたくさんいました。女王に即位した彼女は常に命を狙われる存在となりフラグが立つようになりますが、女王になる前の第104期訓練兵団の際も大人気のキャラクターとなっています。男性はもちろん、女性も放っておくことができない魅力的なキャラクターだったようです。
進撃の巨人 Season 3 38話(3期1話)
— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) July 23, 2018
なんだか青春アニメにも見える今回は爽やかなOP
クリスタからヒストリアになって、笑顔がなくなっても衰えないヒロイン力
これが美人の力や!
そして、二ファも良かったんだけどな~#進撃の巨人 #shingeki pic.twitter.com/yXZKQD1Z71
献身的で可愛らしいクリスタから本名であるヒストリアと名乗るようになった彼女は、当初は親友であるユミルとの別れによって笑顔が消えてしまいます。しかし、笑顔がなくなってしまった彼女ですが彼女の美しさは衰えていないと感想を寄せている人もいました。まさにこれがヒロインの力であり、美人の力だと高く評価されています。
クリスタ
— 自由の王子様 (@12Jiyuu7) April 3, 2019
ヒストリア
めっちゃかわいい
つか進撃の巨人面白すぎ pic.twitter.com/aNiHACssuW
女神のような美しさと優しさを兼ね備えているクリスタ(ヒストリア)のキャラクターが「めっちゃかわいい」とコメントしている人は多くいました。美しい髪と瞳を持った彼女は女王に即位したことでフラグが立つようになりますが、彼女の凛々しい姿も魅力だとコメントしている人もいました。可愛らしさと凛とした美しさを兼ね備えたヒロインとして作中でも読者にも大人気のキャラクターとなっています。
進撃の巨人のクリスタ(ヒストリア)の死亡まとめ
生まれた時から母親の愛情をはじめ誰からも認めてもらえなかったクリスタ(ヒストリア)は、王家の血を引く者だったのです。しかし、妾の子であったために虐げられて育つことになります。
兵団に入団して巨人と戦ったり、王家の血を引く者が全て死亡してしまったために後継者として利用されそうになったり複雑で過酷な人生を歩みますが、最終的には女王に即位することでフラグが常に立つようになりました。しかし、彼女は自分らしく困っている人や孤児を助けるという使命に燃えて行動することで生きる目的を得ることができたのです。