【進撃の巨人】九つの巨人の歴代継承者一覧!エレンが最多?それぞれの能力や強さは?

『進撃の巨人』には九つの巨人が登場します。九つの巨人は無垢の巨人とは違って知性があり意思疎通ができます。そして九つの巨人は他のエルディア人に能力を継承する事ができます。主人公のエレン・イェーガーも複数の九つの巨人の能力を持つ継承者です。この記事では、『進撃の巨人』の九つの巨人の歴代継承者の名前を一覧でまとめています。また、九つの巨人の能力や強さなども紹介します。

【進撃の巨人】九つの巨人の歴代継承者一覧!エレンが最多?それぞれの能力や強さは?のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人の九つの巨人とは?
  2. 進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~始祖・進撃~
  3. 進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~超大型・鎧~
  4. 進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~女型・獣~
  5. 進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~顎・車力・戦鎚~
  6. 進撃の巨人の九つの巨人の継承した数ではエレンが最多?一番強いのは?
  7. 進撃の巨人の九つの巨人の継承者に関する感想や評価
  8. 進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者一覧まとめ

進撃の巨人の九つの巨人とは?

進撃の巨人の作品情報

『進撃の巨人』では主に人類と巨人の戦いが描かれているのですが、その巨人の中に九つの巨人と呼ばれるものがあります。九つの巨人は物語の中でもとても重要で、九つの巨人の存在によって『進撃の巨人』のストーリーが進みます。ここでは『進撃の巨人』に登場する九つの巨人について詳しく紹介する前に、作品概要やあらすじを紹介します。

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』とは、諫山創によって連載されている少年漫画です。原作は漫画ですが、アニメ化・小説化・映画化されており、幅広い世代に人気があります。日本では一度実写映画化されましたが、その後ハリウッドでの映画化が2018年に発表されました。ハリウッド映画版『進撃の巨人』の監督は、『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』の監督でも知られるアンディ・ムスキエティです。

進撃の巨人のあらすじ

『進撃の巨人』の主人公・エレンは巨人の襲撃によって母が殺されたことをきっかけに全ての巨人を駆逐することを決意します。訓練兵団を卒業する時、エレンは巨人による2度目の襲撃で捕食されてしまいます。幼馴染のアルミンはエレンが死んだと絶望していましたが、その直後変わった巨人が出現して周りの巨人を倒していきます。その巨人のうなじから現れたのは死んだはずのエレンでした。

九つの巨人とは?

『進撃の巨人』の九つの巨人とは、無垢の巨人とは違い知性がある巨人のことをいいます。知性の巨人とも呼ばれています。九つの巨人はそれぞれ違った特性や能力を持っています。およそ1850年前にユミル・フリッツという奴隷の少女が、有機生物の起源といわれているものと接触したことで巨人の能力を得たことが起源となっています。

元々は1体の巨人で、ユミルが巨人化すると肋骨が外にむき出しになったような姿になります。そしてユミルの死後、娘たちがユミルの背骨を食べたことで能力が受け継がれていき、最終的にその能力は9体の巨人に分かれました。それが九つの巨人です。九つの巨人は継承してから13年が寿命となります。これはユミルが巨人の力を手に入れて13年で亡くなったことに由来しており「ユミルの呪い」と呼ばれています。

そして九つの巨人の能力はユミルの民と呼ばれるエルディア人にだけ継承することができます。継承者が無垢の巨人となって能力者を食べることで継承できます。もし継承できずに能力者が死亡すると、これから生まれてくるエルディア人にランダムに継承されます。歴代の九つの巨人の継承者達はその能力を使って権力を有し、一族同士の争いが耐えなかったといわれています。

しかしフリッツ家によって戦争が終結すると、マーレが九つの巨人のうち7体の巨人を管理下に置くことになります。しかし物語開始時にはマーレ側に鎧の巨人・女型の巨人・戦鎚の巨人・獣の巨人・車力の巨人・超大型巨人の6体があり、その他の始祖の巨人・進撃の巨人・顎の巨人の3体はパラディ島にいました。

進撃の巨人 作品公式サイト

進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~始祖・進撃~

歴代継承者と能力や強さ一覧①始祖の巨人

始祖の巨人とは、全てのエルディア人を操り記憶の改ざんができる能力を持っています。他の九つの巨人の能力も制限することができるので、最強の巨人だといわれています。しかし、80年前の巨人大戦によって145代フリッツ王が戦いを拒み不戦の契りを交わしたので、王家の血筋が始祖の巨人を継承すると能力を使うことができなくなります。

しかし座標では王家の血筋の者が命じれば基本的に何でもすることができ、不戦の契りによって洗脳せずに座標にたどり着いたジークは不戦の契りを無効化しました。始祖の巨人の初代継承者の名前はユミル・フリッツです。ユミルは始祖の巨人の能力だけでなく他の九つの巨人の能力も持っていました。しかしユミルの死後、娘達がユミルの背骨を食べたことで能力が九つに分かれて九つの巨人が誕生しました。

それから2代目〜145代目まではフリッツ家の人間が始祖の巨人を継承しています。145代目のフリッツ王の名前だけは判明しており、その名前はカール・フリッツといいます。カール・フリッツは不戦の契りを編み出し、80年前の巨人大戦を終結させた人物です。その後は王家の血筋を引くレイス家が継承します。829年にはウーリ・レイスが始祖の巨人を継承しますが、ウーリが何代目の継承者なのかは不明です。

ウーリの次に842年に継承した人物の名前はフリーダです。しかし845年にグリシャ・イェーガーによって奪われてしまいます。始祖の巨人の能力なら進撃の巨人を持つグリシャに勝つことができるはずですが、当時のフリーダはまだ始祖の巨人の能力を使いこなせていませんでした。そして同じく845年にエレン・イェーガーに始祖の巨人の能力が継承されました。

始祖の巨人の能力は王家の血筋にしか使えないのですが、王家の血筋の者以外が能力を持った場合王家の血筋の者と接触することで能力を使うことができるようになります。ちなみにフリーダが始祖の巨人となった姿は女型の巨人のように女性らしい体型をしていました。始祖ユミルの巨人の姿にもよく似ています。

歴代継承者と能力や強さ一覧②進撃の巨人

進撃の巨人の能力は全ての継承者の記憶をのぞき見ることができる能力を持っています。未来の継承者が過去の継承者に未来のことを伝えることもでき、それにより過去を改変することも可能です。また、自由を求める人物が継承者として選ばれやすいといわれています。一方で戦闘には不向きな巨人でなので、ほぼ肉弾戦で戦うしかありません。

歴代の進撃の巨人の継承者の中で名前が分かっているのは、エレン・クルーガーとグリシャ・イェーガーとエレン・イェーガーです。クルーガーはマーレ軍に潜入していた人物で、グリシャが所属していたエルディア復権派に「フクロウ」と名乗って秘密裏に情報を流していました。819年に先代から継承し、832年にグリシャへと継承しました。

グリシャは845年に巨人の襲撃を受けたことにより、マーレと戦うために始祖の巨人を奪ってエレンに継承させました。ジークの始祖の巨人の力によってグリシャとエレンの過去が明らかになった時は、グリシャの行動のほとんどが進撃の巨人の能力を使った未来のエレンの指示によるものだと判明します。

エレンはクルーガーに干渉していたか分かりませんが、クルーガーはミカサとアルミンの事を知っていたので少なくとも能力を使って未来の継承者であるエレンの記憶を見ていた可能性は高いです。ちなみにクルーガーとエレンの進撃の巨人の姿はよく似ていますが、グリシャが巨人化した時の姿は髪が長くなりヒゲが生えていました。また胴体が分厚く手足が細いというアンバランスな体型をしていました。

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進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~超大型・鎧~

歴代継承者と能力や強さ一覧①超大型巨人

超大型巨人は60m超えの大型の巨人です。大きな体で移動するだけでも一つの軍港を潰すことができます。大爆発しながら巨人化するので、巨人化するだけで周囲のものが吹き飛ぶほどの威力があります。また高温の蒸気を出すことができ、安易に項に近づくことはできません。ただ、蒸気を発すると体が消耗していくというデメリットがあります。

歴代の超大型巨人の継承者の中で名前が分かっているのは、ベルトルト・フーバーとアルミン・アルレルトです。ベルトルトは巨人の能力を継承するために訓練してマーレの戦士候補生となり、843年ごろに戦士候補生の上位に入って超大型巨人を継承しました。そして845年に超大型巨人の能力を使って壁の門を破壊しました。

ベルトルトは2度に渡ってパラディ島を襲撃しましたが、ウォール・マリア最終奪還作戦でアルミンの捨て身の作戦により敗北してしまいます。当時巨人の脊髄液の注射が1本しかなかったので、瀕死のアルミンとエルヴィンのどちらに注射を打つかで仲間割れしてしまいます。しかしリヴァイの判断によってアルミンを巨人化させてベルトルトの超大型巨人を継承させました。

ちなみにベルトルトの超大型巨人はアルミンの超大型巨人の姿よりもたくましく耳の形が違いました。また、ベルトルトは過去編で超大型巨人の能力をすぐに使いこなしていたということが判明しています。このことから九つの巨人には正統継承家系があると考察されており、ベルトルトはその一族だったのではないかといわれています。

歴代継承者と能力や強さ一覧②鎧の巨人

鎧の巨人は全身に鎧を纏う事ができる能力を持った巨人です。体当たりでウォール・マリアの門を砕き、巨人の侵攻を許しました。普通の大砲では傷をつけることができず、さらには硬質化能力も自在に使う事ができるため、立体機動装置の白刃でも通用しません。エレンは「ヨロイブラウン」と書かれた瓶を飲み、硬質化能力を得ました。

この「ヨロイブラウン」の瓶の中には鎧の巨人の脊髄液が入っていたのではないかといわれています。硬質化能力は幅広く使うことができ、エレンは超大型巨人との戦闘中に自分とそっくりに硬質化物質を作り、それを囮に使いました。また穴を塞いだり、対巨人用の新兵器にも使われました。項を狙って真上から硬質化物質を落とすだけで無垢の巨人を一撃で倒すことができるほどの硬度があります。

ただ、この硬質化能力は他国で開発された対巨人兵器や中央第一憲兵団が隠していた技術を応用して作った雷神で打ち砕くことができます。実際にウォール・マリア最終奪還作戦では鎧の巨人が雷槍を受けて戦闘不能になり、調査兵団に敗北するシーンが描かれていました。そのため鎧を纏うことで無敵になるわけではありません。

歴代の鎧の巨人の継承者の中で名前が分かっているのは、ライナー・ブラウンのみです。ライナーはマーレの戦士候補生として上位成績となり、843年ごろに鎧の巨人の能力を継承しました。ただ、当初はポルコ・ガリアードが鎧の巨人を継承する予定でした。しかしマルセルがポルコを守るために継承出来ないように印象操作したため、ライナーに継承されることになりました。

ちなみにブラウン家は元々鎧の巨人を継承していたのではないかと考察されています。なぜならレイス家が持っていた瓶の中に「ヨロイブラウン」と書かれた瓶があったからです。この瓶に入っていたであろう鎧の巨人の脊髄液はライナーから摂取されたものではなく、80年前に一族同士で争っていた時代に鎧の巨人を継承したブラウン家の人間から摂取されたものだといわれています。

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進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~女型・獣~

歴代継承者と能力や強さ一覧①女型の巨人

女型の巨人の能力は瞬足です。他の巨人に比べてスリムな体型をしているので身のこなしが軽く早く走ることができます。戦闘時には肉弾戦を得意としており、大きな体を持つ巨人とは思えないほどの素早い動きを見せています。立体機動装置のワイヤーを掴んで振り回して人間を殺したり、人間が被っていたフードをめくるなど細かい動作も可能です。

体は男性のような体型が多い巨人の中でも珍しく女性のような体つきをしているのが特徴的です。女性のような体つきの巨人は他に始祖の巨人のフリーダ以外にはいません。基本的には俊敏な動きを活かした戦闘をするのですが、身体の一部を硬質化することもできます。このように他の巨人が持つ能力も一部使うことができるため、汎用性が高いといわれています。

歴代の女型の巨人の継承者の中で名前が分かっているのはアニ・レオンハートです。アニはマーレの戦士候補生の上位者として843年ごろに女型の巨人を継承しました。845年にパラディ島を襲撃し、その混乱に乗じて壁の中に侵入します。エレンが進撃の巨人の能力を持っていることが分かると、ライナーとベルトルトに進撃の巨人を任せ、アニは憲兵団に入って始祖の巨人を探っていました。

しかし壁外調査で進撃の巨人を奪取することになり、女型の巨人になって調査兵団を襲いました。エレンとリヴァイ以外のリヴァイ班のメンバーを瞬殺し、肉弾戦ではエレンに勝ちましたがリヴァイとミカサによって作戦は失敗してしまいます。また、この時にフードを被っていたアルミンを殺さずに見逃したことでアニが女型の巨人であることが判明しました。

アニは足技など対人格闘技に優れていたため、元の戦闘力もあって肉弾戦を得意としていました。しかし最後はエレンに敗北してしまいます。捕らえられる寸前に自分を結晶体で囲い、眠りにつきました。この結晶体の能力は女型の巨人独自のものではなく戦鎚の巨人も使うことができます。結晶体は外側から破壊することはできませんが、始祖の巨人の能力によって溶かすことができます。

歴代継承者と能力や強さ一覧②獣の巨人

獣の巨人の外見は毛で覆われているオランウータンのようで、手足が長いのが特徴的です。しかし、特別な能力はないのでマーレでは長年利用価値がないと思われていました。ただ他の九つの巨人とは違い喋ることができます。歴代の獣の巨人の能力者の中で名前が分かっているのは、トム・クサヴァーとジーク・イェーガーです。

トムはいつ獣の巨人を継承したのか分かっていませんが、トムが獣の巨人を持っていた時代は特出した能力がないため、戦争では使えない巨人だと考えられていました。トムはジークが戦士候補生時代から慕っていた人物で、ジークは現在でもトムがかけていたメガネを着用しています。そして842年、ジークが獣の巨人を継承します。

ジークは獣の巨人の特徴である長い手を使って投石による攻撃を編み出しました。この投石の命中率は高く、大きい手でたくさんの石を一度に投げるので幅広い範囲に攻撃をすることが可能です。投石に当たった建物は崩れ、人の身体は簡単に撃ち抜かれます。ウォール・マリア最終奪還作戦では、フロック以外の新兵がこの投石によって死亡しました。

また、ジークの脊髄液を注射したエルディア人を「叫び」によって巨人化させ、操ることができます。この能力は先代のトムは使う事ができず、王家の血筋であるジークだからこそ使うことができる能力でした。つまりジークの場合、始祖の巨人まではいかずとも自分の脊髄液を摂取させればエルディア人を操ることができるというわけです。

ジークはこのことを調査兵団に明かした時は、脊髄液を摂取するとその直後に身体が硬直して自由が奪われ意識を失うといいました。しかしこれは嘘で、脊髄液を摂取しても身体に異変は起きません。そのためマーレ兵の捕虜が働くレストランで出されていたワインに脊髄液が混入していたことにパラディ島の人々は気づくことができませんでした。

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進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者の名前と能力や強さ一覧~顎・車力・戦鎚~

歴代継承者と能力や強さ一覧①顎の巨人

顎の巨人は顎の力がとても強いという特徴を持っています。その顎の力は硬質化の防御を噛み砕くことがでるだけでなく、どんな攻撃をしても破壊できなかった結晶体をも噛み砕きます。また鋭い爪を持っており、この爪を使って相手をひっかく攻撃をすることもできます。九つの巨人の中でも小柄で、四足歩行になって動物のような身のこなしで移動することも可能です。

歴代の顎の巨人の継承者の中で名前が分かっているのは、マルセル・ガリアードとユミルとポルコ・ガリアードとファルコ・グライスの3人です。マルセル・ガリアードは戦士候補生の一人で、上位を獲得したことで843年ごろに顎の巨人の能力を継承しました。しかしパラディ島の壁に向かう途中に、無垢の巨人となっていたユミルに捕食されてしまいます。

こうして顎の巨人を継承したユミルは845年の巨人の襲撃の混乱に乗じて壁内に侵入しました。しかしウトガルド城でヒストリアを守るために巨人化し、顎の巨人の能力者であることが判明しました。その後ライナー達に拉致され、最期は自らポルコに能力を継承することを選びました。こうしてポルコは850年に顎の巨人の能力を継承します。

ポルコは顎の巨人の能力を完璧に使いこなしており、ユミルのときにはなかった鋭い顎のマスクをしていました。中東連合の戦争にも参加しており、マーレ編ではエレンとも戦いました。しかし最終章で回復不可能なほどの重症を負ってしまい、ジークの「叫び」によって巨人化してしまったファルコを助けるためにも自分を捕食させました。

ファルコはジークの脊髄液入りのワインを摂取していたので、ジークの「叫び」で無垢の巨人になってしまいました。最初は鎧の巨人を食べようとしていましたが、近くに巨人化を解いたポルコが来たので本能的にそちらを捕食してしまいます。こうして顎の巨人の能力を継承したファルコは、港でのイェーガー派との戦いで初めて巨人化します。

ファルコはまだ完璧に能力を扱うことが出来ず暴走してしまいますが、マガトが項の本体を出したことで暴走が止まりました。ファルコが巨人化した姿は顎の巨人の特徴を引き継ぎつつも、鎧の巨人よりも巨大な姿となって腕は毛に覆われていました。これまでの顎の巨人と違う姿になったのは、ジークの脊髄液が影響しているのではないかと考察されています。

歴代継承者と能力や強さ一覧②車力の巨人

車力の巨人は常に四足歩行で移動する巨人で、2ヶ月もの間巨人化したままの姿を保つことができます。持続力には長けており、巨人化した状態で荷物を運んだり兵装することも可能です。そして獣の巨人と同様に喋る事ができます。外見は馬のような面長で戦闘時は鎧のマスクを顔にかぶり、専用の戦闘兵器を担いで移動します。九つの巨人の中でも小柄なのも特徴的です。

歴代の車力の巨人の中で名前が分かっているのはピーク・フィンガーのみです。ピークはマーレの戦士で、どのタイミングで継承したのかは不明ですが順番的にはジークの次に継承しているようです。マーレでは車力の巨人の能力を重宝しており、中東連合との戦争では車力の巨人が担いでいた戦闘兵器からの機関銃によって敵を一掃しました。

この戦闘兵器の中には複数の人間が入ることができるようになっており、中の人間が機関銃を撃って周囲を攻撃することができます。拘束力も強いようで、ファルコが巨人化して暴走した時は首元を噛まれつつも自分よりも身体が大きい顎の巨人を拘束し、ファルコを巨人の中から出すことに成功しました。ちなみにピークは長期間車力の巨人になっているので、人間に戻っても二足歩行よりも四足歩行のほうがしっくりくるようです。

歴代継承者と能力や強さ一覧③戦鎚の巨人

戦鎚の巨人は硬質化能力に特化した巨人です。他の巨人のように硬質化するだけではなく、硬質化した物質を自在に操ることができます。また、九つの巨人は太陽の光が当たらないところでは能力を使うことができませんが、戦鎚の巨人の場合は本体は地下に隠れたまま硬質化させたコピーの巨人を操って戦うことができます。

そして戦鎚の巨人は鎧の巨人の硬質化の硬度を上回っており、戦う時はこの硬質化によって作られた槌で相手を叩き潰します。また、地面から自在に硬質化物質を出現させることができ、相手を串刺しにしたり硬質化したものを変形させて拘束することも可能です。歴代の戦鎚の巨人の中で名前が分かっている者はエレンのみで、先代は名前は不明ですがヴィリー・タイバーの妹が持っていました。

そもそも戦鎚の巨人は始祖ユミルの死後、巨人の能力が9つに分かれた時にタイバー家の間で引き継がれてきた能力のようです。そのため、ヴィリーの妹の前の継承者達はタイバー家の人間だったと考えられています。マーレ編ではエレンが戦鎚の巨人の能力をタイバー家当主のヴィリーが持っていると思って襲撃しましたが、実際は妹が持っていました。ヴィリーの妹は硬質化で戦鎚の巨人のコピーを作ってエレンと戦います。

しかし戦鎚の巨人の能力の特性を見破られてしまい、結晶体となった本体が捕まってしまいます。顎の巨人は戦鎚の巨人を助けようとしますが、エレンは顎の巨人の顎の力を利用して結晶体を噛み砕かせ、ヴィリーの妹を食べました。こうして854年、エレンは戦鎚の巨人の能力を継承しました。エレンは戦鎚の巨人の能力をすぐに使いこなし、牢を破壊してイェーガー派と合流しました。

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進撃の巨人の九つの巨人の継承した数ではエレンが最多?一番強いのは?

継承した数ではエレンが最多?

先程紹介した九つの巨人の継承者一覧を見ても分かるのですが、現時点で九つの巨人の数を一番保有しているのは主人公のエレンです。エレンに九つの巨人の能力を継承させたグリシャがすでに進撃の巨人と始祖の巨人を持っていました。その後エレンがマーレを襲撃した時に戦鎚の巨人の能力を奪いました。その他のキャラクターはそれぞれ一体ずつ九つの巨人の能力を保有しています。

複数の九つの巨人を継承した状態で同時に能力を発動できるのかは不明です。ただ、854年までは戦闘向きではない始祖の巨人と進撃の巨人しか持っておらず、これまでの戦闘では鎧の巨人や女型の巨人に負けることもありました。ベルトルトが持っていた超大型巨人に関しては、エレン一人では全く太刀打ち出来なかったほどです。

しかし現在は戦闘向きの戦鎚の巨人の能力を持っています。そのため、もし能力を同時発動することができるのであれば、始祖の巨人の能力を使いながら戦鎚の巨人の能力で戦うシーンが描かれるかもしれません。

九つの巨人で一番強いのは?

九つの巨人で全ての巨人を操ることができるという点では、始祖の巨人が一番強いといわれています。純粋な戦闘力についてはそれぞれの巨人に特性があり、継承者によって能力の出方も違うので一概にどの巨人が強いとは言い切れません。ただ、鎧の巨人の鎧より戦鎚の巨人の硬質化が強かったり、顎の巨人の顎の力は戦鎚の巨人の硬質化物質を砕くことができるなど、能力の優劣はあるようです。

もし戦鎚の巨人の能力を持つエレンに対抗するのであれば、ファルコが持っている顎の巨人のほうが勝るかもしれません。しかしエレンは始祖の巨人の能力も保有しているので、操られてしまえば手も足も出ません。ちなみに、超大型巨人と鎧の巨人が戦ったらどちらが勝つのかという質問に対して作者は鎧の巨人が勝つと答えています。

これは継承者がベルトルトとライナーの場合で、ベルトルトの性格上ライナーには勝てないそうです。つまりベルトルトでなければ超大型巨人が鎧の巨人に勝てる可能性もあるということです。

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進撃の巨人の九つの巨人の継承者に関する感想や評価

『進撃の巨人』に登場する九つの巨人のほとんどは外見や能力の特徴から名前がつけられています。進撃の巨人は、継承者の未来と過去の記憶を見ることが出来るという能力からこの名前がつけられたといわれています。ただ、未来と過去の記憶を見るということが進撃の巨人という名前に繋がるとは考えにくいと思っている方も多いようです。

そのため、「地鳴らし」を引き起こすことも進撃の巨人の能力の一つなのではないかと考察している方がいました。「地鳴らし」は始祖の巨人の能力で命令することができるのですが、その「地鳴らし」を引き起こすために進撃の巨人は重要だといわれています。「地鳴らし」で動く巨人の姿はまさに進撃しているように見えるため、このような考察がされているようです。

『進撃の巨人』の今後の見せ場として、九つの巨人を持っているキャラクターが勢揃いするシーンがあるのではないかと考察されている方がいました。この考察から、九つの巨人の能力を持つキャラクターはしばらくは死亡しないという説もあるのですが、『進撃の巨人』は予想外な展開が多い漫画です。そのため、巨人の能力の継承者が変わる可能性も否定出来ません。

『進撃の巨人』の今後のストーリーの展開についての考察では、エレンが全ての巨人の能力を手にするのではないかと考えられていました。しかしエレンが巨人の能力を全て手に入れるためには幼馴染のアルミンを捕食する必要があります。もしそうであれば辛い展開になるので、考察が当たってほしくないという声もありました。

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進撃の巨人の九つの巨人の歴代継承者一覧まとめ

『進撃の巨人』に登場する九つの巨人には、それぞれ特性や強さがありました。物語開始前はほとんどマーレもしくは王家の後継者がそれぞれの巨人を管理していました。しかし戦いが激化してからは巨人の能力の奪い合いも始まり、エレンは3体の九つの巨人の能力を持っています。

『進撃の巨人』は最終章に突入しており、エレンはいよいよ始祖の巨人の能力を使って「地鳴らし」を発動し、アルミンやライナー達は手を組んでエレンを止めようとしています。今後は九つの巨人同士の激しい戦いが繰り広げられると予想されています。ぜひ『進撃の巨人』の最新話まで読んでみてください。

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