進撃の巨人の年表・時系列を分かりやすく解説!話の流れとあらすじをネタバレまとめ

『進撃の巨人』は主に845年から854年の間の物語が描かれています。しかし物語が進むにつれて845年以前の歴史も判明しました。過去の出来事が分かっていくにつれて巨人の謎も解き明かされていきます。この記事では『進撃の巨人』のストーリーを年表で時系列に沿ってわかりやすく解説します。年表や時系列以外にも、物語のあらすじのネタバレやこれまで登場した伏線についてもまとめています。

進撃の巨人の年表・時系列を分かりやすく解説!話の流れとあらすじをネタバレまとめのイメージ

目次

  1. 進撃の巨人とは?
  2. 進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~800年以前~
  3. 進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~850年代まで~
  4. 進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~850年以降~
  5. 進撃の巨人の話の流れとあらすじネタバレ
  6. 進撃の巨人で判明している事実を考察
  7. 進撃の巨人に関する感想や評価
  8. 進撃の巨人の年表・時系列まとめ

進撃の巨人とは?

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』とは、2009年から別冊少年マガジンで連載されている少年漫画です。人間を食べる巨人との戦いが描かれたダークファンタジーです。年齢性別問わず人気の作品で、アニメ化・実写映画化されました。そしてハリウッドでも実写映画化されることが発表されています。スピンオフ作品も人気で『進撃!巨人中学校』はアニメ化も果たしました。

進撃の巨人のあらすじ

エレン・イェーガーは5年前に母が巨人に捕食されたことをきっかけに訓練兵団に入ります。厳しい訓練を乗り越えたエレンはいよいよ訓練兵団を卒業しますが、その直後に超大型巨人によって2度目の襲撃を受けてしまいます。エレンは戦いの中で巨人化能力に目覚め、自分自身が巨人となって戦うことになります。

進撃の巨人 作品公式サイト

進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~800年以前~

年表・時系列①1820年前

ここでは『進撃の巨人』の1820年前から743年までの出来事をわかりやすくまとめて解説します。これはグリシャがまだ幼少期だった頃(817年ごろ)から1820年前の出来事になります。1820年前、ユミル・フリッツがなんらかのきっかけにより巨人の力を手にいれました。そのきっかけというのは、マーレでは「大地の悪魔」エルディア帝国時代は「神がもたらした奇跡」といわれていました。

その真相についてネタバレをすると、「有機生物の起源」のようなものに奴隷の少女・ユミルが寄生されたことで巨人の力が手に入りました。ユミルは王の妻へと迎えられますが、他国との戦争兵器として戦うことになります。ユミルの死後、娘達がユミルの背骨を食べたことで能力が継承され、やがてその能力は9つに分かれました。

マーレに伝わるエルディア帝国の歴史では、その後マーレを滅ぼして民族浄化が約1700年間行われます。こうして大国となったエルディア帝国では「九つの巨人」を持つ者達同士の内戦が勃発します。145代目のフリッツ王は戦いに疲弊し、戦争を終わらせるために戦鎚の巨人を持つタイバー家と手を組みます。そしてマーレ人のへーロスを英雄に仕立て上げて終戦に導きました。

年表・時系列②743年

ここでは『進撃の巨人』の743年から790年頃の出来事をわかりやすくまとめて解説します。743年、戦争を終結させたフリッツ王はエルディア人をできるだけ集めてパラディ島へ移動しました。そしてパラディ島で巨大な壁を築き、そこで国民達と暮らします。マーレではパラディ島に手を出すと数千の巨人が地鳴らしで襲ってくると信じられてきました。

そのため手を出すことができず、およそ100年間鎖国のような状態が続いていました。フリッツ王は壁の中に連れてきたエルディア人の記憶を改ざんし、人々には外の世界は巨人によって滅ぼされたと信じこませました。ちなみにマーレは「九つの巨人」のうち7体を管理することになります。

その後770年から780年頃の出来事のあらすじをネタバレすると、一度門が巨人信奉者によって開かれ、シガンシナ区は巨人によって大きな被害を受けます。この頃に巨人が殺せる存在であることが立証されました。780年から790年頃には立体機動装置が開発され、兵団でも使われるようになります。そしてキュクロが立体機動装置で初めて巨人を倒しました。

784年、坑夫がウォールシーナに入るために地面を掘って侵入しました。しかし壁は地下にも続いており、侵入することができませんでした。そのことを友人に話したところ、坑夫は行方不明になります。友人が駐屯兵団や憲兵団に相談しましたが、坑夫は見つからず友人までも行方不明になりました。おそらく中央第一憲兵団に消されたのではないかといわれています。

790年頃、マーレで始祖ユミルを崇拝する人物に拾われた少女がユミルという名前をつけられて崇められます。人々の心を救うためにユミルを演じてきましたが、やがてマーレ軍に見つかり「楽園」送りにされました。ユミルは無垢の巨人となりパラディ島を彷徨うことになります。

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進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~850年代まで~

年表・時系列①815年頃?

ここでは『進撃の巨人』の815年頃の出来事をわかりやすくまとめて解説します。815年、アッカーマン家と東洋人は王政に逆らったとして弾圧され、差別を受けるようになります。差別を受けてまともな生活が出来なかったケニー・アッカーマンは殺人を繰り返し、「切り裂きケニー」という名で知られるようになります。

ケニーはたまたま始祖の巨人を持つウーリと出会ったことで、中央第一憲兵団に所属することになります。そしてケニーの妹・クシェルがリヴァイを産んだのもこの頃です。リヴァイは餓死寸前のところをケニーに拾われて地下街で育ちます。次第にアッカーマン家や東洋人への差別が緩和されていきますが、一部のアッカーマン家と東洋人は人のいない山の中へ追われてそこで暮らすことになります。

こうして出会ったのがミカサの父と母です。そして物語でも重要な817年頃の出来事のあらすじをネタバレすると、グリシャの妹・フェイが収容区を無許可で出たことでマーレ当局の男に殺されてしまいます。グリシャはこの一件で世の中の不条理さを知り、家業の医者を継いで間もない頃にエルディア復権派へと入りました。その2年後の819年頃にはエレン・クルーガーが進撃の巨人の能力を継承しています。

年表・時系列②825年頃?

ここでは『進撃の巨人』の825年頃の出来事をわかりやすくまとめて解説します。エルディア復権派に所属したグリシャは、謎の人物「フクロウ」の協力を経て始祖ユミルの歴史を解き明かしていました。そして824年、「フクロウ」の手引きによって王家の血筋を引くダイナがエルディア復権派の元を訪れます。

ダイナによって新たな巨人の歴史が明らかになり、やがてグリシャとダイナは惹かれ合っていきます。825年にはグリシャとダイナが結婚し、ジークが誕生しました。その2年後の827年にはレイス家のフリーダが誕生しています。

年表・時系列③832年頃?

ここでは『進撃の巨人』の832年頃の出来事をわかりやすくまとめて解説します。グリシャとダイナの息子・ジークはエルディア復権派の思想を幼いころから植え付けられ、スパイとして戦士候補生になります。しかしジークの成績は良くなく、このままでは両親の期待に応えることができません。ジークは頻繁に怒られており、両親へ嫌悪感を抱くようになりました。

そんな時、マーレ軍がエルディア復権派について情報を掴んだことを耳にしたジークは、当時獣の巨人の能力者だったクサヴァーに相談します。そして両親達のせいで祖父母まで「楽園」送りになることを防ぐために告発しました。こうして実の息子意裏切られて捕まったグリシャは拷問を受け、エルディア復権派の仲間たちと共に「楽園」送りにされます。そこでダイナを含むエルディア復権派は無垢の巨人となります。

そこにマーレ軍に潜入していた「フクロウ」ことエレン・クルーガーが現れ、グリシャに進撃の巨人を継承しました。生き残ったグリシャがパラディ島の壁の近くまで来たところで、当時調査兵団の団員だったキース・シャーディスに保護されます。その後キースの行きつけの飲み屋でカルラと出会いました。グリシャは始祖の巨人を探すために壁の中で医者として生活することになります。

その1年後の833年の出来事のあらすじをネタバレすると、後に鎧の巨人の能力を引き継ぐライナー・ブラウンが誕生しました。パラディ島ではその頃、シガンシナ区で謎の病気が流行します。この病気を治すために抗体を作ったことでグリシャは優秀な医師として名が知れ渡るようになりました。この病気を治したことがきっかけとなり、カルラと急接近して結婚します。

グリシャとカルラの結婚と同時期にキースは調査兵団の第12代団長になりました。またその頃、歴史の教師だったエルヴィン・スミスの父親が王政に反する教えをしたことで中央憲兵第一憲兵団によって殺されます。

年表・時系列④835年

ここでは『進撃の巨人』の835年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。835年は『進撃の巨人』のメインキャラクターであるエレン・ミカサ・アルミン・ジャン・コニー・ヒストリアが誕生した年です。この頃までグリシャは始祖の巨人について調査しており、医者という立場を利用してレイス家が巨人の能力を継承しているところまで調べ上げていました。

しかしエレンが生まれたことによって始祖の巨人を奪うことをやめ、家族を守ることを優先しました。ただ、エレンが将来壁の外へ興味を持った時のために地下室に手記を残しました。

年表・時系列⑤844年

ここでは『進撃の巨人』の844年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。まず844年以前の出来事のあらすじをネタバレすると、842年にはフリーダがウーリの始祖の巨人の能力を継承します。またマーレでは両親を告発したことで戦士になったジークが獣の巨人を継承しました。その翌年の843年頃にはマーレの戦士候補生のアニ・ライナー・ベルトルト・マルセルの4人が巨人の能力を継承します。

そして844年、エレンとミカサが初めて出会います。エレンはグリシャと共にアッカーマン家に訪れますが、ミカサが人さらいによって拉致されていました。エレンは単独でミカサを探し、拉致した犯人を殺害します。その後ミカサはイェーガー家に引き取られて一緒に暮らすことになります。

年表・時系列⑥845年

ここでは『進撃の巨人』の845年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。845年、調査兵団はキースが団長の座を降りたため、エルヴィンが次の調査兵団第13代団長に就任します。その頃マーレでは、ライナー・ベルトルト・マルセル・アニの4人が始祖の巨人と進撃の巨人の奪還の命を受けてパラディ島へと侵入します。しかしマルセルは壁に到達する前に無垢の巨人となったユミルに捕食されて死亡しました。

任務の続行を決意した3人はシガンシナ区を襲撃します。シガンシナ区とウォールマリアの門が破壊され、人々は侵入してきた巨人に捕食されてしまいます。この混乱に乗じ、巨人化を解いたベルトルト・アニ・ライナーの3人と顎の巨人の能力を継承したユミルが避難民に混じって潜入します。ウォールシーナに居たグリシャは、この事態を受けてレイス家に戦うよう直談判します。

しかしそれは不戦の契りによって不可能なことでした。グリシャはフリーダから始祖の巨人を奪うことを決意し、巨人化して戦います。グリシャは始祖の巨人を奪うとすぐに避難してきたエレンに注射を打ち、自分を食べさせて進撃の巨人と始祖の巨人を継承させました。エレンは進撃の巨人の記憶を継承した時のショックによりその時のことは覚えていません。

グリシャによってロッド以外のレイス家の者が殺されたことにより、ロッドはヒストリアの母・アルマの前に現れます。そしてロッドはアルマを殺し、ヒストリアに「クリスタ・レンズ」という名前を与えました。

年表・時系列⑦846年

ここでは『進撃の巨人』の846年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。846年、巨人の侵攻によってウォールマリア内は避難してきた人々で溢れ、食糧難に陥ります。そこで領土を取り戻すための作戦に兵士でもない失業者や難民などが強制的に参加させられます。いわば口減らしをするための奪還作戦でした。これによってアルミンの祖父が死亡しました。

年表・時系列⑧847年

ここでは『進撃の巨人』の847年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。847年、開拓地に居たエレン・ミカサ・アルミン・ヒストリアの4人が第104期訓練兵団に入団します。同じ時期に潜入していたライナー・ベルトルト・アニも兵団に入りました。その頃、中央第一憲兵では銃を使った対人立体機動装置が開発され、ケニーを中心とした部隊が編成されます。

年表・時系列⑨848年

ここでは『進撃の巨人』の848年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。調査兵団では第34回壁外調査が実施されました。その時に壁外調査に参加していたのがイルゼ・ラングナーという人物です。イルゼは特別編で登場しました。イルゼの物語のあらすじをネタバレすると、壁外調査中にイルゼは巨人と遭遇してしまいます。しかしその巨人はイルゼの前でひざまずき言葉を話しました。

この言葉を話した巨人は、かつてマーレで活動していた始祖ユミルの信奉者でした。そばかすがあったイルゼをユミルと間違えたのです。しかしその巨人はすぐに自我を失くしてしまい、イルゼを捕食してしまいます。

年表・時系列⑩849年

ここでは『進撃の巨人』の849年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。894年は超大型巨人によって2度目の侵攻が起きる前の年です。壁外調査に向かっていたリヴァイはイルゼが遺した巨人の手帳を拾いました。

年表・時系列⑪850年

ここでは『進撃の巨人』の850年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。850年、再び超大型巨人が出現し、トロスト区の門が破壊されました。エレンはアルミンを助けるために巨人に食べられたことをきっかけに進撃の巨人の力に目覚めます。その後巨人化して大岩を運び、トロスト区の奪還に成功しました。

この一件でライナー・ベルトルト・アニの3人は進撃の巨人をエレンが持っていることを知ります。そのことについて話しているところをマルコに聞かれ、立体機動装置を奪って置き去りにしました。マルコは戦うことができず巨人に捕食されてしまいます。裁判にかけられたエレンは調査兵団に入り、リヴァイによって監視されることになります。

その頃、前回の壁外調査で捕獲した巨人2体を何者かによって殺害されてしまいます。そして生き残った104期生達はそれぞれ希望の兵団へと入団します。ライナーとベルトルトは進撃の巨人を持つエレンを狙って調査兵団へ入団し、アニは始祖の巨人について調査するために憲兵団に入りました。その後第57回壁外調査が行われます。

第57回壁外調査では進撃の巨人を狙う女型の巨人が現れ、リヴァイ班を全滅に追い込みました。しかしリヴァイとミカサの活躍によってエレンは救い出されます。帰還後、ストへス区で女型の巨人の捕獲作戦が実施されました。アルミンはアニがマルコの立体機動装置を使っていたことや壁外調査で自分を殺さなかったという違和感に気づき、女型の巨人の正体がアニであることを見抜きました。

しかしアニは水晶体となって眠りについたため、情報を得ることができませんでした。女型の巨人との戦闘のさなか、一部の壁が崩れたことによって壁の中に巨人がいることが判明します。アニの正体が女型の巨人だったことで仲間がいるのではないかと104期生が疑われます。104期生は古城で待機していましたが、獣の巨人と無垢の巨人に襲われてしまいます。

ユミルは皆を救うために巨人化したことでその正体が顎の巨人であることが判明しました。襲ってきた獣の巨人は複数の無垢の巨人を連れていましたが、それは後にコニーの出身地であるラガコ村の人々だったことが判明します。その後ウォールローゼで待機していたライナーとベルトルトが巨人化し、エレンとユミルを攫って逃亡しました。

これによりライナーが鎧の巨人、ベルトルトが超大型巨人であることが判明します。調査兵団はなんとかエレンを取り戻しますが、無垢の巨人になったダイナに襲われそうになります。エレンが拳をダイナに当てると始祖の巨人の能力が無意識に発動し、無垢の巨人は一斉にライナー達を襲いました。その隙に調査兵団は撤退します。

その後エレンとヒストリアが中央第一憲兵に狙われ、政府の情報操作によって調査兵団は反逆者扱いされるようになります。しかしピクシスとザックレーのクーデターにより、これまでの王政と中央第一憲兵団の悪事が露見します。ロッドはヒストリアにエレンを食べさせて始祖の巨人を継承させようとしましたが失敗し、最後は無垢の巨人になったロッドをヒストリアが討伐しました。

その後ヒストリアが女王に即位します。レイス家が地下に隠していた光る鉱石は一般人も使えるようになり、これにより調査兵団は巨人が眠る夜も活動することができるようになりました。また、中央第一憲兵団が隠していた技術を使って「雷槍」という新兵器が開発されます。そしていよいよウォールマリア最終奪還作戦が決行されます。

しかし獣の巨人・鎧の巨人・超大型巨人によって調査兵団の中で9名を除いた兵士達が戦死してしまいます。瀕死状態のアルミンとエルヴィンのどちらに巨人の脊髄液を打つかでリヴァイとエレンは口論しますが、リヴァイはアルミンを生かしました。ベルトルトは無垢の巨人となったアルミンに食べられて死亡し、アルミンは超大型巨人を継承しました。

ウォールマリアとシガンシナ区を奪還した調査兵団は、グリシャの地下の鍵を使って手記を発見します。これにより壁外に人類が生存していることなどが判明し、後にこの情報は一般市民にも共有されました。一方マーレでは、中東連合との長い戦争が始まりました。

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進撃の巨人の年表・時系列をわかりやすく解説~850年以降~

年表・時系列①851年

ここでは『進撃の巨人』の851年頃の出来事をわかりやすくまとめて解説します。ウォールマリアとシガンシナ区奪還後、壁の中に居た巨人は全て討伐されて復旧作業が行われました。そして年月日は不明ですがウォールマリア外の弊害調査が6年ぶりに行われました。6年ぶりの壁外調査では巨人は1体しか確認できず、エレンの硬質化で開発された新兵器などによってほぼ掃討されていました。

そしていよいよ調査兵団は海へと到達します。その後ヒィズル国の東洋人がパラディ島へと上陸して国交を結びます。ヒィズル国はパラディ島の文明の発展に貢献しました。これにより鉄道や飛行船を造るまで近代化が進みます。その後調査兵団はマーレに上陸し、潜入捜査を行いました。一方で851年から853年の間、マーレは32隻の軍艦をパラディ島へと送りましたがいずれも行方不明になっています。

なぜ軍艦が次々と消息を絶ったのかあらすじをネタバレすると、パラディ島へ向かった最初の軍艦に乗っていたイェレナが上官を殺害してマーレへの反逆を示し、パラディ島のエルディア人と手を組んだからです。イェレナはマーレの情報を渡したり軍港の建設に貢献しました。そしてエレンとジークの接点をもたらしました。

年表・時系列②854年

ここでは『進撃の巨人』の854年の出来事をわかりやすくまとめて解説します。マーレは長年続いていた中東連合との戦争に勝利を収めます。しかし戦争では敵国が対巨人兵器を使ってきたので、ギリギリの戦いになりました。戦争が一段落したマーレはパラディ島殲滅宣言の式典を開き、各国の要人が招かれました。そこでタイバー家のヴィリーは80年前の巨人大戦の真実を語ります。

その途中で巨人化したエレンが会場を襲い、マーレ人だけでなく各国の要人も含め惨殺しました。この時のエレンの動向についてネタバレをすると、エレンは元々負傷兵としてマーレに潜入していました。病院で出会ったファルコを利用してライナーと接触していたのです。エレンはこの襲撃によって戦槌の巨人を手に入れましたが、応援に来た調査兵団のサシャを含め8名の優秀な兵士を亡くします。

調査兵団を追ってきたファルコとガビは飛行船で捕まりました。エレンは単独でマーレを襲撃したことによりジークと共に拘束されます。しかしパラディ島ではフロックを中心としてエレンの思想に染まった若者達によりイェーガー派という反兵団組織が結成されました。イェーガー派はザックレーを爆殺してエレンの脱獄を手伝い、兵団の制圧に成功します。

別行動をしていたリヴァイはジークの襲撃によって重症を負ってしまいます。またジークの脊髄液入りのワインが、マーレの捕虜が働いているレストランで提供されていたことが判明しました。イェーガー派による反乱が勃発する中、マーレ軍がシガンシナ区に奇襲を仕掛けてきます。捕まっていたファルコはナイルによって解放され、ピークに助けられたガビとコルトと行動を共にしていました。

しかしジークの叫びによってファルコは無垢の巨人になってしまい、巨人化の衝撃でコルトが死亡します。そこに瀕死状態のポルコが現れ、自分を捕食させて顎の巨人を継承させます。エレンはガビが撃った対巨人兵器によって首を吹き飛ばされますが、完全に意識が途切れる前にジークと接触したことで座標に入ることに成功します。

座標で奴隷さながらに働かされている始祖ユミルを説得したエレンは、始祖の巨人の力を使うことができるようになります。エレンは壁の巨人を呼び覚まして地鳴りを発動させ、全てのエルディア人にパラディ島以外の人々を駆逐することを宣言しました。

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進撃の巨人の話の流れとあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①世界の真相編

『進撃の巨人』ではエレン達が高い壁の中で暮らしているところから始まります。なぜそのような生活をしていたのかあらすじをネタバレすると、元々壁の中のエルディア人は誰もが巨人になりうる存在だったからです。エルディア人の始祖と呼ばれるユミルは1820年前に「有機生物の起源」と接触したことで巨人の力を手に入れます。

その後エルディア帝国は巨人の力を使って戦争を繰り返し、敵国を淘汰してきました。この現状に心を痛めたフリッツ王が終戦に導き、エルディア人をパラディ島へと連れて行きました。そして3つの壁をつくり、エレンの先祖達は記憶を改ざんされて壁の中で暮らすことになります。

あらすじネタバレ②シガンシナ区陥落編から女型の巨人拘束作戦編

シガンシナ区陥落編のあらすじをネタバレすると、マーレが送った戦士によって門が破壊され、シガンシナ区は陥落して多くの死者が出ました。なぜ超大型巨人が突然現れたのか謎のままでしたが、エレンが調査兵団に入って初めての壁外調査で女型の巨人が現れたことで、兵団内にシガンシナ区を襲った侵入者がいることが判明します。女型の巨人から情報は引き出せなかったものの捕縛には成功しました。

あらすじネタバレ③ウドガルド城編から王政編

ウトガルド城編のあらすじをネタバレすると、女型の巨人の正体がアニと断定されたことで104期生にも疑いの目が向けられました。104期生はウトガルド城に集められ、武器も何も持っていない状態で待機していたところを獣の巨人に襲われます。なんとか104期生は救出されたものの、その後アニと同郷のベルトルトとライナーが正体を現してユミルを拉致しました。

その後の王政編のあらすじをネタバレすると、中央第一憲兵団がエレンとヒストリアを攫おうと動き出した事によって、調査兵団と王政が対立します。しかしヒストリアが始祖の巨人の継承を拒否したことでエレンは助かり、ヒストリアは女王として即位することになりました。

あらすじネタバレ④ウォールマリア奪還作戦編からマーレ・パラディ編

ウォールマリア奪還作戦編のあらすじをネタバレすると、地下室の鍵の秘密を探るために調査兵団はウォールマリア奪還作戦を決行します。ベルトルト・ライナー・ジークの襲撃を受けて調査兵団は兵士の大半を失いながらも勝利し、エレン達は地下室の鍵によってグリシャの手記を手に入れます。

一方マーレでは本格的にパラディ島への侵略を進めるために、タイバー家による演説が行われます。しかしそのタイミングを計らって潜入していたエレンは巨人化してマーレを襲撃しました。

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進撃の巨人で判明している事実を考察

考察①パラディ島

パラディ島では始祖ユミルが巨人の能力を使って作ったといわれる鉱石が見つかっています。エネルギーを消費しない鉱石なので、もし他国に露見すれば欲しがる国はいくつもあります。現在はマーレとの戦いがメインですが、後に資源を巡る争いも始まるのではないかといわれています。

考察②巨人の謎

世界の真相編のあらすじでも紹介しましたが、元々巨人の能力を持っていたのは始祖ユミルだけでした。始祖ユミルの背骨を娘たちが食べ、それによって能力が継承していきました。現在では巨人の脊髄液を摂取することで、全てのエルディア人が無垢の巨人になることができます。そしてエルディア人は全て座標で繋がっているといわれています。これがエルディア人の巨人化に関係しているのではないかといわれています。

考察③九つの巨人の謎

マーレの言い伝えでは始祖ユミルの死亡後、魂が9つに分かれて「九つの巨人」が誕生したといわれていました。しかし実際は娘たちが背骨を食べたことで継承されました。なぜ巨人の力が知性の巨人と無垢の巨人に分かれてしまったのかは判明していません。

考察④レイス家の謎

レイス家は長年始祖の巨人を継承してきました。しかし始祖の巨人を使って他国と戦うことは約100年の間で一度もありませんでした。それどころか最初の超大型巨人の襲撃で、始祖の巨人を受け継いだフリーダはエルディア人は滅ぼされるべき時が来たのだと語りました。これは不戦の契りによるものです。王家の血筋の者は始祖の巨人を継承した時点で不戦の契りによって思考を操られて戦意を失います。

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進撃の巨人に関する感想や評価

『進撃の巨人』の読者の中には自分で年表を作り、時系列を辿っている方もいました。もちろんそのまま『進撃の巨人』を読んでも面白いのですが、年表で時系列を理解していたほうが物語がわかりやすくなります。特にマーレ編からはストーリーが難しくなってくるので、自分で年表を作ったりわかりやすくまとめてある年表を参考にして物語をおさらいしている方がたくさんいました。

わかりやすくまとめられた『進撃の巨人』の年表を印刷してファン同士で考察されている方もいました。『進撃の巨人』は巨人との戦いだけでなく、巧妙に張られた伏線の考察も楽しめる作品です。年表を見ながらファン同士で考察するとわかりやすくなるので、年表や時系列を元にオフ会を開催している方もいました。

『進撃の巨人』の年表や時系列を自分なりにわかりやすくまとめたという方の中には新しい発見をした方がいました。年表をまとめると、まだ何か隠されていることがあるのではないかと様々な考察ができます。フリーダとジークに関してはどちらも王家の血筋を受け継いでいるので、同じ842年に巨人の能力を継承したのは何かの伏線になっていると考えている方もいるようです。

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進撃の巨人の年表・時系列まとめ

この記事では『進撃の巨人』の出来事をまとめて紹介しましたが、時系列順に見るとストーリーがわかりやすくなります。実際にファンの間でも年表や時系列を自分なりにまとめている方もいました。ぜひこの記事で紹介した年表を参考にして『進撃の巨人』のストーリーの考察をしてみてください。

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