【ブリーチ】吉良イヅルは死亡した？ゾンビ化して復活？斬魄刀や能力も紹介

俳句を趣味としている吉良イヅルはBLEACH（ブリーチ）で、自分の上司である隊長の市丸ギンに対して絶大な信頼を寄せていたため盲目的に忠誠を誓ってしまうという危険なところがありました。真央霊術院において首席合格をしている彼はとても優秀な人物でありながらも自分にいつも自信が持てない気弱な性格をしていたのです。気弱な性格の彼でしたが隊士としての実力はあるため三番隊において副隊長を務めていました。

BLEACH（ブリーチ）には人の魂を喰らう虚や、天に立つために暗躍している死神などがたくさんいます。生真面目で盲目的に自分よりも立場が上の人の命令に従ってしまう彼は自分でも知らないうちに利用されることになりました。そこで、ところてんが大好きな吉良イヅルが死亡したとされる真相や死亡後ゾンビ化して復活した理由、彼の愛刀である斬魄刀の能力や強さもご紹介します。

2004年10月～2012年3月に渡ってテレビアニメとして制作された「BLEACH（ブリーチ）」は、テレビ東京他で全366話が放送されて話題を集めました。BLEACH（ブリーチ）では、常に不機嫌そうな表情をしている黒崎一護は虚によって母を失い悲しい思いをしたため、死神になって妹たちを守ろうと仲間と共に戦い成長していく姿が描かれています。その後、BLEACHの関連ラジオ番組がラジオ大阪によって製作され放送されました。

テレビアニメやラジオでも注目を集めたBLEACH（ブリーチ）は、久保帯人（くぼたいと）さんという広島県安芸郡府中町出身の漫画家によって描かれ、週刊少年ジャンプによって2001年36・37合併号～2016年38号に渡って連載された作品となっています。全74巻・全698話（686話+過去編12話）まで刊行されたBLEACH（ブリーチ）は、漫画やテレビアニメ、ラジオ以外にゲームや小説としても展開されました。

派手な見た目によって不良に間違われる黒崎一護は、真面目に勉学に励む高校生でした。霊感が異様に強かったために複雑な過去を持つな朽木ルキアと出会い彼女が死神だと知ります。人の魂を喰って生きている虚によって母を失った彼は虚への復讐を誓いました。また、双子の妹を守るために自ら死神となって戦う決意をします。それによって、かつては死神だった父や優しかった母が滅却師だったことを知ることになりました。

ところてんが大好きな吉良イヅルは、護廷十三隊において三番隊の副隊長を務めていました。元は四番隊に所属していた彼は、治療の能力も会得しています。下級貴族出身の彼は、真央霊術院においては首席で合格するほどの優秀な頭脳を持っていましたが、とても気弱な性格だったために、のちに天に立つという野心を抱いていた藍染惣右介にその弱みを利用され、自分でも無自覚なままに暗躍することになりました。

• 名前：吉良イヅル（きらいづる）
• 所属・役職：護廷十三隊において三番隊の副隊長
• 元所属：四番隊
• 出身地：瀞霊廷（下級貴族出身）
• 同期：雛森桃、阿散井恋次
• 真央霊術院での成績：首席合格
• 性格：気弱、生真面目、あらゆる感情を押し殺す
• 趣味：俳句（挿絵は雛森桃が担当）
• 好きな食べ物：ところてん

それによって仲間が重傷を負ってしまったことで、自分が犯した罪に気付いた彼でしたが、自分よりも上の立ち場の人間を尊重しすぎるあまり翻弄されてしまうところがあったのです。生真面目すぎる性格の彼は、自分の上司である三番隊で隊長を務めていた市丸ギンにおいても盲目的に絶大な信頼を寄せていたために、彼と一緒に暗躍してしまいました。五番隊で副隊長を務めている雛森桃や熱血漢の阿散井恋次らは彼の同期です。

ところてんが大好きな吉良イヅルは、盲目的に自分の上司である市丸ギンに信頼を寄せていました。そのため、彼が仲間を裏切って謀反を起こし五番隊の隊長を務めている冷酷な性格の藍染惣右介の部下として行動する際には自分もそれに従って一緒に暗躍しています。最強の隊士と言われている市丸ギンは、自分の愛する人の幸せを手にするために宿敵である藍染惣右介を倒すために彼の部下となっていました。

しかし、そんな死を懸けた戦いを挑んでいる上司の市丸ギンの気持ちを察することができない盲目的に上司に忠誠を誓ってしまう彼は、自分でも理解せずに行動していたために仲間を裏切ることになり、それによって同期の仲間を重症に追い込みました。戦いにおいて重傷を負ってしまった彼は死亡した？と話題となります。そこで、死亡したと噂されている彼の死の真相やゾンビ化して復活した理由などをご紹介しましょう。

BLEACHの三番隊で副隊長を務めていた吉良イヅルは、五番隊において隊長を務めていた藍染惣右介に利用され、自分の上司である市丸ギンと一緒に謀反とは気付かずに暗躍することになりました。いつもニコニコして何を考えているのかわからない市丸ギンには愛する人を守り抜くという誰にも話していないはっきりとした目的があります。そのため敵の部下となりますが、気弱な性格の彼はただ盲目的に指示に従っていただけだったのです。

そんな彼は千年血戦篇において重傷を負ってしまいます。そのため、彼の死亡説が流れるようになったのです。大怪我を負った彼は長期間に渡って姿を現さず、完全に死亡した姿も描かれていませんでしたが死亡してしまったのではと心配されていました。大きな怪我を負った後の彼の生死は不明な状態が続きましたが、後になって死亡したことが公式で発表されています。

気弱な性格の彼は最終章に当たる千年血戦篇において一回死亡していました。しかし、本編においては死亡の情報がなかったために、再登場するのではと期待されていたのです。彼の生死が不明の期間がありましたが、死亡が公式に発表されたことによって多くの人が悲しむことになります。しかし、最終的には彼の再登場を待ち望んでいた読者の期待通りにゾンビとして復活を遂げて再登場しました。

BLEACHで生死が不明な状況となっていた吉良イヅルは、千年血戦篇において大きな傷を負って死亡してしまいますが、十二番隊で隊長を務めていた人体実験を好む涅マユリによって生前よりもパワーアップした能力を手に入れることができました。ところてんが大好きな彼は死亡したことで、ゾンビにされてしまったのです。

彼はゾンビにされたことによって、いきなり隊長クラスの能力を手に入れ身体も頑丈となり勇ましい雰囲気を漂わせていました。「13BLADEs.」というキャラブックにおいても、死から復活したゾンビとして描かれています。

ゾンビとして復活した彼は本編において再登場していますが、それほど長くは登場してはいません。しかし、キャラブックの小説においてはその後の彼の様子が描かれていました。そこでは、ゾンビとして復活することができた彼は、ゾンビとして復活させてくれた涅マユリに仕える私兵ゾンビの1人として活躍しています。気弱で幸が薄いキャラだった彼は、私兵ゾンビとなったことで多くの同情の声を集めていました。

優秀でありながらも気弱な性格ゆえに周囲から利用されてしまう彼は、生前も自分の意志とは関係なく操られてしまいます。彼には上司に対して尊重するあまり、あらゆる自分の感情を押し殺してしまうところがあったために、結果的に扱いやすい人間となっていました。一旦は死亡したものの再登場したことで喜んだ読者は多かったようですが、最終的には最強になったものの奴隷のようにゾンビ兵として扱われてしまったのです。

かつて治癒能力に優れた死神で構成されていた四番隊に所属していたイヅルは、仲間が怪我を負った際に治療することができる能力を持っていました。しかし、護廷十三隊においての四番隊は基本給が安く周囲の隊士からは馬鹿にされる存在でもあったのです。そこから彼は移動することになり、現在の三番隊の副隊長を務めるまでに成長しています。

気弱な性格の彼は、常に前髪で顔を隠すような髪型をしていました。そんな彼が扱っていた愛刀である斬魄刀は「侘助（わびすけ）」です。この斬魄刀で斬られた相手は、1回斬られるごとに倍の重さがのしかかるようになっていました。そのため、斬られれば斬られる程その重さによって苦しむことになります。そこで、無類の強さを持つことができる彼の愛刀である斬魄刀の能力やその強さをご紹介します。

BLEACHでインテリっぽい雰囲気を醸し出している吉良イヅルは、数字の「7」のような形状をした独特なデザインの斬魄刀を愛用しています。彼が扱っている独特な形状の斬魄刀は、「侘助（わびすけ）」です。この斬魄刀の「侘助（わびすけ）」という名前は、まるでこの斬魄刀の能力を示しているようでもありました。侘助という斬魄刀によって斬られてしまった人は、斬られる度に重量が倍になっていく能力だったのです。

侘助によって斬られてしまった敵は、かつての倍の重量を感じることになります。さらに、斬られた場合はさらにその倍の重力を感じることがになりました。彼の斬魄刀をかわすことができずに、斬撃を受け続けることで重力の重さに耐えることができなくなり、次第に頭を垂れるようになります。敵に詫びているような姿になってしまうためにこのような名前が付けられたようです。

生真面目な性格の彼が扱う斬魄刀の侘助の能力は、激しく派手は攻撃を繰り出すことはできませんが、地道に相手を追い詰めていく能力がありました。重力によって頭を垂れるしかなくなってしまった敵は自ら首を斬ってくれと言っているかのように頭を垂れることになるのです。その状態となった時に首を斬ることができる侘助という斬魄刀はかなり残酷な力を持っているとも考えることができます。

BLEACHでは特殊な形状に変化することができる侘助という斬魄刀が登場しています。下級貴族出身の吉良イヅルによって始解した状態では、刀の先が変形し、数字の「7」や「コ」のような特殊な形状となりました。先が折れ曲がってしまった刀では敵を斬ることができないように感じますが、侘助によって頭を垂れた際には、首を折れ曲がった刀の内側に引っ掛けることで斬撃して殺すことができたのです。

通常の刀のように使用することができないため、武器としては扱いにくいように感じますが、優秀な彼ゆえに使いこなせるのかもしれません。「面を上げろ、侘助」と唱えることによって、彼の斬魄刀の形状が変化して始解状態となって攻撃を仕掛けることができました。かつては仲間であった十番隊において副隊長を務めている松本乱菊との戦いにおいてその侘助によって攻撃を仕掛けています。

この際は、五番隊の隊長を務めている凶悪な藍染惣右介によって操られている状態であり、自分の上司である隊長の市丸ギンと共に暗躍していました。しかし、彼らの謀反によってかつての同期であり、俳句の挿絵を担当してくれていた雛森桃が重傷を負ってしまったことで目を覚ますようになります。上司に対して盲目的になってしまう気弱な性格の彼ゆえに、敵を激しく攻撃することができない形状の斬魄刀なのかもしれません。

頭脳プレイが得意な吉良イヅルは、解放することで特殊な形状になる侘助を愛刀として戦っていました。侘助によって斬撃することで相手に重力を与えることができる彼は地味に敵をじわじわと追い込み苦しませています。しかし、ブリーチにおいて彼の卍解による解放での戦いは描かれていません。そのため、まだ卍解の能力を手に入れていないと考えることができます。

隊長クラスとなると始解はもちろん卍解を解放する能力を持っている隊士がほとんどです。しかし、副隊長クラスでは卍解を解放する能力を持っていない隊士は多くいました。スタイル抜群で隙あらば仕事をさぼろうとする乱菊のように習得中の隊士もいます。そのため、卍解での戦いを繰り広げていないということは習得していないと考えることができますが、優秀な彼であればすぐに習得することができるでしょう。

彼から放たれる卍解の能力がどのようにパワーアップするのか期待している人もいました。地味ながらも確実に相手を追い込むことができる侘助の力を高く評価している人は多く、首席合格を果たした彼であればいずれ卍解の能力を手にできるだろうと考えている人もいます。

俳句を趣味としている吉良イヅルは、上司に対して厚い忠誠心を誓うことができる死神でした。真央霊術院において首席で合格することができた彼は、治療能力も持っている優秀な隊士でもあったのです。そんな彼は気が弱い性格ながらも戦いの際には勇ましくかっこいい名言や名セリフを放っていました。そこで、ところてんが大好きな心優しい彼の名言や名セリフをご紹介します。

生真面目な性格の吉良イヅルは、仲間でありお酒が大好きな乱菊との戦いにおいて自身の愛刀である侘助について説明をしています。その時の名言が下記のセリフとなっていました。首席合格をしている彼には優秀な能力がありましたが、気が弱かったために活かされていない部分や冷酷で野心が強い死神に上手に操られてしまうところがありました。

しかし、自分の愛刀である侘助に関して説明している彼の姿は凛々しく勇ましい雰囲気が漂っています。彼には控えめで下級貴族としての肩身の狭い思いもあるために自分の実力が発揮できていないところがありましたが、そんな彼も魅力的だと高く評価している人もいました。

繊細でインテリっぽい性格を垣間見ることができる吉良イヅルは、自身の愛刀である侘助を解放する際に下記のようなセリフを放ち勇ましく戦っていました。彼の掛け声によって解放された侘助は、「7」や「コ」のような独特な形状に変化しながら敵を地味に重力によって追い詰めていく斬撃をすることができたのです。

自分よりも立場が上の人に対しては自分の意見をはっきりと言うことができない彼は、野心家である死神の暗躍に走ることになりました。しかし、このセリフを放って解放した侘助と共に戦って敵を倒している劇場版での姿は好評で高い支持を集めています。戦いの際には彼の優秀な部分が飛び出すため、勇ましくかっこいい姿を見ることができました。

優秀でありながら自身のあらゆる感情を押し殺して生きてしまう吉良イヅルの声を担当したのは、声優の櫻井孝宏さんです。3人兄弟の長男として米屋を経営する一家に誕生した櫻井孝宏さんは、声優の他にもラジオパーソナリティやナレーターとしても活躍しています。テレビ番組において偶然視聴した声優のインタビューに衝撃を受けた彼は幼少期から声優の仕事に関心を持つようになります。

• 名前：櫻井孝宏（さくらいたかひろ）
• 愛称：サクちゃん、たかぴろ、サックー、さっく
• 生年月日：1974年6月13日
• 出身地：愛知県岡崎市
• 血液型：A型
• 所属事務所：インテンション
• 職業：ナレーター、声優、ラジオパーソナリティ
• 声優デビュー：1996年
• 身長：177㎝

高校を卒業した櫻井孝宏さんは、代々木アニメーション学院名古屋校に入学し声優の学びをスタートしました。多くの尊敬する声優を持っている彼は、イラストが得意だったためにイラストレーターを目指していた時期もあったそうです。ホルモンや寿司、中華料理が好きな櫻井孝宏さんは、2005年には第15回アニメグランプリ最優秀男性声優賞を受賞しています。これ以降その他にもたくさんの賞を受賞しました。

声優の櫻井孝宏さんの主な出演作品には、KAIKANフレーズのサン太（永井良彦）役や、ゾイド新世紀スラッシュゼロのビット・クラウド役、コードギアス 反逆のルルーシュの枢木スザク役、純情ロマンチカの高橋美咲役、裏切りは僕の名前を知っているのルカ＝クロスゼリア役、好きっていいなよ。の黒沢大和役、オオカミ少女と黒王子の佐田恭也役、ベルセルクのグリフィス役などがありました。

頭が良く、ところてんが好きな吉良イヅルが死亡してしまったことに大きなショックを受けてしまった人は多かったようです。他のキャラクターの場合は割と納得できたけれども、彼に関しては納得できないと感じている人もいました。自分の感情よりも相手の感情を優先してしまう彼の魅力に気付いている人は彼の死をかなり悲しんでいたようです。

治療能力を持っている優秀な隊士であった吉良イヅルを9年もの長い間好きだったという人もいました。そのため「古参装っていい？」と感想を寄せている人もいます。下級貴族出身の彼をずっと長い間応援してきている人は、彼の弱気な性格や上司に対して忠誠を誓い常に誠実に、時に盲目的に信頼を寄せてしまう彼を素敵な人物だと高く評価していました。

俳句を趣味としている吉良イヅルのキャラクター自体はそれほど好きではないものの、彼から発せられている言葉によって感動している人はいました。敵との戦いにおいて、相手を倒した際に自分を許さないでほしいと言い切ることができる彼は、自分がしていることの意味をしっかりと分かっていて、その罪をしっかりと背負っていく覚悟がある人だと感じている人もおり、彼のそのような人柄が良いと感想を寄せている人もいます。

かつては四番隊に所属し、その後三番隊の副隊長を務めるようになった吉良イヅルは、上司に対して忠誠を誓う心優しく気弱な性格を持っていました。彼は敵との戦いにおいて一旦は死亡してしまいますが、ゾンビ化されたことで復活を遂げています。ゾンビになったことで隊長クラスの能力を手に入れた彼ですが、最終的にはゾンビ兵として扱われていたため、多くの人から同情されていました。