【ブリーチ】アニオリストーリーと登場キャラ一覧！原作未登場の斬魄刀や獏爻刀も紹介

BLEACH（ブリーチ）とは2001年から2016年に渡って漫画雑誌｢週刊少年ジャンプ｣で連載されていた久保帯人の漫画作品です。漫画BLEACH（ブリーチ）は死神となった主人公・黒崎一護の悪霊退治を描いたアクション作品であり、合計74巻の単行本で完結しています。そんな漫画BLEACH（ブリーチ）はお洒落な絵柄や物語のあらすじの面白さから非常に高い人気を博しており、1億2000万部を越える累計発行部数を記録しています。

この非常に高い人気から漫画BLEACH（ブリーチ）は2020年6月現在までにアニメ化や劇場版アニメ化、実写映画化といった様々なメディア展開が行なわれています。特にアニメBLEACH（ブリーチ）は原作漫画に無いアニオリストーリーが多く描かれているため、高い人気を博しています。本記事ではこのアニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリについて物語のあらすじや登場するキャラクター、斬魄刀などを一覧でまとめてご紹介します。

死神や虚といった存在が実在する世界、漫画BLEACH（ブリーチ）の主人公・黒崎一護は霊感が人より強いことから幽霊を見ることが出来る体質を持っていました。そんな黒崎一護はある日、朽木ルキアという1人の少女と出会って死神という存在を知ります。しかし黒崎一護は家族が悪霊・虚に襲われてしまい、虚と戦う死神の力を会得します。これがきっかけとなって黒崎一護は霊界と現世を巻き込んだ戦いに巻き込まれてしまうのでした。

ではここからはアニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリストーリーのあらすじをまとめて一覧でご紹介していきます。まず最初にご紹介するアニオリのあらすじはバウント篇です。バウント篇はアニメBLEACH（ブリーチ）の64話から91話まで描かれたアニオリストーリーであり、その後の109話までバウント・尸魂界強襲篇といったアニオリストーリーが描かれています。もちろんバウント篇は原作漫画版に一切描かれていない話です。

そんなアニメBLEACH（BLEACH）のアニオリであるバウント篇はその名の通りバウントとの戦いを描いたあらすじとなっています。ある日突然現世で人間の魂魄を喰らうバウントという突然変異の人間が出現し、阿散井恋次や朽木ルキアがバウントと戦うことになります。しかしバウントの狙いは尸魂界の殲滅であり、現世とは別に尸魂界にも侵入してきます。主人公黒崎一護は死神の姿となり、このバウントと交戦することになるのでした。

2つ目にご紹介するアニオリのあらすじは新隊長天貝繍助篇です。新隊長天貝繍助篇は市丸ギンが抜けた後に護廷十三隊の三番隊隊長に就任した天貝繍助の活躍が描かれたストーリーとなっています。アニメBLEACH（ブリーチ）の作中で藍染惣右助が離反し、市丸ギンも同時に寝返ってしまいます。これにより、天貝繍助というキャラが三番隊の新隊長に就任します。当初周囲の反対もあったものの、天貝繍助は徐々に信頼を集めていきます。

その頃現世にいる黒崎一護の家にお家争いで追われる霞大路瑠璃千代と呼ばれる上流貴族霞大路家のお姫様がやってきました。これにより黒崎一護は霞大路瑠璃千代を狙う刺客に襲われてしまうことになります。この刺客との戦いの中で黒崎一護達は天貝繍助と霞大路瑠璃千代家との関係について知ることになりました。そして三番隊の新隊長に就任した天貝繍助を中心に、尸魂界に新たな火種が生まれることになるのでした。

3つ目にご紹介するアニオリのあらすじは斬魄刀異聞篇です。斬魄刀異聞篇は斬魄刀が実体化したストーリーが描かれており、番外編を含めてアニメBLEACH（ブリーチ）の第230話から第265話まで放送されました。ある日、村正という謎のキャラが護廷十三隊の死神達を集め、突然斬魄刀を実体化させて争いを始めると宣戦布告します。その後村正の言う通り斬魄刀が実体化し、持ち主である死神達の手元から消えてしまいます。

これにより、死神達は実体化した斬魄刀と村正達に対抗出来なくなってしまいます。さらに隊長の朽木白哉が裏切り、尸魂界に更なる混乱が巻き起こってしまうことになります。実はこの村正による混乱はかつて尸魂界で謀反を起こした死神の響河が大きく関わっていたのでした。

4つ目にご紹介するアニオリのあらすじは護廷十三隊侵軍篇です。護定住三隊侵軍篇は破面篇終了後に死神の力が徐々に失ってしまった黒崎一護の姿を描いたストーリーとなっています。死神の力が失われつつ黒崎一護は霊力の枯渇に心配があるものの、朽木ルキアと共に死神代行としての仕事を行なっていました。しかしある日九条望実という謎の少女をコンが連れてきたことで黒崎一護と朽木ルキアが追われる身となってしまいます。

実は尸魂界にいる護廷十三隊の死神達は霊骸と呼ばれる偽物になってしまっていたのです。これは十二番隊に第七席として在籍する因幡影狼佐の仕業であり、本物の護廷十三隊の隊長達が現世に集まりました。そして本物の護廷十三隊と偽物の護廷十三隊の戦いが始まることになるのでした。

ではここからはアニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場したキャラクターについて一覧でご紹介していきます。まず最初にご紹介するアニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場したキャラは狩矢神です。アニメBLEACH（ブリーチ）に登場する狩矢神はバウントを率いるリーダーです。昔ユージン・カリヤーと名乗っていた狩矢神は仲間を平気で見捨てる残忍な性格をしており、朽木白哉と渡り合うことが出来る実力の持ち主です。

そんな狩矢神は死神に復讐するために尸魂界に侵入し、黒崎一護達と戦いを繰り広げます。その中で狩矢神は｢浄界章｣と呼ばれるバウントの源を吸収し、自爆して死神達を皆殺しにしようとします。しかし狩矢神は失敗し、最期を遂げてしまいました。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する相馬芳野とはバウンドのキャラクターです。相馬芳野はバウンドを率いる狩矢神の元恋人であり、生きた人間の魂魄を喰らって彼の野望を阻止しようと行動します。しかし黒崎一護達に止められ、石田雨竜の協力もあって黒崎一護達と共に相馬芳野を倒そうとします。その後相馬芳野はバウンドのリーダーである狩矢神に敗れてしまい、石田雨竜に看取られながら最期を遂げてしまいました。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する天貝繍助とは新隊長天貝繍助篇のキーパーソンにあたるキャラクターです。何百年の間虚討伐を行なっていた天貝繍助はその温厚な性格と実力を買われて市丸ギン無き後の三番隊隊長に就任します。しかし霞大路家のお家騒動を起こしたのが天貝繍助であり、獏爻刀を使って父の仇である山本元柳斎を殺害しようとします。しかし黒崎一護に敗北し、自ら命を絶って最期を遂げました。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する貴船理とは元々天貝繍助の虚討伐部隊に所属していたキャラクターです。貴船理は天貝繍助が三番隊隊長になったことで三番隊の第三席に就任し、柔和な性格で周囲から慕われます。しかし本当は平気で仲間を見下す冷徹な性格をしており、元々護廷十三隊に認められていませんでした。作中で貴船理は獏爻刀の力で吉良イヅルと戦うものの、獏爻刀の炎に呑まれて死亡してしまいました。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する村正とは斬魄刀異聞篇でキーパーソンにあたるキャラクターです。村正は斬魄刀の不満を利用して反乱を起こさせ、死神に代わり斬魄刀が支配する世界を作ろうと画策しています。その正体は後述でご紹介する朽木響河の斬魄刀であり、封印されている自身の持ち主の朽木響河を助けるために反乱を起こしました。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する朽木響河は上述でご紹介した斬魄刀・村正の持ち主にあたるキャラクターです。村正の持ち主である朽木響河は反乱分子を多数制圧した実力から護廷十三隊の六番隊で第三席を務めており、朽木銀嶺の婿養子となったことで朽木家の次期当主になると期待されていました。しかし朽木響河はその自信過剰な性格から朽木銀嶺に認められず、仲間達の逆恨みで牢獄に収監されてしまいました。

牢獄に収監された朽木響河は気が狂ってしまい、無実の住民達を斬り殺す暴挙にでます。これにより朽木響河は山本元柳斎と朽木銀嶺の手で封印されてしまいました。その後実体化した村正が朽木響河を助け出すものの、人間性の欠如から村正を見限ってしまいます。そして朽木響河は斬魄刀との絆の強さで必殺技を編み出した朽木白哉によって殺されてしまいました。

アニメBLEACHA（ブリーチ）のアニオリに登場する因幡影狼佐とは十二番隊で技術開発局の断界研究科で課長を務めているキャラクターです。因幡影狼佐は隊長を務める涅マユリを尊敬しているものの、非常に傲慢な性格をしています。そんな因幡影狼佐は護廷十三隊侵軍篇で偽物の護廷十三隊を率いて反乱を起こします。その正体は改造魂魄であり、第七席ではあり得ないほどの鬼道を使いこなす高い実力を持っています。

アニメBLEACH（ブリーチ）のアニオリに登場する九条望実とは護廷十三隊侵軍篇でキーパーソンにあたるキャラクターです。九条望実は因幡影狼佐に追われていたところを黒崎一護達に助けられたものの、中々心を開くことが出来ませんでした。実はその正体は由嶌鴎許の自制の精神が移植された改造魂魄であり、暴走する因幡影狼佐を止めようとします。そして霊子の剣で自害し、黒崎一護にやられた因幡影狼佐と共に消滅します。

茜雫とはBLEACH（ブリーチ）の劇場版アニメ｢BLEACH　MEMORIES OF NOBODY｣に登場するオリジナルキャラクターです。劇場版に登場する茜雫は大量の人間の記憶が集まった集合体であり、魂魄とはまた違う存在となっています。そのため持っている斬魄刀も100年前に存在したある死神のものであり、度々記憶の食い違いで混乱してしまいます。茜雫はそのかわいい容姿と自由奔放な性格からかなり高い人気を博しています。

ではここからはアニメBLEACH（ブリーチ）に登場するアニオリの斬魄刀や獏爻刀についてご紹介します。まず斬魄刀異聞篇に登場する村正は斬魄刀を操ることが出来る同名斬魄刀が実体化した存在です。この村正の所持者である朽木響河は村正を使って他の斬魄刀を実体化させる｢無鉤条誅村正｣という卍解の使い手です。アニオリのバウント篇で登場した死神の一之瀬真樹は光の剣撃を飛ばす｢虹霞｣という斬魄刀を持っています。

アニオリの新隊長天貝繍助篇に登場した天貝繍助の斬魄刀は火を操る能力を持った｢雷火｣です。また卍解の｢雷火・業炎殻｣は能力にボーナスを与える力を持っています。貴船理は巨大な双頭双槍に刀を変形させる｢烈風｣という斬魄刀を持っています。アニオリの護廷十三隊侵軍篇に登場した九条望実は｢退紅時雨｣という霊圧を吸収して跳ね返す斬魄刀を持ち、因幡影狼佐は自在に空間をコピーして復元させる｢來空｣という斬魄刀を持ってます。

事件の首謀者である天貝繍助は右腕と一体となって絶大な威力を持つ一撃を放つ獏爻刀を持っています。霞大路家に仕える貫井半左は｢砕我｣という刀身に付けた鏡の光で相手の意識を操作する獏爻刀を持ち、銅虎陣内は身体中から放出可能な棘を出現させる｢烈雷｣という獏爻刀を持っています。また厳牙は斬撃を壁に変えてしまう｢角翼｣を持ち、九頭龍は自身を霧の空間にして翻弄しながら攻撃を放つ｢白霧｣という獏爻刀を持っています。

BLEACH（ブリーチ）のアニオリに関する感想ではアニオリが面白いといった感想が多く寄せられていました。BLEACH（ブリーチ）のアニオリは原作に無いストーリーとなっているものの、個性溢れるキャラクターや物語の面白さなどの多数の魅力が詰め込まれています。そのため、アニオリはBLEACH（ブリーチ）ファンの間で話題となるほど高い人気を博しています。

BLEACH（ブリーチ）のアニオリに関する感想ではアニオリがつまらないといった感想も多く寄せられていました。アニメ作品のオリジナルストーリーは原作を追い抜かしたことで作られるものであり、設定などがめちゃくちゃになったりします。そのため、アニメBLEACH（ブリーチ）のオリジナルストーリーも一部のファンから否定されてしまっています。

BLEACH（ブリーチ）のアニオリに関する感想では薄っぺらく感じるといった感想も見受けられました。どうしてもアニオリは絶対に主要メンバーが生き残る展開となっており、結末をだいたい予想することが出来ます。なのでどんでん返しな展開が好きな方には少し楽しむことが出来ないでしょう。

本記事ではBLEACH（ブリーチ）のアニオリについてストーリーのあらすじや登場キャラなどをまとめてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。BLEACH（ブリーチ）のアニオリは原作で見ることが出来ない魅力溢れるキャラクターが登場しており、物語を彩っています。もしまだ見たことが無いファンの方は是非DVDなどでBLEACH（ブリーチ）のアニオリをチェックしてみて下さい。