【BLEACH】藍染惣右介は最後どうなった?その後千年血戦篇で再登場した?

BLEACH(ブリーチ)で穏やかな笑みを浮かべ周囲を温かく包み込むような器量を持っていた藍染惣右介は、実は天に立とうとさまざまな暗躍や実験を行っていた悪役でした。圧倒的な強さを見せつけていた魅力的な悪役の藍染惣右介は最後どうなったのかと気になっている人も多いようです。そこで、冷酷な性格の藍染惣右介が部下を捨て駒にしながら天に立つためにさまざまな実験や暗躍をした結果、最後どうなったのか?やその後千年血戦篇で再登場した様子、黒棺の強さについてもご紹介します。

【BLEACH】藍染惣右介は最後どうなった?その後千年血戦篇で再登場した?のイメージ

目次

  1. 藍染惣右介とは?
  2. 藍染惣右介は最後どうなった? 千年血戦篇で再登場?
  3. 藍染惣右介のその後
  4. 藍染惣右介の強さ
  5. 藍染惣右介は卍解を使用していない?理由は?
  6. 藍染惣右介の声優
  7. 藍染惣右介に関する感想や評価
  8. 藍染惣右介についてまとめ

藍染惣右介とは?

BLEACH(ブリーチ)では、自分の上司や部下であっても実験の材料にしてしまう残酷な性格の藍染惣右介の姿を見ることができます。彼は、表向きは穏やかな性格で部下たちを温かく包み込むような雰囲気を漂わせていたため隊士以外でも人気があり、彼の正体を知らない多くの人に慕われていました。しかし、天に立つという野心を抱いている彼はそれを手に入れるためであれば手段を選ばなかったのです。

彼を危険な存在といち早く察知した平子真子は、当時五番隊の隊長を務めていましたが彼を監視するためにわざわざ五番隊の副隊長に任命していたのでした。見る目があった平子真子でしたが、彼の野望や裏で実験や暗躍していることには気が付くことができなかったのです。そこで、かなりの策士であり最強の強さを持っていた藍染惣右介の気になる最後やその後千年血戦篇で再登場した時の様子、黒棺の強さなどもご紹介します。

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

BLEACH(ブリーチ)の概要

2004年10月~2012年3月に渡ってテレビアニメとしても放送された「BLEACH(ブリーチ)」は、週刊少年ジャンプによって連載されていた漫画となっています。2001年36・37合併号~2016年38号に渡り広島県出身の漫画家である久保帯人さんによって描かれた「BLEACH(ブリーチ)」は、全74巻まで刊行されました。全698話(686話+過去編12話)に渡って描かれ、漫画以外にゲームや小説としても展開されています。

漂白や脱色などを意味するBLEACH(ブリーチ)というタイトルにしたのは、黒とは正反対の白をあえて持ってくることでより死神を強烈にイメージさせるためだったようです。BLEACH(ブリーチ)では、生真面目に勉学に励む黒崎一護は自分のせいで母親が死亡したことに責任を感じており、母の仇を討つために死神の力を手にしながら仲間と一緒に切磋琢磨して戦っていく姿が描かれていました。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

他人と友好的に接することができる黒崎一護は一見派手は地毛をしているために周囲からは不良扱いされることもありますがあまり気にしていませんでした。滅却師の母と死神の父の特殊な血を受け継いでいる彼は、悪霊・虚(ホロウ)によって母を失ったことで強くなるために死神となって修業を積むようになります。なんでも一人で抱え込みがちな朽木ルキアと協力しながらさまざまな敵を倒していくことになりました。

藍染惣右介のプロフィール

BLEACH(ブリーチ)で穏やかな性格で笑顔を絶やさない藍染惣右介の姿は実は表の顔であり、裏では自分が天に立つためにさまざまな暗躍をしていたのです。現在は、護廷十三隊において五番隊の隊長を務めている彼ですが、110年前は五番隊において副隊長を務めていました。当時の五番隊の隊長は金髪で長髪だった平子真子です。彼を自分の虚の実験を通して虚化させたことで隊長の地位を手に入れています。

  • 名前:藍染惣右介(あいぜんそうすけ)
  • 役職:護廷十三隊において五番隊の隊長
  • 誕生日:5月29日
  • 体重:74kg
  • 身長:186㎝
  • 特技:書道(名人級)
  • 趣味:読書
  • 大好物:豆腐

野心家で自分の目的のためであれば非情になることができる彼は、死神と凶悪な虚を融合させる実験を行っていました。それによって隊長や副隊長ら8名を虚化させています。虚化されてしまった8人は仮面の軍勢を結成し彼に恨みを晴らそうとしました。そのリーダーを務めていたのが彼の上司であった平子真子だったのです。仲間であるはずの隊士を次々と実験材料とした彼は自分の罪を最後は他人になすりつけては追放していました。

藍染惣右介の目的

完全な存在になること?

BLEACH(ブリーチ)では、天に立つために完全な存在になろうとしている藍染惣右介の姿が描かれています。彼にとって完全な存在とは、不死身の身体を手に入れるということでした。不死身の身体を手にしてしまえば、天に立つことは時間の問題だと考えていたのでしょう。不死身の身体を手に入れるためには、「崩玉」という死神と虚の境を超えることができる物質が必要だったのです。

不死身の身体を手に入れることができる「崩玉」は、101年前に駄菓子屋(浦原商店)の店主を務めていた浦原喜助によって開発されていました。彼は崩玉を完成させた直後に、かなり危険な物質を作ってしまったことに気が付きます。そのため、その後崩玉が悪用されないように魂魄に隠すことにしたのです。崩玉を隠す魂魄としては、仲間思いで非常に生真面目な朽木ルキアの魂魄が選ばれました。

しかし、頭脳明晰で野心家である藍染は、その隠し場所を発見します。それによって男勝りな性格の朽木ルキアは必要以上に狙われることになり、彼の画策によってその後死刑になってしまったのです。しかし、仲間たちに助けられます。諦めることをしない彼は別の方法で崩玉を奪い取ることに成功し、尸魂界を離れていきました。崩玉を手に入れた彼は不死身の身体を手に入れることに成功し最後は完全な存在となったのです。

霊王殺害の理由

BLEACH(ブリーチ)で書道が名人級の腕前となっている藍染惣右介は、崩玉を手に入れたことで完全な不死身の身体を手に入れることに成功します。完全な状態になった彼にはやることがありました。それは、霊王の殺害だったのです。しかし、尸魂界の王を務めている霊王の存在はごく一部の者しか知ることができませんでした。尸魂界の王を務めている霊王は、霊王美宮に住んでおり零番隊が厳重に守っています。

天に立つために目障りだった霊王を倒すためには、そこへ辿り着くための王鍵が必要でした。そのため、彼は自らの力で王鍵を作り出そうとしています。尸魂界の頂点に立っている霊王の元へ行くことができる王鍵は、半径一霊里の重霊地と10万の魂魄が必要とされていました。それらを全て用意することができた彼は王鍵を作り出し、自分に従う独自の零番隊まで作り出そうとしていたのです。

隊長クラスでさえもその存在を知らない霊王を彼は知っていたようでした。そのため、緻密に計画して霊王を殺害しようとしたのでしょう。天に立つという野心を持っている彼は、尸魂界の頂点に立っている霊王を殺害するためにも崩玉を手に入れたのです。

藍染惣右介が元々BLEACH主人公だった?

圧倒的な強さを見せつけている藍染惣右介は、BLEACH(ブリーチ)読者の中では彼こそが主人公になるはずだったのでは?と噂している人もいるようです。作中の主人公はオレンジ色の地毛を持つ黒崎一護となっていますが、彼を凌ぐほどの圧倒的な存在感を見せつけていたためそのように囁かれたのかもしれません。彼は強烈なインパクトのあるキャラクターとなっておりカリスマ性もズバ抜けていました。

そのため、悪役でありながらも彼以上に好きになるキャラクターが存在しないという声もあがるほど高い評価を得ているキャラクターでもあったのです。しかし、逆を言えば悪役だったからこそ彼の魅力が引き立ったと考えることもできます。もしも彼が主人公だったとしたら初めからあまりにも強いキャラクターすぎて、それほど盛り上がらなかった可能性もあるでしょう。

藍染惣右介の性格

BLEACH(ブリーチ)で五番隊において隊長を務めている藍染惣右介は、穏やかな性格を持っており周囲を包み込むような微笑みを絶やすことがなかったために周囲にも大きな信頼を寄せられている人物でした。しかし、これは表の顔だったのです。かなりの野心家だった彼は、冷酷で自分の目的を達成するためであれば部下は捨て駒のように使用する残虐な性格を持っていました。

110年前は五番隊において副隊長を務めていた彼は、上司である平子真子や当時の隊長や副隊長クラスを自分の実験のために利用し、8人もの優秀な隊士を虚化してしまいます。しかし、自分が天に立つという野心を抱いている彼は、飄々として掴みどころがない性格の市丸ギンのみは自分の唯一の副隊長として認めていました。

藍染惣右介と市丸ギンとの関係

ブリーチでかつて三番隊の隊長を務めていた市丸ギンは、一途に想いを寄せていた女性を守り抜くため、泣くことがないように宿敵である藍染惣右介に近づき部下として働くことで彼を倒すチャンスを探していました。しかし、表向きはかつての三番隊や他の隊士たちを裏切って冷酷な性格の藍染と一緒に謀反を起こしたことになっています。若くして隊長の座に就いた市丸ギンに一目置いていた彼はギンを副隊長として迎えました。

黒棺を発動させることができる藍染は、時に何を考えているのかわからない市丸ギンを唯一自分の副隊長として認めていたのです。しかし、部下を駒として扱うことができる彼の真意は計り知れないものがあったためいざとなったらどう扱うかはわかりません。かつての仲間を裏切って自分の元に来た市丸ギンを他の部下よりは信用していたようです。尸魂界で目的を達成した際に虚たちの住む虚圏へも一緒に向かっています。

当時隊長を務めていた市丸ギンは、相当な実力の持ち主でした。そのため黒棺を発動させることができる藍染に見込まれ仲間となっていました。しかし、彼は幼馴染みであり心から愛した乱菊のために彼を亡き者にしようと企んでいたのです。その後そのチャンスに恵まれ彼に隠していた必殺技を繰り出していますが、不死身となっていた彼を倒すことはできず、最後は死亡することになります。

藍染惣右介と平子真子との関係

ブリーチで最終形態となり黒棺を発動させることができた藍染惣右介でしたが、最後は未熟でありながらも正義感の強い黒崎一護や彼を支える仲間たちによって敗れ、厳重に封印されてしまうことになります。その後は、最終決戦となった千年血戦篇において再び登場し敵対するユーハバッハを倒すためにかつて敵だった死神たちの手助けをすることになりました。

彼を倒すことができた生真面目な黒崎一護を最後まで信じて彼が未熟な時から目をかけ導いてきたのが平子真子です。彼は、不良に間違われやすい黒崎一護の学校に転校してきた生徒であり、仮面の軍勢のリーダーを務めていましたが、110年前は黒棺を発動させることができる藍染の上司でもあったのです。その当時は五番隊の隊長を務めていたのは関西弁を話す平子真子でした。

その当時から表向きは穏やかな雰囲気を装っている藍染を怪しいと感じていた平子真子はあえて自分の部下である副隊長にすることで彼を監視していたのです。しかし、その後彼の実験の材料に利用されてしまったために虚化してしまいます。虚化したことでその他の同じ境遇となった隊長らの仲間と仮面の軍勢を結成しリーダーを務めるようになりました。そのため、この2人には110年前からの因縁があったのです。

『BLEACH』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

藍染惣右介は最後どうなった? 千年血戦篇で再登場?

藍染惣右介の最後①千年血戦篇で登場

ブリーチで鬼道の一種となっている黒棺は、鬼道の中でも別格の力を持っていました。破面篇において最終決戦を迎えた藍染惣右介は、やっと手に入れた崩玉と融合することによって不死身の身体を手に入れることに成功し、最終形態となります。この際に、強力な黒棺を発動させることができたのです。黒棺を発動させた際には最終形態となっていた彼は、時空を歪ませるほどの重力を放っていました。

しかし、多くの仲間に支えてもらい力を発揮することができた黒崎一護によって彼が発動した黒棺は破壊されることになります。最後は負けてしまった彼ですが、威力の凄まじい黒棺を披露していました。黒棺を発動させながらも最後は敗れてしまった彼は、その後捕らえられ封印されます。しかし、千年血戦篇において再び登場したのです。千年血戦篇において再登場した彼は全身が拘束されている状態でした。

かつて黒棺を発動させて大暴れした彼は封印された状態でも危険人物と見なされていたのです。そのため、厳重に全身を拘束具でがんじがらめに縛られることになります。しかし、千年血戦篇において滅却師の頂点に立つユーハバッハとの戦いで勝利を収めるには黒棺を発動させることができる彼の力が必要でした。

そのため、力が制限された状態ではありましたが、千年血戦篇において再び登場し尸魂界の死神たちを援護する立場でユーハバッハと戦うことになります。「完全催眠」という力を持っている鏡花水月(きょうかすいげつ)を扱うことができる彼は、強敵であるユーハバッハを追い詰めていきました。しかし、最後は鏡花水月を破壊されたことで敗北してしまいました。

藍染惣右介の最後②黒棺発動

不死身の身体を手に入れることができた藍染惣右介は、破面篇において黒棺を発動させることに成功しています。崩玉を手に入れて無事に融合することができたために黒棺の力も手に入れることができたのです。黒棺の力とは、鬼道の中の1つとなっており、その中でも別格の力を兼ね備えていました。重力も破壊的だった黒棺は、時空を歪ませるほどの力を持っていたのです。

しかし、正義感が強く仲間思いの黒崎一護との戦いにおいて、最強の黒棺は壊され使い物にならなくなってしまいます。最強の黒棺を失ってしまった彼は、最後は負けてしまったのです。黒棺の威力を見せつけていた彼でしたが最後は拘束具によって厳重に拘束され、封印されることになりました。しかし、圧倒的な力を持つようになったユーハバッハを迎えた千年血戦篇においては再度姿を現しています。

彼は千年血戦篇においてユーハバッハを倒す突破口になると考えられたのです。封印されていた彼でしたが、千年血戦篇において全てを支配しようとする最強の敵となったユーハバッハを倒すため、かつて黒棺を発動させた藍染の力を有効利用しようとしました。彼の「鏡花水月」によって完全催眠状態にすることで倒せると考えたのです。封印を解かれた彼は黒棺を発動して逃げ出そうとしますが失敗しています。

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藍染惣右介のその後

藍染惣右介のその後は小説版で判明?

ブリーチで最終決戦となった千年血戦篇において再度姿を現した藍染惣右介でしたが、その後どうなったのか気になっている人は多いようです。その後の彼の様子については、「BLEACH Can't Fear Your Own World」という小説に少し描かれていました。

藍染惣右介はその後再び幽閉生活に?

ブリーチで千年血戦篇においてラスボスとなって姿を現したユーハバッハの力が最強すぎて手に負えないと考えた死神らは、最終兵器としてかつて倒して厳重に封印しておいた藍染惣右介を一旦解放しています。それによって最終的に滅却師の復活を夢見たユーハバッハを倒すことに成功しました。しかし、最強の悪役として活躍していた藍染は死亡していなかったためにその後の様子を気にする人が多くいました。

彼のその後の様子については「BLEACH Can't Fear Your Own World」という小説の序盤で少し語られています。そこでは、用が済んだ彼は再び収監されることになりました。新たに総隊長となった京楽春水は他の複数の隊長クラスの仲間と一緒に彼の封印に立ち会っています。幽閉生活に入る直前彼は、死神や尸魂界について不気味な謎めいた言葉を発していました。

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藍染惣右介の強さ

強さ①ユーハバッハにも一目置かれる

ブリーチで最終決戦となった千年血戦篇においてラスボスとなったのは、滅却師の復活を目指し「見えざる帝国」を指揮していたユーハバッハです。彼は悪役の中でも最強クラスの実力を持っていました。そんな彼は崩玉を手にし自分の身体や元々の力を融合させて最終形態となった藍染惣右介の力を認めていたようです。彼のことは、「五人の特記戦力」の1人と考えていました。

死神らによって厳重に封印されている藍染を自分の味方にすることで千年血戦篇で有利に戦えると考えていたのです。滅却師たちの復活を目指した彼は千年血戦篇において大いに力を尽くしていました。そんなラスボスとして登場した最強のユーハバッハからも藍染は一目置かれる存在だったのです。

強さ②BLEACHソウル・イグニッションでの最終形態

ゲーム化されているブリーチでは、「BLEACHソウル・イグニッション」において最終形態となった藍染惣右介に注目が集まっていました。「BLEACHソウル・イグニッション」は、2011年に発売されたゲームとなっていますが、この中では天に立つ野心を抱いていた藍染はラスボスという立場で姿を現しています。

そのため、ラスボスとなって活躍している彼の最終形態が話題となりました。最後に最終形態となった彼はかなり恐ろしい姿に進化しています。その後、最終形態となった彼は非常にパワーも強さもアップしたため、多くのプレイヤーは攻略に苦労することになりました。最後の千年血戦篇においても活躍していた彼は、ゲームの世界でも悪役として最後までその後の様子に注目が集まる存在となります。

強さ③斬魄刀は鏡花水月

ブリーチで最強の力を見せつけていた藍染惣右介が扱うことができる斬魄刀は「鏡花水月」となっています。始解の能力解放の際には、形態の変化はありませんでした。「鏡花水月」を扱うことができる彼は、始解の能力解放を行った際に1度でもその瞬間を見た人物を完全な催眠状態にすることができる力を持っていたのです。完全な催眠状態とは相手の霊感や五感を自由に操り支配することができる恐ろしい力でした。

彼が100年も前から緻密に暗躍することができたのは、「鏡花水月」においての完全催眠の力によるところが大きかったようです。誰でも操ることができる「鏡花水月」でしたが、母親の死をいまだに背負っている黒崎一護にだけは全く通用しませんでした。そのため、最後は彼によって敗北し、千年血戦篇まで厳重に封印されてしまうことになります。

強さ④椅子などの拘束具

崩玉を取り込むことができたその後破面篇において藍染は、最終形態にまで進化させることができました。そのため、最後は天に立つ存在になるかとも期待されていたのです。しかし、彼の悪を許さなかった黒崎一護らによって倒され彼の野望は打ち砕かれてしまいます。本来であればその後死刑のはずでしたが、崩玉を取り込んでしまった彼の身体は不死身の状態となってしまったために死亡させることができなかったのです。

そのため、彼は厳重に封印されることになります。封印の際には強力な拘束具がさまざま使用されることになりました。この幾重にも施された厳重な拘束具によっての封印は千年血戦篇までされることになります。ラスボスとなって姿を現したユーハバッハとの最終決戦となった千年血戦篇においては、彼の斬魄刀の力が必要となり拘束具(白い椅子など)をしたままで戦っていました。

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藍染惣右介は卍解を使用していない?理由は?

藍染惣右介は卍解を使用していない?

最終決戦となった千年血戦篇においての戦いの際も最強の力を放っていた藍染でしたが、卍解の解放を行ってはいませんでした。隊長クラスの実力があった彼は卍解の解放の能力も十分に持っていることを予想することができます。しかし、漫画の作中ではその後最後まで彼の卍解の力を解放する場面が描かれていません。そこで、彼の斬魄刀の卍解についてさまざまな噂がされるようになりました。

藍染惣右介が卍解を使用しない理由

理由①卍解が不要なほどに強い

作中で部下を捨て駒としか考えていない藍染は、斬魄刀において卍解の解放を行っていませんが、その理由としては卍解の解放をしなくても十分戦うことができるくらいに強いと考察することができます。圧倒的な強さを見せつけていた彼は、崩玉を奪い取り自分と融合させたことで不死身の身体を手に入れることに成功しました。その際彼は、さらに強力な力も手にすることができたのです。

そのため、千年血戦篇において卍解の解放を行っていない状況でもラスボスとして姿を現した最強のユーハバッハをかなり追い詰めることに成功しています。彼には、不死身の身体を手に入れることができる崩玉によって戦闘能力もアップしたために、卍解の解放をする必要がなかったのかもしれません。

理由②修行未経験

卍解の解放を行って戦っている姿が描かれていない藍染は、ネット上では実は卍解を会得していなかったのではとの考察もされています。自分の強さに自信を持っている彼は始解の解放によっての「鏡花水月」だけで十分自分のやりたいことを進めることができたために、卍解を会得する必要性を感じずに取得しなかったのかもしれません。

どんなに優秀な隊士であっても取得していない能力は解放して使用することはできないため、修行未経験だったために使用することができなかったとも噂されているのです。隊長クラスでありながら卍解を会得していないということは考えにくいですが、可能性としては十分考えられるでしょう。

理由③卍解自体無い

優秀な隊士である藍染が卍解を解放していなかったのは、彼の斬魄刀自体に卍解の能力が備わっていないからとも考えることができます。そもそも卍解の能力が備わっていないのであれば使用することは不可能です。いまだかつて隊士が扱う斬魄刀の中で卍解の能力が備わっていないというものはありませんでしたが、そのような斬魄刀があってもおかしくありません。

始解の状態である「鏡花水月」自体がすでに卍解の域まで達している状態なのだとしたらその力を十分備えているため卍解は必要なくなります。イレギュラーな斬魄刀があってもおかしくはないため、最強の能力を持っている彼の斬魄刀は周囲とは異なり特別な要素を持っていたのかもしれません。

理由④周囲の人に卍解の記憶がない

本心が掴みにくい性格の藍染が放つ斬魄刀には、卍解の解放の能力も備わっていますが、「鏡花水月」をさらに上回った能力となるため周囲の人に卍解の記憶がない、記憶を与えることなく攻撃をすることができる要素も持っているとも考えることができます。

その技を放った瞬間それを見た全ての人の記憶が完全に失われるのだとしたら、彼の斬魄刀による卍解の解放の攻撃は全く記憶に残っていないのも当然です。完全催眠の力を持っている「鏡花水月」を上回る力であるはずの卍解には記憶を残さない力があっても不思議ではないでしょう。

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藍染惣右介の声優

速水奨のプロフィール

豆腐が大好きな表向きは穏やかな性格の藍染惣右介の声を担当したのは声優の速水奨さんです。速水奨さんは、声優の他にも歌手や俳優としても幅広く活躍されています。男3人兄弟の末子として誕生した速水奨さんは、健康優良児として小学校の6年生の時に表彰されていました。男子バレーボールがミュンヘンオリンピック(1972年)において金メダルを獲得したことで、彼はバレーボールに強い憧れを抱くようになります。

  • 芸名:速水奨(はやみしょう)
  • 本名:大濱靖(おおはまやすし)
  • 血液型:A型
  • 生年月日:1958年8月2日
  • 出身地:兵庫県高砂市
  • 所属事務所:Rush Style
  • 職業:声優、歌手、俳優
  • 身長:174㎝
  • 声優デビュー:1980年

中学生の頃にバレーボールに所属していた彼は、キャプテンを務めエースアタッカーとして活躍していました。高校生では身長が伸び悩んだことで断念しています。写楽考という西田敏行さん主演の舞台を観劇したことで感動し演劇部に入って練習するようになりました。高校卒業後は貿易会社で働きながら青年座の養成所で芝居を学び、1980年に「アマチュア声優・ドラマ・コンテスト80」でグランプリを受賞し、声優デビューをします。

速水奨の主な出演作品

声優の速水奨さんの主な出演作品には、超時空要塞マクロスのマクシミリアン・ジーナス役や、聖戦士ダンバインのバーン・バニングス/黒騎士役、特装機兵ドルバックのイデル総司令官役、重戦機エルガイムのギャブレット・ギャブレー役、赤い光弾ジリオンのバロン・リックス役、獣神ライガーのドル・ガイスト役、からくり剣豪伝ムサシロードのジュウベエ役、機甲警察メタルジャックのトロイダル役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、新世紀GPXサイバーフォーミュラの菅生修/ナイト・シューマッハ役、無責任艦長タイラーのマコト・ヤマモト大尉役、キューティーハニーFの黄昏のプリンス/プリンスゼラ役、トライガンのニコラス・D・ウルフウッド役、出撃!マシンロボレスキューのマシンコマンダーロボ役、トランスフォーマー ギャラクシーフォースのベクタープライム役、狐狸之声のキム社長などがあります。

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藍染惣右介に関する感想や評価

さまざまな個性的なキャラクターは数多く登場していますが、穏やかな雰囲気を漂わせておきながら実は冷酷な性格の藍染惣右介より好きになるキャラクターがいないと感想を寄せている人もいました。最高に強くて186㎝という高身長の彼は崩玉と全てを融合させているため不死身の身体を手に入れることができています。さらに、さまざまな心に突き刺さるような名言も残しているため魅力的なキャラクターとなっていました。

圧倒的な強さを見せつけていた藍染惣右介の誕生日を祝う声は多く寄せられていました。これによって彼が非常に人気が高いことを伺うことができます。最強の敵となっていた彼の本性を知ってから彼が優しく笑っている表情を見るのが怖くなってしまった人もいたようです。迫力と共にカリスマ性のあるキャラクターでもありました。

穏やかで周囲に好かれている表の顔の藍染惣右介も冷酷で天に立つという野心を抱いている彼のどちらも好きと感想を寄せている人もいました。どちらの表情も魅力的な要素を持っているキャラクターだったために多くの人から高い支持を集めることができたのでしょう。100年もの長い年月を画策して自分の目的を果たそうと果敢に挑んでいた魅力的な悪役として高い評価を得ていました。

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藍染惣右介についてまとめ

天に立つという野心を抱いていた藍染惣右介は、隊長や副隊長クラスの仲間を8人も利用して実験を行っていました。その他にも彼の実験の犠牲になった死神や人間は多かったようです。そのため、彼を恨んでいる人は数多く存在していました。

一見穏やかで心優しい人格者のように振舞っている彼の本性は、自分勝手で自分の目的のためであれば部下をはじめあらゆるものを自分の捨て駒のように利用するという冷酷な性格だったのです。最終的には正義を貫こうとする黒崎一護らによって敗北し、幽閉されることになりますが悪役としてかなり魅力的なキャラクターだったために大人気となりました。

【BLEACH】藍染惣右介まとめ!強さや能力は?斬魄刀や卍解についても! - Selvy

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