2020年06月30日公開
2022年11月08日更新
【ブリーチ】完現術(フルブリング)とは?完現術者(フルブリンガー)もあわせて紹介
劇場版作品も話題になっていたBLEACH(ブリーチ)のストーリーでは、完現術(フルブリング)を使う完現術者(フルブリンガー)という人物たちが登場しています。完現術という特殊な能力を使う完現術者とは、過去一覧の敵の中でも厄介な相手になっていました。この記事では、BLEACH(ブリーチ)の完現術(フルブリング)や完現術者(フルブリンガー)の名前などを紹介します。
目次
完現術(フルブリング)が登場するブリーチとは?
BLEACH(ブリーチ)の概要
BLEACH(ブリーチ)は、原作のコミックも人気があり実写化もされた話題の作品です。コミックは既に完結していますが、BLEACHの小説版は連載が続いています。ゲームやスマートフォンアプリなどもファンの間では人気があり、アニメだけのオリジナルストーリーが見どころの作品です。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
BLEACH(ブリーチ)のあらすじでは、主人公の黒崎一護が死神として街にやって来ていた朽木ルキアとの出会いによって虚(ほろう)を退治することになります。井上織姫や茶渡泰虎や石田雨竜たちも特別な力を使い、一緒に戦っていました。しばらく人間に化けて生活を送っていた朽木ルキアでしたが、死神の法を破った存在として罰せられることになってしまいます。
朽木ルキアを救うために死神たちのいる瀞霊廷へ向かった黒崎一護たちは、そこで「宝玉(ほうぎょく)」を狙っていた藍染惣右介たちの企みに巻き込まれてしまいました。裏切り者に手引きされていたことを知った死神たちは、黒崎一護を死神代行にして朽木ルキアを無罪放免にしたのです。
藍染惣右介たちは、虚(ほろう)の中でも特別強い破面(アランカル)という存在たちを作り上げて、死神たちとの戦いに備えていました。死神たちも準備を整えるなか、完現術者(フルブリンガー)の井上織姫の回復力に目を付けた藍染惣右介。井上織姫は、仲間を守る為に藍染惣右介たちについて行くことにします。
井上織姫が姿を消したことに気づいた黒崎一護たちは、彼女を助けに向かいました。その後、無事に井上織姫を助けることに成功しましたが、死神と破面(アランカル)たちの全面戦争に発展してしまいます。黒崎一護は、父親の黒崎一心から最後の「月牙天衝(げつがてんしょう)」を教えてもらい、死神の力と引き換えに藍染惣右介を倒しました。
ブリーチの完現術(フルブリング)とは?
完現術は物質に宿った魂を引き出し使役する能力
BLEACHの完現術(フルブリング)とは、身に着けているモノを武器などに変えて操る能力のことです。着けているモノや、愛着や思い入れのあるモノが媒体になるとされていましたが、例外として霊子などを完現術(フルブリング)する場合もありました。
物体に宿った魂を操る能力ということもあり、より深く結びつきを持っている方が力を引き出せるようになります。物体自体を理解することによって、主人公の黒崎一護のようにパワーアップしていくようです。
完現術の発現の条件
BLEACHの完現術(フルブリング)の発動条件とは憤りを感じた場合です。完現術者(フルブリンガー)たちの能力の発動のきっかけになるのは、トラウマや何かを守りたいという強い思い。能力の発動時には、「完現光(ブリンガーライト)」という強い光を放つのが特徴になっていました。
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)とは?
完現術者(フルブリンガー)とは何?
BLEACHに登場している完現術者(フルブリンガー)とは、思い入れのあるモノに宿った魂を操ることができる人間のことです。完現術者(フルブリンガー)になる条件とは、妊娠中の母親が虚に襲われた経験がある場合だとされています。しかし、例外もあり本人自体が虚に襲われた経験がある人間も完現術者(フルブリンガー)になっていました。
死神やアランカルやヴィザードたちと違って、完現術者(フルブリンガー)はあくまで人間であることが条件とされています。唯一例外なのが、死神の護廷十三隊隊員である松本乱菊のみです。小説版で完現術者(フルブリンガー)が、霊王にまつわる何かを所持していることが判明していました。
たまたま完現術者(フルブリンガー)たちの親が虚に狙われたのではなく、胎児の状態の彼らが保有している霊王の欠片に惹かれた虚たちが母親を襲撃したと明かされています。
完現術者(フルブリンガー)は強い?
BLEACHに登場している完現術者(フルブリンガー)とは、死神やアランカルたちと同様に強い存在です。実際に戦闘能力に長けている銀城空吾や月島秀九郎たちのような完現術者(フルブリンガー)も多く、滅却師たちよりも個人の能力に特化し応用できる幅が広くなっています。
XCUTIONメンバーたちは、死神の隊長格とそれぞれ戦闘を繰り広げていました。死神が勝利していましたが、ファンの間では完現術者(フルブリンガー)の能力だけを見ると上だったのではないかと考えられています。理由は、戦闘時の条件やルールを自在に決められる完現術者(フルブリンガー)が多いからです。
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧
銀城空吾
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧1人目は、『銀城空吾(ぎんじょうくうご)』です。主人公の黒崎一護をXCUTIONに誘った張本人で、初代死神代行だった人物でもあります。黒崎一護を騙し、彼の完現術者(フルブリンガー)としての能力を奪っていました。最終決戦では、助っ人として駆け付けています。
出典: https://prcm.jp
完現術者(フルブリンガー)の銀城空吾は、十字架のネックレスを媒体に「クロス・オブ・スキャッフォルド」という能力を使っています。十字架のネックレスを巨大な剣に変え、斬撃を繰り出していました。戦闘に長けた完現術者(フルブリンガー)で、黒崎一護に似た技を繰り出しています。
黒崎一護の能力を奪った後は、白と黒の装甲を身に着けて「月牙天衝」を放つようになっています。身に着けている鎧は、完現術(フルブリング)を習得した黒崎一護の身に纏っていたモノによく似たデザインでした。
毒ヶ峰リルカ
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧2人目は、『毒ヶ峰リルカ(どくがみねりるか)』です。主人公の黒崎一護と特訓していた1人で、ひょんなことから井上織姫と仲良くなっていました。ツンデレのキャラクターで、黒崎一護に想いを寄せるも自分の気持ちを打ち明けることはありませんでした。
完現術者(フルブリンガー)の毒ヶ峰リルカは、他のキャラクターと違って「可愛い」や「大好き」と思った媒体にしています。「ドールハウス」という完現術を使うことができて、許可した人物をその中に入れることができます。そしてくしゃみをすることで、ドールハウスから出れるようになっています。
他にも魚のようなおもちゃの銃「ラブ・ガン」を媒体に、ぬいぐるみなどを発射し攻撃することができます。黒崎一護の能力を手に入れてからは、「アディクション・ショット」という完現術を使うことができるようになりました。ハートの矢に当たった人物を強制的にぬいぐるみの中へ閉じ込め、その人物の中にリルカが入れます。
沓澤ギリコ
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧3人目は、『沓澤ギリコ(くつざわぎりこ)』です。物静かで、XCUTIONの中では一番の最年長です。眼帯がトレードマークでした。紳士的に振舞っていますが、黒崎一護の能力を奪ってからは全くの別人になっています。
完現術者(フルブリンガー)の沓澤ギリコは、懐中時計を媒体に「タイム・テルズ・ノー・ライズ」という能力を使っていました。時の神と契約することで、色々な対象と制約を結ぶことができます。〇分までに条件を達成できなければ死ぬなど、相手の同意に関係なく発動できる強力な能力です。
黒崎一護の能力を奪った後は、「タイム・テイルズ・ノー・ライズ」を使って自分自身に制約を設けられるようになっていました。自分の肉体を強化していましたが、更木剣八によって倒されています。制約を守らなければ、沓澤ギリコ自体が対価を支払うという法則になっていました。
ジャッキー・トリスタン
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧4人目は、『ジャッキー・トリスタン』です。サバサバした性格で、主人公の黒崎一護の修行相手もしていました。人生最大の不幸な出来事をきっかけに完現術が芽生えたので、自分の能力を疎ましく思っている節もあります。
完現術者(フルブリンガー)のジャッキー・トリスタンは、子供の頃にもらったブーツが媒体になっていて「ダーティ・ブーツ 」という能力を使っていました。媒体になっているブーツが汚れるほど、技の威力がアップしていきます。
黒崎一護の能力を奪った後は、ブーツだけでなく全身にスーツのようなモノを纏っていました。肩についていた噴射口から液体を出して自らスーツを汚すことで、全体の戦闘能力をアップして戦うことができるようになっています。
雪緒・ハンス・フォラルルベルナ
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧5人目は、『雪緒・ハンス・フォラルルベルナ(ゆきお・はんす・ふぉらるるべるな)』です。メンバーの中でも最年少で、いつもゲーム機を持っています。基本的にXCUTIONが活動するための資金は、全て彼が負担していました。
完現術者(フルブリンガー)の雪緒・ハンス・フォラルルベルナは、携帯ゲーム機を媒体に「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」という能力を使っています。対象をゲーム内に閉じ込めるだけでなく、独断で決めたルールに強制的に従わせて空間も操ることができました。
黒崎一護の能力を奪った後は、「デジタル・ラジアル・インヴェイダーズ」という能力を手に入れています。この能力を使っている時は、ヘッドフォンなどを装着していました。ゲーム内だけでなく、ゲームの外でもターゲットが操れるようにパワーアップしています。
月島秀九郎
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧6人目は、『月島秀九郎(つきしましゅうくろう)』です。清潔感のあるキャラクターで、XCUTIONのリーダを務めていた人物で裏切りモノだと銀城空吾が主人公の黒崎一護に教えていました。しかし、実際は銀城空吾たちの仲間だったことが判明。
完現術者(フルブリンガー)の月島秀九郎は、しおりを媒体に「ブック・オブ・ジ・エンド」という能力を使っています。しおりを剣に変え攻撃ができるだけでなく、ターゲットの過去を書き換えることができる。自分が居なかったはずの思い出に介入し、周りを操作することが可能になっていました。
この完現術者(フルブリンガー)の能力で、井上織姫たちを操って黒崎一護を追い詰めていました。ターゲットを2度斬りつけることによって、「ブック・オブ・ジ・エンド」の能力を使う前の上に記憶を戻すことができます。主人公の黒崎一護は、月島秀九郎の能力のせいで銀城空吾の企みを見破ることができませんでした。
獅子河原萌笑
ブリーチの完現術者(フルブリンガー)のXCUTIONメンバーの名前一覧7人目は、『獅子河原萌笑(ししがわらもえ)』です。月島秀九郎と一緒に行動をしている人物で、高校に通っていました。月島秀九郎のことを心から尊敬し、最後には彼を救っていました。
完現術者(フルブリンガー)の獅子河原萌笑は、手につけているメリケンサックを媒体に「ジャックポット・ナックル 」という能力を使っています。メリケンサックに確立を操作する能力があり、運を引き寄せていました。急所に食らえば致命的な攻撃になるので、一撃必殺を狙う単純な戦い方をしています。
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧
黒崎一護
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧1人目は、主人公の『黒崎一護(くろさきいちご)』です。黒崎一護は、2代目死神代行の人物で母親が滅却師(クインシー)だったことで、虚(ほろう)と接触していた為、完現術(フルブリング)を使うことができます。
黒崎一護は、自分の死神の能力の全てを失っていましたが、死神代行章を媒体に完現術(フルブリング)の能力に目覚めていました。銀城空吾たちの指導の元、徐々に完現術者(フルブリンガー)として成長していきます。第1形態では、死神代行の中心に卍型に黒い霊圧が現れていて月牙を放っていました。
第2形態では、黒い霊圧を全身に纏って黒い刀で戦えるようになっています。この状態で既に天鎖斬月(てんさざんけつ)の波の力を引き出していました。最終形態では、死神代行証が完全に斬魄刀のようなフォルムになり、死神の時の服とは全くかけ離れたデザインの服を身にまとっています。
残念ながら、黒崎一護の完現術(フルブリング)は名前が登場する前に月島秀九郎と銀城空吾たちに奪われ、彼らにパワーを吸収されてしまっていました。
茶渡泰虎(チャド)
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧2人目は、『茶渡泰虎(チャド)』です。茶渡泰虎は、主人公の黒崎一護の親友で、一緒に虚を倒していました。体がとても大きく、ケンカを売られることもありますが、とても仲間思いで心優しいキャラクターです。
茶渡泰虎の完現術(フルブリング)においては、「悪魔の左腕(ブラソ イスキエルダ デル ディアブロ )」と黒い皮膚を媒体にした「巨人の右腕(ブラソ デレチャ デ ヒガンテ)」があります。彼自身が虚に襲われた経験があり、その時に完現術の能力に目覚めていました。
浦原喜助は、当初から茶渡泰虎の能力が虚に似ていると語っています。媒体が皮膚なのは、育ててくれた祖父譲りの肌に誇りを持っていることが関係しているようです。
井上織姫
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧3人目は、『井上織姫(いのうえおりひめ)』です。主人公の黒崎一護と同級生で、彼に好意を寄せているキャラクターの1人。とても心優しい登場人物で、みんなを守る為に犠牲になることも。最終話では、主人公の黒崎一護との間に子供を授かっている姿が映し出されていました。
井上織姫の完現術(フルブリング)は、チャドと同じく虚に襲われた後に発動した能力です。兄からもらったヘアピンを媒体に、「盾舜六花(しゅんしゅんりっか)」という能力を使います。6人の妖精のようなモノたちが井上織姫の命令により攻撃や回復やガードなどをしていました。
とても特殊な能力なっていて、敵からも井上織姫の能力は興味深いと感心されています。失った手足なども再生することができて、死神の回復班の技術を凌駕するほどの実力がありました。攻撃に関しては、あまり得意ではなく戦闘能力は低めです。
道羽根アウラ
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧4人目は、『道羽根アウラ(みちばねあうら)』です。小説版で登場していたキャラクターで、銀城空吾たち亡き後に「XCUTION」を再建して宗教団体に変えていました。教祖としてXCUTIONに君臨しています。
完現術(フルブリング)の能力者ですが、道羽根アウラには思い入れのあるモノがない為に媒体を持っていません。しかし、霊王の鎖結の影響で霊子を分子レベルまで扱えるようになっています。霊子を操り、自分の体を不死身の状態にできることが明らかになっていました。死神の藍染惣右介に及ぶほどの、鬼道を使えます。
松本乱菊
ブリーチの完現術(フルブリング)のその他登場人物の名前一覧5人目は、『松本乱菊(まつもとらんぎく)』です。死神で護廷十三隊の十番隊副隊長を務めている人物で、市丸ギンの幼なじみでもあります。明るく元気なキャラクターで、主人公の黒崎一護と一緒に戦ったこともありました。
完現術(フルブリング)の松本乱菊は、コミックやアニメの方ではなく小説で明らかになっています。彼女は、子供の頃に霊王の爪を所持していた可能性があり、霊魂を抜き取られても生きていた理由とされていました。彼女が子供の頃に奪われたのは、完現術(フルブリング)の能力だけだったようです。
ブリーチの完現術(フルブリング)に関する感想や評価
ブリーチはフルブリンガー編の後半の戦闘シーンが神作画過ぎて「やべえwwwこれ終わるんじゃねwww」って家族と笑い合ってたら終わった^ω^
— ハイパー虚無虚無プラス思考の幼女紹介bot=ロリ貧乳失禁顔面騎乗位教祖 (@kakusei_kiiikuf) October 29, 2016
BLEACHの完現術(フルブリング)に関する感想や評価には、後半で銀城空吾たち完現術者たちVS死神たちの戦いが壮絶だったというコメントがあります。主人公の黒崎一護の為に、死神の隊長や副隊長たちが駆け付けていたシーンは圧巻になっていました。
ブリーチを読み直してるんだけど、フルブリンガー編が一番面白いのでは。敵が人間なところが良い。つきしまさん。
— ジルジル🌈 (@ziruziru0828) March 23, 2020
BLEACHの完現術(フルブリング)に関する感想や評価には、銀城空吾たちが活躍している時のストーリーが一番面白かったというコメントもあります。他のストーリーと違って、完現術者(フルブリンガー)たちはBLEACHで初めての人間の敵というのもポイントになっているようです。
小説のブリーチいつの間にか新しいフルブリンガー出てんじゃん
— あきみょん (@aki__myon) September 23, 2018
BLEACHの完現術(フルブリング)に関する感想や評価には、小説版で新たに登場していた完現術者(フルブリンガー)に対するコメントがありました。小説版では、原作のコミックで描かれなかった登場人物の過去や新たなキャラクターが多く出現しています。
ブリーチの完現術(フルブリング)まとめ
BLEACH(ブリーチ)に登場している完現術(フルブリング)と完現術者(フルブリンガー)とは何かだけでなく、能力者の一覧などを紹介していきました。原作のコミックは既に終了していますが、小説版では原作とは違った完現術者(フルブリンガー)たちの真実などが描かれているので、是非チェックしてみてください。