【ハンターハンター】キルアの念能力と強さは？系統や落雷・疾風迅雷など技まとめ

キルア＝ゾルディックとは、漫画『ハンターハンター』に登場する暗殺を生業とする一族「ゾルディック家」の三男のことです。家族からも後継者として認められる程の実力を持つ12歳の少年・キルアは、本作でも抜群の人気を誇るキャラとしてファンが多いことでも知られています。その人気キャラであるキルアの「念能力」や「強さ」などを順番に公開しつつ、念能力の「系統」及び「技」までを余すことなくご紹介していきます！

まずは「ハンターハンターの作品情報をおさらいしつつキルア情報を載せています。「キルア＝ゾルディックのプロフィール」、「キルア＝ゾルディックの特技は暗殺」の2項目から順番にご紹介していきますので、本ページで明かされるキルアの魅力をたっぷりとご堪能ください！

ジャンプ黄金期を支えた作品の一つでもある漫画『幽☆遊☆白書』の作者としても知られ、また美少女アニメの代名詞となった漫画『美少女戦士セーラームーン』の作者・武内直子先生を妻に持つ漫画家・冨樫義博（とがしよしひろ）先生。その著名な漫画家である冨樫先生が現在、「週刊少年ジャンプ」誌上に連載している漫画が『ハンターハンター』です。ここではまず、その『ハンターハンター』の「概要」と「あらすじ」をご覧ください。

漫画『ハンターハンター』は、漫画家・冨樫義博先生が描くダーク・ファンタジー漫画として、集英社の「週刊少年ジャンプ」に1998年14号から現在に至るまで連載されている漫画です。本作は少年漫画の類では極めてグロテスクな要素が所々に盛り込まれており、残酷かつ容赦のない展開が作中に描写されていることで知られています。これは作者である冨樫先生曰く「主人公（ゴン＝フリークス）を殺すつもりで描いている」そうなのです。

特に「キメラ＝アント編」では「ヨークシン編」以上の過激でグロテスクな描写が描かれ、主人公であるゴンがミイラのような強烈な瀕死状態になったことは、ファンの間でも騒然となりました。ダークな部分が強く戦闘を繰り広げる内容から、バトルアクション漫画としての要素が強い作品と呼べます。また、本作は「連載開始から度々休載する漫画」としても知られており、ファンの間では休載する度に「またか…」と騒がれています。

主人公・ゴン＝フリークスは、大自然が豊かな「くじら島」で育った12歳の少年です。父・ジン＝フリークスは育ての親であるミトに死んだと聞かされており、ゴンは1度も会ったことがありませんでした。幼少期にゴンは森でキツネグマに襲われているところをハンターのカイトによって助けられ、その時にカイトからジンが今も生きており、とても優秀なハンターであることを聞かされます。

まだ見ぬ父の存在を知ったゴンは、次第にハンターという職業に憧れを抱くようになります。しかし、自分をここまで育ててくれたミトのことを想い、ゴンはハンターになりたいということを口に出せずにいましたが、遂にハンター試験を受けてみたいとミトに懇願します。ミトは沼に住む主を見事釣り上げることが出来れば「ハンター試験を受験しても良い」と課題を与え、ゴンは見事に沼の主を釣り上げ、故郷・くじら島を旅立ちます。

ハンター試験の受験会場を目指すゴンは、道中で同じ受験者であるクラピカとレオリオと出会います。ハンター協会が与える試練を乗り越え、無事に試験会場に辿り着いたゴン一行。そこで同い年の受験者・キルア＝ゾルディックと友達になったゴンは、キルア・クラピカ・レオリオの4人で次々にハンター試験の課題をクリアしていきます。最終試験では、キルアが兄・イルミ（ギタラクル）の圧力によって受験者のボドロを殺害してしまいます。

違反によって試験失格となったキルアは帰宅の途に就きますが、そのことに納得がいかないゴン、クラピカ、レオリオの3人はハンター試験合格後にキルアを連れ戻しに一路、キルアの実家があるパドキア共和国のククルーマウンテンへと向かうのでした。ここから「ゾルディック家編」へと突入し、その後「天空闘技場編」を経て「くじら島の里帰り」があり、「ヨークシン編（幻影旅団編）」、「グリードアイランド（Ｇ.Ｉ）編」へと続きます。

この後が本作でも強烈なグロテスク描写が続く「キメラ＝アント編」となり、キメラ＝アント討伐終了を以て「会長選挙・アルカ編」があり、その後に現在連載中の「暗黒大陸・王位継承編」が続く形となっています。

「キルア＝ゾルディックのプロフィール」

• 名前：キルア＝ゾルディック（ゾルディック家の三男）
• 出身地：パドキア共和国デントラ地区
• 生年月日：7月7日
• 年齢：12歳（初登場時は11歳）
• 血液型：Ａ型
• 身長：158ｃｍ
• 体重：45ｋｇ
• 家族構成：父・シルバ、母・キキョウ、長男・イルミ、次男・ミルキ、四男・アルカ、五男・カルト、祖父・ゼノ、祖母（名前不明）、曾祖父・マハ

キルア＝ゾルディックは暗殺一家と恐れられる「ゾルディック家」の三男で、白髪もしくは銀髪のもっさりとした髪型の少年です。母・キキョウと次男・ミルキに深手を負わせて家を飛び出し、第287期ハンター試験を「暇つぶし」と称して受験したキルアは、ハンター試験の1次試験で課せられたマラソンの時に後の親友となるゴン＝フリークスと出会います。最終試験では兄・イルミの策略で試験失格となりますが、翌年の第288期で合格します。

キルア＝ゾルディックの実家は、パドキア共和国デントラ地区にあるククルーマウンテンという山にあり、周辺の樹海を含めた広大な私有地の中に屋敷があります。伝説の暗殺一家と称されるゾルディック家は、「誰も真の顔を見たことがない」、「顔写真ですら1億ジェニー（1ジェニー＝1円）の値がつく」と噂されていますが、実際は潜伏など一切しておらず、地元では暗殺家業を行う名家として逆に慕われている程です。

屋敷がある私有地に入るためには、観光名所にもなっている「試しの門（別名：黄泉への扉）」と呼ばれる正門からしか入ることができません。天を仰ぐ巨大な試しの門は、1の扉～7の扉まである大扉です。扉を開ける際に加える力によって、開く扉が異なります。1の扉だけで片方2トンもの重量があり、数が増えるごとに重さは倍になります。試しの門以外で私有地に入った者は、大型の狩猟犬のような番犬「ミケ」に食い殺されてしまいます。

暗殺業を生業とするゾルディック家は、現当主のシルバ＝ゾルディックを筆頭に10人の家族構成から成り立っています。その三男であるキルアは、幼い頃から暗殺者になるための英才教育を受けて育ち、12歳で実戦経験を数多くこなしています。暗殺術の才能においては「ゾルディック家史上随一」と評され、家族（次男・ミルキ以外）はキルアを後継者として認めています。

暗殺者が使う暗殺術を少年であるキルアも使うことができ、自身が歩く時に発する歩行音を消す技「暗歩（あんぽ）」や敵に自身の残像を見せる技「肢曲（しきょく）」、自身の爪をナイフのように鋭く変形させる「肉体操作」、自身の関節を自在に曲げて敵に絡みついて四肢などを破壊する「蛇活（だかつ）」などが使用できます。また、家庭の教育方針の一環で「拷問訓練」も幼い頃から受けており、電気による耐性や毒の完全体制が備わっています。

では、ここからは「キルアの念能力は？系統や技も紹介」と題して、「キルアの念能力①雷掌（イズツシ）」、「キルアの念能力②落雷（ナルカミ）」、「キルアの念能力③神速（カンムル）」の情報をお届けします！尚、キルアの念能力③神速（カンムル）については、別途「電光石火」と「疾風迅雷」の違いを解説していますので、是非ご覧になってみてください。

念能力者自身の念能力の系統を判断する方法として、キルアは念能力の師匠である心源流師範代・ウイングによって「水見式」による系統の識別が行われました。それによって、キルアの念能力系統は「変化系」であることが分かりました。変化系は、自身のオーラ（生命エネルギー）の性質や形状を変える能力です。オーラの流動性を活かした能力も多く、オーラを別の違うものに変えるためには、それに対するより強いイメージが必要不可欠です。

変化系は自身のオーラを攻撃用に変化させる場合、自身をその攻撃用オーラから守るために防御策を別途必要とします。何故なら、その攻撃用オーラによって自身も傷付いてしまうからです。オーラを電気に変化させることができるキルアは、電気に変化させたオーラを扱う際、特にこれといった防御策はしていません。生まれた時から家庭の事情で日常的に電気を浴びていたキルアは、電気に対する耐性が備わり（特異体質）防御する必要がないのです。

キルアが使う念能力「雷掌（イズツシ）」は、敵との接近攻撃で使用する技です。自身の両手からスタンガンの如く強烈な高圧電流を放ちます。相手を感電もしくは気絶させて、一時的に対象者の動きを封じたりします。この技は念能力の系統が「変化系」であるキルアが、自身のオーラを電気に変化させて繰り出す技です。

キルアが使う念能力「落雷（ナルカミ）」は、敵に遠隔攻撃として使用する技です。自身が発する強烈な高圧電流を落雷のように対象者の頭上に命中させます。正確には命中させるというより、相手の頭上にたたき落としています。この技も先程の「雷掌」同様に念能力の系統が「変化系」であることに加え、電気に対する自身の特異体質と相まったキルアならではの技と言えます。

キルアが使う念能力「神速（カンムル）」は、自身のスピードを超高速スピードへと切り替えるための補助技です。通常は手足を動かす際、脳から伝達する体幹脊柱の神経を通して伝達指令が伝わりますが、体外に纏った電気オーラを手足の末梢神経に直接的に流し込むことで素早い反射能力を可能にする技。これにより「電光石火（でんこうせっか）」と「疾風迅雷（しっぷうじんらい）」の2種類の技が生まれ、用途によって使い分けています。

また、キルアが神速を使用する際は自身の髪の毛が稲妻のように逆立ちます。超高速技を可能にする念能力「神速」ですが、欠点として技を使うために大量の電気を必要とするため、すぐに電池切れを起こしてしまうことが挙げられます。これもまた、念能力の系統が「変化系」故に生み出せた技であり、電気との繋がりが非常に深いキルアの賜物だと言えます。

念能力「神速」を使った状態で、自身の肉体を操作して超高速の初動をすることができる技「電光石火」。これにより、自身のスピードを超高速にすることができます。また、「週刊少年ジャンプ」誌上に掲載された当初は「雷光石火（らいこうせっか）」と表記されていました。作中では、父・シルバ直属の執事・ツボネから逃れるため、妹・アルカ（キルア以外は弟と呼ぶ）を抱き抱えながら超高速ダッシュで逃げています。

自身のオーラを末梢神経に直接関与させることで、神業的な超スピードを可能にした雷光石火。オーラを電気に変える…これもまた、念能力の系統が変化系だからこそ生み出せた技であり、体内に電気を蓄積できる特異体質（日常的に電気による拷問訓練を受けていたため）故の代物です。

念能力「神速」を使った状態で、自身の体外オーラで敵の攻撃を感知した瞬間にプログラムした動きを自動的に繰り出す技「疾風迅雷」。相手の攻撃を目で見て脳で認識するよりも早く先手を取ることが可能で、相手にカウンター攻撃を仕掛けることができる技です。このカウンター攻撃も「神速」の能力あっての賜物であり、「念能力の系統が変化系であること」と「特異体質」が相まって可能にした技だと言えます。

キルアの念能力をご紹介した後は、実際のキルアの強さについて考察していきます。「キルアの強さ」と題して、「キルアの念能力を習得する前の強さ」と「キルアの念能力を習得した後の強さ」の違いを詳しく解説していますので、早速ご覧ください！

キルアが念能力を習得する前の強さについて、暗殺者として幼少期から英才教育を受けて育っており、12歳にして既に実践を多数こなしていました。「暗殺の才能も一族の中で随一」と評され、家族から後継者として期待されていました。拷問や毒に対する訓練を日常的に受けてきたため、キルアの肉体は電気に対しての耐性があり、それが後の念能力の更なる進化の際に役立っています。また、毒に関しては完全な耐性が備わっています。

暗殺者としての技術は目を見張るものがあり、足音を消して歩く技「暗歩」や自身の残像を相手に見せて惑わす技「肢曲」を使いこなせています。また、自身の肉体を操作することもでき、爪をナイフのように鋭く変化させ、対象者の心臓を相手に気付かれることなく瞬時に肉体から抜き取る暗殺術にも長けています。ゾルディック家の試しの門では、第287期ハンター試験に不合格して帰宅した際に3の扉（16トン）を開けています。

キルアが念能力を習得した後の強さは、元々の天才的な素質も相まって抜群のセンスで念能力の習得に至っています。念能力を伝授した師匠・ウイング師範代は、ゴンとキルアを「1000万人に1人」の才能と評しています。キルアの念能力の系統は「変化系」で、心源流に伝わる水見式による識別方法ではグラスの中の水の味が甘く変化しました。キルアは習得後、オーラを電気に変える変化系の念能力技を多数生み出しています。

変化系の念能力によって生み出した技「雷掌」「落雷」「神速」を使いこなす一方で、キルアはキメラ＝アント討伐で負傷した親友・ゴンを助けるために実家に幽閉されている妹（弟）・アルカに会いに行きます。その時、実家の正門（試しの門）をくぐったキルアは、5の扉（64トン）まで開けることができています。

キルアの「念能力」や「強さ」並びに「系統」や「技」を徹底分析した後は、いよいよキルアの兄弟関係について解き明かしていきたいと思います。「キルアの兄弟との関係や今後」と題して、「キルアと兄弟との関係」と「キルアとアルカの今後」の2項目からお届けしていきます。ゾルディック家5兄弟の関係性をご覧ください！

ゾルディック家の第三子であるキルア（三男）には、他に4人の兄弟がいます。第一子の長男・イルミ（24歳）、第二子の次男・ミルキ（19歳）、第四子（イルミは弟、執事は坊ちゃまと呼ぶため性別不明）・アルカ（年齢不明）、第五子（アルカ同様に性別不明、データブックでは弟・小説では妹に設定）・カルト（10歳）がいて、キルアとの関係性もそれぞれに異なります。ちなみに兄弟の名前は真ん中に「ル」が付き、しりとりになっています。

キルアはイルミに「畏怖の念」を抱いており、イルミはキルアに「屈折した愛情」を注いでいます。ミルキには陰で「ブタくん」と見下しており、ミルキはキルアのことを「快く思っていない」のです。アルカには妹として「溺愛」しており、アルカはキルアのことが「大好き」です。カルトに対しては「無関心」である一方、カルトからは「屈折した愛情」を抱かれています。

異質な能力を持つゾルディック家の第四子・アルカは、その能力の危険性から長いこと屋敷の厳重な地下室に幽閉されていました。父・シルバや長男・イルミはアルカをゾルディック家の家族として扱っておらず、キルアだけは昔からアルカに優しく接していました。アルカもキルアのことが大好きで、アルカの別人格であるナニカもキルアに懐いています。唯一、キルアだけはナニカに命令することで無償で願いを叶えてもらうことができます。

アルカの別人格・ナニカの能力を使って、負傷したゴンを救うために幽閉された実家からアルカを救い出したキルア。キルアのお願いを受けたアルカはナニカを呼び起こし、見るも無残だったゴンを元の姿に治します。アルカの能力を利用しようとするイルミの魔の手から愛する妹を守る使命を見出したキルア。ゴンとキルアはそれぞれの目的のために別れを決断し、別々の道を歩みます。キルアは幽閉されていたアルカのために世界旅行へ出掛けます。

それでは、ここからはテレビアニメ『ハンターハンター』でキルアの声を担当された声優さんについてご紹介いたします。テレビアニメ版は旧作・新作の2種類が存在し、どちらもファンから根強い人気を得ている作品となっています。旧作は1999年10月16日～2001年3月31日まで放送されたもので、テレビアニメ化の第1期となる作品であり、新作は2011年10月2日～2014年9月24日まで放送されたテレビアニメ第2期となる作品です。

テレビアニメ第1期『ハンターハンター』では、キルア役に声優・三橋加奈子さんが担当。第2期『ハンターハンター』には、声優・伊瀬茉莉也さんがそれぞれ担当されています。キルアの声を担当するそれぞれの声優さんは、声優としても大変定評がある方たちですので、その経歴などを合わせてご紹介したいと思います！
 

「声優・三橋加奈子さんのプロフィール」

• 名前：三橋加奈子（みつはしかなこ）
• 生年月日：1978年1月10日
• 血液型：AB型
• 身長：161ｃｍ
• 出身地：神奈川県
• 職業：声優、舞台女優
• 所属事務所：フリー
• 主な出演作品：ハンターハンター（第1作）／キルア＝ゾルディック役、スターオーシャンEX／レオン・D・Sゲーステ役、涼風／朝比奈涼風役、絶対少年／深山美紀役、風夏／秋月涼風役など

声優・三橋加奈子さんは「加奈ちゃん」の愛称で親しまれ、声優仲間から「天然」と言われている声優さんです。現在はフリーで活躍しており、元夫は同じく声優の遊佐浩二さんです。18歳の時にテレビアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で声優デビューを果たし、千葉テレビでレギュラーを務める『マスター☆コレクション』を中心に活動されています。

「声優・伊瀬茉莉也さんのプロフィール」

• 名前：伊瀬茉莉也（いせまりや）
• 生年月日：1988年9月25日
• 血液型：A型
• 身長：154ｃｍ
• 出身地：神奈川県
• 職業：声優、女優
• 所属事務所：㈱アクロスエンタテイメント
• 主な出演作品：エア・ギア／野山野林檎役、Yes!プリキュア5／春日野うらら・キュアレモネード役、FAIRY TAIL／レビィ・マグガーデン役、ハンターハンター（第2作）／キルア＝ゾルディック役、約束のネバーランド／レイ役　など

声優・伊瀬茉莉也さんは「リーヤ」「伊瀬ちゃん」の愛称で親しまれ、東京都渋谷区にある声優・タレント事務所「㈱アクロスエンタテイメント」に所属する声優さんです。当事務所は「七色の声を持つ男」と呼ばれ親しまれる声優・山寺宏一さんやアスリート俳優・森渉さんと結婚した声優・金田朋子さんも所属しています。伊瀬茉莉也さんの声には定評があり、活発な女の子から妖艶な大人の女性、小生意気な男の子など幅広く演じられます。

ここまでキルア＝ゾルディックの「念能力」「強さ」「系統」「技」について色々と解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？キルアは言わずと知れた『ハンターハンター』の大人気キャラクターなのですが、どれだけ人気があるのか…実際に世間での評判を見てみることにしましょう！主にTwitter上から集めた情報をどうぞご覧ください。

原作・テレビアニメでも初登場で強烈なインパクトを残したキルア。殺し屋・ジョネスの心臓を意図もあっさりと抜き取り、元・殺し屋としての資質を否応なく見せつけた光景は、ハンターハンターファンの心をざわつかせました。これで一気にファンの心を鷲掴みにし、ハンターハンターの人気キャラへと躍り出ました。こちらのコメントからもその趣旨が窺える内容が投稿されており、今後益々期待されるキャラであることは間違いないようです。

『ハンターハンター』のキルアで検索するとネット上には様々な意見が投稿されており、その中でも「かわいい」や「かっこいい」といった好印象な意見や評価ばかりが目立ちました。キルアは見た目のルックスや12歳の年齢にも関わらずしっかりとした考え方を持っているので、読者やファンからも高い好感度を得ています。ネット上には「キルア生誕祭」と称して誕生日を祝う人が多く、とても愛されているキャラだということが分かります。

アルカの能力で瀕死の状態から生還したゴンとアルカをこれからずっと守っていくと心に決めたキルアは、「いつかまた会える日まで」という言葉を胸にお互いに別々の道を歩んでいきます。別れ際、どこかまだ心残りを残した2人の表情にネット上では大いにざわつきました。この先また、ゴンとキルアが再会することを願った読者やファンがいたことは言うまでもありません。2人の別れを注視することが窺えるコメントです。

こちらのコメントは、ネット上でも話題になった「キルアの心情」を浮き彫りにした言葉です。カイトを救出するべく、強敵・ネフェルピトーのアジトに乗り込むゴンとキルア。ゴンにとってカイトは大切な恩人です。そのカイトを救うため「行こう」と敵地に乗り込むゴンに対し、キルアは疑問が生じます。そのゴンの言葉は、自分を「任務（チーム）」or「友達」として投げかけたものなのか…？キルアは聞きたかったのです。

このことは読者やファンの間でも物議を呼び、自身の咄嗟の衝動を自ら抑え込んだキルアの行動を称賛する一方、切ないなどといった言葉が飛び交いました。ゴンに友達として「一緒に倒そう」と言って欲しかったキルアの台詞は、名言としてネット上に取り上げられています。それだけキルアの発言に大きな影響力があることを窺わせるコメントとなっています。

最後に「キルアの念能力の強さまとめ」と題して、要点をおさらいしましょう！キルアは念能力習得前の強さは、殺し屋としての技術は「ゾルディック家史上随一」と家族から評され、実家の正門・試しの門は「3の扉（16トン）」まで開けることができています。念能力習得後のキルアの強さは、念能力の師匠・ウイングからゴンと共に「1000万人に1人」の才能だと評され、試しの門では「5の扉（64トン）」まで開けています。

また、キルアの念能力の系統は「変化系」で、家庭の事情で培った電気に対する耐性からヒントを得て、念能力の応用技に活かしています。これにより「雷掌」・「落雷」・「神速」といった念能力技を編み出し、強敵との戦いでも勝利を収めています。見かけはクールな12歳の少年ですが、念能力や戦闘技術に関しては天才的センスを誇るキルア。そんなスーパーかっこいいキルアを是非、原作・テレビアニメの双方からご覧になってみてください！