ポートガス・D・ルージュの謎！エースやジュエリー・ボニーとの関係は？

みなさんはワンピースに登場するポートガス・D・ルージュを知っていますか?ポートガス・D・ルージュとはエースの母親です。そんなポートガス・D・ルージュですが、彼女には隠されている謎が多いと話題になっています。そこで、この記事ではワンピースのポートガス・D・ルージュの謎について息子であるエースとの関係を探りながら徹底考察していきます!

また、ルージュに関係があるのでは?と噂されているジュエリ・ボニーとの関係についても画像とともに考察していきます!この記事を読めば、謎に包まれたエースの母親ポートガス・D・ルージュの真実に近づくことができるかもしれません。

世界中で大人気となっている漫画ワンピース!今やその名前を知らないという人はほとんどいないのではないでしょうか?では、まずは一応知らない人のためにワンピースがどんな物語なのか紹介していきます。ワンピースは主人公のルフィが海賊王を夢見て仲間たちとともに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指し海に出る物語です。

ワンピースの物語には笑いあり涙ありの感動の名シーンがたくさんあり、名言も数多く存在します。このようなことがワンピースが世界中で大人気となっている理由のひとつだと考えられます。そんなワンピースですが、この記事ではワンピースに登場するエースの母親「ポートガス・D・ルージュ」に焦点を当ててルージュの謎を画像とともに考察していきます。

まずは、ポートガス・D・ルージュがどんな人物なのかを紹介していきます。ルージュは下の画像のようにピンクがかった髪とそばかすが特徴的な美しい女性で、ゴール・D・ロジャーの子供を身籠り出産した人物です。つまり、ポートガス・D・エースの産みの母親ということになります。

このようにルージュは海賊王ロジャーとエースに関係の深い人物でありワンピースの物語上でも重要な人物であることは間違いありません。しかしその素性はほとんど明かされておらず、名前やエースの母親である以外は一切情報がない謎の人物になっています。

エースの産みの母親であるポートガス・D・ルージュですが、実はエースの出産には不可思議な点がありました。エースの父親であるゴール・D・ロジャーは、エースが産まれる前に政府に捕まってしまいます。そこでロジャーには子供がいたことがバレてしまい、政府は海賊王の血筋を根絶やしにするためにロジャーの子を身籠っている妊婦を探しだそうと躍起になります(下の画像参照)。

政府が嗅ぎまわっていることを知ったルージュは、今エースを出産したら必ず政府に気付かれて殺されてしまうと考えます。そこで、ルージュはロジャーの子供だとバレないように執念で20ヶ月も胎内にエースを宿し続けて出産したといわれています。しかし、ルージュは無理がたたったのかエースを出産した後力尽きて死んでしまいます。

エースを母親としての執念で出産したポートガス・D・ルージュ。実はそんなルージュには(作者は明言していませんが)モデルとなった実在の人物がいたとされています。それがメアリー・リードという18世紀にカリブ海で活躍していたとされる実在の海賊です。メアリー・リードは裁判で妊娠しているといって刑の執行を免れた人物で、その後は熱病によって牢獄の中で亡くなりました。

このようにメアリー・リードとポートガス・D・ルージュは「妊娠」というキーワードで繋がっています。また、メアリー・リードはアン・ボニーという女海賊と親友で、ともに戦い抜いた戦友でもあります。アン・ボニーという女海賊も、ワンピースという物語にのちのち関係してくる人物です。

エースの産みの母親であるポートガス・D・ルージュには多くの謎があります。そもそもルージュはエースの出産で死んだことになっていますが、本当に死んでしまったのでしょうか?実際にルージュが死んだとはっきりわかるシーンは存在しておらず、回想シーンではルージュを見つめるガープの顔色によって死んだと窺える程度です。

そのため、もしかしたらルージュは今もどこかで生きているのかもしれません。だとしたら、なぜ登場しないのか?ルージュは一体何者なのか?ということも踏まえて、ルージュは生きているのか?死んでいるのか?という点についてこの記事では考察していきます。

エースの母親であるポートガス・D・ルージュの素性を考察するうえで、欠かせない人物がロジャーとエース以外にもうひとりいます。それがジュエリー・ボニーです。このジュエリー・ボニーには謎が多く、ルージュと同様に素性がほとんど明かされていない謎の人物です。まずは、このジュエリー・ボニーがどのような人物なのか紹介していきます。

ジュエリー・ボニーは「最悪の世代」のひとりに数えられているルーキーで、ボニー海賊団の船長を務める人物です。懸賞金額は1億4000万ベリーで、「大喰らい」と異名を持つほどいつも何かを食べています(上の画像参照)。またボニーは南の海出身で、推定年齢は22歳とされています。見た目はピンク色の髪とハート形の口紅が特徴的な美しい女性です。

ジュエリー・ボニーは悪魔の実の能力者です。では、どんな実の能力者なのでしょうか?残念ながら、ジュエリー・ボニーが何の実の能力者なのかは未だ明かされていませんが、これまでの登場シーンからどのような能力があるのかはある程度予想ができます。

ボニーは上の画像のように過去に子供の姿や老人の姿で登場しています。さらに、ボニーは海軍を能力によって子供や老人の姿に変えてしまうシーンもあります。これらのことから、ボニーは自分や他人の年齢を操作できる能力であると考えられます。またボニーの年齢について「推定」22歳だと設定されているのも、ボニーが自分の能力を使って自分の年齢を操作している可能性があるからです。

そんなジュエリー・ボニーですが、彼女にはいくつか謎があります。そこで、ここではジュエリー・ボニーのいくつかの不可解な謎について登場シーンの画像とともに考察していきます。

まず、ジュエリー・ボニーの不可解な行動で挙げられるのは下の画像のシーンです。マリンフォード頂上決戦のニュースを見ている最悪の世代の面子の中で、ジュエリー・ボニーだけが他の人とは違う反応を見せています。そう、なぜかジュエリー・ボニーは泣いているのです。なぜボニーは泣いているのでしょうか?

おそらくマリンフォード頂上決戦で命を落とした人物のことを想って泣いているのだと考えられます。マリンフォード頂上決戦で命を落とした人物、それはポートガス・D・エースと白ひげです。このことからジュエリー・ボニーは白ひげまたはエースの関係者であることが考えられます。

マリンフォード頂上決戦のニュースを聞いて涙を流していたボニーですが、彼女はただの女性ではありません。女海賊にして船長であるボニーはすぐに涙を拭いて「何もかもアイツのせいだ!」という言葉とともに立ち上がります。ボニーはこのとき「アイツ」を探すために新世界に出ることを決意します(上の画像参照)。ところで、この「アイツ」とは一体誰のことを指すのでしょうか?

その答えはワンピース61巻の2年後の新世界編で明らかになりました。ボニーが言っていた「アイツ」は黒ひげのことだったのです。マリンフォード頂上決戦の引き金となったのは、黒ひげがエースを海軍に売ったことでした。そのためボニーは、エースを海軍に売った黒ひげに報復をしようと考えたのです。しかし、ボニーは黒ひげにあっけなく負けてしまい、愛人にまでされそうになります(上の画像参照)。

黒ひげに敗北し愛人にまでされそうになっているボニー。そんなボニーを救ったのは、偶然やってきた海軍の赤犬ことサカズキでした。サカズキが来たことで黒ひげは退散しましたが、今度は海軍に囲まれてしまいます。再びピンチに陥るジュエリー・ボニー。サカズキは縛り上げられているボニーと会話を交わします。実は、その会話にも気になる点が存在します。

上の画像のサカズキのセリフに注目してください。サカズキは「お前が政府から逃げたと聞いたときはひやりとしたがのぅ」と言っています。このセリフからわかることは、ジュエリー・ボニーは以前政府に捕まっていて逃げ出したということです。何のためにボニーは捕えられていて、生かされていたのでしょうか?二人の会話には謎が多く詳細はわかりませんが、少なくともボニーは過去に政府と因縁があったということはわかります。

このように色々と謎の多いジュエリー・ボニーですが、実はジュエリー・ボニーにも実在のモデルが存在していたのです。ジュエリー・ボニーのモデルとなった人物とは、18世紀のカリブ海で活躍した女海賊アン・ボニーだといわれています。ところで、このアン・ボニーという人物先ほども出てきませんでしたか?そう、アン・ボニーはポートガス・D・ルージュのモデルとされているメアリー・リードの親友だった人物です。

つまり、ここでルージュとボニーの関連性が見えてくるのです。メアリー・リードは裁判で妊娠を主張したことで死刑を免れましたが、実はアン・ボニーも同じように妊娠を主張して死刑を免れていたのです。しかし、その後アン・ボニーが処刑を免れ釈放されたのかどうかはわかっていません。一説によると、アン・ボニーは有力者だった父によって釈放され、ある男と結婚して8人の子供を産み82歳で亡くなったとされています。

ボニーとルージュの気になる接点が判明したところで、今度はルージュの息子であるエースとボニーにも接点があることが判明しました。エースの出生シーン(上の画像参照)で、エースの母親であるルージュが言っていたセリフに注目してください。ルージュは「女の子ならアン。男の子ならエース」と言っています。この「アン」という名前、先ほども出てきませんでしたか?そう、ボニーのモデルとされている「アン・ボニー」です。

このことから、ジュエリー・ボニーとエースにも何かしらの関係があるのではないか?といわれています。さらに、ボニーとエースには他にも共通点が存在します。まず二人ともかなりの大食いであること、そして初登場シーンは二人ともレストラン(上の画像はエースの初登場シーン)だったこと、建物の上からから話しかけるシーンが二人とも多いことなどが共通しています。

またルージュのトレードマークはハートですが、その点でもエース(A)とハートはトランプ繋がりということで共通しています。このように二人には共通点が多いことから、ルージュとエースは双子の姉弟ではないか?といわれています。ルージュがあの時産んでいたのがエースだけとは限らないからです。しかしながら、この説には矛盾点も存在します。

まず、双子の割にボニーとエースの顏があまり似ていないことがひとつ。そして、決定的なのは二人の誕生日が違うことです。エースは1月1日で、ボニーは9月1日が誕生日だとされています。このことから二人が双子だという可能性は低いと考えられます。それでも二人が姉弟である可能性は否定できませんが、ルージュが海軍にバレないようにしながらエースより前に出産できていたのかと考えると可能性は低いと考えられます。

ジュエリー・ボニーとエースが姉弟である説について前述しましたが、実はジュエリー・ボニーとポートガス・D・ルージュが同一人物である説も存在します。そこで次はボニーとルージュの同一人物説について考察していきます。では、なぜこんな説が囁かれているのでしょうか?その理由は、ルージュがエースを出産したときの経緯にあります。

前述しましたが、ルージュはエースがロジャーの子だとバレないように執念で20ヶ月も胎内に宿してから出産したとされています。しかし、本当に普通の人間が20ヶ月も出産せずにいるなんてできるのでしょうか?このことからルージュは普通の人間ではなかったと考える方が自然です。ルージュが普通の人間でなかったとすると、考えられるのは「悪魔の実の能力者」だったということです。

ここで、ある人物の能力が浮上してきます。それがジュエリー・ボニーの自分や他人の年齢を操作できる能力です。ジュエリー・ボニーの能力なら、お腹にいる子の年齢を操作して出産時期をずらすことも容易なのではないでしょうか?さらにジュエリー・ボニーは見た目的には22歳ですが、能力を使って自分の年齢をごまかしている可能性は十分にあります。

つまり、ルージュはエースを出産した後死んだとされていますが本当はボニーとして生きているのではないかと考えられます。だからこそ、自分の息子であるエースが死んでしまったときに涙を流したのだと考えられます。これらのことから、ジュエリー・ボニーとポートガス・D・ルージュは同一人物なのではないか?と囁かれています。このように一見信憑性の高いボニー=ルージュ説ですが、実は矛盾する点も多くあります。

まず、ボニーがルージュの若返った姿だとすると二人の容姿や性格があまり似ていないということが気になります。アニメではふたりの声優さんも異なります。また、前述したようにふたりには実在のモデルがそれぞれ存在しています。もし同一人物なら同じモデルでないとおかしいのではないでしょうか?これらのことから、ボニーとルージュが同一人物であるという可能性は低いと考えられます。

ところで話は変わりますが、ロジャーが自分の子をガープに託したのはなぜだったのでしょうか?下の画像のように、処刑される前にロジャーは自分の子をガープに託しています。いくら長年の付き合いがあったからといっても、ガープは仮にも海軍中将です。そんな相手に自分の子を託せるでしょうか?つまり、ガープとロジャーには海軍と海賊だけではない特別な関係があったと考えられるのではないでしょうか?

特別な関係ということで考えられるのは、例えば「親子関係」です。とはいってもロジャーとガープには血縁はないはずですので、考えられるのは義理の親子だったということです。つまりガープはルージュの父親で、ロジャーは義理の息子だったというわけです。そう考えるなら、ガープにはロジャーとルージュの子を助ける理由が十分にあります。エースはガープの実の孫ということになるのですから。

また、ガープは非常に人情味あふれる人間です。そのため、それをよく知っていたロジャーはガープが絶対に自分の実の娘と孫を見捨てることはできないと踏んで、「いやァ、やってくれるさ」と自信を持って断言できたのです。このように考えると、ガープがルージュの実の父親だという説は十分に可能性のある説だといえます。

では次に考えていきたいのは、上の画像のようにロジャーが自分の子に男の子ならエース、女の子ならアンという名前をつけたがっていた理由です。ここに意味はないようにも思えますが、ワンピースにはいくつもの伏線が張り巡らされています。そのためロジャーがつけた名前にも深い意味があると考えてもいいはずです。そして実は、エースとアンという名前はあるひとりの女性の名前を表しているのではないか？と考えられています。

それは「ダダン」という女性の名前です。ダダンをローマ字に直すと「DADAN」となり、そこからロジャーやルージュの名前についている「D」を抜き取ります。すると「AAN」となり、つまりこれは「A(エース)」と「AN(アン)」という名前を表しています。ところで、このダダンという女性は何者なのでしょうか?ダダンという名前の女性は、ワンピースに一人だけ登場します。

そう、ダダンとはエースとルフィの育ての親である山賊の女性です。ロジャーにエースを託されたガープは、エースをダダンの元へ預けます(上の画像参照)。そして、その数年後にルフィもまたダダンの元へと預けられたのです。これはあまりにも出来すぎていて、偶然とはとても思えません。そのため、やはりダダンはロジャーやエースに深い関わりがあると考えられます。

しかしながら、なぜロジャーは自分の子に「ダダン」から取った名前を付けようとしていたのでしょうか?その理由はわかりませんが、おそらくロジャーはダダンのことが好きだったのではないかと考えられます。現在のダダンはボス猿と呼ばれるほどの外見になっていますが、上の画像のように若い頃はとても美しい女性でした。そのため、ロジャーが若い頃のダダンに惚れるということも十分に考えられます。

ところで、ガープがロジャーの子を山賊であるダダンに預けたというのもおかしな話だと思いませんか?ロジャーの子を隠し育てるには最適の環境だとはいえますが、信頼の置けない相手にそんな大事な子を任せることができるでしょうか?ということは、つまりダダンはガープにとって信頼の置ける相手だったということです。しかしながら、山賊と海軍という間柄なのに信頼が置ける間柄というのにも、疑問が残ります。

では、どうしてガープはダダンに信頼を寄せていたのでしょうか?その答えは、「親子関係」だったからです。ダダンはガープの実の娘だったからと考えると、ガープとダダンの不思議な関係にも納得ができます。しかし、ダダンはガープのことを「お父さん」とは呼びません。その理由は、おそらく海兵になる道から外れて山賊になってしまった娘と父親の確執があるからだと考えられます。

またダダンはガープに弱みを握られていて言いなりになっているという設定でしたが、エースが死んだ後にフーシャ村にやってきたガープをダダンは容赦なく殴りつけています(上の画像参照)。弱みを握られているのなら、ダダンは絶対にこんな行動には出れないはずです。親子関係という確かな絆があるからこそ、ダダンはこのような行動に出れたのではないでしょうか?

さて、少しルージュから話が逸れてしまいましたが話を戻します。ルージュの父親はガープの可能性が高いと前述しましたが、ではルージュの母親は一体だれなのでしょうか?それは、おそらくビックマムだと考えられます。ルージュの母親がビックマムだと考えられる理由を説明する前に、まずはビックマムとガープの娘だと考えられる他の人物について説明します。

ビックマムとガープの娘であり、ルージュの姉妹だと考えられる人物。それは、ジュエリー・ボニーとカーリー・ダダンです。まずは、ダダンとビックマムの共通点から説明します。まずビックマムの娘たちには必ずスイーツ系の名前が入っています。ダダンはローマ字に直すと「DADAN」で、しっかりと名前に「AN(あんこ)」が入っています。さらに大きな口や若い頃が似ているなどの共通点が挙げられます。

次に、ジュエリー・ボニーとビックマムの共通点を説明します。ふたりの共通点には、スイーツ系の名前(ジュエリー=ゼリー)、能力が似通っている、ピンク色の髪とハート形の口紅、大食い、ケーキのような船などが挙げられます(上の画像参照)。これだけ共通点が多いと母娘でないと考える方が難しいと考えられます。そして、最後にポートガス・D・ルージュとビックマムの共通点について説明します。

ルージュとビックマムの共通点は、スイーツ系の名前(ルージュというお菓子が存在する)、ピンク色の髪、そばかすがある(若い頃のビックマムにはある)などが挙げられます(上の画像参照)。これらのことから、ビックマムとガープの娘たちはルージュとボニーとダダンであると考えられます。またこの三姉妹は全員がエースと何かしらの関わりを持っていて、そのことからも三人は三姉妹である可能性が高いと考えられます。

ルージュ・ボニー・ダダンが三姉妹であると考えると、ここである可能性が出てきます。ガープはロジャーに子供を託されて、山賊であるダダンの元に預けます。しかし、ガープがとった行動はそれだけだったんでしょうか?ロジャーとルージュの子を守るために、ガープは最大限できることを考えたはずです。いくら山の中で育てても、いずれロジャーの子が成長したときに社会に出てロジャーの子だとバレてしまう危険性があります。

そこで、ガープはロジャーの子を守るためにあることを思いついたのだと考えられます。その方法とは、ロジャーの子を同時期に産まれた他の子供と入れ替えるという方法です。他の子供をロジャーの子として育て上げれば、本当のロジャーの子供が生き残る可能性は高くなります。この方法を思いついたガープが目をつけたのは、同時期に産まれたジュエリー・ボニーの子供でした。

ガープは自分の娘であるボニーに頼み、子供を入れ替えることに成功したのです。そして、その入れ替えられた子供とはエースだったと考えられます。つまりエースは本当はロジャーとルージュの子供ではなく、ジュエリー・ボニーの子供だったのです。では、本当のロジャーの子供は誰だったのでしょうか?それは、なんとワンピースの主人公であるルフィだと考えられます。

本当のロジャーの息子がワンピースの主人公であると考えると、納得できる部分も多くあります。まず、ジュエリー・ボニーの謎の行動です。ジュエリー・ボニーはマリンフォード頂上決戦のニュースを見て涙を流していました。あれは、おそらく実の息子(エース)を助けることができないという母親の流した涙だったのだと考えられます。エースとボニーの数々の共通点も、親子だからと考えると納得ができます。

さらにルフィはガープに「お前はドラゴンの息子だ」と教えられて育ちましたが(上の画像参照)、ルフィは一度も父親と母親の顏を見た記憶がありません。ドラゴンがルフィの父親だという証拠はガープの言葉だけになります。また、ルフィとドラゴンの顏はどう見ても似ていません。顏の輪郭も目の形も肌の色も、似ても似つきません。一方で、ロジャーの若い頃の姿はルフィにそっくりです。

しかも、ルフィがとても大事にしている麦わら帽子は元々はロジャーが持っていてシャンクスに渡したものだったのです。知らないうちに父から子に、意志が受け継がれていたと考えるととてもしっくりくるのではないでしょうか?またワンピースの物語的にも、実は主人公は海賊王の息子だったという方がインパクトが大きく面白いと考えられます。

しかしながら、ルフィとエースが入れ替わったと考えると矛盾があります。第一にルフィとエースの年齢は違います。そのため、ふたりが同時期に産まれたとは考えられないのではないでしょうか?しかし、この問題はジュエリー・ボニーの能力で解決します。同時期に産まれたふたりのうちの本当のロジャーの子(ルフィ)の年齢をボニーの能力を使って巻き戻せばいいだけです。

つまり、ルフィとエースは元々は同じ年齢だったと考えられるのです。しかも二人はそれぞれルージュとボニーが母親だとすると、ルフィとエースは血の繋がった従兄弟同士だと考えられるのです。

エースとルフィが入れ替わっていたという説はあくまで可能性に過ぎません。しかし、その仮説が正しいのではないかと思わせる描写が確かに存在しています。それがエースが死ぬ回のタイトルです。上の画像のようにマリンフォード頂上決戦においてエースが赤犬に殺される回のタイトルは、「ポートガス・D・エース死す」でした。わざわざフルネームで「ポートガス・D・エース」とタイトルについているのはなぜなのでしょうか?

それに対し、エース出生のシーンではエースの母親であるルージュが「この子の名はゴール・D・エース」だと言っています(上の画像参照)。つまり、ルージュがこの出生シーンで産んだ子供が「ゴール・D・エース」だとするならばその「ゴール・D・エース」は今もまだ生きているということなのではないでしょうか?わざわざ「ポートガス・D・エース」が死んだと強調する意味は、そういうことだと考えられます。

さて、ここまでエースの母親であるポートガス・D・ルージュに隠された謎について考察してきましたがいかがだったでしょうか?この記事ではポートガス・D・ルージュはガープとビックマムの娘であり、ダダンとボニーという二人の姉妹がいたこと。そして、実はルージュは本当はエースの母親ではなくルフィの母親だったという説を挙げて考察しました。

かなり信憑性の高い説として紹介しましたが、本当にこれが真実なのかは未だ謎のままです。ルージュについても明かされていない情報が少ないため、まだまだ謎の多い人物です。そのため、これから漫画ワンピースで徐々に真相が明かされていくのだと考えられます。では、これからもワンピースの展開に期待しながら見守っていきましょう!