2020年06月09日公開
2020年06月09日更新
【鬼滅の刃】伊黒小芭内の目がオッドアイの理由は?出身や過去について考察
漫画鬼滅の刃の作中で鬼殺隊の蛇柱を務める伊黒小芭内。漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内は青色と黄色の目の色を持つオッドアイが特徴のキャラクターであり、蛇の呼吸と呼ばれる力を使って鬼達と戦います。実は元々伊黒小芭内は蛇の鬼を崇める一族の生まれで悲惨な過去を経験しており、この悲惨な過去と変わった目の色が深く関係しているそうです。本記事ではそんな目の色が左右で違う伊黒小芭内について、オッドアイの理由や悲惨な過去、生まれた一族などをまとめて考察して紹介していきます。
伊黒小芭内とは?
鬼滅の刃の作品情報
左右で目の色が違うオッドアイが特徴の漫画鬼滅刃の伊黒小芭内。伊黒小芭内はそのオッドアイの目や甘露寺蜜璃との関係などから非常に高い人気を博しており、連載が終了した2020年5月現在でも度々話題となっています。では皆様は伊黒小芭内のオッドアイの理由や過去、一族などをご存知でしょうか?本記事では左右で目の色が違う伊黒小芭内についてオッドアイの理由や悲惨な過去、一族などをまとめて考察紹介していきます。
鬼滅の刃の概要
ではまず伊黒小芭内の目の色が違うオッドアイの理由や過去、一族などを考察紹介する前に、伊黒小芭内が登場する漫画鬼滅の刃の作品情報についてチェックしていきましょう。伊黒小芭内が登場する鬼滅の刃とは2016年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始した吾峠呼世晴の漫画作品です。漫画鬼滅の刃は主人公・竈門門炭治郎と人を喰らう鬼との戦いを描いた作品となっており、2020年の5月に最終回を迎えて連載が終了しました。
そんな漫画鬼滅の刃はそのシリアスな物語が面白いと高く評価されており、6000万部を越える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。2019年のコミック年間売り上げランキングでは「ワンピース」を越えて1位にランクインしており、これまでアニメやイベントといった多数のメディア展開が行なわれています。また2020年の10月には劇場番アニメの放映が予定されており、多くのファンから期待を集めています。
鬼滅の刃のあらすじ
時は大正時代、漫画鬼滅の刃の主人公・竈門門炭治郎は貧しい母親や幼い弟妹達を支えるため、山奥で炭売りをしながら健気な生活を送っていました。しかしある日、竈門炭治郎の母親や弟妹達は人を喰らう鬼によって惨殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼と化してしまいます。この事件が鬼の仕業だと知った竈門炭治郎は鬼と化した妹の禰豆子を助け、家族の仇を討つため、長く果て無き鬼との戦いの旅へと歩みを始めるのでした。
伊黒小芭内のプロフィール
本記事で目の色が違うオッドアイの理由や過去、一族などを考察紹介する伊黒小芭内とは漫画鬼滅の刃に登場するキャラクターの1人です。伊黒小芭内は左右で目の色が違うオッドアイと口に巻いた包帯が特徴のキャラクターであり、漫画鬼滅の刃の柱合会議で初登場を飾りました。伊黒小芭内は漫画鬼滅の刃の作中で鬼を倒す鬼殺隊で最強の戦力とされる「柱」の1つ「蛇柱」を務めており、鏑丸と呼ばれる蛇と常に行動を共にしています。
とある過去と一族が理由で素顔を晒すことが滅多に無く、そのミステリアスな雰囲気と甘露寺蜜璃に見せるかわいい表情から非常に高い人気を博しています。しかし伊黒小芭内は全ての元凶である無惨との戦いで両目を無くし、瀕死の重傷を負ってしまいます。何とか目をカバーした鏑丸や竈門門炭治郎の活躍もあって無惨を倒すことに成功するものの、瀕死の伊黒小芭内は甘露寺蜜璃と恋心を伝え合い、悲しすぎる最期を遂げました。
伊黒小芭内の強さや蛇の呼吸
漫画鬼滅の刃の作中で蛇柱の名を冠する伊黒小芭内は「全集中の呼吸」の1つである「蛇の呼吸」の使い手です。蛇の呼吸は水の呼吸から派生した技であり、フランベルジュのような日輪刀を使って攻撃します。伊黒小芭内が使う蛇の呼吸はその名の通り敵を翻弄する変幻自在な攻撃をする技となっており、様々な用途に使用することが出来ます。しかし伊黒小芭内は優れた技の使い手であるものの、非常に腕力が弱いのが欠点となっています。
伊黒小芭内の目がオッドアイの理由
伊黒小芭内の目の色は?
上述でご紹介した通り、漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内は左右で目の色が違うオッドアイです。ではここからは伊黒小芭内の目の色が違うオッドアイの理由についてご紹介していきます。伊黒小芭内は先天性のオッドアイであり、左目が青緑色で右目が金色をしています。残念ながらなぜ目の色が違うオッドアイなのか公表されていません。しかし両親の目の色の違いで生まれる場合があるので、遺伝的な問題が一番可能性が高いです。
オッドアイの理由①鬼と人間のハーフ?
漫画鬼滅の刃ファンから一番ネット上に寄せよられている伊黒小芭内の目の色が違う理由の考察は鬼と人間のハーフという説です。確かに金色の目の色をした鬼の父親と青緑の目の色をした人間の母親との間に生まれたとすると、伊黒小芭内がオッドアイになってもおかしくありません。しかし鬼の血が流れていることを鬼殺隊が許すでしょうか?鬼に対して強い嫌悪感を示す鬼殺隊にいることを考えるとこの考察は可能性が低いといえます。
オッドアイの理由②出身は八丈島
伊黒小芭内が鬼と人間のハーフではないかと考察されている理由はその出身地です。目の色が違うオッドアイの伊黒小芭内の出身地は八丈島であると漫画鬼滅の刃のファンブックで明かされています。この伊黒小芭内が生まれた八丈島は古来より鬼の住む島として有名です。歴史書の1つである「保元物語」で源為朝という人物は八丈島に島流しとなり、鬼退治を行ないました。源為朝が倒した鬼の島には男性しか住んでいませんでした。
それとは別に女性しか住まない女護ヶ島という島があり、鬼島と女護ヶ島は1年に1回逢い引きをして子孫を残していました。そこで源為朝は八丈島で政治改革を起こし、逢い引きを行なうという伝統を廃しました。漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内は女性しか住まない場所で生まれ、監禁生活を送っていました。この出身地と過去から伊黒小芭内は鬼と人間のハーフなのではないかと考察されているのです。
伊黒小芭内の出身や過去
金品を強奪して生計を立てる一族だった?
ではここからは左右で目の色が違う伊黒小芭内の過去や一族についてご紹介していきます。伊黒小芭内は過去に女性ばかりが住んでいる一族に生まれました。女性ばかり生まれる一族にとって伊黒小芭内は370年ぶりの男性であり、非常に珍しい存在となっていました。この伊黒小芭内の一族は蛇のような下半身を持つ女性の鬼を崇めており、その女性の蛇鬼が喰らった人間の金品などで生計を立てて生活を送っていました。
一族は金品を貰う代わりに、赤ん坊を生贄にすることで蛇鬼の機嫌を取っていました。そんな一族で生まれた伊黒小芭内は生まれた時からずっと牢屋の中で暮らしていました。しかし母親や姉などの親族達は生活が困らないよう親切に援助しており、伊黒小芭内は内心奇妙に感じていました。
生贄として生かされる
上述でご紹介した通り、伊黒小芭内は女性ばかりの一族の元に生まれ、牢屋の中に監禁される生活を送っていました。そんな伊黒小芭内は12歳になった時、非常に豪華な部屋に連れて行かれ、一族が崇める蛇鬼と出会います。そこで伊黒小芭内は自身の一族が蛇鬼と協力していたことを知ります。一方女の蛇鬼は左右で目の色が違うオッドアイの伊黒小芭内を気に入り、すぐに殺さずわざと生かし、成長してから喰らおうと考えるのでした。
蛇鬼に口を割かれる
女の蛇鬼はオッドアイが気に入ったものの伊黒小芭内を生かし続けることに我慢が出来ず、自分と口を揃えたいからといったありえない理由で伊黒小芭内の口元を切り裂いてしまいます。蛇鬼は口元を切り裂いた場所から伊黒小芭内の血を嬉々として飲み干しました。この口元を蛇鬼に切り裂かれたという理由で伊黒小芭内は漫画鬼滅の刃の作中でいつも口元を包帯で隠しているのです。
鏑丸との出会い
蛇女の恐怖に耐えることが出来なくなった伊黒小芭内は密かに牢屋からの脱出を計画します。そして伊黒小芭内は盗んだ箸で格子を削り続け、脱出しようとします。しかしこの時の伊黒小芭内はバレるのではないかという恐怖で極限状態となっていました。そんな折、座敷の中に一匹の蛇が迷い込んできます。伊黒小芭内は後に鏑丸と呼ばれるその白蛇と親友関係になり、生涯を通していかなる時も共に過ごすことになるのでした。
炎柱に救われる
鏑丸と出会った伊黒小芭内は見事牢屋を破り、脱出することに成功しました。しかしそれを察知した蛇鬼が伊黒小芭内を追いかけます。するとその瞬間当時の炎柱が駆けつけ、伊黒小芭内は窮地を脱しました。その後脱出を果たした伊黒小芭内は遂に邪悪な風習が残る一族と恐るべき蛇鬼から逃れるのでした。
伊黒が逃げたせいで50人が死んだ?
牢屋から脱出した伊黒小芭内はその後、当時の炎柱のお陰で自身を生贄としていた従姉妹と再会しました。しかし伊黒小芭内が逃げたことで、彼の一族は50人も殺されてしまいました。そのため、従姉妹は理不尽なまでに伊黒小芭内を責めます。確かにこれはあまりにも身勝手な言い分です。しかし伊黒小芭内は自身を罵倒し、「いいもの」を手に入れるために鬼を狩る鬼殺隊に入隊するのでした。
伊黒小芭内のかっこいい魅力
かっこいい魅力①粘着質な性格
ではここからは漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内のかっこいい魅力についてご紹介していきます。まず最初にご紹介するのは伊黒小芭内の性格です。伊黒小芭内は鬼殺隊で最高戦力とされる「柱」の1人であるものの、ネチネチした非常に粘着質な性格をしています。しかしこの立場と性格の違いからギャップを生んでおり、伊黒小芭内は漫画鬼滅の刃の中でも特に高い人気を博しています。
かっこいい魅力②部下を守るシーン
上述でご紹介した通り伊黒小芭内はネチネチとした粘着質な性格をしているため、普段人間を信じていません。しかし本当は仲間のことを何よりも大事に思っており、いざとなれば自らが盾となっても守ろうとします。漫画鬼滅の刃の作中で甘露寺蜜璃や竈門炭治郎は仲間思いの伊黒小芭内に救われています。この密かに心優しい性格を持っているのも伊黒小芭内のかっこいい魅力の1つとなっています。
かっこいい魅力③甘露寺蜜璃との関係
漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内は初めて甘露寺蜜璃と合った際、一目惚れしてしまいます。その後漫画鬼滅の刃の物語を通して伊黒小芭内は密かに甘露寺蜜璃へ淡い恋心を抱き続けています。どうやら伊黒小芭内は嫉妬心や独占欲の強い性格も持ち合わせているらしく、竈門炭治郎が甘露寺蜜璃と仲良くした際に嫌悪感を見せていました。この恋する伊黒小芭内はかっこいいよりもかわいいという方が正しいやもしれません。
かっこいい魅力④刀の柄
伊黒小芭内が漫画鬼滅の刃の作中で使用する日輪刀はねじ曲がったフランベルジュのような形をしています。その日輪刀の柄には蛇とナンテンの葉の模様が模してあります。実はこのナンテンの葉とは「私の愛は増すばかり」や「良い家庭」といった花言葉が隠されています。おそらくこの模様は漫画鬼滅の刃の作中で伊黒小芭内が甘露寺蜜璃に寄せる淡い恋心が表現されていると考えられます。
かっこいい魅力⑤死亡するシーン
漫画鬼滅の刃の最終決戦で伊黒小芭内は無惨によって両目を失う傷を受け、瀕死の状態に陥ってしまいます。何とか無惨は竈門炭治郎と鏑丸の活躍で倒せたものの、伊黒小芭内を助けることが出来ませんでした。そして伊黒小芭内は同じく瀕死の甘露寺蜜璃に告白し、来世で結婚することを約束しながら死亡します。その後現代に伊黒小芭内は人間の姿で転生し、定食屋を営みながら愛する甘露寺蜜璃と幸せな結婚生活を送るのでした。
伊黒小芭内の声優
鈴村健一のプロフィール
アニメ鬼滅の刃で伊黒小芭内を演じたのは日本の男性声優である鈴村健一です。伊黒小芭内を演じた鈴村健一は声優事務所のインテンションで代表取締役を務める声優であり、1994年のアニメ「マクロス7」でデビューを飾りました。そんな鈴村健一は主に二枚目キャラを演じることに長けていることから数々のアニメ作品でイケメンキャラを多数演じています。また他にも鈴村健一は歌手やナレーターとしても活動を続けています。
鈴村健一の主な出演作品
- 2001年のアニメ「キャプテン翼」:若林源三役
- 2004年のアニメ「機動戦士ガンダムSEED」:シン・アスカ役
- 2006年のアニメ「銀魂シリーズ」:沖田総悟役
- 2006年のアニメ「ディーグレイマン」:ラビ役
- 2013年のアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」:島大介役
- 2014年のアニメ「ポケットモンスターXY」:ツワブキ・ダイゴ役
伊黒小芭内に関する感想や評価
鬼滅はダントツで伊黒小芭内がかっこいい好き pic.twitter.com/MSTbvBwWJA
— らぎ (@Ragi_9x) June 3, 2020
漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内に関する感想では伊黒小芭内がかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。伊黒小芭内は暗い過去を持つミステリアスなイケメンキャラクターであり、非常に高い人気を博しています。残念ながら性格は粘着質であるものの、この性格も人気を博す魅力の1つとなっています。
最終回なので言っときますね、私は伊黒小芭内と甘露寺蜜璃が一生大好きだ。
— マウ (@uam_A_mau) May 17, 2020
漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内に関する感想では甘露寺蜜璃とのカップリングが好きといった感想も多く寄せられていました。伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は非常に見ていて微笑ましいカップリングとなっており、連載が終了した2020年5月現在でも度々話題となっています。
鬼滅の刃 伊黒小芭内鬼説出てるね オッドアイだし、口隠してるし、出身地が八丈島だから可能性は高いな
— LKたいきり@低浮上 (@LKSplatoon) November 23, 2019
漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内に関する感想では鬼の血を引いているのではといった感想も多く見受けられました。伊黒小芭内は鬼退治で有名な八丈島出身のキャラクターとなっており、他のキャラと違って左右の目の色が違うオッドアイです。しかし鬼殺隊は鬼そのものを決して許さない組織ですので、柱まで上り詰めた伊黒小芭内が鬼の一族であるということは少し考えにくいでしょう。
伊黒小芭内の目がオッドアイの理由まとめ
本記事では漫画鬼滅の刃に登場する伊黒小芭内について左右の目の色が違う理由や過去、一族などをまとめてご紹介しました。伊黒小芭内はオッドアイの理由が判明していなかったものの、非常に凄惨な過去を抱えるキャラクターとなっていました。しかし漫画鬼滅の刃の作中で一度死亡するものの、甘露寺蜜璃と幸せな家庭を築き上げる姿で復活を果たしたので、伊黒小芭内にとってはハッピーエンドな終わり方なのではないでしょうか。