【鬼滅の刃】時透無一郎の名言・名シーン集！黒死牟との戦いと最後も紹介

「鬼滅の刃」の時透無一郎は、那田蜘蛛山の戦い後の柱合会議から登場したキャラクターです。周囲への興味関心が薄く、柱たちが炭治郎の処遇を話し合う中、一人ぼんやりと空を見上げていました。

「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された少年を主人公とした漫画作品です。2016年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年にアニメ化されさらなる話題を呼びました。2020年10月には、アニメ第1期に続く映画「無限列車編」の公開も予定されています。様々な生い立ちのキャラクターがおり、名言が多いことでも知られています。

山奥にたくさんの兄弟と母と共に住む炭治郎は、炭焼きの仕事で家系を支えていました。ある日、仕事を終えて家に帰ると、家族は血だらけになって鬼に殺されていました。弟をかばうように倒れていた妹・禰󠄀豆子だけはまだ温かかったため、背負って助けを求め街を目指します。しかし、禰󠄀豆子は体内に鬼の血液が入り込んだことで、鬼となっていました。

時透無一郎は、鬼殺隊の主戦力で最高位の柱に所属しています。風の呼吸から派生したとされる霞の呼吸の使い手です。毛先がミントカラーの黒髪の長髪で、耳の上あたりに癖があります。基本的に周囲への興味関心が薄く、無表情でクールです。お付きの鎹鴉は、銀子という名前のまつ毛の長いメスです。時透無一郎のことを溺愛しており、炭治郎にも自慢げに語っていました。

好きな食べ物にふろふき大根をあげており、折り紙などを得意としています。年齢は、14歳と炭治郎よりも歳下です。始まりの呼吸の剣士の末裔であることから、産屋敷あまねから直々に鬼殺隊にスカウトを受けます。鬼殺隊に入る前の記憶がありませんでしたが、刀鍛冶の里での戦いの最中に取り戻しました。最後鬼に襲われ亡くなった有一郎という兄がおり、辛辣な態度を取られていましたが、全て無一郎を心配するがゆえの言動でした。

1つめに紹介する時透無一郎の名言・迷セリフは、刀鍛冶の里で遭遇した玉壺に対して言ったこちらの名言です。時透無一郎は、新しい刀を求め刀鍛冶の里を訪れます。刀鍛冶の里は、外部からの侵入を防ぐため隊士たちも場所を知らされていませんでした。しかし、鬼側に場所を特定され、上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が襲撃にやってきます。道中で時透無一郎は、玉壺の血鬼術の金魚に襲われていた里の子供・小鉄を助けました。

その後、新しい担当の刀鍛冶・鉄穴森に会い、炭治郎の刀を研いでいる鋼鐵塚を助けて欲しいと頼まれます。そこで、時透無一郎は、玉壺と遭遇しました。玉壺は、里の住人の死体を合わせて作ったものを、芸術作品と称して披露します。

普段はクールで感情表現が乏しい時透無一郎ですが、あまりにもひどい玉壺の行いに対し、最後まで説明を聞かずこの名言を口にして玉壺に斬りかかります。時透無一郎の攻撃を避けつつも、作品の説明の途中だった玉壺は、不満を言いました。時透無一郎が珍しく怒りを露わにした名シーンでした。

2つめに紹介する時透無一郎の名言・迷セリフは、玉壺に向けて言ったこちらの名言です。玉壺の血鬼術・水獄鉢に囚われる時透無一郎でしたが、小鉄の助けによって抜け出すことに成功し、鉄穴森と鋼鐵塚を助けに向かいます。時透無一郎の身体には痣が出現し、さらに鉄穴森が研いだ新しい刀も手にしました。玉壺から一万滑空粘魚の技を浴びせられますが、全て斬って回避し首を取りに行きます。

しかし、脱皮した玉壺は、真の姿で戦うことにしました。真の姿を表したことで、先ほどよりもパワーアップしていましたが、時透無一郎は余裕の笑みを浮かべながらこの名言を口にします。普段クールで無表情が多い無一郎ですが、珍しい笑顔が見れる人気の名シーンでした。

3つめに紹介する時透無一郎の名言・迷セリフは、死後の世界で有一郎にいったこちらの名言です。黒死牟との戦いで、胴を真っ二つに斬られ、時透無一郎は死亡します。行冥に看取られる形で死後の世界に旅立ち、そこで11歳の時に鬼に襲われ亡くなった双子の兄・有一郎と再会を果たしました。

時透無一郎のあまりにも早すぎる死を有一郎は、無駄死にであるといい、生まれてきた理由がわからないと口にします。有一郎のこの言葉に対し、時透無一郎はこの名言を口にしました。有一郎との感動の再会が描かれている名シーンです。

時透無一郎のは、黒死牟に片腕を斬り落とされ、鬼にするために柱に刀で串刺しにされ、拘束されます。自力で拘束を解いた時透無一郎は、出血多量だったことから残り数時間の命であると判断し、命ある限り周りの役に立とうと考え行動することにしました。応急手当てを施した身体で黒死牟に立ち向かい、身体に刀を刺して固定することに成功します。

しかし、戦いの中で黒死牟から胴体を切断され、致命傷を負って死亡しました。行冥に看取られ、死後の世界で目を覚ますと、目の前には11歳の時に亡くなった双子の兄・有一郎がいました。有一郎は、あまりにも早すぎる時透無一郎の死亡を、悔しさから無駄死にであると言います。その言葉に対し、時透無一郎は、家族や仲間と過ごした時間は幸せだったと返しました。そして、涙ながらにこの名言を口にします。

時透無一郎の名言・迷セリフ5つめは、玉壺の壺を品評した時のこちらのセリフです。水獄鉢から抜け出した時透無一郎は、鋼鐵塚と鉄穴森を玉壺から助けます。身体に痣が出現し、鉄穴森から新しい刀を受け取った時透無一郎は、絶好調であり、玉壺の首を切りかけました。容姿や喋り方などを侮辱しますが、玉壺は全く挑発に乗る気配がありません。

そんな中、時透無一郎は、玉壺が作った自慢の壺を品評します。こちらは、その時の名言になります。芸術家としてのプライドを傷つけられた玉壺は、今度はあっさり時透無一郎の挑発に乗りました。一万滑空粘魚の血鬼術を使いますが、時透無一郎はその術を斬ってかわします。玉壺と時透無一郎のやりとりが面白かったと評判の名シーンでした。

時透無一郎の名言・迷セリフ6つめは、柱稽古の時に隊士たちに向けて言ったこちらの名言です。刀鍛冶の里で上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗を倒した後、さらなる厳しい戦いに備え、隊士たちがそれぞれの柱の元を周り稽古をつけてもらう柱稽古が行われることになりました。足を怪我していた炭治郎は、周りの隊士たちよりも遅れて柱稽古に参加することになります。

時透無一郎の元へ稽古をつけてもらいに行ったところ、炭治郎はすぐに課題をクリアし、次の柱の元へ向かうのを許可されました。それを見ていた他の隊士たちも、合格をもらえるか恐る恐る尋ねますが、却下され訓練の指示を出されます。こちらは、その時の名言になります。稽古には余念が無いことがわかる名シーンでした。

時透無一郎の名言・迷セリフ7つめは、黒死牟と戦った時の名言です。ある夜、産屋敷邸を、無惨が襲いにやってきました。無惨が来るのを予想していた当主の産屋敷耀哉は、屋敷に仕掛けていた爆薬を使い子供と妻も巻き込んで屋敷を消しとばします。知らせを受けて駆けつけた隊士たちは、邸宅が爆破されるのを目撃しました。無惨を倒そうとするも、隊士たちは異空間無限城へと落とされます。

異空間無限城で、時透無一郎は、上弦の壱の鬼・黒死牟に遭遇しました。黒死牟は、時透無一郎の片腕を斬り落とし、柱に刀で串刺しにして固定します。そこへ、玄弥、行冥、実弥が助けにやってきました。時透無一郎は、自力で拘束から抜け出し、怪我の止血をします。

大量出血をしていたことから、数時間で死に至ると判断します。しかし、周囲の役に立つことを第一に考え、この名言がモノローグで登場しました。鬼殺隊の柱としての責任感の強さがうかがえるかっこいい名言・名シーンでした。

時透無一郎の名言・迷セリフ8つめに紹介するのは、刀鍛冶の里編で登場したこちらの名言です。時透無一郎は、炭治郎が宿泊する部屋へ行き、新しい担当の刀鍛冶・鉄穴森の居場所を聞きます。そんな中、部屋に突如上弦の肆・半天狗が襲撃にやってきました。時透無一郎は、半天狗に遠くへと飛ばされました。里の人たちを助けに向かう中、里の子供・小鉄が玉壺の血鬼術の金魚の襲われている現場に居合わせます。

まだ技術力が身についていない子供の小鉄を助けるよりも、住人が多くいる場所へ駆けつけ技術力の高い刀鍛冶を助ける方が合理的と考え、見捨てようとします。しかし、情けは人の為ならずという炭治郎の言葉が脳裏をよぎり、判断を変えて小鉄を助けました。小鉄は、時透無一郎にお礼をいい、鉄穴森と鋼鐵塚のことも助けてほしいと頼みます。

時透無一郎は、小鉄の頼みを聞き入れ、2人を救出に向かいました。この判断が刀鍛冶の里にとって正しいことなのだろうか不安を覚えます。しかし、すぐに考えを改めたこの名言が登場しました。時透無一郎のかっこいい名言・名シーンとして人気があります。

時透無一郎の名言・迷セリフ9つめは、玄弥に対して言ったこちらの名言です。時透無一郎は、異空間無限城で上弦の壱の鬼・黒死牟に遭遇します。黒死牟に腕を斬り落とされ、刀に串刺しにされて柱に固定され、身動きが取れなくなりました。拘束から自力で抜け出した無一郎は、黒死牟に切り刻まれた玄弥の身体を繋げてあげます。黒死牟の髪と武器を口にした玄弥は、鬼化が進み血鬼術を扱えるようになりました。

自身に応急処置を施した時透無一郎は、黒死牟と戦う行冥と実弥に加勢しに行きます。その時に時透無一郎は、玄弥にこのセリフを言います。時透無一郎の刀は黒死牟の身体を貫き、動きを止めることに成功しました。このセリフに従い玄弥は、黒死牟を止める時透無一郎に構わず血鬼術を使います。最後を覚悟する気持ちがわかる時透無一郎のかっこいい名言・名シーンでした。

時透無一郎の名言・迷セリフ10個めに紹介するのは、有一郎に向けて言ったこちらの名言です。時透無一郎と双子の兄・有一郎は、母親を肺炎で、父親を事故で亡くし、2人暮らしをしていました。

そこへ、産屋敷あまねがやってきて、時透無一郎と有一郎は始まりの呼吸の剣士の末裔であると教え、鬼殺隊にスカウトします。あまねが帰った後、時透無一郎はこの名セリフを言い、人の役に立つ剣士になりたいと口にします。しかし、有一郎は何もできやしないと辛辣な言葉を返しました。純粋で優しい時透無一郎の性格がわかる名言・名シーンでした。

無惨が産屋敷邸を襲撃した報告を受け、鬼殺隊の隊士たちは現場に集まります。無惨を倒そうとするも、鬼の巣窟である異空間無限城に落とされました。無一郎は、そこで上弦の壱の鬼・黒死牟と遭遇します。黒死牟は、無一郎は自分の子孫であることを教え、鬼にして仲間に引き入れ、無惨の役に立ってもらおうと考えました。

戦いの中で左腕を一本斬り落とされた無一郎は、すぐに腕を縛って止血し再び黒死牟に挑もうとしますが、刀で柱に固定され身動きが取れなくなります。隠れて様子をうかがっていた玄弥も見つかり、なすすべなく斬り刻まれました。その後、実弥、行冥が応戦に駆けつけ、黒死牟を対決します。時透無一郎は、自力で拘束から抜け出し、バラバラになって倒れていた玄弥に黒死牟の髪を食べさせました。

これによって玄弥は、凄まじい再生速度を手に入れ、身体を元に戻すことができました。怪我の応急処置を施した無一郎は、実弥、行冥、玄弥と共に再び黒死牟に挑みます。無一郎の刀は、黒死牟の胴を貫き固定します。

時透無一郎は、玄弥に黒死牟を固定したら、自分の命など気にせず銃の引き金を引いていいと指示していました。鬼化が進んでいた玄弥は、銃による血鬼術を使うことができるようになっていました。玄弥が撃った球は、黒死牟の腕に当たり、そこから一気に根を生やして木になります。黒死牟は、玄弥の血鬼術で、無一郎共々その場に固定されました。

実弥と行冥は、畳み掛けるように倒しに向かいますが、黒死牟の攻撃は広範囲に及び、時透無一郎と玄弥に致命傷を与えます。時透無一郎は、この時に胴体を切断されますが、倒したい一心で黒死牟の身体に刺した刀から手を離しませんでした。黒死牟を倒すことに成功しますが、彼はここで死亡します。

こちらの名言は、時透無一郎の双子の兄・有一郎の名言です。時透無一郎とその双子の兄・有一郎は、母親を肺炎で、父親を事故で亡くしていました。有一郎は、弟を守るために日々辛辣な言葉をぶつけており、無一郎の無の字は「無意味」という意味であると言います。そんな中、産屋敷あまねは、2人は始まりの呼吸の剣士の子孫であるとして、鬼殺隊にスカウトにやってきました。

時透無一郎は、有一郎にスカウトに応じて困っている人たちを助けたいと言います。しかし、有一郎は何もできやしないと強い口調で言い放ちました。ある夜、2人が住む家を、一人の鬼が襲撃にやってきます。有一郎は、鬼から片腕を飛ばされ、その場に倒れました。朝まで外で鬼と戦っていた時透無一郎は、鬼が日の光を浴びて消滅してから、有一郎のいる家に戻ります。

有一郎は、朦朧とする意識の中で神仏に弟だけは助けてほしいと祈りを捧げていました。今まで無一郎の無の字は「無意味」という意味が込められていると言ってきました。しかし、この時は時透無一郎の可能性を感じさせるこの名言を口にします。この回想の名シーンの後、時透無一郎の身体に痣が出現しました。有一郎の気持ちがわかる名言でした。

こちらは、死後の世界で時透無一郎の双子の兄・有一郎が言った名言です。時透無一郎は、異空間無限城で上弦の壱・黒死牟と遭遇し、腕を斬られ柱に刀で串刺しにされます。自力で拘束から抜け出しますが、出血多量であと数時間後には死亡するだろうと予想しました。時透無一郎は、死亡するのを覚悟して、黒死牟に実弥、行冥、玄弥と共に立ち向かいます。

それぞれの活躍によって、黒死牟を倒すことに成功しますが、時透無一郎は、胴体を斬られたことにより、死亡しました。行冥は、時透無一郎に羽織をかけ看取ります。死亡した後、時透無一郎は死後の世界で目を覚ましました。

そこには、11歳の時に鬼に襲われ死亡した双子の兄・有一郎の姿があります。時透無一郎のことを大切に思っていた有一郎は、死亡して死後の世界にやってきた時透無一郎にこの名言をかけます。最後に兄と数年ぶりに再会する名言・名シーンでした。

こちらの名言は、時透無一郎の亡くなった前の刀鍛冶・鉄井戸のセリフになります。鉄井戸は、時透無一郎の刀を見て、彼の並並ならぬ努力を知っていました。老い先短いことを悟っていた鉄井戸は、最後まで時透無一郎のことを心配していました。新しく彼の担当刀鍛冶になって鉄穴森は、鉄井戸の指示通りに時透無一郎の刀を作ります。

アニメ「鬼滅の刃」で時透無一郎役を演じた声優は、マウスプロモーションに所属する河西健吾でした。2006年から声優として活動を開始し、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」や「スターにアイ・ラブ・ユー」などに出演したことをきっかけに世間から注目を集めるようになります。

代表的な出演作に、「人外さんの嫁」火鞍川曽良役、「アトム ザ・ビギニング」伴俊作役、「3月のライオン」桐山零役、「文豪ストレイドッグス」ジョン・S役、「カブキブ!」蛯原仁役、「ヒナまつり」サブ役、「狐狸之声」フーリ役、「時間の支配者」ビル・レイダン役、「群青のマグメル」因又役、「超可動ガール1/6」冠成次郎役、「炎炎ノ消防隊」トオル岸理役、「Dr.STONE」あさぎりゲン役などがあります。

時透無一郎の兄・有一郎は、11歳の時に家に侵入してきた鬼に重症を負わされ、死亡しました。時透無一郎は、上弦の壱・黒死牟との戦いで死亡します。2人で仲良く長生きしている最後を見てみたかったといった意見も多くありました。

時透無一郎は、上弦の壱・黒死牟に胴体を斬り落とされ最後を遂げます。しかし、最後まで鬼を倒すことと仲間の役に立つことを考え、行動していました。彼の最後のシーンがかっこよかったといった感想も多くありました。

時透無一郎は、刀鍛冶の里にて上弦の伍・玉壺と戦います。2人のやりとりが面白かったといった感想や、時透無一郎が使う霞の呼吸がたくさん見れてよかったといった感想、名言がかっこよかったが多くありました。

「鬼滅の刃」時透無一郎や、彼に関係の深い人物の作中に登場する名言・迷セリフ、名シーンなどを紹介してきました。若くして鬼殺隊の柱となった背景には、並並ならぬ努力と覚悟がありました。最後の死亡シーンや名言までかっこよかったと評判でした。