【鬼滅の刃】柱合会議とはなに？漫画では何話？9人の柱が集結した会議の内容は？

『鬼滅の刃』は、2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた少年漫画。作者は吾峠呼世晴。話数は全205話です。大正時代を舞台に主人公が鬼と戦う和風剣戟奇譚で、略称は「鬼滅」。

『鬼滅の刃』は2019年4月にテレビアニメ化されたことがきっかけで爆発的な人気を博し、令和最初の国民的漫画と言われるようになりました。2020年10月には劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が公開予定。その他にもゲーム化、舞台化など、幅広いメディアミックスが展開されています。

主人公の竈門炭治郎は、炭焼きの息子。彼は亡くなった父親に代わり、母と弟妹たちを支えながら慎ましく暮らしていました。ある日、炭治郎が仕事で山を下りている間に、鬼と呼ばれる存在が炭治郎の家族を急襲。家族は無残にも殺害されてしまいます。

長女の禰豆子だけは生き残っていたものの、彼女は鬼にされてしまい、炭治郎に襲いかかってきました。そこに現れたのが、鬼を狩る組織「鬼殺隊」に所属する剣士・冨岡義勇。炭治郎は義勇の導きで鬼殺隊の剣士となり、禰豆子を人間に戻す方法を模索することになります。

『鬼滅の刃』作中に登場する柱合会議とは、一体どんなものなのでしょうか？ここからは柱合会議の基本情報について紹介していきます。『鬼滅の刃』の世界におけるとても重要なシーンなので、しっかりチェックしておきましょう。

柱合会議とは、鬼を狩ることを目的とした組織「鬼殺隊」内で行われる重要な会議のことです。柱合会議とは何かを詳しく説明する前にまず押さえておきたいのが、鬼殺隊に存在する柱と呼ばれる人たちについてです。鬼殺隊には多くの隊士たちが所属していますが、どれだけ鬼を倒したかなど戦歴に応じて階級分けされています。

階級は低い順から「癸（みずのと）、壬（みずのえ）、辛（かのと）、庚（かのえ）、己（つちのと）、戊（つちのえ）、丁（ひのと）、丙（ひのえ）、乙（きのと）、甲（きのえ）」です。柱というのは、これらの階級の上位であり、鬼殺隊の中で最も位の高い剣士を指す言葉。柱になるにはいくつか条件があり、まずは階級が甲であること。そして十二鬼月と呼ばれる強力な鬼を倒すか、鬼を五十体倒す必要があります。

鬼殺隊を支える最強戦力、それが柱。そしてその選ばれし柱9人が、半年に1回、鬼殺隊を統括する産屋敷家の当主の下に集まり、話し合いをします。それが柱合会議なのです。柱合会議では鬼と戦っていくための今後の作戦や、隊内での揉め事の対処についてなどが話し合われます。

鬼殺隊のトップである産屋敷家当主が、柱たちに絶対的な信頼を向けているのがわかるでしょう。柱たちが一堂に会する柱合会議のシーンは迫力があり、『鬼滅の刃』ファンから大人気です。

シンプルな漢字の集まりですが、意外と読み方に迷う「柱合会議」。漫画にはフリガナが振ってあるため、漫画を読んだ人は読み方に迷うことはありませんが、ただ漢字だけ見てしまった人は読み方に首を傾げることも少なくありません。柱合会議の読み方は「ちゅうごうかいぎ」です。『鬼滅の刃』で重要視される用語なので、しっかり読み方を覚えておきましょう。

『鬼滅の刃』の柱合会議に興味を持った人は、実際にそのシーンを見てみたいと思うでしょう。では、『鬼滅の刃』で柱合会議が開催され9人の柱が集結したのは、漫画の何巻何話なのでしょうか？また、アニメでは何話でのことだったのでしょうか？ここからは、ピンポイントで柱合会議をチェックしたい人のために、柱合会議が何話に登場するのかを紹介していきます。

柱合会議が原作何話で描かれたのかを紹介します。原作『鬼滅の刃』にて9人の柱が集結する柱合会議のシーンが描かれたのは、コミックス6巻でのこと。第44話「隊律違反」から第48話「蝶屋敷」にかけてです。第44話から第48話は全て6巻に収録されており、巻をまたぐことはありませんので、チェックはしやすいでしょう。柱合会議に出席する9人の柱は、皆個性的なキャラクターばかり。

水の呼吸の使い手である水柱・冨岡義勇。蟲の呼吸の使い手である蟲柱・胡蝶しのぶ。炎の呼吸の使い手である炎柱・煉獄杏寿郎。音の呼吸の使い手である音柱・宇髄天元。岩の呼吸の使い手である岩柱・悲鳴嶼行冥。恋の呼吸の使い手である恋柱・甘露寺蜜璃。霞の呼吸の使い手である霞柱・時透無一郎。蛇の呼吸の使い手である蛇柱・伊黒小芭内。風の呼吸の使い手である風柱・不死川実弥。

以上9名が、コミックス6巻時点での最強戦力です。初めて鬼殺隊の柱全員がお披露目となったため、ファンからの注目度はとても高いものでした。後に彼らはそれぞれ強力な鬼と戦闘することになります。実は、柱9人全員が柱合会議に出席するのは、これが最初で最後です。9人揃ってのシーンはとても貴重なので、それを踏まえてしっかりチェックしておきましょう。

アニメ『鬼滅の刃』で柱合会議が描かれたのは何話だったのでしょうか？そちらも確認しておきましょう。アニメ『鬼滅の刃』で柱合会議が描かれたのは、第22話「お館様」から第23話「柱合会議」にかけてでした。コミックス6巻で描かれた柱合会議の話をアニメ化しているため、基本的な内容はコミックスと変わりありません。

しかし、アニメ『鬼滅の刃』の第23話では、少しだけ柱合会議に関するオリジナルシーンが追加されていました。原作では、柱合会議は産屋敷家の広大な庭に柱たちが並ぶ形で開かれており、柱たちは外にいました。しかしアニメ『鬼滅の刃』の第23話では、産屋敷家にある一室に集まり、9人全員が産屋敷家当主の正面に座して話し合うというシーンが追加されています。

アニメオリジナルの柱合会議シーンで語られたのは、昨今の鬼殺隊隊士の質の低下についてや、主人公・竈門炭治郎についてなど。美麗な作画で表現されたオリジナルの柱合会議に、ネット上では『鬼滅の刃』ファンの歓喜の声が上がっていました。

原作『鬼滅の刃』の柱合会議とはまた違った緊張感が漂うシーンを豪華な声優陣が演じており、そこもファンから高く評価されています。ぜひ、原作『鬼滅の刃』の柱合会議とアニメ『鬼滅の刃』の柱合会議、どちらもチェックしてみてください。

『鬼滅の刃』の柱合会議ではどのようなことが話し合われ、どんな内容の決定が下されたのでしょうか？ここからは『鬼滅の刃』の柱合会議の議題や、決定されたことの内容などを詳しく紹介していきます。

柱合会議で決定した内容その1、竈門禰豆子の存在。炭治郎の妹である禰豆子は、鬼にされてしまいましたが、人間を襲わない特別な鬼でした。それでも鬼であることには変わりないため、炭治郎は禰豆子の存在を鬼殺隊には告げず活動していたのです。しかし、鬼狩りの任務の最中、ついに禰豆子の存在が明るみになってしまいました。

炭治郎は禰豆子と共に柱合会議の場に連れて行かれ、そこで柱と、お館様と呼ばれる産屋敷家当主に対面します。禰豆子と炭治郎、そして2人を庇う水柱・冨岡義勇の処遇についてなどが、柱合会議で話し合われることになりました。実はお館様は、禰豆子の存在をとうに知っており、彼女の存在を黙認していました。

柱の皆にも禰豆子のことを認めてほしいとお館様は言うのですが、当然ながら柱は鬼を嫌悪している者が多く、いくらお館様の頼みであっても承服しかねます。特に、風柱・不死川実弥は、禰豆子と炭治郎の処分を強く望みました。そんな彼に対し、お館様は禰豆子が人を襲わないという保証はないが、禰豆子が人を襲うという証明もできていないと告げます。

禰豆子が鬼になって2年以上の月日が流れていましたが、その間に彼女が人を襲っていないことは炭治郎だけでなく、炭治郎の兄弟子である義勇と、2人の師である元水柱・鱗滝左近次も知っていました。もし禰豆子が人を襲ったときは、炭治郎、義勇、鱗滝が腹を切って責任を取ることになっており、お館様は禰豆子に3人の命が懸けられている以上、それを否定する側もそれ以上のものを差し出さねばならないと言います。

そこで不死川は、自身の腕を斬り、滴る血を禰豆子に見せることで自分を襲わせ、鬼に例外など存在しないことを証明しようとしました。しかし禰豆子は、不死川を襲うことはしませんでした。不死川の行動は、逆に禰豆子が人を襲わない理性を持っていることを証明することとなり、結果的に禰豆子の存在を鬼殺隊は認めるという決定が下されます。

柱合会議で決定した内容その2、痣。9人全員が集合した柱合会議とは、また別の柱合会議での話です。鬼との戦いで新たな事実が判明したため、急遽、産屋敷邸に柱たちが集まり緊急柱合会議が開かれました。この柱合会議に出席した柱は、風柱・不死川実弥、蛇柱・伊黒小芭内、恋柱・甘露寺蜜璃、霞柱・時透無一郎、岩柱・悲鳴嶼行冥、蟲柱・胡蝶しのぶ、水柱・冨岡義勇です。

この緊急柱合会議では、お館様こと産屋敷耀哉が病状の悪化によって人前に出られなくなったため、妻である産屋敷あまねが当主代理として参加しています。議題となったのは、上弦の鬼との戦いで甘露寺蜜璃と時透無一郎の身体に独特な紋様の痣が発現したということについて。戦国時代、鬼の親玉である鬼舞辻無惨を追い詰めた剣士たちには、皆一様に痣が発現していました。

痣が現れた剣士は、どうやら上弦の鬼とも互角に戦えるほど強い力を発揮できるようです。そこで、実際に痣を発現させた甘露寺と時透に痣が出た時の状況を聞くべく、緊急柱合会議が開かれたのでした。そこで時透が明らかにした痣の発現の条件は、心拍数を200以上に、体温を39度以上にするというもの。

命にも関わる数字ですが、その状態で動ける者だけに痣は現れるようです。鬼を、そして鬼舞辻無惨を倒すため、柱たちは急ぎ痣を出現させるよう特訓することが決まります。しかし痣が発現した者には、例外なくあるリスクがあることも明かされます。『鬼滅の刃』の今後の展開に大きく関係する、重要な内容が話し合われた柱合会議でした。

柱合会議で決定した内容その3、柱稽古。緊急柱合会議で痣についての話し合いが終わり、産屋敷あまねが退出したその後のことです。柱たちはその場に残り、今後の自分たちの立ち回りについて話し合おうとしていました。そこで岩柱・悲鳴嶼行冥がある提案をします。それは鬼殺隊の隊士たちに、自分たち柱が直接稽古をつける合同強化訓練を行うというものでした。

柱より下の階級の者たちが、各柱の下を順番に巡り稽古をつけてもらえるのです。基本的に柱は、継子と呼ばれる弟子以外に稽古をつけることはありません。これは単純に忙しくて、不特定多数の隊士たちの面倒を見る余裕がないため。鬼殺隊屈指の力を持つ柱は、担当する警備範囲が広大です。

鬼の情報収集もしなくてはいけませんし、自分の剣技向上のための訓練もしなくてはなりませんでした。しかし、禰豆子が鬼が苦手とするはずの陽の光を克服して以降、鬼の出没が止み、柱たちに余裕ができたのです。鬼舞辻無惨との最終決戦が近づいており、鬼殺隊の戦力増強は急務でした。そのために悲鳴嶼は、合同の柱稽古を発案したのでしょう。

柱合会議で決定した内容その4、十二鬼月を倒せと言われた炭治郎。9人の柱が集合した物語最初の柱合会議でのことです。不死川の血の誘惑に打ち勝ち、人を襲う鬼ではないことを証明してみせた禰豆子。彼女の存在は、正式に鬼殺隊に認められることになりました。しかしそれでも、禰豆子を快く思わない人間はいるでしょう。

お館様は炭治郎に、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てることをこれからも証明していかなくてはいけないと告げます。鬼の上位である十二鬼月を倒せば、皆に認められ、炭治郎の言葉の重みが変わってくる。そう言うお館様に、炭治郎は必ず自分と禰豆子が鬼舞辻無惨を倒すと宣言しました。そんな炭治郎に、お館様は笑顔で、今の炭治郎には無理だからまずは十二鬼月を1人倒すようにと告げます。

そうして、鬼殺隊の柱たちは才能があり、血を吐くような鍛錬をして十二鬼月をも倒している。だからこそ柱は尊敬され優遇されているため、口の利き方には気をつけること。そして禰豆子を厭うていた不死川と伊黒に対し、炭治郎たちに意地悪をしないよう言い含めました。お館様の言葉に炭治郎も不死川たちも頷き、炭治郎と禰豆子の問題は解決することになります。お館様のカリスマ性の高さが窺える柱合会議での一幕でした。

鬼滅の刃の柱合会議のグッズ1つ目は缶バッチです。鬼滅の刃の缶バッチは数多く販売されていますが、柱の缶バッチは特に人気が高くなっています。

「柱合会議」のグッズ2つ目は「Comic Market 97」ufotable物販で販売された、受注生産の柱合会議ブランケットです。アニメ『鬼滅の刃』第23話「柱合会議」に登場した柱たちのイラストを使った大判ブランケット。自分の好きな柱をじっくりと見ることができるという人気商品でした。値段は各6600円。全柄共通で、柱たちが全員描かれたA4クリアファイルがセットになっていました。

柱合会議の読み方を問うコメントです。漢字そのものは難しいものではないのですが、以外と読み方に迷ってしまうのが柱合会議です。SNS上では読み方がわからないというコメントがいくつか見受けられました。

柱合会議が漫画の何話で、またアニメの何話で見られるのか気にしている人は多いです。柱合会議が何話で見られるかを知っていれば、いつでもピンポイントで柱合会議のシーンを楽しむことができます。

柱合会議で柱たちが登場してから、物語が一気に加速しました。柱合会議をきっかけに『鬼滅の刃』にハマったという人は多いのですが、柱たちの名前が難しく、読み方がわからないという人も続出しました。キャラクターの名前の読み方も難しいですが、「炎柱」は「ほのおばしら」なのか「えんばしら」なのか、など肩書きの読み方に悩む人もいたようです。

柱合会議が見たいため、アニメ『鬼滅の刃』が何話までやるのかを気にしていたファンのコメントです。アニメで柱合会議を見たいと思っていたファンは多く、実際に柱合会議の話が放送された際は、SNS上に歓喜の声が上がりました。

アニメ『鬼滅の刃』の柱合会議を見て、その声優の豪華さに驚いた人のコメントです。『鬼滅の刃』の声優は、1話しか登場しない敵キャラすら豪華で話題となりました。そのため柱たちの声優はどうなるのか注目されていたのですが、蓋を開けてみるとファンの期待を裏切らない錚々たる面々が名を連ねており、予想を上回る豪華さに多くのファンが衝撃を受けたようです。

柱たちの名前の読み方をほとんど間違っていた、という人のコメントです。不死川実弥や悲鳴嶼行冥など、柱には難しい読み方をする名前のキャラがいました。後から正しい読み方を知ったという人はそれなりにいるようです。

柱合会議の迫力と緊張感がすごいというファンのコメントです。鬼殺隊を支える最強の剣士たちは、やはり特別な空気を持った者たちばかり。1人1人でも存在感がありますが、9人全員が揃うとその迫力は格別です。

柱合会議で柱たちが初めて全員登場した際は、彼らがあまりにも個性的だったゆえに、好き嫌いの前に戸惑ってしまう人が多くいました。しかし物語が進み、1人1人の過去や想いが明らかになっていくにつれて、どんどんその魅力がわかっていき、いつの間にか好きになっていたという人は多いです。

柱合会議では、不死川実弥や伊黒小芭内が鬼である禰豆子に嫌悪感を示し、禰豆子と炭治郎にとっては辛い状況でした。これまでの物語で炭治郎と禰豆子に感情移入していたファンからすれば、兄妹を否定する柱たちにマイナスの感情を抱いてしまうのも仕方ないでしょう。しかし、マイナスからのスタートだったからこそ、物語が進む中で炭治郎・禰豆子と柱たちが徐々に認め合っていくところが感動を生むのです。

アニメ『鬼滅の刃』で追加されていた柱合会議のオリジナルシーンを評価するコメントです。漫画など原作があるものがアニメ化される際、下手にアニメオリジナル要素を入れると原作の空気を壊してしまい、ファンから非難されることがあります。しかし、柱合会議のオリジナルシーンは、原作を知る『鬼滅の刃』ファンからも高評価でした。

柱合会議にて、禰豆子が人を襲った場合、炭治郎だけでなく鱗滝と義勇もその責任を取る心積もりであることが明かされました。彼らの覚悟に感動したというファンは多かったです。

『鬼滅の刃』に登場する柱合会議の内容についてや、その読み方。漫画の何話で見ることができ、またアニメでは何話で見ることができるのかなどを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？柱合会議とは、鬼殺隊最高の剣士たちが集まって今後のことを話し合う大切な場のことでした。

9人の柱が揃った様子は壮観で、柱合会議のシーンは多くの『鬼滅の刃』ファンから支持を得ています。漫画やアニメで柱合会議を見て、自分のお気に入りの柱を探してみてください。また、鬼殺隊の頂点に立つお館様・産屋敷耀哉のカリスマ性にも注目です。