呪術廻戦の作者・芥見下々はどんな人?性別は?アシスタント時代や過去の作品を紹介

芥見下々著の人気漫画作品『呪術廻戦』。『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』でも人気の作品として話題を集めています。そんな『呪術廻戦』を手掛ける芥見下々とは一体どんな人なのでしょうか?実は芥見下々による過去作品はほぼ読み切りばかりで、長期連載作品は『呪術廻戦』が初。謎の多い作者として話題となっています。今回はそんな芥見下々について紹介。名前の読み方はもちろん、芥見下々のアシスタント時代や過去の読み切り作品、そして性別についても触れていきます。

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目次

  1. 呪術廻戦とは?
  2. 呪術廻戦の作者・芥見下々はどんな人?性別は?
  3. 呪術廻戦の作者・芥見下々の過去の作品や読み切り一覧
  4. 呪術廻戦の作者・芥見下々のアシスタント時代や中学時代
  5. 呪術廻戦の作者・芥見下々の絵は足が太い?
  6. 呪術廻戦に関する感想や評価
  7. 呪術廻戦の作者・芥見下々まとめ

呪術廻戦とは?

『週刊少年ジャンプ』で話題の人気漫画作品『呪術廻戦』。2020年10月にはアニメ放送が予定となっており、話題沸騰の作品として注目を集めています。今回はそんな『呪術廻戦』を手掛ける著者・芥見下々について紹介。「芥見下々」という名前の読み方はもちろん、芥見下々のアシスタント時代や過去の読み切り作品、そして性別についても触れていきます。

呪術廻戦の概要

著者である芥見下々について紹介する前に、まずは『呪術廻戦』について触れていきます。『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された漫画作品。ダークファンタジー及びバトルアクションに分類される作品で、2019年には全国書店員が選んだおすすめコミック1位に輝くなど、連載当初から大きな話題となりました。

コミックス第1巻は売り切れが続出。すぐに重版が決定する程の人気作品となっています。その人気から2020年10月からはアニメ放送が予定されており、2020年5月現在も人気上昇中の作品として話題を集め続けています。

呪術廻戦のあらすじ

話題作となっている『呪術廻戦』。『呪術廻戦』の主人公は虎杖悠仁。虎杖悠仁は非常に身体能力が高いもののごく普通の男子高校生として日常を送っていました。しかしある日親代わりだった祖父が「オマエは強いから人を助けろ」という言葉を遺して他界。そこへ呪術師を名乗る伏黒恵という人物が現れ「両面宿儺の指」を渡すよう迫ります。

「両面宿儺の指」はその昔「呪いの王」と呼ばれた人物の指。4本の手を持っており、指の数は計20本。宿儺が死亡した後もその指を完全に破壊できる呪術師は現れませんでした。「両面宿儺の指」は『特級呪物』。20本の指にはすべてに強力な呪いが籠っており、呪術の知識を持ちえない一般人が持ち歩くと、それだけで死人が出てしまうという物だったのです。

しかし虎杖はその指を既に、自身が所属していた「心霊研究会」の先輩達へと渡してしまっていました。伏黒が虎杖から感じ取った呪力は、虎杖が持っていた「両面宿儺の指」の保管箱にこびりついていた呪力の残滓だったのです。虎杖と伏黒は心霊研究会の先輩2人を助けるため大急ぎで学校へ。しかしそこには「両面宿儺の指」を求めてやって来た呪霊達が大挙していました。

虎杖たちはなんとか先輩2人の救出に成功しますが、不意打ちにより伏黒が負傷。呪力を持っていない人間には呪霊を祓う事が出来ない為、虎杖は窮地に立たされることとなりました。しかしそこで虎杖は「俺に呪力があればいい」と「両面宿儺の指」を飲み込んでしまいます。指を取り込んみ呪力を得た虎杖は呪霊を祓うことに成功。しかし通常「両面宿儺の指」は飲み込めば即死し、宿儺に体を乗っ取られるという危険な代物です。

その為虎杖は「危険人物」とみなされ、呪術師達からは処刑対象となってしまいました。その後身柄を拘束されてしまった虎杖ですがそんな彼の前に最強の呪術師五条悟が登場。「宿儺の指を全て取り込んでから死ぬ」か「今すぐ死ぬ」かの選択肢が与えられることに。虎杖は宿儺の指を回収することを決意しますが…というのが『呪術廻戦』のあらすじとなっています。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

呪術廻戦の作者・芥見下々はどんな人?性別は?

ダークファンタジー及びバトルアクションとして話題となった『呪術廻戦』。しかし『呪術廻戦』の著者である芥見下々はそれまであまり名前を知られていませんでした。それというのも、芥見下々による漫画は読み切りが主で、長期連載は『呪術廻戦』が初だったのです。その為芥見下々についてはあまり情報が公開されていなかったのです。ここからはそんな著者・芥見下々についてプロフィールや名前の読み方を紹介していきます。

芥見下々のプロフィール

まずは芥見下々のプロフィールについてです。読み切りが掲載される際、著者のプロフィールが紙面に掲載されることが多く、芥見下々についても1992年2月26日生まれであることや、散歩・ラジオが趣味であることが明かされていました。出身地については「岩手か宮城県仙台」と噂されていましたが、芥見下々の担当者による推薦コメントには「仙台が生んだ鬼才」とあるので「宮城県仙台市が出身地」と考えた方が良いのかもしれません。

好きな漫画は『週刊少年ジャンプ』で2005年から2007年にかけて掲載されていたギャグ漫画作品『太臓もて王サーガ』。また、中学時代には「久保帯人先生に憧れていた」という記述もありますので、ひょっとすると『BLEACH』も好きだったのかもしれません。

芥見下々の名前の読み方

『呪術廻戦』で話題となった芥見下々ですが、多くのファンから「著者の名前の読み方が分からなかった」という声が挙げられています。紙面に名前が掲載される時には読み方を示すルビがふっていない場合もある為、今でも「読み方が分からない」「未だに時々読み方を忘れる」というファンは多いようです。因みに読み方は「あくたみげげ」。

ファンからはフルネームではなく、苗字部分を省略して「げげ」という読み方をされることが多いようです。読み方が分かっても少し覚えにくい名前かもしれませんが、これを機に是非「芥見下々」の読み方を覚えてみて下さい。

芥見下々の性別

芥見下々について、性別についてもファンの間でしばしば話題となっているようです。それというのも芥見下々の自画像は数多く、『呪術廻戦』で使用されている1つ目猫の他に男性の自画像や女性の自画像も存在するからです。また、『呪術廻戦』の中では女性キャラクターが相手を挑発する為に「寝不足か?毛穴開いてんぞ」というセリフを放つ場面も描かれました。

このセリフについて「このセリフは男には思いつきにくい」「男性にしては毛穴に対する造詣が深い」といった感想が挙げられ、そこから「芥見下々の性別は?」「女性なのでは?」といった疑問も出てきたようです。更にコミックスのおまけには『呪術廻戦』のキャラクター達と芥見下々が対談している様子を描いた漫画が掲載されており、「自分の漫画のキャラと喋るのは女性作家さんによくみられる傾向」と話題になりました。

しかしネットで飛び交う「芥見下々女性説」「性別不明」という声を払拭する為、芥見下々が集英社が主催で行う『ジャンプフェスタ』に登場。顔出しNGの作家であるため、顔自体は誰も見ることはできなかったようですが、声は完全に男性のものだったそうです。また、その際に作画パフォーマンスが行われたのですが、その絵を描く手のラインは男性のものだったとのこと。

性別について話題となった芥見下々ですが、ジャンプフェスタへ出演で、それまで話題となっていた「性別不明」「女性説」という声は消え、現在ではファンから「男性作家」として認知されているようです。

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呪術廻戦の作者・芥見下々の過去の作品や読み切り一覧

過去の作品や読み切り一覧①神代捜査

ジャンプで人気の『呪術廻戦』以外に、性別や名前の読み方でも話題となった芥見下々。既に触れていますが、芥見下々の作品はこれまで読み切りが中心で、長期連載作品は『呪術廻戦』が初となっています。ここからは過去掲載された芥見下々の読み切りについて紹介していきます。

まず最初に紹介する作品は『神代捜査』。こちらの作品は、新人漫画家の読み切りを中心に掲載している『ジャンプNEXT』という雑誌に2014年掲載されました。主人公は神器取締課に勤める贋柱と雨宮鈴。ある日とある島が蓋のようもので覆われる事件が発生し、2人は島へ乗り込むことに。どうやら蓋をした犯人は島内にいるようで、2人は捜査を進めますが…というのが『神代捜査』のあらすじとなっています。

事件の真相をさぐるパートとバトルパートの2つとも面白いと話題になった作品で、この読みきり作品を読んだ時点で芥見下々のファンになったという方もいらっしゃるそうです。「絵が粗削りだけど、読み切りだけじゃなくて是非連載で読んでみたい」という感想が多くあげられていました。

過去の作品や読み切り一覧②No.9

続いて紹介する読み切り作品は『No.9』。こちらは2015年に『ジャンプNEXT』に掲載されました。ヒロインは女子高校生の五十猛愛。愛は地上げ屋による立ち退き要請を受けていました。そんなある日、愛が帰宅すると庭には巨大な足跡と潰されて死んでしまった愛犬の姿が。愛は警察へと相談しますが、警察は動こうとしません。

諦めて帰宅する最中、愛は主人公である「九十九恢勝」に絡まれることに。愛は九十九に案内された事務所で現状を相談しますが…というのが『No.9』のあらすじです。特殊能力を持つ主人公がバトルを繰り広げる話ですが、『正義VS悪』というものではなく、『悪VS悪』という内容になっており、こちらの読み切りも読者からは好評だったようです。

過去の作品や読み切り一覧③二界梵骸バラバルジュラ

次に紹介する読み切り作品は『二界梵骸バラバルジュラ』。舞台は神との契約により兵器を使うことができない世界。しかしその後怪獣が現れ日本を襲いました。兵器が使えない為人類は『覆面』と呼ばれる怪獣を使役することで怪獣に対抗していました。そうした中、主人公の男子高校生の鈍間遣十は喧嘩にあけくれる毎日を過ごします。

そんなある日祖母と家でくつろいでいると、覆面によって家が破壊されてしまいます。鈍間は無事だったものの、覆面の口からはクラスメイトである「早見温」が出てきて…というのが『二界梵骸バラバルジュラ』のあらすじとなっています。評価はファンによって分かれていますが、世界観やアクションシーンについては軒並み高評価だったようです。

過去の作品や読み切り一覧④東京都立呪術高等専門学校

最後に紹介する読み切り作品は『東京都立呪術高等専門学校』です。読み切り作品ではあるものの、全4話の物語で、『呪術廻戦』第0巻として単行本が発行されています。主人公は男子高校生の乙骨優太。彼には強力な呪霊である「りか」が取り憑いており、彼を傷つけようとする人間は「りか」によって危害を加えられることに。その為呪術師達によって処刑対象となった乙骨優太でしたが、そんな彼の前に五条悟という男性が現れます。

五条悟は「最強の呪術師」と呼ばれる人物。彼は乙骨優太を「東京都立呪術高等専門学校」へ転入させ、「りか」を制御する方法、そして「りか」による呪いを解く方法を見つけるよう乙骨に話し…というのが『東京都立呪術高等専門学校』のあらすじとなっています。既に触れていますが、この物語は『呪術廻戦』のプロット兼前日譚となっており、この物語を読めばより一層『呪術廻戦』を楽しめるとファンの間では知られています。

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呪術廻戦の作者・芥見下々のアシスタント時代や中学時代

芥見下々のアシスタント時代

『呪術廻戦』が初めての長期連載という事もあり、プロフィールや性別はもちろん、名前の読み方も話題となった芥見下々。では読み切り作品発表以前、アシスタントとしてはどのような作品に関わっていたのでしょうか?調べてみたところ、どうやら2014年から2018年にかけて『ジャンプ+』で連載されていた叶恭弘による『KISS×DEATH』という作品でアシスタントを務めていたようです。

ファンの間では『HUNTER×HUNTER』でも知られる冨樫義博に作風や絵柄の類似が指摘されており、「冨樫先生の下でアシスタントしていたのでは?」といった噂も流れていました。しかし実際には冨樫義博の下でアシスタントを務めていたことは無いそう。芥見下々自身は「影響を受けた漫画家は数えきれない」とコメントしていますので、冨樫義博の影響を受けて作風が少し似たのかもしれません。

芥見下々の中学時代

アシスタント時代は叶恭弘先生の下についていた芥見下々。ではそれ以前はどのように過ごしていたのでしょうか?詳しいことは不明ですが、『呪術廻戦』のおまけには「久保帯人先生に憧れて書き溜めた詩集」があるということが明かされました。久保帯人とは2001年から2016年にかけて『週刊少年ジャンプ』で『BLEACH』を連載していたことでも知られている漫画家です。

『呪術廻戦』の作風が『BLEACH』が少し似ていると指摘する声もあり、一部のファンの間では「芥見下々は久保帯人のアシスタントだったのでは?」と考察されていたこともある程。『呪術廻戦』ではその久保帯人に憧れて書き溜めた詩集を『呪術廻戦』の作中に登場させたことがおまけ漫画で描かれました。ファンの間では「中学時代の黒歴史を堂々と語るとは」「詩集書いてたってことはやっぱり性別は女?」と話題になったようです。

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呪術廻戦の作者・芥見下々の絵は足が太い?

芥見下々の絵は足が太い?

冨樫義博や久保帯人と作風が少し似ている部分がある為、2人のアシスタントをしていたのではと考察されることもある芥見下々。しかしその2人とは明らかに異なる点があるとネットで話題になったことがあります。それはキャラクターの足の太さ。冨樫義博や久保帯人の描くキャラクターは比較的線の細いキャラクターが多く描かれると有名ですが、芥見下々が描くキャラクターは足が非常に太いとネットで話題になりました。

また、読み切り作品である『二界梵骸バラバルジュラ』が掲載された際、著者紹介のページでは担当者とキャラクターの足の太さについて話題となり、喧嘩したということが明らかに。芥見下々本人は太いとは思っていなかったようですが、読み切り作品を読んだファンからは「太いよなあ」といった声が多くあげられ、ついにはネットで「ネタ」として扱われるようになりました。

芥見下々の絵の足が太くなった理由

「キャラクターの足が太い」とネタになった芥見下々。ではどうして芥見下々の描くキャラクターの足は太くなってしまったのでしょうか?それについて詳しい事は不明とされていますが、芥見下々自身は「性癖」だと語っています。その為、「女の子を可愛く描こうとしたあまり足を太く書くようになった」のだとされています。しかし読み切り作品では「太い」と言われていたキャラクターの足が、『呪術廻戦』では「細くなった」と話題に。

これについては芥見下々のお兄さんが結婚する際、兄嫁の似顔絵を芥見下々が担当したそうで、似顔絵を見た兄嫁が「私の足ってこんなに太い?」とショックを受けたことがきっかけだそうです。また、この後に「そういえば太くない」と気付いたことで「呪いが解けたように足を細く書くようになった」とジャンプのコラムで語られています。

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呪術廻戦に関する感想や評価

ここまでで『呪術廻戦』の著者である芥見下々について、名前の読み方や性別、読み切り作品やアシスタント時代について紹介しました。ここからは2020年5月現在も連載されている芥見下々著『呪術廻戦』についての感想や評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想は「どのキャラクターも推せるけど、五条悟がかっこよすぎる」というものです。

『呪術廻戦』はキャラクターが魅力的であることも人気の要因の1つだとされています。特に「最強の呪術師」として登場する五条悟は作品公式のイケメンであり、女性人気の高いキャラクター。五条悟の活躍を毎週楽しみにしているというファンも少なくありません。

次に紹介する感想は「グロい場面もあるけど、アニメ化が楽しみ」というものです。『呪術廻戦』はダークファンタジー兼バトルアクション漫画。呪霊と戦う場面が多く描かれる作品です。その為グロテスクだと言われる場面が描かれることも。しかしそうした場面も含めて面白いと評価されており、多くのファンがアニメ放送を楽しみにしているようです。

最後に紹介する感想は「展開にドキドキする」というものです。『呪術廻戦』はバトルアクションシーンが魅力的だと話題の作品ですが、伏線の回収も見事だと高く評価されている作品です。物語の序盤で描かれた場面が、後の展開に繋がってくるという事も少なくありません。その為「ハッとさせられた」「こんなところで伏線回収されるなんて」といった感想も多くあげられています。

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呪術廻戦の作者・芥見下々まとめ

今回は『呪術廻戦』で話題となっている著者・芥見下々について名前の読み方やアシスタント時代、過去の読み切り作品の他、性別について紹介しました。芥見下々の性別についてはジャンプフェスタに出演したことにより男性であることが判明しました。しかしながら、顔出しNGだったことも関係しているのか未だ「性別は女性説」が根強く残っています。

また、絵柄や作風にちょっとした類似点があることから冨樫義博や久保帯人のアシスタントだったのではと噂されているようですが、アシスタントをしたとはっきりわかっているのは叶恭弘による『KISS×DEATH』のみ。冨樫義博や久保帯人のアシスタントだったという事実はないようです。

『呪術廻戦』が2020年10月からアニメ放送予定という事もあり、芥見下々はますます注目の漫画家となっています。読み方は少しむずかしいですが、これを機に是非「芥見下々(あくたみげげ)」という名前をしっかり覚え、『呪術廻戦』を応援していきましょう。

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