【ワンピース】若月狩りとはどういう意味？カタリーナ・デボンの強さと能力を考察

独特な笑い方をするカタリーナ・デボンは、若月狩り（みかづきがり）という異名を持っていました。若月狩りとはどのような意味なのでしょうか？若月刈りという異名には彼女の狂気的な趣味が関係していたのです。彼女の異名となっている若月狩りについては後で考察しながらご紹介します。彼女は現在黒ひげ海賊団の六番船の船長を務めていますが、その前は史上最悪の女囚と呼ばれインペルダウンのレベル6に収監されていました。

しかし、自らの目的を達成するためには手段を選ばない黒ひげによって脱獄することに成功します。彼女は恩人である黒ひげが船長を務めている黒ひげ海賊団の六番船の船長として活躍するようになりました。そこで、イヌイヌの実モデル九尾の狐という悪魔の実の能力者であるカタリーナ・デボンの強さや誰にでも完璧に変身することができる能力、彼女の異名である若月狩りとは？などについて考察していきます。

第96巻（2020年5月の時点）まで単行本で刊行されてい「ワンピース（ONE PIECE）」は、週刊少年ジャンプによって1997年34号（7月）から連載がスタートした漫画となっています。熊本県熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれており現在も連載中です。ワンピースでは好奇心旺盛で仲間思いのルフィは仲間たちと一緒にバトルをしながら怒ったり喜んだりして絆を深め成長していく姿が描かれていきました。

思わず吹き出してしまうようなギャグシーンや心に響く名言、胸を熱くするような感動的なエピソードが散りばめられているため老若男女問わず世界中で人気となります。4億7000万部（2020年4月の時点）という全世界累計発行部数を誇っているワンピースは数々の記録を打ち立てていました。ゲームやテレビアニメ、映画などでも幅広く展開されており週刊少年ジャンプでは2番目に長期連載されている作品となっています。

最強の力を持っていたゴール・D・ロジャーは、いつしか海賊王と呼ばれるようになります。しかし、彼は自由を愛し支配には興味がありませんでした。この世の全てを手に入れた彼はワンピースという大秘宝を遺したようです。自由になるために海賊王になると決めたルフィは、多くの仲間たちと共に苦楽を共にすることで成長し、世界政府や海軍本部からも危険人物として扱われるようになります。

若鶏のささ身が大好きなカタリーナ・デボンは、若月狩りという異名を持っていました。若月狩りとはどのような意味なのでしょうか？若月狩りとは「若月」と書いて「みかづき」と読みます。「みかづき」とは年齢を意味しており2～3歳の年頃を示していました。そのため、この意味が彼女の異名に関係してるのであれば、幼い2～3歳の子供を集中的に虐殺していると考えることができます。

しかし、独特な笑い方をする彼女は子供には一切関心がありませんでした。過去にも子供を集中的に狙って殺してはいないようです。また、月の三日月を意味しているのであれば、遥か彼方の月を破壊できる強さや能力を秘めていると考えることができます。しかし、そのような破壊的な強さを秘めているのであれば、おとなしくインペルダウンのレベル6に収監されているのも不自然です。

三日月には美人の眉を比喩する言葉としても使用されていました。三日月のようにくっきりとした細く目立つ眉を意味し、特に美人の眉という意味が込められています。つまり、美人狩りをしていたということです。さらに、若い美人という意味ではないでしょうか？美に狂気的な傾向がある彼女は、美女の首をコレクションにしてる周囲を震え上がらせる趣味を持っているため、若月狩りとは美人狩りを意味していると考察できます。

黒ひげ海賊団の紅一点となっているカタリーナ・デボンは、用意周到に計画することができる黒ひげから六番船の船長を任されていました。かつてはインペルダウンのレベル6に収監されていましたが、脱獄し黒ひげ海賊団に所属するようになります。美に対しては異常な執着心を持っていた彼女は、美女の首を狩ってはコレクションしていました。そのため、世界中の女性から恐れられ若月狩りと呼ばれるようになります。

• 本名：カタリーナ・デボン
• 異名：若月狩り（みかづきがり）
• 血液型：F型
• 誕生日：3月29日
• 年齢：34歳→36歳
• 出身地：南の海
• 身長：361㎝
• 所属：黒ひげ海賊団の六番船船長
• 悪魔の実：動物系幻獣種・イヌイヌの実モデル九尾の狐

独特な笑い方をするカタリーナ・デボンは、史上最悪の女囚と呼ばれるほど手に負えないところがありました。動物系幻獣種であるイヌイヌの実モデル九尾の狐の能力者である彼女はあらゆる姿に変身することができたために、能力狩りの犠牲となったアブサロムの姿形はもちろん服装など全てそっくりに変身して登場したこともあったのです。また、9本のしっぽを持つ九尾の狐にに変身することもできました。

美女をこよなく愛しているデボンは若月狩りという異名を持っていました。彼女は若月狩りの異名にふさわしい狂気的な趣味を持っていましたが、独特な笑い方をすることでも注目を集めています。世界中の女性たちから恐れられているデボンは、「ムルンフッフッフ」という笑い方をしていました。色っぽい独特な笑い方となっていたため、彼女の特徴ともなっています。

独特な笑い方をしているのは若月狩りという異名を持っている彼女だけではありません。彼女の仲間となっている黒ひげ海賊団のメンバーも個性豊かな笑い方をしています。黒ひげ海賊団の提督を務めている黒ひげは、「ゼハハ」と海賊らしく豪快に笑っていました。「トプトプトプ」とお酒を注ぐような笑い方をするのはお酒が大好きなバスコ・ショットです。

「ウィーハッハ」と笑うのは黒ひげ海賊団の一番船長であり操舵士を務めているジーザス・バージェス、「ホホホ」と上品に笑うのは航海士を務めているラフィットでした。黒ひげ海賊団はインペルダウンに収監されていた凶悪な囚人を仲間としているため、かなり個性豊かなメンバーが集っています。笑い方が独特なデボンでしたが、黒ひげ海賊団の中では自然となじんでいました。

若月狩りという異名を持っているデボンは、インペルダウンのレベル6に収監されていたため初登場した際には、囚人服を着ていました。美に関して特別な執着心がある彼女は、脱獄に成功すると真っ先に服が欲しいといい放っています。しかし、囚人服でありながら意外とおしゃれすぎると注目を集めるようになりました。話題となった彼女の囚人服とは上記の画像の服装となっています。

囚人服らしい白黒のボーダーの長袖Tシャツにピンクを基調とした全体のコーディネートでまとめているため女性らしくありながら甘すぎないスタイルとなっていました。ワンポイントにきれいなターコイズブルーのネックレスをチョイスしているためおしゃれ度をアップさせています。美に執着心が強い彼女にとっては不満な囚人服となっていたようですが、多くの読者からは彼女の囚人服がおしゃれすぎると話題になっていました。

若月狩りという異名を持っているデボンは、動物系幻獣種であるイヌイヌの実モデル九尾の狐という悪魔の実の能力者でした。イヌイヌの実とは姿形服装も含めた全てをそっくりに化けることができる能力となっています。そのため、あらゆる人物にそっくりに化けることができるのです。また、九尾の狐がモデルとなっているため、九尾の狐にも変身することができました。

部下思いのゲッコー・モリアがハチノスという黒ひげ海賊団の本拠地へ乗り込んできた際には、彼の部下であり殺されたと噂が立ったアブサロムの姿に変身して登場しています。あまりにもそっくりに化けていたため、カゲカゲの実の能力者であるモリアも部下の顔が見れて一瞬ほっとしていました。しかし、すぐに独特な笑い声を漏らしたため正体がバレてしまいます。

若月狩りという異名を持っているデボンは、動物系幻獣種であるイヌイヌの実モデル九尾の狐という悪魔の実の能力を使用して誰にでも化けることができました。彼女のイヌイヌの実とは変身能力が備わっている悪魔の実を意味しています。動物系幻獣種の悪魔の実ではありますが、マネマネの実の上位互換の強さを持っているといえるかもしれません。攻撃力はそれほどでもありませんが、人をだます別の意味での強さを持っています。

誰にでも変身することができる要素を持っている彼女ですが、基本的には九尾の狐がモデルとなっているため、9つのしっぽを持っていることから9回までしか変身ができないのかもしれません。

美女に変身して男をだます妖怪の九尾の狐だとしたら美に対して狂気的な趣味を持っている彼女にはぴったりの強さといえるでしょう。3段階までレベルアップができる動物系幻獣種の悪魔の実であるため、美女に変身して戦うごとに強さもアップしていくのかもしれません。

若月狩りという異名を持っているデボンには、モデルになっている人物が存在していました。鶏肉のささ身が大好きな彼女のモデルとなったのは、「カタリーナ・デ・エラウソ」というスペイン出身の女海賊です。女海賊となって勇ましく生きた彼女はスペインで兵士の娘として誕生しています。兵士の娘として誕生したカタリーナ・デ・エラウソは、修道女になるように周囲から期待されていました。

いったんは修道院に入って修行を積んでいましたが、鞭打ち行に耐えることができなかった彼女は15歳の時に修道院から脱走します。女性のままではまたすぐに修道院へ戻されてしまうと考えた彼女は、男装して男性のように振舞うことで次第に外の世界を知ることができました。

筋骨隆々で身長が高かった彼女は男装しても女性とバレることなく外国へ旅することもできたのです。意外と老けていた彼女は男性にも女性にも見える中性的な顔をしていたためバレなかったのかもしれません。また、常に剣を身につけて行動していました。そのようなことからある意味かなり勇ましい女性だったことがわかります。

「カタリーナ・デ・エラウソ」というスペインの女海賊として活躍していた人物がモデルとなっているデボンは、ワンピースの作中では当初美女キャラクターの設定でデザインが進んでいたようです。しかし、海賊らしい黒ひげを提督としている黒ひげ海賊団には個性豊かで凶悪なインペルダウンの囚人たちが集っているため、美女キャラクターでは似合わないと判断され、現在のキャラクターに変更されました。

癖が強く個性的な黒ひげ海賊団に馴染む勇ましい要素がある女海賊として誕生したのがデボンです。しかし、当初美女キャラクターとしてデザインしていたため、おしゃれが大好きで女性らしく美を好む女海賊という設定にしたようですが、美への執着が強すぎる狂気を纏った人物へとなっていきました。そのため、インペルダウンのレベル6から脱獄した際には、何よりも先に素敵な服が欲しいという発言になったのでしょう。

若月狩りという異名を持っているデボンは、当初は美女キャラクターという設定でしたが黒ひげ海賊団にふさわしい女海賊ということでキャラ設定が変更されてしまいました。ワンピースには多くの美女が登場していますが、作中で姿を見せてる個性豊かな美女をご紹介していきましょう。麦わらの一味で2番目に仲間となったのが航海士のナミです。才色兼備ですが財宝やお金に目がありません。

悪魔の子という異名を持っているニコ・ロビンは、考古学者であり麦わらの一味では6番目に仲間入りしています。頭脳明晰なクール美女となっており神秘的な雰囲気が漂っていました。世界一美しいと評判のボア・ハンコックはアマゾン・リリーの皇帝であり、九蛇海賊団の船長も務めています。男性はもちろん女性までも魅了してしまうメロメロの実の能力者でもありました。

王下七武海で唯一の女性となっているボア・ハンコックは、自らの美しさによって男性はもちろん、女性までもメロメロにしてしまう力を持っていました。絶世の美女と呼ばれていた彼女はアマゾン・リリー皇帝であり、九蛇海賊団の船長も務めています。美に対して狂気的な趣味を持っているデボンは、若月狩りという異名にかけて、彼女の首を欲しいと考えている可能性は非常に高いでしょう。

超人系のメロメロの実の能力者であるボア・ハンコックは、自らの力を利用して周囲を魅了しては石化していました。そのため、絶世の美女である彼女の首を手に入れたいデボンが彼女に魅了されてしまうと石化され敗れることになります。しかし、若月狩りという異名を持っているデボンは、美に対して狂気的なことから彼女の首をコレクションにしたい欲求はあっても魅了されることはないと考えることができるのです。

イヌイヌの実の能力者であるデボンは、王下七武海であるボア・ハンコックとの戦いによって強さを見せつけてくる可能性は十分にあるでしょう。かつてインペルダウンのレベル6に収監されていた彼女の強さはまだ明らかになっていないため、絶世の美女であるボア・ハンコックとの戦いによって発揮されるとも考えられます。

世界中の女性から恐れられているデボンには長い鼻が存在していました。長い鼻といえば麦わらの一味に3番目の仲間として入ったウソップを思い出すことができるでしょう。臆病で嘘つきなウソップは心優しい母親に似て鼻が長かったのです。父親のヤソップは赤髪海賊団の狙撃手として活躍していました。父親を尊敬しているウソップは将来父親のような狙撃手になることを夢見ていたのです。

父親であるヤソップの鼻は普通となっています。そのため、長い鼻は母親からの遺伝と考えることができますが、病弱だった母親はすでに亡くなっており、彼女がどこの出身でどのような人物だったかは明らかとなっていません。そのため、今のところ黒ひげ海賊団で六番船の船長を務めているデボンとはそれほど深い関係があるわけではないようです。

鞭をはじめ一通りの武器を使用することができるデボンの声を担当したのは声優の斉藤貴美子さんです。斉藤貴美子さんは、声優の仕事はもちろんナレーターとしても活動されています。都留文科大学文学部を卒業した彼女は、声優の仕事に興味を抱くようになりました。

• 名前：斉藤貴美子（さいとうきみこ）
• 愛称：きみちゃん
• 血液型：A型
• 生年月日：1977年2月12日
• 出身地：長野県
• 所属事務所：青二プロダクション
• 職業：声優、ナレーター
• 声優デビュー：2001年
• 身長：167㎝

そのため東京にある青二塾に入学し、声優になるために熱心に学びました。青二塾の東京校では21期生として卒業をしています。その後青二プロダクションに所属した彼女は、2001年に声優デビューをしたことで声優やナレーターとして活躍していくようになりました。

声優の斉藤貴美子さんの主な出演作品には、銀河鉄道物語のフォレシス将軍役をはじめワンピースでは多くの役を演じています。美に異常な執着心を持っているカタリーナ・デボンをはじめボア・マリーゴールド役やハーブ役、ウホリシア役、ギョロ役、エルミー役、シャーロット・モンデ役、アキリア役、レモンチーズ女王など10以上の役を演じ分けていました。

その他のテレビアニメ作品ではエレメンタル ジェレイドのジルテイル役や冒険王ビィト エクセリオンのエマ役、マージナルプリンス〜月桂樹の王子達〜のマルタ役、BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜の船津丸ひろ子役、イタズラなKissの細井小百合役、海月姫の千絵子役、ともだち8にんのゴンチャ役、ユルリ役、ヤァヤ役、ガイコツ書店員 本田さんのランタン役、BNA ビー・エヌ・エーのメリッサ・ホーナー役があります。

若月狩りという異名を持っているデボンは、臆病で嘘つきなウソップの母親であるバンキーナに似ているという人は意外と多くいました。ワンピースを長く愛読している人は鼻の特徴からすぐに誰かに似ていると思ったようです。ピノキオのように特徴的な鼻をしているキャラクターはそれほど多く登場していないためすぐにわかったのでしょう。

美に関して狂気的な執着心を持っているデボンをいいよねと好感を抱いている人もいました。美女の首をコレクションにしたり、凶悪な黒ひげ海賊団の紅一点として六番船の船長を務めていたりする凛々しい姿に見とれてしまう人もいたようです。当初設定されていた美人キャラにはなりませんでしたが、おしゃれ好きで独特な美人要素を持っていたため彼女の個性を高く評価したのでしょう。

若月狩りという言葉について読者の中ではさまざまな議論がされているようです。高校の古文が得意だった人はその意味が年頃の美人だとすぐに気が付いて納得している人もいました。あらゆる要素がふんだんに詰まったワンピースの作品に深く関心している人もいます。古文の意味からとったかは不明ですが、意味合い的には通じているためその要素を取り入れたと考えることもできるでしょう。

若月狩りという異名を持っているカタリーナ・デボンは、当初美人キャラの設定になっていただけあり、違う意味で美人の要素を取り入れたキャラクターとなっています。美に必要以上に執着している彼女は世界中の女性から恐れられるような若月狩りをしていたのだと考察することができるでしょう。美女の首をコレクションするという狂気的な趣味を持っている彼女は黒ひげ海賊団にぴったりのキャラクターとなりました。