【ワンピース】ドレークの海賊旗にドクロがない理由は?正体は海軍の特殊部隊?

数多くの海賊旗が登場するワンピースにおいて珍しい海賊旗と言われるのがドレークの海賊旗です。ドクロマークが多い海賊旗においてドレークの海賊旗にはドクロが入っていませんでした。そしてドレークの正体が海軍の特殊部隊所属であった事が明らかになっています。今回はドレークの海賊旗にドクロがない理由ついて紹介しつつ、ドレークの正体や目的についてもまとめて紹介していきます。

【ワンピース】ドレークの海賊旗にドクロがない理由は?正体は海軍の特殊部隊?のイメージ

目次

  1. ドレークとは?
  2. ドレークの海賊旗にドクロがない理由
  3. ドレークの正体は海軍の特殊部隊?目的は?
  4. ドレークの現在
  5. ドレークの今後
  6. ドレークに関する感想や評価
  7. ドレークの海賊旗にドクロがない理由まとめ

ドレークとは?

ワンピースの作品情報

ドレークについて紹介する前にドレークが活躍するワンピースについても簡単に紹介しておきます。

ワンピースの概要

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生が連載している海賊を題材とした少年漫画です。少年漫画らしいテーマを打ち出しつつも壮大な世界観と物語の節々に散りばめられた伏線が数々の考察を生み、高い人気を獲得しています。その人気は国内に留まらず海外でも高い人気を誇り42の国と地域で翻訳版も発売されています。

日本国内では数々の出版記録を保持、更新し続けており、海外でも2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定されています。メディアミックス展開も盛んに行われている作品で、アニメや小説、ゲーム、スーパー歌舞伎など様々な媒体で展開されそれぞれに評価を集めています。まさに日本を代表するコミックシリーズの1つです。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指すルフィは故郷のフーシャ村を出航し各地を冒険しながら仲間を増やし麦わらの一味を結成、東の海(イーストブルー)、偉大なる航路(グランドライン)と冒険を続けるうちに数々の敵を倒し、やがて一味全員が賞金首になる程の海賊団となります。そんなルフィ率いる麦わらの一味が偉大なる航路を半周し、辿り着いた島がシャボンディ諸島でした。

シャボンディ諸島はちょうど7本に分かれていた偉大なる航路(グランドライン)の航路が集まる場所で、そこにはルフィ達と同じく億を超えるルーキー達が集まっており、彼らは「最悪の世代」「超新星」と呼ばれ世間の注目を集めていました。そんな最悪の世代の1人として登場したのが今回紹介するドレークです。

ドレークのプロフィール

ドレークは本名をディエス・ドレークといい普段はX・ドレークと紹介される事が多いドレーク海賊団の船長です。元々は北の海(ノースブルー)出身で動物系古代種の悪魔の実リュウリュウの実モデルアロサウルスの能力者であると同時にサーベルとメイスを使用した二刀流の剣士でもあります。初登場時の懸賞金は2億2200万ベリーで「赤旗」という異名を持っています。

顎と胸にXの字が刻まれアイマスクと二角帽を装着しているのが特徴的な外見をしています。本人は否定していますが女性の裸には免疫がなくめまいを起こして倒れてしまう程に弱いです。剣士としても相応の強さを持ち悪魔の実の力に頼らずともある程度の敵なら余裕で戦う事が出来る程の強さを誇っています。

その他判明しているプロフィールとしては、年齢は新世界編時点で33歳、誕生日は10月24日のさそり座、身長は233cm、血液型はX型、好きな食べ物はチキンライス、嫌いな食べ物は卵、趣味は爬虫類マニア・天体物理学、イメージ国はトルコ、イメージ職業は動物園飼育員、イメージ花はリンドウ、イメージ動物はアロサウルスだという事が明かされています。

ドレークの登場はいつだった?

ドレークが初めて登場したのはシャボンディ諸島編での事でした。同じく最悪の世代に数えられる破戒僧海賊団のウルージとキッド海賊団のキラーが喧嘩になったのを割って入る形で止めに入りました。さらにシャボンディ諸島ではパシフィスタの実力を測るべく、アロサウルスの姿となったパシフィスタに噛み付くなどしその強度を試し、パシフィスタに黄猿のレーザーを搭載した事に驚愕していました。

また見つかってしまった事で同じ最悪の世代に数えられる怪僧ウルージ、海鳴りアプー、魔術師ホーキンスと共に黄猿と交戦、この時は黄猿に敗れるも、黄猿が標的を麦わらの一味に移した事で難を逃れそのまま新世界に突入しています。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ドレークの海賊旗にドクロがない理由

ドクロがない理由①過去や生い立ちが関係?

ワンピースに登場する多くの海賊団はドクロやドクロに船長の象徴となるデザインを取り入れたような海賊旗を掲げています。それは同時期に登場した同じ最悪の世代に名を連ねる海賊団も同様です。しかしドレーク海賊団の海賊旗だけは異質で、十字を丸めたようなデザインのマークの後ろにサーベルが2本交差する形で描かれその海賊旗にはドクロが描かれていません。これにはドレークの生い立ちが関係しているのではないかと考察されています。

ドレークは元海軍将校で海賊になったディエス・バレルズを父に持つ海賊です。ディエス・バレルズの海兵時代を知るドレークは父に憧れ海兵になる夢を見ますがその憧れの存在だった父は目的や経緯は不明ながら海賊になり、まだ幼かったドレークも強制的に父の海賊団に加入する事になり海賊としての道を歩む事になります。そんなドレークの父ディエス・バレルズもまたワンピース作中に登場しています。

ドレスローザ編でのローの過去編にて登場した海軍とオペオペの実の取引をしようとしていた海賊、彼こそがディエス・バレルズです。そして彼の元で雑用のようにこき使われ「ドリィ」と呼ばれていた少年こそが後のドレークとなります。この時ドフラミンゴが取引に介入し、鳥かごを発動して逃げられないようにしますが、この時偶然ドレークだけは鳥かごの外におり、父親から逃げ出す事に成功、海軍に保護される事になります。

奇しくも少年(ドレーク)が海軍に保護されたという情報によりドフラミンゴはローが海軍に保護されたと思い込みローは間接的に命を救われた事になります。その後、ドレークは海兵として歩み自身も海軍少将になるまでに出世しています。この元海兵という経歴から海賊旗にドクロがないのではないかと考察されていました。

余談ですがドレークは父の海賊団バレルズ海賊団では奴隷のようにこき使われていましたがこの当時から既にバレルズ海賊団の中では一番戦闘力が高く、その才気の高さを発揮しています。

ドクロがない理由②NEO海軍との関係

ドレーク自身は直接は関係していないものの、元海軍という肩書が同じという理由で映画「ONE PIECE FILM Z」に登場したNEO海軍と近い関係にあるのではないかとも考察されていました。NEO海軍は海賊ではないので海賊旗ではないですがその旗は海軍の旗を逆さにした上で剣とドクロのマークを入れる形になっており、海軍の旗をベースにしている事があからさまに強調されていました。

ドレーク海賊団の海賊旗はNEO海軍程海軍のマークを意識しているとは考えにくいですが、他のどの海賊旗とも違う独特のマークになっています。この事から「自分は他の海賊とは違う」というドレークの意志の現れという意味合いでNEO海軍の旗に近いのではないかと考察されていました。

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ドレークの正体は海軍の特殊部隊?目的は?

ドレークの正体は海軍の特殊部隊?いつから?

過去には海賊になった父から奴隷のような扱いを受けていたはずのドレーク。そんなドレークがなぜ海軍少将という立場を捨てて海賊になったのかという点に関しては初登場時、その経歴が描かれた時から不可思議に思われていましたがその正体が海軍本部機密特殊部隊の所属、それも同部隊の隊長であった事がワノ国編にて明らかになりました。

元々ドレーク自身は少年時代海軍、海兵に憧れを抱いていた事、父という海賊に散々な目に合わされた事も考えると海賊に対していい印象は持っていないはずです。そんなドレークなので海賊になったというよりも海軍所属のまま海賊のフリをしていたと考えるのが妥当だと考えられます。いつから海軍本部機密特殊部隊の所属になったのかは不明ですが少なくとも海賊になったタイミングでは所属していたと考えられます。

ドレークの目的は何?

ドレークの正体が海軍本部機密特殊部隊の隊長だった事は明らかになりましたがその目的については明らかになっておらずそもそも海軍本部機密特殊部隊という組織自体の正体や目的も不明のままです。ただドレークの異名である「赤旗」からファンは海軍本部機密特殊部隊は海軍内部にある革命軍のような世界政府に変革を求める組織なのではないかという考察もされており、ドレーク自身は世界政府の妥当、変革を目指していると考えられています。

ただドレークが海賊になりながらも海軍本部機密特殊部隊の立場にあるという事は海軍内部にそれを知る者が存在するはずであり、同時にその者こそが設立者として動いているのではないかとも考察されています。海賊になってカイドウの元に潜入する事自体にはドレーク自身の意志もあるとは思いますがそれ以上の存在が裏にいると考えるのが妥当です。

一方で少なくとも黄猿はドレークが海軍本部機密特殊部隊の所属であることは知らないようなのでかなり限られたメンバーしかその存在を知らないと考察されています。この事からドレークのバックにいるのは元帥だったセンゴクなのではないかと考察されています。

海軍という立場では得られない情報を集める為の組織が海軍本部機密特殊部隊であり、特にドレークはその隊長である事から現役海賊の中でも最高額と思われる懸賞金がかけられているカイドウを自ら担当しているのではないかと考察されています。いわば海軍本部機密特殊部隊は海軍内部の諜報機関なのであり潜入任務が主目的なのではないかと考察されているのです。

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ドレークの現在

ドレークの現在①百獣海賊団にメンバー入り

2020年5月現在ドレークは百獣海賊団に所属し、百獣海賊団の幹部格である真打ち、その中でも最強の六人と言われる飛び六胞に数えられる存在になっています。ワノ国編では花の都に招集されサンジと交戦するなどしています。またワノ国の編笠村を滅ぼしたのもドレークです。

その正体が海軍本部機密特殊部隊であり潜入任務だったと考えられる為か、同じ最悪の世代でも抵抗を続けており捕縛されていたキッドとは違い同じくカイドウの傘下に入っているホーキンスと共に基本的にはカイドウ、及び百獣海賊団に従順な姿勢を貫いています。

ドレークの現在②冬島に上陸

ドレークはシャボンディ諸島編から百獣海賊団入りするまでの経緯も描かれており、新世界に突入後最初に立ち寄った冬島がカイドウのナワバリでした。その冬島を守護するカイドウの部下から「お気に入りの島だから怒らせない方がいい」と警告されるも「だったら話が早い」とアロサウルスの姿になっている姿が描かれています。この描写ではカイドウに戦いを挑んだようにも見えますが、或いはカイドウに取り入るのが目的だった可能性も高いです。

カイドウは最強の軍隊を作る為に強い部下を求めており、部下になった者は過去に因縁がある相手でも水を流す性格をしています。ドレークはカイドウの性格を把握しており、カイドウの部下と交戦する事でその強さをアピールした上で百獣海賊団の軍門に下ったように見せたのではないかと考察されています。その正体が海軍本部機密特殊部隊の所属と明らかになった事で元よりカイドウの懐に入るのが任務だったのではと考察されているのです。

余談ですが、上記のエピソードの後ドレークは表紙連載「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」にも登場しており、自身が冬島で戦ったスコッチを襲ったカリブーを捕縛している姿が描かれています。

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ドレークの今後

ドレークの今後①パシフィスタを狙う?

元々ドレークはシャボンディ諸島編での登場時、パシフィスタに攻撃を仕掛け完成度を確かめています。その前にはパシフィスタの外見上の完成度に驚いていた事、その後に対面した黄猿から「内情を知っている分、絶望もデカイと思うがねェ」と言われている事からもドレークは海軍時代ベガパンクに近い立場にあったのではないかと考察されます。

正体、本当の所属が海軍本部機密特殊部隊と判明してから可能性は下がったと言われていますが、海軍本部機密特殊部隊の性質や任務が分かっていない事、上記のやりとりから海軍大将である黄猿でさえドレークは海賊になったと思っている事から、或いは海軍本部機密特殊部隊は海軍内でも限られた一部の者しか知らない極秘組織で、今後パシフィスタを狙って行動を起こすのではないかとも考察されています。

ドレークの今後②カイドウを裏切る?

パシフィスタを狙う説と対象的に確定的になったのがカイドウを裏切るという事です。元々その正体が海軍本部機密特殊部隊という事は潜入任務が目的なので最初から裏切っているようなものですが、問題になるのはどのタイミングで行動を起こすのかです。2020年5月現在、ルフィ達の同盟と百獣海賊団の衝突は間近という状態でドレークも飛び六胞として招集に応じています。

順当にいけばドレークはこのまま飛び六胞としてルフィ達と衝突する事になるでしょう。特に百獣海賊団の幹部としてはサンジと接点が多いのでサンジと交戦するのではないかと考察出来ます。ただここに海軍本部機密特殊部隊としての目的が絡んでくると或いはどこかでルフィ達側につく可能性も否定できないのではないでしょうか。

もちろんカイドウ側を裏切りルフィ達側につくとしても海軍本部機密特殊部隊という事は明かさずあくまでもドレーク海賊団としての裏切りになると考えられますが、仮にドレークが百獣海賊団に潜入した目的がカイドウの討伐、百獣海賊団の瓦解が目的であればルフィ達に勝機ありとなればルフィ達に協力する姿勢を示す可能性もあります。

ただ内部からの裏切りという形は直近ホールケーキアイランド編でのベッジ率いるファイアータンク海賊団及びジンベエが行っている事なので、マンネリを嫌ってあくまでも百獣海賊団としてルフィ達と対峙した後、百獣海賊団が弱った所で海軍としての立場で動き出すという可能性も考えられます。いずれにしてもワノ国編の中で何かしらの行動を起こしカイドウを裏切るのは確定的と言えるのではないかと考察されています。

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ドレークに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴している人のドレークに対しての感想を紹介していきます。ワンピースの海賊団はいずれも個性的な海賊旗を掲げていますが、ワンピース本編中ではあまり登場せず単行本の人気コーナーであるSBSで紹介される例もあるなどした事からドレークの海賊旗にドクロが入っていない事に気づいた時には驚いたという声が多くなっています。

特にその正体が海軍本部機密特殊部隊だと明らかになってからドレークの海賊旗について知った人はドクロがない事に納得がいってしまったとする声も多くなっています。ワンピースは明かしていないだけで記号的に膨大に登場するキャラクターを分けているという考察もあり、ドクロのないドレークの海賊旗もその一貫なのではないかとする声もあります。

ドレークの海賊旗にドクロが入っていない事に気づいていた人も様々な考察を行っていましたがその正体が明らかになった事でドレークの信念のような物を感じると納得した人も多くなっています。ドレークの正体と同時にドレークの過去が明らかになった事でワンピースの伏線の細かさに改めて驚いたという人も多くなっています。

またドレークの目的、海軍本部機密特殊部隊としての任務が最初からカイドウとの接触、百獣海賊団の内部に入るこむ事であったとするのであらば「元海軍将校」という立場をも強さのアピールポイントとする為に敢えてドクロを掲げなかったのではないかのような計算高い一面もあるのではないかとも考察されています。

またドレスローザ編でのローの過去編にてしっかりと伏線があった事に驚いたとする声も多くなっています。ワンピースは伏線の多い作品と言われていますが過去編の中での父親とのやりとりがそのまま繋がっている事には驚いたという声やそのドレークの行動が結果的にその過去編の主役であるローが生き残る事にも繋がった事などそれだけで意味のある物になっているのが驚きという声も多いです。

同時にこのローの過去編はいわばロシナンテのエピソードでもある事から海軍本部機密特殊部隊とロシナンテを結びつける考察や、海軍本部機密特殊部隊の目的自体を考察するファンも多くなっています。少なくともドレークが海軍本部機密特殊部隊を設立した、或いは設立時から隊長だったとは考えられておらず、ロシナンテもこの海軍本部機密特殊部隊の所属だったのではないかと考察されています。

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ドレークの海賊旗にドクロがない理由まとめ

ドレークの海賊旗にドクロがない理由はワンピース本編で断片的に明かされている彼の生い立ちが関係しているのではないかと考察されていましたが、ドレークの正体が海軍本部機密特殊部隊の隊長という事、現在でも海軍の所属である事が明らかになり、その信念の強さを感じるという声も非常に多くなっています。

2020年5月現在まだドレークが百獣海賊団に入った目的、海軍本部機密特殊部隊の活動目的などは明らかになっていませんがドレークの他にはコビーも同部隊に所属している事が明らかになっており、今後のワンピースの物語の中で大きな役割を果たす事が予想されています。ドレーク、海軍本部機密特殊部隊の活躍に注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか?

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