2020年05月27日公開
2020年05月27日更新
【ワンピース】バーソロミュー・くまの悪魔の実の能力は?技や強さを考察
尾田栄一郎による作品『ワンピース』に登場するバーソロミュー・くまの悪魔の実の能力は?技や強さを考察していきます!悪魔の実は食べた者に不思議な能力を与えるもので、『ワンピース』の物語にはもはや欠かせないものとなっています。ニキュニキュの実を食べたバーソロミュー・くまは、一体どんな能力や技を秘めているのでしょうか?また、バーソロミュー・くまが麦わらの一味の仲間になるのではないかとネット上で噂になっているので、こちらも合わせて考察します。
目次
バーソロミュー・くまとは?
こちらではバーソロミュー・くまのプロフィールや今までの経歴をまとめていきます。ギュっと閉じた口元から察しても寡黙な印象を受けるバーソロミュー・くまですが、一体どんな人物なのでしょうか?また、作品情報も紹介しますので、『ワンピース』やバーソロミュー・くまについて詳しく無いという方も楽しめる内容となっております。是非チェックしてみて下さい!
ワンピースの作品情報
『ワンピース』は、尾田栄一郎が『週刊少年ジャンプ』にて1997年から連載を開始した漫画作品です。物語の内容は、海賊王を目指す主人公であるモンキー・D・ルフィが信頼できる仲間達に出会いながら強敵と戦っていくというもので、ギャグシーンも多い事から少年漫画の王道を行く作品となっています。2020年5月現在単行本は96巻までが刊行されており、国内累計発行部数が3憶9000万部を突破しているという大人気漫画作品です。
日本以外にも42ヵ国以上の国で翻訳版の単行本が発売されており、全世界での累計発行部数が4憶7000万部まで到達したという、もはや日本が誇る漫画作品といっても過言では無い人気となっています。また、1999年から放送されているテレビアニメ版は現在20年以上放送され続けているというロングラン作品となっていて、製作を手掛けている『東映アニメーション』作品の中では最も長く放送されているという記念すべきアニメです。
劇場版は現在14作品が公開済みで、2000年から2009年まで毎年1作品ずつ公開されていました。2009年に公開された10作品目『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は、原作者である尾田栄一郎が製作総指揮を務めており、興行収入48憶円を突破する大ヒットとなりました。また、2012年に公開され、同じく尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めた12作目『ONE PIECE FILM Z』は68億円を突破して最大のヒットとなっています。
『ワンピース』がここまでの人気を誇る理由は、もちろんルフィや仲間達をはじめとするキャラクター達の魅力によるものが大きくなっていますが、精密に考えられ散りばめられた伏線や、ド派手な戦闘シーンなど、いくつもの要因があります。物語に登場するアイテム『悪魔の実』の存在も人気の理由の1つで、食べた者にそれぞれの特殊な能力を与える悪魔の実によって、『ワンピース』だから実現する戦いを見る事が出来るのです。
バーソロミュー・くまのプロフィール
バーソロミュー・くまは、南の海に存在している『ソルベ王国』出身で、2月9日生まれ、『空島 ジャヤヤ編』で初登場した時点での年齢は45歳、『新世界編』では47歳です。身長は689㎝と高身長で、血液型はX型、星座はみずがめ座となっています。初登場する以前から政府の科学者であるDr.ベガパンクに肉体提供を行い、『平和主義者(パシフィスタ)』のPX-0へと改造されており、鋼鉄以上の強度を誇る肉体を手に入れました。
また、口からは黄猿のピカピカの実の能力を元にしたレーザーを放つ事も出来ます。ちなみに、パシフィスタはその後、PX-0であるバーソロミュー・くまをベースに何体もの個体が作られており、ほとんど見分けがつかないほど同じ容姿をしています。見分け方としては、バーソロミュー・くま本人は『常に聖書を持っている』『手袋をしている』『掌に肉球がある』という特徴がありますが、パシフィスタはこれらすべてがありません。
そして、バーソロミュー・くまはサイボーグとしての能力に加えて悪魔の実の能力者でもあり、ニキュニキュの実を食べた『肉球人間』です。能力の詳細は後述で詳しく説明していきますが、穏やかな印象を受ける能力名とは裏腹に、かなりの強さを秘めた能力となっています。
無口な性格
バーソロミュー・くまは非常に無口な性格をしており、必要最小限の事しか発言しません。そのため、アニメ版での初登場シーンでは、原作でのバーソロミュー・くまのセリフがあまりに短かったため、セリフがカットされるほどでした。しかし、そこまで口数が少ないながらも口癖があり、もし相手が的確な発言をし、自分でも納得すると『的を得ている』と静かに呟きます。
そんなバーソロミュー・くまは無口なだけでなく、感情も表に出る事がほとんどありません。しかし、決して感情が無い訳ではなく、『スリラーバーク編』でゾロが仲間達を助けるために自分の命を差し出そうとした際にはキチンと筋を通した行動をとっており、麦わらの一味の抹殺という目的を変えて、全員を生かす事にしていました。その後も麦わらの一味を守るような行動をとる事が度々あったため、人格者である事もうかがえます。
元は王下七武海で革命家だった
バーソロミュー・くまは原作で初登場した時点では、政府によって公認された選ばれし7人の海賊『王下七武海』の1人でした。王下七武海の海賊達は行動を縛られる事を嫌い、基本的にはあまり政府の命令を聞かずに自由に行動している中、バーソロミュー・くまは政府に従順であり、どんな命令でもこなします。しかし、同じ王下七武海であるゲッコー・モリアからは『お前みてェなのが一番不気味だぜ』と称されていました。
そんなバーソロミュー・くまですが、12年前では『革命軍』の1人であり、ルフィの父であるモンキー・D・ドラゴンやサボ、イワンコフと共に活動していました。イワンコフは、バーソロミュー・くまは政府を嫌っているという発言をしているため、彼が政府に従順なのは何かしらの理由があると考えられます。また、バーソロミュー・くまは『暴君』の異名で呼ばれる事がありますが、これは王下七武海に入る前につけられたものです。
王下七武海に入る前、海賊であったバーソロミュー・くまは、残虐の限りを尽くしていたため多くの人々が恐れる存在であったという事です。しかし、サボによると革命軍であった頃のバーソロミュー・くまは優しい性格で笑顔を見せる事もあったという事で、間に何かしらの出来事があったと推測されています。王下七武海となったバーソロミュー・くまは、パシフィスタの実験台となる代わりに何か取引をしたようです。
そんなバーソロミュー・くまは、『シャボンディ諸島編』にて、麦わらの一味を黄猿から逃がすためにメンバー全員を各地へ飛ばしますが、それから数日後にDr.ベガパンクにさらなる改造手術を受けた事で、感情の無い完全なパシフィスタとなってしまいます。完全な人間兵器となったバーソロミュー・くまでしたが、Dr.ベガパンクに頼んでプログラムしていた『サウザンドサニー号の死守』を開始し、2年間守り続けます。
そして2年後に、フランキーがサウザンドサニー号に到着すると去っていきました。その後はマリージョアで奴隷となっており、殴っても刺しても死なない無敵奴隷として天竜人の間でレンタルされています。何故バーソロミュー・くまがこのような行動をとったのか、2020年現在原作ではまだ明かされてはいませんが、ドラゴンはこの理由を知っている事が分かる描写がありました。
また、バーソロミュー・くまは世界政府に加盟している出身国『ソルベ王国』で国王だったという過去があります。しかし、この過去についてもいまだ詳しくは語られていません。無口なバーソロミュー・くまですが、『国王』『革命軍』『王下七武海』『奴隷』と、凄まじい印象を受ける、作中で屈指の経歴を持つキャラクターであると言えます。
バーソロミュー・くまの悪魔の実の能力
ここではバーソロミュー・くまの悪魔の実についてまとめていきます。バーソロミュー・くまが食べた悪魔の実は『ニキュニキュの実』ですが、想像がつきにくい名前のため、気になるところです。また、ニキュニキュの実によるバーソロミュー・くまの技の数々、そしてその強さや威力の詳細も迫力満点な画像と共に紹介していきます。超人(パラミシア)系悪魔の実であるニキュニキュの実とはいったいどんな力を秘めているのでしょうか?
ニキュニキュの実の概要と特徴
ニキュニキュの実は、超人(パラミシア)系悪魔の実の1つで、食べると掌に肉球のある『肉球人間』となります。その能力は、『肉球で触れたあらゆるものを弾き飛ばす』というものです。弾き飛ばす事の出来るものは人や物などの実態のあるものだけでなく、大気や生き物に溜まったダメージなど、目に見えないものも含まれます。また、自分自身を弾く事で目にも止まらぬ超高速移動も可能です。
能力①人や物を遠くまで移動させる
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実は、人間や物にダメージを与えずに遠くに飛ばす事が出来ます。その飛ばす距離は尋常ではなく、島の外どころか世界の裏側まで飛ばす事が出来るのではないかと言われています。戦桃丸は『くまの肉球に飛ばされた者は3日3晩空を飛ぶ』と述べており、飛ばす力の凄まじさが分かります。あまりに勢いよく飛ばす為、傍で見ていた人間には飛ばしたものが消滅したかのように見えるという事です。
バーソロミュー・くまが初めて作中で人間を飛ばしたのは『スリラーバーク編』でペローナと対峙した時で、バーソロミュー・くまの『旅行するならどこへ行きたい?』という質問に対してペローナが『呪われた古城』と答えた後、掌でペローナを撫でたかと思いきや、彼女は姿を消していました。ちなみにバーソロミュー・くまはペローナを同じ七武海であるミホークの根城へと飛ばしており、律儀にきちんと要望を叶えていました。
『シャボンディ諸島編』ではこの能力によって、海軍の大将である黄猿と戦桃丸、パシフィスタによって壊滅状態にさせられていた麦わらの一味を全員世界各地に飛ばして窮地から救っています。ペローナの一件でも分かるように、飛ばす場所は自分の意志で決める事が出来るようで、ルフィを飛ばした場所を、冥王ことシルバーズ・レイリーに伝えていました。この計らいにより、ルフィはレイリーから覇気の修業を受ける事が出来ています。
能力②相手の攻撃を弾き返す
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実は、防御にも特化しています。肉球によってどんなものでもはじく事が出来るため、刀などで切りかかっても斬撃を威力と共に弾き返されてしまい、ダメージがバーソロミュー・くまに通る事はありません。さらに、ゾロなどが使用する事の出来る飛ぶ斬撃も弾く事が出来るほか、火炎放射器などの飛び道具も弾く事が出来るため、受け止められたら無敵と言っても過言では無い能力となっています。
もし、バーソロミュー・くまが掌の肉球で受け止めるよりも早くそれ以外の身体の部位に攻撃を与える事が出来たとしたらその攻撃は通りますが、彼の肉体は鋼鉄よりも固いパシフィスタに改造されているため、結局はほとんどダメージを受けません。『スリラーバーク編』ではゾロの技『獅子歌歌(ししそんそん)』がバーソロミュー・くまの肩にクリーンヒットしたかに見えましたが、大きなダメージはありませんでした。
能力③痛みを弾いて与える
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実の能力は、人間に蓄積したダメージや疲労なども弾く事が出来ます。その能力を初めて作中で見せたのは『スリラーバーク編』で、王下七武海として政府から麦わらの一味全員の抹殺という命令をこなすために現れたバーソロミュー・くまは、ルフィの首をとろうとします。しかし、ゾロが代わりに自分の首を持っていってほしいと懇願した事で、バーソロミュー・くまはとある条件を突き付けます。
それは、満身創痍の状態であるルフィから弾いた痛みと疲労感を全てゾロに受けさせるというものでした。くまはそのダメージのかたまりを小さくちぎってゾロの体内に入れると、ゾロはもがき苦しみ、白目をむいて倒れてしまいます。最終的にゾロはルフィの痛みや疲労感を全て受けきり、麦わらの一味の窮地を救ったのでした。この能力は仲間の回復にも使え、その後すぐに攻撃に転化する事が出来るため、非常に強力です。
バーソロミュー・くまの悪魔の実の技や強さ
バーソロミュー・くまの悪魔の実、ニキュニキュの実の能力についてまとめてきましたが、ここからはその能力を使った技や、その技の強さを紹介していきます!圧倒的な能力の為、ネット上では『チート級』と呼ばれる事の多いニキュニキュの実ですが、バーソロミュー・くまは技を考案する事でさらに強力な攻撃を可能としています。ニキュニキュの実を食べたバーソロミュー・くまならではの技の数々は必見です。
技や強さ①熊の衝撃
バーソロミュー・くまの技①は、『熊の衝撃(ウルススショック)』です。空気中の大気を両手で包み込むように少しずつ圧縮していき、開放する事で大気が元に戻ろうとする時の衝撃を利用した技となっています。この時、大気は凄まじい勢いで元に戻ろうとするため、衝撃は爆弾にも匹敵する強さを誇ります。バーソロミュー・くまはこの技によって、スリラーバーク全体に大きなダメージを与え、リトルオーズJrに膝をつかせていました。
技や強さ②圧力砲
バーソロミュー・くまの技②は、『圧力砲(パッドほう)』です。掌で空気を光速で弾く事で、衝撃波を放つ技となっています。放たれた衝撃波は肉球の形をしていてとても可愛いですが、その見た目とは裏腹にかなりの強さを誇っているだけでなく、圧力砲の直線距離上の生き物や物体を貫通しながら進み、ダメージを与えていくという高性能なものです。そのため、大勢の敵を相手にする時に効果的な技といえるでしょう。
技や強さ③つっぱり圧力砲
バーソロミュー・くまの技③は、『つっぱり圧力砲(パッドほう)』です。先述した圧力砲の上位互換で、さらなる強さを誇ります。相撲で言う四股を踏む事によって身体を地面に固定し、つっぱりの要領で両手で圧力砲を連射するという技となっています。複数の敵に効果的なのはもちろん、1対1での戦いでもこの技を使われた相手はかわす事は困難となります。作中ではゾロとの戦いで使用されました。
バーソロミュー・くまの過去
バーソロミュー・くまの悪魔の実の能力や技、強さについて触れてきましたが、ここからは彼の過去について触れていきます。『革命軍』『王下七武海』など、多くの経歴を持っているバーソロミュー・くまですが、過去については不明な部分も多く、ファン達から多くの推測がされています。画像にあるのはバーソロミュー・くまの少年時代となっていますが、体つきは似ていながらも、かなり雰囲気が変わっている為、気になるところです。
ソルベ王国の国王
バーソロミュー・くまは、ソルベ王国の元国王です。ソルベ王国については原作にて深くは触れられていませんが、南の海(サウスブルー)に存在する国で、世界政府加盟国だという事は明らかになっています。しかし、バーソロミュー・くまは元国王であるにも関わらず、現在は天竜人のレンタル奴隷となり、完全なパシフィスタとなっている為自我は無いとはいっても壮絶な毎日を送っています。
革命軍のリンドバーグはこの事について、『元々加盟国の国王だからこそ、くまさんを見せしめに使ったのさ。神に逆らえばどんな屈強な男もこうなると』と語っていました。この事から、世界政府や天竜人は、国王でさえも逆らえば奴隷に出来るという力の見せしめとしてバーソロミュー・くまを使い、他の国の国王も自分達に逆らう事が出来ないように力を見せつけたという事が分かります。
ジュエリー・ボニーとの関係
ジュエリー・ボニーと言えば麦わらの一味と共にシャボンディ諸島に上陸した『11人の超新星』の1人で、美人でありながらルフィに負けず劣らずの大食いであるというボニー海賊団の船長です。マリンフォード頂上戦争の後、新世界で黒ひげに敗北してからは逃亡生活を送っています。そんなジュエリー・ボニーですが、ネット上では彼女がバーソロミュー・くまの母親なのではないかという考察がされており、大きな話題を呼んでいます。
ソルベ王国の王太后(おうたいごう)に、コニーという人物がおり、原作にも登場しています。王太后とは先代の国王の妻を意味しているので、コニーはバーソロミュー・くまの母親であると考えられます。そして、ネット上ではファン達によって、コニーとジュエリー・ボニーが同一人物なのではないかと考察されているのです。ジュエリー・ボニーがバーソロミュー・くまの母親だと匂わせるシーンはいくつかあります。
まず、マリンフォード頂上戦争にて、完全なパシフィスタとなってしまったバーソロミュー・くまの姿を見たジュエリー・ボニーは『許さねえ、絶対に!』と怒りを露わにした発言をし、涙を流していました。これだけで、2人に何らかの関係性があるという事が分かりますが、ジュエリー・ボニーは年齢を操る能力を持っており、コニーがジュエリー・ボニーの姿になるシーンがあるため、今回の説の可能性をかなり高めています。
バーソロミュー・くまは麦わらの一味の仲間になる?
バーソロミュー・くまについて、過去やジュエリー・ボニーとの関係性などもまとめてきましたが、ここからは『バーソロミュー・くま』が麦わらの一味の仲間になるのではないかというファンによる噂について考察していきます。敵として登場し、ニキュニキュの実の強力な力を持つバーソロミュー・くまが本当に仲間になるのでしょうか?何故そのような噂が広まったのかという理由も含めて紹介していきます。
実は麦わらの一味の仲間?
バーソロミュー・くまが麦わらの一味の仲間になるのではないかと考察されています。確かに、かつて残虐の限りを尽くした事から『暴君』の異名を持ちながらも、何度も麦わらの一味を助け、最終的には完全なパシフィスタとなりながらもサウザンドサニー号を守り通したという行動から、麦わらの一味を仲間のように気にかけている事が分かります。もはや本当の仲間といっても過言では無い行動ですが、真実はどうなのでしょうか?
麦わらの一味との関係を数字で考察
バーソロミュー・くまが麦わらの一味の仲間になるという考察は実はかなり有名で、この噂が広まる事になった要因は、数字の関係性によるものです。麦わらの一味には現在、ルフィ・チョッパー・ロビン・ブルックの4人の悪魔の実の能力者が在籍していますが、それぞれの悪魔の実の名前を数字で表す事が出来ます。
ルフィ『ゴムゴム(5.6.5.6)の実』、チョッパー『ヒトヒト(1.10.1.10)の実』、ロビン『ハナハナ(8.7.8.7)の実』、ブルック『ヨミヨミ(4.3.4.3)の実』となります。1~10の数字で言うと、麦わらの一味の悪魔の実の能力者には2と9の数字だけ足りないのです。『ニキュニキュ(2.9.2.9)の実』の能力者であるバーソロミュー・くまは、この法則にぴったりと当てはまるため、仲間になる可能性を大きくにおわせるものとなっています。
また、バーソロミュー・くまが仲間になるとして、全ての数字を足すと、56+110+87+43+29=325となり、『325(サニー号)』となります。ここまでの伏線がある事からバーソロミュー・くまが仲間になる可能性は非常に高いと考えられますが、原作者である尾田栄一郎はこれまでに分かりやすい伏線を散りばめたうえで、良い意味で期待を裏切ってきた事から、もしかすると他の『2.9』を埋める能力者が現れるのかもしれません。
バーソロミュー・くまは天竜人の奴隷?
バーソロミュー・くまが身体だけでなく脳も改造され、政府の命令に忠実な完全なパシフィスタとなって、現在は天竜人の奴隷となっているという事は先述しましたが、どうしてこのような事になったのでしょうか?ここではバーソロミュー・くまが奴隷となった理由について考察していきます。その理由には、バーソロミュー・くまが国王を務めていたソルベ王国と世界政府の間にあった出来事が関係していると考えられているようです。
天竜人の奴隷となった理由
バーソロミュー・くまが天竜人の奴隷となっている理由ですが、原作では詳しい内容は明らかになっておらず、読者によって様々な考察がされています。ドラゴンは理由を知っているようですが、何も語ってはいませんでした。バーソロミュー・くまはソルベ王国国王だった過去がありますが、この時にソルベ王国と世界政府に何らかの問題が発生したと考えられます。
ソルベ王国は世界政府加盟国であったため、政府と深い関係にありましたが、ある時に母親であるコニーが人質に取られてしまいます。この時にバーソロミュー・くまは母親を助けるために、政府に自分の身体をパシフィスタの実験台として捧げたのではないかと考えている読者が多くいます。また、ジュエリー・ボニーも政府に捕らえられている事があったという事が赤犬によって明らかになりました。
世界政府との対立
ソルベ王国と世界政府は、とある事が原因で対立したと考えられています。世界政府加盟国は、政府に『天上金』を納め、その代わりに国の秩序を守ってもらっていました。しかし、天上金は非常に高額な為、世界政府加盟国の国民はみな貧しい生活を強いられていたようです。しかし、天上金を払わなければ悪人がはびこる無法地帯となってしまい、もはや国とは呼べるものでは無くなってしまいます。
どちらにしろ国民は苦しい生活からは抜け出せないという現状から、国王であるバーソロミュー・くまが政府と対立したのではないかと考えられます。その事で母親を捕えられてしまった事から、バーソロミュー・くまは母親を取り戻すために政府に対して残虐な行動に出た結果『暴君』の異名が付けられたのではないでしょうか。サボの発言から、バーソロミュー・くまの性格は優しいという事が分かるので、彼らしい行動と言えるでしょう。
政府に乗り込んだバーソロミュー・くまは、ニキュニキュの実の能力によって母親を助けだしたと考えられますが、その後に『母親には手を出さない』『天上金を減らしてほしい』などを条件に、身体を政府に差し出し、従順な犬とまで言われる王下七武海となったという事です。
新世界にて、ボニーは赤犬によって捕らえられましたが、この時に赤犬は『お前が政府から逃げたと聞いた時ァ、ヒヤッとしたがのう』『だが、もう全て終わった』と発言しています。この後者のセリフは、バーソロミュー・くまを完全なパシフィスタへと改造し終えた事を表していると考えられます。以上の事から、バーソロミュー・くまが世界政府と対立していたという可能性は高いと考えているファンが多くなっています。
バーソロミュー・くまに関する感想や評価
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実の能力で俺の身体から疲労と痛み弾き出して欲しい
— ポンスポン (@ponsupon2) November 24, 2019
出てきたダメージはめんどくさいクレーマーへ渡って欲しい
バーソロミュー・くまの悪魔の実の能力であるニキュニキュの実は、どんなものでも弾く事が出来ますが、仕事で疲れた人々が疲れを弾いてほしいとツイートしています。バーソロミュー・くまは人気キャラですが、このニキュニキュの実という現実にもぜひ欲しい能力も、彼の人気に火をつけている大きな理由の1つです。さらにこのツイートをした方は、自分から出てきたダメージをクレーマーへという面白い発言もしていました。
ルフィがゴムゴム(5と6)
— おなかすいた (@harahettayoooo) February 20, 2020
チョッパーがヒトヒト(1と10)
ロビンがハナハナ(8と7)
ブルックがヨミヨミ(4と3)
だから、余った2と9の
ニキュニキュの実の
バーソロミュー・くまが仲間になる。
みたいなのを大学生の時に見た。
今最新刊まで読んだけどなってない。
バーソロミュー・くまが仲間になるという噂は、彼がニキュニキュの実の能力を披露した時から広まっており、2020年現在はそれから10年以上経っていますが、いまだ仲間になっていないため真相は明らかになっていません。
これだけ長い間噂になっていると非常に多くの読者に広まる事になり、ワンピースファンの間ではもはや知らない人がいないほどの有名な話となっています。バーソロミュー・くまが仲間になるという考察は一体どのような完結を迎えるのでしょうか。
バーソロミュー・くま
— まあ@休憩中 (@yue_0207) May 6, 2019
好きだったなー
この辺から敵の強さにとりあえず笑うしかなくなってくるよなー
バーソロミュー・くまは、悪魔の実の能力であるニキュニキュの実の技の数々を駆使したその強さだけでなく、様々な経歴を持っている魅力溢れるキャラのため、好きだというファンは多くいます。初登場時はそのあまりの強さから、ルフィ達が負けてしまうのではないかというドキドキ感を与え、物語の盛り上がりに大きく貢献しました。圧倒的な強さを持っていますが実は優しいというバーソロミュー・くまの人気は衰えを知りません。
バーソロミュー・くま七武海で革命軍で元国王で奴隷って属性盛りすぎてておもろい
— タイーセ (@ImTaiise) October 21, 2018
バーソロミュー・くまは、『国王』『革命軍』『七武海』『奴隷』という異色の経歴を持っている事が魅力の1つですが、属性を盛り過ぎていて面白いというファンの感想があります。バーソロミュー・くまの強さの秘密はニキュニキュの実の能力だけでなく、過酷な過去があるからこそ得たものだと考えるファンは少なくありません。また、その強さを仲間のために役立てる彼の男意気も人気の大きな理由と言えるでしょう。
俺のフィギュア自慢! ONE PIECE バーソロミュー・くま ボクはくま くま くま~♪ 重厚感がたまらんですわ。やはりかっこいい。 pic.twitter.com/hJjzYrTygv
— シュセンドのぞむ (@poirot1106) August 21, 2013
人気キャラであるバーソロミュー・くまはフィギュアも作られています。バーソロミュー・くまは巨大な身体をしているため、フィギュアも他のキャラと比べて大きなものとなっており、重厚感があってかっこいいものとなっています。その強さが伝わってくる大きなバーソロミュー・くまフィギュアは、ファンには是非おススメです。
バーソロミュー・くまの能力や技まとめ
『ワンピース』に登場するバーソロミュー・くまが食べた悪魔の実『ニキュニキュの実』の能力や技、その強さについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?元国王で王下七武海という驚くべき経歴を持っていたバーソロミュー・くまですが、過去には様々な辛い出来事があったという事が分かります。これから麦わらの一味の仲間になるのかどうかも含めて、彼のこれからの活躍にファンは期待しています。