【ワンピース】ゲッコー・モリアの全盛期や強さとは?カイドウと互角?懸賞金も考察

『ワンピース』の頂上戦争編で、ゲッコー・モリアはドフラミンゴにとどめを刺されそうになった瞬間で姿を消していました。ところがワノ国編で生存が確認され、黒ひげに攫われたアブサロムを助けるために「ハチノス」を襲撃していたのです。仲間想いなモリアは黒ひげに対して怒りを露わにしていますが、懸賞金22億の黒ひげに対してモリアの懸賞金は3億。力の差は歴然でした。しかし全盛期(若い頃)のゲッコー・モリアはカイドウと互角に渡り合ったと言われています。そこで彼の懸賞金を考察しつつその全盛期の強さをまとめてみました。

【ワンピース】ゲッコー・モリアの全盛期や強さとは?カイドウと互角?懸賞金も考察のイメージ

目次

  1. ゲッコー・モリアとは?
  2. ゲッコー・モリアの全盛期や強さ
  3. ゲッコー・モリアの強さはカイドウと互角?懸賞金は?
  4. ゲッコー・モリアの若い頃や今後
  5. ゲッコー・モリアに関する感想や評価
  6. ゲッコー・モリアの全盛期や強さまとめ

ゲッコー・モリアとは?

ゲッコー・モリアは『ワンピース』のスリラーバーク編で初登場を果たしたキャラクターです。王下七武海の1人としての強さを見せつけたモリアですが、全盛期の頃にカイドウと戦っていました。しかしその戦いで敗北してからはその時の強さとはかなり異なる人物となっています。ここでは『ワンピース』の作品情報を交えつつ、ゲッコー・モリアの概要を見ていきましょう。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

『ワンピース』は1997年から週刊少年ジャンプにて連載中の海賊冒険ファンタジー作品です。主人公モンキー・D・ルフィが「海賊王になる」という夢のために仲間たちとの友情を築きながらさまざまな強敵と戦い、その中で描かれる感動エピソードが、少年漫画の王道を行く物語として人気を博しました。2020年5月現在時点で単行本が96巻まで刊行されており、週刊少年ジャンプの看板作品となっています。

ワンピースのあらすじ

ゲッコー・モリアは『ワンピース』のスリラーバーク編で登場しています。物語は麦わらの一味が魚人島を目指していた時、「魔の三角地帯」に突如現れた巨大船「スリラーバーク」に一味が上陸したところから始まります。

船に上陸したルフィ達は早速、船の中を探索するのですが、その時に船の主であるゲッコー・モリアが登場しました。その後、ルフィ達は彼の能力によって影を奪い取られ、さらにナミも誘拐されてしまいます。そこでルフィ達はナミと自分達の影を取り返すために奔走していくのでした。

ゲッコー・モリアのプロフィール

『ワンピース』に登場するゲッコー・モリアは元王下七武海の1人です。世界最大の海賊船「スリラーバーク」を率いている人物で、「魔の三角地帯」を拠点としています。懸賞金は3億2000万ベリー。長い首と尖った耳、そして異様な体型をしているのが特徴的です。

好戦的で冷酷、そしてプライドが高い性格をしており、その凶悪性から多くの部下や海賊達から畏怖される存在でした。しかしその一方で直接アブサロムの救援に向かうなど部下想いな一面を持ち合わせており、ペローナやホグバックなど側近を務める部下達からは深い信頼を寄せています。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ゲッコー・モリアの全盛期や強さ

ゲッコー・モリアは王下七武海の1人にして最大の海賊船「スリラーバーク」を率いている人物であることが分かりました。どうやら能力の欠点を補うために最大の海賊船に乗っているようです。そしてその能力を持つに至った理由には彼の全盛期が関係しています。ここでは、ゲッコー・モリアの全盛期と強さを具体的に見ていきましょう。

ゲッコー・モリアの全盛期は?

現在、ゲッコー・モリアの年齢は50歳です。本人曰く「若い頃は自力の過信と野心に満ちていた」とのことでした。『ワンピース』のファンブックによれば、全盛期(若い頃)のゲッコー・モリアはルフィと同じように「ゲッコー海賊団」の仲間と共に「海賊王」を夢見て冒険をしていたようです。

しかし、モリアは新世界の強敵を次々と撃破していったものの、ワノ国鈴後で百獣海賊団を率いている四皇カイドウと交戦し敗北を期してしまいました。以来、新世界の航海で名を馳せた有能な部下を全て失ってしまったことで落ち武者系キャラクターへと転落してしまいます。カイドウに敗れた経験によって、すぐに死んでいっても代えのきくゾンビの部下を求めるようになりました。

そしてゲッコー・モリアは実力者の影の入手と、強力な死体の入手に力を入れるようになりました。また、戦闘スタイルも「他力本願」になったことで若い頃の姿とは打って変わり、歳を取ると共に動きずらい肥満体質の体になっていったようです。そのような姿勢が全盛期(若い頃)の実力を失わせてしまい、その結果ルフィに敗北してしまいます。

ゲッコー・モリアの強さ

塩水が弱点?

若い頃のゲッコー・モリアはゾンビではなく、また体も肥満体質ではありませんでした。カイドウに負けて超人系悪魔の実「カゲカゲの実」を食べたことでゾンビになっています。カゲカゲの実の能力は影と自身の位置を入れ替えるというもので、自らの影を実体化させたり他人の影を奪いとることができるなど多彩な使い方ができます。確かにこの能力はかなりの強さを持っているのですが、弱点も存在していました。

その弱点というのが「塩水」です。ゾンビが塩水を浴びてしまうと、影が出てしまい解除されるのです。さらに自身もルフィのようカナヅチであるため、海に沈むと能力が使えずそのまま死んでしまいます。だからこそ、ゲッコー・モリアは陸で戦えるような船を選びました。

島の中でしか強くない?

塩水を弱点としているゲッコー・モリアは、もはや船ではなく島での戦いを得意としています。また、彼は海上船の旅をして島に乗り込むのに弱いです。実際に頂上戦争の際は海水を浴びせられたことによってゾンビが解除されていました。

おそらく、今黒ひげが拠点としている海賊島「ハチノス」では海水を浴びせられれば一巻の終わりと言えるでしょう。また、もしモリアが強いゾンビを作り出したとしても、モリア本人が太陽の光を浴びればゾンビは解除されてしまいます。極めて不安定という特徴がモリアの能力と言えるのではないでしょうか?

能力が覚醒すると?

ネット上ではゲッコー・モリアが使う「カゲカゲの実」の能力が覚醒し、頂上戦争でドフラミンゴのトドメの一撃を逃れたという説が囁かれていました。しかし、今のところスリラーバーク海賊団幹部のアブサロムが使う「スケスケの実」の能力で助けられたというのが最も有力な説です。

この説に従うならば、モリアの悪魔の実は覚醒していないことになります。そして能力がもし覚醒していたとしても、昔は高いと思われていた3億というモリアの懸賞金も今では懸賞金が40億のカイドウや20億のティーチなどと比べるとかなり低く、強者たちに勝てそうにありません。

オーズの死体を持っている

ゲッコー・モリアの強さは能力だけでなく、オーズの死体を持っているということからも分かります。オーズというのは巨人族をはるかに上回る巨体を持ち、500年前に制圧した国を島もろとも持ち去ったという逸話を持っている伝説の狂戦士です。

モリアはスリラーバーク編でオーズを使っており、ルフィの影をオーズに入れて大暴れしていました。また、彼はオーズの死体を使うことによって腕が伸縮する自由な体を手にしています。影の入れ物であるゾンビとしてはこれ以上にない強力な武器と言えるでしょう。

シャドーズアスガルド

ゲッコー・モリアの技「シャドーズアスガルド(影の集合地)」は、島中にある影を自分に取り込むことによって、影が持つ戦闘能力を加えることができます。作中では1000体もの影を取り込んで、一撃でスリラーバークを真っ二つにできるほどの力を手に入れます。しかし超強力な技ではあるのですが、影を取り込み過ぎたことによる暴走に加え、意識が薄れるという欠点を持っており、完全な制御が難しい技でもあります。

全盛期とは違って他力本願という姿勢を貫いているモリアにとっては、かなり疲れる技であるため危機に陥った時にしか使えません。そしてこの技を使ってルフィと戦いますが最終的に敗北してしまいます。せっかく集めた影も敗北後に影の主の元へ戻ってしまっていたため、諸刃の剣のような技となっていました。

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ゲッコー・モリアの強さはカイドウと互角?懸賞金は?

ゲッコー・モリアに関する感想を見ると、「カイドウと互角に渡り合った」ということが彼の魅力に繋がっているのが分かります。ちなみにカイドウは『ワンピース』957話にて懸賞金が46億1110万ベリーということが判明しています。作中トップクラスの懸賞金額となっているのですが、対するモリアの懸賞金額はいくらなのでしょうか?ここでは、モリアとカイドウの戦いの結果とモリアの懸賞金額を紹介します。

ゲッコー・モリアの強さはカイドウと互角?

ゲッコー・モリアの強さを顕著に表しているのが「カイドウと互角の実力」ということでしょう。全盛期のモリアはカイドウと互角の実力を持っていたと言われています。

ゲッコー・モリアの懸賞金

ゲッコー・モリアはカイドウに敗北した後に王下七武海に加入したと考えられています。その直前(七武海加入前)の懸賞金は3億2000万ベリーとなっていますが、現在の懸賞金は分かっていません。

全盛期はカイドウと渡り合えたと言われるほどの実力者であるため、この懸賞金は少ないと言えそうですが、カイドウとの戦いで世界に名を馳せたという有能な部下達全てを失った後だったためにこの懸賞金になったのかもしれません。現在はドフラミンゴに「七武海には力不足」と言われてしまっています。

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ゲッコー・モリアの若い頃や今後

ゲッコー・モリアの若い頃は痩せていた?

『ワンピース』0巻には、若い頃のゲッコー・モリアの姿が描かれていますが、その姿を見る限りかなり痩せていたことが分かります。やはり若い頃とは違って他力本願を貫いた結果、肥満体質になったと言えるでしょう。

若い頃はルフィのように海賊王を目指して前線に立っていたとお伝えしましたが、カイドウと互角の勝負を繰り広げたのには「カイドウが悪魔の実で龍になる前だった」と考えれば合点がいきます。若い頃のモリアとカイドウは、バキーとシャンクスのような関係だったのかもしれません。

ゲッコー・モリアのかつての仲間は?

若い頃のモリアはカイドウとの勝負に敗北し仲間を全て失っていますが、その仲間たちはどうなってしまったのでしょうか?モリアはアブサロムを救出するために黒ひげの海賊島「ハチノス」に乗り込むなど仲間想いな一面を持ち合わせていました。

仲間をこれ以上失わないためにゾンビ兵を使って戦うような戦闘スタイルになったと考えられるのですが、失った仲間を見つけ出してゾンビとして復活させようと目論んでいるとも考えられるのではないでしょうか?

ゲッコー・モリアはワノ国編で登場する?

ゲッコー・モリアはマリンフォード頂上決戦に登場していますが、ドフラミンゴにとどめを刺される瞬間に姿を消していました。これについて『ワンピース』のSBSでアブサロムの「スケスケの実」の能力によって救われたと紹介されています。そしてその後、モリアはワノ国編の中盤に新世界で登場しています。

ティーチが攫ったアブサロムを救うため、単身でティーチのところへやってきたのでした。ただその頃、既にアブサロムは死体になっているとカタリーナデボンに言われ、さらにスケスケの実の能力も雨のシリュウに奪われてしまったようです。その後、モリアは黒ひげに「パーティーは好きか?」と言われスカウトされていました。

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ゲッコー・モリアに関する感想や評価

こちらの感想では、全盛期のモリアがカイドウと互角に渡り合ったということについて述べられています。ビッグマムにダメージを与えたジンベエやハンコックと、同じレベルでモリアの強さに触れられていることから、かなり期待されているキャラクターであることがうかがえます。

こちらの感想ではゲッコー・モリアの好きな所が上げられています。やはり全盛期にカイドウと互角に渡り合ったほどの強さがあがっていました。またメンタルの強さや仲間想いな一面もあげられているのですが、これを見る限り悪役というイメージを持ちません。今後どのような活躍を見せてくれるのか?楽しみにしておきましょう。

こちらの感想では全盛期のゲッコー・モリアが最高と言われています。先にも触れましたが、モリアはルフィを見て「全盛期は自力の過信と野心に満ちていた」と語っているため、今後彼の姿勢にどのような変化があるのか、注目する価値はありそうです。

ゲッコー・モリアの全盛期や強さまとめ

ゲッコー・モリアの全盛期と強さについて、懸賞金を交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか?今では他力本願をモットーにした落ち武者キャラクターとなっているのですが、全盛期は本人曰く「自力の過信と野心に満ちていた」とのことでした。その強さは四皇カイドウと互角の勝負を繰り広げていたと言われるほど。

なぜカイドウと互角に渡り合えたのか分かっていませんが、全盛期のモリアはかなり強かったと言えるでしょう。現在、モリアは頂上決戦以来の登場となるワノ国編で黒ひげと対峙しています。意外にもアブサロムを助けるために黒ひげの拠点に乗り込む仲間想いな一面を持っているため、今後ルフィと共通の敵を持ったキャラクターとして活躍していくのでしょうか?これからもゲッコー・モリアの動向に注目しておきましょう。

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