2020年05月14日公開
2020年05月14日更新
【ワンピース】バスターコールとは何?ロビンの故郷・オハラの悲劇も紹介
ワンピースのバスターコールとは一体何なのか、ニコ・ロビンの故郷でもあるオハラの悲劇についてもまとめて紹介します。ワンピースの主要キャラクターの一人でもあるロビンは、バスターコールによるつらい過去を背負う人物でした。海軍の中将たちによって仕掛けられるという恐ろしい攻撃は、どのようなものなのか知れば物語への理解もさらに深まります。Twitterでの感想なども併せてまとめています。
バスターコールが登場するワンピースとは?
人気アニメのワンピースに登場するバスターコールとは、一体何なのかご存じでしょうか?今回はバスターコールとは何のことなのかという基本的な情報から、海軍中将たちのバスターコールによって消滅することとなってしまったオハラの悲劇についても併せて紹介します。
ワンピースの概要
バスターコールについてを紹介する前に、まずはワンピースという作品についてを簡単に紹介します。ワンピースは1997年から2020年現在まで、週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生が連載を続けている少年漫画です。正式名称は「ONE PIECE」で、「ワンピ」という略称で親しまれています。2020年4月までにコミックスは96巻が発売されており、数あるジャンプの歴代作品の中でも長期連載されている作品のひとつです。
ワンピースのあらすじ
ワンピースはこの世の全てを手に入れたとされる海賊王のゴールド・ロジャーが、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を遺したとされる大海賊時代に、海賊王を目指して航海に出たモンキー・D・ルフィが、仲間たちと共にワンピースを探して冒険の旅に出る物語です。悪魔の実と呼ばれる特殊な能力を得ることのできる果実が存在する世界で、ゴムゴムの実の能力者となったルフィが様々な敵と戦うバトル作品です。
バスターコールとは何?
大人気作品のワンピースですが、作中には「バスターコール」という単語が登場します。続いてはバスターコールとは一体何なのか、その詳細についてをまとめていきます。ワンピースの中には様々な専門用語が登場しますが、それらの意味がわかっているかどうかによって、物語への理解度にも違いが出てくるものです。ワンピースの主要キャラクターにも関連してくる単語なので、ぜひ覚えておくことをおすすめします。
バスターコールは海軍の中将5名と軍艦10隻による一斉砲撃
ワンピースに登場するバスターコールとは、一斉砲撃を意味する言葉です。これは海軍の中将5名と軍艦10隻による砲撃で、その指示を出すための権限が与えられているのは、海軍本部の大将以上の地位を持つ人物でなければなりません。簡単に指示することはできないバスターコールですが、その威力はとてつもないもので、海軍のバスターコールによって一斉砲撃を受けた島は滅びてしまうほどのものでした。
ゴールデン電伝虫とシルバー電伝虫について
バスターコールの指示を出すためには、ゴールデン電伝虫とシルバー電伝虫を介しての発令が必要となります。電伝虫(でんでんむし)とは、その名の通りカタツムリの形をした生き物で、ワンピースの世界においては電話機のような役割を果たしている生物です。必要な部品を取り付ければ電話だけでなくファックスとしても使用することが可能で、逆に部品を外してしまえば野性に戻すことも可能なのが電伝虫です。
擬態をしたり弱点も持つ電伝虫
電伝虫は擬態能力も持っているため、通話をしている最中に人の姿を真似することもあります。通話をしている人物の表情を真似することもありますが、どのような姿を取るかは電伝虫の気分次第です。生き物なので暑さや寒さなどが極端な場所では使用することができません。電伝虫には様々な種類が存在していますが、バスターコールを発令する際に使用するのはゴールデン電伝虫とシルバー電伝虫です。
バスターコールを発令する際には、まずゴールデン電伝虫にあるスイッチを押す必要があります。ゴールデン電伝虫は海軍本部の大将以上の許可が無ければ所持することができない貴重な種類で、金色の身体をしています。スイッチが押されるとその信号をシルバー電伝虫が受信して、バスターコールが発令されることとなります。シルバー電伝虫は白い髭を生やした姿が特徴的な電伝虫です。
バスターコールにより消滅したオハラの悲劇
海軍の中将5名と軍艦10隻による恐ろしい砲撃であることがわかったバスターコールですが、それに伴うオハラの悲劇もワンピースの中では有名な出来事です。続いてはオハラの悲劇とは何なのかを、順番に紹介します。オハラという場所が海軍の中将たちによって攻撃されることとなった理由や、どんな悲劇が起こってしまったのか、その詳細を知ればニコ・ロビンというキャラクターにもさらに愛着が湧くかもしれません。
オハラはロビンの故郷
悲劇に見舞われることとなったオハラという場所は、ワンピースの新世界編より22年前には実際に存在していた西の海にある島の名前でした。このオハラはニコ・ロビンの故郷でもある島で、ロビン自身は8歳までこのオハラという島で生活をしていました。オハラには「全知の樹」という名の大樹が生えており、ここには世界中からあらゆる文献が集められていたのです。世界最大であり最古の知識が集う図書館も存在していました。
ニコ・ロビンとは
ニコ・ロビンはワンピースに登場する、麦わらの一味の一人です。元はオハラの考古学者であり、初登場時には7900万ベリーの懸賞金が懸けられていました。ハナハナの実の能力者で、バロックワークスの副社長を務めていたことから、当初はルフィたちとは敵対関係にありました。
オハラはバスターコールにより消滅した?
オハラでは歴史の本文(ポーネグリフ)の解読に関する研究が、密かに行われていました。ポーネグリフの解読は世界政府から禁じられていましたが、世界中から集まった考古学者たちがオハラでの研究を進めていたのです。考古学の権威クローバー博士は、研究によってとある歴史を知ることとなります。それが世界政府にとって脅威的な情報であることから、クローバー博士はその事実を知った五老星によって排除の対象になりました。
排除の対象になったのはクローバー博士だけでなく、五老星はそこに集まって研究をしていた考古学者たちもろとも、オハラという島をバスターコールによって消すことを指示します。これによって、オハラは地図の上から消えてなくなってしまったのです。
バスターコールに関する感想や評価
重い過去を背負うキャラクターも多いワンピースという作品ですが、オハラの悲劇を生み出すこととなったバスターコールについて、ワンピースのファンはどのような受け止め方をしているのかも気になる部分ではないでしょうか?続いてはバスターコールに関するTwitter上での感想や評価についても少しだけまとめていきます。
オハラのバスターコールめちゃくちゃ許せない 泣いた 無理です
— ゼラチン (@9_stiell) March 12, 2020
あまりにも非情な指示であったために、怒りや悲しみを強く感じたファンの声も多くありました。やむを得ない事情でもなければ、不都合な情報を隠蔽するためという理由が、余計にファンの間でそういった感情を強めることとなったのかもしれません。
YouTube見てたらロビンの過去が一番しょぼいみたいなコメントあったけどそいつ絶対ワンピース見てないだろww
— たっちー⭐️ (@Youkoso_kei) December 10, 2018
正直一味で一番辛い過去なのロビンだろ。故郷はバスターコールで消えて、オハラ出身ってだけで8歳にして懸賞金7900万かけられてwww
もうちょいしっかり見てからコメント書いてほしい。 pic.twitter.com/XHqdzNSXPZ
キャラクターによってそれぞれ違ったつらい過去を背負っているワンピースですが、バスターコールによって故郷を滅ぼされてしまったロビンが一番つらいと感じた人も多かったようです。普段はクールでミステリアスなキャラクターなので、その過去が余計に重たく感じられた人もいたのかもしれません。
ロビンはオハラのバスターコールを受けた悲劇から
— ☪︎ *.あめねこ🌙.*·̩͙🐈❁⃘*.゚ (@ame2ko) April 12, 2020
サウロの手を借りて逃げ延びるのです。 pic.twitter.com/X9qpwMiciU
ファンに衝撃を与えたオハラの悲劇ですが、幼いロビンを逃がすために奮闘していたのが、元海軍本部中将のハグワール・D・サウロでした。命がけでロビンを逃がしてくれた彼の言動に胸を打たれた人も多かったのではないでしょうか?
バスターコールについてまとめ
ワンピースのバスターコールについて、どういった内容のものなのか、オハラの悲劇とは何なのかといった情報をまとめて紹介しました。これまでキャラクターの過去や背景にはあまり興味を持てなかったという人も、改めてワンピースという作品に登場するキャラクター達についてを、掘り下げてみたくなったのではないでしょうか?キャラクターの持つ人間臭さも、ワンピースという作品の大きな魅力のひとつです。
ルフィたち海賊側だけではなく、敵として登場する海軍にも魅力的なキャラクターや物語が多数描かれています。この機会にワンピースの世界で起こったあらゆる出来事を整理してみたり、あまりよく知らなかった単語などを調べて、知識を深めてみるのも良いのではないでしょうか?