【ワンピース】魚人族一覧！なぜ人魚族とともに差別されている？最強ランキングも紹介

魚人族について紹介する前に、魚人族が活躍している『ワンピース』についても簡単に紹介しておきます。

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生が連載している海賊を題材とした少年漫画です。2020年5月現在も連載中で週刊少年ジャンプでは『こち亀』の次に長い連載期間を誇っています。少年漫画らしい王道のテーマとそのテーマを支える壮大で精巧な世界観、物語の中に散りばめられた伏線が様々な考察を呼び高い人気を獲得しています。

海外でも高い人気を獲得しており、42の国と地域で翻訳版が発売。国内の出版記録と合わせて2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にも認定されています。メディアミックス展開も盛んに行われ、アニメ、劇場版映画、ゲーム、小説、スーパー歌舞伎と様々な媒体に題材として扱われそれぞれの媒体別でも高い評価を受けています。

海賊王を目指すルフィは故郷のフーシャ村を飛び出して冒険を開始、各地で騒動を起しながらも仲間を集め麦わらの一味を結成します。東の海（イーストブルー）、偉大なる航路（グランドライン）と進み各地を冒険する中で名を上げていくルフィと麦わらの一味、そんな冒険の中で様々な種族と出会う事になりますが、その中の1つとして登場するのが今回紹介する魚人族です。

ワンピースの世界において人種に数えられながらも魚の特徴を持っているのが魚人族です。正確には上半身に魚の特徴を持つ魚人族と下半身に魚の特徴を持つ人魚族がいます。一言に魚といっても各人が持つ魚の特徴は千差万別であり、必ずしも魚ではなく様々な水棲生物の特徴を持つ魚人族が登場しています。また遺伝的に先祖返りを起こしやすい種族とされ親兄弟とも異なる魚の特徴が出る事も珍しくない種族です。

魚の特徴を持っていても流れる血は人間と同じである為に輸血も可能である他人間との交配も可能で「半魚人」「半人魚」となる一方で、魚人と人魚が交配した場合には必ずどちらかの特徴に寄るようになっています。また魚人族と人魚族では文化も多少異なりがあり、魚人族は一般の魚を支配しようとする傾向が強いのに対し、人魚族は友人として接する傾向が強く会話が可能であったりと違いもあります。

ワンピースの世界において最も有名だと考えられる魚人族が海峡のジンベエです。魚人族で史上初めて王下七武海に加盟した人物であり、ジンベエザメの魚人です。魚人でありながら人魚の特徴である魚（サメ類）との会話が可能である他、海峡と異名にもなっているように強い義侠心を持ち合わせています。その為、海賊という立場にありながら魚人島民からも「親分」と呼ばれて慕われています。

元々はネプチューン軍で兵士をしており、フィッシャー・タイガーがタイヨウの海賊団を結成したのに合わせてこれに呼応する形で参加しタイヨウの海賊団No2になります。フィッシャー・タイガーの没後は2代目船長としてこれを率いますが、方針の違いからアーロン一味やマクロ一味の離脱を引き起こす事になってしまいました。

常に自身の事よりも魚人族・人魚族の事を優先する考え方をしており、王下七武海への加盟も魚人族が政府に少しでも近づく為、王下七武海脱退後も魚人島を守るべくビッグマムの傘下に加わるなど常に魚人族・人魚族の事を考えて行動していました。ホールケーキアイランド編の中で副船長のアラディンやその他のタイヨウの海賊団の船員に送り出される形で、初めて自らの思いの為に行動し麦わらの一味に加入しています。

ワンピース作中において初めて魚人族が登場したのがナミの故郷であるココヤシ村編です。その時登場したの魚人族の筆頭がノコギリザメの魚人であるアーロンです。過去の経験から徹底した種族至上主義者であり、同じ魚人族の事は同胞と呼んで大切にする一方、人間の事は「下等種族」と呼んで殺す事も厭わない残忍な性格をしています。

元々は魚人島周辺で一味を率いて活動していましたが、フィッシャー・タイガーがタイヨウの海賊団を結成するとこれに合流、しかしジンベエ船長を引き継ぎ、七武海に加入した事で「人間の犬になった」として独立し東の海（イーストブルー）に進出しました。ナミに暗い影を背負わせた張本人であり、ルフィに倒された最初の魚人族でもあります。また同時にホーディら若い世代に「人間は悪」という印象を決定付けた魚人でもあります。

アーロン一味幹部として登場し、その後アーロン一味の中で唯一再登場を果たしているのがタコの魚人のハチことはっちゃんです。本名ははっちゃんですが一味内ではハチと呼ばれています。タコの特徴として手を六本持っており、その六本の手を使った剣術を得意としています。アーロンパークでの戦いではゾロと戦い有利に戦いを進めますが最後には敗れてしまいました。

海軍に捕縛されますが脱走に成功し、ケイミーらと出会ってシャボンディ諸島にてたこ焼き屋を開業します。ルフィらがシャボンディ諸島に辿り着いた際に再会し強力的な関係を築いています。人間嫌いの多いアーロン一味において幼少期にレイリーと出会い交友を持っていた事からハチだけはそこまで人間に対して悪い印象を持っておらず、タイヨウの海賊団時代には一時的に乗船したコアラの面倒を見たりしています。

シャボンディ諸島にてはっちゃんと麦わらの一味の再会を結びつける事になったのがキッシンググーラミーの人魚族であるケイミーです。デザイナー志望ですがはっちゃんとの出会いからたこ焼き屋の店員を務めています。非常に騙されやすく天然な性格である故にワンピース作中でも様々な災難にあっていますが本人はあまり気にしていません。

元々は魚人島の出身であり、2年後にはサウザンドサニー号の防衛で負傷したはっちゃんの看病の為魚人島に帰還しており、魚人島を訪れたルフィ達と再会し魚人島を案内しています。

魚人島を統治するリュウグウ王国の王女で巨魚ビッグキスの人魚なのがしらほしです。魚人島編のヒロインでもあり、数百年に1度生まれると言われる「海王類と会話が出来る人魚」でもあります。バンダー・デッケン九世の執拗な求婚から身を守るべく長らく軟禁生活を強いられている中、偶然ルフィと出会う事になりました。

元々は上記の「海王類と会話ができる力」は無意識の物で意識的に使えるものではありませんでしたが、魚人島編でその能力を覚醒させ自在に会話が出来るようになりました。世界会議編にて再登場し、ルフィに助けられたという共通点を持つビビやレベッカと出会い意気投合しています。

ワンピース本編時点では既に故人ながら、多くの人物に多大なる影響を与えているのがタイの魚人のフィッシャー・タイガーです。魚人街出身で当時からかなりの腕っぷしを誇り、その後は冒険家として世界中を旅する生活を送っていました。しかしある時人間に囚われた事で天竜人の奴隷とされてしまいます。この事がフィッシャー・タイガー自身、そして多くの魚人に影響を与える事になります。

数年間聖地マリージョアで奴隷生活を過ごしたフィッシャー・タイガーはなんとか脱出を果たしネプチューン王に事のあらましを伝えた後、聖地マリージョアに単身舞い戻り「聖地マリージョア襲撃事件」と呼ばれる奴隷解放を行います。この事件をきっかけに追われる身となったフィッシャー・タイガーは自身を慕ってくれる者、奴隷から開放された魚人族らと共にタイヨウの海賊団を結成しました。

タイヨウの海賊団を率いて奴隷の解放の為に各地を回りますが、追ってくる者を返り討ちにはしても必要以上の報復はしないという方針を持ち、当時はジンベエやアーロンからも不審がられていました。関係ない未来の魚人にまで影響を与えないようにと広い展望を持つフィッシャー・タイガーでしたが、最後には自身も人間の血を輸血する事を拒否して亡くなってしまいました。

フィッシャー・タイガーやゴールド・ロジャーが生きた時代から長きに渡ってリュウグウ王国の王座にあり魚人島を統治しているのがネプチューンです。国の法律を堂々と破ったジンベエさえも「古い法律に意味はない」として咎めずに送り出すなど国王でありながら非常に柔軟な思考の持ち主です。

魚人島編にてルフィらと対決した新魚人海賊団の船長がホーディ・ジョーンズです。ジンベエやアーロンからみて一世代下の魚人でその背中を見て育ち、特にアーロンに強い憧れを抱いた事からアーロン以上の人間嫌いです。加えて極度の凶暴な性格から人間に復讐を果たす為であれば、仲間の命や自身の命さえも平気で差し出してしまうような狂気を孕んだ性格をしています。

その思想に共鳴する魚人族、さらには奴隷とした人間達を使って様々な計画を実行しており、過去にはオトヒメの署名箱を燃やさせ、オトヒメ暗殺を実行する、玉手箱からE・Sを盗み出すなどを完遂している他、ちょうど新世界編の年に開催される事になっており、後にワンピース本編でも描かれた世界会議への襲撃も計画していました。

ワンピース本編において魚人族の登場と共に存在が言及されていた人魚族ですが、魚人族が初登場したアーロン一味以降も各海賊団などに所属する形で登場していたのに対し人魚族は登場していませんでした。そんな人魚族として今回の一覧の中でもワンピース本編に初登場したのがウォーターセブン編で登場した海列車シフト駅の駅長であるココロです。

シラウオの人魚族ですが、人魚族の女性は30歳を超えると陸上で生活出来るように尾ひれが二股に分かれる為、初登場から長らくは普通の人間の女性のように描かれていました。海に流される麦わらの一味を救出する為、人魚としての姿を見せた事がワンピース本編における人魚族の初登場となっています。余談ですがこの人魚族族の姿には麦わらの一味は衝撃を覚え仮死状態になってしまう程でした。

ワンピースの世界では自由を標榜する海賊はともかく一般的には魚人族・人魚族は差別の対象としての側面が残っています。ここからはその理由について一覧にして紹介していきます。

そもそも魚人族・人魚族は200年前まで魚類に分類されていました。これが転換したのは魚人島の国であるリュウグウ王国が世界政府の加盟国になった事がきっかけです。その後扱い上は人間と変わらない種族であるとされる魚人族・人魚族ですが、それまでの認識との差は200年が経過したワンピース本編現在の時代にも残っているのです。

世界政府加盟国は4年に1度聖地マリージョアにて世界会議（レヴェリー）を行います。参加資格があるのは世界政府加盟国の王族です。しかしこの世界会議にリュウグウ王国が参加したのはたったの2回だけです。しかも2回目はワンピース本編で描かれた世界会議編、ネプチューンやしらほしが訪れた世界会議です。

1度目に参加したタイミング、また1度目に参加した後2度目に参加するまでの間、何故参加しなかったのかについての詳細は不明ながらそこにも魚人族・人魚族への差別があったのではないかと推察できます。或いはワンピース本編での世界会議編にてしらほしがそうされかけたように、天竜人の気まぐれで奴隷にされた者がいるのかも知れません。

シャボンディ諸島編にて行われていた人攫いと人類売買リスト。このリストには世界政府非加盟国民・犯罪者が対象とされています。実際ワンピース本編にも登場しているトンタッタ族のような小人族、ゾウにあるモナコ公国に住むミンク族のような種族が載るリストの中に魚人族・人魚族も載せられているのです。

もちろん魚人族の中にも海賊になる者が登場しているので犯罪者として売買されるという例はあり得るのかも知れません。しかし実際のシャボンディ諸島では人魚族、特に足が二股に分かれていない若い女性の人魚が他の種族と比べてもダントツの価格で取引されていました。実際ワンピース本編において登場したキャラでもケイミーが捕まり取引されかかっています。

ワンピース本編の魚人島編の過去編の中でオトヒメは海の中どこでも生きていく事ができ、深海に住めば人間に襲われる心配もない魚人族・人魚族が魚人島という1箇所に集まる理由についての考察を触れています。魚人島は深海1万メートルという深さにあって唯一、地上の光が届き、同時に空気が存在する場所なのです。

加えて魚人島の子供達はこっそりシャボンディパークを見上げに行くという遊びもしているようです。この事から少なくとも魚人族・人魚族側は地上で暮らす事に憧れている事が伺い知れます。それはワンピース本編に登場するキャラクターの中で人間嫌いの代表格と言えるアーロンでさえもです。アーロンが築き上げたアーロンパークはシャボンディ諸島にあるシャボンディパークをモチーフにしているのです。

上記のオトヒメの演説を「数多の人間を殺したから」という理由で遠巻きに見守る事しかしないネプチューン王ですが、そんなオトヒメの政治活動を見ながらその活動が遠い先祖が試みて潰えた夢である事を語っています。この事もまたリュウグウ王国が世界会議に長年参加していなかった理由と繋がるのかも知れません。

ここまではワンピース本編で明かされている魚人族・人魚族差別の歴史について言及した物を紹介しましたがここからはファンによる考察も踏まえて紹介していきます。それが魚人族・人魚族は空白の100年に存在したと言われる「巨大な王国」に味方していたのではないかとする考察です。

ロビンの過去編、オハラ編の中でクローバー博士が言及したのが空白の100年に存在したとされる巨大な王国です。ワンピース本編にて世界政府たる連合王国と戦い滅んだとされる巨大な王国は、その思いを歴史の本文（ポーネグリフ）という形で世界中に残しています。

ポーネグリフが存在した国の1つが黄金都市シャンドラ。この国は空白の100年の200～300年前に栄え、空白の100年の最後の都市に滅んだと言われています。この滅んだ理由こそがポーネグリフを守る為の戦いだったのです。

アラバスタの王族、ネフェルタリ家は空白の100年時代から続く王族です。そしてアラバスタにはポーネグリフが残されており、ネフェルタリ家はこれを守る事が義務である事が国王コブラの口から明かされています。ネフェルタリ家は本来であれば世界政府側の国のはずですがポーネグリフがあるのは敵でありながら信頼できる関係、ワンピースのキャラクでいえばロジャーとガープのような関係を築いていたのではないかと考察されています。

光月家と兄弟分とされゾウに存在するモコモ公国。ここにもポーネグリフが存在します。そもそも公国というのも不思議な名称です。公国は君主が貴族である国であり、王が君主の王国よりも小さな範囲を領有します。実際ワンピース本編に登場するモコモ公国も表向きの君主であるイヌアラシは王ではなく公爵と呼ばれています。この事からモコモ公国は巨大な王国と密接な関係にありポーネグリフを守る役割を担っていたと考察されています。

ポーネグリフを作った一族なのがワノ国の将軍家であった光月家です。光月家は石工の一族であり、将軍を務める傍らで当主は古代文字の読み書きを継承し続けていました。ワンピース本編ではおでんがモモの助に継承する前に死んでしまったのでモモの助は古代文字を読み書き出来ませんが逆にいえば光月家はおでんの代まで脈々とその技術を守っていたという事になります。

これらの国と共にポーネグリフが残されているのがリュウグウ王国です。正確には魚人島の南東にあるサンゴの森「海の森」と呼ばれる場所にポーネグリフが安置されています。このポーネグリフの内容はジョイボーイというキャラから当時の人魚姫に宛てた謝罪文であり、内容が判明している他のポーネグリフとは違った毛色のポーネグリフになっています。

ジョイボーイがどういうキャラなのかが不明である為詳細は不明ながら、この事からジョイボーイは未来に託した思いと同じくらい魚人島の当時の人魚姫への謝罪の思いを残しており、魚人島もまた巨大な王国の構成国、或いは協力関係にあったのではないかと考察できます。そしてその事が世界政府が支配するワンピース本編の時間軸において魚人族・人魚族が差別を受ける要因になっているのではないかと考察されています。

ワンピース本編ではそのような印象はありませんが過去の功績も踏まえれば最強ランキングに加えたいのがネプチューン王です。全盛期には海の大騎士と呼ばれ、ワンピース本編でも使用するトライデントと人魚銃術を使用した戦闘法を駆使していました。

登場するタイミングからその強さが図りにくいキャラですが、その影響力から最強ランキングの一角に名を連ねるのがアーロンです。東の海編の中でもルフィを最も苦しめたキャラクターと言える程の強さを誇り、タイヨウの海賊団時代はジンベエと共に主力を担っていた事からも弱いはずがありません。

革命軍の一員でありコアラやサボと共に行動するのがハックです。魚人空手の師範でありコアラが魚人空手を教え込んだりもしています。ドレスローザ編ではコリーダコロシアムに出場し、数多くの敵を倒すなどしています。今後の活躍次第ではもっとランキングを上げてもおかしくないキャラです。

巨人よりも遥かに大きい体躯を持つのがワダツミです。身長は80mにも及び、サウザンドサニー号を丸々口に含んでしまえる程の大きさになっています。単純な戦闘力では他のキャラに劣りますが、その体躯は最強ランキングに加えるべきキャラクターです。

人間とのハーフ、半魚人ですがその強さから最強ランキングに名を連ねるのがドレスローザ編で登場したデリンジャーです。ドレスローザ編では最後こそハクバに敗れてしまいますがそこまでの間に、スレイマン、ブルー・ギリー、ダガマ、イデオらコリーダコロシアムでも目立っていたキャラを次々と倒す程の実力を持っています。

ワノ国編にて登場した河松です。本人は差別されるという母の遺言を守って河童であると名乗っていますがトラフグの魚人でその能力を駆使して日和を助けたりしています。外無双を使用した侍であり同時に最強の力士でもあります。また作中では武装色の覇気、「流桜」を使用する事ができるなど今後の活躍次第ではさらにランキング上位に位置づけてもおかしくないキャラです。

しらほし自体は他に兄らと違い戦闘力を持っていません。ただし他の人魚にもできない「海王類と会話できる能力」は非常に強力であり、その力は古代兵器ポセイドンとして紹介される程です。まだこの力を使って戦闘をしたシーンはありませんが既に海王類に助けてもらっており、海王類全体の強さがしらほしの強さとも言えるので4位にランキングしました。

ランキング3位はタイヨウの海賊団初代船長のフィッシャー・タイガーです。魚人街出身でその腕っぷしでジンベエやアーロンも倒しリーダーになっている他、海軍少将を一蹴りで倒すなど確かな実力を誇っています。ワンピース本編でも存命であれば最強だった可能性を誇りますが本編中での活躍から今回のランキングでは3位に位置づけました。

ランキング2位は新魚人海賊団船長のホーディ・ジョーンズです。ワンピース本編ではE・Sというドーピングを使用しての強さですが、E・Sをなしにしてもその実力は最強と呼ぶに相応しい能力をしている事が考えられます。特に集団戦において時に仲間の命をも見返りに成果を得ようとする残忍な性格は有利に働く場面があるのも否めません。

ワンピース本編で得ている地位や単純な強さで見ても魚人族・人魚族最強ランキング1位は間違いなくジンベエです。懸賞金だけみても4億3800万ベリーと登場している魚人族の中では郡を抜いて高くワンピース本編で登場しているエピソードでも頂上戦争でのルフィの援護、ホールケーキアイランド編でのビッグマムへの一撃など最強と認めざるを得ない強さを発揮しています。

しかもジンベエの凄い点としては本来魚人がその本領を発揮できないとされる陸戦においてさえ、後に白ひげ海賊団2番隊隊長となりその時点で王下七武海の勧誘も受けていたエース相手に5日間のも陸上で戦えるほどのタフさを持っている点です。ジンベエであれば魚人に限らずともワンピースに登場するキャラで最強ランキングを作っても上位に食い込めるだけの実力を持っています。

ここからはワンピースを既に視聴している人の魚人族・人魚族に関しての感想を紹介していきます。魚人族・人魚族のキャラはワンピース本編或いは過去に人間に差別された・ひどい扱いを受けたというキャラが非常に多いです。特に魚人島編ではその差別の歴史が如実に現れたエピソードになっていました。また海兵として魚人が登場していないなど細かな所からも差別の歴史を感じる事が出来ると言われています。

またこれらのエピソードをただの苦しい過去とせずに自身の思いとしているキャラが多いと指摘するファンも多いです。アーロンにしてもアーロンパークがシャボンディパークに似てしまうなど影響があるという点がワンピースの深い世界観の象徴として印象的であるとするファンも多いです。

ワンピースには様々な魚人が登場し、時に麦わらの一味と戦いになる事もありますが、ワンピース作中登場している魚人で最強ランキングを作成すると2位以下は賛否あるものの1位は満場一致でジンベエというのが共通の認識になっています。そんな最強の魚人族であるジンベエがワノ国編にて麦わらの一味に加入した事で今後が楽しみで仕方ないという声も多くなっています。

ワンピースには人間以外にも様々な種族が登場していますがその中でもとりわけ多く登場しているのが魚人族・人魚族です。今回一覧で紹介した以外にも脇役のキャラまで含めるとその数は膨大な数に登る程に登場しています。それだけに魚人族・人魚族のキャラが抱える差別の歴史などは非常に重く印象的であるというファンも多くなっています。

特にしらほしと最強の魚人族であるジンベエの存在は今後のワンピースの物語に深く関わるとも考えられています。今後のワンピースでの魚人族・人魚族の活躍にも注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか？