のび太の射撃能力・速度がすごい理由は？活躍シーンやエピソードも【ドラえもん】

勉強もできないスポーツもできないでダメダメなのび太ですが、数少ない特技があり、寝ることやあやとりの他に群を抜いて得意なことがあります。映画などで見せるのび太君の射撃能力。この射撃能力こそがのび太君のプロ顔負けの特技になっています。今回はそんなのび太君の射撃能力やその凄さの理由について迫っていきます。この記事を見ればきっとのび太君のダメダメ印象が変わることになるのではないでしょうか。

のび太君は『ドラえもん』で登場するドラえもんと同じ主人公で、東京都練馬区に住んでいる落ちこぼれの小学５年生です。勉強はできない、スポーツもできない、なにをしても失敗ばかりの冴えないのび太。授業ではいつも0点を取り廊下に立たされ、家に帰ったら母親に怒られるという生活でした。そんな自分に開き直り、家では常に昼寝をしています。

のび太君は普段から明るい性格であり、温厚で優しく他人を思いやることのできる少年なのですが、その落ちこぼれ体質と気弱な性格から同級生のいじめっ子であるジャイアントとスネ夫に常にいじめられています。機嫌の悪いジャイアンの目の前を通っただけでタコ殴りにされてしまい、スネ夫には金持ち自慢をされ、ジャイアンの後ろに隠れ笑われてしまいます。気の弱いのび太は当然仕返しが出来なく、毎度泣きながら家に帰っていくのです。

ですが、そんなのび太のもとに不幸な未来を変えるために未来からやってきた猫型ロボットの『ドラえもん』との出会いにより、のび太がドラえもんに出してもらうひみつ道具で不幸などに立ち向かっていきます。いたずらっ子な性格なのび太のせいにより数々なトラブルに巻き込まれることもしばしばあるのですが、いじめっ子だけど本当は優しい心の持ち主であるジャイアンやスネ夫、さらにはのび太が惚れているしずかちゃんと協力し乗り越えていきます。

何もとりえのないように思えるのび太ですが、彼にも特技と言えることがいくつかあります。その大半が漫画を読むことや1秒以内に眠ることができること、ピーナッツを放り投げて食べることなどあまり自慢のできる特技ではないですが、今回紹介する射撃能力をの他に、あやとりが特技の一つにあります。その腕前は、もしもボックスであやとりの世界を作った時にあやとりのプロ選手になれるほどの腕前を持っています。

ドラえもんを知っている方なら少しは聞いたことのある、のび太の特技である射撃能力。よく話題になるこの特技ですが実は、思っているより100倍はすごいとんでもない特技なのです。そんなにすごいと話題になるのび太の射撃能力を今回は徹底的に解説していきます。

のび太が箱の上に鉛筆を複数立てておもちゃのエアガンで一瞬にして鉛筆を撃ちをとしますシーンがありますが狙いを定める時間などのない速度で何本もの鉛筆を打ち落とすのは至難の業であり、かなりの精密射撃の腕の持ち主です。しかもマグナム型のエアガンで撃つたびにリロードをしなければいけない銃で初めに撃った鉛筆が宙に残っている状態での再度の射撃をするには人間離れしたのび太にしかできないことでしょう。

ドラえもんのび太と銀河超特急』では、一発の弾丸で空き缶を宙に浮かせ、地面に落ちる前に5発の弾丸を打ち込むほどの射撃能力があります。弾丸を打ち込むたびに動いてしまう標的を常に狙い確実に当ててしまうのび太の動体視力はかなりのものです。

さらにすごいのは銃を両手に持つ二丁拳銃での射撃能力が高いところです。『宇宙ガンファイターのび太』では未来デパートから送られてきた『ガンファイトマシーン』というゲームマシンをのび太が勝手にプレイして時に、両手に銃を持ち敵のキャラクターの弾丸をよけながら敵を一掃していきました。

さらには『銀河超特急』という話で強盗団をやっつけるときには、横に転がりながら標準を合わせ二丁拳銃で強盗団をねらい打つなど射撃に関しての身体能力だけは人一倍あるようです。

のび太はあきらかに知らないであろうフリントロック式銃やコルトSAAなどかなり古い銃をなんなく使いこなします。射撃性能の才能もありますが、根本的にまず銃に対しての天賦の才があるのでしょう。さらには『恐竜ハンター』という話では、恐竜に襲われたときに逃げながら生き物を小型化させる『細胞縮小機』と言う明らかにピストルとは形の違う機械で、目をつむりながら命中させるなど標的に当てるという行為をするのには物を選びません。

先ほど紹介したのび太の射撃能力の高さですが命中率や両手持ちでの能力の他に更にすごい能力があります。それはのび太の射撃速度でアニメ界1の早打ち名人ではないのかと言われています。これからそんなのび太の早撃ちの速度や早打ちの得意な他アニメキャラクターとの比較をしていきます。

「てんとう虫コミックススペシャル ザ★ドラえもんズスペシャルロボット養成学校・編」の１巻に「決闘！キッド対のび太」という話があり、その話でドラえもんズの一員であるドラ・ザ・キッドと早打ち対決をするのですが、のび太はドラ・ザ・キッドと同タイミングでの射撃をしていました。ドラ・ザ・キッドの早撃ちの記録は0.1秒であり、それと同タイミングで撃てたのび太の記録も0.1秒となります。

射撃を得意とするアニメキャラクターはのび太の他にもたくさん存在します。ルパン三世の次元大介やワンピースのウソップ、ゲームの中ではMETAL GEARシリーズのソリッドスネークなどいますが、早撃ち速度と言う的に絞って見てみた場合は一体誰が最速の早撃ちガンマンなのでしょう。そこで現在早打ちの速度が分かっているルパン三世の次元大介とゴルゴ13のデューク・東郷、シティーハンターの冴羽獠(さえば りょう)の3人と比較してみましょう。

次元大介といえばドラえもんと同じく知らない方のいないほど有名な怪盗アニメ『ルパン三世』に登場するルパン一味の1人であり、もと暗黒街１のガンマンで、その腕を買われ南アフリカの王家の用心棒として雇われるほどの凄腕ガンマンでした。

愛用銃であるS＆W M19コンバット・マグナムを使い、拳銃を使用の際にはホルスターを付けずにズボンとベルトの間に差し込んである銃で戦います。彼の早打ち速度は0.3秒でルパンには「早撃ちで次元に勝てる奴はいねぇ」と言われるほどの腕前を持っています。

シティーハンターの主人公であり、新宿で殺しやボディーガード、探偵等を請け負っている冴羽。ハードボイルドな雰囲気を持っているが、実はかなりのスケベであり、嫌いになれないキャラクターです。男性でも惚れてしまう男性キャラクターの筆頭的存在でもある。

憎めなく何となくすこし頼りがいのなさそうな冴羽ですが、射撃での早撃ち速度は0.2秒！次元大介より0.1秒早い結果となりました。ではなぜ冴羽がそこまでの射撃能力を持っているかと言うと幼少時代に中米上空で航空事故あってしまい、奇跡的に生存した所、反政府ゲリラのある村によって拾われ、射撃能力や戦闘技能はその村で培われたとされています。

裏の世界では知らないものなどいない、世界一腕の立つ殺し屋として、国家間の戦争やゲリラ活動、麻薬組織などにを相手としているゴルゴ。拳銃だけではなくスナイパーでの狙撃能力にも優れ、超A級スナイパーとして日々、世界の表と裏の境界線上で暗躍しています。

そんな裏社会で日々ターゲットを追っているゴルゴの早撃ち速度はのび太と僅差の0.17秒。主にスナイパーでの狙撃が有名なゴルゴですが、射撃の早打ち速度でもかなり優秀です。ファンの間の意見ではゴルゴの0.17秒は「振り向きざまに撃った記録だから0.17秒よりもっとはやいはず」と言われています。常に冷静なゴルゴを見ているとまだ本気を出していないようにも感じられます。

現在わかっている早撃ち記録のキャラクターのみでの比較となりましたが、それでものび太の射撃能力の凄さがより一層感じられます。次元大介の0.3秒と比べればのび太はその3分の1の速さで射撃ができると考えれば並みの速さではありません。

これだけの射撃能力の持ち主であるのび太ですが、やはり気になるのがのび太の射撃での活躍シーン。これまでに活躍したシーンはたくさんあり、その射撃能力ですごい強敵を倒したり、とんでもない記録などを達成しています。次はそんなのび太の射撃能力をいかしたエピソードを紹介いたします。

両手打ちでも衰えない射撃能力にて紹介した『ガンファイトマシーン』で果敢に敵キャラクターに挑み、敵を倒していったのび太ですが、そのゲームでのスコアが3万点のパーフェクトクリアを達成し宇宙一の称号を得ています。

ガンアクションゲームでパーフェクトスコアを取った話である『宇宙ガンファイターのび太』で、のびたは西部開拓時代に行ったところ、ある村がならず者に困っている状況に立ち会いました。この回でのび太は初めての実銃を実弾を使いならず者たちと戦います。

無事ならず者たちを倒し、村を救ったのび太に対し村の人たちは村を救ったヒーローとして称賛され、伝説のガンマンノビータとして語り継がれていきます。ですが肝心ののび太は弾が敵に当たり血が出てしまったことに対しビックリするほど動揺し気絶してしまいました。強いのか弱いのかわからないのび太ですが、初めての実銃で複数の敵をたった一人で倒したのび太の射撃能力は本物の銃でも使いこなせる本物の実力だということがわかります。

『宇宙開拓史』では宇宙一の殺し屋であるギラーミンがのび太達の訪れていたコーヤコーヤ星を丸ごと破壊することを目論見、のび太たちは星を滅ぼそうとしているギラーミンの計画を阻止しようと奮闘します。

ドラえもんやジャイアンなどの仲間たちと共にギラーミンのもとにたどり着いたのび太たちですが、惑星爆発までの時間は目前に迫っておりピンチに陥っていました。敵であるギラーミンは自分の命も危うい状況なのに『腕利きのガンマン』と言われているのび太との対決を挑みます。

向かい合ったのび太とギラーミンとの間には強者同士でしかわからない相手の実力が伝わってきており、緊張の空気が張り詰めていました。のび太はギラーミンとの勝負を脳内でシミュレーションをその時が来るのを待ちます。

そして一瞬の勝負で、沈黙のあと口を開いたギラーミンにより「お前の勝ちだ」と一言を述べ倒れました。この勝負はドラえもんファンの中でも特に印象に残る戦いと言われております。

超一流の射撃の腕を持つのび太ですが、そののび太がオリンピックの射撃部門に出ていると言われています。本当にのび太はオリンピックに出ていたのかを詳しく解説していきます。

のび太が出ていると言われているリオオリンピックの選手の正体は張富升 （ちょうふしょう)でした。のび太と同じおかっぱ頭に丸眼鏡をかけた姿は確かにのび太と瓜二つです。横から見た時など、これは噂をされても仕方ないほどのび太に似ています。

確かにのび太に似ていますが、ただ一つのび太と違うのは張富升 （ちょうふしょう)選手はかなり女性に人気を集めています。Twitterに投稿された張富升 選手の評判を調べてみました。

かなりの好評でほとんどの人がイケメンと言っており、女性にはモテモテに違いないでしょう。

ここまでのび太に似ている張富升 （ちょうふしょう)選手でしたが、あの丸眼鏡は目を保護するためにかけているだけで、いつもはかけていないようです。

問題の張富升 （ちょうふしょう)選手ですが、出ていた競技がラピッドファイアーピストルと言い25メートル先にある固定された標的に向け速射射撃を行い、着弾点の精度を競う種目となっています。顔だけではなくのび太の特技である早撃ちとも被っていたためのび太がオリンピック出ていたと言われ始めたのでしょう。

いつも昼寝をしていて射撃の練習などほとんどないはずなのに、宇宙一の殺し屋を倒したりガンシューティングゲームで宇宙一の記録を出したのび太なら、もしオリンピックに出たとしたらきっと金メダルを受賞していたのではないのでしょうか。

今回ののび太の射撃能力について解説をしてきましたがいかがだったでしょうか？のび太の秘められた才能がまさかの射撃能力であり、さらに早撃ちに関してはアニメ界1の実力を持っていることがわかりました。そのほかにも実銃も扱えて、世界のピンチを救うのび太の射撃の実力は本物でした。これからもその実力でアニメや映画などで活躍していくことでしょう。