2020年05月09日公開
2020年05月09日更新
【ワンピース】モンブラン・ノーランドはうそつきノーランド?空島やカルガラとの関係は?
『ワンピース』のモンブラン・ノーランドは絵本「うそつきノーランド」のモデルであり、空島やカルガラとの関係、強さ、声優なども注目されています。モンブラン・ノーランドはワンピースファンにも人気が高いために、今回は『ワンピース』の「空島編」のキャラクターであるモンブラン・ノーランドのプロフィールや強さ、カルガラとの関係、クリケットとの関係、彼をモデルとした絵本『うそつきノーランド』、担当声優、ネット上の感想などを紹介していきましょう。
目次
モンブラン・ノーランドとは?
モンブラン・ノーランドは『ワンピース』でファンからの評価が高いエピソード「空島編」で重要に役割を果たし、最も感動したエピソードに挙げる人も多い「大戦士カルガラ」との友情は『ワンピース』ファンならば知らない人がいないエピソードとなっています。ここでは『ワンピース』の基本情報とモンブラン・ノーランドのプロフィールをまとめていきましょう。
ワンピースの作品情報
『ワンピース』は圧倒的な人気を獲得している人気漫画であり、砂漠の国での冒険を描いた「アラバスタ編」や天空に浮かぶ島での冒険「空島編」、深海での魚人島での冒険を描いた「魚人島編」など数々の冒険を生み出しているメガヒット漫画です。ここでは『ワンピース』のあらすじや概要を簡単にまとめていきます。
ワンピースの概要
ワンピースは『ウォンテッド』や『ロマンス・ドーン』などで知られる漫画家の尾田栄一郎によって描かれている海洋冒険譚となっています。1997年から連載が開始され、2020年でも『週刊少年ジャンプ』に連載され続けています。1999年にはアニメ『ワンピース』の放送が開始されており、フジテレビ系列のアニメとしては最長の放送期間であり圧倒的な人気を獲得しています。
ワンピースのあらすじ
海賊王と称された男『ゴールド・ロジャー』は圧倒的な実力を持って、制覇不可能と言われた海域「偉大なる航路(グランドライン)」を制覇し、世界一周を果たしました。しかし彼は海賊として公開処刑され、死に際の一言によって世界は『大海賊時代』を迎えました。『東の海(イーストブルー)』の小さな島の少年モンキー・D・ルフィも海賊に憧れた少年の一人でした。
モンブラン・ノーランドのプロフィール
モンブラン・ノーランドは『北の海』のルブニール王国出身であり、220センチと大柄の探検家となっています。『黄金郷』について不運が重なり、国を騙した冒険家として『うそつきノーランド』という名前で絵本が作られてしまっています。こうした汚名を着せられて、享年39歳で公開処刑されてしまいました。子孫にルフィたちを空島に連れていくサポートをしたモンブラン・クリケットがいます。
モンブラン・ノーランドのジャヤでの活躍
モンブラン・ノーランドは「ジャヤ」の地に上陸しました。その当時、島では『奇病』が流行っており、原住民・シャンディアたちは奇病を収めるために、村の娘をウワバミに生贄に捧げるという儀式を行っていました。その光景を見たノーランドは儀式に割って入り、鬼病の原因は「樹熱」という病気であり自分なら治せると主張します。
ノーランドたちの活躍で『樹熱』を治すことに成功し、ノーランドとその村一番の大戦士カルガラは親友同士になります。しかし、シャンディアで大事件が起きます。ノーランドたちが村で神聖な神とされる木をすべて伐採してしまったのでした。この事でノーランドたちは追放されてしまいますが、実は『樹熱』の原因が木にあるために伐採してシャンディアを守っていたことをカルガラたちは知ります。
カルガラはノーランドたちを追放したことを後悔して、「いつでも待っている」というメッセージを込めて『黄金の鐘』を鳴らしました。こうして和解したカルガラとノーランドは再会を誓い、ノーランドは『シャンディア』の英雄となりました。
モンブラン・ノーランドの強さ
モンブラン・ノーランドの強さはかなりのものであると言われています。初登場シーンでは食料にするために海王類を仕留めたり、巨大な数十メートルクラスのウワバミを一瞬で真っ二つにしたりと冒険家でありながら相当な強さを持っています。この強さはグランドラインを生き抜くために戦闘することもあり、海賊に匹敵する強さを持っていると考えられています。
モンブラン・ノーランドはトンタッタ族のヒーローに?
多くのファンを驚かせたのは『七武海』ドンキホーテ・ドフラミンゴとの決戦を描いた『ドレスローザ編』でモンブラン・ノーランドが登場したことです。モンブラン・ノーランドはドレスローザに住む小人族である『トンタッタ族』の恩人であり、以後は『伝説のヒーロー』として語り継がれている存在でした。冒険家としてのノーランドの足跡が分かるエピソードであり、ノーランドの再登場にファンは驚きと歓喜の声を挙げました。
ウソランダーズとは何?
ウソランダーズとはトンタッタ族に捕まったウソップが『ノーランドの子孫』と嘘をついたことで結成されたヒーローチームであり、ウソップは「ウソランド」と名乗ることでトンタッタ族と共同戦線を張ることに成功しました。ウソップは『麦わらの一味』全員がノーランドの子孫であると嘘をついたので、トンタッタ族はルフィを『ルフィランド』、ナミを『ナミランド』などと呼んでいます。
モンブラン・ノーランドはうそつきノーランド?
モンブラン・ノーランドは『うそつきノーランド』の張本人であり、『北の海(ノースブルー)』にわずかな期間しかいなかったサンジですら『うそつきノーランド』のことを知っていたほど400年間語り継がれています。ここではモンブラン・ノーランドは絵本『うそつきノーランド』のモデルであるという事と『うそつきノーランド』について見ていきましょう。
モンブラン・ノーランドはうそつきノーランドのモデル
モンブラン・ノーランドは『うそつきノーランド』のモデルであり、『北の海(ノースブルー)』の中では誰もが知っている話です。その絵本の内容は実話であるという事も知られており、モンブラン・ノーランドが実在するという噂もあるとサンジは語っています。実際に、モンブラン一族はこの絵本に苦しめられていました。
うそつきノーランドはどんな内容?
うそつきノーランドはどんな内容なのか見ていきましょう。北の海のある国にモンブラン・ノーランドという男がいて、冒険家として嘘のような冒険話を話して聞かせていました。ある日ノーランドは「私は偉大なる海のある島で山のような黄金をみました」と王に伝えて、勇気のある王は部下たちを連れて黄金を探しに行きます。厳しい航海を乗り越えて、当初2000人いた船員も100人にまで減っていました。
やっとの思いでたどり着いた先は何もないジャングルでした。ノーランドは「うそつきの罪」でついに死刑にを宣告されます。ノーランドの最後の言葉は「そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!!!」というものでした。その言葉に王たちはあきれてしまいます。ノーランドは最後までうそをつくことをやめなかったのです。これが北海民話として伝わる「うそつきノーランド」の内容です。
モンブラン・ノーランドと空島との関係や処刑を考察
ここではモンブラン・ノーランドと空島との関係や処刑を考察していきましょう。モンブラン・ノーランドの処刑には様々な出来事が絡み合っており、ルフィたちがエネルと闘った空島にも関係しています。モンブラン・ノーランドとカルガラを引き裂くアンラッキーな出来事が空に島が飛ぶという怪現象を起こし、モンブラン・ノーランドの非業の死を誘発してしまいました。
考察①王様と大臣の表情の変化
考察①は「王様と大臣の表情の変化」です。第262話の序盤で冒険から帰還したモンブラン・ノーランドから「シャンドラの黄金郷」の存在について聞いた時に王様と大臣の表情の変化は注目されています。この話を聞いた王と大臣は驚いた表情を見せた後に顔を見合わせてニヤリと笑みを浮かべます。そして急に自身の部下を連れていくと提案するのでした。私利私欲のために航海を決めた事が分かるシーンとなっています。
考察②偉大なる航路入りの許可までの期間
考察②は「偉大なる航路入りの許可までの期間」です。ノーランドが王にシャンドラのことを報告してから偉大なる航路入りの許可が下りるまでの期間は「5年」というかなり長期間となっています。この長さに不自然さを感じるファンも多くいます。これはシャンドラの黄金郷を国が独占するために「ノーランドを嘘つきに仕立て上げるための準備期間」だったと考えるファンもいます。
考察③ノーランド処刑時に現れたニセモノの証言者
考察③は「ノーランド処刑時に現れたニセモノの証言者」です。ノーランド処刑時に承認としてニセモノの証言者はノーランドが国の陰謀によって処刑されたという説を生み出しています。この時の証言者は明らかなニセモノであり、船員たちの訴えを王様自らが「取り押さえろ」と命令するなど、どうしてもノーランドを処刑したいと考えていることがこのニセモノの証言者から分かります。
考察④シャンディアが消えた理由
考察④は「シャンディアが消えた理由」です。これは「ノックアップストリーム」という上昇気流によって島ごと空へと飛ばされてしまったとされていましが、あまりにもタイミングが良すぎるために「世界政府の陰謀説」がファンの間では囁かれています。シャンドラには「ポーネグリフ」があり、世界政府にとっては都合の悪い存在であると言えるので何らかの力を使って空へ飛ばしたと主張するファンもいます。
島を飛ばしてしまう程に強力な上昇気流ですが世界政府の力であれば、こうした力を持っていても不思議ではありません。悪魔の実の能力や「古代兵器」に匹敵する武器などがあれば、島一つを空へ飛ばすことも十分に可能と考えられます。そのため「シャンディアが消えた」というよりは「消された」という考え方もできるほどにポーネグリフは政府にとって危険な存在となっています。
考察⑤ノーランドが知ったもの
考察⑤は「ノーランドが知ったもの」です。ノーランドの処刑の理由は「うそをついたから」というものとされていますが、「不都合な情報を持つ島」の存在を知ってしまったからと考えるファンもいます。ニコ・ロビンの故郷「オハラ」のように、世界政府にとって不都合な真実、特にポーネグリフのことを知ってしまったモンブラン・ノーランドを消したかったから「うそつき」というレッテルを張り処刑したという説もあります。
モンブラン・ノーランドとクリケットやカルガラとの関係
ここからはモンブラン・ノーランドとクリケットやカルガラとの関係について見ていきましょう。モンブラン・ノーランドは数多くの逸話を残していますが、特に親友であったカルガラとの絆の強さや子孫であるモンブラン・クリケットとの関係はファンにも注目されており、『空島編』を語る上では欠かせないエピソードとなっています。
モンブラン・ノーランドとクリケットの関係
ルフィたちがジャヤで出会ったモンブラン・クリケットは400年前にうそつきとして知られたモンブラン・ノーランドの子孫でした。彼らは嘘つきの子孫であると罵声を浴び続けて辛い幼少期を過ごしてきました。クリケットはノーランドの呪縛から逃れるために海に出て、ジャヤにたどり着き『黄金郷』をさがし続けました。ノーランドへの憎しみも深く、一族間のわだかまりは400年間と長い因縁になっています。
モンブラン・ノーランドとカルガラの関係
モンブラン・ノーランドとカルガラの関係もまた400年間シャンドラで語り継がれてきました。モンブラン・ノーランドとカルガラの友情の物語はシャンドラの戦士たちに受け継がれて、彼らはノーランドのために鐘を鳴らすということに固執していたことが明かされます。ふたりの絆の強さは何よりも強く、互いの身を案じ続けて死んでいきました。しかし、その意思は互いの子孫たちへと脈々と受け継がれていたのです。
モンブラン・ノーランドの名言集
モンブラン・ノーランドの名言集を見ていきましょう。モンブラン・ノーランドは『空島編』でも屈指の名言を数多く残しており、ネット上でも高い人気を獲得しています。学者としての高い学力と知性を持っていながら、肉体の強さと信念の強さを持つモンブラン・ノーランドは多くの読者の心に響く名言を残しています。
モンブラン・ノーランドの名言①「海へ乗り出した…」
海へ乗り出した 探求家や研究家達への これは侮辱だ!
シャンドラで行われていた生贄の儀式に直面したモンブラン・ノーランドが感情を露わにした名言です。冒険者として、学者として高い知識を持ったモンブラン・ノーランドはこうした古い風習を嫌い、危険を冒してまで冒険家として海に出た意味を汚されたと考えるほどの野蛮で悪しき風習でした。
モンブラン・ノーランドの名言②「私は6年前“偉大なる航路”の…」
私は6年前 “偉大なる航路”のジャヤという島で 巨大な黄金都市を見た 黄金郷は存在する
すべてはこの一言から始まったと言える『空島編』を代表する名言となっています。『黄金郷』を嘘だと言われ、処刑される寸前でもモンブラン・ノーランドは決してカルガラたちを忘れませんでした。400年後にルフィたちとモンブラン・クリケットの絆を作ったのも、この名言がきっかけでした。
モンブラン・ノーランドの声優
ここからはアニメ『ワンピース』でモンブラン・ノーランドの声優を担当した大塚芳忠について見ていきましょう。『ワンピース』はアニメも高い人気を博しており、モンブラン・ノーランドの声優を担当している大塚芳忠にも注目が集まっています。ここでは声優・大塚芳忠のプロフィールや出演作品などを簡単にまとめていきましょう。
大塚芳忠のプロフィール
大塚芳忠(おおつかほうちゅう)は圧倒的な実力を持っている声優であり、低音ボイスと圧倒的な表現力を持っていることでも知られています。『クレイジーボックス』に所属している声優であり、ナレーターとしても幅広い活動をしています。洋画吹き替えなどでも知られており、『特捜刑事マイアミヴァイス』や『フルハウス』などの代表作があります。
大塚芳忠の主な出演作品
声優・大塚芳忠の主な出演作品を見ていきましょう。大塚芳忠は『ワンピース』ではモンブラン・ノーランドの声優の他に、『ONE PIECE FILM Z』のゼットの声優も担当しています。『NARUTO』シリーズの自来也や『バキ』のビスケット・オリバなど声優としても人気を獲得しています。最近では『鬼滅の刃』の鱗滝左近次役で若者にも高い人気を獲得しています。
洋画の吹き替え声優としては『ジャン=クロード・ヴァン・ダム』や『ジェフ・ゴールドブラム』などのハリウッドハリウッド俳優の声優を担当していたり、彼の出世作である『フルハウス』などの国民的な人気を博した海外ドラマにも声優として出演しています。さらに『真相報道 バンキシャ!』では長年ナレーターを務めており、彼の声をバンキシャで知っているという一般人も多くいます。
モンブラン・ノーランドに関する感想や評価
ここからはモンブラン・ノーランドに関するネット上の感想や評価などを見てきましょう。モンブラン・ノーランドが登場する「空島編」はファンに人気の高いエピソードであり、ネット上でも様々な意見があります。モンブラン・ノーランドとカルガラとの関係は特に人気が高く、「空島編」の注目の関係性となっています。
モンブラン・ノーランドはいい奴!
モンブラン•ノーランドすげえいいやつじゃん。
— 「天災」の頂 でこぽんNEXT (@to_redo_1388) April 3, 2018
しかも強いし。
モンブラン・ノーランドはいい奴という声が数多く集まっています。モンブラン・ノーランドはあまりにもいい奴なので、その後の悲劇的な最期には多くの悲しい声で溢れています。ネット上には『モンブラン・ノーランドがいい奴過ぎて、逆につらいわ』という声や『モンブラン・ノーランドすげえいいやつじゃん。しかも強いし。』という声などが挙がっています。
モンブラン・ノーランドとカルガラの友情がスゴイ!
モンブラン・ノーランドと大戦士カルガラ。いいね。 pic.twitter.com/3nH5j6THcx
— まさ (@masa_n0707) March 31, 2020
モンブラン・ノーランドとカルガラの友情がスゴイという声は数多く集まっています。二人の関係性はワンピース屈指の人気を獲得しているので、ネット上での人気もかなり高いモノとなっています。ネット上には『モンブラン・ノーランドと大戦士カルガラの関係がアツい!』という声や『モンブラン・ノーランドと大戦士カルガラ。いいね。』という声などが挙がっています。
ノーランドの回想編は涙なしには見られない!
モンブラン・ノーランドの話は短いけどめっちゃ好きなんだよな
— self shun (@RedFb2) August 29, 2018
空島の感動ポイントだと思ってる pic.twitter.com/Y61W1SKgSe
ノーランドの回想編は涙なしには見られないという声も多くあります。二人の回想シーンはワンピース屈指の人気エピソードとなっているので、その感動エピソードはネット上で語り継がれています。ネット上には『モンブラン・ノーランドの回想シーン見て、めっちゃ号泣してんだけど』という声や『モンブラン・ノーランドの話は短いけどめっちゃ好きなんだよな』という声などが挙がっています。
ノーランドとクリケットの関係にも注目!
つまるところ、ノーランドとカルガラはモンブラン・クリケットとワイパーが救ってた。
— 化楽 (@kerakraken) March 29, 2020
その二人を、ルフィ達が結果として救えたことはまた別の話だよ。
ノーランドとクリケットの関係にも注目されています。汚名を着せられたまま非業の死を遂げたノーランドと、それに苦しめられたクリケットの関係には多くのファンから同情の声が挙がりました。ネット上には『ノーランドとクリケットの関係が悲しいような、ロマンがあるような』という声や『ノーランドとカルガラはモンブラン・クリケットとワイパーが救ってた』という声などが挙がっています。
ドレスローザ編に登場で驚きの声!
ジンベエなんかアーロンの時点で名前出てますしノーランドはドレスローザ上陸してたり意外なとこでちゃんと伏線拾ってくるのが憎いですよね
— アイルくん (@ailessh) April 5, 2020
『ドレスローザ編』にモンブラン・ノーランドが再登場したことで多くのファンからは驚きの声が集まっています。ノーランドとトンタッタ族との関係は昔から示唆されていたので、伏線が回収されて喜びの声が集まっています。ネット上には『久しぶりのノーランドの名前が出てテンションが上がった』という声や『ノーランドはドレスローザ上陸してたり意外なとこでちゃんと伏線拾ってくるのが憎い』という声などが挙がっています。
モンブラン・ノーランドまとめ
今回は『ワンピース』の「空島編」のキャラクターであるモンブラン・ノーランドのプロフィールや強さ、カルガラとの関係、クリケットとの関係、彼をモデルとした絵本『うそつきノーランド』、ネット上の感想などを紹介してきました。彼の信念の強さや肉体的な強さもさることながら、ノーランドとカルガラの400年の時を超えた絆の強さも注目されています。モンブラン・ノーランドに注目して『ワンピース』をお楽しみください。