【ワンピース】エネルはなぜルフィに負けた？能力が効かない・天敵とされる理由は？

エネルは大ヒット漫画『ワンピース』の人気エピソード「空島編」のラスボスであり、いまだに人気の高いキャラクターとなっています。エネルは読者に強い印象を残したキャラクターであり、彼が食べた悪魔の実『ゴロゴロの実』もネット上では話題になっています。ここではエネルの登場する『ワンピース』やエネルのプロフィールなどについて基本情報をまとめていきましょう。

エネルが登場する『ワンピース』は圧倒的な人気を誇る作品であり、アニメやゲーム、劇場版作品なども大ヒットしている作品です。特に『空島編』はファンに人気のエピソードであり、超人気エピソード『アラバスタ編』の後のストーリーとして伏線や世界観なども含めて、他のエピソードと比べても完成度が高いと言われています。ここでは『ワンピース』の簡単な概要とあらすじをまとめていきましょう。

『ONE PIECE（ワンピース）』は「ワンピ」の愛称でも親しまれている少年漫画であり、尾田栄一郎によって『週刊少年ジャンプ』で1997年から連載されています。『ワンピース』の人気は日本のみならず世界的に人気を獲得しており、全世界累計発行は4億6000万部を突破しているメガヒット作品です。アニメ『ワンピース』も大好評であり、2019年の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は全世界で興行収入100億円を突破しました。

海賊『麦わらのルフィ』は海賊王になるために、17歳で島を出ました。ルフィは子供の頃に悪魔の実である『ゴムゴムの実』を食べて『ゴム人間』になってしまいました。幼いころに出会った海賊『赤髪のシャンクス』から麦わら帽子を預かり、『立派な海賊』になるという約束をしたルフィはゾロ、ナミ、ウソップ、サンジという個性的な仲間たちと海賊王の残したお宝『ワンピース』があるという『グランドライン』へと突入しました。

エネルは空島『スカイピア』で神を名乗っており、通称「神（ゴッド）・エネル」と呼ばれています。『スカイピア』の実質的な首長であり、出身は別の空島であるビルカです。年齢は初登場時で37歳となっており、身長266センチと長身の男です。自然系悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者であり、空島で『マントラ』と呼ばれている『見聞色の覇気』を使用できます。笑い方は「ヤハハハ」であり、目的のためならば手段を選びません。

エネルが『スカイピア』に来たのは、ルフィたちが空島を訪れる8年前で自身の出身地『ビルカ』を跡形もなく消して『スカイピア』へと侵攻しました。エネルの目的は空島では貴重な土の大地であり、最終目標は「限りない大地(フェアリー・ヴァース)」と名づけた『月』です。ルフィに敗北後も空を飛ぶ方舟「マクシム」で月へと到達しており、古代遺跡を発見しています。

エネルは最強の「ゴロゴロの実」の能力者であり、空島中を恐怖に陥れた存在でありながらもルフィに負けていました。エネルは頭もよく、キレ者であるのも関わらずルフィに計画をすべて壊されてしまったことには多くのファンが疑問を持っています。ここではエネルはなぜルフィに負けたかを心理的な面から考察していきましょう。

空島編を読んでいるファンからは『エネルが小心者だから負けた』と考えるファンもいます。エネルにとって雷の力も効かない、打撃も効かないというルフィの存在は脅威であり、恐怖すら感じています。ルフィの奇想天外な発想や決して引かない性格に怖気図いてしまい、自身の能力が効かないルフィとは戦わずに逃げることを選択しました。この逃げ腰がルフィに敗北するという失態を演じた原因と考えるファンも多くいます。

ここからはエネルの能力が効かない・ルフィが天敵とされる理由を見ていきましょう。作中最強とも言われるエネルですが、二年の修行前のルフィに敗北しています。その理由はエネルとルフィの悪魔の実の相性にあり、エネルのゴロゴロの実にとってはルフィのゴムゴムの実は天敵であり、このタイミングで天敵と出会うというのは不運としかいえない状況でした。

エネルの『ゴロゴロの実』による雷の力は『ゴムゴムの実』でゴム人間となったルフィには効かないというエネルにとっては予想外のことが起こりました。ルフィはエネルの天敵でした。空島には『ゴム』そのものがないため、エネルは雷が効かない物質があることすら知りませんでした。そのためエネルの長年の計画を実行するタイミングで天敵であるルフィに出会ってしまったのはエネルにとっては最悪のタイミングだったと言えます。

エネルはゴロゴロの実だけでなく『体術』や『棒術』なども高いレベルで体得しています。しかしルフィには打撃系の技は通用しません。エネルは空島では『マントラ』と呼ばれる『見聞色の覇気』を自身の能力と融合させて空島全体にまでその効力を広げています。その一方で、武装色の覇気を使用することができないために、天敵であるルフィにはダメージを与えることが難しくなっています。

ここまではエネルがルフィに負けた理由を見ていきましたが、ここでは『空島編』のラスボスであり圧倒的な存在感を見せているエネルの強さについて見ていきましょう。天敵であったルフィとは相性の悪さゆえ、雷が効かないというアンラッキーに遭遇したエネルですがエネルの強さは『新世界編』になっても語り継がれており、天敵以外には最強の能力であり作中最強と考えるファンもいるほどです。

エネルが食べた悪魔の実はロギア系悪魔の実『ゴロゴロの実』であり、エネルは実を食べて『雷人間』となりました。ロビン曰く、『数ある悪魔の実の中でも「最強」と言われる悪魔の実の一つ』で、実際にエネルは圧倒的な強さを持っていました。ここでは最強の悪魔の実「ゴロゴロの実」の技や使い方などについて詳しく紹介していきます。

エネルの特技①は『万雷（ママラガン）』です。エネルが空島すべてを破壊するために出した技であり、複数の雷を島中に落とすことで空島全体を破壊するほどの威力を持っているエネルの技です。広範囲に攻撃が可能なエネルの技であり、エネルの「ゴロゴロの実」は、一つの島を簡単に滅ぼすことができるほどの威力を持った恐ろしい能力者であることが分かるエネルの得意技となっています。

エネルの特技②は『神の裁き（エル・トール）』です。広範囲に雷を落とす攻撃であり、エネルは空島を『マントラ』で監視して、自身に不満のあるものや反乱分子を見つけると『神の裁き（エル・トール）』と称し、その者を消し去ってしまいます。『神の裁き（エル・トール）』の威力は島雲に巨大な穴を開けるほどであり、島民は『神の裁き（エル・トール）』を恐れてエネルに逆らうことはしません。

エネルは雷による高速移動ができるができ、雷と同じ速さで動くことができるとすれば普通の人間では太刀打ちできないほどの速さです。この速さは海軍大将『黄猿』の光の速さで移動できる「ピカピカの実」の能力に匹敵するほどの速さであり、『空島編』の時点のキャラクターの中では誰よりも早く動ける存在でした。

エネルは見聞色の覇気を体得している点でも注目されています。エネルの部下たちは『マントラ』と呼ばれる敵の攻撃を読む力が使えます。後に明かされますが、これは『見聞色の覇気』であることがレイリーの口から明かされています。エネルはさらに自身の『ゴロゴロの実』の能力と合わせて、空島全体の『声』を聴くことができ、島民たちの監視に使用しています。

エネルは『ゴロゴロの実』を使って、自分で心肺蘇生ができます。この能力は多くの読者に絶望を与えた能力であり、エネルが最強と言われる所以となっています。ワイパーに『排撃貝 ( リジェクトダイアル )』で心臓を止められましたが、自分で心肺蘇生し復活するという離れ業を見せています。殺しても蘇るというエネルのこのシーンは今でも衝撃のシーンとして語り継がれており、エネルが最強と言われる理由になっています。

エネルの懸賞金は5億ベリーと言われています。エネルは空島で暗躍していたため、海軍などから指名手配はされていません。しかし、単行本の『SBS』のコーナーで『エネルの懸賞金をつけるとしたら5億ベリー』と作者が明かしています。これはドンキホーテ・ドフラミンゴを討ち取った『ドレスローザ編』後のルフィと同じ額であり、『空島編』当時の懸賞金としては破格の懸賞金と言われています。

ここではエネルがルフィに負けたことに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『空島編』はネット上でも人気の高いエピソードであり、エネルとルフィの対決は多くの議論の対象になっています。特にエネルの強さやルフィとの比較などには数多くの意見が集まっています。

エネルは強いという声が数多く挙がっています。数多くのキャラクターが登場する中でも作中最強に挙げられることがあるエネルは圧倒的な強さが多くの印象を残しました。ネット上には『エネルは圧倒的に強い』という声や『やっぱエネルって相当強いよね』という声などが挙がっています。

エネルは覇気も使えないルフィに敗北したために弱いと考えられていますが、ワンピースで1番強いキャラと主張するファンもいるなど、ルフィに敗北したことと強さは別だと考えられています。ネット上には『ルフィに負けたから弱いみたいになってるけど相当強い』という声や『ルフィに負けたけど、アレはルフィがゴムだったから、本当の偶然で勝てた』という声などが挙がっています。

エネルの食べた悪魔の実『ゴロゴロの実』は最強という声が多く挙がっています。数多くの悪魔の実がありますが、『最強の能力』の一つと言われているだけあって『ゴロゴロの実』の強さや使いやすさなども注目されています。ネット上には『ゴロゴロの実が一番最強だと思う』という声や『ゴロゴロの実のポテンシャルの底か知れなくて不気味』という声などが挙がっています。

エネルの無敵感がスゴイという声が多く挙がっています。ルフィに攻撃が効かないと分かるまでは圧倒的な無敵感があり、倒すことが不可能と思われるほどの強さを見せつけていました。ネット上には『「空島編」のエネルの無敵感はマジでやばかった』という声や『ワンピース改めて見るとエネルの無敵感半端ないな』という声などが挙がっています。

エネルが青海にいたら懸賞金は5億ベリーと作者が発言しており、ネット上でも大きな話題となっています。当時1億ベリーだったルフィに敗北していますが相性が悪かっただけで、残虐性や危険度なども考えると、もっと高くてもいいと言われています。ネット上には『エネルは五億じゃ低くすぎるでしょ』という声や『懸賞金付けるとしたら最低5億といわれるだけありますよね』という声などが挙がっています。

今回はメガヒット漫画『ワンピース』の人気エピソード「空島編」でエネルがルフィに負けた理由やエネルの能力、強さ、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。エネルがルフィに負けた理由は『悪魔の実』の相性であり、その実力は『ワンピース』の中でも最強クラスと考えるファンも多くいます。それほどエネルのゴロゴロの実の能力は強力で、読者に強い印象を残しています。

エネルがルフィに負けたことは多くのファンが気にしていますが、『空島編』の時点での実際の実力ではエネルの方が上だったと考えられています。今では月にいつエネルですが再登場なども望まれているので、エネルは今後の活躍も期待されています。エネルがルフィに負けた理由などに注目して、ますます盛り上がっている『ワンピース』をお楽しみください。