2018年05月26日公開
2018年05月26日更新
ワンピースの神・エネルは再登場する?能力・強さや扉絵の謎などネタバレ
今や誰しもが知っている大人気漫画ワンピース。漫画やアニメの枠を飛び越えて様々な業界とのコラボ企画も目にすることも多いです。そのワンピースで作中おそらく最強の敵「エネル」を知っていますか?ワンピースには様々な強敵が出てきましたが、ファン、読者の間では今でもエネルが最強と考えている方も多く、空島編の連載が終了して約14年経過した現在でも最強は誰かを語るときに必ず名前が出てきます。今回はそんなエネルの能力や強さ、さらに扉絵でのエネルの旅や2年後の新世界での再登場の噂について紹介します。
目次
- 漫画ワンピースの魅力
- ワンピース最強の敵といわれるエネルとは?
- ラスボスはエネル!ワンピース空島編のあらすじ
- ワンピース中最強の能力といわれるエネルの能力とは?
- ワンピース空島編:エネルの部下のサトリ
- ワンピース空島編:エネルの部下のシュラ
- ワンピース空島編:エネルの部下のゲダツ
- ワンピース空島編:エネルの部下のオーム
- 圧倒的な強さ!エネルの戦闘能力
- 2年後の新世界でも通用する?エネルの技
- 2年後の新世界でも通用するエネルの必殺技!
- 激突!ワンピース中最強の敵エネルVSルフィ
- ワンピース本編への影響は?エネルの扉絵連載
- 2年後の新世界編でもエネルが再登場する?
- 2年後の新世界編でもカギとなるポーネグリフとは?
- ワンピースの世界を滅ぼす?古代兵器とは?
- 番外編:空島の大蛇
- 番外編:空島の不思議な武器
- 番外編:空島・黄金の鐘
- エネルは本当に再登場するのか期待!
漫画ワンピースの魅力
ワンピースは1997年から現在まで連載中の漫画で、アニメ化や映画化されるなど大人気漫画です。ワンピースの魅力は主人公ルフィの壮大な生き方、仲間思いで信念を曲げずに生きる姿とその仲間たちの成長、そして感動のストーリが各編ごとに描かれていることです。今の社会では絶対にできないルフィの生き方に憧れているファンも多くいます。
そんなワンピースですが、現在までに主人公ルフィとその仲間たちの前に様々な強敵が立ちはだかりました。その強敵たちの中で、今でも話題になることの多い敵が空島編で登場する「エネル」です。エネルのその圧倒的な強さから現在も最強説が唱えられることもあり、空島編終了後も扉絵でエネルの旅が描かれるなど何かと話題になることが多いです。2年後も再登場する噂もあるエネルとは一体どんなキャラクターなのでしょうか?
ワンピース最強の敵といわれるエネルとは?
空島の神・ゴッドエネル
エネルは空島スカイピアの神として君臨しており、「神(ゴッド)・エネル」と呼ばれています。圧倒的な強さから自らを全能なる神と名乗っており、神である自分に反抗する者には容赦なく制裁する冷たく残忍な考えの持ち主です。圧倒的な戦闘力とわずかな情報で物事を推理する論理的思考も持ち合わせており、空島で圧倒的な権力を持っていました。
どのようにしてその権力を築き上げたのかというと、ルフィたちが空島に来る8年前に空島のピルカという場所からスカイピアへ兵を率いて侵攻します。その際に神隊とシャンディアに大きなダメージを与えて侵略に成功し、それ以来スカイピアに神として君臨することになります。そんな圧倒的な強さを誇るエネルがラスボスとして君臨するワンピース空島編はどのようなストーリーなのでしょうか。
ラスボスはエネル!ワンピース空島編のあらすじ
ワンピース空島編:空島とは
空島とは文字通り空にある島であり、基本的には大地はなく、雲で形成されています。約400年前、青海に存在したジャヤ島の一部が突き上げる海流(ノックアップストリーム)によりスカイピアに運ばれます。空島の住人たちは武力によって制圧して以来、もともと空島にはない大地(ヴァース)をどちらが納めるかで争いが絶えない島となっています。
ワンピース空島編:エネルの目的
ワンピース空島編で神として君臨するエネルの目的は何だったのでしょうか?エネルは自らの能力であるゴロゴロの実で雷を発生させ、それを動力として飛ぶ方舟「マクシム」を神隊たちに作らせていました。その方舟でエネルの故郷ピルカに伝わる聖地「限りない大地(フェアリーヴァース)」に行き、そこで神の国を作ることが目的でした。
またワンピース空島編後半のネタバレにもなってしまうのですが、エネルは空に大地が浮いている状態のスカイピアのことを空島にはふさわしくないと考えており、フェアリーヴァースに旅立つ際にスカイピアを消滅させ、空島の人間をすべて青海に落とそうという恐ろしい考えをしていました。
ワンピース中最強の能力といわれるエネルの能力とは?
ワンピース悪魔の実ランキング上位:ゴロゴロの実
ワンピースの作中で圧倒的な戦力から絶望感すら感じさせたエネルですが、一体どのような能力なのでしょうか。ロギア系悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者であるエネルは全身雷人間であり、その最大電力は作中で2億ボルトまで達していました。また「心網(マントラ)」と呼ばれる相手の心や動きを読む技を駆使して、スカイピア中の会話を聞くこともできます。
さらに黄金のこん棒「のの様棒」を使用しており、電気で熱を帯びて変形させることも可能です。最初は棒状でしたがルフィとの戦いの中でゴムに対応するために斬撃可能な矛状の武器に変形させたりなどしていました。まロギア系能力者のため基本的な物理攻撃は効かず、攻撃した本人が感電してしまうという攻撃と防御を兼ね備えた理不尽な能力を持っています。
エネルの天敵はルフィだけ?
空島で圧倒的な力、強さで君臨していたエネルに一つの誤算が生じます。それがゴムゴムの実の能力者であるルフィです。空島にはそもそもゴムが存在しません。そのためエネルはゴロゴロの実の能力が効かないということがありませんでした。しかしエネルがフェアリーヴァースに行こうとしたまさにその時にエネルの天敵ルフィが空島に来てしまうというのはエネルにとっては最悪のタイミングです。
しかしそんな天敵ルフィに対してもエネルは強さを見せつけます。マントラで攻撃を読み、ゴムによる攻撃を避ける、ゴム人間に雷による攻撃や知打撃が効かないことを知ると、金属性の武器「のの様棒」を槍状に変形させて斬撃にてルフィを攻撃するなど、戦闘能力だけでなく頭も切れるためその強さがさらに際立ちました。
ワンピース空島編:エネルの部下のサトリ
空島でルフィたちが最初に戦うことになったエネルの部下、四神官のうちの1人です。「森のサトリ」と呼ばれており、生存率10%の「玉の試練」の神官としてスカイピアの迷いの森を担当しており、ルフィたちの前に立ちはだかります。びっくり雲と衝撃貝(インパクト・ダイヤル)を使って攻撃します。
サトリの能力はびっくり雲を操ることですが、びっくり雲は丸い形をしており、丸い雲を操って攻撃を繰り広げます。また空島特有の貝である衝撃貝(インパクトダイヤル)を駆使して敵に大きなダメージを与えます。さらにサトリの能力、強さは心網(マントラ)を使って心や行動を読み、それを攻撃や防御に活かす戦い方はびっくり雲との相性も良く強さを発揮してルフィたちを苦しめました。
ワンピース空島編:エネルとの戦い「玉の試練」サトリ対ルフィ・ウソップ・サンジ
スカイピアに誘導されたルフィ、ウソップ、サンジはサトリの「玉の試練」に突如巻き込まれます。サトリの強さの要因である能力、心網(マントラ)とびっくり雲を組み合わせた攻撃はルフィ、ウソップ、サンジを惑わします。しかしルフィの行動をマントラで読み切れず、ルフィがゴムゴムの実の能力でサトリの行動を封じ、サンジの「粗砕(コンカッセ)」によって撃破されました。
ワンピース空島編:エネルの部下のシュラ
エネルの部下、四神官の1人であり生存率3パーセント「紐の試練」を担当しています。スカイライダーとも呼ばれており、炎貝によって炎を吐く鳥「フザ」という三丈鳥に乗って移動しているためスカイライダーという異名が付いている。シュラの能力、強さは目に見えないほど細い紐雲と火の槍を使用して攻撃を繰り出してきます。
ワンピース空島編:四神官シュラ対チョッパー・ガンフォール
シュラの能力、強さが明かされたのはサバイバル前に麦わら海賊団と交戦するところで明かされます。麦わら海賊団との交戦は生贄の祭壇にメリー号とともに残ったチョッパーのもとに現れて、シュラの能力である炎貝によってメリー号のメインマストを燃やします。なんとか交戦するチョッパーですが、空中戦には対応できず苦戦しているところにエネルの前の神であるガンフォールが助けに来ることで無事勝利します。
ワンピース空島辺:エネルの部下の四神官シュラとのサバイバルでの戦い
その後アッパーヤードにてエネルが行ったサバイバルにてガンフォールに重傷を負わせるなど強さを見せますが、シャンディアの戦士ワイパーの捨て身の攻撃「排撃貝(リジェクトダイヤル)」による攻撃を受けて戦闘不能になりました。くしくも神官でありながらサバイバルを一番最初に脱落することになります。エネルがいなくなった後は雲流しの刑という島流しのような状態で一人空をさまよっています。
ワンピース空島編:エネルの部下のゲダツ
エネルの部下であり四神官の一人です。うっかりした性格であり戦闘面でもうっかりしてヘマを踏む事があります。「沼の試練」を任されていますが、うっかりして生存率50%と言っているので、本当の生存率は不明となっていますが、他の神官とも比較し、おそらく生存率5%程度かと考えられています。
ワンピース空島編:エネルとの戦い「沼の試練」ゲダツ対チョッパー
ゲダツはうっかりした性格が特徴で、唇を噛んだまま話したり、腕組みを失敗したり、白目を向いたまま相手を見るなど天然ボケを発揮しますが、その強さは本物であり、沼雲と噴風貝を使って戦います。沼雲とは沼のように入ると沈んでいく雲であり、沼雲にはまった相手の動きを封じる事が出来ます。ゲダツは両手と靴に雲貝、両肘に噴風貝を装備して戦います。
サバイバルでは沼の試練に偶然来てしまった麦わらの一味・チョッパーと戦います。戦闘開始当初はゲダツの強さが目立ち、ゲダツ有利の展開で進みます。ゲダツの能力である雲貝と噴風貝を駆使した攻撃についていくことが出来ませんが、チョッパーがゲダツの片方の靴を脱がすことから形勢逆転します。靴を脱がされたゲダツは雲をバランスよく出す事が出来ず、自身の動きをコントロールできなくなります。
そこでチョッパーが攻撃を繰り出しますが、ゲダツは耐え抜きます。しかしうっかりして沼雲の方に突っ込んでしまい自滅してサバイバルから離脱することになり、チョッパーはダメージを負いながらも勝利します。なんとか勝利したチョッパーですが、エネルの部下四神官の強さが目立ちました。
ワンピース空島編:エネルとの戦い「扉絵連載・ゲダツのその後」
ゲダツが沼雲へ突っ込んだその後の物語が表紙の扉絵にて「ゲダツのうっかり青海暮らし」として描かれています。沼雲へ突っ込んだ勢いでゲダツはそのまま青海に落ちていきます。しかし高度1万メートルの空島から落下したゲダツですが、うっかり生存する事に成功します。
ゲダツが生き残った描写のあとからも扉絵連載は続きます。青海のとある島でゴローと出会います。その後成り行きでゴローの仕事の手伝いをすることになり、その過程で温泉を掘り当てることに成功します。また温泉の為のトンネルがうっかりアラバスタまで開通して、巨大海底トンネルでアラバスタと通じる「温泉島うっかり湯」の番頭になるところまで扉絵で描かれいます。
ワンピース空島編:エネルの部下のオーム
エネルの部下、四神官の一人であり、サバイバルでは生存率0%の「鉄の試練」を担当しています。生存率0%のため四神官で一番強いのがオームです。オームの強さ、能力は鉄雲を使い、柄頭が大きな球の形をした刃をもつ刀を武器として使用しています。この刀は鉄雲を蓄えた雲貝であり、雲の為、ある程度形も自在に操る事が出来るため、刀身が伸び縮みすることで攻撃します。
ワンピース空島編:エネルの部下のオームの強さ
四神官のなかで一番の強さを誇るのがこのオームです。オームの強さは鉄雲と心網、そして愛犬のホーリーとのコンビネーションによる変幻自在の攻撃が強さの秘密です。鉄雲は伸び縮み、曲がったりなど形を自在に変化させながら敵を切り刻みます。そして心網にて敵の行動を読み、物陰や死角に隠れても正確にその場所を探り当て、形が変わる鉄雲の剣にて攻撃します。
また「鉄の試練」の中はいたるところに雲貝が仕込まれており、それに触れると有刺鉄線状の雲が出てきて、敵を傷つけます。そして愛犬「ホーリー」との相性もオームの強さの秘密です。ホーリーはオームの指示を確実に遂行する忠実な愛犬であると同時に格闘技にも精通しています。愛犬ホーリーの攻撃と心網と鉄雲を駆使した変幻自在なオームの攻撃により、鉄の試練は生存率0%となっています。
ワンピース空島編:エネルとの戦い「鉄の試練」オーム対ゾロ
オームと麦わらの一味の戦いは、沼の試練を抜けてきたチョッパーが最初に戦います。沼の試練で疲弊したチョッパーに神官を相手にする体力は残っておらず、オームによって倒されます。その後遅れて到着した麦わらの一味のゾロ、シャンディアの戦士ワイパーと戦います。二人同時に相手するも強さを発揮し、有利に戦うオームですが、最後はゾロの攻撃によって倒されました。
圧倒的な強さ!エネルの戦闘能力
再登場待望の強さ!エネルの戦い
現在ワンピースはルフィが旅を始めてから2年後の新世界を旅しています。エネルは2年後より前のグランドライン編で登場したキャラクターですが、2年後の現在の新世界編でも再登場説が噂されたり、最強説がささやかれたりします。最強説は作者の尾田栄一郎氏が「エネルが青海に来ても懸賞金は5億程度」との言葉で明確に否定されていますが、その能力は現在でも脅威であり、2年後の現在でも再登場を期待する声が多いです。
震撼!エネルの能力
ワンピース空島編でエネルは最初から神として君臨していましたが、その能力は謎に包まれていました。ワンピースでエネルの能力が登場するのは、メリー号で雲の川ミルキーロードを進む麦わらの一味、サンジ、ウソップ、ナミ、そして前の神であるガンフォールの前に突然姿を現す場面ででした。一瞬のうちにサンジを戦闘不能にして、その後ウソップも倒します。
ウソップを倒したエネルはメリー号から突然いなくなり、今度はシャンディアの戦士カマキリの前に現れます。サバイバルの戦いを退屈そうに見ているエネルに対してカマキリは頭を槍で貫きます。しかしエネルはビクともせず、槍で突いたカマキリの方がダメージを受けます。エネルの能力は物理攻撃の効かないロギア系悪魔の実「ゴロゴロの実」の雷人間ということが発覚します。
エネルがロギア系悪魔の実「ゴロゴロの実」の雷人間と発覚したことで普通の人間の攻撃では全く通用しないということが判明し、シャンディアの戦士や麦わらの一味は絶望します。ワンピース中でも一度、ロギア系悪魔の実「スナスナの実」のクロコダイルと戦った時は、水で濡らすことで対策しましたが、空島には絶縁体のゴムが無く、エネルへの対応策は無しに等しい状況に陥ります。
2年後の新世界でも通用する?エネルの技
出典: http://festy.jp
エネルの戦闘は頂上戦争編や2年後の新世界編で再登場しても通用するのではないかと考えられています。何故なら雷は人間なら感電し、ダメージを受けます。また遠距離攻撃も可能であり、空島全範囲を聞く事ができる心網と合わせて遠距離攻撃すると敵に悟られることなく攻撃することができます。2年後の今、再登場しても通用すると噂されているエネルの技を紹介していきます。
放電・ヴァーリー
出典: http://festy.jp
放電・ヴァーリーはエネルの通常技に位置づけられている技であります。またただ放電するだけではなく1000万V放電(ヴァーリー)という1000万Vの電気を放電する技と2000万放電(ヴァーリー)という2000万Vの電圧を放電する技があります。昔は10万ボルトでも衝撃を受けたのですが、それをはるかに上回る電圧で攻撃し、またこれが通常攻撃の範疇ということが驚きです。
稲妻(サンゴ)・神の裁き(エル・トール)
エネルは放電するだけでなく、自らも雷になり攻撃する事ができます。稲妻(サンゴ)はエネルの腕を雷に変化させて攻撃する技です。攻撃範囲も広くその攻撃力の高さはゾロやシャンディアの戦士ワイパーを驚かせました。また稲妻(サンゴ)の強化版が「神の裁き(エル・トール)」です。かなりの攻撃力を誇っており、空島の大蛇を一撃で倒すほど強力な攻撃です。
3000万V雷獣(キテン)
こちらもエネルの技の中で随一のカッコよさを誇る技です。3000万V雷獣(キテン)と呼ばれ、ゾロへの攻撃の際に登場しました。背負っている太鼓のうちの左肩側の太鼓が変形して、3000万Vの雷獣(キテン)となり、敵を攻撃します。
3000万V雷鳥(ヒノ)
エネルの技でも随一のカッコよさを誇るのが、3000万V雷鳥(ヒノ)です。エネルは常時背中に太鼓を背負っています。その太鼓のうち、右肩側の太鼓が変形し、3000万Vの雷鳥として姿を変えて敵を攻撃します。雷鳥はヒノと呼ばれています。
6000万V雷龍(ジャムブウル)
エネルの背負う4つの太鼓のうち、右肩部分が雷鳥(ヒノ)、左肩部分が雷獣(キテン)と変形し攻撃していました。残りの頭上二つの太鼓を叩くと変形するのがこの6000万V雷龍(ジャムブウル)です。雷鳥、雷獣より倍の威力を誇る6000万Vの電圧を誇ります。こちらの姿もエネルの技の中で随一のカッコよさを誇ります。
2年後の新世界でも通用するエネルの必殺技!
1億V放電(ヴァーリー)
エネルの必殺技でまず紹介するのが、先ほどの通常技でも紹介した放電(ヴァーリー)です。しかしこちらは1億Vととてつもない威力を誇ります。ルフィとの戦いで登場し、電気による攻撃が効かないルフィにエネルがしびれを切らして繰り出した必殺技でしたが、ルフィはゴム人間のため効きませんでした。しかし普通の人間であればおそらく黒焦げになり、耐えられないほど強力な攻撃です。
電治金(クローム・パドリング)
電治金(クローム・パドリング)はエネルの武器である「のの様棒」や金を電気による熱で変形させる技です。聞いただけではあまり強そうではありませんが、棒を槍状の武器に変形させて、電気は効かないが斬撃が苦手なルフィに対応したり、金を変形させルフィの腕に球状に取り付け、空までエネルを追いかけるルフィを落としたりなど凡庸性が高い技です。
万雷(ママラガン)
エネルが部下に作らせた方舟マクシムは雲を作り出す能力があります。その雲から無数の雷を落とす技が万雷(ママラガン)です。ワンピースの作中ではエネルが空島を滅ぼすために披露した技です。空島全土に無数の雷を落とし、空島に壊滅的な被害を与えました。
雷迎(らいごう)
こちらの技も方舟マクシムから作られた雲を利用した技です。マクシムから作られた雲を球状に変形させてその雲へ雷を蓄電します。雷迎と呼ばれるこの技は空島全土を吹き飛ばすほどの爆発力を誇っており、エネルが空島を消し飛ばそうとしたときに繰り出されました。
2億V雷神(アマル)
エネルの最強の必殺技が2億V雷神(アマル)です。エネル自身も言うよう最高の電圧2億Vの攻撃であり、エネル自身も通常の姿ではなく雷神に変身しており、その姿も大きく力強くなっています。空島編ではこの姿になったエネルに対抗できるのはゴム人間であるルフィしかいないです。
激突!ワンピース中最強の敵エネルVSルフィ
エネル驚愕!ゴム人間のルフィ
雷を使い、ワンピース中でも最強のロギア系能力者であるエネルは空島では誰も相手にならず、対抗する存在がいませんでした。そんな中雷の効かないゴムゴムの実の能力者であるゴム人間ルフィが空島にやってきます。空島にはそもそもゴムが無く、電気が効かない物質の存在すら知りませんでした。
そのため、エネルは最初自身が技を外したと思い、雷を打ち直したり直接触れて攻撃します。しかしルフィはゴム人間であるため雷が効かず、エネルは生まれて初めて自身の攻撃が効かない天敵と出会いとんでもない顔で驚きます。
エネル本領発揮
最初は雷の効かないルフィの登場に驚くエネルですが、持ち前の頭の良さからルフィにも適応していきます。雷は効かないが、熱や斬撃によりダメージを与えられることを知ると、武器を矛状に変えて攻撃したり、金を変形させてルフィの体にくっつけて動きの自由を奪ったり、また心網によってルフィの動きを読むことで、相性の悪いルフィに対しても終始有利に戦います。
方舟マクシムでフェアリーヴァースに旅立ち、そして空島を滅ぼそうとしていたエネルの強さは、能力的には相性のいいルフィを徐々に追い詰め、ついに方舟の外に追いやられて落ちてしまいます。空から雷を落とし、空島を滅ぼそうとするエネルに対抗する術はルフィしかいません。そこで空島で戦う皆で協力し、再びルフィを方舟まで送り届けます。
最終決戦!エネル対ルフィ
エネルとルフィ、それぞれの信念を懸けて一進一退の激闘を繰り広げられます。エネルの最強の必殺技2億V雷神(アマル)を繰り出しますが、ルフィのゴムゴムの黄金ライフルによってエネルを倒します。またエネルを倒したときにルフィは黄金の鐘を鳴らし、青海にいた空島伝説を信じる人たちの期待へも応えました。
ワンピース本編への影響は?エネルの扉絵連載
扉絵連載「エネルのスペース大作戦」
ワンピース本編ではルフィに敗北してしまいますが、その後扉絵にて再登場します。その再登場した扉絵連載にて語られていることによって2年後の本編でも再登場するのではないかと噂されています。様々な憶測を呼んでいる扉絵連載、本当にエネルは2年後の新世界でも再登場するのか、また別の形で物語に関わってくるのか、気になる扉絵連載を紹介します。
扉絵連載:フェアリーヴァースへ到着
扉絵ではエネルがルフィに敗れて方舟マクシムでフェアリーヴァースへ飛んでいくところから始まります。フェアリーヴァースとは月のことで、月に到着したエネルは周囲を散策し、クレーターが気になって調べると中に生き物の気配がしたため、とりあえず攻撃します。しかし生き物は生きており、何故かエネルに敬礼します。生き物は何かと戦って逃げていた様子で、名前をスペーシー中尉と言いました。
扉絵連載:宇宙海賊との戦い
スペーシー中尉が逃げていた戦場にエネルを連れていきますが、すでに仲間たちはやられている状況でした。そこに突然背後から宇宙海賊が現れてスペーシー中尉がやられてしまいます。宇宙海賊はエネルも攻撃しますが、ゴロゴロの実の能力者であるエネルにダメージはなく、逆に宇宙海賊を攻撃して倒します。宇宙海賊を撃退したその時、フェアリーヴァースの別の場所で爆発が起き、エネルが起こる場面で扉絵連載前半は終了します。
扉絵連載:スペーシー中尉の過去
場面は変わり扉絵連載はスペーシー中尉の過去に遡ります。スペーシー中尉は月見が大好きなツキミ博士に作られたロボットでありました。ある日仲間とツキミ博士でお月見をしていると、月が突然爆発し、びっくりしてツキミ博士は餅をのどにつまらせて死んでしまいます。博士の死因の引き金となった月の爆発の原因はなんだったのか突き止めるためにスペーシー中尉達は月へ旅立ちます。
扉絵連載:宇宙海賊との戦い、エネルとの出会い
スペーシー中尉達が月へ到着するとそこは宇宙海賊が支配をしていました。宇宙海賊は強くスペーシー中尉たちは歯が立ちません。そんな時、エネルがやってきてフェアリーヴァースを支配するために宇宙海賊を含めて片っ端から攻撃していき、宇宙海賊を倒します。スペーシー中尉は博士の仇を取ってくれたエネルに恩義を感じ付いていくことにします。
扉絵連載:月の地下に隠されたもの
エネルは宇宙海賊が掘り当てた地下都市を探し当てます。月の爆発の原因はこの地下都市を見つけた時に起きたものでした。地下都市を見つけたエネルは片っ端から攻撃しますが、エネルの雷によって古代都市は動き出します。またその時に一緒に地下都市に隠れていたロボットもエネルの雷によって充電されてエネルの部下になります。
扉絵連載:壁画に描かれた月の住人の過去
エネルはさらに地下都市を探索し、壁画を見つけます。壁画から翼を持った月の人が描かれており、月の都市ビルカから月の資源不足で地球に向かった過去がありました。月の住民の過去を知って忠誠を誓う部下がエネルの元に集まっていました。そして意味深な笑みを浮かべるエネルとその部下たちの描写で全38回の扉絵連載は終了します。
2年後の新世界編でもエネルが再登場する?
扉絵連載にて月の過去が描かれています。なぜ扉絵から2年後の新世界での再登場が噂されているのでしょうか?扉絵シリーズはたびたび本編の伏線として描かれているため、エネルも2年後の新世界で再登場するのではないかと言われています。
月についてはワンピース内でも諸説ありますが、月を半分にした形が「D」の形に似ており、ワンピースではキーワードになっている「Dの意思」と関連があると考えられています。「Dの一族」は月から来た一族の可能性を考えられており、世界政府は月からきた一族の力を恐れ、過去や現在から抹消しようと動いています。月とDの関連性からワンピース本編や2年後でもエネルが再登場するのではないかと噂になりました。
また実際にエネルは月で古代都市を発見します。その古代都市ではワンピース内でこちらもまたキーワードになっている古代兵器が月にあるのではないかと噂になりました。エネルが月で古代兵器を手に入れ、2年後の本編に再登場して再びルフィの前に立ちはだかるのではないかと考えられています。
通常の敵であれば一度倒すと再登場の噂など普通は出ませんが、エネルはその強さのインパクトや野望の壮大さ、敵としての魅力からファンに愛されて再登場されることを期待されているのかもしれません。今後の展開次第でルフィの前に再登場して立ちはだかり、さらに強大な敵となって戦う可能性があることだけでも楽しみにされています。
2年後の新世界編でもカギとなるポーネグリフとは?
ポーネグリフとは
ポーネグリフとは「歴史の本文」と言われており、世界各地に置かれた四角い石碑です。何をされても壊れない硬い石に記載された古代文字による文であり、ロビンの出身地であるオハラの考古学者以外に解読できる人はいません。世界政府は古代兵器の復活を阻止する目的でポーネグリフの解読、探索を禁じていて、法を犯した者は死刑になります。
ポーネグリフに記されていること
ポーネグリフには大きく三種類あって、一つは歴史と情報が記されている9つの石、一つはラフテルの場所を示すために必要な4つの赤いロードポーネグリフ、最後の一種類は歴史と情報が記されている9つの石の在処が示されている石の三種類の分けられています。ワンピースがあるかもしれないラフテルに行くにはロードポーネグリフが絶対に必要であり、四皇の海賊団はロードポーネグリフの獲得に向けて動いています。
2年後の新世界ではいよいよワンピースに向けて旅を進めていきます。そのためにはロードポーネグリフの獲得が必要不可欠です。またエネルが古代兵器をもって再登場する可能性もあり、古代兵器の在処を示すポーネグリフもワンピースを巡る戦況を占う存在になるかもしれません。2年後の新世界ではポーネグリフにも注目です。
ワンピースの世界を滅ぼす?古代兵器とは?
古代兵器とは世界を滅ぼす力をもつ兵器であり世界政府がその詮索を禁じている程危険な代物です。今のところ「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」という三つの古代兵器があります。「プルトン」は昔ウォーターセブンで作られた造船史上最強最悪の戦艦と言われています。一撃で島を消し飛ばすことができ、まだこの世界のどこかに本体があり、ロビンだけがその所在地を知っています。
「ポセイドン」は海王類と会話できる伝説の人魚姫とされており、作中ではしらほしがこの能力を受け継いでいます。巨大な海王類を操ることで世界を海に沈める可能性があると危険視されており、その能力を巡って海賊たちも争いを繰り広げます。「ウラヌス」はロビンと魚人島の王、ネプチューン王との話の中で出てきたのみで詳細は不明ですが、天候を操る古代兵器では無いかと噂されています。
番外編:空島の大蛇
空島にはウワバミのノラと呼ばれる大蛇が生息しています。400年前の過去編から小さい蛇として登場しているため、少なくとも現在まで400年は生きていると考えられます。作中ではルフィを食べたり、豆の木を頭突きで倒し、ルフィをエネルのいる場所まで届けるアシストをしたりなど、思わぬ形で活躍します。400年前から黄金の鐘の音覚えており、ルフィが鐘の音を鳴らしたときは涙を流して喜びました。
番外編:空島の不思議な武器
空島には貝(ダイヤル)と呼ばれる特定のエネルギーを取り込み、放出する武器があります。作中には12種類の貝(ダイヤル)が出てきており、出てきていない貝(ダイヤル)もあるかもしれません。2年後である現在もウソップが使用しており、改良を重ねて強力な武器となっています。
番外編:空島・黄金の鐘
空島に向かう前にルフィたちは空島の話をクリケット達から聞きます。クリケット達は先祖のノーランドが空島があると言ったことで嘘つき一族として迫害されます。そんなクリケット達に本当に空島はあったと証明するためにルフィは黄金の鐘を鳴らす約束をして空島へ旅立ちます。そのためエネルを倒したときに青海に聞こえるように黄金の鐘を鳴らし、ノーランド一族が嘘つきでないことを証明しました。
エネルは本当に再登場するのか期待!
いかがでしたか。空島でルフィがエネルを倒した後もエネルの旅は続いており、扉絵でその後が描かれていました。扉絵で描かれた後は必ずと言っていいほど再登場するため、エネルもどこかで再登場すると思われます。今後どのようにエネルが物語に関わってくるのか楽しみです。みなさんもぜひ一度ワンピース空島編を読んでみましょう。