ドラえもんの歴代声優一覧!交代した理由や初代から現代までまとめ

『ドラえもん』の歴代声優を一覧でまとめています。ドラえもんの声優交代といえば、長きに渡って声優を務めたのメインキャスト陣が2005年に一斉交代したことが記憶に新しいですが、実はそれ以前にも何度か声優の交代があったのを知っていますか?この記事では、ドラえもんメインキャストの歴代声優を一覧で紹介しつつ、声優が交代することになった理由や、歴代声優の現在について迫ります。

ドラえもんの歴代声優一覧!交代した理由や初代から現代までまとめのイメージ

目次

  1. ドラえもんの声優が変わった理由とは?歴代声優を一覧で紹介
  2. ドラえもんの歴代の声優一覧
  3. ドラえもん野比のび太の歴代の声優一覧
  4. ドラえもん源静香の歴代の声優一覧
  5. ドラえもん骨川スネ夫の歴代の声優一覧
  6. ドラえもん剛田武の歴代の声優一覧
  7. ドラえもんの声優が交代した理由とは?
  8. ドラえもんの歴代声優は現在どうしてる?
  9. ドラえもんの声優は何度も交代していた!

ドラえもんの声優が変わった理由とは?歴代声優を一覧で紹介

藤子・F・不二雄さんによる原作をアニメ化した『ドラえもん』は、いつしか国民的アニメと呼ばれるようになり人気を博しました。その長い期間のなかで、実は様々な声優がメインキャラクターを務めてきたのです。この記事では、『ドラえもん』歴代声優を一覧で紹介する他、声優交代の理由を解説していきます。

ドラえもん|テレビ朝日

ドラえもんの歴代の声優一覧

初代:富田耕生さん

ドラえもん役の初代声優を務めたのは、富田耕生さんです。ドラえもん役といえば一般的には大山のぶ代さんのイメージが強いですが、実は大山さんは三代目ドラえもんであり、初代は富田さんでした。富田さんは、1936年2月4日生まれの東京都出身です。声優だけでなく俳優やナレーターとしても活躍していた富田さんは、ドラえもんが初めてアニメ化された1973年4月1日から6月24日まで、ドラえもん役を務めました。

この初期のドラえもんでは、富田さんのアドリブで、ドラえもんが道具を出す際に「あらよっと」というセリフが加えられたそうです。しかし残念ながら、現存するドラえもんの映像作品では富田耕生さんが演じた映像は無く、実際に一般の人が確認することはできません。手塚治虫作品や赤塚不二夫作品に数多く出演していて、『平成天才バカボン』バカボンのパパや、『ゲッターロボ』の早乙女博士役なども務めました。

二代目:野沢雅子さん

富田さんと交代する形でドラえもんの二代目声優を務めたのが、野沢雅子さんです。野沢さんは1936年10月25日生まれの東京都出身で、1973年7月1日から9月30日までドラえもん役を務めました。

『ドラゴンボール』の孫悟空、孫悟飯、孫悟天と親子3代に渡って声優を務めるなど、声優界のレジェンドの一人と言って過言ではない野沢雅子さんですが、残念ながら富田さん同様、野沢さんのドラえもんを確認できる映像も残っていません。野沢さんのその他の代表策としては、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役や、『銀河鉄道999』の星野鉄郎役などが挙げられます。

三代目:大山のぶ代さん

野沢さんと交代でドラえもんの三代目声優を務めたのが、大山のぶ代さんです。歴代のドラえもん声優の中でも、最も多くの世代にとって「ドラえもん」のイメージに定着しているのが大山さんでしょう。大山さんは1933年10月16日生まれの東京都出身です。最初は女優としてデビューし、のちに声優へと活躍の場を広げていった大山さんですが、ドラえもんの声優を始めてからは、他の声優としての仕事を全て断っていたそうです。

そのきっかけとなったのではと言われているのが、『ドラえもん』原作者の藤子・F・不二雄さんとのエピソードです。大山さんは、実はご自身の声にとてもコンプレックスを持っていたそうです。しかし藤子・F・不二雄さんが、大山さんの演じるドラえもんの声を聞いたときに「ドラえもんはこんな声をしてたのか」と言い、大山さんは自分の声に自信を持てるようになったそうです。

このこともあり、大山さんは並ならぬ熱意を持ってドラえもん役を務められていたようです。また、「子供たちも見るから」ということで、ドラえもんの一人称を「ぼく」に統一、優しいおっとりとしたイメージを作り上げたのは、大山さんであるとも言われています。ドラえもん以前は『サザエさん』の磯野カツオ役や、『のらくろ』ののらくろ役なども務められていました。

現在:水田わさびさん

大山さんと交代でドラえもんの四代目となり、現在も声優を務められているのが、水田わさびさんです。水田さんは、1974年8月4日生まれの三重県出身です。以前から作中でゲストキャラクターを演じていた水田さんですが、2005年からはドラえもん役として抜擢されました。

先代の大山さんからは「私の声に似せようとしなくて良いからね」と言われていた水田さんですが、やはり先代のイメージが強烈だったことから、プレッシャーは大きかったのではと見られています。しかし今となっては水田さんが10年以上に渡ってドラえもんを演じているため、1990年代後半〜2000年代以降の生まれの人にとっては「ドラえもん=水田わさび」として定着しており、しっかりと新しい世代に受け継がれています。

1996年に『トイレの花子』さんの上岡山大介役で声優デビューした水田さんは、その後も『ヒカルの碁』の福井雄太役や、『あたしンち』にユズヒコのクラスメイトとして登場する川島役などを務めていましたが、ドラえもん役への就任以降は徐々に他作品での仕事量をセーブ、近年は主にドラえもんの声のみに注力しています。

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ドラえもん野比のび太の歴代の声優一覧

初代:太田淑子さん

続いてのび太役の声優を一覧で見ていきましょう。『ドラえもん』ののび太の初代声優を務めたのは、太田淑子さんです。太田さんは、1936年4月25日生まれの京都府出身で、宝塚歌劇団に所属していました。宝塚歌劇団では娘役などで活躍し、1955年に退団、その9年後から声優としての活動をスタートさせました。

太田さんは1973年の『ドラえもん』でのび太の声優を担当し、またその後1979年からの『ドラえもん』シリーズではのび太の孫・セワシ役も務めました。ドラえもん以外では、『ひみつのアッコちゃん』の加賀美あつ子役、『ヤッターマン』のガンちゃん役、『ジャングル大帝』のレオ役などが代表作となっています。現在は所属事務所にて劇団員としても活躍されています。

二代目:小原乃梨子さん

太田さんと交代でのび太の二代目声優を務めたのが、小原乃梨子さんです。小原さんは1935年10月2日生まれで、東京都出身です。1979年からの『ドラえもん』でのび太役になり、以降26年間に渡ってのび太役を務めることになりますが、実は1973年の初期『どらえもん』にはのび太のママ・野比玉子としても出演しています。

日本を代表する声優の一人で、『未来少年コナン』のコナン役、『アルプスの少女ハイジ』のペーター役、『ヤッターマン』のドロンジョ役などが代表作となっているほか、吹き替えの仕事も精力的にこなしています。

現在:大原めぐみさん

小原さんと交代でのび太の三代目となり、現在まで声優を務めているのが、大原めぐみさんです。大原さんは1975年4月16日生まれの東京都出身で、声優デビューはゲーム『SIMPLE2000シリーズOl.70 THE 鑑識官』鑑太役でした。その後、なんとのび太の声がアニメデビューとなる大抜擢をされます。

元々の職業は美容師でしたが、結婚と出産を機に専業主婦となり、ひと段落してところで養成所に通い始め声優になったという異色の経歴を持ちます。ドラえもん以外では、『スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜』などで脇役として出演しています。

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ドラえもん源静香の歴代の声優一覧

初代:恵比寿まさ子さん

続いてしずか役の声優の一覧です。『ドラえもん』でしずかちゃんの初代声優を務めたのは、恵比寿まさ子さんです。恵比寿さんは1945年1月21日生まれの東京都出身で、主に1960〜1980年代に活躍していました。代表作には『サザエさん』の波野タイコ役などがありますが、2000年の『機巧奇傳(からくりきでん)ヒヲウ戦記』でのナレーターを最後に、現在は声優の活動を引退しています。

二代目:野村道子さん

恵比寿さんと交代でしずかちゃんの二代目声優を務めたのが、野村道子さんです。野村さんは1938年3月31日生まれの神奈川県出身です。元フジテレビのお天気お姉さんでしたが、その後ドラマ出演などを経て、声優へ活躍の場を広げました。

1979年からの『ドラえもん』でしずかちゃん役になりましたが、その3年前の1976年からは共に国民的アニメと呼ばれる『サザエさん』磯野ワカメ役となり、どちらも25年以上の長期にわたって務めた人物でもあります。

他にも『昆虫物語 みなしごハッチ』のアーヤ役や、『タイガーマスク』の若月ルリ子役などを務めましたが、2005年にしずかちゃんを引退した後は、プロダクション業務に専念しています。しずかちゃんはのび太を「のび太さん」と呼びますがこの呼称の発案者は野村さんで、原作でもこのアニメでの呼称を逆輸入して「のび太さん」と呼ばれるようになったというエピソードがあります。

現在:かかずゆみさん

小原さんと交代でしずかの三代目となり、現在まで声優を務めているのが、かかずゆみさんです。かかずゆみさんは1973年6月18日生まれの埼玉県出身で、元はタレントやレポーターとして活動していましたが、1996年ごろから本格的に声優活動を始めました。

声優デビューは『機動新世紀ガンダムX』のサラ・タイレル役で、その後『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の真崎杏子役や、『創聖のアクエリオン』シルウィア・ド・アリシア役などを務めました。最近でも、しずか役だけでなく、『AKB0048』の片桐ツバサや、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』のマジカルサファイア役などを務めています。

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ドラえもん骨川スネ夫の歴代の声優一覧

初代:八代駿さん

続いてスネ夫役の声優を一覧で見ていきましょう。『ドラえもん』でスネ夫の初代声優を務めたのは、八代駿さんです。八代さんは1933年2月19日生まれの岡山県出身です。大学卒業後、劇団テアトル・エコーに所属し、元はテレビや映画、舞台などで俳優としても活躍していた人物です。1960年代後半以降、本格的に声優活動を始め、ラジオドラマなどにも多く出演しました。

『ドラえもん』以外では、『仮面ライダー』シリーズの怪人役として様々な怪人を演じたほか、『001/7親指トム』のジャック役や、『いなかっぺ大将』の西一役なども務めました。残念ながら2003年の6月25日に脳梗塞で亡くなられましたが、2003年発売のゲーム『ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚』にも出演するなど、直前まで精力的に活動していました。

二代目:肝付兼太さん

八代さんと交代でスネ夫の二代目声優を務めたのが、肝付兼太さんです。肝付さんは1935年11月15日生まれの、鹿児島県出身です。肝付さんは実は中学生の頃から俳優に対する憧れがあったそうですが、家族から自身の容姿について忠告を受け、声の仕事である声優を志すようになりました。しかし実際に声優となって以降は、俳優や演出家などマルチな活躍を見せました。

1965年に『オバケのQ太郎』のゴジラ役を演じた際、藤子不二雄さんが肝付さんのアドリブを気に入って以降、藤子不二雄作品に多く呼ばれるようになったというエピソードが残っています。ドラえもん以外ではガキ大将役を演じることが多く、『オバケのQ太郎』の西郷強役、『怪物くん』の番野役、『パーマン』のカバ夫役などを務めました。

現在:関智一さん

肝付さんと交代でスネ夫の三代目となり、現在まで声優を務めているのが、関智一さんです。1972年9月8日生まれで東京都出身の関さんは、幼少の頃から演じる仕事に憧れていたそうで、高校時代から養成所に通い始め声優となりました。

少年から青年まで、いろいろな声を使い分ける役の幅の広さに定評があるほか、舞台俳優やナレーターなどマルチに活躍しています。声優としては主演級の役を多数演じていて、『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュや、『頭文字D』の高橋啓介役、アニメ版『のだめカンタービレ』の千秋真一役などが挙げられます。

そんな関さんは、なんと最初は主役のドラえもん役でのオファーが来ていたそうです。ただし関さん本人としても「無理だろう」と感じていたそうで、実際オーディションを受けたところドラえもん役は落選でした。その後、関さんはスネ夫役のオーディションにも参加し、見事スネ夫役を射止めました。

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ドラえもん剛田武の歴代の声優一覧

初代:肝付兼太さん

『ドラえもん』でジャイアンこと剛田武の初代声優を務めたのが、肝付兼太さんです。1979年から26年に渡ってスネ夫の声を演じていた肝付さんでしたが、実はそれ以前の1973年のドラえもんでは、ジャイアンの声を担当していました。1973年の1期目でのジャイアン、1979年からの2期目のスネ夫を合わせると、メインキャストとして30年以上も『ドラえもん』に出演していたことになり、歴代最長となっています。

二代目:たてかべ和也さん

肝付さんと交代でジャイアンの二代目声優を務めたのが、たてかべ和也さんです。たてかべさんは1934年7月25日生まれの北海道出身で、カベさんの愛称で親しまれた人物です。ガキ大将役を多く演じていたたてかべさんは、『ど根性ガエル』の五利良イモ太郎役、『タイムボカン』のワルサー役、『ヤッターマン』のトンズラー役などを務めました。

その中でも、ジャイアンの特に自由奔放なキャラクターに合わせるため、ジャイアンを演じる時は煙草を吸ったりお酒を飲んだりして気合を入れていた、というエピソードが残っています。

現在:木村昴さん

たてかべさんと交代でジャイアンの三代目となり、現在まで声優を務めているのが、木村昴さんです。木村さんの本名は昴・サミュエル・バーチュといい、1990年6月29日生まれのドイツ出身で、ドイツと日本のハーフの方です。7歳までドイツで過ごしていたそうですが、日本へ帰国してからは劇団に所属、子役としてアテレコや吹き替えなどで活躍していました。

2005年にジャイアンを演じることになった時、まわりの主要キャストは30代が多かった中、木村さんはまだ14歳でした。先代であるたてかべ和也さんは「ジャイアンの声を継いでくれる人とお酒が飲みたい」と言っていたため、最初はとても残念がったそうですが、その後木村さんが成人となり無事に希望が実現しました。現在、木村さんはSAMMY(サミー)名義でモデルとしても活躍しています。

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ドラえもんの声優が交代した理由とは?

『ドラえもん』の歴代声優を一覧でお届けしましたが、このように多くの声優へと交代していくきっかけ・理由はなんだったのでしょうか?『ドラえもん』はその声優の移り変わりから、第1期ドラえもん(1973年)、第2期ドラえもん(1979年4月から2005年3月まで)、第3期ドラえもん(2005年4月〜現在)の3つに大きく分けることができます。

その中で、ドラえもん役のみ、第1期の途中で富田耕生さんから野沢雅子さんへ交代していますが、他のメインキャストに関しては、期が変わるタイミングで一斉に交代しているのが特徴です。第1期から第2期になったときに声優が交代した理由は公式にはわかっていませんが、第1期終了から第2期の開始まで6年程度あいていることから、自然と声優を交代する流れになったのではと考えられています。

声優の高齢化と大病

対して、第2期から第3期への声優の交代理由については、声優の高齢化が挙げられます。26年間という歴代最長の長さでメインキャストを務めた第2期の声優陣でしたが、終盤は体調不良などで休むことになり代役が発生する、という状況に見舞われることが多くなっていました。

そんな中、大山のぶ代さんが2001年に直腸癌という大病を患い、自ら降板を申し出ます。その後ほかのメインキャスト陣も含めて長期間にわたって極秘裏に話し合いが持たれた結果、2005年に同時に降板、メインキャストを一新することになったのでした。

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ドラえもんの歴代声優は現在どうしてる?

そんなドラえもんの歴代声優陣ですが、現在どうしているのでしょうか?ここでは、一覧でお届けした歴代声優の中でも、特に長期にわたって声を演じた第2期『ドラえもん』の声優陣の現在を追ってみました。

大山のぶ代さんの現在

大山のぶ代さんは、2008年に心筋梗塞と脳梗塞を併発、2012年にはアルツハイマー型認知症の診断を受けるなど、一時仕事を休んでいた期間もありましたが、その度に徐々に仕事に復帰します。2013年には『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』でモノクマ役を演じるなど、声優活動を続けていました。

しかし、闘病生活を支えていた夫であり俳優の砂川啓介さん自身も尿管がんで闘病していたことから体力的に限界を迎え、2016年以降、大山さんは介護施設で生活しているそうです。以降、公の場には出てきておらず、2017年7月に砂川さんが他界した際は大山さんが喪主となったものの、お通夜、葬儀共に参列できなかったようです。

小原乃梨子さんの現在

二代目のび太の声優を務めた小原乃梨子さんは、現在も声優として活躍しています。最近の出演作の中では2009年の『劇場版 ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!』のドロンジョ役などが有名です。2018年4月30日をもって創業時から所属していた「ぷろだくしょんバオバブ」を退所し、「81プロデュース」へ移籍しています。

野村道子さんの現在

二代目しずかの声優を務めた野村道子さんも、現在も声優として活躍しています。最近の出演作としては、ラノベ原作のアニメ『けんぷファー』のハラキリトラ役や、『リトル・チャロ〜東北編〜』のシズ役などが挙げられます。2016年には、第十回声優アワードで、千々松幸子、中村正とともに功労賞を受賞しました。

肝付兼太さんの現在

二代目スネ夫の声優を務めた肝付兼太さんは、スネ夫役を勇退後、若手育成に取り組みつつ、劇団『パラダイス一座』を結成するなど舞台方面でも活躍していました。また声優としても『アンパンマン』ホラーマン役を務めるなど、精力的に活動していましたが、残念ながら2016年に肺がんでお亡くなりになっています。

たてかべ和也さんの現在

二代目ジャイアンの声優を務めたたてかべ和也さんは、ジャイアン役を勇退後も声優として活動していました。『劇場版 どうぶつの森』のアラン役や、『劇場版 ヤッターマン』のトンズラー役など話題作にも出演していましたが、残念なことに2015年、急性呼吸器不全のためお亡くなりになっています。

二代目スネ夫役の肝付さんとは大の仲良しで、50年以上もの親交があったことから、たてかべさんの葬儀では肝付兼太さんが弔辞を読み、スネ夫の声で「ジャイアーン!」と叫ぶなど、涙を誘う場面があったそうです。たてかべさんの所属事務所ケンユウオフィスではたてかべさんを「永劫所属」扱いとし、2018年現在も公式ウェブサイトにたてかべさんのプロフィールが掲載されています。

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ドラえもんの声優は何度も交代していた!

以上、アニメ『ドラえもん』のメインキャラクターの歴代声優を一覧で紹介し、その声優交代の理由に迫ってみました。ドラえもんの声優交代というとやはり2005年の一斉交代が記憶に新しいですが、実はそれ以前にも何度か声優の交代があったのです。長い期間をかけてたくさんの方が息を吹き込んで作られてきた『ドラえもん』の歴史をぜひ一覧で確認し、あらためてその歴史の深さを楽しんでみてください。

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