【ワンピース】ハンコックは天竜人の奴隷だった？過去や背中の刻印の秘密を考察

大人気漫画・『ワンピース』の世界三大美人の一人とされているハンコック。そんな絶世の美女・ハンコックとは一体どのような人物なのでしょうか？まずは、ハンコックのプロフィールと『ワンピース』の作品情報についてチェックしてみましょう。

『ワンピース』とは、週刊少年ジャンプにて1997年34号より2020年4月現在も連載中の尾田栄一郎作の漫画で2020年4月現在の単行本既刊は96巻となっています。海外でも人気がある『ワンピース』は海外のコミックス累計発行部数は2020年4月時点で8000万部を突破しています。

かつてこの世の全てを手に入れた男と呼ばれた海賊王、ゴールド・ロジャーが遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れるために、世の海賊達が覇権を賭けて争う『大海賊時代』が到来しました。海賊王に憧れる少年、モンキー・D・ルフィもワンピースを目指して海に出て、多くの仲間たちと協力しながらワンピースを目指します。

ハンコックの正式名称は『ボア・ハンコック』といい、女ヶ島『アマゾン・リリー』出身の元王下七武海であり、アマゾン・リリー皇帝です。世界一美しいと謳われる絶世の美女で老若男女問わず数多の人間を魅了します。そんなハンコックは超人系悪魔の実『メロメロの実』の能力者であり、『覇王色の覇気』の持ち主です。『メロメロの実』の能力は自分に見惚れた者を石化させることができます。

「海賊女帝」の異名を持つ女海賊で、王下七武海の一員であったハンコック。そんなハンコックはかなり壮絶な過去の持ち主であり、かつては天竜人の奴隷だったと話していました。ハンコックが背負ってきた過去とは一体どんなものだったのでしょうか？また、一体なぜ天竜人の奴隷となってしまったのでしょうか？お次は、ハンコックが天竜人の奴隷となった過去について調査してみましょう。

『ワンピース』・ハンコックの過去1つめは、『12歳のときに天竜人の奴隷になった』です。ハンコックが12歳だった頃、ハンコックは妹であるサンダーソニアとマリーゴールドとともに誘拐されてしまい、天竜人の奴隷として売り飛ばされてしまいました。そこで気になるのが、ハンコックや妹たちを奴隷とした『天竜人』とは一体どんな人物なのかです。

天竜人とは800年前に世界政府を作り上げた20人の王の末裔です。そのため、天竜人は世界で1番偉いとされ、どんな事をしても罪にならないため、ハンコックたちを奴隷にしたことはもちろんですが、いきなり発砲したりしてもお咎めなしとなっていました。また、天竜人は要請すれば海軍の大将を呼びつける事が可能な程の権限を持っています。そんな天竜人の奴隷になるということは絶望を意味します。

『ワンピース』・ハンコックの過去2つめは、『人さらいは男だった？』です。ハンコックの出身地はアマゾン・リリーという女性しかいない島でした。女ヶ島で幼い頃から育ったハンコックですから、男性を知りません。そんなアマゾン・リリーのような女々島で生まれる子供は全員女であり、子孫の作り方は女性が島を出て身籠り、一人で戻って来るというものでした。

そのため、ハンコックたちは父親も知らず、男という存在に対して無知でした。そんな中、ハンコックと妹であるサンダーソニアとマリーゴールドを誘拐することとなった人さらいは男だったようです。初めて見る男に恐怖を抱くのは当然ながら、自分たちを誘拐したのが男、奴隷として男ばかりの世界に連れて行かれた事が関係して、ハンコックは男嫌いが加速して行きました。

『ワンピース』・ハンコックの過去3つめは、『毎日死ぬことを考えていた？』です。世界で1番偉いとされ、どんな事をしても罪にならない天竜人の奴隷となってしまったハンコックと妹たち。『ワンピース』では、ハンコックが天竜人にされたことを詳しく述べていませんが、それはそれは辛い毎日で、ハンコックは毎日死ぬことを考えていたようです。

ハンコックは奴隷を解放された現在でも、過去を思い出しては涙を溢れさせてしまうほど深い傷を負ってしまっています。詳しい内容は描かれていませんが、読者たちの間では天竜人は12歳というまだ幼さ残る子供だったハンコックが毎日死にたいと思っているほど辛かったのならば、天竜人はハンコックに暴力を振るったり性奴隷として扱っていたのではないかと考察しているようです。

『ワンピース』・ハンコックの過去4つめは、『悪魔の実を食べさせられた？』です。ハンコックは超人系悪魔の実である『メロメロの実』の能力者です。能力者の中には自ら望んで悪魔の実を食べるものもいますが、ハンコックの場合は違いました。自らの意思とは反し、天竜人の奴隷だったときに余興で悪魔の実を食べさせられてしまったようです。

『ワンピース』・ハンコックの過去5つめは、『傲慢な性格になった理由』です。ハンコックは非常に美しく、プロポーションもモデル顔負けな素晴らしさを誇る女性ですが、性格がかなり傲慢・わがままであり、妹であるサンダーソニアとマリーゴールドからも「美しいけど性格は最悪」と言われているほどです。そんな傲慢でわがままなハンコックは見下しすぎのポーズも定番ポーズとなっています。

ハンコックが登場した頃、「ルックスは良くても性格が傲慢すぎるのは引く…」という読者も少なからずいたようです。しかし、ハンコックがこのような傲慢な性格になった理由は過去に関係していました。12歳の時に天竜人の奴隷となってしまったハンコックはそれまで男という生物を見たことすらありませんでした。

そのため、初めてみる『男』に容赦無くひどい扱いをされてきたハンコックはひどく絶望したと思います。そんな悲しい過去を背負うハンコックは、毎日死にたいと思うほど追い詰められて行き、次第に「もう誰にも支配されたくない」と強く願うようになりました。

天竜人の奴隷として過ごした過去はハンコックにとってトラウマになっており、支配されることに対して人一倍強い抵抗感を抱くようになってしまったのです。そのため、ハンコックは現在のようなわがままで傲慢な性格になってしまったようです。ただ単に傲慢なのではなく、誰からも支配されずに強く生きるため、このような性格に成らざるを得なかったと言っても良いでしょう。

12歳の頃に天竜人の奴隷にされてしまったハンコック。そんなハンコックや妹であるサンダーソニアとマリーゴールドの背中には天竜人の奴隷の証とされた刻印が背中に刻まれてしまっています。ハンコックや妹であるサンダーソニアとマリーゴールドたちの背中に刻まれた紋章とは一体どんなものなのでしょうか？お次は、ハンコックの背中の刻印や紋章の秘密についてチェックしてみましょう。

背中の刻印や紋章の意味については後に詳しくご説明させていただきますが、この刻印はハンコックや妹であるサンダーソニアとマリーゴールド達にとって絶対に誰にも見られたくないものです。そのため、どんな危機的状況であっても、背中の刻印だけは見られないように守り続けてきました。そんなハンコックですが、心開いたルフィには背中の紋章を見せました。

ハンコックが天竜人の奴隷となった際に背中に刻まれた紋章は、天竜人のエンブレムであり、『天翔ける竜の蹄(ひづめ)』という名前がついています。この紋章は、天竜人の奴隷であることを示しており、ハンコックだけではなく、ともに誘拐されてしまったハンコックの妹であるサンダーソニアとマリーゴールドにも刻まれています。

ハンコックは現在女ヶ島『アマゾン・リリー』の皇帝です。つまり、アマゾン・リリーの権力者です。そんな人々の上に立つハンコックだからこそ、紋章を島の住民達に見られてしまうと過去に奴隷だったことがバレて現在の地位を失ってしまうことを恐れています。ハンコックや妹であるサンダーソニアとマリーゴールドにとって背中の紋章は自分の命よりも隠しておきたい秘密なのです。

妹達と一緒に天竜人の奴隷にされてしまったハンコック。しかし、ある人物が奴隷から解放してくれたと言います。また、王下七武海の一員ともされています。ハンコックを奴隷から解放した人物の謎や王下七武海に入れた理由とは一体何なのでしょうか？お次は、ハンコックを奴隷から解放した人物や七武海に入れた理由を調査してみましょう。

ハンコックにとっては、毎日死ぬことを考えていたほど辛い日々であった天竜人の奴隷時代。しかし、そんな天竜人の奴隷から解放してくれる恩人が現れました。それが、冒険家のフィッシャー・タイガーです。フィッシャー・タイガーは魚人や人間を奴隷として扱っている天竜人に怒り、一人で立ち向かって奴隷達を解放させました。その時、ハンコックや妹達もやっと天竜人の奴隷から解放されました。

ハンコックが七武海に入れた詳しい理由は明確になっていませんが、二つの理由が考えられるようです。まず一つ目が、海軍や世界政府がハンコックが天竜人の奴隷であったことを知らないパターンです。天竜人の奴隷とは知らず、七武海に就任させた可能性があるのではないかと考察されています。二つ目が、天竜人の奴隷であった事は知っているものの、危険性を説いて説得したパターンです。
 

天竜人にも様々なタイプがいるので奴隷に対する態度も様々です。奴隷に執着する者もいれば、また新しい奴隷を買えばいいと考える者もいますし、多くの奴隷を買って一人一人の存在を覚えていない者もいます。そのため、天竜人が世界政府に苦情をつけたものの、ハンコックの危険性を解いた事で面倒になって七武海に就任したとの可能性も考察されています。

ハンコックとルフィはもともと敵対関係でした。しかし、自分に対して邪な気持ちを持っていなかったことや、天竜人の奴隷だったことにも軽蔑せずに接してくれたり、背中の紋章を他人に見られないように隠してくれたりなどとしたルフィの優しさに触れたハンコックはいつしか恋をするようになりました。男嫌いだったハンコックですが今ではルフィに片思いをしており、妄想ラブストーリーを脳内で描くほどとなっています。

『ワンピース』に登場する女性キャラクターの中でもずば抜けた容姿を持ち、「世界一美しい」と謳われている絶世の美女・ハンコック。そんなハンコックに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『ワンピース』キャラクター・ハンコックに対する世間の感想や評価をチェックしてみましょう！

こちらの方はハンコックに対して、「ハンコックお姉さまが絶世の美女過ぎてビックリした！」とツイートしています。世界一美しいと謳われて、『ワンピース』界の世界三大美人の一人とされる絶世の美女・ハンコックの美しさには多くの読者が驚かされっぱなしのようです。

こちらの方はハンコックに対して、「ハンコックは性的虐待を受けたはずだ。奴隷時代、物として扱われて美しくないと許されない世界にいた。だからわらわは美しいから何をしても許されると言うんだろうな。ただ、美しさ故に尊厳を踏みにじられる機会も多かっただろうに。そんな過去持ちでも強くて美しいハンコック素敵。」とツイートしています。辛い過去を持つハンコックですが強く美しい姿に心奪われる方も多い様です。

こちらの方はハンコックに対して、「めちゃくちゃ普段かっこいいのに、好きな男の前ではこんなに乙女になるハンコックほんとに可愛いからみんな見て。」とツイートしています。王下七武海の一員として絶大なる強さを持つハンコックはクールでかっこいい印象ですが、ルフィに恋してからは乙女になることも多く、そんなギャップの可愛さにきゅんと来てしまう方が続出しているようです！

『ワンピース』・ハンコックが天竜人の奴隷だった過去・背中の刻印や紋章の秘密についてのまとめはどうでしたか？ハンコックは12歳の時に妹達と誘拐され、天竜人の奴隷となってしまいました。そして、その際には『天翔ける竜の蹄(ひづめ)』という天竜人の奴隷を示す紋章を背中に焼き付けられてしまいました。しかし、フィッシャー・タイガーによってハンコック達は天竜人の奴隷から解放されました。

解放された現在は女ヶ島『アマゾン・リリー』の皇帝として活躍しているハンコックですが、いまでも天竜人の奴隷だった過去に苦しめられています。非常に重たい過去ですが、ルフィと出会ってからは可愛い乙女になっており、ギャップが可愛いと人気を集めています。『ワンピース』の中でも人気が高いハンコックのエピソード、ぜひチェックしてみてくださいね！