2020年05月04日公開
2020年05月04日更新
【ワンピース】百獣海賊団ナンバーズの正体は巨人族?ゾオン系覚醒者?強さを考察
国民的な人気を誇るアニメ「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズの正体について、巨人族ではないかという説やゾオン系の覚醒者ではないかという説など、ファンの間で様々な考察がされています。今回はそんな「ワンピース」百獣海賊団のナンバーズの正体や能力・強さについて考察していきます。さらに「ナンバーズ」の名前の由来や、百獣海賊団の中でのナンバーズの地位などについても予想していきます。
目次
ワンピースの百獣海賊団ナンバーズとは?
ワンピースの作品情報
今回は「ワンピース」百獣海賊団の謎多き部隊「ナンバーズ」の正体について、巨人俗説や動物系(ゾオン系)悪魔の実の覚醒者説など様々な説を紹介し、その能力や強さについても考察してきます。さらに「ワンピース」に登場するナンバーズの名前の由来や百獣海賊団での地位についても考察していきます。ここでは、まず「ワンピース」の作品情報についてみていきます。
ワンピースの概要
「ワンピース(ONE PIECE)」は尾田栄一郎先生によって、1997年から集英社の週刊少年ジャンプで連載されている、海賊を題材にした冒険ファンタジー漫画です。原作漫画「ワンピース」は2020年4月の時点で96巻まで発売されており、連載期間の長さは歴代の「週刊少年ジャンプ」の中で2番目となっています。
ちなみに「週刊少年ジャンプ」で最も長い連載期間を誇るのは1976年〜2016年に連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」です。また、漫画「ワンピース」は国内の累計発行部数が95巻が発売された時点で3億9000万部以上となっており、海外でも42カ国の国や地域で翻訳版が出版されています。
そんな漫画「ワンピース」は2015年に単一作家による最も多く発行されたコミックシリーズとしてギネス世界記録にもなり、1999年からフジテレビ系列で放送が開始されたアニメ「ワンピース」は20年以上続くロングラン作品として東映アニメーション製作のアニメの中で歴代最長となっています。
ワンピースのあらすじ
海賊王ゴールド・D・ロジャーが遺した財宝「ワンピース」を巡り、数多の海賊たちが競い合う時代において、東の海で育った少年ルフィは赤髪のシャンクスとの出会いから海賊に憧れを抱き、偶然食べたゴムゴムの実によってゴム人間となります。さらに、シャンクスに命を助けられたルフィは彼との再会を誓い、10年後、成長したルフィはシャンクスとの約束を果たすため、そして海賊王になるという目標を叶えるため船出するのでした。
百獣海賊団ナンバーズの概要
百獣海賊団の「ナンバーズ」は「ワンピース」954話の「龍に翼を得たる如し」にて初登場しました。ナンバーズのメンバーの周りの木などと比べた身長は20〜30mだと推定され、かなりの巨体であると考えられています。さらに、百獣海賊団にはキング、クイーン、ジャックというトランプでいう11、12、13にあたるメンバーが在籍しています。
ナンバーズのシルエットは巨大な鬼のようで、全部で何人いるのか分かりませんが、ナンバーズのメンバーはその残りの1〜10にあたり、10人ほどいるのではないかと予想されています。ただ、もし「1」のエースを表すキャラがナンバーズ以外にいるとすれば、ナンバーズは9人なのではないかとも考えられ、ファンの間ではナンバーズはだいたい9〜10人だろうと言われています。
そして、ワノ国の子どもたちはそんなナンバーズの姿を見て、「鬼ヶ島のナンバーズだ!」と怯えていました。さらに、ナンバーズが火祭りの宴に招かれることを知った百獣海賊団の大看板であるクイーンも「あいつらは酒癖悪いから嫌い」と発言していました。このことから、ナンバーズは13億2000万ベリーの懸賞金額のクイーンを困らせる存在であるが分かります。
そんなナンバーズの正体やその能力や強さはどれくらいなのでしょうか?以下では「ワンピース」に登場する百獣海賊団の「ナンバーズ」の正体や能力・強さについて考察していきます。
ワンピースのナンバーズの正体は巨人族?
ナンバーズの正体①古代巨人族
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、1つ目は古代巨人族説です。その見た目などから「魔人」と恐れられたことのある古代巨人族は、頭に角を生やしたオーズやリトルオーズJr.などの大型の巨人族のことです。通常の巨人族の身長(成人)が12〜22mであるのに対し、古代巨人族はオーズが67m、リトルオーズJr.が38mと通常の巨人族の倍以上の身長を誇っています。
ナンバーズは「ワンピース」作中でまだシルエットでしか登場していませんが、周辺の木などと比べて通常の巨人族よりも体が大きそうで、角・牙を生やしていることから、ナンバーズは古代巨人族の生き残りなのではないかという説となっています。
ナンバーズの正体②鬼族
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、2つ目は鬼族説です。ナンバーズを目撃したワノ国の子どもたちは彼らについて「鬼ヶ島のナンバーズだ」「逃げよう」「食べられちゃう」などと話しており、カイドウの根城である鬼ヶ島にはもともと鬼族がいて、その鬼族たちをカイドウが部下として引き連れているのかもしれないという説もあります。
また、インペルダウンでは「鬼の袖引き」と言って、脱走でもないのに囚人が忽然と消える疾走事件が時々起きるという話もありました。このインペルダウンで囚人が消える事件の真相について、作中ではニューカマーランド(オカマたちの楽園)に囚人たちが脱走してきたという話で決着がつきました。しかし、この真相には不審な点が1つありました。
ニューカマーランドのキャンディたちについて、イワンコフはみんな元囚人でいくつかある入り口から運良くここにたどり着いたのだと話していました。ただ、インペルダウンの看守によると「鬼の袖引き」では、動くことができない囚人も何の痕跡もなく忽然と消えるということでした。そのため、インペルダウンの「鬼の袖引き」の真相は2つあるのではないかと考察されています。
それは、1つはイワンコフらのように動ける囚人たちがニューカマーランドに逃げてきた場合、もう1つは本当に鬼が実在し、インペルダウンの動けない囚人を魔界の門から連れ去ったという場合です。そして、もし、このインペルダウンでの出来事が本当に鬼の仕業なら鬼は実在していることになり、角と牙が生え、鬼に似た見た目のナンバーズも鬼族である可能性があると考えられています。
さらに、ワノ国でキングが「ナンバーズが帰ってきたようだな」と話していました。そのことからも、ナンバーズはワノ国から外出していて帰ってきたことが分かり、もしかするとナンバーズは本当にインペルダウンで「鬼の袖引き」を行い、獄中から連れ去った囚人たちをカイドウの部下にしているのかもしれないと考えることもできるそうです。
また、それにはインペルダウンでかつて看守をしていたのではないかと噂されるキングも関わっているのではないかとも言われています。
ナンバーズの正体③ギフターズ
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、3つ目はギフターズ説です。百獣海賊団には人造の悪魔の実である「SMILE」を口にして実際に使える能力を手に入れることができた戦闘員の部隊「ギフターズ」(与えられた者たち)、「SMILE」を口にする機会を待つ戦闘員の部隊「ウェイターズ」(笑う者たち)、「SMILE」を口にするもハズレの能力を引いてしまった戦闘員の部隊「プレジャーズ」(待つ者たち)が存在しています。
「SMILE」を口にして実際に使える能力が手に入る確率は10分の1であるため、能力を手に入れた戦闘員たちの部隊であるギフターズは精鋭部隊ということになります。
そして、もしギフターズのメンバーに大看板の3人(キング、クイーン、ジャック)のようなトランプの数字が当てはめられているのだとすれば、ギフターズは百獣海賊団の中でも相当な実力者たちなのではないかと考えられます。そんな精鋭部隊のギフターズこそナンバーズなのではないかという説もあります。
ナンバーズの正体④オーズの子孫
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、4つ目はオーズの子孫説です。「ワンピース」作中でナンバーズはシルエットでしか描かれておらず、そこからわかる情報をまとめると、ナンバーズは周辺の木と比べてその2倍以上の大きな体を持ち、鬼のように角や牙が生えています。「ワンピース」作中に登場したキャラでこの条件を満たすのは今のところはオーズのみです。
そもそもオーズは500年前に生きていた古代巨人族で、遥か昔に死んでいます。しかし、王下七武海の1人であるゲッコーモリアが自身のカゲカゲの実の能力で、オーズをゾンビとして生き返らせたのでした。もしかすると、オーズと同様にかなり体の大きなナンバーズは、オーズの子孫なのかもしれないと考えられています。
実はオーズの子孫は「ワンピース」作中にすでに登場しており、それがリトルオーズJr.です。このように、実際にオーズの子孫が存在しているのなら、リトルオーズJr.の他にもオーズの子孫がいて、それが百獣海賊団のナンバーズである可能性も考えられています。
ナンバーズの正体⑤飛び六胞と同一チーム
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、5つ目はナンバーズが「飛び六胞」と同一チームなのではないかという説です。しかし、飛び六胞のメンバーの中で「ワンピース」作中でまだ登場していないのはドレークとページワン以外の4人のみです。
一方、ナンバーズは「ワンピース」作中で描かれたシルエットでも5〜6人のメンバーが確認されていました。そのため、一時期同一視されていたナンバーズと飛び六胞ですが、全く別の組織だという見解となっています。
ナンバーズの正体⑥SMILEが極端に作用?
「ワンピース」に登場するナンバーズの正体、6つ目はSMILEが極端に作用したという説です。百獣海賊団にはギフターズやプレジャーズ、ウェイターズというように「〜ズ」という部隊が存在し、それらの共通点は「SMILE」に関係がある部隊なのではないかと考えることができ、同様に「〜ズ」のつく「ナンバーズ」も「SMILE」関連の部隊なのではないかと言われています。
そして、ナンバーズはかなり強い怪物集団だと考えられているため、もしかするとナンバーズは「与えられた者たち」を意味する「ギフターズ」よりもランクが上の「SMILE」が極端に作用した者が集められた部隊なのかも知れないと考えることもできるようです。また、ナンバーズの正体について、SMILEを口にした巨人族という説も囁かれれています。「ワンピース」作中ではエルバフの戦士など、様々なシーンで巨人族が登場します。
通常の巨人族には古代巨人族と異なり、角も牙も生えていません。しかし、もし通常の巨人族が「SMILE」を口にした場合、さらに巨大化し、オーズ並みの体の大きさになったのではないかと考えることもできるようです。ただ、もしスマイルが極端に作用して巨大化したというなら、もとは普通の人間だった可能性も考えられ、巨人族とは限らないとも言えます。
このように、ナンバーズはSMILEが極端に作用した者ではないかいう説や、巨人族がSMILEを口にしたのではないかという説などがファンの間では飛び交っています。しかし、20年前のワノ国の過去編でもナンバーズはすでに存在していたと推定できるため、SMILEが近年作られたものであることから、SMILEが極端に作用して怪物化したのがナンバーズではないかという線はないと見られています。
ワンピースのナンバーズは悪魔の実の能力者でゾオン系覚醒者?
ナンバーズは悪魔の実の能力者?
「ワンピース」に登場するナンバーズの能力・強さ、1つ目はナンバーズは悪魔の実の能力者という説です。ナンバーズは動物系(ゾオン系)の悪魔の実の能力者であり、そのため角や牙の生えた異形の姿をしている可能性もあると考えれられています。
具体的にどんなゾオン系の悪魔の実が考えられるかというと、ナンバーズのシルエットによって角や牙の生えた鬼のような外見が確認できることから、彼らはゾオン系の「オニオニの実」の能力者でオニ人間なのではないかという予想もされています。ただ、同じ種類の悪魔の実はこの世にただ1つしか存在しないとされています。ただ、ゾオン系の場合は他の自然系(ロギア系)や超人系(パラミシア系)と異なり、モデルが存在します。
そのため、トリトリの実やイヌイヌの実などの他のゾオン系であ、モデル違いの能力者がそれぞれ複数いるように、同じオニオニの実でも複数のモデルが存在するならば、ナンバーズ全員がオニオニの実の能力者であるということも考えられるようです。その一方でただでさえ希少な悪魔の実をモデル違いで複数集めることは、極めて難しいのではないかという指摘もあります。
このように、ナンバーズはゾオン系の悪魔の実の能力者である可能性も考えられていることが分かりました。そして、もしナンバーズがゾオン系悪魔の実のモデル違いの能力者ならば、メンバーがそれぞれ異なるオニオニの実の能力を有しているかもしれません。さらに、それぞれ異なる種類の鬼の能力を持つとすれば、1人1人が違った戦闘スタイルを展開してくると考えられ、その実力は未知数であると言えそうです。
ナンバーズはゾオン系覚醒者という説も
「ワンピース」に登場するナンバーズの能力・強さ、2つ目はナンバーズがゾオン系の覚醒者だという説です。ゾオン系の悪魔の実の覚醒者といえば、インペルダウンの獄卒獣たちがそうでした。彼らゾオン系の覚醒者は通常の人間としての人格を失くし、狂気じみた雰囲気を漂わせていました。
ナンバーズも「ワンピース」作中ではまだシルエットでしか登場していませんが、なんとなくインペルダウンの獄卒獣たちに似た狂気じみた雰囲気があると言われており、ナンバーズは彼ら同様にゾオン系の覚醒者なのではないかという説も浮上しています。
ワンピースのナンバーズの強さ
強さ①飛び六胞に匹敵?
「ワンピース」に登場するナンバーズは謎が多く、その強さも未知数と言われています。ただ、ナンバーズは百獣海賊団の中で最高幹部に当たる大看板に次ぐ精鋭部隊のような扱いで描かれいると考えられており、その強さは百獣海賊団の幹部クラスにあたる実力者揃いの「真打ち」の中でも特に最強とされる「飛び六胞」に匹敵するのではないかと考えられています。
強さ②力を合わせれば大看板以上?
「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズについて、シルエットのみでその姿さえもしっかりと描かれおらず、「ワンピース」作中から得られる情報が少ない謎多き部隊ですが、百獣海賊団の精鋭部隊であり、飛ぶ六方に匹敵する実力を有することは確実視されています。
さらに、ナンバーズのメンバー全員の力を合わせ、メンバーの中に作戦を立てるのが得意な者がいれば、その実力は大看板以上になるかもしれないという説もあります。そのため、今後ナンバーズがワノ国の赤鞘九人男やルフィたちの前に現れ、激しい戦いを見せてくれることが予想されています。
ワンピースのナンバーズの名前の由来や地位
ナンバーズの名前の由来
前述の通り「ワンピース」の百獣海賊団の中には大看板と呼ばれるキング、クイーン、ジャックや、真打ちと呼ばれるキングホールデムやスピードといったメンバーが在籍しており、それぞれの名前はトランプ遊びが由来となっています。そのため「ナンバーズ」の名前もトランプが由来になっていると予想されています。
また、ナンバーズの意味が「number(数)」を表していると予想できることと、キング、クイーン、ジャックと11、12、13にあたるキャラが百獣海賊団にすでにいることから、ナンバーズは1〜10にあたるトランプの数字が名前に由来になっている可能性が高いと言われています。
ナンバーズの百獣海賊団での地位
「ワンピース」の百獣海賊団に所属するナンバーズの名前の由来がトランプの数字である可能性が高いことが分かりました。その場合、ナンバーズの1〜10にあたるメンバーが大看板の3人のすぐ下に控えていることから、ナンバーズは大看板の3人に次ぐ能力や強さをもつ強者揃いなのではないかとも考えられています。
ワンピースのナンバーズに関する感想や評価
今週のワンピースすげぇな…
— 佐久フカ (@fukazabuzabu) September 2, 2019
ナンバーズの強キャラ感最高にテンション上がる
こちらは「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズに関するツイートです。「ワンピース」ナンバーズの強そうな感じにテンションが上がるという感想となっています。
なんかまた新たに出てきた百獣海賊団のナンバーズとやら、シルエットだけなら国引きオーズ並に見えるが、どうなるやら。
— Rとがりや (@togariya753_R) September 13, 2019
こちらも「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズに関するツイートです。「ワンピース」ナンバーズはシルエットだけ見ているとオーズに似ているという感想となっています。
本編のONE PIECEはそろそろ反撃始まりますよみたいな感じだけど、百獣海賊団にいるナンバーズとかいうバケモノシルエット軍団がまだ出てきてないし当分はアイツらに苦戦しそう
— Rとがりや (@togariya753_R) March 16, 2020
こちらも「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズに関するツイートです。「ワンピース」ナンバーズがバケモノみたいで手強そうという感想となっています。
ワンピースのナンバーズまとめ
いかがでしたか?「ワンピース」に登場する百獣海賊団のナンバーズについて、その正体や能力・強さについて考察してきました。「ワンピース」のナンバーズの正体について、古代巨人族説や鬼族説、ゾオン系の能力者・覚醒者説など様々な説がファンの間で考察されていることが分かりました。さらに「ワンピース」のナンバーズの強さについて、百獣海賊団の飛び六胞に匹敵するほど実力者揃いだと予想されています。
そして、ナンバーズはメンバー全員で力を合わせれば大看板のキングやクイーン、ジャック以上の強さなのではないかとも言われていることが分かりました。また「ワンピース」のナンバーズはトランプの数字が由来と言われており、百獣海賊団でも大看板に次ぐ地位にあるのではないかと予想されていることが分かりました。ますます盛り上がる「ワンピース」ワノ国編、ナンバーズを含め今後の展開に注目していきましょう!