【ワンピース】ギフターズの強さとメンバーは？プレジャーズとの違いは？

作者・尾田栄一郎による漫画「ワンピース」は、海賊王になる夢を持つ主人公のモンキー・D・ルフィが、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求め、仲間と共に冒険をする漫画です。雄大な海を舞台に様々な海賊たちとのバトルをする中で、仲間との友情や絆を育んでいく物語で、1997年から週刊少年ジャンプで長年に渡って連載されています。

漫画「ワンピース」は、一人の作家による作品としては最多の発行部数を記録し、2015年のギネス世界記録となっています。コミックは2019年の10月で第94巻が発売されています。1999年からはテレビアニメ化され、フジテレビ系列で放送中です。劇場版は、2000年の第1作「ONE PIECE」から2019年の8月公開の「ONE PIECE STAMPEDE」まで、14作品となりました。

ワンピースのあらすじを紹介します。かつて海賊王と呼ばれ、全ての海を制覇し、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を手にした男がいました。その名はゴール・ディー・ロジャーで、世界中の海賊たちが彼の秘宝を巡って、海の覇権を争う時代が来ました。主人公の少年・モンキー・D・ルフィは、東の海にあるフーシャ村に住んでいます。ルフィは「赤髪のシャンクス」という海賊と出会いました。

シャンクスと話すうち、海賊に憧れるようになったルフィは、悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べます。ルフィは二度と泳げない体になりますが、体がゴムのように伸縮する体質になります。ある日、シャンクスが山賊に絡まれているところに遭遇したルフィは、山賊たちを怒らせて海に落とされてしまいます。泳げなくなっているルフィは溺れ、そこに現れた巨大な魚がルフィに襲い掛かります。

その時、シャンクスが自身の片腕を代わりに差し出してルフィを救いました。シャンクスが村を出ていく際、ルフィは誰よりも強い海賊になって、また会いたいと言いました。シャンクスは、自身のトレードマークの麦わら帽子をルフィに託しました。この別れから10年が経ちました。17歳になったルフィは、海賊王になるという志を持って旅立ちました。

ルフィは、海軍の街「シェルズタウン」で、初めての仲間となるロロノア・ゾロと出会います。ルフィとゾロは、世界中の名だたる海賊が覇権を争う「偉大なる航路（グランドライン）」を目指すことになります。ルフィとゾロは仲間を増やし、「麦わらの一味」と名乗ります。ルフィはこの先もナミ、ウソップなど仲間を増やし、固い絆で結ばれていきます。

ワンピースは様々なキャラクターが登場し、雄大な海を舞台に友情や絆を育みながら冒険を繰り広げる物語です。ここまで、ワンピースのあらすじを簡単に紹介しました。今回は、四皇の一人であるカイドウが率いている百獣海賊団の3部隊について紹介します。

ここまで、ワンピースのあらすじを紹介しました。ワンピースのワノ国編では、四皇カイドウの下にいる百獣海賊団が登場しますが、百獣海賊団に所属する3つの部隊のメンバーが判明しました。ここでは、その3部隊の一つ、ギフターズについて紹介します。

ギフターズ（能力を得た者）とは、四皇の一人であるカイドウが率いる百獣海賊団の、3つある部隊の中の1部隊です。ギフターズのメンバーの特徴は黒い2本の角です。ギフターズのメンバーはカイドウが悪魔の実・スマイルを食べさせた者たちで、その人数は数百人を超えると言われています。

悪魔の実・スマイルはシーザークラウンが開発した「人造悪魔の実」で、カイドウが売人のドフラミンゴと取引をして手に入れました。しかし、ルフィたちがシーザークラウンを破壊。売人のドフラミンゴは捕縛。スマイルの取引が不可能になりました。ところが、カイドウの部下はその数を増やし続けています。

それは、カイドウがドフラミンゴが捕縛される前に大量のスマイルを手に入れていたからです。悪魔の実・スマイルを食べると、その者は身体の一部分を動物に変えることができます。どんな動物に変化できるかは、スマイルが体内に入ってからしか分かりません。

悪魔の実・スマイルの能力者が集まるギフターズの「強さ」は、実は弱いという説があります。その理由は、真打ちと呼ばれる幹部たちが、ルフィたち麦わらの一味にあっさりと倒されてしまうからです。ギフターズのメンバーは皆、スマイルの脳力が開花しているはずですが、彼らはその能力を自由自在に操ることができないのでは？という説があります。

また、人造悪魔の実・スマイルは動物に変化するということで、たとえその能力を使いこなし強くなっても、お玉の能力「きびだんご」には抗うことができません。「きびだんご」を食べてしまった動物は、その能力を持つお玉に従うことになるからです。

百獣海賊団の3部隊の一つ、ギフターズには真打ちと呼ばれ、それぞれ任務を与えられている幹部の他に、役に立たない平ギフターズと呼ばれるメンバーがいます。スマイルの脳力を得たはずなのに強くなれないメンバーで、雑魚と言われています。

ギフターズ（能力を得た者）は、百獣海賊団にある3部隊の一つであることが分かりました。ここでは、ギフターズのメンバーを一覧で紹介し、その強さやエピソードなども見ていきます。

百獣海賊団の部隊・ギフターズは、四皇のカイドウがドフラミンゴと取引をして手に入れた人造悪魔の実・スマイルを食べた者たちで、メンバー全員がスマイルの能力者です。ギフターズの中で、強さを認められた「真打ち」という幹部がいます。ここでは、ギフターズの真打ちと呼ばれているメンバーを紹介します。

ギフターズのメンバーで、スマイルの能力者・ジンラミーは、百獣海賊団の大看板の一人であるジャックがミンク族の島から連れてきました。シープスヘッドの部下で能力も高く、サンジを一撃で倒す強さを持っており、地位は真打ちです。その強さはカイドウやジャックにも認められています。頭部の角はコウモリの様な形をしていることから、ジンラミーが食べたスマイルはコウモリ系だと言われています。

光月一族の家老・雷ぞうを捕らえるためにゾウの島にやってきたジャックが、ドフラミンゴが海軍に捕まったことを知り、ドフラミンゴを奪い返すため海軍のもとへ駆けつけました。その際、ジャックの部下・シープスヘッドがゾウの島を任されたのですが、現れたナミたちとの戦闘でシープスヘッドが倒されました。

その際、シープスヘッドに代わりジンラミーが雷ぞう発見に努めますが、戦況は不利になり、ジンラミーはゾウの島から逃げ出しました。海軍との戦いで追い詰められたジャックが戻ってきました。ジンラミーはジャックの船に乗り込みますが、光月モモの助の一声で象主が鼻攻撃を仕掛け、その攻撃によって船とともに飛ばされてしまい、行方が分からなくなってしまいました。

ギフターズのメンバー、シープスヘッドはジャックの腹心の部下のような存在で、地位は真打ちです。スマイルの能力は羊で、羊の角に変化させた両腕で相手を突くシープスホーンという技が武器です。ミンク族にかくまわれている雷ぞうを追って、ゾウの島にやってきたジャックは、ドフラミンゴが捕まったことを知り、一時的に島を出ることになりました。ジャックはシープスヘッドに島を任せます。

雷ぞうを捕らえるためシープスヘッドはミンク族に迫ります。彼の得意技であるシープスホーンは、強いとされるミンク族と互角の強さを見せました。そこに、打倒カイドウを目指しむぎわらの一味が島に現れ、シープスヘッドはナミたちと戦うことになりました。シープスヘッドは、シープスヘッドを繰り出しますが、サンジに敗れました。

シープスヘッドは、雷ぞうがいなかったと嘘の報告をします。しかし、ジャックはミンク族を滅ぼすことができなかったことに激怒。シープスヘッドは恐ろしい制裁を受けることになりました。

ギフターズのメンバー、ホールデムは真打ちの一人です。スマイルの能力はライオンで、変身によってライオンになるのではなく、ホールデムの腹の一部がライオンになっています。このライオンのことをホールデムは「噛み二郎（かみじろう）」と呼んでいます。ただし、ホールデムは噛二郎を良く思っておらず、いつもケンカをしています。この噛二郎は口から炎を出すことができます。

ホールデムの武器は刀で「カラクリとう」という名前です。また、冷酷で残虐な性格のホールデムは、幼いお玉をひどい目に遭わせるのですが、お玉を助けに来たルフィの一撃であえなく倒れてしまいました。ホールデムは真打ちということで、当然その強さは誰もが認めるところですが、ビッグマム海賊団最強と言われるシャーロット・カタクリと互角の力を付けたルフィには全く敵いません。

ギフターズのメンバー、ババヌキは真打ちの一人です。スマイルの能力はゾウで、ゾウの顔が腹部に付いており、戦闘ではこのゾウが攻撃をします。ババヌキの強さはシープスヘッドと同程度の強さだろうと言われています。ババヌキは、百獣海賊団の大看板の一人であるクイーンが治めている兎丼（うどん）で、囚人の採掘場を監督する任務を与えられています。

ホールデムの腹部には気の荒いライオンが付いていますが、ババヌキのゾウは大人しい性格です。戦闘では砲弾をゾウの鼻に入れて、ゾウの鼻息（エレファントハクション）によって砲弾が飛び出すしくみです。ルフィが囚人の採掘場に収監されたことがありましたが、ルフィが脱獄を試みたところをエレファントハクションによって防ぎました。

この時のルフィは、海楼石（かいろうせき）の手錠をはめられており、ババヌキの攻撃から逃れられなかったのでした。ババヌキは捕まえたルフィをクイーンの下に連行しました。ルフィは「大相撲地獄」に参加させられますが、順調に勝利を重ねていきました。

ギフターズのメンバー、スピードは真打ちの一人で女性です。スマイルの能力は馬で、戦闘時はケンタウロス（半人半馬）に変身し、視界が350度にもなります。四足で走った場合、馬の様な速さと持久力を発揮します。スピードの任務はジャックの指揮下にある九里の「桃源農場」で、食糧収穫を担当する係です。

ホールデムに攫われたお玉を救い出したルフィに、後姿を馬と見間違えられたスピードは、ルフィに背後から飛びつかれました。ルフィがお玉の能力である「きびだんご」をスピードに食べさせると、半馬のスピードは「きびだんご」の能力によってお玉に従います。そしてルフィ、お玉と一緒におこぼれ町へ行ったのでした。

ギフターズのメンバー、ソリティアは真打ちの一人で女性です。スマイルの能力は猿で、腕が6本あり、尻尾もあります。囚人の採掘場で副看守長を担当しています。熱心に仕事に取り組む真面目なソリティアは、手錠の鍵が盗まれたことを報告した部下を厳しく叱りました。また、仕事に適さないと判断した部下に対して「辞めろ」と怒鳴ったりします。スマイルの能力が猿ということで、怒鳴る時に「ムッキー！」と鳴きます。

ソリティアの強さは未だよく分かっていませんが、腕が6本あり、そのうちの4本で刀を持つなど、複数の武器で戦うのがソリティアの戦闘スタイルだと思われています。

ギフターズのメンバー、ドボンは真打ちの一人です。スマイルの能力はカバです。容姿はカバに似ており、上半身がカバの口から生えているような姿をしています。ホールデムのライオンと同じでドボンのカバ自身にも意思というものがあり、その時の気分でドボンが喋っていてもお構いなしに勝手に口を閉じることがあります。

ドボンは囚人の採掘場で、ソリティアと同様に副看守長を担当しており、強さは看守長のババヌキのすぐ下くらいだと言われています。

ギフターズのメンバー、ダイフゴーは真打ちの一人です。スマイルの能力はサソリで、能力を使って戦う姿はほとんど見られず、ルフィに簡単に倒されてしまいます。ただし、ドボンやソリティアと共に囚人の採掘場で副看守長を務めていることから、強さはドボンやソリティアと同等ではないかと言われています。

ここまで、百獣海賊団の3部隊の一つであるギフターズ（能力を得た者）のメンバーと、その強さやエピソードを見てきました。ここで、ギフターズとプレジャーズ（笑う者）の違いを見ていきます。

悪魔の実・スマイルは、食べた者の中で10％しかその能力を身に付けることができません。ギフターズは、わずか10％の確率で能力者になれた奇跡のメンバーで、成功者だということです。このスマイルの能力者になれなかった90％の者はプレジャーズ（笑う者）で、失敗者の集まりです。

人造悪魔の実・スマイルは、食べた者の中でたったの10％しか能力を身に付けることができません。たとえ食べたとしても90％という大多数の者が能力を得られないということで、その90％の者たちは、能力が得られなかった悔しさや怒り、悲しみを忘れ、笑うしかないというリスクを負います。

百獣海賊団の3部隊の一つ、ウェイターズは、スマイルを未だに食べておらず、スマイルの能力者になりたいとチャンスをスマイルを食べる機会を待つ者はウェイターズ（能力を待つ者）スマイルの脳力を得るために食べる機会を待っている状態の者たちのことです。

ナンバーズは、ワンピースの954話で初めて登場しました。身長が20メートル以上はあると見られる超巨大な鬼の様な生物が、ワノ国の鬼ヶ島に現れました。ナンバーズは鬼ヶ島の火祭りに参加するために帰ってきたそうです。ナンバーズとは、何者なのでしょうか？ここでは、ナンバーズについて見ていきます。

百獣海賊団の大看板であるクイーンが、ナンバーズが火祭りのために帰ってきたと知って、「あいつら、酒癖わるいから嫌いだ」という様なことを言っています。百獣海賊団には、キング、クイーン、ジャック、というトランプを思わせる様な名前の大看板がいます。また、ドボンやスピード、ダイフゴーなど、真打ちたちもトランプの遊びを思わせる名前がついています。

このことから、ナンバーズとはトランプの数字のことではないかと推測されます。大看板たちがそれぞれ、11はジャック、12はクイーン、13はキングなので、1から10までの数字に由来する存在がいるのではないかと言われています。この説が本当なら、ナンバーズは大看板のすぐ下に位置する強さを持つエリート集団だとも考えられるそうです。

ナンバーズはトランプの数字に因んだメンバーたちの集まりで、百獣海賊団の大看板に次ぐ強さを持つエリート集団かもしれないという説を紹介しましたが、もう一つ、スマイルの覚醒者なのではないか？という説を紹介します。スマイルの脳力者の中で特に覚醒した者の集団で、ギフターズよりも強い、上位の集団がナンバーズではないかという説です。

カイドウが率いる百獣海賊団は、大看板のキング、クイーン、ジャックをはじめ、幹部（ギフターズ）や部下たちがワイルドでかっこいいという感想です。スマイルの脳力者で、動物に変化するギフターズは強そうに見えるそうです。

ワンピースのギフターズのメンバー、ジンラミーが美人だという感想です。また、ワンピースにはナミやロビン、ベローナなどのかわいいキャラクターが好きだという感想です。

ワンピースのギフターズのメンバー、ホールデムはスマイルの能力でライオンが腹部についています。そんなホールデムが好きだという感想です。

ワンピースのギフターズのメンバー、スピードの容姿や衣装が好きだという感想です。スピードは敵キャラでしたが、お玉の能力「きびだんご」によって、お玉に従うようになりました。まさかの展開ということで、そこが楽しいという声です。

いかがでしたか？ワンピースのギフターズのメンバーと強さについて紹介しました。百獣海賊団の3部隊の一つ、ギフターズのメンバーは人造悪魔の実・スマイルの能力者でした。スマイルは、食べた者の中でわずか10％しかその能力を持つことができませんでした。その能力を得た者は体の一部分が動物に変化します。ギフターズのメンバーは、それぞれ動物に変化しますが、ルフィたち麦わらの一味にはあっさりと敗れています。

そのため、実はギフターズはそれほど強くないのでは？と言われていました。また、百獣海賊団の3部隊の内、スマイルの能力を持てなかった者たちが集まるプレジャーズと、スマイルを未だ食べていないウェイターズがありました。ここではギフターズとプレジャーズの違いを見てきました。様々なキャラクターが多数登場するワンピースですが、百獣海賊団のギフターズに注目してお楽しみください。