【あの花】じんたん（宿海仁太）がかっこいい名言・名シーン集！嫌いと言われる理由は？

「あの花」のじんたん（宿海仁太）について掘り下げて紹介していく前に、まずは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の作品情報を紹介していきます。

「あの花」の正式名称は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で、A-1 Picturesが制作したオリジナルテレビアニメ作品です。2011年4月から6月までフジテレビ・ノイタミナ枠などで放送され、ストーリーの深さに瞬く間に人気となりました。

「超平和バスターズ」というグループを作って遊んでいた小学生のじんたん（宿海仁太）、めんま（本間芽衣子）、あなる（安城鳴子）、ゆきあつ（松雪集）、つるこ（鶴見知利子）、ぽっぽ（久川鉄道）の6人は山の中に秘密基地を作り毎日のように遊んでいました。そんなある日、めんまは足を滑らせ川に転落し亡くなってしまいます。この事故から数年が経ち、高校生になったじんたん（宿海仁太）の前に、めんまが現れるのです。

「あの花」の主人公・じんたんの本名は宿海仁太（やどみじんた）で、下の名前をもじってじんたんというあだ名で呼ばれていました。4月16日生まれ、B型、身長165cmで体重は55kgです。好きな色は赤。

「超平和バスターズ」のリーダー的存在で幼いころはめんまに恋心を抱いていましたが、からかわれたことで酷いセリフをめんまに吐き秘密基地を出ていきます。その時にじんたんを追いかけめんまが死亡する事故が起きたため、心に深い傷を負いました。

めんまは亡くなったときの小学生の姿のまま、じんたんの前に突然現れます。「超平和バスターズ」はみんなめんまと仲が良かったものの、なぜかめんまはじんたんにしか見ることができません。声を聞くことができるのもじんたんだけです。そのため久々に会った「超平和バスターズ」のみんなには嘘つき呼ばわりされてしまいます。

じんたんは小学生の頃こそリーダーシップをとるような性格をしていましたが、めんまが亡くなり、その後に母も亡くなり、高校受験に失敗して地域でも底辺のレベルの高校に通うことになります。このことがじんたんを引きこもりにさせる要因となり、外に出るときにはニット帽にマスクをしたり知り合いに見つからないようにする姿が描かれていました。

じんたんの父・宿海篤（やどみあつし）は「かわいい！」が口癖の、心優しい穏やかなキャラクターです。じんたんは幼いころに母を亡くしたため現在は父親と2人暮らしですが、引きこもりになってからも父親から何か言われた様子はありません。

安城鳴子とじんたんは同じ高校に通っていることから、めんまの死後や引きこもりになってからも顔を合わせる機会が多かったキャラクターです。じんたんは幼いころにめんまのことが好きでしたが、安城鳴子はじんたんのことが好きでした。「あの花」作中で「そのうち告白する」と言っていたことから、高校生になった今もじんたんに好意があるようで、この2人の今後が気になるというファンは多いです。

「あの花」の最終回、めんまは「かくれんぼだよ」と言ってどこかに隠れます。じんたんは「かくれんぼならめんまを見つけないと終わらないだろ」といい、みんなで「もういいかーい」と何度も何度も叫ぶと、めんまの「もういいよー」の声が聞こえます。

めんまは隠れる前に、「超平和バスターズ」のみんなにそれぞれ「だいすきです」手紙を書いていました。しかしじんたんへの手紙は少し違い、「およめさんになりたいっていうだいすきです」と書かれているのです。みんなはそれに応えるようにめんまに「自分たちも大好きだよ」と叫びます。もちろんじんたんもです。

その後めんまは「見つかっちゃった」と涙を流し、消えていきます。じんたんとめんまのこのやり取りはもちろん、「超平和バスターズ」の最後がとても感動的だとして、涙なくして見られないアニメとして有名になりました。

じんたんのかっこいい名言1つ目は「俺さ。みんな変わっちまってたかと…」です。めんまがじんたんの前に現れたことにより、「超平和バスターズ」のメンバーに久々に再開したときに出た名言です。

じんたんのかっこいい名言2つ目は「あいつ…っ！…」です。これはじんたんの前から消えためんまを探しに走り回るときに、自分の心の中にある気持ちに気づいたときのセリフです。

じんたんのかっこいい名言3つ目は「おれだけじゃなかった…」です。久々に再開した「超平和バスターズ」のメンバーはめんまを成仏させるために自分たちで花火をあげることにしますが、めんまは成仏しません。みんな心から成仏を願っていたわけではなく、それぞれ自分のために成仏してほしいと願っていたことが分かったシーンでのセリフです。

じんたんのかっこいい名言4つ目は「い、いや…あ…さ……フランダースの犬…」です。めんまの前でつい涙を流してしまったじんたんが、めんまに心配されないように嘘をついたシーンで出たセリフです。

じんたんのかっこいい名言5つ目は「だから…こいつに限って援交なんて…」です。小学校の頃からあまり付き合わなくなったじんたんと安城鳴子ですが、援交の噂があがった安城鳴子のことを庇い、「援交なんてしない」とはっきりと断言します。

じんたんのかっこいい名言6つ目は「俺を見ろ！久々に学校に来た男だ…」です。じんたんが久々に学校へ行くと、安城鳴子が援交をしているという噂でもちきりでした。ヘルプを出した安城鳴子を庇い、とっさに出たセリフがこちらです。この後名言5つ目のセリフへと続きます。

かっこいいと言われることの多いじんたんですが、一部では嫌いと言われているようです。その理由の1つ目は「めんまの存在を証明しようとしない」ことです。めんまはじんたんの前に姿を現し、じんたん以外には姿も声も認識できません。「超平和バスターズ」だけでなくめんまの家族もそうです。

そのため「超平和バスターズ」のメンバーに話しても誰も信じてくれませんでした。後々めんまが文字を書いたことにより信じてもらえるのですが、それまでにめんまの存在を証明しようとしなかったことが嫌いと言われる原因となっているようです。

嫌いと言われてしまう理由2つ目は「めんまの死のキッカケを作った」ことです。めんまが亡くなったのは事故ですが、そもそもじんたんが秘密基地から出ていかなければめんまは事故に遭うことがこともなかったため、じんたんがめんまの死のキッカケを作ったと考える人は少なくないようです。

嫌いと言われてしまう理由3つ目は「髪型がうざい」ところです。じんたんの髪型は引きこもりだったからか肩に付きそうな長さで、ボサボサな状態です。そのため「髪型がうざい」と思われてしまうようです。

劇場版「あの花」のじんたんの髪型は、それまでのボサボサヘアーを切って子供の頃のようにさっぱりとした髪型になっています。短い髪型のほうがかっこいいと好評です。

じんたんはいつも文字の入ったTシャツを着ています。ここからはそんなじんたんの服装を見ていきましょう。

• OPのじんたんの服…西へ東へ
• 1話のじんたんの服…地底人
• 2話のじんたんの服…無用人

• 3話のじんたんの服…火山
• 4話のじんたんの服…光速
• 5話のじんたんの服…7 1/2
• 6話のじんたんの服…表「一寸」裏「一斗」

• 7話のじんたんの服…サバイバル
• 8話のじんたんの服…無し
• 9話のじんたんの服①…I❤CB
• 9話のじんたんの服②…笹団子
• 9話のじんたんの服③…凸凹
• 9話のじんたんの服④…夏

• 10話のじんたんの服①…白ネギ
• 10話のじんたんの服②…匠の
• 11話のじんたんの服①…真心
• 11話のじんたんの服②…無常

• 劇場版のじんたんの服①…自由
• 劇場版のじんたんの服②…しじみ

• DVD1巻のじんたんの服…めんまのみのため無し
• DVD2巻のじんたんの服…島流し
• DVD3巻のじんたんの服…成長期
• DVD4巻のじんたんの服…納豆巻き
• DVD5巻のじんたんの服…大和魂
• DVD6巻のじんたんの服…後ろ姿のみのため不明

じんたんは塩ラーメンをよく食べていますが、元々は味噌ラーメンが好きでした。しかしめんまが亡くなった日に味噌ラーメンを食べていたことから塩ラーメンを食べるようになります。

ここからはアニメ版「あの花」でじんたんの声優を務めた入野自由さんのプロフィールや声優としての出演作品、実写版「あの花」でじんたんを演じた村上虹郎さんのプロフィールや出演作品を見ていきましょう。

アニメ版「あの花」でじんたんの声優を務めたのは入野自由です。入野自由は1988年2月19日生まれ、東京都出身で、4歳の頃に劇団ひまわりに所属し子役として活動していました。同じく子役として活動して現在は声優として活躍する宮野真守とは共演作が多く、付き合いも深いようです。入野自由は声優としては1995年に「逮捕しちゃうぞ」のショウ役でデビューしています。

入野自由の声優としての主な出演作品には、『千と千尋の神隠し』のハク役、『パラッパラッパー』のパラッパ役、『D・N・ANGEL』の丹羽大助役、『アイシールド21』の小早川瀬那役、『ツバサ・クロニクル』の小狼役、『Yes!プリキュア5』のナッツ/夏役、『メタルファイト ベイブレード』の大鳥翼役、『ちはやふる』の筑波秋博役、『ハイキュー!!』の菅原孝支役などがあります。

実写版「あの花」でじんたんを演じたのは村上虹郎です。村上虹郎は1997年3月17日生まれ、東京都出身で、父に村上淳、母にUAを持ちます。2014年に映画初出演で主演を務めた『2つ目の窓』で、第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞した経歴のある若手実力派俳優の1人です。

村上虹郎の主な出演作品には、『忘れないと誓ったぼくがいた』の主演・葉山タカシ役、『二度めの夏、二度と会えない君』の主演・篠原智役、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の小林翔太役、『銃』の主演・西川トオル役、『燃えよ剣』の岡田以蔵役、『仰げば尊し』の青島裕人役などがあります。

ここからは「あの花」のじんたんに関する感想や評価を見ていきましょう。まずは「「あの花」を久しぶりに見たい」という方の感想です。「あの花」は泣けるアニメとして有名な作品なので、見るためにはタイミングを見ないといけないという感想を持つファンが多くいらっしゃいました。

こちらの方は安城鳴子が援交の噂を立てられた際、自分も恥ずかしいのにクラスメイトの前で叫んで安城鳴子を助けたシーンに思わず涙してしまったそうです。

前述したとおりじんたんのTシャツは文字が入っているものばかりで、「今度はどんな服装だ？」とファンの注目を集めました。こちらの方はそんなじんたんのTシャツのセンスがなかなか好きだったという感想を持たれています。

こちらの方は「じんたんかっこいい」という感想を持たれています。記事中でじんたんを嫌いという声があると紹介しましたが、圧倒的に「じんたんはかっこいい！」という声の方が多いです。じんたんは名言がかっこいいと言われることが多いですが、ボサボサだった髪型を整えてさっぱりした髪型になったじんたんはイケメンだというファンの感想も見られます。

ここまで「あの花」のじんたんのプロフィールや安城鳴子との関係、めんまとの最後、アニメ版「あの花」の声優や実写版「あの花」の俳優など、じんたんについて徹底的に掘り下げて紹介してきました。アニメ版「あの花」で声優を務めた入野自由はオーディションで役を勝ち取りましたが、じんたんの声優オーディションには木村良平と浅沼晋太郎も参加していたそうです。

後に、木村良平と浅沼晋太郎は「じんたんの声優は入野自由でよかった」と語るほど、じんたんの声優には入野自由の声があっていたという声は多く見られました。「あの花」は他にも豪華な声優陣を起用していますし、絵もキレイでEDの入り方が神がかっているとも話題の作品です。未見の方は是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？