あの花の実写版ドラマキャスト一覧!あらすじや評価・感想まとめ

「あの花」とは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」というタイトルのアニメ作品の略称で、漫画化やアニメ映画化、そして実写ドラマ化がされた人気作品です。あの花は、幼馴染を亡くしてしまった主人公と、その友達との人間関係や成長を描いた作品で、原作のファンも多く、メディア化も成功しました。今回はその中でも、実写ドラマ化されたあの花の、キャストやあらすじ、評価や感想について、まとめていきます。

あの花の実写版ドラマキャスト一覧!あらすじや評価・感想まとめのイメージ

目次

  1. 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は実写化されていた!
  2. あの花の実写版のあらすじを紹介!
  3. あの花の実写キャストを一覧で紹介!
  4. あの花の実写版のめんまがかわいいと話題!
  5. あの花の実写版の評価は?賛否はあるの?
  6. あの花を原作で見た人は実写版もチェックしてみよう!

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は実写化されていた!

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、「あの花」の略称で知られる、人気アニメ作品です。A-1Picturesが制作したオリジナルアニメーションで、2011年に全11話の構成で放映されました。翌年2012年には漫画化され、2013年になアニメの劇場版が公開されました。そして2015年、ついに豪華キャストを起用して、2時間超の実写ドラマが製作されました。

原作のテレビアニメ版あの花について、少し紹介していきましょう。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、フジテレビ・ノイタミナ枠などで放送されました。監督は長井龍雪さん、脚本を岡田麿里さん、キャラクターデザインを田中将賀さんが手がけられています。このチームでは、2008年のテレビアニメ、「とらドラ!」が製作されています。こちらも非常に人気の高いアニメでした。

あの花の舞台は埼玉県秩父市で、現存する建築物や風景が多く登場します。そのため、原作ファンの間では、あの花の舞台の聖地巡礼などが流行しました。作品も、市や西武鉄道などとタッグを組んでおり、広告や記念乗車券などを利用した宣伝が、多く発表されました。2011年に発売されたあの花アニメのBlu-rayは、当時、テレビアニメの中で第一巻の初動売り上げ史上第三位という記録を残しています。

あの花のアニメ版のキャストもとても豪華な声優陣が集められ、主人公仁太役の入野自由さん、集役の櫻井孝宏さん、鳴子役の戸松遥さんなどは、人気作品に数多く出演されています。作品としての評価は、平成23年度、第15回文化庁メディア芸術祭の長編アニメーション部門にノミネートされています。そして長井監督は、あの花の功績により、芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞されています。

放映後も、テレビ各局で再放送が何度も行われており、その根強い人気を証明しています。2013年に公開された、劇場版のあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。は、原作の一年後を描いた物語になっています。サブタイトルは「めんまへの手紙」となっており、テレビシリーズの総集編に加え、後日談や過去のエピソードが盛り込まれています。こちらも深夜アニメとしては異例の興行収入10億円を記録し、大ヒットとなりました。

そして、今回紹介していくのは、2015年にスペシャルドラマとして実写化された、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。実写版に起用された豪華なキャストとは、一体どのような俳優さんなのでしょうか?実写版のあらすじは、原作アニメと同じなのでしょうか?また、作品の評価はどうだったのでしょうか?キャストの紹介とともに、あらすじや、作品の評価・感想などもまとめていきます。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 - フジテレビ

あの花の実写版のあらすじを紹介!

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の実写版のあらすじを、紹介していきます。原作アニメのあらすじと、大きく変わっているところはありません。ですが、アニメ全11話分を、実写では2時間の単発に仕上げなければならないため、ある程度のあらすじをまとめたような形になっているようです。

現われたのは7年前に亡くなったはずのめんまだった

主人公宿海仁太(じんたん)は、高校受験に失敗し、ほぼ引きこもりの生活を送っていました。そんな彼の前に、7年前に亡くなったはずの本間芽衣子(めんま)が現われます。幽霊としてじんたんの前に現れためんまは、やり残したことがある、と望みを叶えてくれるようにじんたんにお願いします。過去を思い出したくないじんたんは、めんまを冷たくあしらいます。その夜、久川鉄道(ぽっぽ)に会い、じんたんはめんまのことを相談します。

ぽっぽは、めんまを含む幼馴染の集まり、超平和バスターズの面々を集め、めんまのお願いを叶えるために協力を求めます。ですが、超平和バスターズのメンバーは、めんまの死をきっかけに、それぞれわだかまりや溝を抱えていたのです。めんまへの好意から拗れてしまったじんたんと松雪集(ゆきあつ)、ゆきあつとじんたんそれぞれへの好意から離れてしまった鶴見知利子(つるこ)と安城鳴子(あなる)、それぞれに理由がありました。

幽霊となっためんまの姿はじんたんにしか見えていません。めんまは家族の元へ行きましたが、見えてはいないようでした。ですがそこで、未だ自分の死を引きずっている家族の姿を目の当たりにしてしまいます。じんたんにそのことを伝え、めんまの悲しみを知ったじんたんは、積極的にめんまのお願いに協力します。そして、超平和バスターズのみんなで、花火をあげるというめんまの願いと予測した計画をします。

計画の準備をするなかで、メンバーそれぞれの溝が浮き彫りになり、それを解決しようとそれぞれが思惑します。そしてじんたんも、めんまへの気持ちを自覚し、告白して彼女の願いを叶えることで過去の償いとしました。花火は無事成功しましたが、めんまは成仏しませんでした。めんまを想って涙していたじんたんですが、それこそがめんまの願いだったのです。願いの叶っためんまは、成仏していくため、少しずつ弱っていきます。

メンバーの元へ弱るめんまを連れていくじんたんでしたが、じんたんにもめんまの姿は見えなくなります。そこで、めんまからメンバーにあてた手紙が見つかります。じんたんへの気持ちと、超平和バスターズのみんながもう一度集まってくれてうれしかった、とそこには書いてありました。最期に一度、全員の前に姿を現しためんまは、そのまま成仏していきます。遺されたじんたん達は、めんまへの気持ちとともに、成長していくのでした。

あの花の実写キャストを一覧で紹介!

あらすじを紹介したところで、次はあの花に起用された実写版の豪華なキャストを、画像とともに紹介していきましょう。まずは一覧で、キャストをチェックしてみてください。以下より、キャストをそれぞれ少し詳しく紹介していきます。

宿海仁太:村上虹郎

主人公の宿海仁太(やどみじんた:じんたん)役は、俳優の村上虹郎(むらかみにじろう)さんです。1997年3月17日生まれの21歳で、お父様は俳優の村上淳さん、お母様は歌手のUAさんです。2014年の映画「2つ目の窓」にて、主演でデビューされます。翌年2015年にはドラマ「天使のナイフ」でドラマ初出演を果たされ、同年の今作あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。で、主演を務められています。

その後も映画を中心に活躍されていましたが、近年ではテレビドラマでのご活躍も目覚ましい俳優さんです。他にも、アニメ「いぬやしき」で主演の声優を務められたり、CMやプロモーションビデオでも活躍されています。これまで、高崎映画祭にて最優秀新人男優賞、ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞、日本アカデミー賞にて優秀助演男優賞を、それぞれ受賞されています。今後のご活躍が非常に楽しみな、若手の俳優さんです。

本間芽衣子:浜辺美波

ヒロインの本間芽衣子(ほんまめいこ:めんま)役は、女優の浜辺美波(はまべみなみ)さんです。2000年8月29日生まれの17歳で、2011年の東宝シンデレラオーディションをきっかけに、芸能界デビューされます。その年に、映画「アリと恋文」で主演を務め、女優デビューを果たされます。そして2015年、今作あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。で本間芽衣子役に抜擢され、大きな注目を浴びることとなります。

翌年2016年には麻雀漫画「咲ーSakiー」の実写ドラマ化にて、主人公役を務め、テレビドラマデビューを飾ります。2017年、ベストセラー小説の「君の膵臓をたべたい」の実写映画にて、ヒロイン役を演じ、報知映画賞新人賞、日刊スポーツ映画大賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されています。

松雪集:志尊淳

松雪集(まつゆきあつむ:ゆきあつ)役は、志尊淳(しそんじゅん)さんです。1995年3月5日生まれの23歳で、2011年のミュージカル「テニスの王子様」にて、俳優デビューされます。それまでも、芸能事務所や雑誌などからスカウトされることが多く、芸能界に興味があったそうです。2014年には「烈車戦隊トッキュウジャー」にて主人公ライト役を務め、2017年の「春のめざめ」にて舞台初出演を果たされます。

最近では、テレビドラマ「トドメの接吻」や、現在放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」に出演されています。映画では、「帝一の國」や「覆面系ノイズ」などの、実写化された作品への出演が増えておられるようです。話題作への出演が多い俳優さんですので、今後もお見掛けする機会が増えていきそうです。

鶴見知利子:飯豊まりえ

鶴見知利子(つるみちりこ:つるこ)役は、飯豊まりえ(いいとよまりえ)さんです。1998年1月5日生まれの20歳で、モデルやグラビアでも活躍されていました。女優としては、2012年の「世にも奇妙な物語」で、テレビドラマデビューを果たされています。映画は、2017年の「暗黒女子」で、清水富美加さんとのダブル主演で話題となり、初出演をされています。今後も、「祈りの幕が下りる時」の公開が予定されています。

安城鳴子:松井愛莉

安城鳴子(あんじょうなるこ:あなる)役は、松井愛莉(まついあいり)さんです。1996年12月26日生まれの21歳で、モデルや歌手としても活躍されていました。2013年のテレビドラマ「山田くんと7人の魔女」で、ドラマデビューされています。2015年に今作あの花を経て、現在は「こんなところに運命の人」という作品で、主演の予定を控えています。その他、映画やCM、広告などにも活躍の機会を広げられているようです。

久川鉄道:高畑裕太

久川鉄道(ひさかわてつどう:ぽっぽ)役は、高畑裕太(たかはたゆうた)さんです。1993年9月13日生まれの24歳で、お母様は女優の高畑淳子さん、お父様は俳優の大谷亮介さんです。高校3年生の頃に、母淳子さんの舞台を観覧し、感動したことをきっかけに俳優を目指します。2012年に「あっこと僕らが生きた夏」でデビューし、2015年の連続テレビ小説「まれ」にて一躍有名になります。

あの花の実写版のめんまがかわいいと話題!

あの花のめんま役浜辺美波に高評価!

あの花で、本間芽衣子:めんま役を演じるのは、浜辺美波さんです。連続テレビ小説「まれ」に出演した際、そのルックスのかわいさから、知名度を上げました。幼い顔立ちながら、凛とした雰囲気もある彼女は、ネットでも「かわいすぎる」と評価されています。幼い頃から芸能界に入っているので、その礼儀正しい態度やしっかりとした受け答えなども、評価を得ているようです。透き通った表情が、とても魅力的です。

そのかわいらしい表情に、目を奪われてしまう浜辺美波さんですが、あの花の実写キャストとしては、少し厳しい意見もあったようです。何故なら、原作のあの花では、めんまはロシア人のクォーターで、銀髪碧眼というルックスなのです。実写版のめんまを演じる浜辺さんは、黒髪黒目の素顔のままの出演でした。そのことが、原作ファンには受け入れがたかったようです。

アニメの実写化キャストというのは、ルックスを問題視されるということはよくあることです。どうしても、二次元の作品なので再現が難しく、一部の心無い原作ファンに酷評をされることも常です。ですが、浜辺さん演じるめんまは、「実際に見てみると良かった」など、期待以上だったという声が多くあげられました。実写化には原作との間に超えられない壁が存在しますが、浜辺さんはその持ち前のルックスで、何とか乗り切りました。

あの花に出演した浜辺美波の意外な素顔

かわいらしい浜辺美波さんですが、そのルックスとは反対に意外な面もあります。実はインドア派で外出はあまり好まず、運動も苦手なのだそうです。また、SNSが得意ではなく、自身のブログを2年間以上更新しなかったこともあるそうです。現在は、マネージャーと二人でTwitterを開設されているそうです。さらに、オーディションを受けた頃は、歯科医を目指していたそうです。意外な浜辺さんの、あの花以降の活躍も期待されます。

あの花の実写版の評価は?賛否はあるの?

あの花実写版もアニメ原作の洗礼を受けていた

あの花の視聴率や、Blu-rayの販売実績などを見ると、作品として成功したことは間違いありません。ですが、実写版の製作が発表された時や、キャストが決まった時などは、前評判から批判も相次ぎました。アニメが原作となっているので、キャストが似ていないことは、他の実写化作品と同じように避難されました。特に、めんま役の浜辺美波さんが、原作の銀髪碧眼ではないことへの批判は、多く見られました。

ストーリーを省略しすぎた?それでも感動したの声

また、視聴後にはストーリーの省略が多い、という批判が最も多く見られました。原作は全11話、実写ドラマは2時間ほどの単発ですから、内容の省略は避けられなかったことでしょう。ですがそれ以上に、「思っていたより良かった」、と肯定する意見も多くありました。アニメの実写化には否定的なファンの方が多いことは変わりませんが、ストーリーは要所を外さずうまくまとまっていた、という意見が目立っていました。

原作を読んでいた人の中でも、原作と同じように涙しながら視聴した人も大勢いたようです。原作を知らずに、実写版を初見とした人にも、感動したという意見が多くありました。ヒロインが幽霊、という二次元らしい設定でしたが、遺された人間の感情や絆を描いたあの花は、原作を知らない人にも支持を煽りやすく、実写化してもなお良い評価を得たといえるでしょう。

Thumbあの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)とは?感動作品のあらすじは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

あの花を原作で見た人は実写版もチェックしてみよう!

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の、キャストやあらすじ、そして評価や感想を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?大人気アニメとなった原作に、負けずとも劣らない評価や人気を経て、実写ドラマのあの花も、大成功を納めました。主要キャストの多くは、今現在も多方面で活躍されている方がほとんどで、今後その他の作品でお見掛けすることも、大いにあることでしょう。

彼らのキャリアの中で、あの花のキャストとして名前を連ねたことが、大きな評価に繋がっていくよう期待していきたいところです。あらすじに関しては、アニメをぎゅっと凝縮させた分、実写版は少し省略が多いと感じたファンの方もいるようです。ぜひこの機会に、ご覧になっていない方はもちろん、拝聴済みの方も、今一度原作や実写ドラマをチェックしてみてください。新しい発見や感想があるやもしれません。

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