【東京喰種】和修常吉は若い頃にうろんの母を倒した？その後や死亡した理由は？

若い頃にうろんの母を殺し活躍していた和修常吉は、現在は喰種対策局・CCGの総議長を務めるまでに成長しました。常に厳しい表情の和修常吉は、鬼ツネと呼ばれ周囲からも恐れられる存在となっています。優れた才能を持っている和修常吉は、気高く自分にも人にも厳しい性格を持っていたゆえに近寄りがたいオーラを放っていました。

若い頃剣術にも優れ多くの戦いをしてきた和修常吉は、優秀な人材を見抜く目も持っていました。それゆえに、アカデミーを卒業していない人物であっても優秀だと認めた場合は特別に捜査官として採用していたのです。そこで、若い頃にうろんの母を死亡させたことで力の強さを見せつけた和修常吉のその後や危険な喰種集団であるピエロらに襲撃されて死亡した状況などもご紹介します。

2011年41号(9月)～2014年42号(9月)に渡って週刊ヤングジャンプから連載されていたのが「東京喰種トーキョーグール(トーキョーグール)」です。福岡県出身の男性漫画家である石田スイさんによって描かれた東京喰種は、全143話・全14巻(第1部)によって展開されました。注目を集めるようになった東京喰種は、「東京喰種：re(トーキョーグール アールイー)」が第2部として引き続き連載されます。

第2部は2014年46号～2018年31号に渡って同じく週刊ヤングジャンプより連載され注目を集めました。東京喰種トーキョーグール：re(第2部)は、全179話・全16巻となっています。漫画で話題となった東京喰種は、テレビアニメとして第1期～第4期までが2014年7月～2018年12月に渡って放送されました。2017年には実写版映画も上映され大人気となります。

読書好きの金木研(カネキケン)は上井大学に通っていましたが、そこで出会った神代利世(カミシロリゼ)とはお互いに読書好きだったゆえに次第に親しくなっていきました。しかし、その美しい女性であるリゼは、人肉を喰らう喰種だったのです。それゆえに清楚な雰囲気のリゼに襲われてしまいます。喰われると思った瞬間頭上から鉄骨が落ちてきたおかげで金木研は命を取りとめました。

東京喰種で気高く優れた存在として姿を現しているのが和修常吉です。常に厳しい表情をしている和修常吉は、常に周囲を怖がらせ「鬼ツネ」とも呼ばれていました。喰種対策局・CCG総議長を務めている和修常吉には2人の息子がいたのです。宗家の人間であり自分の後継者として誕生した和修吉時と、分家の人間として常に宗家をサポートする存在として誕生した和修旧多宗太でした。

• 名前：和修常吉(わしゅうつねよし)
• 異名：鬼ツネ
• 家：和修宗家(V・ヴィー)
• 役職：喰種対策局・CCG総議長
• 息子：和修吉時(宗家の人間)、和修旧多(分家の人間)
• 孫：和修政(和修吉時の息子)
• ピエロらの襲撃を受け死亡

庶子でありながらも優れた才能を秘めていた和修旧多宗太を幼少期の頃はこよなく愛し可愛がっています。また、彼には孫も存在していました。優秀な和修吉時の息子である和修政です。才能豊かな息子たちに囲まれた和修常吉ら和修宗家は安泰のように思われましたが、喰種組織であるピエロたちの襲撃にあい死亡してしまいます。その際、和修一族も全て殺害されてしまいました。

 CCG総議長を務める和修常吉と若い頃からの深い因縁を持っている うろんの母は、おっちょこちょいな「あんていく」の女性従業員である帆糸ロマだったのです。日頃からたくさんの喰種が集まってくる喫茶店のあんていくで働いている帆糸ロマ(うろんの母)は、何枚ものお皿を割っては怒られていました。ドジな彼女は記憶力抜群で自己犠牲を厭わない金木研の戦いぶりに感心し彼を追いかけてやってきたのです。

• 名前：帆糸ロマ
• 表の職業：あんていく(喰種の喫茶店)の女性従業員
• 裏の職業：喰種集団ピエロのメンバー、創設者
• 戦闘力：高い
• 年齢：51歳
• 親：不明
• 正体：うろんの母(SSSレート喰種)
• 過去：和修常吉によって死亡

鬼ツネと呼ばれている和修常吉の若い頃に因縁があったとされるうろんの母(帆糸ロマ)は、表向きはあんていくという喫茶店で働く女性従業員でしたが裏ではCCG総議長を務める和修常吉らと争っていたピエロのメンバーであり、創設者だったのです。しかし、彼女が喰種集団であるピエロの創設者ということはメンバーをはじめ敵対している和修常吉らも知りませんでした。

喰種対策局として誕生したCCGの総議長を務める和修常吉は、かつて若い頃には局長(喰種対策院)を務めています。若い頃は局長として活躍していた和修常吉は、当時かなり凶暴でSSSレートの喰種と指定されていた「うろんの母」を倒していたのです。喰種の中でも最強とされていたうろんの母は、当時縞模様の付いたまるで囚人のような服を着ていました。

大きな口に6本のクモのように長い手を持っていたのです。ユニークなデザインのキャラクターとなっているうろんの母は、見た目はそれほど強そうではありません。しかし、巨大な体から放たれる力は強烈でCCGでかなり優秀な一等捜査官でさえも圧倒していました。クモのようなうろんの母は喰種の中でも最高の実力者といわれているSSSレートに指定されているだけの実力を持っていたのです。

かなりの高齢と思われる和修常吉は若い頃にうろんの母(帆糸ロマ)と戦っているため、一見幼く見える彼女の年齢が注目されるようになりました。CCGの総議長を務めている和修常吉がかなりの高齢のため彼が若い頃戦ったのであれば同じくらいの年齢であってもおかしくないと思われるからです。しかし、圧倒的に若く見える帆糸ロマは当初年齢不明となっていましたが、次第に51歳だということが明らかになっていきました。

数えきれないほどの改名を繰り返してきた帆糸ロマの年齢が51歳ということで、多くの人が納得することになります。しかし、年齢は納得できるものの見た目があまりにも幼いゆえに不思議がられていました。彼女がいつまでも少女のように若く見えるのは、共食いをしてきたからのようです。

喰種である彼女が共食いをすることによって喰種化数値がアップするため若返っていたのでした。さらに、幼い雰囲気の帆糸ロマがうろんの母のような巨大な姿になってしまうのも共食いによって喰種化の数値となっているRc値をアップさせていたからだったのです。

喰種対策局であるCCGを誕生させた和修家は、武士の時代から多くの喰種を討伐してきた一族となっています。若い頃に局長としてSSSレートである最強の喰種といわれていた「うろんの母」を倒した彼は周囲にもその力を示すことができました。その後CCGの総議長を務めることになった和修常吉は、喰種対策局はもちろん和修宗家においてもトップに君臨することになります。

若い頃に多くの喰種を討伐してきた和修常吉は確かな地位を確立しましたが、その後ある者によって死亡しています。喰種を倒すため、和修家をより繁栄させていくために戦ってきた和修常吉のその後や、死亡した理由などもご紹介していきましょう。

和修宗家のトップを務めていた和修常吉は、喰種対策局・CCG総議長としても気高く振舞っていました。自分に厳しく一族の者にも厳しかった和修常吉は、その後和修家の分家の人間として育った旧多二福(宗太)の企みによって死亡することになります。表では捜査官として活躍していた彼は裏では宗太という名前で喰種集団であるピエロに所属していたのです。

冷静沈着な和修常吉が総議長としてまとめ上げているCCGは、力によって弱い人間や喰種を支配しようとする喰種集団のアオギリの樹を討伐する際には、彼らの拠点である流島に乗り込んでいます。凶悪なアオギリの樹のメンバーを一人残らず滅ぼすことを目的の戦いとなりました。その作戦が終盤に差し掛かり成功するかのように思われた時実の息子である旧多二福は、その後父親である和修常吉がいる和修家に乗り込みます。

ピエロの仲間やV(ヴィー)という謎の組織となっているのメンバーらと一緒にかつて自分が育った和修家に乗り込み、幼少期はとても可愛がってくれた父である和修常吉を残酷にも死亡させました。自分を和修家の材料として使用した和修常吉に対して底知れぬ恨みを持っていたようで総議長を務めていた父を死亡させたその後は、一族を全て死亡させてしまいます。

CCGの総議長を務めていた和修常吉はCCGのメンバーに凶悪なアオギリの樹の拠点である流島に一気に乗り込むように指示したことで、作戦が成功したかに思われました。しかし、その後思いもかけず息子である旧多二福(宗太)の裏切りによって死亡することになります。全ての権力の頂点にいた和修常吉は、喰種集団であるピエロやVという謎の組織によって襲撃されたことでその後かなりあっけなく死亡してしまいました。

かつては優秀な剣士であった和修常吉も歳には敵わなかったのかもしれません。また、自分達和修宗家をサポートするはずの分家の人間によって死亡させられるとは思ってもみなかったのでしょう。さらに、それが実の息子の旧多二福が暗躍していたことにかなり驚いたはずです。半人間として短命だと知った彼は、30歳までしか生きられないことを知ったその後、好きなように生きることを決意します。 

いつ死ぬか分からない身の上であったため、自分以外の父である和修常吉はもちろん、一族全ての人間を殺すことで幸せを手に入れようとしたのです。Vという謎の組織やピエロの仲間たちと一緒に和修常吉や一族を死亡させたその後は、「和修吉福」と名前を改名した旧多二福は、CCGの局長となり和修家を支配しようとしました。

鬼ツネと周囲から呼ばれ恐れられていた和修常吉は、和修宗家の人間としていつも気高く振舞っていました。かつて武士の時代に凶悪な喰種達を次々と討伐していた和修家は次第に頭角を現していくようになり、喰種集団を倒すために喰種対策局であるCCGが立ち上がります。自分に厳しく周囲にも同様に厳しい和修常吉は、かなり威圧的な雰囲気を持っており彼に逆らえる人はいませんでした。

若い頃から剣術においても優れた才能を放っていた和修常吉は、喰種対策院という組織の局長を任されるまでに実力をつけていったのです。局長となった和修常吉は、その後も果敢に喰種集団の討伐に繰り出していきました。それらの活躍が認められて現在はかつての喰種対策院は、喰種対策局と改められCCGの総議長には和修常吉が就任することになったのです。

かつて喰種対策院の時代に局長を務めていた和修常吉は、喰種の中でも最高に凶悪なSSSレートの喰種を倒したことがある程の腕前を持っていました。喰種対策院の頃は喰種を倒すことができるクインケという武器は存在していません。

また、喰種を倒すために組織されたクインクス班という喰種の力を取り入れている特殊部隊もありませんでした。現在CCGの総議長を務めている和修常吉は、そのような不利な状況の中でもSSSレートの最強の喰種を倒すことができる実力を持っていたのです。

その後、喰種対策院から喰種対策局であるCCGが立ち上がり、喰種を倒すことができる武器が製作されたり、喰種の力を取り組むことに成功した組織部隊まで作り上げたりしたことで凶悪な喰種集団をスムーズに倒すことができるようにもなりました。全ては若い頃の和修常吉らの活躍によって培うことができた結果と言えるでしょう。

常に厳しい表情をしている和修常吉には優秀な宗家の息子がいました。彼の息子の名は和修吉時でCCG本局局長を務めています。彼にも和修政という息子がいました。父親である和修常吉とは異なり親しみやすい性格の和修吉時は、SSSレートの喰種である梟の討伐作戦の際には、作戦総指揮を務めており実力者であることを示しています。

さらに、クインケという喰種を倒すことができる武器が内蔵された喰種捜査官によるクインクス計画の際には総責任者を立派に務め上げ周囲からも高い評価を得ていました。凶悪な喰種集団であるアオギリの樹の本拠地に乗り込んで皆殺しにするという作戦の際にも総指揮をとっています。自身の正体が喰種であることがバレてしまった際には、仲間に襲い掛かっていますが何者かによって殺されてしまいました。

和修家は代々喰種集団を討伐することを家業としてきた一族となっています。それゆえに、喰種対策局であるCCGを立ち上げ創設者として全ての権力を自分たちのものにしてきたのです。喰種対策局であるCCGの創設者として深く関わりのある和修家には、宗家と分家が設けられていました。

人肉を喰うことで生きている喰種集団を倒すために作られた組織ですが、驚いたことに彼ら自身が喰種だったのです。喰種集団との戦いは、喰種同士の権力争いともいえるかもしれません。そこで、鬼ツネと呼ばれている和修常吉をはじめ和修家の人間をご紹介します。

常に渋い顔をして貫録を見せている和修常吉はCCG総議長を務めています。その息子である和修吉時は父とは異なり親しみやすく温和な性格をしていますが優秀だったためにCCG本局局長を任されていました。CCG本局局長を務めている和修吉時にも息子がおり、その息子である和修政は対策II課所属の男性捜査官を務めています。彼も父とは異なり成果を上げることに尽力する合理主義の思考を持っていました。

喰種集団を壊滅させるための組織として結成されたCCGの上層部は和修宗家が指揮していたのです。また、和修家には宗家と分家の存在があり庶子の子として誕生した旧多二福は、CCG総議長を務めている和修常吉の息子で優秀な才能を持っていましたが宗家をサポートする雑用係としてこき使われることになります。さらに、美しい容姿の神代利世は、純粋な喰種の母胎となるための使命と背負っていました。

喰種対策局であるCCGを立ち上げていた和修家は創設者として特別な存在として扱われています。また、人喰いの喰種を退治する役割を担っているかのように思える和修家には、恐ろしい秘密が隠されていたのです。喰種を退治する役割を担っているかのような振る舞いをしている和修家には宗家と分家の存在がありました。分家は純粋な喰種らが集っている宗家をサポートする庶子らの集団となっています。

さらに、宗家の人間は実は純粋な喰種だったのです。それゆえに、美しい容姿を持ったリゼのように純粋な喰種を誕生させるための母胎の役割を担う存在もいました。才能豊かで能力が高い分家の人間は、純粋な喰種を守るために作られた人間と喰種から誕生した半人間だったゆえに寿命が短かったのです。

人肉を喰う喰種の存在は、中東であるイスラム文化圏が発祥の地とされています。魔物として恐れられた喰種らは共食いすることでさらに若返ったり、パワーアップを図ったりすることができました。喰種同士が共食いしながら血を濃くしていくことで遥か日本まで辿り着いたともいわれています。喰種の存在は現在では中国やロシア、ドイツまで広がっているようです。

喰種の発祥の地は中東とされていますが純粋な喰種である和修家の発祥はインドと考えることもできます。それは彼らの漢字名にヒントが隠されていました。和修宗家には代々「和修吉」という漢字が使用されています。この漢字は、「ヴァースキ(Vasuki)」というインドの神話に登場している竜王の一柱を意味しているようです。

それゆえに、「V」となる基礎はインドで作られたとも考えられます。さらに、分家の人間に対して冷酷になる性格を持っている宗家は選民思想の持ち主とも考えられるため、優越種が根底に流れているとも考えられるのです。知識を独占することで権力を独り占めする傾向がある和修家はインドが発祥かもしれません。

人喰い喰種から人間を守るために誕生した喰種対策局であるCCGの総議長を務めていた和修常吉は、鬼ツネと呼ばれるほど常に険しい表情をしていました。しかし、和修家に生まれず何のしがらみもなかったら本当は優しいおじいちゃんだったのではないかという感想が寄せられています。権力者としての道を歩まなければならなかったゆえに最後は殺されてしまうという悲しい最後に同情の声も集まっていました。

優れた才能を若い頃から発揮していた常吉の声に注目が集まっています。貫録のある表情ゆえに想像してしまう声がそれぞれあったようです。それゆえに、彼の声が思った以上におじいちゃんでガラガラしていたために驚いてしまった人もいました。おじいちゃんではあるけれどもガラガラしすぎと感じた人は多かったようです。

大物の貫禄がある表情ゆえに常吉の声に対して、少し軽すぎるのでは？というい感想も寄せられていました。厳しい表情からは気高くて威圧的な雰囲気が漂っているだけに、声からもそのような怖い雰囲気が漂うキャラを想像していた人にとっては少し軽いと感じたようです。

鬼ツネと呼ばれて周囲から恐れられていた和修常吉は、若い頃から局長として活躍していました。当時凶悪なSSSレートのうろんの母との戦いでもかなり貢献し見事に倒しています。それらの実力が認められ次第に確かな力をつけていった彼は、喰種対策局であるCCGの総議長を務めるまでになります。さらに、優秀な2人の息子と孫に恵まれますが、分家の息子を雑用係として冷酷に扱ったために最終的に死亡することになりました。