【とある魔術の禁書目録】フレンダ＝セイヴェルンが復活？能力や声優情報も

今回のまとめでは、大人気シリーズ「とある魔術の禁書目録」に登場するフレンダ=セイヴェルンの能力や死亡した最後の姿、復活の事実や担当声優についてまとめていきます。フレンダは一体どんなキャラクターでどんな能力を有しているのでしょうか？それでは、フレンダについてまとめていく前に、「とある魔術の禁書目録」の概要やあらすじについて見ていきましょう。

「とある魔術の禁書目録」は、2008年に1期・2010年に2期・2018年に3期と長きに渡りテレビシリーズとして放送されてきたSFファンタジーアニメです。2004年から刊行されている鎌池和馬さんによるライトノベルを原作としており、2020年4月現在は48巻までが刊行されています。テレビアニメは、原作の24巻までを映像化しました。2013年には「劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」も公開されました。

不幸体質の主人公・上条当麻は、「学園都市」と呼ばれる科学が支配する広大な都市で高校生として生活していました。学園都市は、学生を対象に科学を通した超能力開発を行っており、上条も例にもれず対象者でした。ですが、上条はレベル0という能力を有しない平凡な学生だったのです。そんなある日、上条の住む寮の部屋に魔術師に追われているインデックスという謎の少女が現れ、上条は魔術と科学の争いに巻き込まれていきます。

フレンダは、「とある魔術の禁書目録」以外にもスピンオフ作品として人気のある「とある科学の超電磁砲」にも登場します。「とある科学の超電磁砲」は「とある魔術の禁書目録」が綴られる3日前から話が始まり、3期までアニメ化が放送されています。原作は『月刊コミック電撃大王』にて連載されている漫画で、15巻まで刊行されています。主人公でレベル5の御坂美琴が、学園都市に蔓延る様々な出来事と対峙していく作品です。

「とある魔術の禁書目録」に登場するメインキャラクターは、レベル0でありながら「幻想殺し（イマジンブレイカー）」という能力をもつ主人公の上条当麻、魔術側の人間でありながら上条と行動を共にする「魔道書図書館」という異名を持つメインヒロインのインデックス、そして、「超電磁砲（レールガン）」という能力を持つレベル5でヒロインの1人である御坂美琴、学園内で1位の能力をもつ「一方通行（アクセラレータ）」です。

フレンダ＝セイヴェルンは、小説『新約 とある魔術の禁書目録』に登場するフレメア₌セイヴェルンの姉であり、「とある魔術の禁書目録」及び「とある魔術の禁書目録」に登場する科学側のキャラクターです。ウェーブがかったブロンドのロングヘアーにベレー帽を被っています。女子高生ながらに1000人を超える知り合いがおり、戦闘時は真面目な表情を見せますが、普段は明るいお調子者な楽天家として描かれています。

フレンダは、原作小説『とある魔術の禁書目録』では15巻から登場します。テレビアニメでは、3期となる「とある魔術の禁書目録Ⅲ」から登場しています。「とある魔術の禁書目録」でのフレンダの活躍はあまり描かれていませんが、スピンオフの漫画『とある科学の超電磁砲』では5巻で初登場となっています。超電磁砲では禁書目録よりもフレンダの活躍が描かれていますので、ぜひチェックしてみてください。

フレンダは、学園都市の暗部組織「アイテム」という組織に所属しています。アイテムは統括理事会の直属の組織であり、暗部組織の監視や制御を主に任されています。アイテムのリーダーは、「原子崩し（メルトダウナー）」というレベル5の能力を持つ麦野沈利です。その他、レベル4の絹旗最愛、滝壺理后、スキルアウトというレベル0の武装集団に所属していたレベル0の浜面仕上で構成されています。

そんなフレンダの口癖は「結局～なワケ」というものがあります。話し方は少し上から目線な部分もあり、イラっとする人物も少なくはありません。また、楽観的な性格から物事を軽く見ている節があり度々地雷を踏みます。人とすぐに打ちとけるところはフレンダの長所ですが、無神経で軽い性格が短所でもあります。うっかり屋であることから重要な所で失敗をすることもあります。

アイテムのリーダー・麦野沈利とフレンダの関係は、同じ組織に所属するチームメイトでもあり師弟関係でもあります。小生意気なフレンダに対して普段は温厚に接する姉御肌な麦野ですが、麦野は状況が悪くなると機嫌も悪化し、手を付けられなくなるくらいキレてしまいます。一方、トラブルメーカーのフレンダは自分が楽天家で利己的な性格であることを分かっていないのか、麦野の癇に障ることをしてしまうのです。

大人びた一面を見せる麦野ですが、それは見た目だけで、彼女も利己的な一面も持ち合わせています。麦野とフレンダはお互いに自分中心なので、ほかの構成員は気疲れをする描写も描かれています。仲間を大切にしていそうな麦野ですが、実際は仲間でも容赦なく制裁を加える人物なので、フレンダは容赦なく「おしおき確定ね」と言われてしまうのです。

では、麦野からの”おしおき”とは一体どんなものなのでしょうか？アニメや小説では実際にフレンダへのおしおき描写はありませんが、おしおきはそんなに重いものではないと言われています。構成員の浜面もおしおきをされたことがありましたが、その時はブーツのかかとで電気あんまをさせるなど”おふざけ”程度のものでした。

フレンダはアニメ3期の「とある魔術の禁書目録Ⅲ」にて死亡しています。では、フレンダの死亡した理由は一体どんなものだったのでしょうか？また、フレンダの最後や復活についても見ていきましょう。

フレンダは、「とある魔術の禁書目録Ⅲ」の6話にて麦野の手によって粛清をされてしまいます。フレンダは上半身と下半身を真っ二つに切断されて死亡しました。切断している描写はありませんが、フレンダの上半身を持って浜面の前に現れた描写では血まみれで既に死んだと思われるフレンダが投げられました。先ほどまでは生きていたフレンダが、次のシーンでは殺害されたということで激震が走りました。

「とある魔術の禁書目録Ⅲ」では暗部組織間での抗争があり、時を同じくしてアイテムと敵対していた「スクール」という暗部組織にフレンダが手を出してしまったことで、フレンダはスクールに掴まってしまったのです。スクールのリーダーはレベル5の垣根帝督です。そんなスクールに、アイテムの居場所を聞かれたフレンダは保身に走り、アイテムの居場所を教えてしまったのでした。

そして、麦野はフレンダの裏切りと受け取り、アイテムは崩壊に走っていきます。麦野は気にくわないという垣根帝督に怒り狂い、暴走していきました。直前まではアイテム構成員たちと仲良くファミレスでお茶をしていたフレンダですが、その後のシーンでは死亡しています。麦野がフレンダを粛清した理由については明らかになってはいませんが、恐らく麦野の性格が残虐性が高く情に厚くないことが1番の理由とされています。

ですが、この件で発端を作ってしまったのはフレンダです。フレンダが漏らしたことは機密事項の1つですので、暗部組織である以上、秘密は厳守です。

フレンダの死亡が描かれたのは、テレビアニメだと3期の6話ですが、小説だと無印または旧約と呼ばれる『とある魔術の禁書目録』の15巻です。ぜひご一読してみてください。

フレンダは麦野の手によって死亡しましたが、復活した？という情報もあります。それは一体どういうことなのでしょうか？原作の小説である『新約 とある魔術の禁書目録』の5巻でそれは描かれました。麦野の前にフレンダと思しき人物が現れたのです。麦野はフレンダの右腕を攻撃しました。ですが、そのフレンダの姿は、アイテムの構成員である絹旗最愛によって創り出された幻覚のようなものでした。

フレンダは15巻で死亡した後、学園都市第10学区の墓地に埋葬されているとされていますので、フレンダが復活することはないと言えるでしょう。

悲惨な最後を迎えたフレンダですが、フレンダの能力やレベルは一体どんなものなのでしょうか？実は、フレンダの能力は原作でも詳細は明かされていないのです。「とある科学の超電磁砲S」にて、レベル4の能力者であることが明かされたのですが、能力については「unknown」表示となっています。

フレンダは、基本的にはトラップを仕掛けたり、心理的誘導をしたりと相手の隙を突いた戦闘描写が描かれていますが、能力を使った描写は描かれていないのも特徴です。

フレンダは、戦闘時に能力ではなくトラップを仕掛けることが得意とされていますが、そのほか武器が多く登場しています。爆弾やミサイル、靴に隠しているナイフのほか、身体を使った技などで敵と戦闘します。アイテムの他の構成員が明らかな超能力を披露する傍らで、フレンダは小細工をした武器を利用していました。

フレンダの声優を務めたのは、声優のほか歌手や女優として活動している内田真礼さんです。内田真礼さんは1989年12月27日生まれの東京都出身、アイムエンタープライズに所属しています。日本ナレーション演技研究所を経て2010年に声優デビューをしました。「第8回声優アワード」では新人女優賞を受賞し、様々な作品に出演する実力派人気声優となりました。弟には同じく声優の内田雄馬さんがいます。

そんな内田真礼さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「中二病でも恋がしたい!」小鳥遊六花、「ハイスクールD×Dシリーズ」紫藤イリナ、「アオハライド」吉岡双葉、「デート・ア・ライブ」八舞耶俱矢、「ノラガミ」壱岐ひより、「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子、「食戟のソーマ」吉野悠姫、「甲鉄城のカバネリ」四方川菖蒲、「無彩限のファントム・ワールド」水無瀬小糸などがあります。

続いては、フレンダの名セリフを紹介していきます。まず1つ目のセリフは、「とある魔術の禁書目録Ⅲ」4話でのセリフです。アイテムとファミレスで集まったときに、ファミレスでありながらサバ缶を食べながら放った言葉でした。アイテムの仲睦まじい姿が、この2話後に崩れていくとは、原作を読んでいない方は思っていなかったことでしょう。

続いての名セリフは、「とある科学の超電磁砲 S」17話でフレンダが放ったセリフです。ファミレスで麦野とフレンダ、御坂美琴と黒子がたまたま遭遇します。フレンダと黒子が突如として繰り広げた痴話げんかでのセリフでした。このセリフにある「まな板」というのは御坂美琴の胸を指しています。

続いての名セリフは、「とある科学の超電磁砲 S」の8話にてフレンダが自分が仕掛けていく爆弾の罠を自画自賛した際に放ったセリフです。御坂美琴と研究所で鉢合わせてしまったフレンダでしたが、得意の罠を使って御坂美琴に対抗します。ですが、御坂美琴はフレンダの先回りをしてフレンダは一歩及ばず、最後は御坂美琴のビリビリにやられてしまいます。

暗部組織編でのフレンダの”やらかし”について、「最後までやらかした」と期待通りの活躍をしたフレンダについての感想が多くありました。

フレンダの復活については、まだアニメでは描かれていませんが、原作を読んでいる方からは様々な意見がありました。

暗部組織編は全体的にもっと描いてほしかったという感想とともに、フレンダの最後の描写がよかったという感想もありました。

以上、「とある魔術の禁書目録」及び「とある科学の超電磁砲」シリーズに登場するアイテム所属のフレンダについてまとめてきました。フレンダの最後や復活の噂についても見てきました。サイト内には、アイテムについてや麦野についてなど他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。