とある魔術の禁書目録のアニメ4期制作の可能性を考察！続編の放送日はいつ？

とある魔術の禁書目録は2004年より電撃文庫レーベルから刊行されている人気ライトノベルシリーズです。超能力は超兵器などのオーバーテクノロジーを持つ「科学サイド」と聖書や魔術などが登場する「魔術サイド」と呼ばれる2つの巨大な陣営を主軸にした世界観を持ち、その壮大な世界観と個性的なキャラクター性で人気を集めています。

とある魔術の禁書目録はとあるシリーズとしてスピンオフ展開も行われており、本編であるとある魔術の禁書目録の主人公上条当麻の物語以外にも作中で人気の高い、御坂美琴を主人公とした「とある科学の超電磁砲」、一方通行を主人公とした「とある科学の一方通行」がそれぞれに展開されるなどしており、それぞれでアニメ化なども行われています。

超能力が科学によって解明された世界。能力を開発する事をカリキュラムに組み込んだ学園都市に住む少年、上条当麻はある日、自宅のベランダに純白のシスター服に身を包んだ禁書目録（インデックス）が干されている事に気づきます。魔術師に追われているという彼女との出会いで上条当麻はそれまで当たり前だった科学の世界と存在を知り得なかった魔術の世界、双方で生きていく事になります。

とある魔術の禁書目録の3期は原作においていわゆる「旧約」と呼ばれるシリーズの一区切りまでの物語がアニメ化される形になっていました。主人公である上条当麻は第三次世界大戦を裏で暗躍して引き起こし、インデックスを利用していた「神の右席」最後の一人、右方のフィアンマと対峙してそれを破る形で集結を迎えています。

原作ではこの第三次世界大戦編、或いはロシア編と呼ばれるこの物語の終結後、タイトルを「新約とある魔術の禁書目録」と改題して物語が継続しています。アニメ3期はこの区切りとなる原作22巻までのストーリーを網羅する形で展開されました。

アニメの続編が制作される上で重要な要素と言われるのが円盤、いわゆるアニメのDVD・Blu-rayの売上です。円盤の売上は製作委員会にとっても利益率が高い為アニメの続編制作の大きな基準になると言われています。とある魔術の禁書目録3期の円盤の売上は1~3話収録の1巻しか発表されていませんが1巻の売上は4585枚でした。

一節にはアニメの円盤が4000枚売れれば続編制作ラインだと言われています。そういった意味では円盤の売上は十分に4期制作ラインに達していると言えます。しかしとある魔術の禁書目録は既に3度アニメ化されている人気シリーズです。アニメ2期の1巻の売上が18791枚と段違いである事もあり、4期制作の可能性は低いのではないかという声も強くなっています。

ただ2期が放送されたのは7年も前であり、当時とはアニメを取り巻く状況も変わっています。特に有料動画配信サービスの普及もあり、とある魔術の禁書目録に限らず円盤の売上は減少しているのです。裏を返せば円盤以外の部分で売上が見込めるのであれば4期が制作される可能性は十分に考えられます。

仮に円盤の売上が4期制作ラインに達していると判断しても原作のストックがなければアニメの制作は行なえません。しかしとある魔術の禁書目録に関しては原作ストックは十分すぎる程にあります。アニメ3期で展開されたのが旧約22巻までのストーリーですが、その後シリーズは新約と改題して既に22巻、さらに総約と改題して1巻が発売されシリーズが展開され続けています。

アニメ3期は14巻～22巻の内容になっており、またこれまでのとある魔術の禁書目録シリーズはいずれも2クールで展開が行われてきました。原作ストックだけで見れば2クールでの展開を継続するとしてもいつ放送を開始しても4期はおろか5期も放送出来てしまえるだけの原作ストックがあると言えます。

とある魔術の禁書目録の場合、ジャンルがいわゆる異能力バトルものである事もあって様々なゲームも展開されています。とあるシリーズは単独でもゲームの売上がある程度見込めるだけのポテンシャルがあり2019年7月にはスマホ向けのとあるシリーズ単独のゲームを展開するなどシリーズとしての展開も継続中です。これらの売上を考慮すれば十分に4期の制作もあるのではないかと考えられています。

とある魔術の禁書目録を含むとあるシリーズのアニメはすべてJ.C.STAFFというアニメ会社が制作しています。1990年代からあるアニメ会社で2020年3月現在、毎年10本前後のアニメの制作を担当する程のポテンシャルを持った会社です。とある魔術の禁書目録4期を制作するとすればまずこのJ.C.STAFFが引き受ける必要がありますがこれまでのシリーズ作品を担当している事を考えても十分に担当する可能性が高くなっています。

会社としては同時に複数のアニメを制作できる体制が整っているのでファンからは続編を制作する事は難しくないと考えられています。

とある魔術の禁書目録のアニメ3期は正直あまり良い評判ではありませんでした。原作14~22巻の内容を2クールに凝縮して展開した事もあり、説明不足の部分も多く原作を読んでなければ理解出来ないと言われてしまうような内容になっていたのです。一方で3期で回収しきれなかった伏線も多く残されている事から4期の制作を前提とした制作になっているのではないかと考察するファンもいる程になっています。

とある魔術の禁書目録としては3期は2期から実に7年も空いての放送となりました。2期の放送日は2010年10月8日から2011年4月1日まで、3期の放送日は2018年10月5日から2019年4月5日までです。しかし既にJ.C.STAFFによって2019年にはとあるシリーズのスピンオフ作品であるとある科学の一方通行が、2020年にはこれまでもアニメ化が行われているとある科学の超電磁砲の3期が放送される事が発表されています。

いくらとあるシリーズが人気の高いシリーズとは言っても同じ年に2つの作品を並行する事は考えづらく、これらのアニメ化が終わり次第4期の放送日がいつになるのか決まるのではないかと考えられています。

とある科学の超電磁砲3期が2020年なのでとある魔術の禁書目録の4期の放送日は早くとも2021年以降だろうと考えるファンが多く、とある科学の超電磁砲3期放送開始前後に続編の制作決定が発表されるのではないかと期待するファンもいます。

アニメ4期がいつ放送されるかは分かりませんが仮に放送されるのであればアニメ3期では早足ながらも旧約22巻までを原作とした物語となっているのでアニメ4期はその続き、新約1巻～のストーリーだと予想するのが自然です。物語の区切り的に新約1巻～6巻までが展開されるのではないかという声が多くなっています。

新約1巻は第三次世界大戦が終わり、浜面と一方通行が学園都市に戻ってきた後から展開されます。浜面は「新生アイテム」として滝壺や麦野と共に学園都市の暗部とは無縁の生活を送っていました。そんな彼らの前に姿を見せたのがフレンダの妹であるフレメアでした。彼女は学園都市に生まれた新たな組織「新入生」に追われている事を知ります。

一方で、同じくロシアから帰還した一方通行も別の敬意からフレメアの事を知り番外個体と共に事態の調査に乗り出します。新入生の1人である黒夜と2人が戦う中、謎の少女と共に消えたはずの上条当麻が帰還、その戦いに勝利する事ができるのでした。

謎の少女、レイヴァニアと共に帰還した上条当麻は浜面や一方通行と共に第三次世界大戦後に出現した新勢力や魔術サイドの話を聞きます。帰還した上条当麻は御坂美琴やインデックスと再会し一時の日常を楽しみますが、そこに「ラジオゾンデ要塞」と呼ばれる巨大空中要塞が学園都市に向かって墜落するルートを取っているという話が飛び込んできます。3人はこれに協力して対応する事になるのです。

上条当麻達はラジオゾンデ要塞事件を引き起こしたのが科学と魔術の混合組織「グレムリン」によって引き起こされた事、そして彼らがハワイで暗躍している事を知り、レイヴァニアと共にハワイに向かいます。グレムリンと協力関係にある組織、トライデントによりハワイ侵攻作戦が開始されると上条当麻はハワイに滞在していたアメリカ大東呂、ロベルト＝カッチェと共に事態の収集に当たる事になります。

突如開催が宣言された異能力格闘技大会「ナチュラルセレクター」。この大会の裏にグレムリンの陰謀がある事を掴んだ学園都市は大会が行われるバケージシティを制圧するべく、木原一族を投入します。一方で上条当麻もまたグレムリンの陰謀を阻止するべく単身バケージシティに渡るのでした。

ナチュラルセレクターが終わり学園都市に戻ってきた上条当麻。その頃学園都市では超巨大文化祭「一花覧祭」が行われる時期でした。準備に向けて慌ただしくなる学園都市で上条当麻もまた日常に戻っていきますが、そこに現れたのがオッレルスでした。彼は上条当麻に幻想殺しの正体について語っていきます。

オッレルスとの会話を終えて自身の能力の一端を知る上条当麻。そこに「グレムリン」の魔術師であるトールが現れ、上条当麻に協力を打診します。彼はグレムリンのトップ、魔神オティヌスが死の少女、フロイライン=クロイトゥーネを狙っていると言い、彼女の救出を行う事になるのです。

ここからは既にとある魔術の禁書目録の3期までを視聴した人の感想と4期に関する考察を紹介していきます。3期は原作の物語的には一区切りを迎えていますが、多くの伏線や謎を残すような終わり方になっていた事から、「最初から続編である4期制作を前提にしているのではないか」と考察するファンも現れる程になっています。その為、3期放送終了後から4期の放送日がいつかを気にするファンも多いです。

続編を期待する声が多い一方でこれまでのアニメ続編に円盤の売上が大きく関与していた事、とある魔術の禁書目録がシリーズとしては大きく円盤の売上を落としてしまった事から4期の制作は期待出来ないのではないかとする声も見られます。加えて3期の放送自体もシリーズ作として見るには2期から期間が空きすぎてしまった事から仮に4期がいつか放送されるにしてもまた当分先になるのではないかとする声も多くなっています。

とある魔術の禁書目録は2019年に放送を終了していますがとあるシリーズとしてはとある科学の一方、とある科学の超電磁砲と放送日も確定しているアニメが展開される事が発表されています。同じアニメ制作会社J.C.STAFFが制作している事もあり、これらの放送終了後に4期の放送日が発表されるのではないかとする声も見られます。

アニメを取り巻く事情が大きく代わり、円盤の売上だけでは判断しにくい事、円盤の売上以外の要素はとある魔術の禁書目録は十分に続編制作の可能性が高い事もあってとあるシリーズ全体でアニメ展開を期待するファンも多いです。

2018年～2019年にかけて放送されたとある魔術の禁書目録3期。放送直後から4期の放送がいつかを気にするファンが多い程に人気のある作品です。2020年3月現在、放送日がいつになるかの発表はありませんが、とあるシリーズのアニメ化が控えている事もあり、早くとも2021年以降になるのではないかとする考察が多くなっています。

とある魔術の禁書目録は原作ストックも多く、人気の高い作品でありシリーズ展開も継続中である事からいつかははっきりしませんが4期が放送される可能性は十分に高いです。制作決定の発表までは原作である新約とある魔術の禁書目録を読みながら放送日がいつかを楽しみにしてみてはいかがでしょうか？