【ワンピース】黒ひげの強さと技は？ヤミヤミの実とグラグラの実の能力も考察

黒ひげは『ワンピース』の中でも注目の存在であり、異色の存在として不気味な存在感を放っています。エース処刑のきっかけを作った人物で、白しげを討った男としても多くの恨みを買っています。悪魔の実を二つ食べ、新たな『四皇』の一角としても新世界で暗躍しています。ここからは『ワンピース』の基本情報や『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチのプロフィールなどを紹介していきましょう。

黒ひげが存在感を見せている『ワンピース』について見ていきましょう。アニメは『ワノ国編』に突入しており、ますます注目が集まっています。近年では黒ひげの懸賞金が明かされたり、『光月おでん編』などで黒ひげについても様々なことが明かされています。ここでは『ワンピース』の基本情報や簡単なあらすじなどを紹介していきます。

全世界累計発行部数4億7000万部を突破しているメガヒット漫画であり、アニメは20年以上放送され、2019年の映画『スタンピード』は興行収入100億円を突破するなどますます注目が集まっています。コミックス96巻では『伏線回収、開始』と銘打たれており、これまでの様々な謎が次々と明かされて大きな話題となっています。

海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィは海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指し、17歳で海に出ました。海に出たルフィが出会ったのは、海賊『金棒のアルビダ』の船で雑用をしていたコビーでした。コビーは海兵になりたいもののアルビダに捕まってしまい、雑用係としてこき使われていたところにルフィが現れました。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチは黒ひげ海賊団提督であり、元白ひげ海賊団2番隊隊員でもあります。『四皇』、『最悪の世代』、『元王下七武海』などの肩書を持ち、今海軍が最も警戒している海賊団の一つとなっています。新世界にある『海賊島ハチノス』を拠点に活動しており、『人の倍の人生を生きている』という特殊なカラダをしていることが示唆されています。

年齢は40歳で、悪魔の実『ヤミヤミの実』と『グラグラの実』の二つの悪魔の実を食べています。懸賞金は22億4760万ベリーで、通称『10人の巨漢船長』という部下を要する大船団の船長でもあります。

黒ひげの初登場は『空島編』でのことでした。ジャヤの酒場でルフィと偶然出会い、二人は正反対の性格と行動をしていました。この時は全くの無名の海賊であり、仲間も4人しかいない少数の海賊団でした。この時はすでに白ひげ海賊団で仲間殺しをし、チョッパーの故郷である『ドラム王国』を壊滅させています。ジャヤに滞在して、なるべく影響力の強い賞金首を狩ることを目的にしていました。

初登場時にはルフィと会話をしており、ルフィの行動を見てただものではないと見抜いていました。ルフィとゾロも黒ひげの『異形』の姿に気づいているような言動をしているため、ルフィと黒ひげの初対面は互いに好印象で終わったと考えられています。黒ひげは『あの覇気で3000万ベリーは安いと思った』と言っており、作中で初めて覇気にも言及しています。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さを見ていきましょう。黒ひげの強さには数多くの意見が集めっていますが、エースに対して勝利をおさめ、白ひげを討ち取るなどかなりの強さを持っていると見られています。黒ひげは謎が多い人物であり、様々なキャラクターとの戦いや能力などから考察していきましょう。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ①は『マゼランに敗北』です。世界一の大監獄『インペルダウン』の所長であるマゼランには圧倒的な敗北を喫しています。マゼランの『ドクドクの実』はすべてを引き込んでしまう黒ひげの『ヤミヤミの実』との相性がよくありませんでした。後に仲間となるシリュウが解毒剤を持ってきたために生き残りましたが、マゼランの圧倒的な能力の前に沈んでしまいました。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ②は『エースに勝利』です。マリンフォード頂上戦争のきっかけとなる『バナロ島の決闘』での白ひげの二番隊隊長ポートガス・D・エースとの決闘は伝説となっています。『メラメラの実』の能力者であるエースに対して黒ひげは真っ向勝負を挑みましたが、『ヤミヤミの実』の謎の多い能力の前に散ってしまいました。

黒ひげはエースを倒したことで自身の実力を証明し、懸賞金0ベリーで王下七武海への加入を決めました。黒ひげの計画のきっかけとなるエースとの決闘は『ワンピース』屈指の名バトルとなりました。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ③は加『赤犬とは戦わず逃走』です。マリンフォード頂上戦争後には黒ひげはジュエリー・ボニーを捕らえていましたが、赤犬が黒ひげの元に来ることが分かると黒ひげは逃げてしまいました。海軍最高戦力の赤犬とは真っ向勝負を避けたことで、この時点では赤い犬の方が強いことが示唆されています。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ④は『マルコたちに勝利』です。マリンフォード頂上戦争後の『白ひげ海賊団』の生き残りたちと『黒ひげ海賊団』の全面抗争である、通称『落とし前戦争』での勝敗は『黒ひげ海賊団』の勝利に終わりました。白ひげという圧倒的な存在を失った白ひげ海賊団は、インペルダウンで戦力を増強させた黒ひげ海賊団には勝つことができませんでした。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ⑤は『隊長や白ひげと比較』です。黒ひげは元々白ひげの船に乗っており、実力を隠したまま乗り続けています。四番隊隊長だったサッチを殺害したことやシャンクスに傷をつけた事、エースを捕らたこと、白ひげにとどめを刺したことなどを考えても白ひげの隊長クラスの実力を持っていることは間違いありません。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ⑥は『武装色の覇気は使える？』です。ティーチはルフィの覇気を見抜くなど、覇気には一定の知識があることは確定しています。しかし、黒ひげがエースとの決闘やマリンフォード頂上戦争などで覇気を使うことはありませんでした。『ヤミヤミの実』であれば武装色の覇気を使用するよりも有効なので、覇気を使わなかっただけという可能性は大いにあります。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ⑦は『レベル6の囚人たちを従えている』です。インペルダウンの最下層にあるレベル6の囚人たちはあまりの危険度のために『世間から消された囚人』であり、伝説級の犯罪者ばかりとなっています。そうした曲者を従えており、黒ひげの実力の高さやカリスマ性が垣間見える部下たちの構成となっています。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの強さ⑧は『悪魔の実を3種類食べている？』です。黒ひげは『ヤミヤミの実』と『グラグラの実』の二つを食べていることは判明しています。しかしネット上などでは黒ひげが悪魔の実を3種類食べている可能性も指摘されています。現在、自然系悪魔の実『ヤミヤミの実』と超人系悪魔の実『グラグラの実』を食べています。ここまでくると動物系悪魔の実を食べていると考えるファンも多くいます。

特に有力視されているのが、動物系悪魔の実『イヌイヌの実 モデル「ケルベロス」』という悪魔の実です。この根拠となっているのは、黒ひげ海賊団の海賊旗に三つのドクロ描かれていることです。さらにマルコの『異形』という発言などによって、ファンからは様々な推測がネット上では挙がっています。

ここでは『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの技について紹介していきましょう。『ヤミヤミの実』の技はかなり厄介であり、能力者にとっては強力な武器となっています。自然系悪魔の実なので実体がないと思われがちですが、『ヤミヤミの実』は攻撃を受け流すことはできません。その代わり周囲の物をすべて吸い込み、『悪魔の実』の能力者をも吸い込むことができます。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの『ヤミヤミの実』の技①は『闇穴道（ブラックホール）』です。巨大な闇を生み出し、周囲の物をすべて吸い込むことができる技です。『バナロ島の決闘』では街を丸ごと吸い込んで壊滅させた技であり、基本的には無尽蔵な量を吸い込むことができます。無機物に限らずに、人間でも吸い込むことが可能です。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの『ヤミヤミの実』の技②は『解放（リベイション）』です。『闇穴道（ブラックホール）』で取り込んだものをすべて吐き出す技となっています。『闇穴道（ブラックホール）』で飲み込まれていたものが押しつぶされた状態で排出されるため、無機物は粉々になり、人間は押しつぶされた状態で解放されます。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの『ヤミヤミの実』の技③は『闇水（くろうず）』です。『闇水（くろうず）』は自分に対象物を引き付ける技であり、能力者であっても抗う事ができません。さらに、触れた者の能力を無効化できるため、攻撃のきっかけとして黒ひげが使うことが多い技として知られています。エースですらもこの引き寄せる力には抵抗することができませんでした。

ここでは黒ひげが食べている『ヤミヤミの実』と白髭から奪った『グラグラの実』の能力を考察していきましょう。『ヤミヤミの実』と『グラグラの実』の二つの悪魔の実を食べた『世界で唯一の人物』でもあるので、『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの能力には様々な注目が集まっています。『ヤミヤミの実』と『グラグラの実』は作中でも最強と言われている悪魔の実なので、二つの悪魔の実を詳しく見ていきます。

『ヤミヤミの実』は自然系悪魔の実であり、『悪魔の実』の歴史上最も凶悪な力を秘めているとされています。闇を操ることができる「闇人間」になり、あらゆるものを引き込むことができるようになります。ロギア系の悪魔の実でありながら、物質的な攻撃を『引き寄せてしまう』ため受け流すことができません。しかし、それと引き換えに『悪魔の実の力』を引き寄せることができます。

能力者に触れることで、その能力は完全なる無効化されてしまいます。『ヤミヤミの実』の特徴は『武装色の覇気』とは違い、触れた能力を全く使うことができなくなります。武装色の覇気よりも強力であり、黒ひげは覇気以上の技を手に入れているため自然系悪魔の実能力者にとっては『海楼石』や『覇気』以外で対抗できる唯一の能力であり、天敵ともいえる悪魔の実となっています。

『グラグラの実』は元々『白ひげ』エドワード・ニューゲートの能力であり、マリンフォード頂上戦争で白ひげがの死体から何らかの方法を使って黒ひげが奪い取った能力です。センゴク曰く『世界を滅ぼす力』とされています。地震を起こすことができるため、『津波』を起こすことも可能なため海賊の中では圧倒的に有利な能力となっています。

黒ひげは『グラグラの実』を手に入れてすぐにマリンフォードを破壊しています。白ひげの船に長年乗っていたために、『グラグラの実』の力や能力を熟知しているので、『グラグラの実』を奪ってすぐに使いこなしていました。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの残した名言集を見ていきましょう。『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチは数多くの名言を残しており、その名言は核心を突いたものが多いことでも知られています。黒ひげはその思想や凶暴性とは裏腹に『夢』を追う者が遺すような名言を多く残しているので、かなりいい名言を残しているという意外な一面を持っています。ロマンを追い求める点だけはルフィと似ています。

長年の策略と謀略、残虐な方法でインペルダウンを襲撃した黒ひげですが、意外とその場しのぎで、行き当たりばったりの一面も持っています。『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチのこのセリフは黒ひげの人生そのものを表しており、一貫しない不気味な行動は黒ひげの特徴でもあります。多くのファンが刹那主義的な黒ひげの生き方と策略家の黒ひげの生き方のどちらが本当の姿なのか、戸惑う声も多くあります。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチが残した最も有名な名言となっています。ジャヤで初登場した黒ひげですが、ルフィとベラミーのいざこざを目撃して、ルフィの決断を絶賛します。そして、ベラミーが語った海賊論を真っ向から否定します。ティーチはルフィに対して『夢』を語り、互いにほとんど言葉を交わすことなく別れましたが、二人の運命的な出会いが印象的な名言となっています。

インペルダウン副所長のハンニャバルの『正義論』に対して、真っ向から否定する黒ひげの『正義論』です。ある意味で言えば、黒ひげの『信念』であり、彼の危険な思想を表した名言となっています。海賊としても異色の思想であり、七武海になったかと思えば戦争をかき乱し、インペルダウンを壊滅状態にする黒ひげの考え方や行動の意味はこうした黒ひげの異色の『正義論』が影響しているとも言われています。

ここでは『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。黒ひげは様々な謎を残しているキャラクターですが、黒ひげが食べた『ヤミヤミの実』や『グラグラの実』などには数多くの集まっています。黒ひげの強さや重要度は『ワンピース』ファンにも注目されているので、ネット上では様々な考察が行われています。

ヤミヤミの実は最強という声がネット上でも数多くの感想が集まています。『ヤミヤミの実』はエースを倒した能力であり、自然系悪魔の実の中でもさらに異色と言われる能力には様々な謎が隠されていると話題になっています。ネット上には『ヤミヤミの実は圧倒的な強さと不気味さを誇ってるな』という声や『ワンピースの悪魔の実で 最強の呼び声が高いヤミヤミの実』という声などが挙がっています。

グラグラの実は強すぎるという声も多くあります。黒ひげが白ひげから奪った悪魔の実『グラグラの実』の強さはマリンフォード頂上戦争で示された通りなので、黒ひげがどういった使い方をするのかも注目されています。ネット上には『白ひげの使ったグラグラの実を黒ひげがどう使いこなすか気になる』という声や『グラグラの実強すぎる。』という声などが挙がっています。

黒ひげがなぜ二つの悪魔の実を食べられたのかは『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチを語る上では欠かせないものとなっています。黒ひげの『異形』と言われる体にはネット上でも注目が集まっており、ネット上には『黒ひげがなぜ二つの悪魔の実を食べられたかは重要なカギを握っているのか？』という声や『黒ひげが悪魔の実の能力をなぜ二つ身につけることができたのか』という声などが挙がっています。

ワンピースファンの間では黒ひげは『ワンピース』のラスボスなのかが議論となっています。『カイドウ』や『ロックス』などのラスボス候補が数多く登場していますが、ネット上では黒ひげのラスボス説が根強い人気を獲得しています。ネット上には『「ワンピース」はカイドウやロックスじゃなくて、黒ひげが黒幕ってことでいいのかな？』という声や『やっぱ黒ひげがラスボスなのかな』という声などが挙がっています。

黒ひげが残した名言はネット上でも人気の高いものが多くなっています。初登場時から名言を残し、インペルダウンやマリンフォード頂上戦争でも印象的なセリフが残されているので、黒ひげは登場するたびに名言を残していると注目されています。ネット上には『黒ひげのセリフは常に核心をついてるな』という声や『黒ひげは名言しか言わん』という声などが挙がっています。

『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチの正体は『ワンピース』の中でも重要な謎の一つであり、『ワンピース』の結末にも関わるんじゃないかとも推測されている謎となっています。ワンピースファンの間では様々な考察が行われていて、注目度が高まっています。ネット上には『黒ひげの正体は絶対に重要なものになるな』という声や『黒ひげの正体はあえておぞましいものであってほしい 』という声などが挙がっています。

今回は『ワンピース』の超重要キャラクター・黒ひげの強さと技などをまとめてきました。覇気や白ひげ海賊団との関係、悪魔の実などにも注目が集まっており、これまでにない『悪魔の実を二つ食べた人間』ということでファンからも注目の存在になっています。今後も登場する黒ひげに注目して、『ワンピース』をお楽しみください。