【ハンターハンター】ハンター試験編のあらすじは?試験内容や結果もネタバレ

集英社発行の「ジャンプコミックス」で根強い人気を誇る漫画『ハンターハンター』。漫画『幽☆遊☆白書』でお馴染みの富樫義弘先生が描く本作の中でも人気の「ハンター試験編」について、あらすじ・試験内容・結果までをまとめてネタバレしています。ハンター試験編は原作コミックス『ハンターハンター』の何巻~何巻に収録されているの…?ハンター試験の合格者は…?そんな疑問に全てお応えいたしますので、ぜひ最後までご覧ください!

【ハンターハンター】ハンター試験編のあらすじは?試験内容や結果もネタバレのイメージ

目次

  1. ハンター試験編とは?
  2. ハンター試験編のあらすじを紹介
  3. ハンター試験の試験内容は?
  4. ハンター試験の結果をネタバレ
  5. ハンター試験に最終まで残ったキャラの強さは?
  6. ハンター試験編に関する感想や評価
  7. ハンター試験編のあらすじまとめ

ハンター試験編とは?

このページでは、漫画『ハンターハンター』の「ハンター試験編」に関するあらすじ&ネタバレを載せています。ハンター試験編は本作の単行本「ジャンプ・コミックス(JC)」収録されているストーリーで、漫画『ハンターハンター』の原点と言える内容です。今なお連載が続く本作で高い人気を誇っている内容と言えます。その人気の内容が描かれているのは何巻~何巻までなのか?また、ハンター試験の合格者も分かりやすくネタバレしています。

ハンターハンターの概要

漫画『ハンターハンター』は、漫画家・富樫義弘(とがしよしひろ)先生が描く大人気冒険アクション漫画です。手付かずの大自然が残る「くじら島」に住む主人公の少年・ゴン=フリークスは、顔も知らない父親・ジン=フリークスに会うため、父親の職業「ハンター」に自らもなるべく故郷を旅立ちます。旅の途中で知り合ったハンターを目指す仲間たちとの交流を通じて、お互いに絆を深めて成長していく冒険アクションストーリーです。

本作は冨樫先生の趣味でもある「収集」の面白さが本作の題材として取り入れられる形となり、漫画『ハンターハンター』ワールドが誕生しました。集英社発行の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の1998年(平成10年)4号から連載が始まった本作は、ジャンプ誌上で漫画『ONE PIECE」に次ぐ長期連載作品となっており、単行本は現在のところ第33巻までが刊行されています。累計発行部数は約7200万部(2019年時点)を突破しています。

ハンター試験編は物語の始まり

ハンター試験編の内容は、単行本(ジャンプ・コミックス)第1巻から始まります。内容は、主人公の少年・ゴンが顔も知らない実の父親(ジン)に会うため、自らも父親の職業である「ハンター」を目指し、故郷のくじら島を旅立っていきます。旅の途中で出会った仲間たちと絆を深め、ハンターになるために課せられた試験をクリアしながら、少しずつ輝きを増していくゴン。その成長を描いた作品こそが、この漫画『ハンターハンター』なのです!

本作の冒頭から始まるストーリーが「ハンター試験編」であり、続く「ゾルディック家編」、「天空闘技場編」へと物語は進んでいきます。ハンター試験編はまさに漫画『ハンターハンター』の原点であり、物語の始まりを担う極めて重要な内容だと言えるのです。

ハンター試験編は何巻に描かれている?

漫画『ハンターハンター』のハンター試験編は人気ストーリーであるため、単行本の何巻~何巻に載っているの?と疑問に上がり、何巻~何巻に収録されているのか非常に気になるところです。実際は単行本「第1巻~第5巻」に収録されています。主人公・ゴンがハンターを目指すために故郷を旅立つところから始まるので冒頭から既にハンター試験編となり、何巻から始まって何巻まで載っているのか分かりにくいですが、実際は1巻からとなります。

ハンター試験を受験するため、試験会場を目指すゴンは旅の途中で仲間(クラピカ、レオリオ=パラディナイト、キルア=ゾルディック)と出会い、様々な試練をクリアし、ハンターの証である「ハンターライセンス」を見事取得するに至ります。ここまでがこの「ハンター試験編」の内容となっています。何巻~何巻までなのかは実際に漫画『ハンターハンター』を読んで、その目で確かめてみてください!

ハンター試験の裏試験とは?

「ハンター試験」とは、プロハンターになるために必要な試験のことで、ハンター協会が主催する年1回行われる合格率「数十万~数百万分の1」と言う超難関試験なのです。ゴンたちは「1次試験」、「2次試験」、「3次試験」と次々にクリアし、見事「最終試験」に合格し晴れてハンターの証である「ハンターライセンス」を手にしますが、実はハンター試験はこれで終わりではなく「裏試験」と呼ばれる試験が存在していたのです。

裏試験とは、ハンターライセンスを取得した正規のハンターに「念能力」を取得させるため、秘密裏で行っている試験のことです。ハンターライセンスの取得が最終試験ではなく、実質的な最終課題がこの裏試験と呼ばれる念能力の修得を意味しているのです。特殊能力である「念」の修得にはプロハンターが師匠として指導に当たり、これはハンター十カ条「最低限の武芸の会得」を指し、プロハンターとして最低限必要な能力ということになります。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ハンター試験編のあらすじを紹介

ここからは漫画『ハンターハンター』の「ハンター試験編のあらすじを紹介」と題して、「あらすじ①故郷からの旅立ち」、「あらすじ②仲間との出会い」、「あらすじ③1次試験」、「あらすじ④2次試験」、「あらすじ⑤3次試験」、「あらすじ⑥4次試験」、「あらすじ⑦最終試験」の7項目に分けて詳しく解説&ネタバレしています。また、各あらすじにはネタバレを含むため、ハンター試験編のネタバレを知りたくない方はご注意ください!

あらすじ①故郷からの旅立ち

大自然に囲まれたくじら島に住む12歳の主人公・ゴン=フリークスは、この島に住む数少ない子供(島には子供は2人のみ)で養母・ミト(ジン=フリークスの幼馴染)とその祖母の3人で暮らしています。島には学校もなく勉強は通信教育で学び、島全体を遊び場にしていたゴン。9歳の時、森でキツネグマに襲われそうになったところをハンターの青年・カイトに助けられます。カイトは助けたゴンから自身が尊敬するハンター(ジン)の面影を見ます。

カイトからゴンの父親であるジンが今も生きており、とても優秀なハンターであることを聞かされます。しかし、まだ幼いゴンを残してハンターとして再び島を出て行ったジンを許せないミトは、ジンは死んでいるとゴンに伝えていました。ミトの気持ちを察していたゴンはミトにジンのことを問えずにいましたが、日に日にその思いは大きくなり、遂にゴンは自分もハンターになるために「ハンター試験」を受けたいと懇願するのでした。

ゴンもまたジンと同じハンターに強く惹かれ、ジンがハンターを目指して島を出て行った12歳の年にハンター試験を受けたいと言ってきたゴン。あれだけジンの存在から遠ざけていたゴンも同じようにハンターを志したいと願うゴンに対して、ミトはある課題を持ちかけます。くじら島にある沼に住む主を見事釣り上げることが出来れば、ハンター試験を受けても良いと言うのです。

こうして晴れて念願叶ってハンター試験を受けることが許されたゴンは、故郷であるくじら島を旅立ちます。出発の際、別れを惜しむミトはゴンに「必ず無事に帰ってくること」を約束させ、ゴンを見送るのでした。

あらすじ②仲間との出会い

ハンター試験を受けるべく故郷のくじら島を出発したゴンは、試験会場へと向かう船で同じくハンター試験の受験者であるクラピカ、レオリオと出会います。しかし、既に試験は始まっており、試験会場に到着できるか否か…その是非がハンターとしての資質を見極める第1関門でもあったのです。乗船した船が嵐に巻き込まれるハプニングはあったものの、3人を気に入った船長の計らいで試験会場の最寄り町がある港「ドーレ港」まで送られます。

船長から山の「一本杉」を目指すように伝えられたゴンは、クラピカ、レオリオと共に向かいますが、途中でハンター協会の協力者である老婆から「ドキドキ2択クイズ」を出題されるも、クラピカの機転のおかげで無事正解します。老婆から試験会場への案内人がいる一本杉への道を通され、ここでも案内人である魔獣・凶狸狐(キリコ)の変身能力に翻弄される3人…。

しかし、ゴンの「類まれな観察力」、クラピカの「優れた知識力」、レオリオの「適切な医療知識」をそれぞれ発揮します。試験会場までハンター試験の受験者を送り届ける「案内人(ナビゲーター)」の役目を担う魔獣・キリコは、外見・声質がそっくりな夫婦を一目で見抜いたゴンをとても気に入り、3人を無事に試験会場へと送り届けるのでした。

あらすじ③第1次試験

試験会場では多くのハンター試験受験者がいる中、ハンター試験の常連・トンパやゴンと同い年の少年・キルアとも出会います。1次試験官で遺跡ハンター・サトツが集まった受験者たちに向かって、「二次試験会場まで私について来ること」が一次試験であると語ります。受験者たちはサトツに続き、出口の先が見えない地下通路のようなところを延々と走り続けますが、次第に疲労困憊して次々と脱落していきます。

1次試験会場で出会ったトンパは「新人潰し」の異名を持ち、トンパから貰った下剤入りジュースを飲んだレオリオは次第に不調に陥っていきます。ゴンやクラピカの励ましで何とか出口に辿り着いたレオリオですが、ホッとしたのも束の間…ここはまだ通過点に過ぎなかったのです。獰猛な人喰い魔獣や猛獣が住む「ヌメーレ湿原」を突破する中、同じ受験者のヒソカが他の受験者たちを次々と襲撃しているところに遭遇してしまい…。

あらすじ④第2次試験

ヌメーレ湿原を突破し、2次試験会場へと辿り着いた受験者たちを待ち受けていたのは、2次試験官である美食ハンター・メンチとブハラです。2次試験の課題に出されたのは、何と「料理」。凶暴で大食漢の巨大豚・グレイトスタンプの「丸焼き」や日本の伝統食「寿司」をテーマに出題されたりします。未知なる食材に右往左往する受験者たちでしたが、途中メンチの逆鱗に触れ、受験者全員が失格となる不測の事態が発生。

しかし、突如上空から現れたハンター協会会長・アイザック=ネテロの仲裁で再試験が続行されます。二つに分かれた「マフタツ山」の渓谷に生息するクモワシの卵を採取して「ゆで卵」にするという課題を与えられた受験者たちは、渓谷に糸を絡めてそこに産み付けてあるクモワシの卵を取りに次々と渓谷にダイブしていきますが…。

あらすじ⑤第3次試験

3次試験会場となる「トリックタワー」までは、ハンター協会の飛行船が運んでくれます。トリックタワーの頂上で降ろされた受験者たちに与えられた次なる課題は、「72時間以内に生きて下まで降りてくる」というものでした。トリックタワーの外壁を伝って下まで降りればいいと考えた受験者の1人が、塔の周辺に生息する巨大な怪鳥に食べられてしまいます。それを目にした受験者たちは頂上に入り口があると考え、次々に探し出していきます。

ゴン・キルア・クラピカ・レオリオも仕掛け扉を見つけ出し、全員同時に内部へと入り込みます。しかし、内部に侵入した4人は、何と同じ部屋に落下したのでした。4人で塔内を移動中、新人潰しのトンパと遭遇しこれまた一緒に移動。そこへトリックタワーの監獄長で試験官である賞金首ハンター・リッポーが、ゴンたち5人に次なる課題を与えます。与えられた課題は5人1組となり、囚人たちと1対1の勝負をするというものでした。

あらすじ⑥第4次試験

4次試験会場となったのは「ゼビル島」。ここでは受験者たちが、各々の番号プレートを奪い合う「サバイバ争奪戦」を行います。奪うプレート番号はくじ引きで決定し、ゴンの相手番号は「44」。何とその番号は、ヌメーレ湿原で受験者たちを次々と暗殺していたヒソカ=モロウだったのです。狂気に満ちた凄腕のヒソカからプレートを奪うことは、ゴンや他の受験者たちにとって容易なことではありません。

ゴンは島暮らしで自然と身に付けた自身でも無自覚の「気配絶ち」で、4日間もの間ヒソカに悟られることなく尾行に成功します。隙を見てヒソカからプレートを奪おうと息を潜めるゴンは、ヒソカが他の受験者を狩っている最中に釣り竿を使って見事奪取に成功しますが…。

あらすじ⑦最終試験

4次試験「サバイバル争奪戦」を勝ち抜いた受験者たちの最終試験は、1対1のバトル形式で行われる「トーナメント戦」。どちらか一方が相手に「まいった」と言わせたら勝ちというのもので、相手を死傷させたら失格となります。1回戦の組み合わせは「ゴンVSハンゾー」戦。圧倒的な強さを誇るハンゾーにゴンは苦戦し、腕を折られた上、負けを認めろと強要させられます。しかし、負けを宣言しないゴンにハンゾーは強烈な一撃を食らわせ…。

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ハンター試験の試験内容は?

では、ここからはいよいよ漫画『ハンターハンター』のハンター試験の内容について詳しく説明したいと思います。「ハンター試験の試験内容は?」と題して、「試験内容①マラソン」、「試験内容②料理」、「試験内容③トリックタワー」、「試験内容④サバイバルで争奪戦」、「試験内容⑤トーナメントバトル」の順にネタバレをしています。主人公・ゴンが受験する「第287期ハンター試験」の内容とハンター試験合格者の全貌を大公開!

試験内容①マラソン

ゴンが受験した第287期ハンター試験・1次試験の内容は「無限マラソン」です。2次試験会場まで無事に辿り着くことができれば合格となるルールで、1次試験官・サトツの先導に脱落することなくついていければ良い、ただそれだけの至って単純なものでした。しかし、この無限マラソンは決して楽なものではなく、先の見えない地下通路をどこまでもひたすら走り続けなければならなかったのです。この非常に長い地下道は「ザバン市」にあります。

何時間もかけて走り続けるほど長い地下道は、最後にこれまた長い階段があり、そこを抜けると「ヌメーレ湿原」に辿り着きます。アニメ第1作では地下道の途中に分岐点があり、左側が正解。右側は甘い香りによる幻覚作用のある樹液が仕込まれた壁が続く危険な道となっていました。終わりの見えない道による精神的ダメージや肉体的疲労により、脱落者が相次ぎました。ここは受験者の「精神力・忍耐力・持久力」が試されるステージなのです。

試験内容②料理

2次試験は美食家・メンチとブハラが試験官を務め、与えられた課題は「料理」。前半はブハラによる「豚の丸焼き」、後半はメンチによる課題「寿司」それぞれ課題を与えるというものでした。豚の丸焼きに使う食材は、「ビスカ森林公園」に生息する世界一凶暴な豚・グレイトスタンプ。凶暴な巨大豚を仕留め、次々に丸焼きにして持って来た受験者たちの70匹分の豚の丸焼きを平らげたブハラは、受験者たちを全て合格にしてしまいます。

後半の課題は、美食ハンターで一つ星ハンターでもあるメンチによる「寿司」がテーマ。受験者たちにとって未知の食材である寿司を課題に与えることによって、受験者の「料理を通じて観察力や注意力を図るテスト」が目的であったのだが、受験者たちのバッシングやハンゾーの寿司の作り方の暴露が生じてしまい、メンチが激怒。メンチ単独権限により、受験者が「全員不合格」となってしまう不測の事態が発生してしまいます。

試験内容③トリックタワー

3次試験の会場は「トリックタワー」。ここでは塔の頂上にある仕掛け扉から内部に入り、塔内に仕掛けられた罠をクリアしていくというものです。トリックタワーは賞金首ハンター・リッポーが監獄長を務める刑務所で、リッポーに捕らえられた長期刑の囚人たちが収容されています。ゴン・クラピカ・レオリオ・キルア・トンパの5人がパーティーとなり、リッポーが課す課題をクリアしていきます。

最初の対戦は「トンパVSベントット」戦ですが、即降参したトンパの負けとなり「ゴンVSセドガン」戦へ。ローソクを使い、先にローソクの火が消えた方が負けとなる勝負で、セドガンは仕掛けローソクのイカサマを使うも機転を利かせたゴンが勝利。続く対戦は「クラピカVSマジタニ」戦でしたが、見かけ倒しのマジタニはクラピカを威嚇するために体に入れた蜘蛛のタトゥーを見せつけます。

幻影旅団に同胞殺しの恨みを持つクラピカは、旅団員の証である蜘蛛の刺青を見た途端ブチ切れて、マジタニを全力で殴りつけノックアウトします。続く「レオリオVSレルート」戦は、レルートが持ちかけた自身が本当に女かどうかを試す賭けを持ちかけ、男だと疑ったレオリオにレルートは身体を触らせて確かめさせます。正解は女であったため、結果的に欲望に負けたレオリオなのでした。最後はいよいよ「キルアVSジョネス」戦…。

ジョネスはザパン市史上最悪の大量殺人犯で、常人離れした握力を持つ「解体屋」の異名を持つ有名な殺し屋です。トリックタワーに収容されている囚人たちからその存在を恐れられ、ジョネスが起こした事件を知るレオリオは当然の如くキルアに試合を棄権するように忠告します。しかし、戦いの場に赴いたキルアはジョネスの脅しにもビビることなく、あっという間にジョネスの心臓を抜き取り、瞬殺してしまうのでした。

試験内容④サバイバルで争奪戦

4次試験会場の舞台は「ゼビル島」。ここで行われる課題は、くじ引きで引き当てた番号を持つ受験者のナンバープレートを奪い取るというものです。ゴンの引き当てた番号は44番で、持ち主は超危険人物のヒソカ。自然豊かなくじら島で育ったゴンは、気配を消す行為を自然と身に付けていました。ヒソカに悟られることなく、4日間ずっと尾行し続け、ヒソカが他の受験者との戦いに集中した一瞬のスキを突き、釣り竿でプレートを奪うことに成功。

しかし、ヒソカのプレートを奪った後、吹き矢使い・ゲレタに毒矢を仕込まれ自身のプレートを奪われてしまいます。その後、ゲレタはヒソカに狩られ、死亡します。ゲレタが放った毒矢のせいで体が痺れ、動くことができないゴンの元へやってきたヒソカ。ヒソカは自分からプレートを奪ったゴンを褒めた後、ゴンをぶん殴りゲレタに奪われたゴンのプレートとヒソカのプレートをその場に置いて立ち去って行きました。

ヒソカに「君はもっと殺しがいのある使い手に育つまで僕に生かされている」と忠告され、顔面を思いっきり殴られ、プレートを残してその場を去って行ったヒソカ。ゴンはヒソカに借りができたのでした。レオリオは猿使い・ソミーのプレート、クラピカはトンパのプレートを協力して奪うことに成功します。キルアはアモリ3兄弟をいとも簡単に倒し、早々にプレートをゲットしています。

試験内容⑤トーナメントバトル

トリックタワーを制限時間内にクリアした者だけが進める最終試験の課題は、1対1の「トーナメントバトル」です。先に「まいった」と言わせた方が勝ちというルールで、相手を殺したりしたら即失格となります。最初の対戦者は「ゴン対ハンゾー」戦で、忍者としての技量で圧倒的な差を見せつけるハンゾー。対するゴンはハンゾーの脅しに屈することなく戦う意志を見せますが、ハンゾーに利き腕を折られ、負けを認めろと忠告されます。

一向に降参しないゴンの姿に半ば呆れたハンゾーはゴンをぶん殴った後、負けを認めます。「クラピカVSヒソカ」戦はヒソカがクラピカに耳元で何かを囁いた後、ヒソカが自ら負けを宣言してクラピカの勝利(合格者)となります。「ハンゾーVSポックル」戦はハンゾーが容赦ない脅しを仕掛けてポックルが負けを宣言し、ハンゾーの勝利(合格者)になります。「キルアVSポックル」戦はキルアが戦う意志がなく、ポックルの勝利(合格者)です。

「キルアVSギタラクル」戦はギタラクルが変装を解いて、自身の本当の素顔を公開します。その姿は何とキルアの実の兄・イルミ=ゾルディックだったのです。「ゾルディック家」の長男であるイルミは、威圧的な態度とキルアにとって初めてできた友達のゴンを殺すと脅します。イルミの圧力に屈したキルアは負けを宣言し、イルミは勝利(合格者)します。「ヒソカVSボドロ」戦はボドロが負けを宣言し、ヒソカの勝利(合格者)となります。

「レオリオVSボドロ」戦は突如乱入したキルアが背後からボドロを一撃で殺害し、キルアが違反により失格します。そのため、レオリアはボドロがキルアに殺害されたので戦う相手がいなくなり、不戦勝で勝利(合格者)となります。

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ハンター試験の結果をネタバレ

ここまで漫画『ハンターハンター』のハンター試験編を色々と解説してきましたが、ここでハンター試験の結果をネタバレします。「ハンター試験の結果をネタバレ」と題して、「試験の合格者は?」、「失格になったキルア」の2項目でのネタバレとなります。これを見れば第287期ハンター試験の合格者が即、誰なのか分かる完全なネタバレであり、失格になったキルアの全貌も分かるネタバレとなっていますので、その点をご注意ください!

試験の合格者は?

漫画『ハンターハンター』のハンター試験編で行われた第287期ハンター試験の最終試験「トーナメントバトル」を制して、見事ハンターの資格を手に入れた合格者は…「ゴン、クラピカ、レオリオ、ハンゾー、ポックル、ヒソカ、ギタラクル(イルミ)」の合計7人です。

第287期ハンター試験の最終試験「トーナメントバトル」を制した合格者たち

  • ゴン(ハンゾーに勝利)
  • クラピカ(ヒソカに勝利)
  • ハンゾー(ポックルに勝利)
  • ポックル(キルアに勝利)
  • ギタラクル(キルアに勝利)
  • レオリオ(不戦勝のため勝利)

失格になったキルア

第287期ハンター試験の最終試験まで残った受験者の中には、ハンター協会会長・ネテロの目に留まった受験者は多数いました。その中でも暗殺者一家で有名な「ゾルディック家」の者として、その実力も認められていたキルア。しかし、最終試験で最初に戦う相手だったポックルに対して「あんたとは戦う気にならない」との理由により、キルア自ら「負け」を宣言し、これによりポックルは合格者となります。

キルアはポックル戦で負けになっても次のギタラクル戦で勝利すれば良いと考えていたので、この時点でキルアはギタラクルの正体を全く知らず、勝てる相手だと踏んでいたのです。勿論、キルアは合格者となるに相応しい実力を秘めています。しかし、いざ戦いが始まるとギタラクルの方からキルアに話しかけ、変身していた素顔を解いたのでした。その正体はゾルディック家の長男でキルアの実の兄であるイルミ=ゾルディックだったのです。

キルアは幼い頃からイルミに洗脳(キルアの脳にイルミが暗殺に使う念を込めた針が刺っているため制御されている)されていたため、勝ち目のない戦いに手を出さないように念の針によって操作されており、当然の如く実力が上のイルミとの戦いも回避し、自ら負けを宣言します。キルアにとって初めてできた友達のゴンを殺すと脅されていたこともあり、キルアは自主的にレオリオの相手・ボドロを殺害して失格となり、イルミは合格者となります。

イルミは母親からキルアを連れ戻すように頼まれていたこともあり、同時に暗殺者としてのキルアを揺るがすゴンの存在を消せば、他に興味を示すものがなくなったキルアは実家(ゾルディック家)に戻ってくるだろうと考えていました。キルアは自分が不合格になって家に戻りさえすれば、イルミはゴンを殺す理由がなくなると考え、自主的に失格した訳なのですが、結果的にキルアはイルミの策略にハマり、家に戻ることになったのです…。

結果的にはイルミの思惑通り自ら望んで失格となったキルアですが、ボドロを標的に選んだのは意図的だったとも見受けられます。それはネテロ会長がハンター試験終了後、「レオリオVSボドロ」戦の結果について考察する場面で「あえてキルアが手助けするような場面ではなかったじゃろ」と、キルアがボドロを襲撃した理由を語っています。しかし、キルアの手助けがなかったとしてもレオリオは合格者になると踏まれていた模様…。

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ハンター試験に最終まで残ったキャラの強さは?

漫画『ハンターハンター』のハンター試験編をあれこれまとめて見ましたが、いかがだったでしょうか?それではここで「ハンター試験に最終まで残ったキャラの強さは?」と題して、キャラ別にその実力を載せています。第287期ハンター試験の最終試験に残った7人の受験者たちの受験時の実力をネタバレありの解説付きでお届けいたします!

ゴン

287期ハンター試験を受験した当時のゴンの実力ですが、まだ12歳という年齢にして最終試験まで勝ち進んできました。大自然に囲まれたくじら島で幼少期から過ごしたこともあり、野生の中で培った人並外れた身体能力や研ぎ澄まされた視覚や嗅覚に加え、自らの気配を消す能力(当人無自覚)と手足のように自由自在に扱える釣り竿の技術により、数々の試練を乗り越えてきました。この時点では勿論「念能力」は一切使えませんし知りません。

また、忍耐力は人並み以上の根性があると考察出来ます(最終試験のハンゾーとの戦いでそれを証明)。ハンター試験編でネテロ会長とのボールの奪い合いで見せた瞬発力は相当なものであり、ネテロをも唸らせた高い身体能力を持っていることが分かります。

キルア

伝説の暗殺者一家と恐れられるゾルディック家の三男として生まれ育ったキルアは、物心付く頃から暗殺のイロハを叩き込まれ、次男・ミルキ曰くその実力は「ゾルディック家史上随一」と言われる程です。天性の実力を持つ暗殺者一家のサラブレッドでもあるキルアは、12歳で既に暗殺者としては人並みの経験を積んでおり、ネテロ会長が末恐ろしい実力だと云わしめるほど。

あらゆる毒に対する耐性を持っているため、トンパがくれた下剤入りジュースを飲んでも全く効きませんでした。また、幼い頃から教育方針の一環で拷問訓練も一通り受けており、足音を消して歩く「暗歩(あんぽ)」や自身の残像を見せる「肢曲(しきょく)」、肉体操作で爪を鋭く変形させて相手の心臓を一瞬で抜き取る技など暗殺術に長け、常人離れした実力を持つものの、この時は「念能力」の存在すら知りませんでした。

レオリオ

レオリオはその見た目からして意外にも19歳とまだ若く、医者になるためハンター試験を受けました。ハンター試験では適切な医療知識を見せるなど、医学知識はあるが身体能力は一般人並み。武器はナイフをカバンに忍ばせているが、「念能力」は使えず特に目立った特徴が見られないレオリオ。ヒソカ相手にあっけなく返り討ちにされ、顔面を殴られ気絶してしまう程度。しかし、ネテロ会長には実力はボドロより上だと見られていました。

ヒソカ

ヒソカは第287期ハンター試験を受けた時、既に「念能力」は会得しており、その実力は折り紙付きです。快楽殺人的な一面を持ち、ハンター試験では「試験官ごっこ」として受験者を無差別に殺す行為も見られました。戦闘センスは抜群でトランプのカードのようなもので一瞬で相手を殺すことも出来る程の実力を持ち、ヒソカに顔面を殴られたレオリオはすぐさま気絶し、殴られた顔も異様な程に腫れ上がっていました。

クラピカ

クラピカはゴンより5歳年上の17歳です。「緋の目」を持つクルタ族の末裔で、同胞の目を取り戻すためにハンターになろうとしています。豊富な知識と冷静な性格で瞬時に物事を分析し判断する能力に長けているクラピカ。2本の木刀を武器として使い、試験時は勿論「念能力」は使えませんし、その存在も知りません。同胞を殺害した幻影旅団のことになると見境が付かなくなり、特に「蜘蛛」に関すると理性が効かなくなる一面も。

トリックタワーのマジタニ戦では、頭の切れるクラピカから見れば明らかにマジタニは「旅団員ではない」と分かっていたものの、実際に蜘蛛のタトゥーを見た瞬間に理性が吹っ飛び、一撃でマジタニを地面に沈めるほどの腕力を発揮。怒りで我を失うと何をしでかすか分からない一面があり、危うさも秘めています。

イルミ

イルミはキルアの実の兄で、ゾルディック家の長男です。ハンター試験にはギタラクルの偽名を使い、自らの顔に針を刺して顔の形を変えて受験に参加していました。ハンター試験は暗殺の仕事で必要となったから受けたようで、同時に試験に参加していた弟・キルアの様子も窺っていた模様です。ヒソカ同様にイルミも「念能力」が使え、最終試験では念によるオーラでキルアに圧力をかけて降参させるように仕向けていました。

ポックル

武器は「弓矢」を使う以外は特に目立った特徴もなく、勿論「念能力」も使えません。それでも最終試験まで這い上がってくる実力があるポックルですが、最終試験ではキルアに「あんたとは戦う気にならない」と宣言されたり、ハンゾーに「悪いがあんたにゃ遠慮しねーぜ」と言われるなど、格下と見なされていた様子。現にハンゾーに怯まれて即負けを認めていた程です。

ハンゾー

忍者として相当な鍛錬を積み、12歳くらいの時に既に人も殺していると自負するハンゾーは、高い戦闘技術を誇り、ゴンをボコボコして簡単に腕を折ってしまうほど冷徹な一面も持っています。キルアもハンゾーの実力は認める程ですが、この時はまだ「念能力」は使えていません。

ボドロ

ボドロもゴン・キルア・クラピカ・レオリオ・ポックル・ハンゾーと同様に「念能力」は使えません。最終試験に残る程、格闘家としてそれなりの実力を持つようですが、ネテロ会長曰く「格闘能力のみとればむしろレオリオの方が有利」とのことです。現にヒソカ相手に全く歯が立たず、ヒソカの一方的な戦いにやられていました。しかし、根性はある様子…。

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ハンター試験編に関する感想や評価

漫画『ハンターハンター』の人気ストーリー「ハンター試験編」が何巻~何巻まで収録されているのか?と言う疑問や初心者にも分かるようにストーリーのあらすじ&ネタバレまでをざっとお届けしてきましたが、いかがでしたか?では、その「ハンター試験編に関する感想や評価」と題して、Twitter上で漫画『ハンターハンター』のハンター試験編についての情報を集めてみましたので、是非ご覧ください。

こちらのコメントは、漫画『ハンターハンター』のハンター試験編で人気の一幕、試験官・メンチが課した「寿司」に関する意見です。ゴンがメンチに提供した寿司があまりにもインパクトがあり過ぎて、誰もが爆笑した寿司の全貌…。ゴンの寿司が何巻に載っているかは直接ご覧になり、お確かめください!

こちらのコメントもまた、漫画『ハンターハンター』のハンター試験編で試験官・メンチが課した寿司の試験に関する意見です。くら寿司が提供する「いわし巻」を見て、ゴンが作った寿司を思い出した様子がこのコメントからうかがえます。ゴンが作った寿司が何巻に載っているのかは、実際に単行本をご覧になってお確かめください!

こちらのコメントは、漫画『ハンターハンター』のハンター試験についての意見です。受験する「技術士試験」が、ハンターハンターに登場するハンター試験のようだと感じている様子を投稿しています。ハンター試験が受かっても真のハンターではない…裏試験を経て、本物のハンターになれるという本作になぞって、技術士試験の奥深さを伝えている意見のようです。このように例として挙げられる程、人気のあるストーリーであることが分かります。

Thumbハンターハンターのトンパの実力を考察!ハンター試験での新人つぶしとは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ハンター試験編のあらすじまとめ

最後に漫画『ハンターハンター』のハンター試験編を「ハンター試験編のあらすじまとめ」と題して、お届けいたします。ハンター試験編は漫画『ハンターハンター』の原点であり、本作の人気ストーリーです!主人公・ゴンの旅立ちに始まり、仲間たちとの出会いによって少しずつゴンがハンターとして成長していく様子が描かれています。皆さんも是非、漫画『ハンターハンター』のハンター試験編を実際にご覧になり、その内容を確かめてみてください!

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