【ハンターハンター】ゴン=フリークスの念能力と強さ!能力を失った理由と今後は?

ハンターハンターのゴン=フリークスは、作品の主人公でありながら、念能力の喪失や現在連載中の暗黒大陸編に未登場から、ハンターハンターファンの間では、様々な憶測が飛び交っています。本文では、ゴン=フリークスのプロフィールや性格、念能力・強さを始め、ネフェルピトー戦での覚醒後に起こった念能力の喪失理由や今後の活躍、ゴン=フリークスの暗黒大陸編の必要性や、名言などを紹介します。

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目次

  1. ゴン=フリークスとは?
  2. ゴン=フリークスの能力と強さ
  3. ゴン=フリークスが念能力を失った理由や今後
  4. ゴン=フリークスは本当に必要のない主人公?
  5. ゴン=フリークスの名言集
  6. ゴン=フリークスの声優
  7. ゴン=フリークスに関する感想や評価
  8. ゴン=フリークスの念能力や強さまとめ

ゴン=フリークスとは?

富樫義博先生の大ヒット漫画「ハンターハンター」に登場するゴン=フリークスは、物語の主人公として多くの読者の注目を集めてきましたが、現在連載中の暗黒大陸編では、主人公不在という異例の展開を見せ、ゴンの再登場に様々な憶測が飛び交っています。以下では、ゴン=フリークスのプロフィールや性格、能力・強さ、念能力を失った理由と今後、作品上の必要性などを紹介します。

ハンターハンターの作品情報

休載を挟みながら現在も連載が継続されている漫画「ハンターハンター」は、富樫義博先生の代表作であり、作品が掲載されている週刊少年ジャンプの看板作品です。ハンターハンターは、1998年に連載が開始され、2018年10月時点で単行本36巻が発表されています。ジャンプ作品では、ワンピースに次ぐ連載期間の長さを記録するも、富樫先生の持病を理由とする休載を余儀なくされています。

ハンターハンターの連載傾向について、2014年以降は、単行本1冊分に相当する10話程度を掲載後、休載に入るスタイルが見られ、2018年では11月26日発売の週刊少年ジャンプ・52号を最後に休載となりました。ファンの間では、2019年内には再開されると予測されていますが、2019年8月現在も休載が継続されており、連載再開のメドが立っていません。

ハンターハンターの概要

男性だけでなく女性からも絶大な人気を誇る「ハンターハンター」は、独創的な世界観や、メインからモブキャラに至るまで徹底したキャラ設定のように、詳細に作り込まれた作風が特徴です。また、少年漫画に分類されながら、念能力を始めとする作中用語の多さやストーリーの複雑さから、文字による説明も多さも特徴に挙げられ、その作品の奥深さは、漫画界で高い評価を得ています。

一方で、ハンターハンターは、少年漫画とは思えない、過激な描写も非常に多いことで有名で、主人公を襲う残虐で容赦のない展開は、多くのジャンプ読者に衝撃を与えました。そして、特殊な生態を持つキメラ=アントと人間の戦いを描いたキメラアント編では、これまで以上に過激な展開やショッキングな描写が多く描かれ、一部のコマにはモザイクが掛けられるほどの過激さで知られています。

ハンターハンターのあらすじ

ハンターハンターは、くじら島に住む少年・ゴン=フリークスが、まだ見ぬ父に会うために、父の職業であるハンターを目指して旅に出るところから始まります。物語は、ゴンとクラピカ・レオリオ・キルアの出会いとハンター試験合格、念能力の習得までを描いた、ハンター試験編・ゾルディック編、天空競技場編と、主人公ゴンを主軸に展開されていきます。

一方で、次の物語であるヨークシン編では、緋の目奪還と幻影旅団への復讐を目論むクラピカを主軸に描かれています。その後は、ゴンとキルアのハンターとしての成長やそれぞれの葛藤を描いたG.I編・キメラアント編・会長選挙・アルカ編へと続き、現在はクラピカの動向をメインに描いた暗黒大陸編が連載されています。

暗黒大陸編では、未踏の地・暗黒大陸への上陸を目的に物語が展開され、現在は、暗黒大陸を目指す輸送船・B.W号を舞台に、メインキャラクター達の動向が平行して描かれています。一方、本作品の主人公であるゴンは、念能力を失ったことを機にくじら島へ帰郷しており、主人公不在のままストーリーが進行されている前代未聞の展開を見せています。

ゴン=フリークスのプロフィール

ハンターハンターの主人公ゴン=フリークスは、5月5日生まれの11歳(後に12歳)、身長154cm、体重49kg、血液型B型、強化系念能力者です。くじら島の出身で、家族構成は、遺跡ハンターである父・ジン=フリークスと、ジンの従妹でゴンの育ての親・ミトさん、ゴンの曾祖母にあたるおばあちゃんがいます。
 

幼少期に出会ったカイトの話から、死んだと聞かされていたジンが生きていることや、父親の職業であるプロハンターの存在を知ります。そして、ハンターへの憧れやまだ見ぬ父への想いを募らせ、11歳の時にハンター試験を受験するため、くじら島から旅立っていきます。その後、試験合格(287期)を果たしたゴンは、仲間たちと切磋琢磨しながら、ハンターとしての実力を培っていきます。

ゴン=フリークスの性格

少年漫画の王道と称されるゴン=フリークスの性格は、好奇心旺盛、強化系念能力者らしい単純で一途、時には周囲から危ういと称されてしまうほどの純粋過ぎる一面が玉にキズでしょう。そして、年相応の少年らしい天真爛漫な性格に加え、他人の過去を気にしない優しい性格は、キルアを始め多くの人間に影響を与えています。また、計算や物事を複雑に考えることを苦手とするも、時には物事の核心を突くなど、柔軟な発想力の持ち主です。

一方で、約束を破った相手に対して、極度の嫌悪感を抱くなど約束を非常に重んじており、ネフェルピトーがカイト治療の約束を破った時には怒りと憎悪が頂点に達し、桁外れの強さを発揮しました。また、実力では圧倒的に劣る相手に対して、負けず嫌いな性格と強固な精神力で圧するように、並外れた意志の強さや自己犠牲的な面も強調され、キメラアント編ではゴンさんへ覚醒するための糧となりました。

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ゴン=フリークスの能力と強さ

キメラアント編にて、衝撃的な覚醒を遂げたゴンでしたが、ハンターとしての実力はまだ、成長段階です。しかし、くじら島の広大な自然を遊び相手に育ったゴンには、他のハンターにはない能力や身体能力が備わっています。以下では、ゴン=フリークスの能力や強さを紹介します。

能力や強さ①動物の言葉がわかる

ゴン=フリークスの能力の1つめは、動物の言葉を理解できることです。森に暮らす動物たちとの触れ合いを通じて、自然と言葉が分かるようになったと推測されます。一方で、くじら島から出港後に出会ったカモメの鳴き声から、彼らの言葉を聞き取るなど、その能力の高さは未知数でしょう。

能力や強さ②動物並みの身体能力

自然を遊び場にして育ったゴンの身体能力は、動物並みに例えられ、人間だけでなく、ハンター試験のナビゲーターを担うキリコも驚かせました。ゴンの動物並みの身体能力は、敵の予測をはるかにしのぐ素早い攻撃を始め、暗闇でも周囲の状況を見渡すことが出来る視力や、かすかな匂いを頼りに数百メートルも離れた目的地に辿り着くなど、常人以上の能力を発揮しています。

ゴン=フリークスの動物並みの身体能力は、触覚や味覚の面もずば抜けて発達しており、風の湿り気や風に混じった塩分の濃さから、波の大きさや到達地点を的確に予測したことや、ジュースに無味無臭の解毒剤が混じっていることを、口に含んだ時点で見破るなど、味方にとっては頼もしい能力です。

また、ゴンは五感だけでなく、体力面でもその能力が発揮され、ハンター試験時に行われたマラソンでは、息を切らせることなく列の先頭を走り、キルアと共に余裕の表情を見せていました。一方、クラピカやレオリオを始めとする他の受験生は、ゴンとは対照的に、死にもの狂いで走る様子が描かれ、脱落者も発生しました。

能力や強さ③気配を消す技術「絶」

常人には真似できないゴン=フリークスの動物並みの身体能力は、念能力の面でも発揮されています。くじら島で狩猟をしていた時に身に付けたと思われる、自身の気配を消す技術「絶」は、念を習得する前から自然と身に付けており、ゴンの念能力の高さを示唆しているでしょう。

能力や強さ④釣り竿

初期のゴンが身に付けていた釣り竿は、念能力を習得中のゴンの主な武器として使用されていました。始めの頃は、釣り糸のコントロールに苦戦するも、天空競技場編では、釣り糸を競技場の石板に括り付けて攻撃を繰り出す「石板返し」を披露し、対戦相手を圧倒させました。

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ゴン=フリークスが念能力を失った理由や今後

ゴン=フリークスが念能力を失った原因について、ネフェルピトー戦での覚醒に伴う念の制約と誓約の発生、キルアの妹・アルカ(ナニカ)の能力が挙げられます。一方、ゴンの念能力について、ジンの発言から今後復活する可能性も浮上しています。以下では、ゴン=フリークスが念能力を失った理由や今後について、紹介します。

ゴン=フリークスが念能力を失った理由

念能力を失った理由を考察・イメージ画像

ゴン=フリークスが念能力を失った理由について、ゴンさんへと強制成長を遂げる覚醒の際に、自身の念に懸けた、制約と誓約を破る行為を行ってしまったことが、有力視されています。以下では、ゴン=フリークスの覚醒や念能力を失った理由、今後の展開でゴンの念能力は戻るのか否か、そして、一度失った念能力を戻す方法について考察を交えて紹介します。

念能力を失った理由①ネフェルピトー戦で覚醒?

ゴン=フリークスが念能力を失った理由の1つに、ネフェルピトー戦での覚醒が挙げられます。恩人・カイトを救えなかった悔しさ、ネフェルピトーがカイトの死を偽っていたことに対する怒りは、やがてゴンの力を覚醒させ、ゴンさんへと変貌します。自身の命を縮めてまでも強制成長を遂げて覚醒させたことは、同時に念の制約と誓約を掛ける結果に繋がってしまいました。

そして、ネフェルピトー戦での覚醒に当たり、重い誓約を自身に懸けたゴンの体力は限界を迎え、変わり果てた姿となります。その後、キルアの救出により病院へ運ばれたゴンでしたが、治療に当たった医師たちや、頼みの綱である除念師が匙を投げてしまい、ゴンの覚醒による身体的負担は、今後の回復が見込めないほど大きなものだったでしょう。

念能力をうしなった理由②ナニカの能力

ゴンが念能力を失った理由の2つめに、ナニカの能力と誓約を破る行為が挙げられます。キルアの妹・アルカ(ナニカ)によるゴンの奇跡的な回復には、誓約を破り、その反動で念能力を失う代償が伴われていました。誓約を破る危険性は、クラピカの師匠・イズナビも作中で説明しており、念能力の喪失は、今後のプロハンター活動ができなくなることを意味します。

念能力を失った理由③オーラが見えなくなる

アルカの能力と誓約を破ったことで身体的な復活を遂げたゴンは、自身の体からオーラが出ないことに気が付き、念能力の喪失が決定的となりました。念が使えない状況に焦りを覚えるゴンでしたが、相談を受けたジンは、ゴンの体から微弱なオーラが出ていたこと、今は普通の一般人のようにオーラが視えない状態にあることを話します。

ゴン=フリークスは今後念能力が戻る?

今後の展開でゴン=フリークスに念能力が戻る可能性は、制約と誓約の破棄に伴う念能力の喪失の意味が鍵になります。念能力の喪失には、2度と念能力が使えない状態に陥ること、普通の人のようにオーラが視えず、念を自分の意志で操作することが出来ない状態になっていることの2つが考えられます。念能力の喪失の意味が前者だった場合、ゴンのハンターとしての活躍は不可能です。

しかし、後者の場合、一度は念能力を失ったゴンも、念の習得の過程を積むことで、再び念能力を積むことも可能です。または、キルアの妹・アルカ(ナニカ)の能力による念能力の復活や、暗黒大陸に自生すると言われる、万病に効く香草の存在も、ゴン=フリークスが今後の展開で念能力を取り戻す鍵になるでしょう。

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ゴン=フリークスは本当に必要のない主人公?

ゴンさんへと覚醒した姿を始めゴン=フリークスの動向は、予想を裏切る活躍や展開で多くの読者を魅了しました。一方、覚醒後に起こったゴンの念能力の喪失や、ハンターハンターの主人公でありながら、暗黒大陸編のストーリー上の関わりが無いことから、今後の再登場が無いと言われています。果たして、ゴン=フリークスが本当に必要のない主人公なのか、ストーリー・戦力・伏線の回収・人気の観点から考察しました。

ゴン=フリークスの必要性①ストーリー上の役割

ストーリー上での役割に着目した場合、ゴン=フリークスのハンターハンターでの必要性は低いと考えられます。その根拠は、ゴンの旅の目的で、ハンターハンターの主軸でもあった、父・ジンとの再会が果たされたことです。また、現在連載中の暗黒大陸編の進行状況を見ても、ゴンのストーリー上の役割が見いだせないことも、ゴンの再登場は難しいと考えられます。

そして、現在連載されているハンターハンターは、未開の地・暗黒大陸への進出をメインに、クラピカと緋の目の奪還、カキン帝国の王位継承戦、政治的な駆け引き、ヒソカと幻影旅団の対決などが、同時進行で描かれています。また、主人公・ゴン=フリークスが不在にも関わらず、ハンターハンターのストーリーが成り立っていることも、ゴンの必要性の低さを物語っているでしょう。

ゴン=フリークスの必要性②戦力としての役割

ストーリー上ではその役割が見いだせないゴン=フリークスですが、動物並みの身体能力や状況判断力、とっさの判断にも躊躇しない意志の強さなど、ゴンがハンターハンターで見せてきた数々の活躍は、暗黒大陸上陸後の有用な人材・戦力としての必要性が見いだせます。暗黒大陸は、ネテロ会長も恐れた人外・格上の未知の存在がけん制し合う危険地帯です。

そして、暗黒大陸を探索中に、突然攻撃を仕掛けられたり、反撃を食らう危険性が伴うため、それらに対応した人材や戦力、特に驚異的な破壊力を持つ強化系念能力者は、味方にとって頼もしい存在です。このように、未知の世界にも対応できる身体能力の高さや性質を秘めたゴンは、主人公としてではなく、探索チームのサポート側に回って活躍することが期待されています。

まだ、成長段階ではあるものの、今後のストーリー展開では、戦力としての役割が推測されるゴン=フリークスですが、戦力としての再登場には、ゴンの念能力の復活が前提となります。また、戦力としても、再びゴンさんへと覚醒した時と同等の強さが求められるでしょう。

ゴン=フリークスの必要性③伏線回収の役割

ジンとの再会を果たしてストーリー上の役割を終えたと思われるゴン=フリークスですが、暗黒大陸編に登場したドン=フリークスとの関係や伏線回収としての必要性が最も高いでしょう。ゴン・ジンの祖先と考察される冒険家ドン=フリークスについて、作中では300年以上前に、暗黒大陸のメビウス沿岸を探検しようとした人物、旅行記・新世界紀行を発表したことが説明されていますが、その正体は詳細不明です。

旅の目的を果たし、主人公としての役目を終えたように思われたゴン=フリークスには、まだ回収されていない伏線が存在します。それは、いまだ正体が明かされていない母親や、ゴンさん後のミイラ化した姿から、暗黒大陸の5大厄災・人飼いのパプ寄生説、冒険家ドン=フリークスとの関係です。ゴンの出生は、現在も謎とされており、一説では人間以外との混血とも言われています。

次に、パプの寄生説は、キメラアント編でゴンさん化が解除された時の姿が、パプに寄生された人間の末路に酷似していたことや、ジンの発言からパプの存在が世界で発見されたことから浮上し、ゴンの最大の謎と言われています。そして、ゴンと同姓で、彼の祖先と思われるドン=フリークスとの関係も、ゴンのハンターハンターでの必要性を高めているでしょう。

ゴンは、キメラアント編で描かれた転生システムの存在や、母親不明・暗黒大陸のパプ寄生との辻塚合わせとして、ドン=フリークスの転生後の姿ではないかとも考えられ、覚醒後の姿であるゴンさんは、転生前のドンの姿だと言われています。このように、現在連載されている暗黒大陸編との関連が予想される以上、ゴンは、今後のハンターハンターでも必要な存在となりうるでしょう。

ゴン=フリークスの必要性④人気

ハンターハンターに限らず、ストーリーの鍵を握る重要人物でありながら、人気の低迷を理由に出番の激減または退場を余儀なくされるキャラクターは、山のように存在します。反対に、人気の高さを理由に、モブキャラからメインキャラに昇格した例も見られます。このように、ゴン=フリークスの必要性は、ハンターハンターでの人気の高さも、重要な鍵を握るでしょう。

ハンターハンターの人気キャラ投票は、過去3回実施されており、キメラアント序盤までに登場したキャラクターを対象に行われました。主人公・ゴンの順位は、3回とも3位という上位成績を残しました。ゴンの人気について、当時は読者層が現在より若かったことや、少年漫画の王道を描いたストーリー展開やゴンというキャラクターが、ファンの共感を集め、作品にも大きな意義を持っていました。

ハンターハンターキャラクター人気投票・イメージ画像

しかし、読者層が上がった現在では、ゴンに対する捉え方も変化していると考えられ、主人公としてではなく、作品の登場人物の1人として人気の高さが、ゴン=フリークス再登場の有無に大きく関わってくるでしょう。

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ゴン=フリークスの名言集

個性的なキャラクターと心にしみわたる名言も、ハンターハンターの人気の要因に挙げられます。以下では、多くの読者の共感を呼んだゴン=フリークスの名言10選を紹介します。

ゴン=フリークスの名言①「借りなんかまっぴらだ…」

「借りなんかまっぴらだ!!今返す」は、ハンター試験の回で登場した、ゴンの負けず嫌いな性格が色濃く表現された名言です。苦労して手に入れたヒソカのナンバープレートを敵に奪われるも、今度はその敵をヒソカが倒し、自身のプレートを借りと称してゴンに手渡した時に発せられたゴンの台詞です。

ゴン=フリークスの名言②「お前が降りろ…」

「お前が降りろ!!ゲンスルー」は、ハンターハンター・グリードアイランド編のラスボス的存在・ゲンスルーとの戦いの時に放たれたゴン=フリークスの名言です。一枚のレアカードを巡るゴンの命がけの戦いや、ゴンの降参を見越したゲンスルーの取引にも屈しない、ゴンの意志の強さが表現されています。

ゴン=フリークスの名言③「もちろんキルアを紹介する…」

「もちろんキルアを紹介するよ!!「オレの最高の友達だって」」は、グリードアイランド編ラストに登場した名言で、ゴンのキルアに対する想いの深さや、ジンに会えることを楽しみにする期待を感じさせます。しかし、ゲームクリア後に選んだカードの効力により、ゴン達はジンではなく、カイトの元へ飛ばされてしまいます。

そして、突然の再開となったゴンとカイトは、お互いに驚きを隠せずにいました。その後、状況を理解したカイトは、2人を連れてGNP共和国入りし、未知の生物・キメラアントとの戦いに巻き込まれていきます。

ゴン=フリークスの名言④「だから早く帰ろう…」

「だから早く帰ろう!!強くなって!!カイトを助けに」には、父・ジンの存在とハンターを目指すきっかけをつくってくれたカイトに対する、ゴンの決意や希望を感じさせる名言です。キメラアントの直属護衛軍・ネフェルピトーからゴン達を庇ったカイトは、そのままネフェルピトーに捕まってしまい、キルアのとっさの判断でその場を離れたゴンは、難を逃れることが出来ました。

安全な場所へ避難させられたゴンは、改めてカイトの危機を感じ取り、カイトの救出を決意します。そして、意を決したゴンとキルアは、カイト奪還に向けて歩みをすすめるも、その先には、ゴンにとって人生最大の試練が待ち受けていました。

ゴン=フリークスの名言⑤「弱いことがこんなに悔しい…」

「弱いことがこんなに悔しいなんて思わなかった」は、今の自分の実力ではカイトを救うことが出来ない、現実の厳しさと悔しさが色濃く表れたゴンの名言です。ゴンとキルアは、カイトを救出するべく、キメラアント討伐隊への加入を希望しますが、ネテロ会長は、あるハンターから将棋の割符を奪う、修行を兼ねた指示を2人に与えます。

2人の師匠・ビスケの指導の下、着実に力を付けていくゴンとキルアでしたが、ネテロ会長との約束の日までに割符を奪うことが出来ませんでした。格上のハンターを相手にした過酷なミッションは、ゴンとキルアにとって、自分たちの実力の程度を知る厳しい機会となり、討伐隊に加わることが叶わなかったゴンは、自分の弱さや悔しさに、涙を浮かべました。

ゴン=フリークスの名言⑥「もうこれで終わっても…」

「もうこれで終わってもいい…だからありったけを」は、ハンターハンターファンを驚愕させたゴンの覚醒シーン時に登場した名言です。ネフェルピトーの思わぬ発言から、カイトの死を知ったゴンの衝撃や悲しみ、命を投げ打ってでも倒したい、ネフェルピトーに対する憎悪を感じさせ、ハンターハンターの名シーンにも選ばれています。

ゴン=フリークスの名言⑦「もしオレがここで諦めたら…」

「もしオレがここで諦めたら一生会えない気がする」は、ハンター試験・最終試験でハンゾーと対戦した時のセリフです。圧倒的な実力の差やゴンの怪我の具合から、ハンゾーはゴンに負けを認めるように促します。しかし、腕を折られても、額に刃物を突きつけられ命の危険にさらされようと、決して自分の意志を曲げないゴンの精神的な強さが色濃く表現された名シーンでもあります。

ゴンの精神的な強さを表す名言・名セリフには、ハンゾーをはじめ人々の心を突き動かし、現在もハンターハンターファンに支持されています。

ゴン=フリークスの名言⑧「友達になるのにだって…」

「友達になるのにだって資格はいらない」当たり前の言葉でありながら、改めて友達の存在の大切さに気付かされる、ゴン=フリークスの名言です。キルアに友達が出来ることを、家業に支障をきたす理由から快く思っていないイルミに対する反論や、キルアと友達として大切に想うゴンの優しさも伝わります。

キルアを友達として大切に想うゴンの名言は、普通なら気恥ずかしくて言いにくいことも、ハッキリ言えるゴンの素直さやカッコよさを感じさせるでしょう。

ゴン=フリークスの名言⑨「キルアと一緒にここに来れて…」

「キルアと一緒に来れて…ううん、キルアと会えてオレ本当に良かったよ」は、ハンターハンター・G.I編で登場したゴンの素直な気持ちが表された名言です。ハンター試験時から共に鍛錬を積んできたゴンとキルアの友情が描かれた、ハンターハンターの名シーンでもあります。

ゴン=フリークスの名言⑩「キルアとじゃなきゃ…」

「キルアとじゃなきゃだめなんだ」も、G.I編で登場した名言で、レイザーとのドッジボール対決時にゴンが放ったセリフです。手に大きなダメージを受け続けながらも、必死にゴンをサポートするキルアの健気さや、誰よりもキルアを大切に想い、そして信頼を寄せていることが感じられるゴンの名言です。

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ゴン=フリークスの声優

富樫先生の「ハンターハンター」は、次の連載再開に期待が寄せられている漫画だけでなく、2011年に放送されたアニメ版ハンターハンターも高い人気を誇っています。以下では、アニメ・ハンターハンター(2011年版)で主人公ゴン=フリークスを演じた声優・潘めぐみさんのプロフィール及び出演作品を紹介します。

潘めぐみのプロフィール

アニメ版ゴン=フリークス役を演じた声優・潘めぐみさんは、2008年に実施された映画「櫻の園」の一般公募を経て、女優デビューを果たします。2011年には、アニメ・ハンターハンターのオーディションへ参加し、100人を超える応募者から主人公ゴン=フリークス役に抜擢され声優デビューを実現させました。

2014年にはハピネスチャージプリキュアの白雪ひめ(キュアプリンセス)役への抜擢をはじめ、アニメやゲーム作品を中心に活躍する人気声優の1人です。2017年には、第11回声優アワード・助演女優賞の受賞し、今後の活躍が期待されています。

潘めぐみの主な出演作品

潘めぐみさんの主な出演作品は、「俺物語!!」のヒロイン・大和凜子、「かみさまみらい ひみつのここたま」のラキたま役、「東京喰種トーキョーグール:re」の堀ちえ役、「ワンピース」ワノ国編から登場したお玉役などです。

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ゴン=フリークスに関する感想や評価

ゴン=フリークスに関する感想や評価を紹介・イメージ画像

キメラアント編での覚醒を始め、ゴン=フリークスの予測不可能な展開は、今後のハンターハンターでの活躍にも大きな期待が寄せられています。以下では、ハンターハンター・ゴン=フリークスに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ゴンのまっすぐな性格に影響を受けた

少年漫画の王道と称されるゴン=フリークスの仲間想いで正義感の強い性格は、週刊少年ジャンプのターゲットだけでなく、女性ファンの間からも高い支持を受けています。バトル漫画では定番要素である主人公の成長や友情に加えて、ゴン自身の葛藤のように感情豊かな描写にも注目され、ゴンの決して諦めない信念や仲間を大切にする姿勢は、読者自身を変えるきかっけを生み出しています。

感想2:ゴンさんと言えばハンターハンター

黒木華さん主演の人気ドラマ「凪のお暇」では、中村倫也さん演じるゴンさんとの恋模様が注目され、SNS上でもゴンさんツイートが多数投稿されています。一方、「ゴンさん」といえば、ハンターハンターファンであれば、ゴン=フリークスの覚醒後の姿の呼称で、ゴンさんのトレンド入りを見たファンの多くが、ハンターハンターの連載再開だと勘違いした、不思議な現象が起きました。

2018年11月26日の掲載を機に、現在も休載を余儀なくされているハンターハンターですが、ゴンの再登場やクラピカの緋の目奪還の結末など、暗黒大陸編の再開を多くのファンが待ち望んでいます。

感想3:衰えを見せないゴンやハンターハンターの人気

ワンピースに次ぐ長期連載でありながら、度重なる休載で物語の進行が最も遅いジャンプの看板作品・ハンターハンターは、読者の予想を裏切るストーリー展開で、多くのジャンプ読者を魅了しています。そして、その人気は、性別や世代を越えて親しまれており、その人気は、連載開始から20年たった現在も、衰えを見せません。

また、闇黒大陸編の開始以降、主人公でありながら4年近くも本編に未登場となっているゴン=フリークスの人気も、根強いファンによって支えられています。一部の読者からは今後の出番はないと推測される一方で、闇黒大陸編との関わりを匂わせる伏線から、再登場も期待されています。

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ゴン=フリークスの念能力や強さまとめ

ハンターハンター・ゴン=フリークスのプロフィールや性格、能力や強さ、ネフェルピトー戦で見せた覚醒と念能力の喪失、今後の登場やストーリー上の必要性、名言などを紹介しました。素直で人懐っこいだけでなく、仲間や友達を大切に想う優しさ、自分の信念を曲げない芯の強さを秘めたゴン=フリークスのまっすぐな生き方は、多くの読者の心を揺さぶったことでしょう。

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