【ハンターハンター】ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察!クラピカとの関係と今後は?

ハンターハンターで重要なキャラクターであると話題のワブル王子ですが、ワブル王子とはどのようなキャラクターなのでしょうか。実はワブル王子は能力がかなり高いのではないかと推測できる描写が多数存在しています。そこで、この記事ではワブル王子の性別や念獣覚醒についてや母親であるオイト王妃やクラピカとの関係にも注目していきます。今後の展開の考察にぜひ役立ててみてください。

【ハンターハンター】ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察!クラピカとの関係と今後は?のイメージ

目次

  1. ワブル王子とは
  2. ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察
  3. ワブル王子とクラピカとの関係
  4. ワブル王子の母・オイト王妃とは
  5. ワブル王子の能力は高い?
  6. ワブル王子に関する感想や評価
  7. ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察まとめ

ワブル王子とは

ワブル王子とはどのようなキャラクターや能力を紹介していく前に、まずはハンターハンターの作品情報、概要やあらすじについて紹介していきます。そしてその後、ワブル王子のプロフィールについて簡単に紹介していきます。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンターの概要

ハンターハンターとは「週刊少年ジャンプ」で1998年の14号から掲載されている、冨樫義博さんの漫画作品のことです。週刊少年ジャンプでは2006年から不定期で掲載されています。さらに長期休載を挟むことが多く、ハンターハンターの読者には恒例行事として知られています。

ハンターハンターのあらすじ

ここからは、ハンターハンターのあらすじについて簡単に紹介していきます。主人公であるゴン=フリークスは、物心ついた幼い頃から両親はいませんでした。周囲はそのようなゴンに対して、ゴンが産まれてすぐに父親は事故で死んだと言い伝えていました。

しかし、ある日ゴンの父親ジンを知るカイトと出会います。そしてジンは最高のハンターであり、現在も生きているとカイトはゴンに語ります。それを聞いたゴンは彼自身の父親を捜すために、父親と同じハンターを目指して冒険に出ていく物語です。

ワブル王子のプロフィール

ここまでハンターハンターの基本情報である概要やあらすじを紹介してきました。そこで、ここではワブル王子のプロフィールについて紹介していきます。ワブル王子はカキン王国の14番目の王子です。母親はオイト第8王妃です。彼女については後程詳しく紹介していきます。

カキン王国には暗黒大陸での渡航において殺し合いをし、生き残った1人が正式に王位継承者となる伝統があります。また数名の念能力者やハンターが、ほとんどの王子にそれぞれ護衛についています。ワブル王子も例外ではありません。さらにワブル王子の念能力や念獣と呼ばれる主語霊獣の詳細は不明となっています。

ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察

ワブル王子の性別は不明?

未だに明らかになっていない謎が多いワブル王子ですが、その性別もはっきりとはしていません。初めてクラピカがオイト王妃やワブル王子に出会った際、ワブル王子を抱いていたオイト王妃はクラピカに「娘」を抱いてくれと発言しています。

しかしクラピカの人差し指の絶対時間(ステルス・ドルフィン)で船内の偵察を行っていた際には、息子であるワブル王子のためにやっているとオイト王妃は発言しています。以上のオイト王妃の発言により、ワブル王子の性別は現在不明となっています。では性別不明のワブル王子は、なぜ「王子」だと言われているのでしょうか。

王子と呼ばれる理由

先ほど紹介してきたように、ワブル王子の性別は不明となっています。ではなぜワブル王子は「王子」と言われてるのでしょうか。それはカキン王国の王位継承者候補であるホイコーロの子ども達は、性別と全く関係なく全員「王子」と呼ばれているためです。

このことから、子ども達の性別は全員見た目だけで区別しているのです。成長している王子たちの性別は見た目ではっきりと区別はつきますが、ワブル王子は産まれて間もない赤ちゃんです。そのため見た目だけで性別を判断することが困難で、現在までワブル王子の性別は不明のままです。

ワブル王子の念獣覚醒はまだ

産まれたばかりの赤ちゃんであるワブル王子は、王子の中で唯一念獣が発現していません。ただしワブル王子は「壺中卵の儀」を済ませています。そのため王位継承戦の最中に、その能力を発揮して念獣を発現させるようになると予想できます。

ワブル王子は赤ちゃんであるのにも関わらず、空気をかなり読んだりオイト王妃に覚悟を決めさせたりと能力の高さをうかがうことができる描写が数多くあります。そのため、近い将来には念獣を発現できるようになると予想されます。

近い将来覚醒する?

先ほどワブル王子の念獣は近い将来に発現すると予想されると紹介しましたが、ワブル王子が既に「壺中卵の儀」を済ませたためだけではなく別の理由も存在します。それはクラピカがワブル王子からただならぬ気配を感じたシーンのことです。

そのシーンではワブル王子の念獣は姿を現してはいないものの、ワブル王子から何やら黒いオーラが立ち上っています。念獣は、その人となりを表したものです。念獣はオーラを元に成長しています。この念獣を持っているとも取れる描写のあるワブル王子は、実は物凄い念能力を持っているではないかと考えられます。

ワブル王子とクラピカとの関係

ここまでワブル王子の性別についてや、なぜ王子だと言われているかを紹介していきました。さらに、ワブル王子が今後発現する可能性の高い念獣についても触れてきました。そこで、ここからはワブル王子とハンターハンターの主人公の内の1人であるクラピカとの関係を紹介していきます。

ワブル王子を警護する人物

クラピカ

ワブル王子の護衛の1人は主人公の内の1人であるクラピカです。クラピカは、サイールドの能力を「盗む人差し指の鎖(スチールチェーン)」で預かっています。そしてそのドルフィンに搭載されている「裏窓(リトルアイ)」を使う権利をワブル王子の母親であるオイト王妃に移行させています。

そしてその裏窓(リトルアイ)の能力をオイト王妃はゴキブリに使い、他の王子の動向を探索しようとします。しかしツェードニヒのリビングを探索している時、ツェードニヒの念獣にゴキブリは食べられてしまいます。そのため裏窓(リトルアイ)の能力は、強制的に解除されました。

ビル

ワブル王子の護衛2人目は、パリストンを経由してハンター協会に雇われたハンターであるビルです。ビルの任務はワブル王子とオイト王妃の護衛ですが、ビヨンドと共に暗黒大陸を探索する事を本来の目的としています。念能力の詳細は不明ですが、強化系の能力者であることは判明しています。

ワブル王子とオイト王妃の王位継承戦の離脱に関して、当初は次に紹介する3つの方法を検討していました。しかしカートンがサイールドに殺害されてしまったため、3つ目の方法は使うことができなくなってしまいました。

  1. 最も難易度が高く、ビヨンドの協力を必要とする方法
  2. カートンの能力を使う方法
  3. 2.より難易度が高く、パリストンの協力を必要とする方法

サイールド

ワブル王子の護衛3人目は、ビルと同様ハンター協会にパリストンを経由して雇われたハンターであるサイールドです。サイールドは放出系の能力者で、念をボール状にして飛ばすことができます。そして飛ばした念をハムスターくらいまでの小さな生物に当てる事で、その生き物を操ることができます。

操った生き物を通して、その生き物が見聞きした情報を離れた場所でも入手することができます。蚊やハエのような昆虫であると目立たずに情報収集ができますが、殺虫剤や天敵によって死んでしまうこともしばしばあります。他の王子の念獣に操られてカートンを殺害してしまい、現在はカキン軍に拘束されて聴取を受けています。

ウッディー

ワブル王子の護衛3人目は、ウッディーです。ウッディーは暗黒大陸に向かう船上において、全身の血を抜かれてトイレで亡くなっているのを発見されます。死亡推定時刻は12時15分から30分までの15分間とされています。「11人いる!(サイレントマジョリティー)」で殺害されたとの考察が多くあります。

またこのキャラクターは、とある有名人なのではないかと話題になっています。その有名人とは、お笑いコンビ「キャイ~ン」のボケ担当であるウド鈴木さんです。ウドちゃんという愛称で知られており、相方は天野ひろゆきさんです。このキャラクターの他にも、暗黒大陸編では有名人に似せたキャラクターがたくさん登場しています。

カートン

ワブル王子の護衛4人目は、ビルと同様ハンター協会にパリストンを経由して雇われたハンターであるカートンです。カートンは具現化系の能力者で、車か船に「変身」をすることができる能力を持ちます。この車や船の定員は5人で、他人のオーラも必要とするジョイント型の能力です。

以上の能力からカートンは暗黒大陸での移動を担う予定だったと思われますが、先ほど紹介したサイールドに刺殺されます。ワブル王子の護衛であるサイールドですがモモゼの念獣に操られ、意識と関係なく刺殺してしまいます。

ワブル王子はクラピカに懐いている

ワブル王子は誠心誠意自分の護衛をしているクラピカを信頼し、懐いている描写が多数あります。これはクラピカが「絶対時間(エンペラー・タイム)」を発動する際、オイト王妃とワブル王子に自身のことを信じてくれるか問いかけます。泣き続けていたワブル王子でしたが、クラピカの強い意志を感じたのか信頼しているのか、クラピカの言葉を聞いてピタリと泣き止みます。

さらにクラピカに対して、何か応じたかのような素振りを見せます。このワブル王子の姿勢がきっかけで、クラピカはオイト王妃に裏窓(リトルアイ)の使用権を移します。また、ワブル王子は自分自身や母親であるオイト王妃、そしてオイトを守っているということも理解しているような描写もあります。

クラピカがオイトともめているシーンでは、ワブル王子がクラピカを指さして喧嘩を収めようとしているようです。ワブル王子はホイコーロ族の血筋を引いているため、人を見抜く能力を天性の力として持っているのかもしれません。

クラピカもワブル王子が大切?

クラピカに懐いているワブル王子ですが、クラピカもワブル王子を大切に思っている描写が多くあります。比較的常に険しい顔をしていることが多いクラピカですが、ワブル王子に対しては最初に抱いたからクラピカの表情は優しげです。

また何があってもワブル王子とオイト王妃を守ろうとクラピカは決心を固めており、裏窓(リトルアイ)の使用権利をオイト王妃に譲ることにします。以上のことより、クラピカもワブル王子に何らかの感情移入をしているのではないかと考えられます。

緋の眼の奪還時にワブルとはどうなる?

クラピカは現在、ワブル王子とオイト王妃の護衛という仕事と緋の眼を奪還するために第四王子に接触を図るという2つの目的は問題なく両立できています。しかし今後、クラピカはワブル王子とオイト王妃の護衛と緋の眼奪還どちらかしか選べない状況が来るかもしれません。その時、ワブル王子はどうなるのでしょうか。

クラピカは復讐に不向きであるとヨークシン編で既に明らかとなっています。またクラピカは仲間の緋の眼の奪還がどんなに大切な目的であっても、自分の守れる人物を優先しない人物ではありません。仮にワブル王子とオイト王妃を犠牲にして緋の眼を手に入れたところで、クラピカは2人の犠牲を一生背負うこととなるでしょう。

以上のクラピカの性格によりワブル王子とオイト王妃を守るのか、緋の眼の奪還を優先するのかという二択にクラピカが迫られた場合、クラピカはワブル王子とオイト王妃を助けるのではないかと予想されます。その2人を助けた先に、クラピカが仲間の緋の眼を取り戻すことができるという展開を多くの読者が望んでいるようです。

ワブル王子の母・オイト王妃とは

オイト王妃は有能

当初オイト王妃は自身の子どもであるワブル王子が王位継承戦において、生き残ることはできないと絶望をしていました。しかしクラピカと出会い、その姿を見ている内に次第に息子であるワブル王子の生存の可能性を感じると、その目は輝きを取り戻して活躍をしています。

一般人であったオイト王妃の最大の武器は、その機転が利く事です。クラピカとオイト王妃が探していたゴキブリをやっとの思いで見つけた時にも、オイト王妃の有能さが表れています。念願のゴキブリを見つけた2人でしたが、少し大きく反応してしまいます。それを見た第1王子の護衛をしているバビマイナも不審に思います。

それを感じたオイト王妃はゴキブリに怯えている振りをして、クラピカが自然にゴキブリを捕まえられるように仕向けます。そして実際に小動物を操ることのできる能力を持つのはオイト王妃ですが、クラピカはビルに念を使ってゴキブリを捕獲するように命じます。

それを聞いたオイト王妃も念能力の特性をしっかりと把握し、ゴキブリとオイト王妃の認識能力を同期完了させ自在に操作できるようにします。さらに、オイト王妃は立ちくらみが起きたという演技を挟みます。勿論これも本当にオイト王妃は疲れているのではなく、またオイト王妃がゴキブリを操っているのではなくビルが操っているということを見せるための偽装工作です。

以上のように、オイト王妃はとっさの機転が利く有能な女性キャラクターです。クラピカも心の中でよくやった、と褒めているような機転を利かせることができるオイト王妃の今後の活躍にも期待ができるとされています。

息子を愛している

先ほど紹介したように、オイト王妃はとっさの機転が良く利くキャラクターです。しかしこの一連の行動も全ては自分のためではなく、ひとえに息子もしくは娘のためです。その息子ないしは娘のために、クラピカの指導のもと念能力の修行をコツコツと続けています。

ビル曰くオイト王妃は天才タイプではなくガッツリと時間がかかるタイプだと述べていますが、息子または娘のためならばしっかりと修行を続けると考えれます。時間がかかっても、追い詰められて発揮する能力もたくさんあるため、王位継承戦でピンチに陥った時などに、能力はしっかりと現れると予想されています。それでもオイト王妃はワブル王子のために自分の能力を使うだろうということは間違いないとされています。

オイト王妃の出生

ワブル王子を愛しているオイト王妃ですが、彼女自身の出生にも何らかの秘密があるのではないかと予想されています。まず、どのようにオイトは王妃となったのでしょうか。オイト王妃は元々貴族などの身分の高い家系の出身ではありません。それどころか、オイト王妃は貧乏な家庭の出身でした。

そこにたまたまホイコーロ王の目に止まり、可愛がられたことによってオイトは王妃になりました。この王妃へのなり方は、カキン王国の王妃の中でも変わったルートです。もしオイト王妃の出生に秘密があった場合、彼女を王位継承戦に参加させたかったという可能性も考えられます。生後間もないワブル王子を王位継承戦に参加していることにも辻褄が合います。

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ワブル王子の能力は高い?

赤ちゃんなのに空気が読める

ワブル王子の能力の高さを垣間見ることができるシーンの1つとして、ワブル王子が空気を読んでいるのではないかと読み取れるシーンが挙げられます。それはオイト王妃とクラピカが口喧嘩をしている際に見せた行動です。

このとき、ワブル王子は何やらクラピカに指を向けて喧嘩を収めようとしているようにも取れる行動をしています。ワブル王子にとって大切な2人がもめているという空気を読み取って、喧嘩を止めさせようとしていたのならば、ワブル王子はかなり優秀な赤ちゃんであると言えます。

大人に覚悟を決めさせる

先ほども紹介したように、ワブル王子はクラピカを本能的に信頼しています。そして、クラピカもワブル王子とオイト王妃を何がなんでも守ろうと固く決意をします。固い決意をしたクラピカは、「絶対時間(エンペラータイム)」を発動し、緋の眼になるとワブル王子とオイト王妃に自分のことを信じてくれるかと聞きます。

その問いかけに対しワブル王子はピタリと泣き止み、何やら応じる動作も見せます。考えていたオイト王妃も、そのワブル王子の姿を見て覚悟を決めます。そしてワブル王子の行動がきっかけとなり、オイト王妃もクラピカを信じると決心します。

念能力は不明

産まれたばかりの赤ちゃんであるワブル王子は、王子の中で唯一念獣が発現していません。ただしワブル王子は「壺中卵の儀」を済ませています。この儀式で使用される壺に対象者の血を何滴か垂らし、壺の側面にある顔に手を入れます。すると妖精のような姿をした少女が出現し、王子の口から卵のような物体を入れると儀式は完了です。

念獣は自身の物であっても、全く自覚なしで自ら成長させることができます。念獣は自身をかたどった器そのものであるため、弱く脆い念獣の持ち主は王にふさわしくないと言えます。そのため念獣は王位継承戦において大切どころか、念獣の強弱で左右されると言っても過言ではありません。この念獣も、ましては念能力も発覚していないワブル王子は今後どのような運命をたどるのか注目が集まっています。

ワブル王子に関する感想や評価

ここまでワブル王子の性別や念獣覚醒などについて、考察をしてきました。さらにワブル王子母親であるオクト王妃についてやワブル王子の護衛の内の1人であるクラピカとの関係についても注目をしてきましたが、いかがだったでしょうか。ここからは、ワブル王子に関する感想や評価についてたっぷりと紹介していきます。

最初に紹介するワブル王子に関する感想や評価は、ワブル王子とクラピカの関係について触れているものです。仕事柄なのか、元からなのかクラピカは普段は固い表情をしていることが多いのですが、ワブル王子を抱いている時のクラピカの表情は何とも言えない程に柔らかい表情をしています。

次に紹介するワブル王子に関する感想や評価は、暗黒大陸でのキーパーソンについてです。念獣や能力はおろか性別ですら不明ですが、その能力の高さは数々のシーンで垣間見えることができます。このことから、ワブル王子が王位継承戦で鍵を握っているのではないかと予想している読者も多いようです。

最後に紹介するワブル王子に関する感想や評価も、1つ目の感想と同様にクラピカとの関係に関するものです。クラピカには仲間の眼を取り戻すために、マフィアに雇われていたという過去があります。そこからのクラピカは、冷たいともいえる判断も下すことが多くなっていました。しかし、ワブル王子やオイト王妃を大切に思っているクラピカは今後冷静でいられるのかについても注目を集めています。

ワブル王子の性別と念獣覚醒を考察まとめ

ここではワブル王子の性別と念獣覚醒について主に考察をしてきましたが、いかがだったでしょうか。クラピカとの関係と王位継承戦の今後にも、ワブル王子はどのように関わっていくのか楽しみにしている読者も多いはずです。まだハンターハンターを読んだことのない方も、本記事を参考にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

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