【ハンターハンター】サトツの強さや念能力を考察！ジンとの関係や声優も紹介

富樫義博さんの人気漫画「ハンターハンター」は1998年から週刊少年ジャンプで連載がスタートし、1999年と2011年にアニメ化もなされています。「ハンターハンター」のストーリーは、ハンター試験編、ゾルティック家編、天空格闘技編、ヨークシン（幻影旅団）編、グリーンアイランド（G.I）編、キメラ＝アント編、会長選挙編、暗黒大陸編、クラピカ追憶編などに分かれています。

今回は、ハンター試験編や会長選挙編などで登場するキャラクターである「サトツ」について、どのような人物か？念能力や強さ、ジンとの関係やジンと初対面したシーンについて、ご紹介していきます。また、アニメ「ハンターハンター」でのサトツの声優2人、上別府仁資さん、古川登志夫についてもプロフィールや他の出演作品についてみていきます。

「ハンターハンター」のキャラクターの一人、サトツとはどのような人物なのでしょうか？サトツは、遺跡の発掘やその保護を目的として活動する「遺跡ハンター」です。サトツの容姿は口ひげが特徴的で、トランプの「13」の絵柄の「キング」のようだと言われています。そして、性格についても見た目通りの非常に紳士的な物腰と、マイペースな姿勢を崩さないミステリアスな雰囲気だと言われています。

サトツは「ハンターハンター」作中の初期から登場しているキャラクターです。サトツはゴンたちが参加した第287期ハンター試験の第一試験の試験官として、ハンター試験編で初登場しました。サトツがゴンたちハンター試験に挑むものに出した第一試験は、サトツの後をついて次の試験会場に向かうという内容です。このサトツが課した第一試験はその過酷さから「地獄マラソン」と呼ばれているそうです。

ハンター試験の第一試験で先導するサトツの進む速さは想像以上に速く、ゴンたちハンター志望者がサトツに置いていかれないようにするためには長時間の全力疾走を強いられることとなります。それがハンター試験の第一試験が「地獄マラソン」と呼ばれる理由となっているそうです。また、このシーンは「ハンターハンター」という作品や「ハンター」という職業の特異さを読者や主人公であるゴンに示す効果があったと言われています。

「ハンターハンター」のキャラクター、サトツの念能力や強さについては現段階では謎とされています。ここでは、謎多きキャラクター、サトツの念能力や強さについて「ハンターハンター」作中で描かれているヒントをもとに考察していきます。

「ハンターハンター」に登場するキャラクターは、だいたい何らかの念能力を持っており、強化系、操作系、変化系、放出系、具現化系、特質系の6系統に分類されます。「ハンターハンター」作中で、その念能力や強さが明らかになっているキャラクターは多くいますが、サトツの念能力やその強さについて、現段階の「ハンターハンター」作中では不明とされています。

しかし、一人前のハンターであるサトツが念能力を持っていることは確実視されており、地獄マラソンで明らかになっている身体能力の高さから、その強さも相当なのでは？などと、ネット上ではサトツの念能力や強さについて、様々な考察がなされています。

「ハンターハンター」のキャラクター、サトツの念能力や強さについて「ハンターハンター」の作中では明らかになっていません。しかし、サトツの念能力や強さについて、「ハンターハンター」作中でヒントが隠されていると言われています。まず、サトツの念能力の系統について、地獄マラソンでの身体能力の高さから、強化系なのではないか？という説が有力だと言われています。

強化系とは、自分の身体を念の力で強化する念能力の系統です。拳などに念の力をこめるポイントを一点に集中させることで、攻撃することで相当な威力の攻撃ができるとされ、修行を積めば積むほど強い必殺技を放つことができると言われています。そのため、他の5系統と比べ、効率がよくバランスが良いところが強化系のメリットだと言われています。

サトツは「ハンターハンター」作中で、ヒソカから投げられた「トランプ」を受け止めている描写が見られます。もしサトツが本当に強化系の能力者だとすれば、オーラをトランプに込めて攻撃を行う事も可能なのかもしれません。

「ハンターハンター」のキャラクター、サトツとジン・フリークス、ハンターという立場では同じですが、サトツとジン・フリークスにはどのような関係があるのでしょうか？実は、ジン・フリークスはサトツの性格を変えた人物だと言われています。ここでは、ジン・フリークスがどのような人物であるのか？についてや、ジン・フリークスによってサトツの性格が変わった経緯について、ご紹介していきます。

サトツの性格を変えた人物とされるジン・フリークスについて、「ハンターハンター」の物語序盤では、世界屈指の功績を残してきたハンターでありながら、実際にどのような人物であるのかは謎とされていると言われてきました。また、ジン・フリークスは「ハンターハンター」の主人公であるゴンの父親であることも知られています。

ゴンがハンターを志すようになったのも、プロのハンターになって憧れの存在であり、父親であるジン・フリークスを探すためという話はファンの間でも有名なのだそうです。また、息子であるゴンの他にも、カイトやレイザーなどはジン・フリークスにとても感謝しており、慕っている描写があります。「ハンターハンター」のキャラクターの誰もが憧れ、尊敬する偉大なハンター、それがジン・フリークスなのです。

このように、みんなが憧れ、偉大な功績を残してきた世界的に有名なハンターであると言われてきたジン・フリークスでしたが、「ハンターハンター」の物語が進んでいくなかで、その偶像とは違う人物像が浮かび上がってきました。

実際のジン・フリークスは「破天荒」と言われるほどハチャメチャな性格らしく、ルール違反したり、ハンター協会の招集を断りもなくスキップしたりと、その素行の悪さからハンター協会や十二支んのハンターたちからの評判は悪いようです。

現に、ジン・フリークスを尊敬するハンターの数より、ジン・フリークスを嫌うハンターの方が多いと言われています。それでは、ジン・フリークスによって性格が変わったと言われるサトツは、ジン・フリークスを尊敬していたのか？それとも嫌っていたのか？次に、サトツの性格がジン・フリークスによって変わったと言われる経緯について、ご紹介していきます。

サトツが「ハンターハンター」の作中に初登場したハンター試験編。ゴンたちハンター志望者たちの前にサトツが試験官として現れたとき、サトツの性格は紳士的な性格という印象が強かったと言われています。しかし、実はハンター試験の試験官になる前のサトツの性格は、紳士的な現在の性格からは想像しがたい、正反対の性格だったそうです。

ハンター試験の試験官になる前のサトツの性格は、ただ単に「名誉」だけを追い求める欲深い性格をしていたそうです。そんな名誉欲にまみれた彼の性格が変わった理由とは何なのでしょうか？これほど真逆な性格に変化するのは、相当なことだと考えられます。サトツが現在のような紳士的な性格に変わったのには「ジン・フリークス」が関係していると「ハンターハンター」作中で示唆されているそうです。

ジンはサトツと同じ遺跡ハンターです。ハンター試験の試験官になる前、サトツはジン・フリークスの携わった仕事に人生が変わるほどの感激を受け、ジン・フリークスへの尊敬の気持ちを持つようになり、自分自身も心を入れ換えて仕事に取り組むようになったそうです。

破天荒でその素行の悪さから他のハンターたちから嫌われがちなジン・フリークスですが、彼が成し遂げたハンターとしての実績は尊敬に値するものだと称賛されるものだそうです。サトツはそんなジン・フリークスの偉業を見て、現在の「ハンターハンター」作中で見られるような紳士的な対応をする「サトツ」の性格になったのだと言われています。

世界屈指の偉大なハンターでありながら、実際はハンターたちから嫌われているジン・フリークスの成し遂げた仕事に、同じ遺跡ハンターとして感銘を受け、それ以来、ジン・フリークスを尊敬し、自身の性格が180度変わるほどにその影響を受けたサトツは、ジン・フリークスと初めて対面したとき、何を思ったのでしょうか？

ここでは「ハンターハンター」のキャラクター、サトツがジン・フリークスに初対面したシーンを紹介し、そのとき何を思ったのかについて考察していきます。

ハンター試験の試験官をする前からジン・フリークスに憧れていたにも関わらず、サトツが憧れのジン・フリークスと初めて対面したのは「ハンターハンター」会長選挙編でした。ジン・フリークスの偉業を知って以来、サトツは常々実物のジン・フリークスに会いたいと夢見てきました。サトツのその夢は、ジン・フリークスが久々に公の場に顔を出した新会長を決める選挙で実現しました。

「ハンターハンター」作中では、サトツがジン・フリークスと初めて対面したときのサトツの心情については特に言及されていません。しかし、破天荒だと言われるジン・フリークスを目の前にして、サトツはどう思ったのか？理想像との違いに幻滅しなかったのか？などと話題になったそうです。次に、サトツがジン・フリークスに対面したときの心境について考察していきます。

ジン・フリークスが新会長を決める選挙に顔を出したことで、初対面が叶ったサトツでしたが、新会長選挙開始早々、レオリオ＝パラディナイトがジン・フリークスを殴り飛ばすという事件が起きます。レオリオとは、ゴンたちと一緒にサトツが試験官を務めたハンター試験を受け、プロになったばかりのハンターです。

キメラ＝アント編にて、重症を負って入院中のゴンのことを父親でありながら見舞おうとしないジン・フリークスに怒り、熱血なレオリオが久々に公の場に顔を出したジン・フリークスを会場で殴りつけたのでした。ハンター仲間の間で嫌われているジン・フリークスが殴り飛ばされたのを見ていた会場のハンターたちは総立ちの拍手喝采で大喜びしました。

しかし、ようやく会うことができた憧れのハンターであるジン・フリークスが、半人前のハンターであるレオリオに殴り飛ばされ、他のハンターたちが大喜びする様子を見ていたサトツは、そのような心境だったのでしょうか？投げ飛ばされるようなことをしたジン・フリークスのムチャクチャな性格に幻滅したのでしょうか？それとも、憧れの人が投げ飛ばされたことでレオリオに対して怒っていたのでしょうか？

たとえ、サトツが実際に会ったジン・フリークスに幻滅しておらず、憧れのジン・フリークスを投げ飛ばしたレオリオに怒っていたとしても、多くのハンター仲間がジン・フリークスを殴り付けた拍手喝采でレオリオを称えている状況から、表立ってジン・フリークスを非難できなかったのではないか、ともネット上では言われています。残念ながら、「ハンターハンター」作中ではサトツの心情を知ることはできません。

アニメ「ハンターハンター」でサトツの声を担当した声優さんは2人います。1999年～2001年にフジテレビ系列で放送されたアニメ「HUNTER×HUNTER」第1作でのサトツの声優は上別府仁資さんです。

一方、2011～2014年に日本テレビ系列で放送されたアニメ「HUNTER×HUNTER」第2作でのサトツの声優は古川登志夫さんです。ここでは、上別府仁資さんと古川登志夫さんのプロフィールや他の出演作品について、みていきます。

1999～2001年のアニメ「ハンターハンター」第1作でサトツの声優を務めたのは、上別府仁資さんです。上別府仁資さんは1964年11月20日生まれ、埼玉県出身です。1996年から声優活動を始め、所属事務所はリマックスです。「ハンターハンター」第1作では、サトツの他に蚯蚓の声優もされています。上別府仁資さんの主な出演作品は次の通りです。

• 2000年「ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル」ラカン役、料理大臣（火の王）役
• 2001年「テニスの王子様」海堂飛沫（海堂薫の父）役
• 2004年「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ロゴス役、艦長役
• 2004～2006年「ふたりはプリキュア」ザケンナー役、サーキュラス役
• 2006年「エア・ギア」御仏一茶（ブッチャ）役
• 2008年「ゴルゴ13」ウォーレン・コール役
• 2009年「獣の奏者 エリン」オファロン王役
• 2013年「宇宙兄弟」ウォルター・ゲイツ役
• 2018～2019年「ピアノの森」ユゼフ役

2011～2014年のアニメ「ハンターハンター」第2作でサトツの声優を務めたのは、古川登志夫さんです。古川登志夫さんは1946年7月16日生まれ、栃木県栃木市（旧：下都賀郡大平町）出身です。

1974年から声優活動を始め、所属事務所は青二プロダクションです。古川登志夫さんは、アニメや特撮のみならず、吹き替え映画でも活躍しており、ビリー・クリスタルさんの担当声優を務めています。次に、古川登志夫さんの他のアニメ出演作品について代表的なものをご紹介します。

• 1979年「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」坂本茂役
• 1979年「機動戦士ガンダム」カイ・シデン役
• 1980年「宇宙戦艦ヤマトIII」揚羽武役
• 1981年「最強ロボ ダイオージャ」エドワード・ミト王子役
• 1981～1986年「うる星やつら」諸星あたる役（上の画像）
• 1981～1986年「Dr.スランプ アラレちゃん」空豆タロウ役
• 1982年「機甲艦隊ダイラガーXV」安芸マナブ役
• 1982年「戦闘メカ ザブングル」ブルメ役
• 1983年「光速電神アルベガス」円条寺大作役
• 1984年「GALACTIC PATROL レンズマン」キムボール・キニスン役

• 1984～1987年「北斗の拳」シン役（上の画像）
• 1987年「仮面の忍者赤影」赤影役
• 1987年「ドラゴンボール」ブルー将軍役、マジュニア（ピッコロ）役
• 1989年「悪魔くん」メフィスト2世役
• 1989年「機動警察パトレイバー」篠原遊馬役
• 1989-1996年「ドラゴンボールZ」ピッコロ役（下の画像）
• 1996-1997年「ドラゴンボールGT」ピッコロ役
• 1998年「名探偵コナン」山村ミサオ役
• 2001年「ONE PIECE」ポートガス・D・エース役
• 2002年「キン肉マンII世」キン肉スグル役

• 2005年「交響詩篇エウレカセブン」ウイリアム・B・バクスター役
• 2007年「ケロロ軍曹」カゲゲ役
• 2009年「銀魂」記者（古川市電）役
• 2011年「さきいか君」あたりめ君役
• 2012年「聖闘士星矢Ω」一摩役
• 2015-2018年「ドラゴンボール超」ピッコロ役
• 2018年「ポプテピピック」ポプ子役
• 2018-2019年「ゲゲゲの鬼太郎」第6作、ねずみ男役
• 2018-2019年「からくりサーカス」才賀貞義 役/ 白金役 / フェイスレス 役/ ディーン・メーストル役

こちらは「ハンターハンター」のキャラクター、サトツのファンの方の感想です。戦闘シーンに登場しないサトツはその強さがどれ程なのか「ハンターハンター」作中で明らかになっていません。こちらのツイートのように、戦闘シーンに登場しないサトツの強さが気になるという感想が多くあるそうです。

こちらは「ハンターハンター」のキャラクター、サトツの更なる活躍を望む声です。また、このツイートのようにサトツの念能力を知りたいという声や見てみたいという声が多くあったそうです。今後、サトツの念能力が「ハンターハンター」作中で明らかになることはあるのでしょうか？

こちらのツイートでは「ハンターハンター」作中において、好きなサトツの登場シーンが挙げられています。サトツとヒソカが登場するシーンで、トランプを受け止めるところや、サトツが試験が楽勝すぎて調子にのっていたヒソカを叱るところが好きだという感想です。

こちらは「ハンターハンター」ハンター試験編の「地獄マラソン」でのサトツに対する感想です。ゴンたちハンター志望者が追い付くのに苦労するほどの速さで歩いたサトツですが、歩く速さや口がないということだけで、サトツの強さや凄さが表現されているところが「本当にすごい」と感じたそうです。

こちらは、サトツの性格に関する感想です。サトツがジン・フリークスという人物を知らず、欲深い性格のままだったなら、相当な危険人物になっていたかも知れないので、サトツの性格を180度変えて、紳士的なハンターにしたジン・フリークスに感謝しているそうです。

いかがでしたか？「ハンターハンター」の謎多きキャラクター、サトツについてどのような人物なのかみてきました。サトツの念能力や強さについて詳細は不明とされており、ネット上では身体能力の高さから強化系なのではないか？と言われていること、ジン・フリークスの仕事の素晴らしさから改心して性格が180度変わったことなどが分かりました。

会長選挙編で実現した憧れのジン・フリークスとの初対面では、サトツの細かい描写は描かれていませんが、初対面のジン・フリークスがレオリオに殴り飛ばされるのを見て、サトツがどう思ったのか？などの様々な考察が行われていることが分かりました。さらに、アニメ「ハンターハンター」でサトツの声優を務めた上別府仁資さんと古川登志夫さんのプロフィールや他の出演作品についてもみてきました。

また、サトツへのTwitter上での感想から、謎多きキャラクターで登場シーンの少ないサトツですが、その更なる活躍を期待する声がたくさんみられました。今後も「ハンターハンター」サトツの活躍に期待しましょう！