【鬼滅の刃】チュン太郎は善逸のかわいい鎹烏！担当声優の石見舞菜香も紹介

2016年2月(11月号)から週刊少年ジャンプによって連載がスタートしたのが漫画家である吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによって誕生した「鬼滅の刃(きめつのやいば)」です。大正時代が舞台となっている鬼滅の刃では、家族を鬼によって殺された人々が家族の仇を取るために立ち上がり鬼殺隊のメンバーとなって戦う姿が描かれています。そこでは同じく鬼によって家族を失ったチュン太郎のかわいい姿を見ることができました。

かつて鬼によって家族を失ったチュン太郎はスズメであったため自らの力では倒すことができないと認識し、せめて伝令役を務めることで仇を撃つことを考えます。それゆえに、自ら志願して鬼殺隊に入りました。そこで、同期のカラスから可愛がられているチュン太郎のかわいい行動や性別、ヘタレな善逸の鎹烏としての活躍、彼女の声を担当している声優の石見舞菜香さんについてもご紹介します。

週刊少年ジャンプによって連載がスタートした鬼滅の刃は、たちまち大人気漫画となりました。2020年2月の時点では19巻まで単行本で刊行されており、4000万部を突破するシリーズ累計発行部数を記録しています。その記録は現在も更新中です。大ヒットした鬼滅の刃はテレビアニメとしても制作され放送されることになりました。テレビアニメとしては2019年4月～9月にかけて多くの放送局から全26話が放送され大人気となります。

漫画、テレビアニメとして高い評価を得ることができた鬼滅の刃は、2020年10月には東宝、アニプレックスによって「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」という映画が公開予定となりました。作中では鬼によっての惨い人喰いシーンやハードな描写もありますが、コメディな要素も取り入れられているためシリアスとのバランスも絶妙な作品となっています。不死性についてもコミカルに描かれており幅広い展開が人気となっているようです。

代々炭焼きをして生計を立ててきた竈門家では長男である竈門炭治郎が父親の仕事を引き継いで一家を支えていました。いつものように外へ仕事に出掛け帰宅した彼は茫然とします。そこには血を流し倒れている家族の姿があったのです。ショックを受ける彼でしたがかすかに息をしている妹に駆け寄ると彼女は鬼となっていました。かわいい妹を救おうと長男の彼は鬼と戦うことを決意します。

鬼殺隊に入ることができた隊士には、戦いにおいてとても重要な鬼を倒すことができる日輪刀と同時に伝令役を担ってくれる鎹烏がそれぞれ与えられることになります。しかし、なぜか騒がしくヘタレな善逸にだけはカラスの鎹烏ではなく、スズメのチュン太郎が授けられたのです。臆病者の善逸もさすがにみんながカラスの鎹烏を授けられているのを見て唖然としていました。

その時のえっと驚く善逸の表情やスズメであるチュン太郎が彼に向かってチュンと鳴いている姿がかわいいと評判になっていましたが、どう見てもかわいいスズメが彼の伝令役として授けられていたのです。なぜ？という言葉しか見つからないような雰囲気が漂っていましたが、臆病でヘタレキャラの善逸には彼を献身的に支えてくれるような鎹烏が必要だと判断したとも考えられます。

最終選別に行くのを嫌がった善逸の師匠である桑島慈悟郎(くわじまじごろう)が、泣き虫ですぐに逃げ出す彼の性格を知り尽くしているため、裏から手を回したとも考えることができるでしょう。自分は近くで見守ることができなくなった今、彼を世話してくれるような鎹烏を探した時にチュン太郎しか思い浮かばなかったのかもしれません。人間の言葉を話すことができないチュン太郎はこの後かなり苦労することになります。

鬼殺隊に入ることができた隊士には、鬼を倒すために必要な日輪刀をはじめ隊服、鎹鴉(かすがいがらす)が支給されていました。鎹鴉とは本部との伝令役を務めてくれるカラスを意味しています。本来であればカラスが担当する仕事のはずですが、かわいいスズメのチュン太郎もそのメンバーだったのです。女好きで任務に行きたがらない我妻善逸にあてがわれた鎹鴉が、かわいいスズメのチュン太郎でした。

• 異名：チュン太郎(我妻善逸が名付け)
• 本名：うこぎ(うこぎとは植物の名前)
• 種類：スズメ
• 所属：鬼殺隊
• 役割：鎹鴉(かすがいがらす)
• 担当者：我妻善逸
• 特徴：人語を理解できる
• 発する言葉：チュン、チュンのみ
• CV(声優)：石見舞菜香

かつて家族を鬼によって失ってしまったチュン太郎は、家族の仇を取るために自ら鬼殺隊の伝令役を志願しています。そのため人語を理解することができるチュン太郎には他の隊士と同様に鬼と戦う理由があったのです。家族を殺され妹を鬼にされた炭治郎とは理解し合うことができていますが、「チュンチュン」としか話すことができないため担当している我妻善逸とは最低限のコミュニケーションしか取ることができませんでした。

鬼殺隊にとってなくてはならない存在となっているのが伝令役を務めている「鎹烏(かすがいがらす)」です。鬼殺隊にとって重要な鎹烏とはどのような存在だったのでしょうか？鬼滅の刃では大正時代が舞台となっています。大正時代には携帯電話というような便利なものは存在していません。しかし、鬼との戦いにおいて仲間同士で綿密にコミュニケーションを取ったり、敵の情報をいち早く掴んだりすることが重要となっていました。

戦いの際にいつでも連絡できる手段が必要だったのです。現代で言えば携帯電話のようないつどこにいても会話や連絡ができるような役割が重要でした。現在の携帯電話ほどの便利さはないにしても遠くにいる人との連絡の手段や情報のやり取りの際に活躍していたのが鎹烏だったのです。伝令役を務めている鎹烏とは、鬼殺隊にとっては、なくてはならない重要な連絡ツールとなっていました。

それゆえに、鬼殺隊のメンバーとなった人には1人に1羽ずつ鎹烏が授けられるようになっています。多くの鬼がいる中、鬼殺隊のメンバーは散らばって戦うことも多くなっていました。そのような状況でも鎹烏の存在があるおかげで本部からの指令が素早く届いたり、鬼の居場所などがすぐに伝えられたり、常にタイムリーな情報のやり取りができるようになったのです。

鎹烏の存在は伝書鳩と同じと感じている人も多くいますが伝書鳩とは大きく異なります。伝書鳩とは鳩の足に手紙をつけて手紙を運んでもらう伝達手段となっていました。しかし、鎹烏とは手紙は持たずに人間の言葉を理解してその情報を自分が直接話すことで伝えています。伝令役を務める鎹烏は、最終選別の際に生き残った隊士に授けられていました。主に連絡用に使用されている鎹烏は、常に一緒にいるわけではありません。

また、人間にもそれぞれ個性があるようにカラスによって流暢に話すものもいれば、片言で伝言を伝えるカラスもいました。また、1人に1羽ずつ与えられていますが、鬼殺隊のメンバーから伝言を伝えることはほとんどありません。伝令役を担っている鎹烏は、主に本部からの伝言や指令を届けることが多いです。基本的に伝令役を担っている鎹烏はカラスが務めていますが、臆病者の善逸に対してはスズメのチュン太郎が授けられています。

鬼殺隊の中では鎹烏として活躍しているチュン太郎の健気な姿を見ることができます。人語を理解することができるチュン太郎でしたが「チュンチュン」と鳥語でしか話すことができなかったためにのんきな性格の善逸の世話に苦労することになりました。小さな体を必死にフル活用して彼を任務に行かせようとするチュン太郎でしたが、臆病者でヘタレな彼にはなかなか伝わらなかったのです。

そんなかわいいスズメであるチュン太郎の声を担当しているのは、声優の石見舞菜香でした。彼女はまだ声優としてはキャリアが浅い新人でしたが、2018年度の第13回声優アワードにおいて新人女優賞を受賞しており、今後の活躍が期待されている声優でもありました。そこで、声優の石見舞菜香のプロフィールや主な出演作品をご紹介します。

人間の言葉を発することができないチュン太郎の声を担当したのは声優の石見舞菜香さんです。声優としてデビューして間もない石見舞菜香さんは「デュラララ!!」という作品を観たことで声優という仕事の存在を知ることになります。また、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という作品を中学生の時に観たことで感動した石見さんは声優としての道を志すようになりました。

• 名前：石見舞菜香(いわみまなか)
• 愛称：いわみちゃん、まなてぃー
• 血液型：O型
• 生年月日：1998年4月30日
• 出身地：埼玉県
• 所属事務所：プロ・フィット
• 職業：声優
• 声優デビュー：2016年
• 身長：158cm

声によって人を感動させることができる声優の仕事をどうしてもやりたいと考えた石見舞菜香さんは、当時活舌が悪かったために少しでも早く声優の勉強をしたいと思い、中学の頃から声優養成所に通わせてほしいと父に頼みます。プロ・フィット声優養成所に通い卒業した石見さんは、2016年には声優デビューをすることができました。2018年には「さよならの朝に約束の花をかざろう」において初主演を演じ注目を集めます。

声優の石見舞菜香さんは、2019年には多くの努力が認められて2018年度の第13回声優アワードにおいて新人女優賞を受賞しています。石見さんの主な出演作品には、ゲーマーズ!の星ノ守千秋役やURAHARAの綿紬ことこ役、クジラの子らは砂上に歌うのリコス役などがあります。

その他の石見さんが出演しているテレビアニメ作品としては、多田くんは恋をしないのテレサ・ワーグナー役、ナカノヒトゲノムの伊奈葉ヒミコ役、フルーツバスケットの本田透役、revisions リヴィジョンズの手真輪愛鈴役、グランベルムの土御門九音役、波よ聞いてくれの南波瑞穂役がありました。

小さなスズメのチュン太郎は、かつて鬼に家族を殺されてしまったという悲しい過去を背負っていました。それゆえに、家族を皆殺しにした邪悪な鬼を何とかしたいと考えていたのです。しかし、スズメの彼女は鬼に太刀打ちすることなどは不可能です。しかし、人間の言葉を理解することができる彼女は鬼を倒すために結成された鬼殺隊に入って自分ができる伝令役として活躍しようと決意します。

今まで鬼殺隊の大事な伝令役の任務は、全てカラスが担当してきました。しかし、人の言葉を理解することができる優秀なスズメであったチュン太郎は鎹烏になることができたのです。やっと鎹烏になることができたチュン太郎でしたが、彼女が任務を任された隊士は女好きで臆病な善逸でした。

2人のやり取りはとても可愛らしく、はたから見ている分にはユーモアたっぷりの雰囲気が漂っていましたが、彼女にとってはかなり大変な仕事となります。鬼殺隊でありながら任務に行こうとしなかったり、いびきがうるさかったりする善逸を健気に見守るかわいいチュン太郎の行動をご紹介しましょう。

大切な妹を何とか救おうと思っている炭治郎は鳥語が理解できるゆえに、スズメのチュン太郎の言葉も理解することができました。しかし、女好きで騒がしい善逸は鳥語を理解することができなかったゆえにいつも彼女のことを気楽でいいなというような考えを持っていたのです。そんな泣き虫で任務を遂行しようとしない善逸に対して呆れることなく献身的に寄り添っていたのがチュン太郎でした。

自分の不甲斐なさにいつもいじけて身動きが取れなくなってしまう善逸に対して、必死に「仲間を助けに行こう」と話しかけます。しかし、彼には「チュンチュン」としか聞こえないため、彼女の思いは一向に伝わりません。さらに「気楽でいいな」と返す善逸に対してついに怒ったチュン太郎は、彼の手を噛みました。それによって時に大喧嘩となってしまうことも多かったのです。

女好きな善逸はあらゆるところで女性に抱きついてしました。さらに、いびきがうるさく、鬼殺隊の任務にも行きたがらないことでチュン太郎は困り果てていたのです。困り果てた彼女の声を唯一理解できるのが真面目でまっすくな性格の炭治郎だったゆえに、彼が姿を現した際には心の内を必死に訴えていました。

日頃、真面目に任務に行かない善逸についての苦情を炭治郎を通してやっと伝えてもらうことができたのです。しかし、臆病でヘタレの善逸はいつになっても何かあればチュン太郎に泣きつき、彼女はまさに母親のように彼を励まし、見守ることになりました。

うごきご飯が大好きなチュン太郎は、小さなスズメの体で鎹鴉の任務を立派にこなしていました。しかし、他のカラスの鎹鴉とは異なり「チュンチュン」としか鳴くことができないチュン太郎は性別や多くの謎があったのです。そこで、女好きで泣き虫な善逸を担当しているチュン太郎の性別や本名などの謎について考察していきます。

スズメでありながら人の言葉を理解することができるチュン太郎は、鬼殺隊の中では伝令役として活躍していました。さらに、女好きですぐに女の子に抱きついてしまう善逸の世話に大忙しだったのです。可愛らしいスズメのチュン太郎は、名前に太郎がついているためオスのスズメと思う人が多いですが、その性別は第3巻の単行本のフリースペースにて明らかとなっています。

可愛らしいスズメのチュン太郎の本当の名前は「うこぎ」です。しかし、担当の善逸には鳥語は伝わらないため本名を知ることができない彼は勝手に名前を付けてしまいます。それによって普段はチュン太郎と呼ばれていますが、実はメスのスズメだったのです。正義感の強い炭治郎に授けられたカラスの言葉によって明らかになりました。鳥語を一切理解できない善逸はチュン太郎の本名や性別を一切知るすべがなかったのです。

鬼殺隊に所属することができた隊士には、伝令役として活躍してくれる鎹烏がそれぞれ与えられるようになります。本来鬼殺隊で活躍している鎹烏はほとんどが人間の言葉を理解し、自らも話すことができるカラスとなっていました。過酷な組織での任務ということでハードな任務にも耐えられるカラスが選ばれたと考えることができます。

伝令役として活躍している鎹烏とは、産屋敷邸などの本部からの伝言を隊士に伝えたり、隊士に何かあった時にはその状況をこまめに伝えたりしなければならない重要な任務でした。それゆえに本来であれば人間の言葉を理解するとともに人間の言葉を発することが鎹烏には要求されているはずですが、なぜか騒がしくヘタレな性格の善逸には、スズメの鳥語しか話すことができないチュン太郎が授けられます。

しかし、小さな体で大きな手紙を運ぶ彼女のたくましく立派な姿がありました。本来はカラスが鎹烏になるはずですが、隊士の数に対して優秀なカラスが少ないのか、人間の言葉は発することができなくても非常に優秀な彼女が選ばれたのかは不明ですが、同期のカラスからは非常にかわいがられていたのです。

最終選別に行くことを嫌がっていた善逸でしたが、無事最後まで残ることができ鬼殺隊のメンバーとなることができました。そんな臆病者の彼にはチュン太郎というかわいいスズメが鎹鴉として授けられたのです。他の生き残ったメンバーをはじめ全ての鬼殺隊のメンバーにはカラスの鎹鴉が授けられていましたが彼には特別に今まで授けられたことがないスズメのチュン太郎が与えられました。

恐ろしい状況になるといつも逃げ回ってしまう善逸にあてがわれたチュン太郎の存在をかわいいと評価している人は多くいました。中には飼いたいと思っている人もいたようです。「チュンチュン」と必死に鳴きながら何かを伝えようとする姿や彼の手をくちばしでつまんでお仕置きする姿がかわいいと話題になっていました。

人間の言葉を理解することができる優秀なチュン太郎と女好きで臆病な善逸が大好きと感想を寄せている人は多くいました。何かと頼りない彼でしたが、彼を見捨てずに献身的にお世話をしているチュン太郎とのやり取りがかわいいと大人気となります。基本的に向上心がなくヘタレな彼でしたが、彼女が寄り添ってくれるおかげで次第に成長することができました。

鬼滅の刃をやっと見ることができた人で、スズメでありながらカラスと同様に鎹鴉として活躍しているチュン太郎の姿を見て1番好きという感想を寄せている人は意外と多くいました。真っ黒な同僚のカラスから好かれているチュン太郎はどこへ行っても大人気となっています。大きな体とくちばしを持ったカラスとも堂々とやり取りをしている彼女は鎹鴉としての器を持っていると言えるでしょう。

かわいいスズメでありながら大きなカラスと同様に伝令役として活躍しているチュン太郎は、女好きで臆病な性格の善逸を献身的に支えていました。本来の鎹鴉としての役割以外にも母親のように全てにおいて気にかけ寄り添ってあげていたのです。

人間の言葉を理解することができる立派なスズメでしたが、カラスのように人間の言葉を発することができなかったために、任務に行きたがらない善逸を一生懸命励ましたり、慰めたりしていましたが彼には全く伝わっていないようでした。それゆえに、時に彼の手をくちばしでつまんだりしては目を覚まさせてあげていたのです。