【鬼滅の刃】鬼舞辻のモデルはマイケル・ジャクソン？あの名曲の衣装にそっくり？

鬼舞辻無惨は、「鬼滅の刃」に登場する敵キャラクターです。あらゆる鬼の頂点に君臨し、炭治郎の家族の命を奪った鬼も彼であると推測されています。衣装や容姿が似ていることから、ファンの間では元ネタはマイケル・ジャクソンなのではないかと囁かれて、「マイケル」というあだ名もつけられました。

「鬼滅の刃」は、人間を喰らう鬼とその鬼を討伐する鬼狩りたちを描いた作品です。大人気少年誌「週刊少年ジャンプ」で連載され、瞬く間に人気を博します。2019年にはアニメ化され、さらに翌年の2020年には、劇場版の公開も決定しています。

心優しい少年・炭治郎は、炭焼きの仕事で一家の家計を支えていました。貧しくも賑やかな家庭で幸せに生活する中、ある日家族が鬼に殺される事件が発生します。息のあった妹・禰󠄀豆子は、怪我から鬼の血液が混入したことにより、鬼と化します。炭治郎は力をつけて鬼殺隊に入り、家族の仇をとり、禰󠄀豆子を人間に戻す方法を探すと心に誓いました。

鬼舞辻無惨は、一番最初に世に登場した鬼です。自らの血液を分けることで、人間を鬼にすることができ、長い間、同胞を増やして配下に加えていました。男性、女性、少年など、度々姿形を変えており、人間に紛れて生活しています。鬼舞辻無惨は、配下の鬼同士が群れないようコントロールしています。これは、団結して自分に反乱を起こさないようにするためであり、珠世からは「臆病者」と評されています。

鬼舞辻無惨は、ネット上でよくファンに世界的ミュージシャンでありダンサーでもあるマイケル・ジャクソンに似ていると囁かれており、一部では元ネタなのではないかという噂も飛び交っています。スタイルの良さや、風格のある髪質などもそうですが、服装も似ていました。

作中での主な鬼舞辻無惨の服装は、つばの浅い中折れハットを被り、黒いシャツに白いネクタイをはめ、その上からジャケットを羽織り、白いボトムスを履いていました。品の良いおしゃれな服装ですが、こちらはマイケル・ジャクソンの人気楽曲「スムースクリミナル」で着ていた衣装とよく似ていると言われています。作者はこちらこちらを元ネタとして、衣装デザインを考えているのではないかと予想する声もありました。

鬼舞辻無惨は、容姿容貌や服装が酷似していることから、一部ファンの間でマイケルというあだ名がついています。その他は、「小物」というあだ名が有名です。こちらは、下弦の鬼を集めて行われたパワハラ会議で部下たちに当たり散らしたシーンが元ネタのようです。

2つの単語を組み合わせて「小物マイケル」とも呼ばれていました。癖の強い髪型から、昆布にまつわるあだ名もあります。さらに、珠世からの評価でもある「臆病者」というあだ名を使う人もいました。

さらに「スムースクリミナル」の衣装にも、元ネタが存在しました。マイケル・ジャクソンは、俳優、ダンサー、歌手と幅広く活躍したフレッド・アステアに幼い頃から憧れていたといいます。

フレッド・アステアは、映画「バンドワゴン」でホワイトのスーツにネクタイ、青いシャツの衣装を着ていました。「スムースクリミナル」の時マイケル・ジャクソンが着ているものとよく似ており、尊敬するフレッド・アステアを意識して選んだと考察されます。

炭治郎と浅草で出くわした後、鬼舞辻無惨は妻と娘を先に帰して、様子を見に行くと言い路地裏に入ります。そこで、酔っ払いに絡まれます。男は彼の顔色の悪さを指摘し、死にそうだと口にしました。鬼舞辻無惨は、酔っ払いの男とその連れの兄を殺します。一緒にいた兄の嫁は、その様子を見て恐怖で地面に座り込み動けなくなりました。鬼舞辻無惨は、彼女に自分の顔色は悪いかと聞いた後、この名言を言います。

鬼舞辻無惨は、浅草の街中で炭治郎と出会います。炭治郎は、においで彼が鬼の頂点にいる鬼舞辻無惨だと気づき、街中で刀を抜こうとしました。鬼舞辻無惨は、近くを通りすがった男性を炭治郎の目の前で鬼にします。

男性が人を殺さないよう押さえつけることに精一杯で、炭治郎は去っていく鬼舞辻無惨を追いかけることができませんでした。その後、鬼舞辻無惨は、矢琶羽と朱紗丸に炭治郎殺害を依頼します。こちらは、その時のセリフです。

十二鬼月・下弦の伍の累が倒された後、鬼舞辻無惨はその他の下弦の鬼たちを屋敷に集めます。理不尽に下弦の鬼たちが殺されていくことから、パワハラ会議とも呼ばれています。配下の鬼たちの思考を読むことができる彼は、下弦の肆・零余子に柱と鉢合わせたら逃げることばかり考えていると指摘ました。零余子は、鬼舞辻無惨のために戦うと恐怖に震えながら発言します。こちらは、そんな彼女の言葉に対して放ったセリフです。

鬼舞辻無惨は、長い年月をかけてようやく鬼殺隊を束ねる産屋敷邸の場所を突き止め、乗り込んできます。病で伏せていた産屋敷耀哉は、妻のあまねに支えられながら起き上がり、少し会話をします。襲撃にやってきた鬼舞辻無惨は、産屋敷の血筋であるといいます。鬼舞辻無惨が犯した罪によって、産屋敷の家系の男子は非常に身体が弱く短命でした。こちらは、そう説明する産屋敷耀哉に向けて言ったセリフになります。

炭治郎は、新しい刀を求めて刀鍛治の里へと出向きます。鋼鐵塚蛍に刀を研いでもらうことになり、出来上がるまで宿で待つことになりました。そこへ、上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗が里を襲撃にやってきます。無一郎は玉壺と、炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥、蜜璃は半天狗と戦いました。夜明けが近く中、炭治郎たちは中々半天狗の首を取ることができず、苦戦します。

半天狗が里の人に襲いかかる中、禰󠄀豆子は自分を太陽の光から庇う炭治郎を蹴り飛ばしました。炭治郎は禰󠄀豆子の気持ちを汲んで、半天狗の元へ向かい首を跳ねることに成功します。太陽で消滅したかに思われた禰󠄀豆子でしたが、日の光を浴びながらもその場に立っていました。禰󠄀豆子が鬼の弱点である日の光を克服したことを知った鬼舞辻無惨は歓喜しながらこのセリフを言います。

鬼舞辻無惨は、「鬼滅の刃」作中で様々な衣装を着て登場しています。衣装の数も多くておしゃれであり、ファッションにこだわりがあるのではないかといった意見もありました。

鬼舞辻無惨は、その時の感情のままに部下に当たる小物とも取れる行動をします。しかし、全ての鬼の頂点に君臨し、圧倒的な強さを持つカリスマ性も備えた存在であるといった感想もありました。

現在に到るまで、鬼舞辻無惨は様々なあだ名で呼ばれています。その容姿と衣装から「マイケル・ジャクソン」、珠世の評価から「臆病者」、パワハラ会議後は「小物」など、「鬼滅の刃」のストーリーが進むにつれ、鬼舞辻無惨には様々なあだ名がつけられるようになりました。今後もどういったあだ名がつくのか楽しみにしている声もSNS上で散見されます。

残念なあだ名を多くつけられている鬼舞辻無惨ですが、容姿容貌を賞賛するファンも多くいます。鬼舞辻無惨の容姿が、モデルのように整っていてかっこいいといった感想もありました。

鬼舞辻無惨の見た目がマイケル・ジャクソンにしか見えないという人もいます。中には、人に鬼舞辻無惨とマイケル・ジャクソンが似ていると教えられ、そう感じるようになったという人もいました。

ここまで、「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨のモデルや元ネタ、あだ名などの情報を紹介してきました。作中で彼がよく着用している衣装は、マイケル・ジャクソン「スムースクリミナル」の時の衣装によく似ていました。服装には気を使っているようで、この他もおしゃれな衣装を身にまとっています。マイケル・ジャクソン以外のあだ名も登場するのではないかと、今後のファッションも注目されています。