【FAIRY TAIL】ガジルとレビィ・マクガーデンのその後を考察！子供はいる？

ガジル・レッドフォックスとレビィ・マクガーデンは『FAIRY TAIL』の中でも特に最悪の出会い方をしていたと言っても過言ではありません。ガジルと言えば凶悪な敵として登場し、その後頼もしい仲間として大活躍しているキャラクター。そんな2人の関係は子供ができるまでに発展していました。ここでは『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』の作品情報を交えつつ、2人のプロフィールを紹介していきます。

『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』は真島ヒロによるバトルファンタジー作品です。2006年から2007年まで『週刊少年マガジン』にて連載され、テレビアニメが2009年から2013年までに第1期が、2014年から2016年まで第2期が、そして2018年から2019年までにファイナルシリーズがそれぞれ放送されました。

なお、漫画の累計発行部数は全世界で6000万部を突破しており、その人気から2019年7月から原作エピソードの続編にあたる『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(100年クエスト)』が『マガジンポケット』にて連載されています。

ここでは『FAIRY TAIL』のあらすじを紹介します。舞台は魔法が使える魔導士が存在する世界。そこでは魔導士たちの仕事を仲介する組織「魔導士ギルド」が世界中に存在していました。立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、優秀な魔導士が揃い、高い実績で知られる「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に憧れていました。ある日、ルーシィは魔道具集めで町を散策していたところ、ドラゴンスレイヤーのナツと喋る猫のハッピーと出会います。

その後2人と別れたルーシィでしたが、フェアリーテイルの一員と称す男に騙され捕らわれてしまいます。そんな時に現れたのがナツとハッピーでした。見事男を打ち倒したナツとハッピーでしたが、なんと彼らこそが本当のフェアリーテイルメンバーということが判明します。早速2人にメンバーへの加入を頼むルーシィ、ナツとハッピーはそれをあっさりと承諾するのでした。こうしてルーシィとナツ、ハッピーは様々な依頼に挑んでいきます。

『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』に登場するガジル・レッドフォックスは、元々ギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」に所属していました。「鉄竜(くろがね)のガジル」の異名を持ち、かつては最強の男として称されています。背に触れるほどの長髪を持ち、鼻と眉、口元にネジを思わせるようなピアスが付いているのが特徴的で、野生的な性格をしています。

好きなものは鉄とガラクタであり、嫌いなものは空腹。鉄竜・メタリカーナから滅竜魔法を教わったドラゴンスレイヤーです。主人公のナツとは同じドラゴンスレイヤーということから、強烈なライバル関係になっており、ガジルが「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の一員となってからも当初と同じく犬猿の仲を貫いています。

今でこそ「フェアリーテイル」の一員として活動するガジルですが、初登場回ではナツたちの敵として描かれています。フェアリーテイルの本部を破壊し、レビィ・マクガーデンを筆頭に組織されているチーム「シャドウギア」を闇討ちにして公園に磔にしたうえに、人質として捕らえられたルーシィを投げナイフの的にするなど悪逆の限りを尽くしていました。

しかし、ナツとの対決で敗北し、さらに「幽霊の支配者」のマスターであるジョゼ・ポーラもマカロフとの死闘の果てに打ち倒されたためギルドが解散してしまいます。その後、同じギルドに所属していたジュビア・ロクサーとマカロフの導きによってフェアリーテイルに移籍しています。

• 鉄竜棍(てつりゅうこん)：腕や足を鉄の棒に変える
• 鉄竜剣(てつりゅうけん)：腕や足を剣に変える
• 鉄竜の咆哮(てつりゅうのほうこう)：鉄の破片などを含んだ息を吐く
• 鋼竜剣(こうりゅうけん)：炭素で鉄を鋼に変えた鉄竜剣
• 鉄竜槍 鬼薪(てつりゅうそう きしん)：手を槍に変えて突きを繰り出す
• 業魔・鉄神剣(ごうま・てつじんけん)：両手を鋼鉄の剣に変化させ斬撃を繰り出す

ガジルは鉄の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)であることから、全身を鉄の鱗へと変えることで攻撃力と防御力を底上げすることができます。それも回し蹴りの風圧だけで壁にヒビを入れるほど。好戦的なガジルらしい魔法を使っており、鉄を補給源としているため炎や毒の滅竜魔法と比べると楽に調達できるということから支援役としても優秀です。なお、ガジルは上記5つの魔法を駆使して戦います。

『FAIRY TAIL』に登場するレビィ・マクガーデンはギルド「フェアリーテイル」の一員であり、ガジルに闇討ちされたチーム「シャドウギア」のリーダーでもあります。青髪に黄色のターバンが特徴的な少女で、好きなものは本と鳥、嫌いなものは暗い所です。

初登場の際はルーシィ・ハートフィリアの友人といった形で登場していました。ただ、フェアリーテイルの序盤ではモブキャラのような位置で、戦闘シーンがあまり見られません。しかし、少しづつ人気が出たことで次第に出番が増えていました。それに伴い、レビィの個性を引き出すために身長が縮んだと言われているようです。

レビィ・マクガーデンは本好きという特徴が魔法へと反映されています。『FAIRY TAIL』の中でも珍しく、文字魔法の使い手です。戦闘能力は高くありませんが、持ち前の豊富な知識と分析能力を大いに活かし、サポート役として活躍しています。作中では難解な術式や古代文字の解読などで活躍しており、さらに本が早く読める効果のある風読みのメガネを駆使して制限時間までに解読するというシーンも見られました。

• AIR(空気)
• FIRE(炎)
• STONE(石)
• IRON(鉄)
• SWORD(纏うことで手足を刀に変える)
• MASK(防毒マスク)

レビィ・マクガーデンは、空中に描いた文字が性質を有する魔法を駆使してサポート役として力を発揮します。『TAIRY TAIL』第3部では足で描いていました。なお、レヴィが使う魔法は4つの直接攻撃系と、絡め手も使用することができます。

レビィは「フェアリーテイル」に入ってきたルーシィにできた初めての友人であり、今では親友と呼ぶ仲にあります。レビィの好きなものは本と触れていますが、ルーシィも小説家を志望していたほどの読書家でした。そしてルーシィはフェアリーテイルに入った時から日々の出来事を記録し小説化しているのですが、それをレビィに見せています。その内容が以外にも面白かったことから、ますますルーシィのことを気に入っていました。

ガジルとレビィは最終回で妊娠しているらしいことが仄めかされています。2人について寄せられた感想では「早く結婚してほしい」といった声が多くあがっており、その後の2人がどうなるのかかなり注目されているようです。ここでは、ガジルとレビィのその後を考察していきますので是非ご覧ください。

ガジルとレビィの出会いは最悪でした。レビィは「幽霊の支配者」のメンバーからフェアリーテイルが襲撃を受けた際、シャドウギアのドロイやジェット共々木に吊るされるという散々な目に遭っています。その吊るした人物こそがガジルでした。レビィはガジルがフェアリーテイルのメンバーとなった当初は彼を恐れていましたが、彼を許そうとする様子がみられ、その後2人の関係に大きな変化が訪れていきます。

敵だった頃のガジルはまさに傍若無人といった特徴をしていましたが、フェアリーテイルに移籍したことで少しづつ性格が変わっていきます。レビィがピンチの時に駆け付けており、そんなガジルに対してレビィは好意を持っているような様子が多く描かれるようになっていきました。

はじめはレビィの兄貴分のような振る舞いをしていたガジルでしたが、徐々に彼女を異性として見るようになっていきます。そして『FAIRY TAIL』の最終回では、ルーシィの文学賞受賞パーティの最中にレビィがガジルに妊娠を報告しているような描写がありました。また、『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(100年クエスト)』ではどうゆうわけかお腹をさすっている描写もあります。

『FAIRY TAIL』の作中ではガジルとレビィが結婚した様子は描かれていませんが、やはり子供ができた様子と、実際にスピンオフ小説で子供が描かれていることから結婚の可能性は高いといえるでしょう。子供ができた描写が見られた最終回のその後は、2人の関係がどのような展開となるのかまだわかりませんが、今の良好な関係が続けば間違いなく結婚すると言えます。

ガジルとレビィとの間に子供ができたということはほぼ確定と言ってもいいでしょう。そしてフェアリーテイルの小説『トラブルツインズ』では、さらに驚きの事実が判明していました。ここでは、小説で描かれた2人の子供について紹介していきます。

フェアリーテイルの小説『トラブルツインズ』ではガジル・レッドフォックスとレビィ・マクガーデンの子供が登場しており、それも双子として登場していたことがありました。ただ、『FAIYR TAIL』の小説内ではガジルとレビィの子供が登場しているものの、あくまでも可能性があるということだけで双子の子供ができると確定しているわけではありません。

『FAIRY TAIL』では度々未来から手紙が届いたりしていますが、ガジルとレビィの双子の子供も未来から登場したことになっています。ただ、ガジルとレビィが子供と会っていることはほとんどありません。やはり、2人が結婚したと決まったわけではないため、子供に会わない方が良いと言えるでしょう。

無愛想で口が悪く、かなり気の荒い性格をしたガジルと、そんなガジルからひどい目に遭わされたレビィ。ここでは2人を担当した声優についてみていきましょう。なお、『FAIRY TAIL』のレビィを担当した声優は伊瀬茉莉也ですが、途中で妊娠したということから代役として葉山いくみが担当しています。

『FAIRY TAIL』のガジルを担当した声優は羽多野渉(はたの わたる)です。アミューズ開催のサマーオーディションの合格した後、アミューズメントメディア総合学院声優タレント学科で学び「81プロデュース」へと所属しています。そして子安武人によるオリジナルCDで声優デビューを果たしました。声優に興味を持ち始めたのは母親がアニメ好きであり、声優にも詳しかったことがきっかけとなっているようです。

そしてキャラクターを担当している声優を教えていたことで自分も俳優になりたいと思うようになったとのことです。また、アニメ『魔神英雄伝ワタル』の主人公が自分と同じ名前「ワタル」であったことで声優として「ワタルの世界に行きたい！」という思いを抱いたことも声優を志望のきっかけを生んだようです。今では2008年に第2回声優アワード新人男優賞を受賞するなど大活躍の声優となっています。

『FAIRY TAIL ゼレフ覚醒』のレビィを担当した声優は、声優事務所『アクロス エンタテインメント』に所属している伊瀬茉莉也(いせ まりや)です。声優を志す前は小学3年生の時に映画館で観た『もののけ姫』に感銘を受けたことで監督業に憧れを抱いていたようです。その後、アニメ『HUNTER×HUNTER』のミュージカルの鑑賞会で出会ったプロデューサーに「声優になりたい」という想いをぶつけたとのこと。

これを機にミツヤプロジェクトを紹介されたことで養成所に入所することになっています。のちに『HUNTER×HUNTER』に出演することとなり、2004年にはアニメ『愛してるぜべいべ★★』で声優デビューを果たしました。

『FAIRY TAIL』のレビィを担当した声優は、事務所『クレアボイス』に所属している葉山いくみです。声優デビューを果たした後、1度はタレントへと転身したものの、再び声優に転身しています。

デビュー作は新房昭之監督による『コゼットの肖像(コゼットのしょうぞう)』となっており、『みつどもえ』の松岡咲子役や『ジュエルペット ハッピネス』の近衛ねね役などを務めています。なお、『FAIRY TAIL』のレビィ・マグガーデンは第3シリーズの代役として出演しています。

シャドウギアというチームに所属していたレビィは、幼馴染のジェットとドロイの2人と共に活動していましたが、ガジルの登場によって彼と共に行動することが多くなっていきました。今でこそ子供を仄めかす描写がありますが、2人の関係は一時期最悪だったと言ってもいいでしょう。ここでは、ガジルとレビィがなぜお互いに意識し合うような関係になったのか、その過程を交えつつ関係性を紹介していきます。

今では子供と結婚まで噂されるガジルとレビィですが、最悪な雰囲気を醸し出していた2人の関係がそこまで発展することに驚いた方は多いでしょう。おそらく、レビィの方からガジルを好きになったと考えられます。その後、ガジルもレビィを意識するようになったということから、それを他のフェアリーテイルメンバーから冷やかされるようになっています。

お互いに惹かれる関係となったガジルとレビィですが、途中からコンビで描かれることも多くなりました。その後、子供と結婚の見込みが増えていきますが、その前に「冥府の門」との戦いでガジルとレビィの良好な関係がうかがえるエピソードがありました。ガジルは九鬼門の1人であるトラフザーが作り出した水で溺死しそうになっていますが、その時にレビィがガジルに対して水中人工呼吸をおこない彼を助けています。

その直後にガジルが「文字魔法でAIRって書いてくれ」と指摘しており、恥ずかしがっているレビィの様子が描かれていました。また、『FAIRY TAIL』第3期では、レビィがマカロフの解散命令によって評議員に転職しているのですが、なぜかガジルも一緒に転職しています。そしてフェアリーテイルが再結成されたと同時に、2人は評議員を辞職していました。

レビィ・マクガーデンはかわいいと人気のキャラクターですが、その大きな要因となっているのがガジルの存在といえるでしょう。ガジルと一緒にいる時が特にかわいい様子が描かれています。勘違いしたり照れたりしているレビィやその時の表情の変化がかわいいと好評のようです。

一方、無愛想なガジルもレビィと一緒にいるときは焦った表情やとぼけたかわいい表情をみることができます。特にレビィの妊娠報告シーンは明らかに子供ができた時のような雰囲気を醸し出していました。

こちらの感想では、ガジルとレビィが結婚することに対して期待しているのがうかがえます。割と好きな2人だから嬉しいと言われているのですが、やはり2人の幸せそうな描写が人気を得る理由となっているのでしょうか？この感想のほかにも「結婚してくれ」や「早く結婚してほしい」などの意見が述べられていました。

こちらの感想でもカジルとレビィが結婚してほしいと言われています。2人がかわいいと言われていますが、そんな2人だからこそ、その後の関係を応援したくなるのではないでしょうか？また、ガジルとレビィ双方と結婚したいとの感想も寄せられているため、個人個人の人気も理由の一つとなっているようです。

こちらの感想では、ガジルとレビィのその後のOVAがあれば見たいと言われています。また本編をあまり見ていない状態でその後をみたいと言われているため、2人の関係がいかに人気であるかをうかがわせる内容となっています。

ガジル・レッドフォックスとレビィ・マクガーデンのその後、子供や結婚について考察してきましたが、いかがでしたか？スピンオフ小説での2人と本編での2人の関係を考慮すると、2人の間に子供ができた可能性が非常に高く、良好な関係性から結婚する見込みも十分にあるといえるでしょう。

現在も連載中の本編のその後を描いた『100年クエスト』で2人の関係はさらに発展し、ついには結婚という形にあるかもしれません。今後は2人が結婚するのか、子供はどうなるのか？まで2人の幸せな関係に期待しつつ展開に注目していきましょう。