【鬼滅の刃】継子(つぐこ)とは次期柱候補の剣士?継子一覧と育手との違いも紹介

鬼滅の刃では、鬼を倒すべく立ち上がった鬼殺隊の存在がありました。鬼殺隊の中には最高位の剣士として、柱という階級が存在していたのです。最上級の剣士として認められた人物は、柱として活躍することができました。さらに、柱となった剣士は、自分の柱の意志と剣術を受け継ぐ継子(つぐこ)を指名して育てることができたのです。そこで、鬼滅の刃では、柱や元柱から才能を認められた炭治郎などの次期柱候補の剣士である継子の一覧や育手との違い、継子とは?もご紹介します。

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目次

  1. 鬼滅の刃の継子とは次期柱候補の剣士?
  2. 鬼滅の刃の継子のキャラ一覧
  3. 鬼滅の刃の継子と育手に教育される一般隊士の違い
  4. 鬼滅の刃のかまぼこ隊の育手
  5. 鬼滅の刃の炭治郎は継子や柱になる素質がある?
  6. 鬼滅の刃の炭治郎は煉獄杏寿郎の継子になった?
  7. 鬼滅の刃の継子に関する感想や評価
  8. 鬼滅の刃の継子一覧まとめ

鬼滅の刃の継子とは次期柱候補の剣士?

鬼滅の刃では、千年前から鬼として誕生して生き続けている鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の姿を見ることができます。彼は、鬼となったことで永遠の命と強靭な肉体を手に入れることができましたが、日光に弱く、昼間は活動することができなかったのです。それゆえに、自分の分身となる多くの鬼を誕生させ、多くの人間を襲っていくことになります。鬼によって家族を失った者は、鬼殺隊として戦う道を選ぶようになりました。

そんな鬼殺隊になるには、多くの苦しい修業が必要です。さらに、鬼殺隊に入るためには、凶暴な鬼が潜んでいる山で7日間生き抜く必要がありました。また、鬼殺隊の最高位には柱という階級があり、才能豊かな剣士は、柱によって継子(つぐこ)の候補となり、直に指導を受けることができます。そこで、次期柱候補の剣士と言われている継子や継子一覧、育手との違いもご紹介していきましょう。

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

2016年11号から週刊少年ジャンプによって連載がスタートしたのが、福岡県から24歳の時に読み切り漫画を投稿したことがきっかけで漫画家となった吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによって描かれている「鬼滅の刃(きめつのやいば)」という漫画です。大正時代を舞台として描かれている鬼滅の刃は、2020年2月の時点では、19巻まで単行本によって刊行され、現在も連載中となっています。

2019年に行われた集英社本でのランキングでは、第1位に輝いた「ONE PIECE」の1270万部の次に多い、1080万部を突破した鬼滅の刃は、第2位として大人気となりました。多くの人から支持を集めるようになった鬼滅の刃は、テレビアニメとして2019年4月~9月に渡って放送されます。TOKYO MXほかから全26話が放送され、人気の作品へと成長しました。2020年には、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開予定です。

鬼滅の刃のあらすじ

大正時代では、炭焼きをして一家を支えている家がありました。父親の仕事を引き継いで炭焼き職人となった竈門炭治郎は、大切な家族を養っていくために仕事に励んでいたのです。いつものように仕事を終えて帰宅した彼の目の前には、残酷に殺された家族の姿がありました。かすかに息をしていた妹の禰󠄀豆子は凶悪な鬼になっていたのです。唯一の家族となった妹を助けるために炭治郎は鬼殺隊に入る決意をしました。

継子とは?

わがままで傲慢な鬼舞辻無惨によって、多くの人間が喰い殺され悲しむ人が増えていきました。人間を鬼にしてしまう無惨の行動を止めるべく、結成されたのが鬼殺隊です。鬼殺隊になる多くの人間は、鬼によって家族を喰い殺されたり、家族が鬼になってしまったりして、鬼に相当な恨みを持っている人が多いです。恨みや悲しみを力に変えて鬼と戦うために厳しい修業に耐え、鬼殺隊となり鬼と戦っていました。

鬼殺隊の中には、素晴らしい剣の才能を持った剣士が現れていきます。戦国時代には、始まりの呼吸を使いこなすことができた鬼殺隊の柱は、もう一歩のところまで無惨を追い詰めていました。鬼殺隊で最上級の強さを持っている柱とは、全集中の呼吸の使い手でもあったのです。そんな全集中の呼吸の使い手である柱は、自らの呼吸を受け継いでくれる優秀な剣士を育てることもしていました。

彼らが認めた剣士は、継子候補とされ、直に指導を受けることができます。鬼滅の刃では、柱が認めた自分の跡を継ぐ剣士を継子(つぐこ)と呼び、自分の直弟子としていました。しかし、一般的には継子とは、「けいし」や「ままこ」と呼ばれ、血の繋がりのない親子関係を意味しています。継子として認められた剣士は、優れた才能の持ち主でもあるため、柱に直に指導してもらうことでさらにパワーアップすることができたのです。

継子は柱から呼吸を継承する?

鬼滅の刃で才能豊かな継子とは、鬼殺隊の柱を務めている剣士が認めた自分の呼吸を受け継いでほしいと感じている優秀な剣士を意味しています。鬼殺隊と鬼との戦いは常に繰り広げられているため、相当な実力を持っている柱でさえも、自らの呼吸を伝える前に鬼との戦いで死亡してしまっている剣士もいたのです。しかし、後継者を残すことも使命である彼らは、常に自分の呼吸を受け継いでくれる継子を探していました。

鬼殺隊に入ると、鬼と戦うために必要な全集中の呼吸を使えるようにならなければなりません。さらに、鬼を倒すことができる日輪刀を自分の手足のように使用する技術も必要です。それゆえに、すでに自分用の呼吸を身につけている剣士もいました。自らの柱の呼吸を伝授したい剣士がすでに異なる呼吸の使い手であっても、新たに別の呼吸を習うことは可能だったのです。

鬼滅の刃の作中で継子に関しては全ての権限が柱に委ねられてるため、柱がその剣士の心意気や考え方、剣術の才能全てにおいて認めた相手であれば自分とは異なる呼吸をすでに習得していても問題はありませんでした。また、剣士によっては自分に合った呼吸というものもあるため、必ずしもその柱の呼吸を継承しなくても良い場合もあるようです。全てはその柱の考えに委ねられていました。

「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

鬼滅の刃の継子のキャラ一覧

鬼滅の刃で鬼殺隊の中でも最上級の強さを誇っている柱の後継者候補となっている継子は、ほんの一握りの剣士しかいません。多くの剣士が修業をして鬼殺隊に入り、上を目指していますが、努力だけではどうにもならないところもあったのです。それゆえに、柱の後継者となる人物に出会うことも奇跡に近いものがありました。

そこで、鬼滅の刃でごくわずかしかいない柱の後継者候補である継子のキャラ一覧をご紹介します。正式に柱から後継者候補とされているキャラクターは本当に少ないです。いつも穏やかではありますがミステリアスな雰囲気を秘めている栗花落カナヲや、人間離れした身体能力を持っている不死川玄弥、スタイル抜群で天然な性格の甘露寺蜜璃などの継子一覧をそれぞれ見ていきましょう。

継子一覧①栗花落カナヲ

鬼滅の刃では、継子のキャラ一覧の一人として可愛らしい雰囲気が漂っている栗花落カナヲの存在があります。彼女は鬼殺隊の試験の際に最後に残った5人の中の1人となっており、唯一の女の子でした。鬼によって両親を殺された炭治郎とは同じ試験を受けた同期となっています。他の剣士たちがボロボロになっていたにもかかわらず、彼女は怪我はもちろんどこも汚れていない穏やかな雰囲気で佇んでいました。

  • 名前:栗花落カナヲ(つゆりかなを)
  • 継子:蟲柱
  • 階級:癸→己→丁
  • 年齢:16歳
  • 誕生日:5月19日(カナエとしのぶに出会った日)
  • 出身地:東京本所區(現在:墨田区向島)
  • CV(声優) :上田麗奈
  • 身長:152cm→156cm
  • 体重:44kg→46kg

鬼滅の刃で幼い頃に両親から酷い虐待を受けて育った彼女は、その苦しみから逃れるために心を閉ざします。両親に売られて歩いている所を心優しい胡蝶カナエに助けてもらい、その妹であるしのぶと3人で暮らしながら、鬼殺隊の道を歩むようになりました。花の呼吸のカナエが死んだことで、姉に変わって妹である胡蝶しのぶが彼女の面倒を見、育て上げたことで蟲柱を引き継ぐ後継者として優れた才能を見せています。

継子一覧②不死川玄弥

鬼滅の刃で優秀な剣士が選ばれる継子のキャラ一覧の一人として、鋭い目つきと険しい表情の不死川玄弥の姿を確認することができます。彼も鬼殺隊の最後の試験を無事に突破した5人のメンバーの一人で、見様見真似であらゆる攻撃や呼吸をマスターしてしまうカナヲや妹思いの炭治郎らと同期の剣士となっていました。剣士としての才能が全くなかった彼は、鬼を喰ったことで鬼のような身体能力を一時的に手に入れます。

  • 名前:不死川玄弥(しなずがわげんや)
  • 継子:岩柱
  • 階級:癸→丁
  • 年齢:16歳
  • 誕生日:1月7日
  • 出身地:東京府京橋區(現在:中央区京橋)
  • CV(声優):岡本信彦
  • 身長:160cm→180cm
  • 体重:56kg→76kg

鬼滅の刃で鬼殺隊としての呼吸法や剣術を扱えない彼は、鬼を喰ったことで辛うじて鬼殺隊のメンバーとなっていますが、戦いにおいては刀や小銃を使用していました。彼には風柱として活躍している不死川実弥という兄がいますが、暗い過去によって不仲となっています。複雑な彼の過去や鬼を喰わずにはいられなかった事情などを理解した岩柱を務めている悲鳴嶼行冥が同情して自らの継子として迎えていました。

継子一覧③甘露寺蜜璃

鬼滅の刃で優秀な継子のキャラ一覧の一人として、天然ボケでかわいいと評判の甘露寺蜜璃のキャラクターをあげることができます。スタイル抜群の彼女は、鬼殺隊の炎柱を務めている煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)に剣士としての才能を認められたことで炎柱の後継者として呼吸法を教わりますが、独特な感性を持ってる彼女はオリジナルの恋柱を編み出してしまいました。

  • 名前:甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
  • 元継子:炎柱
  • 階級:柱(恋柱)
  • 19歳
  • 誕生日:6月1日
  • 出身地:東京府麻布區飯倉(現在:港区麻布台)
  • CV(声優):花澤香菜
  • 身長:167cm
  • 体重:56kg

しかし、鬼滅の刃で明朗快活な性格の煉獄杏寿郎惚は、惚れっぽい性格の甘露寺蜜璃の独特な感性も認めることができたため、彼女は独立して炎柱の呼吸から派生させた恋の呼吸の使い手である恋柱として力を発揮するようになります。それゆえに、正確には元炎柱の継子だったということができるでしょう。個性が強く殺気に満ちた鬼殺隊の中では、天然で独特な癒し系のキャラクターとして人気があります。

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鬼滅の刃の継子と育手に教育される一般隊士の違い

鬼滅の刃では、鬼殺隊の中で最上級の強さを誇っている柱の愛弟子となって修業をすることができる剣士を継子と呼んでいますが、その他の剣士は一般隊士と呼ばれていました。優れた才能を秘めている剣士を柱が自ら選び直に教えてくれる継子に対して、それ以外の多くの一般隊士を教えてくれる存在も鬼殺隊の中ではしっかりと用意されていたのです。

これからどのように成長していくのかわからない、まだ剣術を始めたばかりの一般隊士を教育するのも鬼殺隊にとっては重要な任務でした。まだ、初心者クラスとも言える一般隊士を教育するのは、育手と呼ばれるベテランの隊士だったのです。そこで、鬼滅の刃の継子と育手に教育される一般隊士の違いをご紹介します。

一般隊士は育手に教育される

鬼滅の刃で鬼殺隊になりたての隊士たちには、彼らを専門に教えてくれる育手という存在が用意されていました。また、鬼殺隊になる前の入隊を希望する剣士たちも育手によって育てられることになります。一般隊士を教育する育手とは、「そだて」と呼ばれており、育手には基本的な身体能力をアップさせるような基本的な訓練と、鬼を滅ぼすことが可能な日輪刀の使い方を習うことができました。

鬼滅の刃で鬼殺隊になる前の一般の人間は、さまざまな事情によって集まってきています。今までに剣術を学んできている者、鬼に両親を殺されその仇を取りたい一心で入隊を希望しているものの剣を握ったことがない者など実にさまざまです。それゆえに、全く剣を握ったことがない人間の中にも飛び抜けた才能を秘めている者もいるため、育手という教える存在が彼らを導くことになります。

育手は鬼殺隊で実力者だった隊士が選ばれる

鬼滅の刃で一般隊士を教育する育手には、誰がなっているのでしょうか?一般隊士を教育する育手の存在はとても重要なポジションとなっているため、実際に鬼と戦ったことがある実力者たちが育手として選ばれその役割を担っていました。基本的には、鬼と渡り合える基礎体力作りや鬼を倒すことができる日輪刀の使い方を習います。

一般隊士を教育する育手は、鬼殺隊になって鬼と戦う時に必要不可欠な全集中の呼吸法の教えもするため、鬼殺隊として必要な基本的な訓練を全て学べるようになっていました。基本的な呼吸法をしっかりと身につけられるか否かが今後の活躍に大きく影響していくため、全てにおいて油断できない訓練が詰まっていたのです。

機能回復訓練とは?

鬼滅の刃では、蟲柱である胡蝶しのぶが管轄している蝶屋敷が登場しています。薬学や医学に詳しい胡蝶しのぶは、鬼との戦いで負傷してしまった鬼殺隊の仲間たちがゆっくりと静養することができる場所を提供していたのです。そこでは、傷を治すと同時に機能回復訓練も行われていました。鬼殺隊の仲間たちの健康と機能を向上してくれる機能回復訓練とは、全身訓練や反射訓練などが組み込まれたものとなっています。

大きな怪我を負ってしまった人は、しばらくの間寝たきりの生活を余儀なくされました。しばらく筋肉を動かさなかっただけでも筋肉は硬直してしまい動きにくくなってしまうのです。それゆえに、硬直した筋肉や全身を揉み解すために有効なのが反射訓練でした。

また、走っている相手を単純に追いかけて捕まえることで全身の訓練をすることができるのです。怪我の回復と共に以前よりも優れた機能を手に入れることができる訓練として、機能回復訓練は喜ばれていました。しかし、意外と厳しい訓練のため相当な覚悟が必要でもあります。

柱稽古とは?

鬼殺隊として、はじめは育手によって基本を全て教わることができます。さらに、鬼との実践で負傷した際には、機能回復訓練を受けることも可能です。また、鬼殺隊の弱体化を避けるために新たに設けられたのが柱稽古です。柱稽古とは、鬼殺隊で最上級の強さを誇っている柱に直に教えてもらうことができる稽古となっています。才能豊かな継子として認められなくても柱の指導を受けることができるものだったのです。

鬼滅の刃の作中で特別な学びができる柱稽古では、さまざまな柱ごとに訓練が受けられるようになっており、基礎体力の向上から始まって地獄の柔軟、高速移動の稽古、太刀筋矯正、無限打ち込み稽古、筋肉強化訓練などそれぞれの柱が得意としている分野を専門で教えてもらえるようになっています。優秀な鬼殺隊の柱から直々に教えてもらえるため有意義な稽古となっていますが、かなり厳しく辛い稽古でもありました。

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鬼滅の刃のかまぼこ隊の育手

鬼滅の刃では、純粋で好奇心が旺盛な竈門炭治郎(主人公)を中心としたかまぼこ隊が存在していました。かまぼこ隊とは、両親を鬼に殺されて仇を撃つために鬼殺隊に入った炭治郎をはじめ同期として鬼殺隊に入った臆病者でヘタレ問題児とされている我妻善逸(あがつまぜんいつ)や両親に捨てられ猪によって山で育った嘴平伊之助(はしびらいのすけ)ら3人で結成されているグループとなっています。

さらに、鬼とされてしまった妹の禰豆子(ねずこ)もその仲間となることもありました。かまぼこ隊と呼ばれているこの3~4人の仲間たちは、鬼たちとの戦いにおいてかなりの成果をあげているため柱の後継者である継子候補になりそうな勢いがありましたが、実際は継子とはなっていません。そこで、かまぼこ隊で大活躍している3人の育手についてご紹介します。

炭治郎の育手

鬼滅の刃で責任感が強く真面目な性格の炭治郎は鬼殺隊の中のかまぼこ隊として大活躍していますが、継子のキャラ一覧の一人ではありません。彼を優秀な鬼殺隊の隊士として育てているのは鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)でした。常に天狗の面を被っている彼は、顔立ちが優しすぎる老人のようです。それゆえに、以前鬼との戦いの際にその優しい素顔を馬鹿にされたため、それ以来面を被るようになりました。

彼は両親を鬼に殺され鬼となってしまった妹に襲われかけた時に、現れ助けてくれた冨岡義勇によって紹介されました。かつては、鬼殺隊の隊士として活躍しており、全集中の呼吸である水の呼吸を炭治郎に伝授しています。

鼻が非常に利くため厳しい言葉遣いをするものの、人の気持ちを理解する能力に長けていました。それゆえに、時に厳しい言葉で導くことができるのでしょう。現在は鬼殺隊を引退していますが、剣を持った炭治郎と丸腰の状態で戦っても余裕でかわすことができる剣術の使い手でもありました。

善逸の育手

鬼滅の刃で泣き虫で臆病者だった善逸は、かまぼこ隊の仲間と一緒に大きく成長していきます。そんな彼は戦いにおいて大活躍するようになりましたが、継子のキャラ一覧のメンバーには選ばれていませんでした。女に騙されやすい性格の善逸を育て上げたのは、元鳴柱と呼ばれており雷の呼吸の使い手でもあった桑島慈悟郎(くわじまじごろう)だったのです。

左足が義足となっている桑島慈悟郎は、鬼との戦いにおいて35歳の時に片足を失ってしまいました。そのため、柱を引退して鬼殺隊の隊士を育てる育手となります。とても厳しい性格の彼は、泣き虫ですぐに逃げ出してしまう善逸を何度も怒鳴りつけたり、捕まえたりしながら厳しく育てていきました。快活で妹思いの炭治郎の師匠もかなりのスパルタですが、同様のスパスタ指導をしています。

しかし、それには理由があったのです。彼もただ厳しいだけではありません。隊士としての素質がない者には指導をしない主義のため、泣いて逃げ回る善逸を捕まえてまで指導するということは、彼に隊士としての素晴らしい素質があると見込んだからだったのです。

伊之助の育手はいる?

鬼滅の刃で心優しく妹思いの炭治郎と同期の伊之助は、かまぼこ隊の一員として戦いにおいても見事な働きをしていましたが、継子のキャラ一覧の中には入っていませんでした。彼を除くかまぼこ隊のメンバーには、育手と呼ばれている指導してくれる師匠の存在があります。しかし、幼い頃に山に捨てられてしまった彼は、山に住む猪に育てられました。それゆえに、あえて言えば彼の師匠であり育手は猪かもしれません。

猪に育てられた伊之助は、猪のような猪突猛進な性格を持っていました。自分よりも強い相手と戦うことが大好きな彼は、力比べを生き甲斐とするようになります。野獣のように野山を駆け巡り、常に力試しをする機会を探していました。そんな彼は、ある隊士と出会いいつものように山で力比べをしていたのです。その隊士に勝った彼は、鬼殺隊のことや鬼との戦いを通して最終選別されることなどを聞きました。

より強い相手と力試しすることが生き甲斐となっていた伊之助は、早速その最終選別に参加することにします。自分の今まで培ってきた力を試そうとそのまま最終選別に望んでいるため、彼には師匠に当たる育手は存在していません。それゆえに、彼が扱うことができる「獣の呼吸」は、彼が独自に編み出した呼吸法です。他の鬼殺隊の隊士たちが身につけている全集中の呼吸とは全く異なった呼吸となっています。

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鬼滅の刃の炭治郎は継子や柱になる素質がある?

水の呼吸の使い手である炭治郎は、両親を鬼に殺され妹を鬼とされてしまったことで鬼殺隊に入り、厳しい稽古にも耐えてきました。それは、かわいい大切な妹を再び人間に戻すためだったのです。妹のためにひたすら修業を積んでいく彼は立派な鬼殺隊の隊士として成長していきます。そこで、心優しく真面目な性格の炭治郎について、継子や柱になる素質があるかなどをご紹介していきましょう。

柱になるための条件

鬼滅の刃では、鬼殺隊の中でも最上級の強さを誇っている柱になるためには条件が設けられていました。その条件とは、「鬼を50体倒すこと」もしくは、「十二鬼月を倒すこと」だったのです。それゆえに、最上級の強さを誇っている柱になるためには、普通であれば5年はかかるとされていました。

剣術の才能が豊かな優秀な隊士だった場合は、早くて2年で柱となることができるとされていたのです。しかし、鬼を次々と誕生させている無惨が遠い祖先であり、霞柱を務めている時透無一郎(ときとうむいちろう)や盲目でありながら岩柱と務めている悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は、なんとわずか2ヶ月という素晴らしいスピードで柱の地位を獲得しました。

また、心優しく多くの人から慕われている炭治郎は、すでに鬼の中では最強とされている十二鬼月の中の4体を見事に倒しています。そのため、柱になる資格は十分にあると言えるかもしれません。

炭治郎は柱になる素質や実績がある?

鬼滅の刃では、凶悪な十二鬼月を4体も倒している炭治郎ですが、たった一人で倒したというわけではありません。しかし、彼が戦いに参加したことで、優位に戦いを進めることができ、勝利に貢献していました。鬼との対戦の場合は、鬼殺隊の仲間が数人で戦うのは基本となっています。永遠の命を持っている無惨から誕生した鬼たちは、相当な強さを持っているため鬼殺隊がまとめてかかってちょうどよいくらいなのです。

嗅覚がとても優れている炭治郎は、獣並みの素晴らしい嗅覚によって、接近してくる鬼を素早く察知したり、植物や生物の臭いをかぎ分けて行方不明となった人を見つけることができました。また、かつて鬼殺隊として活躍していた鱗滝左近次のもとで修業を2年積んだ彼は、戦いにおいて重要な必殺の間合いも嗅ぎ取れるようになります。

師匠によって水の呼吸の使い手となった彼ですが、ヒノカミ神楽の呼吸も手に入れることができました。すでに亡くなっている父親の導きによって透き通る世界も手に入れることに成功します。次々とあらゆる呼吸法や技を吸収することができている彼には、柱になる素質や実績は十分にあるということができるでしょう。鬼殺隊で柱となって活躍する日もそう遠くはないのかもしれません。

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鬼滅の刃の炭治郎は煉獄杏寿郎の継子になった?

正義感が強く少し天然な性格を持っている炭治郎は、炎の呼吸の使い手である炎柱の煉獄杏寿郎と一緒にかつて鬼と戦ったことがありました。天才的な剣術を持ちながらも、努力を惜しまない煉獄杏寿郎は素晴らしい剣士であり隊士だったのです。

それゆえに、多くの才能ある隊士を見つけては自分の呼吸法を伝授したり、後継者の指導に当たったりしていました。そんな彼は、心優しく責任感の強い炭治郎にも声を掛けています。そこで、鬼殺隊の隊士として素晴らしい活躍をするようになった炭治郎と後輩との繋がりが深い煉獄杏寿郎との関係などをご紹介していきましょう。

炭治郎は煉獄杏寿郎に継子になるかと誘われた?

鬼滅の刃で鬼殺隊の柱から認められた継子のキャラ一覧には名前があがっていない炭治郎ですが、炎柱として活躍している煉獄杏寿郎から以前彼の継子にならないか?と誘われたことがあったのです。真面目で心優しい彼以外にもかまぼこ隊のメンバーとなっている泣き虫で女に騙されやすい善逸や独自の呼吸法を編み出した伊之助も同じ仲間としてまとめて面倒を見てくれるという話でした。

しかし、すでにかつて柱を務めていた鱗滝左近次を師匠として修業をしていた彼はあまり乗り気ではなかったようです。さらに、彼の継子となる前に上弦の参を務めておりより強い剣士を求めていた猗窩座(あかざ)によって、剣術に関しては真摯に向き合ってきた煉獄杏寿郎は命を落とすことになります。

そのため、炎柱であった煉獄杏寿郎の継子となることはなかったのです。しかし、彼をはじめかまぼこ隊のメンバーの3人は、鬼殺隊の炎柱であった煉獄杏寿郎に認められた隊士ということになります。

煉獄杏寿郎の死

鬼殺隊の柱として、炎の呼吸を極めていた煉獄杏寿郎は、最後の任務で一緒だったかまぼこ隊の3人のメンバーをとても気に入っており、彼らをまとめて面倒見てやるという発言をしていました。さらに、下弦の壱を務めている眠り鬼と呼ばれている魘夢(えんむ)を一緒に倒しています。しかし、その後上弦の参を務めている猗窩座(あかざ)との戦いにおいて敗れてしまったために帰らぬ人となってしまいました。

そのため、彼の継子となることはできませんでしたが、その後炎柱として常に熱い戦いを繰り広げていた煉獄杏寿郎の仇を取るかのように炭治郎は、強い相手を好む上弦の参を務めている猗窩座を倒しています。彼の中にはいつでも、前向きで勇ましかった煉獄杏寿郎の姿や数々の言葉が沸き起こっていました。死んでしまった今でも彼を強く慕っているため、彼のもとで修業をしていたら良い師弟関係が築けていたかもしれません。

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鬼滅の刃の継子に関する感想や評価

鬼滅の刃で鬼殺隊の柱として活躍している隊士は、自分の後継者として継子を育てるという使命も背負っていました。素晴らしい才能を持っている剣士に自分の呼吸法を伝授する相手が継子だと感じている人も多いようですが、それよりも大切なのは自らの意志を受け継いでくれる剣士だったのです。その考えを理解して、その存在に重みを感じるようになった人も多くいました。

上弦の参を務めている猗窩座によって命を落としてしまった煉獄杏寿郎でしたが、彼の優しく男前のところや素敵な笑顔はとても魅力的だと高い評価を得ていました。また、自分の継子として責任感が強く真面目な炭治郎を指名していたことに対して、その気持ちがよくわかるという感想も多く寄せられています。

柱として活躍している隊士が自分の継子として育てる相手は、剣士としての才能があったり、優秀だったりすることも重要ですが、それ以外にもさまざまな理由があったようです。自分の大好きな姉が生前大切にしていた相手だから、姉を偲んで姉の代わりに育てている人もいました。そのような柱の気持ちをよく理解して共感している人も多くいたようです。

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鬼滅の刃の継子一覧まとめ

鬼滅の刃では、次期柱候補として継子を育てる柱の存在があります。そこで、貴重な存在となっている継子のキャラ一覧をご紹介してきました。鬼殺隊の中で継子の存在は、自分の呼吸法を伝授すると共に、鬼殺隊の柱として鬼と戦う意志や心構えを伝えたい相手だったようです。才能豊かな隊士に今まで培ってきた呼吸法や熱い意志を全て伝えることは、柱にとって何より嬉しいことでした。

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