【鬼滅の刃】お堂の鬼とはどんな鬼?強さやアニメ版声優の緑川光も紹介

『鬼滅の刃』は鬼舞辻無惨をはじめ、十二鬼月といった強敵が続々と登場しています。主人公の炭治郎は鬼殺隊へと入隊し全集中の呼吸を習得したため、今では強敵とも渡り合える実力を身に付けていました。当初の頃とはかなりの成長を遂げた炭治郎ですが、彼が初めて戦った鬼をご存じですか?その鬼の名はお堂の鬼。当記事では『鬼滅の刃』の序盤で登場したお堂の鬼とはどんな鬼なのか?強さやアニメ版声優の緑川光を交えつつ紹介しています。

【鬼滅の刃】お堂の鬼とはどんな鬼?強さやアニメ版声優の緑川光も紹介のイメージ

目次

  1. お堂の鬼とはどんな鬼?
  2. お堂の鬼の強さ
  3. お堂の鬼のアニメ版声優
  4. お堂の鬼に関する感想や評価
  5. お堂の鬼についてまとめ

お堂の鬼とはどんな鬼?

『鬼滅の刃』のお堂の鬼と聞くとあまりピンとくる人は少ないかもしれません。何の特徴もないモブキャラとして描かれているのですが、炭治郎が初めて遭遇した鬼と言えば分かるのではないでしょうか?ここでは、『鬼滅の刃』の作品情報を交えつつ、お堂の鬼のプロフィールを紹介していきます。

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

吾峠呼世晴の原作漫画を基に制作されたアニメが『鬼滅の刃』です。『週刊少年ジャンプ』にて2016年11号より漫画の連載が開始された後、2019年4月からTOKYO MX他にて全26話としてアニメ化されています。

大正時代の日本を舞台としており、主人公の竈門炭治郎が鬼と呼ばれる敵と鬼と化した妹を救うべく戦う様子を描いた和風剣戟奇譚という作風で人気を博し、原作漫画が『2019年集英社本ランキング』で『ONE PIECE』に次ぐ第2位を記録しています。

鬼滅の刃のあらすじ

大正時代の日本。そこでは炭を売り家計を支える少年・竈門炭治郎が母と妹、弟と共に生活していました。貧しい生活ではあるものの、幸せな日々を送る竈門家。そんなある日、一家に悲劇が訪れます。それは炭治郎が炭を売りに家を空けた時でした。

炭売りから帰ってきた炭治郎でしたが、彼が目にしたのは鬼に惨殺された家族と鬼へと化してしまった妹の禰豆子の姿。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎でしたが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を倒すため鬼を討伐する「鬼殺隊」へと入隊することに…。

お堂の鬼は炭治郎が最初に出会った鬼

『鬼滅の刃』に登場したお堂の鬼は、炭治郎が禰󠄀豆子以外に初めて出会った鬼です。炭治郎が冨岡義勇の導きで「育手」の鱗滝左近次の元へ向かう際、その道中にあるお堂で人を食べていた時に炭治郎と遭遇していました。

当初の炭治郎は日輪刀を持ち合わせておらず、さらに鬼にトドメを刺すことに躊躇していた炭治郎。その一方で、お堂の鬼は日光の光を浴び、あっけない最期を迎えています。何の特徴もないモブキャラでしたが、初めて出会った鬼として異常な生命力を見せつけていました。

アニメ「鬼滅の刃」公式サイト

お堂の鬼の強さ

強さ①血鬼術を使えない

鬼の強さを計る上で欠かせない要素が血鬼術です。これは鬼が持つ通常の怪力や不死性とは別に、人を多く食べた鬼ほど強化されたことで得るいわゆる異能力となっています。また、人を多く食べたこと以外にも、かつて人間だった頃のこだわりや未練が発現に反映されるとされています。そんな強さに不可欠な血鬼術ですが、お堂の鬼は習得していませんでした。

強さ②鬼殺隊に入隊していない時の炭治郎に負ける

続いては炭治郎とお堂の鬼との戦いから強さを追求します。まず、お堂の鬼と遭遇した炭治郎はまだ鬼殺隊にも入隊していなかったため、全集中の呼吸を身につけていませんでした。全集中の呼吸とは一度に大量の酸素を血中に取り込み、身体能力を大幅に向上させるというものです。さらに先にお伝えした通り、炭治郎は不死の鬼でも唯一頸を落とし絶命させることのできる日輪刀も持ち合わせていませんでした。

そんな炭治郎との戦いでは、炭治郎の頭突きだけでかなりのダメージを受け、さらに鬼を殺すことができない炭治郎は、鬼が消滅する日光が出る朝方まで待つなどかなり余裕の炭治郎が描かれていたため、お堂の鬼はそうとう弱い鬼であることがうかがえます。

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お堂の鬼のアニメ版声優

緑川光のプロフィール

  • 本名:緑川 光(みどりかわ ひかる)
  • 出生地:栃木県大田原市
  • 生年月日:1968年5月2日
  • 身長:174㎝
  • 職業:声優
  • 所属事務所:青二プロダクション

『鬼滅の刃』のお堂の鬼を担当した声優・緑川光は、クールな声やかわいい声、セクシーな声、男らしい声などあらゆる声を出すことが出来る声優として知られています。現在所属している青二プロダクションは小学生の頃にアニメ雑誌を観たことが所属のきっかけとなっているようで、その後本当に所属するようになっています。

小学生の時点で希望の事務所が決まっているというのは声優の中でも稀で、両親から薬剤師として継ぐように言われていたものの、それを押し切って声優になったというエピソードから、かなり声優職への憧れを抱いていたことがうかがえます。なお、デビュー作となったのは『キテレツ大百科』です。

緑川光の経歴

緑川光は小学生の頃から声優への憧れを抱いていました。そのきっかけとなったのが『機動戦士ガンダム』を見て感銘を受けたということです。そして青二プロダクションへの所属を希望した理由が『機動戦士ガンダム』の主演を務めていた古谷徹が同事務所へ所属していたからだそうです。のちに栃木県立大田原高等学校卒業し1988年に『キテレツ大百科』で声優デビューを果たしました。

その後もアニメ『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役や『SLAM DUNK』の流川楓役などのクールな役を演じ、1993年には『電光超人グリッドマン』、『美少女戦士セーラームーンR』とその他多くの作品に連続出演するなど大活躍の声優となりました。また、特撮への出演も多いようで、『スーパー戦隊シリーズ』や『救急戦隊ゴーゴーファイブ』などに出演しています。

緑川光のあだ名の意味や由来

緑川光はよく「グリーンリバーライト」や「リュウセンコウ」というあだ名で呼ばれることがあります。これを受け、ネット上では「グリリバ」と略されているのですが、そもそもあだ名の意味や由来などはどのようなものがあるのでしょうか?ここからは、それぞれのあだ名の意味と由来を紹介していきます。

グリーンライトリバー

まずはじめに、あだ名「グリーンライトリバー」は緑川自身が『南国少年パワプロくん』の原作者である柴田にこのあだ名を名乗っています。そして柴田は緑川のことを「数少ない友人」と評し、ファンロードという雑誌で掲載した漫画『勇者への道』があだ名が広まるきっかけとなっています。

その時に緑川のことを英語読みで「グリーンリバーライト」と紹介していました。このあだ名について、緑川曰く中学時代の英語の先生が付けたあだ名とのことです。おそらく、「グリーンリバーライト」を直訳するとグリーンが緑、リバーが川、ライトが光となり、全てを繋げると緑川光となるため、これがあだ名の意味となっていると考えられます。

リョクセンコウ

続いてのあだ名「リョクセンコウ」ですが、この由来には「グリーンリバーライト」が関係しています。緑川が小学生だったころに英語の先生からグリーンリバーライトと訳されたことを、おじいちゃんに言ったようです。次にそれを聞いたおじいちゃんが中国語で「リョクセンコウ」と訳したことが由来となっています。それを緑川はかっこいいと喜んだようで、それ以来自身のことを「リョクセンコウ」と名乗るようになったとのこと。

緑川光の主な出演作品

  • 1988年~:キテレツ大百科(侍、大場、ヤング、門木、白服、三太夫、本田 役)
  • 1991年~:新世紀GPXサイバーフォーミュラ(新条直輝 役)
  • 1995年~:新機動戦記ガンダムW(ヒイロ・ユイ 役)
  • 1997年~:烈火の炎(水鏡凍季也 役)
  • 1998年~:遊☆戯☆王(海馬瀬人 役)
  • 2004年~:下級生2〜瞳の中の少女たち〜(織屋浪馬 役)
  • 2007年~:銀魂(南戸粋、結野晴明 役)
  • 2009年~:ドラゴンボール改(天津飯 役)
  • 2013年~:DIABOLIK LOVERS(逆巻アヤ 役)
  • 2018年~:SSSS.GRIDMAN(グリッドマン 役)

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お堂の鬼に関する感想や評価

こちらではお堂の鬼の声優が緑川光だったということに驚いでいるようです。この感想のほかにも、「お堂の鬼に声優の無駄使いするから気付いてもらえない」という感想があげられているため、お堂の鬼がいかにモブキャラとして認識されているのかがうかがえます。

こちらではお堂の鬼が頸を斬られつつも生きていたことに疑問が残っている感想があげられています。これについては、お堂の鬼と戦った炭治郎が日輪刀を持っていなかったためだと言えるでしょう。そしてこの感想でもお堂の鬼の声優が緑川光ということに驚いているようです。「こんなチョイ役で…」と言われているため、やはり先の感想と同様にモブキャラとして認識されているようです。

こちらの感想ではお堂の鬼と戦った頃の炭治郎と今戦っている半天狗との戦いを振り返っている様子です。お堂の鬼に対しては情けをかけていた炭治郎ですが、半天狗の場合はそうではありませんでした。「見極めに関しても場数踏んだな…」と言われており、お堂の鬼との戦闘シーンは炭治郎の成長ぶりがうかがえるものとなっているのが分かります。

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お堂の鬼についてまとめ

『鬼滅の刃』に登場するお堂の鬼の特徴や強さを担当声優と共に紹介してきましたが、いかがでしたか?お堂の鬼はモブキャラ中のモブキャラと言ってもよく、血鬼術も習得しておらず、何の取り柄もない鬼でしたが、炭治郎が初めて戦った記念すべき鬼でもあります。また、鬼殺隊に入隊していない炭治郎にとって、お堂の鬼はちょうど良い敵であり、鬼に対する気持ちを改めさせるシーンとなっていました。

それ以来、お堂の鬼ほどの弱さを持つ鬼は見られなくなったため、ある意味貴重な鬼と言えるのではないでしょうか?次々と現れる強敵との戦いも迫力満点のシーンとなっていますが、お堂の鬼のような弱い敵との戦いも振り返ってみると、炭治郎の成長に気付けるかもしれません。

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