2020年04月09日公開
2020年04月09日更新
【鬼滅の刃】胡蝶カナエはしのぶの姉で元柱!声優は?最後は童磨に殺された?
胡蝶カナエとは、大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する「蟲柱」胡蝶しのぶの双子の姉です。「鬼滅の刃」のストーリーの中では既に死んでしまっている為に登場回数は少ない胡蝶カナエですが、とにかく可愛いキャラクターだとして、ファンからも絶大な人気を誇っています。花の呼吸の使い手である胡蝶カナエは、しのぶと同じく「鬼滅隊」の「柱」として活躍していました。今回は、胡蝶カナエのキャラクターや声優、童磨に殺されたという最後についてまとめて紹介していきます。
胡蝶カナエが登場!鬼滅の刃とは?
大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する胡蝶カナエは、「鬼滅の刃」のストーリーの設定ではもう死んでしまっている為、登場回数が少ないにもかかわらず、ファンから可愛いと絶対的な人気を誇るキャラクターです。胡蝶カナエは、「鬼滅隊」の「蟲柱」である胡蝶しのぶの双子の姉で、自身も生前は花の呼吸の使い手として「鬼滅隊」の柱として活躍していました。
そんな胡蝶カナエの声優や、最後はどのようになっているのでしょうか?今回は、胡蝶カナエの元柱としての基本情報や担当アニメ声優、童磨との戦いの最後についてまとめて紹介していきます。
鬼滅の刃の作品情報
まずは、胡蝶カナエが登場する、「鬼滅の刃」の基本情報を見ていきましょう。作者の吾峠呼世晴によって描かれた「鬼滅の刃」は、2016年11号から「週刊少年ジャンプ」に掲載された大人気漫画です。2020年現在までに、シリーズの累計売上累計発行部数4000万部を突破する大ヒット作品となりました。
「2019年集英社本ランキング」では、「週刊少年ジャンプ」での伝説的大ヒット作品として名高い「ONE PIECE」に次ぐ第2位を納めています。また、「鬼滅の刃」のコミック第19巻は、初版150万部を超える大記録となり、「オリコン年間コミックランキング 2019」では、栄光の第1位に輝いています。
鬼滅の刃のあらすじ
「鬼滅の刃」は、大正時代に、父の跡を継ぎ、炭焼きとして家族と共に山の中でつつましく生きていた主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、留守にした間に、家族全員を鬼に殺されてしまう所から始まります。唯一妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)だけはまだ息がありましたが、傷口に鬼の血を浴びてしまっていた為、禰豆子も鬼になってしまいます。
なんとしても禰豆子を元の人間に戻したい炭治郎は、「育手」の鱗滝に弟子入りし、厳しい修行を乗り越えて、鬼を殺す事ができる鬼滅隊に入隊します。鬼の始祖である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為、鬼滅隊の仲間と共に死闘を繰り広げ…。
アニメの主題歌一覧
「鬼滅の刃」のアニメでは、全2クールを通して、オープニング主題歌、エンディング主題歌共に、人気歌手のLiSAが担当しています。今回、「一人のアーティストが統一して2曲を歌う事で映像作品としての完成度や統一感を高めたい」という、「鬼滅の刃」担当のアニメスタッフ側からの強い要望に応えて、2曲共LiSAが担当することとなりました。
オープニングは、大切な人を守る為に戦う炭治郎への想いが込められた「紅蓮華」です。「紅蓮華」はテレビ用と、フルサイズバージョンで歌詞が異なっています。フルサイズバージョンは、「鬼滅の刃」の物語後半に合わせた内容になっています。
エンディング主題歌の「from the edge」は、先が見えない道を歩み続ける炭治郎達をイメージして作られています。この楽曲を提供したのは、「鬼滅の刃」で作中劇伴を務める梶浦由記で、梶浦がプロデュースする音楽プロジェクトに合わせて、この楽曲のアーティスト名義も「FictionJunction feat.LiSA」となっています。
胡蝶カナエはしのぶの姉で元柱!
ここからは、胡蝶カナエの基本情報を紹介していきます。胡蝶カナエは、「鬼滅隊」の「蟲柱」である胡蝶しのぶの姉です。
胡蝶カナエのプロフィール
胡蝶カナエは、長い髪で、頭の左右に蝶の髪飾りをつけているのが特徴の美人の女剣士です。小さい頃に両親を親に殺され、ギリギリのところを駆け付けた「育手」の悲鳴嶼行冥に助けられました。苦しい修行を乗り越えて、しのぶと共に「鬼滅隊」に入りました。
「自分達と同じ思いを他の人にはさせない」という誓いをたてた二人は、「花の呼吸」と「蟲の呼吸」を極めて、「柱」の座まで昇り詰めました。「花柱」として活躍していた胡蝶カナエでしたが、童磨との戦いに敗れ、享年17歳という若さで亡くなってしまいました。
胡蝶カナエの初登場はいつ?
胡蝶カナエが「鬼滅の刃」のアニメに初登場したのは、2019年9月21日に放送された第25話「継子 栗花落カナヲ」の回でした。
胡蝶カナエの関係者①胡蝶しのぶ
次に、胡蝶カナエの関係者を紹介していきます。関係者一人目は、胡蝶カナエの双子の妹の胡蝶しのぶです。胡蝶しのぶは、カナエと同じ「鬼滅隊」の「柱」で、蟲の呼吸を使う「蟲柱」として活躍しています。カナエと同じく美しい容姿を持っていますが、性格は正反対で、感情の起伏が激しいです。カナエの想いを引き継ぐため、自身の怒りを押し殺して「鬼とも仲良く」を志しています。
面倒見の良い性格であるしのぶは、炭治郎達に「全集中の呼吸・常中」を教えたり、怪我した鬼滅隊の剣士達を看病する施設を持っています。薬学や毒に詳しいしのぶは、珠世と共に鬼を人間に戻す薬を発明しました。
毒舌な胡蝶しのぶは、カナエのいつも笑顔で居て欲しいという願いを叶える為、常に笑顔を絶やしません。そのせいで、サイコパスであると言われています。最後は、自身の身体に童磨の致死量にあたる藤の毒を仕込んで、捨て身の攻撃で童磨に挑み、死亡しました。
胡蝶カナエの関係者②栗花落カナヲ
関係者二人目は、栗花落カナヲです。カナヲは、幼い頃に両親に人買いに売られたところを胡蝶姉妹に助けられました。それ以来、胡蝶姉妹の蝶屋敷で育てられたカナヲは、修行の末、カナエと同じ花の呼吸を習得して「継子」となりました。鬼滅隊では、炭治郎と同期です。幼少期のトラウマからか、心を閉ざしてしまったカナヲは、自分の意思で何かを決める事が出来ません。
そんなカナヲに、カナエが銅貨で行動を決める方法を与えました。このカナエの判断にしのぶは難色を示していましたが、カナエは、「そんなに重く考えなくていいじゃない カナヲは可愛いもの!」と、楽観的に答えていました。この日以来、カナヲは全ての物事をコイントスで決断するようになりました。
カナヲは、胡蝶しのぶから、事前に童磨を倒す為の悲しい計画を聞いていました。そして、童磨にしのぶが取り込まれた後、初めて自身の感情を爆発させて怒り、最後はギリギリのところで童磨の頸を斬り、しのぶとカナエの仇を取りました。
胡蝶カナエの強さ
いつも物腰が柔らかく、鬼にさえも同情を見せるほど優しい心の持ち主であった胡蝶カナエですが、「柱」としての強さはどうだったのでしょうか?ここからは、胡蝶カナエの呼吸などの強さを検証していきます。
花の呼吸の使用者
胡蝶カナエは、「花の呼吸」の使い手です。「花の呼吸」とは、「水の呼吸」から派生した呼吸で、全ての型には花の名前が付けられています。「花の呼吸」は、「弐ノ型 御影梅」「肆ノ型 紅花衣」「伍ノ型 徒の芍薬」「陸ノ型 渦桃」の4つから構成されており、アニメのカラー版では、技のエフェクトに、それぞれの花に合わせた着色が施されていました。
鬼殺隊の元柱だった
胡蝶カナエは、亡くなるまでは鬼滅隊の「花柱」として活躍していました。しかし、「鬼滅の刃」のストーリーの中では、カナエの戦闘シーンが無い為、強さや実力がどの程度だったかは不明です。カナエの花の呼吸は、継子のカナヲが引き継いでいます。
鬼に対する持論を持つ
鬼の事を可哀そうな存在であると憐れむ、優しく情け深い性格のカナエは、自分の両親を鬼に殺されたにもかかわらず、「鬼とは仲良くできる」という持論を持ち、最後の最後まで、「人間と鬼が仲良くする」事を夢見て戦っていました。カナエが亡くなった後、この想いは妹のしのぶに受け継がれています。
しのぶは、胡蝶姉妹と同じく、家族を鬼に殺された経験がありながらも鬼との共存を目指す炭治郎なら、カナエが出来なかった鬼と仲良く出来る世界を作ってくれるのではないかと期待して、炭治郎に寄り添っていました。
胡蝶カナエの声優
ここからは、「鬼滅の刃」のアニメで胡蝶カナエ役を演じた担当声優についてまとめて紹介していきます。
声優・茅野愛衣のプロフィール
「鬼滅の刃」で胡蝶カナエ役を演じたのは、声優の茅野愛衣です。茅野愛衣は、1987年9月13日に東京都に生まれました。前職は、美容関係で、リラクゼーションの仕事をしていた茅野愛衣でしたが、多忙な生活の中でたまたま帰宅後に見た「ARIA」のアニメに癒されたことをきっかけに、アニメの仕事に興味を持つようになりました。
声優を目指す事を決意した茅野愛衣は、美容の仕事を続けてお金を貯めつつ、プロ・フィット声優養成所に通いはじめました。2010年3月に養成所を卒業した後、4月に正式に声優デビューを果たし、「とある魔術の禁書目録II」五和役で初レギュラーを掴みました。
2011年には、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」で初ヒロイン役に抜擢され、2012年には「第6回声優アワードにて新人女優賞」「日刊スポーツ第1回日刊アニメグランプリにてMIP新人声優賞」を受章しています。2012年からは映画の吹き替えやラジオなど幅広く活躍しています。2014年9月30日付でプロ・フィットを退所した後は、フリーとしての活動を経て、大沢事務所に移籍しました。
声優・茅野愛衣の出演作品
次に、茅野愛衣の代表的な出演作品を紹介していきます。茅野愛衣は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」をはじめとして、「宝石の国」のダイヤモンド役、「斉木楠雄のΨ難」の照橋心美役、「りゅうおうのおしごと!」の清滝桂香役などの数々の人気作に出演しています。
茅野愛衣は、アニメ声優の他にも、WebアニメやドラマCD、映画の吹き替えやナレーション、キャラクターソングなど、幅広い舞台で活躍する人気声優です。
胡蝶カナエの最後は童磨に殺された?
優しく、美しい胡蝶カナエの最後はどのような展開だったのでしょうか?ここでは、「鬼滅の刃」のシーンから、胡蝶カナエの最後を検証していきます。
最後①童磨に敗れ死亡
胡蝶カナエは、鬼に対する優しさを利用されて、だまし討ちにあって、上弦の鬼「童磨」によって殺されてしまいました。これにより、童磨はしのぶにとっての姉の仇となりました。
最後②しのぶに託した願い
童磨にやられ、瀕死となった胡蝶カナエは、しのぶも鬼に殺される事を恐れて、「鬼殺隊をやめて普通の女の子として生きて欲しい」と伝えます。しかし、しのぶはカナエのいう事を聞かず、姉の仇を取るために鬼滅隊に残る事を決意します。小柄で華奢なしのぶは、体格差に苦戦しながらも、努力を重ねてカナエと同じ「柱」の座に昇り詰めました。
胡蝶カナエの名言
ここからは、「鬼滅の刃」内での胡蝶カナエが話した、印象的な名言を紹介していきます。
名言①「関係ありません…」
一つ目の名言は、「関係ありません 立ちなさい 蟲柱胡蝶しのぶ 倒すと決めたならたおしなさい 勝つと決めたなら勝ちちなさい どんな犠牲を払ってでも勝つ」です。これは、胡蝶しのぶが、上弦の弐・童磨との戦いの中で、肺を切られて瀕死の状態に陥ってしまい、童磨の強さに押しつぶされそうになって打ちひしがれているシーンに登場する名言です。
これらのセリフには、いつも優しいカナエにしては珍しい、強い叱責の気持ちが見て取れます。この後に、「しのぶならちゃんとやれる 頑張って」と、続きます。カナエの激励を受け、しのぶは再度心を奮い立たせました。
名言②「しっかりしなさい…」
の名言は、「しっかりしなさい 泣くことは許しません 立ちなさい」です。このカナエからの激励によって、悲しみに打ちひしがれていたしのぶは立ち上がり、最後の力を振り絞って童磨に立ち向かったのでした。苦しい表情のしのぶが、童磨を睨みつけるこのシーンは、かっこよすぎると「鬼滅の刃」ファン達に語り継がれています。
胡蝶カナエに関する感想や評価
ここからは、「鬼滅の刃」での胡蝶カナエに関する感想や評価をまとめて紹介していきます。
しのぶさんの姉であり元柱でもあった
— ジャンプ(特に鬼滅の刃)好きの大学生 (@tyrrhykmd0318) September 14, 2019
胡蝶カナエさん。
カナエさんの存在はしのぶさんやカナヲのことを語る上では本当に大切な存在なのでアニメ2期、3期などでの登場が楽しみです!#鬼滅の刃#胡蝶カナエ pic.twitter.com/4TzafrL2KH
「鬼滅の刃」の主要キャラである胡蝶しのぶやカナヲを語る為には欠かせない存在だった胡蝶カナエは、短い登場にもかかわらず、印象に残るエピソードが多いキャラクターでした。ファンの中には、続編への登場を期待する声もありました。
おはよ〜!
— *✰成瀬莉紗✰* (@x0isJGhcqSFNaNv) January 14, 2020
しのぶちゃんかわい( ु ›ω‹ ) ु♡
カナエさんも綺麗すぎて…(*´`)♡
胡蝶姉妹はかわいい!
最高すぎる!!#鬼滅の刃#胡蝶しのぶ#胡蝶カナエ pic.twitter.com/QPLmJ8dg5D
胡蝶姉妹のことを、かわいいという感想が最も多かったです。胡蝶カナエは、「鬼滅の刃」のかわいいキャラクターランキングでも上位を獲得しています。
ここのシーンめっちゃ好き
— しらす (@kimetu_1027) September 21, 2019
きつめの性格のしのぶさん大好き🦋#鬼滅の刃#胡蝶しのぶ #胡蝶カナエ #栗花落カナヲ pic.twitter.com/JYN9qjlDyj
胡蝶カナエについては、売られたカナヲを助けるシーンが一番印象に残っている人が多いようです。このシーンでは、カナエとしのぶの性格の対比が良く見られました。
胡蝶カナエの声優や最後まとめ
今回は、「鬼滅の刃」に登場する胡蝶カナエの声優や最後についてまとめて紹介してきました。「蟲柱」胡蝶しのぶの姉である胡蝶カナエは、亡くなるまでは「花柱」として活躍していました。鬼にも情けをかける優しい性格が仇となって亡くなってしまうという悲しい最後でしたが、カナエの想いは、しっかりと妹のしのぶが受け継いでいました。
まだ、「鬼滅の刃」を見たことがないという方は、かわいいと評判の胡蝶カナエに注目しながら、「鬼滅の刃」を見てみてはいかがでしょうか。