【鬼滅の刃】花の呼吸の型を一覧で紹介！終ノ型・彼岸朱眼など技を考察

• 作品名：鬼滅の刃(きめつのやいば)
• 原作：吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
• ジャンル：時代劇ダークファンタジー
• 連載誌：週刊少年ジャンプ
• 連載期間：2016年2月～

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプで2016年から連載がスタートした吾峠呼世晴の少年漫画です。鬼滅の刃は、大正時代を舞台に和風剣戟奇譚(わふうけんげききたん)として人気を集めています。鬼滅の刃は、単行本が全19巻発売されており(2020年2月現在)2020年1月に累計発行部数が、4000万部を突破したほどの人気作品です。

鬼滅の刃の単行本19巻は、2020年2月に発売後初版が150慢部を超えるなど絶大な人気を誇っています。2019年4月～9月にはアニメ「鬼滅の刃」としてTOKYOMXなどで放送され、2020年には劇場版「鬼滅の刃」も公開が決定されている大人気シリーズです。

鬼滅の刃は、大正時代を舞台に父親の跡継ぎとして炭焼きをしている少年が主人公の物語です。ある日、少年の家族が鬼に殺されてしまい、唯一生き残った妹が鬼にされてしまったために、妹を人間に戻すために鬼との戦いに挑んでいくといった和風剣戟奇譚です。

鬼滅の刃に出てくる花の呼吸とは、鬼殺隊(鬼を撲滅するためにあつまった政府非公認の組織)が身に着ける操身術のひとつです。鬼殺隊の操身術は呼吸法といわれており、一度に多くの酸素を吸い込んで身体能力を各段に挙げて鬼に立ち向かう技です。呼吸法は、日の呼吸という始まりから派生して、水・雷・炎・岩・風の5つが基本になっています。

花の呼吸は5つの基本の呼吸のうち、水の呼吸から派生したものです。鬼滅の刃で花の呼吸を操れる修得者のキャラクターは、栗花落カナヲ(つゆりかなを)と胡蝶カナエ(こちょうかなえ)の二人です。花の呼吸はすべての型に花の名前が入っていて、フゥゥゥという呼吸音が特徴の呼吸法です。

花の呼吸の型や技一覧の一つ目が、弐ノ型・御影梅(にのかた・みかげうめ)です。弐ノ型・御影梅は、立ち止まってから自分が中心になって回りに連続して攻撃をする呼吸法です。弐ノ型・御影梅の攻撃中は、相手の攻撃を受け流すことができる力も兼ね備えています。そのため、この技は攻撃だけでなく身を守るにも適した技といえます。

花の呼吸の弐ノ型・御影梅で使われている花は、「梅」です。梅の花言葉には、「高潔・不屈の精神」などがあります。紅梅には「優美」・白梅には「気品」といった花言葉があって、綺麗な花言葉の花の呼吸です。

花の呼吸の型や技一覧の二つ目が、肆ノ型・紅花衣(しのかた・べにはなごろも)です。肆ノ型・紅花衣は、円を刀で描きながら前に攻撃していくような花呼吸の技です。円を描きながら斬りつけていくこの技は、派生前だった水呼吸の打ち潮と似ているとファンから言われています。

花の呼吸の肆ノ型・紅花衣で使われている花は、「紅花(ベニバナ)」です。紅花の花言葉は、「化粧・包容力・装い」といった意味が込められています。円を描くように斬りつけていく様が、紅花のような丸みを連想させるためにこの花が使用されたのかもしれません。

花の呼吸の型や技一覧の三つ目が、伍ノ型・徒の芍薬(ごのかた・あだのしゃくやく)です。伍ノ型・徒の芍薬は、刀を大きく振り回して弓のような形を描きながら最大9連続の斬撃を繰り出して攻撃する技です。弓のように相手に攻撃をしていくため、繰り出した技の形がとてもきれいな花呼吸の型になっています。

花の呼吸の伍ノ型・徒の芍薬で使用されている花が、「芍薬(シャクヤク)」です。芍薬の花言葉は、「はじらい・つつましさ」です。芍薬の花の色によっても花言葉は分けられていて、ピンクははにかみ・白は幸せな結婚・赤は誠実といった意味を持ち合わせています。芍薬の花びらの多さや丸い感じが技の形からも読み取れる綺麗な花呼吸のひとつです。

花の呼吸の型や技一覧の四つ目が、陸ノ型・渦桃(ろくのかた・うずもも)です。陸ノ型・渦桃は、空中にジャンプして身体を地面と水平にした上で大きくひねりながら相手に攻撃する技です。この花の呼吸は、水の呼吸の陸ノ型・ねじれ渦(ろくのかた・ねじれうず)によく似ている呼吸の技になっています。

花の呼吸の陸ノ型・渦桃で使用されている花が、「桃」です。桃の花言葉は、「天下無敵・チャーミング・気立ての良さ」などがあります。この技を使用しているときに、ものすごいスピードの相手の技を交わして攻撃した描写などもありそれほど強く難しい技ということで桃の花が使用されているのではないか？とも考えられています。

花の呼吸の型や技一覧の五つ目が、終ノ型・彼岸朱眼(ついのかた・ひがんしゅがん)です。終ノ型・彼岸朱眼は、自分の動体視力を極限までレベルを上げることができる強化技です。視力を最大限に使うことができる終ノ型・彼岸朱眼ですが、目の神経などにも多くの負荷を与えてしまうため、使うと目が失明する恐れもある危険な呼吸法でもあります。

花の呼吸の終ノ型・彼岸朱眼で使用されている花が「彼岸花」です。彼岸花の花言葉は、「情熱・思うのはあなた一人」といった花言葉があります。彼岸花の花言葉は、彼岸花の綺麗な真っ赤な赤から生まれたといわれており、終ノ型・彼岸朱眼の技を繰り出すと、目が真っ赤に充血するところなどが彼岸花になった理由ともいえます。

鬼滅の刃の中で、技として使用されている呼吸法ですが、呼吸法を使うことができるのは、修行をし鍛錬を積んだものだけが扱うことができる鬼殺隊の術です。いろいろな細胞に酸素を生き渡せることで、本来以上の力を出し鬼と闘うことができるのですが、呼吸の仕方はキャラクターごとに違い、それぞれが基本になる日の呼吸をベースに派生させています。

花の呼吸も水の呼吸から派生した呼吸法の技のひとつで、花の呼吸を使うことだできるキャラクターも限られています。そこで、花の呼吸を使うことができる鬼滅の刃のキャラクターを二人ご紹介します。

花の呼吸を使うことができる使い手の一人目が、こちらの画像の胡蝶カナエ(こちょうかなえ)です。胡蝶カナエは、胡蝶しのぶの姉です。主人公と同じく幼少期に親を鬼に殺された過去を持ち、自身も鬼から狙われているところを妹のしのぶとともに助けられて鬼殺隊に入隊した人物です。鬼殺隊の中では、剣士のランクが分けられており、胡蝶カナエは最上級の柱のランクの剣士です。

柱の位をもつ強さを持ち合わせていた剣士の胡蝶カナエですが、実は胡蝶カナエは、亡くなってしまっています。そのため、鬼滅の刃で戦いのシーンが描かれていないためどのくらいの強さがあるのかは不明ですが、鬼と仲良くできると思っている不思議な性格の持ち主として描かれています。胡蝶カナエは、鬼の最強集団といわれている十二鬼月のメンバー・童磨との闘いで命を落としました。

花の呼吸の使い手だった胡蝶カナエの妹が、こちらの画像の胡蝶しのぶです。胡蝶しのぶは、鬼殺隊の蟲呼吸の柱として活躍する剣士の一人です。姉の胡蝶カナエが花呼吸の使い手だったのに、胡蝶しのぶが蟲の呼吸の使い手なのは、剣を振る力が弱く花の呼吸を習得できなかったためです。力がないため、毒を使う花の呼吸から派生した蟲の呼吸を習得しています。

蟲の呼吸は、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった呼吸法で、胡蝶しのぶしか使用することができない力の弱い胡蝶しのぶならではの呼吸法です。自身が強いだけでなく、指導にも優れており後輩からも慕われている存在です。姉のように平和主義のようにふるまいますが、実は直情的で感情豊かなメンバーです。

花の呼吸のもう一人の使い手が、栗花落カナヲ(つゆりかなお)です。栗花落カナヲは主人公と同期の鬼殺隊のメンバーで、朝から晩までシャボン玉をすることが趣味などミステリアスな不思議美少女です。剣士としてはとても高い実力を持っていて、見かけからは想像することができないくらいの強さを誇っています。

栗花落カナヲは、虐待をされていた過去を持ち、親に売られるところを胡蝶姉妹に助けられています。そのため、胡蝶姉妹には絶大な信頼を置いていますが、自身の感情は欠落しており、物事を決めてもらわなければ自身でなにもできないといった欠点を持っているキャラクターです。物事を決める際には慕っていた、胡蝶カナエにもらったコインを投げて物事を決定しています。

栗花落カナヲは、保護された当初は全く鬼殺隊に入るなどといった意思はありませんでした。胡蝶姉妹の住む家で、家事やけが人の治療をするなどといった仕事をしようと思ったものの、うまくできなかったため、胡蝶姉妹が戦いの際に使う呼吸法を見様見真似で自身で練習し、花の呼吸を習得した実力者です。胡蝶カナエが鬼との闘いで亡くなったこともあり、最後は自身の意思で鬼殺隊になっています。

花の呼吸の使い手は、胡蝶カナエと栗花落カナヲの二人ですが、花の呼吸の終の型・彼岸朱眼は、栗花落カナヲ独自の花の呼吸であり技のため、胡蝶カナエは使うことができません。

花の呼吸は、上記にも書いた通り水の呼吸かた派生した呼吸法です。水の呼吸から派生した花呼吸は、蟲の呼吸に派生しており、花の呼吸の使い手であった胡蝶カナエの妹の胡蝶しのぶが習得しています。

花の呼吸の使い手は、胡蝶カナエが亡くなった現在、栗花落カナヲのみです。栗花落カナヲが、習得した花呼吸を使う日輪刀(にちりんとう)の色は、ピンクです。水の呼吸(青の日輪刀)から派生した花呼吸は、青よりの紫などような気もしますが、栗花落カナヲの日輪刀は赤よりのピンクのため、炎の呼吸(日輪刀が赤)に近い物ではないか？とファンの間では話題になっています。

日輪刀とは、鬼の弱点である太陽に近いところで作られた刀で、太陽以外に鬼を殺すことができる鬼殺隊が使う武器です。日輪刀の色は、使う呼吸法によって色が変わり、水の呼吸は青・炎の呼吸は赤・風の呼吸は緑・岩の呼吸は灰色・雷の呼吸は黄色に変化します。

栗花落カナヲが使い手の花の呼吸は、綺麗な剣術といった声が多く上がっています。強いけど可愛いといった声も多く、栗花落カナヲが可愛いといった声も多く上がっています。そのためか、花の呼吸が好きな女性の鬼滅の刃ファンは多く、栗花落カナヲのコスプレをする鬼滅の刃ファンの女性も多くいます。それほど可愛いと女性からも支持される呼吸法であり、キャラクターです。

また、栗花落カナヲが自身の視力を失うかもしれない危険を払いながら繰り出す技・花の呼吸の終の型・彼岸朱眼は、かっこいいといった声も多くあがっています。終の型・彼岸朱眼は、自身が失明するかもしれないといったリスクを背負って行う技のため、その背負った覚悟が感じられる怖さまで感じるかっこいい花の呼吸の技として支持されています。

鬼滅の刃ファンの中では花の呼吸を習って、継承したい。といったファンも多いです。花の呼吸の使い手でもある栗花落カナヲは、見様見真似で花の呼吸を習得しましたが、胡蝶カナエから花の呼吸をちゃんと教えてもらいたいといった声が多いです。自身の特性によって、習得できる呼吸法は違ってきますが、花の呼吸を習得したいといった声が多いです。

可愛くてかっこいいと人気を集めている花の呼吸は、胡蝶カナエと栗花落カナヲだけが使える人気の呼吸法です。鬼滅の刃には、花の呼吸のほかにも魅力的な呼吸法が数多く登場したり、キャラクター事に背負っている過去が違ったりと、戦う方向は一緒ですがいろいろなストーリーが盛り込まれていて面白いと人気を集めています。気になった方は、一度鬼滅の刃を見てみてはいかがでしょうか？